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2021年9月17日

旅の思い出 海外編 4

6)1994年8月ー9月 憧れのイタリア旅行(2)
サンジミニャーノ、シエナ、アッシジ、ローマ

8月27日から8月30日までミラノからヴェネチア、パドヴァ、ラヴェンナ、フィレンツェ、を観光して、後半は8月30日から9月2日まで、サンジミニャーノ、シエナ、アッシジ、そしてローマを周る、なか7日間の観光ツアーだった。
 ローマでちょっとにわか雨に振られただけで、毎日、ほとんど快晴に恵まれた。

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サンジミニャーノ トスカーナの丘

フィレンツェから南西57km、標高334mの丘の上の街サンジミニャーノ。城壁の中に形成されるこの町は高い塔が連立することで有名だが、これらの塔はかつて富や権力の象徴であり、最も多いときで70を越える塔が林立していたようだ。 いまでも14の塔が残っており、中世の面影を今に伝えている。 サンジミニァーノの塔の上からは、トスカーナのぶどうとオリーブ畑が見渡せた。なだらかな丘が幾重にも遠くまで続く。

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サンジミニャーノ ドゥオモ(参事会教会大聖堂)広場 

サンジミニャーノにもドゥオモがあった。周囲を七つの塔に囲まれたドゥオモ広場に面するこの大聖堂の元の教会は12世紀にローマ教皇エウゲニウス3世により建造された。高さ54メートルの鐘塔をもつ。モデナの司教で397年にこの地で死亡した聖ジミニャーノを祀り、ここから町の名前になっている。ファサードは東向きで、18段の広い階段の上に建つ13世紀のロマネスク様式である。

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シエナ カンポ広場

シエナはフィレンツェから南へ約50kmのところにある。中世には金融業で栄えた有力都市国家であり、13世紀から14世紀にかけて最盛期を迎えた。フィレンツェとトスカーナ地方の覇権を競い、またその経済力を背景として、ルネサンス期には芸術の中心地のひとつであったそうだ。

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アッシジ サンフランチェスコ聖堂

シエナからボローニアへ移動し、そこで1泊した。翌日、アッシジへ向かった。アッシジは首都ローマから北へ約131kmのところにある。フランシスコ会の創設者である聖フランチェスコの出身地として知られており、キリスト教の巡礼地としての性格を持つ都市でもある。最大の見所はサン・フランチェスコ聖堂である。聖堂は町の北西の斜面の上に建ち、斜面を有効に利用するため建物は上下二段に分かれている。上堂部分はゴシック様式、下堂の部分はロマネスク様式になっている。聖堂にはチマブーエ、ジョット、マルティーニなどの画家の手になるフレスコ画が多数描かれ、上堂内部はルネサンス初期の画家ジョットによる28の場面を描いた聖人フランチェスコの生涯のフレスコ画が、また下堂には「玉座の聖母と4人の天使と聖フランチェスコ」がそれぞれ一番の見所である。私たちが訪れた1994年から3年後1997年に大地震で大打撃を受けた。ボランティアによる修復工事などにより、2000年にはほぼ元の形にもどった。

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アッシジ サンタ・キァーラ修道院

サンフランチェスコ聖堂の関連施設群であるサンタ・キァーラ修道院は、聖フランチェスコの精神に従った女性キァーラ(クララ)のグループが建てた女子修道院で、1257年に完成した。ファサードはサンフランチェスコ聖堂と似ているが、アッシジの町にも多く使われている白とばら色の大理石を縞模様に積み重ね、中央にバラ窓と入口がひとつずつあるだけでシンプルです。

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アッシジ 城塞

アッシジは城壁の街と言われる。市街地は丘陵に沿って東西に長く形成されており、これに伴って城壁も東西に長く築かれた。城壁は市街地西端のサン・フランチェスコ聖堂から山上まで伸び、その山上にはロッカ・マジョーレ「大きな城砦」がそびえる。

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ローマ トレヴィの泉 -1

アッシジを巡ったあと、その足でローマに入った。いよいよ最後の訪問地である。ローマにはたくさん見るべきところがあり、翌日と2日間での観光となった。トレヴィの泉は1762年に完成している。後ろのポーリ宮殿と一体になったバロック・ロココ様式の豪華な造りが魅力の、ローマで最も大きく、 夢のある美しい噴水という。

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ローマ トレヴィの泉 -2

「後ろ向きの肩越しにコインを1枚投げ入れたなら、またいつの日か必ずローマに戻ることができる」と言い伝えられ、いつもたくさんの観光客であふれかえるローマの超人気スポットである。

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ローマ ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂 

ローマ旧市街のほぼ中心にあるヴェネツィア広場をバスで通った。写真の建物はヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂という。1885年、イタリア統一運動時に核となり、統一後はイタリア王国の王家となったサヴォイア家 のヴィットーリオ・エマヌエーレ2世を王国の国父と見なし、その偉業を讃えるべくその息子であるウンベルト1世の治世に建設が開始された。建設開始から16年後の1911年に落成式が行われ、1925年に完成した。目立って聳え立つ新古典主義の建築物は、古代ローマや中世時代の建物が入り乱れる同地において浮いた存在であり、しばしば景観についての議論の対象となったそうだ。特に地元の人間からは景観を乱す存在として、独特の柱や階段の位置から「ウェンディングケーキ」「タイプライター」「入れ歯」といった蔑称で呼ばれていた。そのためかガイドさんからはほとんど説明がなかったと記憶している。

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ローマ コロッセオ

ローマ帝政期の西暦80年に、ウェスパシアヌス帝とティトゥス帝によって造られた円形闘技場。建造後1900年以上経ってもコロッセオは今もって古代ローマの象徴でありつづけている。各種イベントに使用されることも多く、2016年5月には日本とイタリアの国交樹立150年を記念してライトアップが行われた。観光地としての評価も高く、2015年にロンリープラネット社が発表した「世界の究極の観光地ベスト500」では、コロッセオは欧州最高の7位にランクインした。(wikipediaから引用)

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ローマ ティトゥスの凱旋門 

ガイドさんの説明でコロッセオを見学したあと自由散策となった。フォロ・ロマーノの入り口になるのかどうか、「聖なる道」を歩く。行く手に見える門はティトゥスの凱旋門だ。wikipediaによれば、ティトゥスの凱旋門は82年、ローマ帝国第11代皇帝ドミティアヌスにより、先代皇帝でドミティアヌスの兄でもあるティトゥスのエルサレム攻囲戦等での戦功を称えるため建てられたそうだ。この凱旋門は、16世紀以降に建てられることとなる凱旋門のスタイルの手本とされ、その中には有名なパリのエトワール凱旋門などがある。フォロ・ロマーノを見て歩くには事前勉強不足であった。

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ローマ バチカン宮殿

バチカン宮殿  は、バチカン市国内のサン・ピエトロ大聖堂に隣接するローマ教皇の住居である。

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ローマ バチカン宮殿の衛兵

バチカン市国で見かけるローマ教皇を警護するスイス衛兵隊は、カラフルな衣装を纏ったバチカンの花形的存在として目立つ。しかし、バチカン市国なのにスイス傭兵なのだ。 現在のスイスは、傭兵を禁止しているそうだが、儀礼的要素が強いことなどから例外として維持されているという。現存する国軍では創設時期が最古の軍である。

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ローマ 法王の執務室

ローマ法王は教皇とも呼ばれる。毎週日曜にサンピエトロ広場で行っている「正午の祈り」では、教皇が広場に面した宮殿の執務室の窓を開けて姿を見せ、信者に向けて説教したり、メッセージを伝えたりする。ガイドさんから「どの窓」かを説明されたが忘れてしまった。

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ローマ バチカン美術館 地図のギャラリー

ローマの2日目はバチカン美術館見学から始まった。wikipediaによれば、16世紀末に教皇ユリウス2世により創設されたバチカン美術館は、ベルヴェデーレの中庭の大部分を占めており、世界で最も大きな美術品コレクションの一つであり、歴代の教皇が蒐集した美術品の膨大なコレクションを展示している。ミケランジェロをはじめとする画家たちにより装飾されたシスティーナ礼拝堂と、ラファエロを中心とする画家たちにより装飾された教皇の居室は、見学コースに含まれている。地図のギャラリーは教皇宮殿内にある。幅6m、長さ120mの大ギャラリーの壁面にイタリアや教皇領の地図がフレスコ画で描かれる。1580年-1583年に描かれたものである。

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ローマ バチカン美術館 無原罪のマリアの間の天井

「無原罪の御宿り」という教義は聖母マリアが、神の恵みの特別なはからいによって、原罪の汚れと穢れを存在のはじめから一切受けていなかったとする、カトリック教会における教義である。中央の祭壇にマリア像がある。

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ローマ バチカン美術館 ラオコーン像

ラオコーン像 は、バチカン美術館のピオ・クレメンティーノ美術館に所蔵されている古代ギリシアの大理石製の彫像。ギリシア神話のトロイアの神官ラオコーンとその2人の息子が海蛇に巻き付かれている情景を彫刻にした作品である。古代ローマの博物家プリニウスによると、この彫像の作者はロドス島出身のアゲサンドロス、アテノドロス、ポリュドロスの三人の彫刻家であるとしている。(wikipediaによる)

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ローマ パンテオン神殿 内部

パンテオン神殿のファサードはギリシャ神殿のようだった。最初のパンテオンは紀元前25年、初代ローマ皇帝アウグストゥスの側近マルクス・ウィプサニウス・アグリッパによって建造された。現在、ローマで見ることが出来るのは118年から128年に掛けて、ローマ皇帝ハドリアヌスによって再建されたこのパンテオンである。画家ラファエロの墓もここにある。毎年8月6日と9日には、ここで、原爆忌 Mai più Hiroshima(Never more Hiroshima) が行われている。

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ローマ パンテオン神殿 天井

建物は、深さ4.5mのローマン・コンクリート基礎の上部に直径43.2m の円堂と半球形のドームが載った構造で、壁面の厚さは6mに達するが、高さによって材質を使い分けており、ドーム上部は凝灰岩と軽石を素材として用い、その厚さは1.5mに減じる。床からドーム頂部までの高さは直径と同じ43.2mで、天井にはオクルス(ラテン語で「目」の意)と呼ばれる採光のための直径9メートルの開口部があり、当時は日時計の役割もあったようだ。雨が降ると雨水が落ちてくるらしく、床には水はけの溝があるという。

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ローマ スペイン広場

スペイン広場は近くにあるスペイン大使館にちなんで命名されたそうだ。広場の中央には、「バルカッチャの噴水(舟の噴水)」がある。東側にトリニタ・デイ・モンティ教会へと続く「スペイン階段(トリニタ・デイ・モンティ階段)」があった。映画「ローマの休日」で、オードリー・ヘプバーン扮する王女がジェラートを食べたシーンでもおなじみの場所である。 今は保全のため、広場での飲食や階段での座り込みが法令で禁止されたそうだ。

2013年2月 6日

今年もグァム島へ 1月26日~29日 2/2


 楽しみにしていたグァムツアーもあっという間に3日間が過ぎた。今回は初参加のメンバーもいたので、最終日は午前中観光をしようということになった。朝食は浜辺のレストランで、ブッフェ朝食を食べることにした。朝の日差しは柔らかく心地よい。
  観光には7人が参加。午前9時に2台のタクシーに分乗し、ホテルを出発。まずはフィリピン海に突き出た恋人岬へ行く。パセオ公園、スペイン広場、聖母マリア大聖堂、ラッテ・ストーン公園、アフガン砦をまわり、最後に海中展望塔でサンゴ礁の海を泳ぐ魚を見て、ホテルに戻った。
 ホテルを1時半に出発、空港へ。到着便が遅れたため、15時20分発が少し遅れたが、JL942便に搭乗した。
 グアムに来始めて、初めのころは観光客の9割は日本人と言われていたが、今回はホテル宿泊客も、街でも、韓国の人たちがとても多かった。DFSでは中国語もしばしば聞こえてきた。

14.朝の浜辺
ホテルからはプールの脇を通って砂浜に出られる。朝は砂浜を散歩する人も多い。浜辺にブッフェで朝食を食べさせる店があった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/2000秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
  朝の浜辺;クリックすると大きな写真になります
15.恋人岬からタモン湾を望む
まず、タモン湾の北東にある恋人岬へ行く。フィリピン海に向けて突き出した岬の上にある展望台からの眺めは素晴らしい。スペイン統治時代に、チャモロの美しい娘が、結婚を迫るスペイン人総督から逃れ、チャモロ人の恋人と永遠の愛を誓い、髪を結びあってこの岬から身を投げた、という悲恋伝説からこの名が付けられたという。伊豆の土肥の近くにも恋人岬があり、行ったことがある。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/1600秒 7.0mm ISOオート ) 露出補正 なし
恋人岬からタモン湾を望む;クリックすると大きな写真になります
16.結婚式を挙げた人たち
こで結婚式を挙げた人たちの名前が掘られた「Two Lovers' Poin Wedding Wall」というのがあった。ほとんどが日本人の名前である。すぐ近くに教会がある。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
結婚式を挙げた人たち;クリックすると大きな写真になります
17.悲恋物語
結婚を許されなかった恋人同士が、永遠にはなれることがないようにと、この崖から身を投げたという、いにしえのチャモロ伝説が語り継がれてきた。美しく整備され、観光客に古代チャモロ・ロマンスのドラマを伝えている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/400秒 8.2mm ISOオート ) 露出補正 なし
悲恋物語;クリックすると大きな写真になります
18.キリギリス?
一緒に歩いていた人が、「あんなところに大きなバッタがいる」と教えてくれた。2mほどの高さがある古い鉄柵の上で、見張りでもするように止まっている姿が面白い。体調6~7cmはあった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
キリギリス?;クリックすると大きな写真になります
19.パセオ公園
恋人岬を後にして戻るようにタモン湾に沿って走り、タモン湾とハガニア湾を分けるように海に突き出した人工の半島にあるパセオ公園に着いた。近くに野球場などがあり、かっては巨人軍もキャンプをしたと、案内役を兼ねるタクシーの運転手さんが話してくれた。タモン湾の向こうに恋人岬が見える。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
パセオ公園;クリックすると大きな写真になります
20.聖母マリア大聖堂
グァム1号線を渡って、少し山側に走るとスペイン広場があった。スペイン広場は、1736年から1898年にかけてスペイン総督邸が建っていたところだ。建物のほとんどは太平洋戦争時に破壊されてしまったが、今も残る旧跡に当時の面影が偲ばれる。聖母マリア大聖堂というのはスペイン広場の東に建つ、白亜の美しい大聖堂だった。グアムを代表するカトリック教会で、公式の宗教行事が行われることも多く、1669年にサン・ビトレス神父の指揮のもと、グアムで初めて建てられた由緒あるカトリック教会だそうだ。その後、何度も建て替えられたが、現在のものは1958年に完成した。祭壇も斬新な感じがする。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/40秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
聖母マリア大聖堂;クリックすると大きな写真になります
21.聖母マリア大聖堂内部
祭壇の左側から入口の方を眺める。外の光がよく採りこまれ、とても明るい。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
聖母マリア大聖堂内部;クリックすると大きな写真になります
22.聖母マリア大聖堂のステンドグラス
そのステンドグラスは、ヨーロッパ旅行でよく見る教会のそれとは、趣を異にする。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
聖母マリア大聖堂のステンドグラス;クリックすると大きな写真になります
23.ラッテ・ストーン公園
ラッテ・ストーンとは9世紀から17世紀にかけて作られたチャモロ人の古代チャモロ文化の遺跡である。ラッテ・ストーンが何に使われたものかは、17世紀後半のスペインによるマリアナ諸島の侵略により、古代チャモロ文化が途絶えてしまったためよくわかっていないが、最近では建造物の土台説が有力となっているそうだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/200秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
ラッテ・ストーン公園;クリックすると大きな写真になります
24.アフガン砦
スペイン広場の西側の高台にアフガン砦があった。スペイン統治時代の1800年頃にチャモロ族の大反乱に対してスペイン軍の拠点となった砦だそうだ。スペイン総督マニュエル・ムロは、自ら築いたこの砦に、妻ドナ・アグエダ・デル・カミーナの名を付けたことから、別名を「サンタ・アグエダ砦」ともいうとのこと。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/640秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
アフガン砦;クリックすると大きな写真になります
25.アフガン砦の大砲
展望台となっている高台にはハガニャ湾に向けて3台の大砲が据えてあった。どうやら本物ではないらしい。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1250秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
アフガン砦の大砲;クリックすると大きな写真になります
26.海中展望塔
1号線をハガニャ湾沿いにさらに南西へ進むと海に向かって長い橋がある。ここが海中展望台になっていて Fish Eye Marine Parkという。長い橋を渡って塔に着くと下へ降りる階段があり、海中を展望することができた。まじかで泳ぐ魚が眺められる。この場所は餌を放出する装置があるらしく、入れ替わりながら魚が集まってくる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/100秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
海中展望塔;クリックすると大きな写真になります
27.発電所
展望塔へつながる橋の途中から西の方を眺めると火力発電所が見えた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/1000秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
発電所;クリックすると大きな写真になります
28.Fish Eye Marine Park をあとに
海中展望塔から長い橋を戻りながら、振り返って撮る。ここフィッシュアイマリンパークはピティ湾海洋保護区にある。私たちが泊まったオンワード・ビーチ・リゾート・ホテルから西に10数キロというところだろうか。さらに西側にはグアム最大の商業港であるアプラ港がある。これで観光ドライブを終え、ホテルに戻った。昼食はロビーで軽く済ませ、空港へ向かった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/1600秒 9.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
Fish Eye Marine Park をあとに;クリックすると大きな写真になります

2011年2月24日

2011 7th Guam Silver Tour 2/2 1月26日


 1月26日、あっという間の3泊4日は、もう帰る日になってしまった。飛行機は3時過ぎなので、午前中は自由な時間がある。13名のメンバーはそれぞれ、ショッピングモールへ行ったり、泳いだりして楽しむことになる。
 私は、単独行動をして、写真を撮りに海沿いにハガニャ(Hagatna)の方へ歩くことにする。結果からいうと少々計画性に欠けていた。往きも帰りも汗をかくのを覚悟の上、ひたすら歩いたが、時間が足りなかった。それと見るべきものがどこにあるのか分らず、通りに面したところしか見られなかった。
 タクシーでハガニャかその先の太平洋戦争国立歴史公園まで行って、スペイン橋、聖母マリア大聖堂、ラッテ・ストーン公園、チャモロビレッジなどを見て、時間があれば、歩いてホテルへ戻るか、アガニャ・ショッピングセンターからタクシーに乗ればよかったと思う。

10.アガニャ(Agana)湾から外洋を望む
まずはホテルのプールサイドから海岸に出て、海辺をハガニャの方へ向かって歩く。ハガニャの方へカメラを向けるといくつもの岬が外洋へ突き出ている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(F5.6 1/328秒 110.4mm ISO100 )露出補正 -0.3段
アガニャ(Agana)湾から外洋を望む;クリックすると大きな写真になります
11.投網漁
もちろん地元の人であろうが、じっと海を見つめて投網を投げるタイミングをはかっている。しかし、投げた瞬間を撮ろうとしばらく待っていたが、投網は投げられずじまいだった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/422秒 32.7mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
投網漁;クリックすると大きな写真になります
12.海辺のカモメ
カモメというのは、常に数羽で行動するものと思っていたが、このカモメは全くの独りだった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/306秒 59.9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
海辺のカモメ;クリックすると大きな写真になります
13.親子
何という鳥なのか解らないが、左側が親鳥で右側が子。もう一匹いて計3匹で砂浜を歩いていた。親鳥の足が黄色い。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/400秒 75.7mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
親子;クリックすると大きな写真になります
14.Hotel Onward Beach Resort
振り返って、私たちが止まったホテルを眺めた。左側の建物がタワーで右側の建物がウイングと呼ばれている。私たちはウイングの方に泊まった。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 14.7mm ISOオート )
Hotel Onward Beach Resort;クリックすると大きな写真になります
15.St.Maria Arena Chapel
海辺を歩いていると、教会の裏手へ出た。その先に左へ小道があり、通りへ出る。その通りに面してこの教会がある。静まり返っていた。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8 1/200秒 6.1mm ISOオート )
St.Maria Arena Chapel;クリックすると大きな写真になります
16.島三代の女性像
Guam島のルート1、マリン・ドライブと呼ばれている片側3車線の道路をハガニャに向かって歩く。暑い。しばらくいくと、"The Women of The Isrand"と書かれた像があった。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/800秒 9.1mm ISOオート )
島三代の女性像;クリックすると大きな写真になります
17.タムニンを振り返る
随分歩いた。蝶はほとんど見られないが、道路わきの草むらに小さなホリイコシジミが飛び交う。ここまで来ると我々の泊まっているホテルがあるタムニン地区の全容が望める。左の方にあるのがシェラトン・ホテルである。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/624秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
タムニンを振り返る;クリックすると大きな写真になります
18.大酋長キプハの像
歩き始めて、1時間半、ようやくハガニャ地区に着いた。思ったより時間がかかっている。キプハ酋長は、17世紀のハガニアの酋長で、チャモロ人として初めてカトリック教会の建立を許可した酋長であるとのこと。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/375秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
大酋長キプハの像;クリックすると大きな写真になります
19.Padre Palomo Park
ここはPadre Palomo Memorial Park(パロモ神父記念公園)というところ。あとで分かったことだが、いわゆるハガニャの歴史地区は道路の反対側(南側)にあたり、そこにスペイン広場や、ラッテ・ストーン公園、聖母マリア大聖堂があった。その時は道路を反対側に渡ろうかと思ったが、時計を見て、戻りの時間を考えると余裕もなく、渡らずに引き返してしまった。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/250秒 4.6mm ISOオート )
Padre Palomo Park;クリックすると大きな写真になります
20.アガニャ川
大酋長キプハの像とパロモ神父記念公園の間の海に、Agana川が流れ込んでいた。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/640秒 10.8mm ISOオート )
アガニャ川;クリックすると大きな写真になります
21.パラセイリング
後で見たパンフレットによると、2人乗り座席シート付きパラセイリングらしい。ボートで引っ張って大空へ舞い上がる。上空30~50メートルへ上がり、グアムのシティービューや紺碧の海を眺める空の旅をお楽しみくださいとうのが売りのようだ。海を眺めながら来た道を戻ってホテルに着いたのは、11時半だった。8時半くらいから歩き始めているので、3時間歩いたことになる。蝶の写真の収穫はこれといってなかった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/354秒 110.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
パラセイリング;クリックすると大きな写真になります


2009年10月29日

1994年イタリア 初めての海外ツアー その2

 ルネッサンスと呼ばれる西欧のあらゆる近代芸術の源となったフィレンツェの街を堪能した翌日、ツアー一行は、ローマに向けて進み、途中にあるサン・ジミニャーノ、シエナ、アッシジを訪ねて行った。
 9月1日にローマに入ったが、まだ、夏は終わっておらず、暑かったのを思い出す。
ローマでは2日間滞在し、半日の自由時間も楽しんで、ローマ・フィウミチーノ空港から帰国の途についた。
12.塔の町 サン・ジミニャーノ
塔の町として知られている。トスカーナのマンハッタンと言われているらしい。13-14世紀の最盛期には、塔の数は72本に達したが、現在は15本が残るだけだとか。ポポロ宮殿の塔に上ることができ、その上から、町を眺めることができた。

EOS 650 Canon EF 35-70mm F3.5-F4.5
プログラムオートで撮影 ASA400 ネガカラーフィルム 以下同じ
塔の町 サン・ジミニャーノ:クリックすると大きな写真になります
13.サン・ジミニャーノ チステルナ広場
町の中心である広場を見下ろす。広場には古い井戸があるが、チステルナというのは井戸を意味する。井戸の周りで観光客のグループがガイドの説明を聞いている。
サン・ジミニャーノ チステルナ広場:クリックすると大きな写真になります
14.シエナ カンポ広場
小学校の運動場位の広さの広場だった。赤い煉瓦が敷きつめられた広場は白い縁取りによって9つに分けられている。そのひとつひとつが9人からなる都市国家シエナの政府の構成を表しているという。この日も暑い日だった。観光客もマンジャの塔がつくる日陰で一休み。
シエナ カンポ広場:クリックすると大きな写真になります
15.アッシジ サン・フランチェスコ聖堂
前の日は、シエナからペルージャに入って泊まり、この日はアッシジを訪ねた。朝の陽ざしを浴びてサン・フランチェスコ聖堂が映える。
アッシジ サン・フランチェスコ聖堂:クリックすると大きな写真になります
16.アッシジ 上の教会を眺める
サン・フランチェスコ聖堂は斜面に建てられていて、2層に分かれている。前の写真は上の教会で、それを下の教会の脇から眺めたのがこの写真。下の教会は内部は暗く、びっしりとフレスコ画が描かれていた。
アッシジ 上の教会を眺める:クリックすると大きな写真になります
17.アッシジの街角
サン・フランチェスコ聖堂からドゥオモへ向かう道を観光客が歩く。
アッシジの街角:クリックすると大きな写真になります
18.ローマ トレビの泉
あまりにも有名である。バロック様式の舞台的効果にあふれた噴水。観光客はみな後ろ向きになって、コインを泉に投げ入れるが、一日にいったいいくら位のコインが溜まるのだろうか? 投げ入れられたコインはどこが回収するのだろうか?そして何に使われるのか?
ローマ トレビの泉:クリックすると大きな写真になります
19.コロッセオ
「ローマは永遠なり、されどコロッセオ崩れる時ローマも終わる」という中世以来の言い伝えがあるそうで、要するにローマのシンボルである。観客席は5万人を収容したという。紀元前70年ころに建設が始まり、完成したのは100年以上後の80年とのこと。
コロッセオ:クリックすると大きな写真になります
20.スペイン階段
スペイン広場にある137段の広々とした美しい階段。いろいろな国からの観光客が集まる。にわかに雨が降ってきたら、傘を売るちょっと肌の色が違う少年が寄ってきた。
スペイン階段:クリックすると大きな写真になります
21.パンテオン内部
渋谷に同じ名前の封切り映画館があったが、パンテオンとはギリシャ語で「よろずの神の神殿」という意味とのこと。建てられたのは紀元前27年。ドームの中央には採光用の天窓がある。そこから差し込む光は幻想的でさえある。
パンテオン内部
22.ヴァティカンの衛兵
ヴァティカンは世界一小さな国。世界に約8億人の信者を持つカトリックの総本山である。サンピエトロ寺院の入り口にはスイス人の衛兵が立つ。ヴァティカン博物館にあるシスティーナ礼拝堂のミケランジェロ「最後の審判」は修復され、美しい色に復元されていた。
ヴァティカンの衛兵:クリックすると大きな写真になります