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2016年1月 1日

新年のご挨拶

みなさま 明けましておめでとうございます

平素は Studio YAMAKO をお訪ね下さりありがとうございます。n-shuheiさんからお声掛けいただき、2006年6月にはじめた私の拙い写真のブログは10年を経過しました。ひとえにn-shuheiさんのご支援の賜物と厚く御礼申し上げます。みなさまにはたびたびお訪ねいただき、ありがとうございました​。

​  昨年1月は、2013年に続き2度目のバリ島旅行をし、蝶の写真も撮ってきました。また、3月には単身で石垣島と竹富島へ撮影に行ってきました。あいにく、石垣島と竹富島を訪れたときは気温が低く、活動する蝶の数が少なかったのが残念です。石垣島、竹富島には10年前にも行っています。

石垣島、竹富島で2005年5月と昨年3月に撮った蝶たち
nenga2016.jpg

左上から右へ順次 
  • ヤエヤマウラナミジャノメ ​2005年5月8日 ​石垣島真栄里林道
  • ヤエヤマイチモンジ ​2005年5月8日​ 石垣島真栄里林道
  • イシガキチョウ 2005年5月8日 石垣島真栄里林道
  • アオタテハモドキ♂ 2005年5月8日 石垣島真栄里林道
  • アオタテハモドキ♀ 2005年5月8日 石垣島真栄里林道
  • スジグロカバマダラ 2005年5月8日 石垣島南部
  • ナミエシロチョウ♀ 2005年5月8日 石垣島真栄里林道
  • シロオビアゲハ♀ 2005年5月8日 石垣島南部
  • ジャコウアゲハ♂ 2005年5月8日 石垣島南部
  • カバタテハ 2005年5月​9​日 竹富島
  • リュウキュウアサギマダラ 2005年5月​9​日 竹富島
  • ヒメウラナミシジミ 2015年3月9日 石垣島真栄里林道
  • クロアゲハ♀ 2015年3月9日 石垣島真栄里林道
  • ミカドアゲハ 2015年3月9日 石垣島真栄里林道
  • オオゴマダラ 2015年3月​10​日 竹富島
  • リュウキュウヒメジャノメ 2015年3月​11​日 石垣島バンナ公園

さて、みなさまにとって昨年はどのような1年でありましたでしょうか?
​ 世の中ではいろいろと恐ろしいことがありました。​2月の初め、 日本人ジャーナリストがイスラム国​の兵士に​残酷非道な処刑を受けるというショッキングな報道がありました。胸が痛みます。​その後も​世界各国でイスラム国​に​よるテロが相次​ぎ​、クウェート、フランス、チュニジア、エジプトなど、同時多発的に​テロが​発生​しました。​そして11月には、多くの日本人が住み、多くの​日本人​観光客が訪れて​いる​フランス​の​パリ中心部で​連続​テロ事件が発生、劇場や競技場で銃撃や爆発、120人が死亡、200人以上が負傷​するという事態になりました。​安否を心配された方も多かったと思います。

  一方、うれしいこともたくさんありました。
  今年のノーベル賞は梶田隆明先生が物理学賞を、大村智先生が生理学医学賞を受賞されました。快挙です。ノーベル​生理学​医学賞受賞の大村智先生​は、米国メルク社と​共同開発した​「イベルメクチン」の業績が評価されました。​寄生虫による風土病の治療薬として実用化した「イベルメクチン」は人間のオンカセルカ症(河川盲目症)への有効性が認められ、アフリカなど世界で年間​数億人を失明の恐怖から救っている​そうです。​「イベルメクチン​」​のおかげで、アフリカで生まれてくる子供たちには​、​もう感染症による失明の恐れがないと​いうほど​、人類の健康に大きく貢献し​ました​。世界保健機関(WHO)はメルク社の協力を得て、アフリカなど寄生虫病に苦しむ地域に​「​イベルメクチン​」​を​無償​配布するプログラムを​展開​、メルク社によると、​2012​年までに延べ1​10​億人以上に​「​イベルメクチン​」​が提供された​そうです。メルク社により無償供与された「イベルメクチン」は、重篤な熱帯病オンコセルカ症およびリンパ系フィラリア症の予防と治療に使用​され​、撲滅作戦が進められたのです。さすがメルクです​。​
 ​1949年の湯川秀樹先生のノーベル物理学賞受賞に始まり、 ​日本は非欧米諸国の中で最も多い24名のノーベル賞受賞者を輩出しています。この24名の受賞者はすべて国立大学のご出身でした。

​​

スポーツ界では、10月、イギリスのグラスゴーで行われた世界体操選手権で内村航平選手が個人総合でなんと6連覇を達成しました。​
  同じく10月のラグビーワールドカップでは、日本代表チームはラグビー強国の南アメリカに勝ったのをはじめ、決勝リーグには進めなかったものの、グループリーグで3勝を挙げました。活躍した五郎丸選手が一躍脚光を浴び、その後日本で行われるラグビーの試合が大人気になったのは御存じのとおりです。​
 フィギュアスケートでは、羽生結弦選手がNHK杯で322.40​点、​それに続く​バロセロナで行われた​グランプリファイナルでは​330.43点と2度も300点を越えで世界の頂点に立ちました。​凄いです。​

 3月には北陸新幹線が開通し、東京・金沢間が2時間半で結ばれました。金沢が観光客で大賑わいです。今年3月には北海道新幹線が営業開始されます。

2020年に開催が決まった東京オリンピックに関してもいろいろなことがありました。9月には公式エンブレムに盗作疑惑が持ち上がり、ベルギーのデザイナーが同国の劇場のロゴに酷似しているとして、国際オリンピック委員会を提訴、東京五輪組織委員会は使用中止を決定しました。新国立競技場の建設計画は一旦白紙撤回され、12月に新たな案が決まりました。しかし、この案についても問題が提起されています。とにかく2020年春には完成させなければなりません。

​  8月には ​九州電力川内原子力発電所1号機​が​新規制基準に基づき4年3カ月ぶりに再稼働​しました。日本の原発ゼロ期間は13年9月に関西電力大飯原発(福井県)が停止して以来、1年11カ月で終了したことになります。​
 そして9月、安全保障関連法が成立しました。国会議事堂を囲むデモが行われる中、自民、公明両党などの賛成多数で可決されたのです。従来の憲法解釈を変更、集団的自衛権の行使が可能になると憲法学者らからは「憲法違反」であるとの批判が相次いだのですが・・・。
​  10月にはマイナンバー法が施行、日本で住民票を持つ全ての人に12桁の番号が割り当てられます。社会保障と税の一元管理のためです。私たち夫婦にも11月末マイナンバー通知カードが届きました。
 年の暮れ、12月28日には、日韓外相会談が行われ、慰安婦問題の解決を見ました。大きな問題をクリアできたのではないかと思いましたが・・・。

一昨年に続き、昨年もわたくしが関心を持ったことは自然現象についてでした。
 小笠原諸島の無人島である西ノ島新島は噴火以来2年が経過しましたが、その面積が数百倍に膨れたことはみなさまご承知のとおりです。一昨年は木曽の御嶽山が大噴火して、多くの登山客が犠牲になりました、そして、昨年も日本全域で火山活動が報じられ、​5月には身近な箱根で火山活動が活発になり、箱根ロープウェイが運休になりました。さらに鹿児島県口永良部島の新岳で爆発的噴火が発生、気象庁は噴火警戒レベルを導入以降初となる5に引き上げるに至りました。信州の浅間山でも小規模噴火がありました。浅間山は2009年の噴火以来6年ぶりの噴火だそうです。また、熊本県の阿蘇山中岳第1火口で噴火が発生し、噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げられました。8月になると鹿児島県桜島の山容が膨張し地震が多発、気象庁により噴火警戒レベルは3から4(避難準備)に引き上げられました。
 幸い大事に至ることはなくホッとしたところです。

天候も普通ではありませんでした。
 6月、パキスタン南部を熱波が襲い、最高気温45度を記録、3日間で692人の人が死亡、最大都市のカラチでも300人が亡くなられたと報道されています。
 日本では、2月こそ寒い日もありましたが、3月は平年並みで、4月、5月は歴史的な暖かさとなりました。8月上旬は太平洋高気圧が本州付近に張り出し、北日本から西日本にかけて各地で最高気温が35℃以上の猛暑日が続きました。
​  8月中旬を過ぎると、こんどは9月上旬頃にかけて、西日本から東北の広い範囲で、平年より降水量が多く、日照時間が少ない状態となりました。そして台風18号が東海に上陸、​本州を縦断、その影響で北関東を中心に大雨が降り、宮城県大崎市では渋井川の堤防が、茨城県常総市では鬼怒川の堤防が決壊、甚大な被害をもたらしました。栃木県小山市に住んでいる友人の家のまわりは、お気の毒にも水が溢れ、床下浸水ながら、愛車も水を被り、ガス給湯器が使い物にならなくなるなどの被害に遭われました。
 今も世界中でエルニーニョ現象によると思われる異常気象が続いています。11月以降も暖かい日が続き、紅葉も遅かったように感じます。ドイツでは桜の花が咲いたそうですね。山梨ではヒマワリが咲き、福岡ではアブラゼミが出てきているとのことです。

今年はどんな気候になるのでしょうか?ギフチョウが舞う穏やかな春が待ち遠しいです。

 みなさまにとりまして本年が良い年になりますことをお祈りいたします。

2015年6月13日

日本一周鉄道の旅 5月15日~19日 (5) 最終日 指宿-新横浜


日本一周鉄道の旅から戻って、6月4日に小学校のクラスメートS君が、西調布にある西部地域福祉センターで行われた落語会で高座に上がるというので仲間3人と聞きに行った。演じた「饅頭怖い」はなかなかの熱演で、集まられたのはご高齢の方々だが、みなさんを笑わせ、拍手喝さいを受けていた。終わった後、クラスメートS君のほかに、もう一人の高座に上がられた方と、その活動の世話をしていらっしゃる方の3人でのお疲れさま会に加えていただき、計7人で、たのしい時間を過ごせた。ボランティアで人を楽しませる活動をされている方々に敬意を表する次第だ。


前置きが長くなったが、その時、鹿児島のご出身で81歳になられたという市民活動の世話をされているかたのお話で、終戦直後、鹿児島から東京に出て行くのに、急行「霧島」という汽車があり、なんと、東京まで32時間かかったと聞かされた。座席を確保するには前の日から並び、座席を確保してもトイレにも行けないすし詰め状態だったようだ。少し調べてみると、急行「霧島」は1950年(昭和25年)に運用開始となったようで、1950年当初の鹿児島・東京の所要時間は、下り32時間丁度、上り32時間25分掛かっているという記述を探し出せた。


本題に戻るが、5月19日はいよいよ最終日、朝から青空が出て、すがすがしい。「白水館」は海に面した大きな庭園があり、プールもある。また、「白水館」が創業以来60年の歳月をかけて蒐集した幕末から明治にかけて、ひときわ輝いた薩摩の歴史と文化を伝えるコレクションを展示する「薩摩伝承館」という立派な造りの美術館がある。


8時半過ぎ、この日半日、長崎鼻と鹿児島の城山を観光するバスに乗って「白水館」を後にした。

薩摩半島の最南端にある長崎鼻へ行く途中は、バスの車窓から開聞岳の全景が眺められた。また、長崎鼻からは、硫黄島さらに屋久島の島影が見えた。屋久島が見えるのは本当に珍しいという。次に行った城山公園は桜島の展望台になっているが、この日は頂上付近は雲に覆われ、その雲の上から煙が見えていた。


私は、この日は何か蝶の写真が撮れるのではないかと楽しみにしていた。ツマベニチョウは、薩摩半島、大隅半島が北限の生息地とされ、食樹であるギョボクが多い長崎鼻では良く見られると聞いたことがある。しかし、発生時期は7月で、今は飛んでいない。城山公園ではこの旅行での最初で最後の蝶の写真、モンキアゲハを撮った。このとき、アオスジアゲハにしては白っぽい蝶が飛んでいるのを見た。吸水に下りてくるかと思ったが、そのまま飛び去ってしまったその蝶は、ミカドアゲハではなかったかと思う。


バスは、12時45分、鹿児島中央駅に着いた。いよいよ帰路に着く。13時40分発の「さくら558号」に乗り、新大阪で「ひかり532号」に乗り継ぐ。最後の駅弁が鹿児島中央駅で調達されるようだが、4人そろって無性にラーメンが食べたくなり、駅構内のラーメン屋で薩摩ラーメンを食べた。


新横浜着20:52、鹿児島中央から約8時間、昭和50年の急行「霧島」に比べると4分の1の時間でたどり着いた。ツアーで一緒だったご夫婦、そして、今回この旅行に誘っていただいた家内の友人夫妻に別れを告げ、タクシーに乗った。ご主人には、それぞれの列車の詳細な時刻表を見やすく作成していただき、それがこのブログを綴るのに大変役にたった。車窓から写真を撮っていたが、ファイルに記録された撮影日時で、その時刻表と合わせ見て、どの辺を走っていたかを確認できたのがありがたい。


今回のツアーは「クラブツーリズム」の企画だった。添乗員の女性がとても良い方で、説明がとてもわかりやすく、迷うことはなかった。感謝したい。


98.「白水館」の庭
「白水館」には、海に向かって広くて美しい庭があった。これはバリ島のリゾートホテルにあるようなプールだ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 12mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
99.こいのぼり
海に面した「白水館」の庭に、こいのぼりがたなびいていた。もう5月も後半である。こいのぼりは何時まで飾られるのだろうかとの疑問を持った。飾る時期と同様にしまう時期は特に決まりはないそうだ。一般的には5月5日以降、5月の連休や中旬ぐらいまでにしまわれることが多い。 また、旧暦の場合は大体一ヶ月遅れになるので、5月いっぱい揚げられることも多いという。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 11mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
100.「薩摩伝承館」
昨日、指宿駅前からマイクロバスに乗って「白水館」の入り口に入ってきたとき、左手に立派な和風建築の建物があった。これが「薩摩伝承館」だった。早朝に散歩したのでまだオープンしていなかったが、ここには、先に記したとおり、「白水館」が創業以来60年の歳月をかけて蒐集した幕末から明治にかけて、ひときわ輝いた薩摩の歴史と文化を伝えるコレクションが展示されている。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1160秒 12mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
101.開聞岳
8時45分、私たちの乗った観光バスは「白水館」を出発し、長崎鼻に向かった。バスの車窓からは、昨日は雲に覆われて見えなかった開聞岳の全景が見えた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/640秒 14mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
102.長崎鼻から見えた硫黄島
30分ほどで長崎鼻に着いた。ここは薩摩半島の最南端である。バスを降りて展望台のある長崎鼻の先端まで歩く途中、硫黄島が見えるとバスガイドさんが教えてくれた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/800秒 59mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
103.屋久島の影
さらに「あっ!今日は屋久島も見えてます」という。私の視力では、かすんでいてなかなか確認できなかったが、やっと判別できた。宮之浦岳の上の方は雲に隠れている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/640秒 179mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
104.長崎鼻から見る開聞岳
長崎鼻から開聞岳は西北西の方向に、海に突き出たように見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 5mm ISO100 ) 露出補正 なし
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105.池田湖
バスは長崎鼻を出発して池田湖の西側を通って、鹿児島市へと走る。車窓から一瞬見えた池田湖と開聞岳を撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/640秒 14mm ISO100 ) 露出補正 なし
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106.石油基地
池田湖の北側から鹿児島湾沿いの国道226号線に出て、JR指宿枕崎線に沿って走る。JX日鉱日石石油基地が見えてきた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 15mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
107.桜島噴火
車窓から桜島が見えていたが、気が付いたら黒い煙が上がっていた。桜島の噴火は、2010年以来毎年1000回くらい記録されているが、今年は4月までですでに700回以上噴火しているという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 15mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
108.鹿児島市電 1011号
鹿児島交通局の国産初の超低床車として2001年12月に完成・搬入されたという。もう15年もたっているのに斬新な車両に感じる。ここでは軌道敷緑化整備事業が実施され、軌道敷や停留所がグリーンで覆われている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/800秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
109.鹿児島市電 2111号
鹿児島市電では、いろいろなタイプの車両が走っている。この車両には「大垣・鶴岡号」とペイントされているが、鹿児島市と姉妹盟約や友好都市にあるところの名前を付けて運行されている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/640秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
110.城山公園
バスは城山公園に到着した。晴れているのだが、残念ながら桜島の山頂付近は雲がかかっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/1250秒 19mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
111.モンキアゲハ
城山公園には蝶の姿があったが、ゆうゆうと飛んでいてなかなか撮影のチャンスがない。やっと、モンキアゲハが、「どうぞお撮り下さい」と言わんばかりに梢に静止してくれた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 90mm ISO1100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
112.鶴丸城の石垣
バスは城山から下りて、鹿児島中央駅に向かう。車窓からは1601年(慶長6年)に島津忠恒(家久)により築城された鹿児島城(鶴丸城)の石垣が見えた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/125秒 7mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
113.鶴丸城の堀
鶴丸城の遺構として石垣や堀、西郷隆盛の私学校跡地である出丸跡、大手門との間に架かる石橋が現存しているそうだ。私学校の石垣には西南戦争の際についたといわれる弾痕が多数残っているといわれる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/800秒 7mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
114.鹿児島中央駅
鹿児島中央駅に到着して、バスガイドさんともお別れだ。私が現役時代、鹿児島に出張していたころは西鹿児島駅だった。東京からのブルートレインなどの列車も西鹿児島行きだったように記憶している。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 16mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
115.「さくら558号」
最後の行程となった。ここから13:40発の九州新幹線「さくら558号」に乗車し、新大阪18:16発「ひかり532号」に乗り継ぎ、新横浜へ帰る。新横浜到着予定は20:52だ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 10mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
116.新大阪到着の「さくら558号」
予定通り、17.42に新大阪に到着した。乗り継ぐ「ひかり532号」の発車までの時間、551(蓬莱)の豚まんを買ったり、ビールを買ったり、残り2時間36分を楽しむ準備をした。車内に匂うかも知れないが、周りはお仲間だから許していただこう。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
117.米原駅に停車した「ひかり532号」
最後はグリーン車だった。鹿児島中央駅で配られた最後の駅弁も車内で食べる。このあと「ひかり532号」は定刻に新横浜に到着した。2日目から3日目にかけては少々疲れもしたが、列車に揺られた時間が長かったのに、それほど​疲れを感じていない。良い添乗員さんにも恵まれ楽しい旅行だった。いつもながら、誘っていただいた家内の友人ご夫妻に感謝する。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。


2015年5月29日

日本一周鉄道の旅 5月15日~19日 (1) 新横浜-札幌


 2月の終わりに、年に1~2回、一緒に旅行に出かけるご夫婦から、或る旅行社が企画する「日本一周鉄道の旅 4泊5日」というツアーに行かないかとお誘いを受けた。これは面白いと思い、二つ返事でご一緒することにした。夫婦限定のツアーで、JRのフルムーン・パスを利用する。

  ありがたいことに出発は新横浜駅集合だった。自宅からタクシーでもそれほど遠くない、この時間帯にはタクシーがほとんど走っていないことは承知していたので、前日、タクシー会社に電話をして、朝6時に自宅前に来てもらったが正解だった。
 集合時間は6時45分だったが、6時20分くらいに新横浜駅に着いてしまった。お世話になる添乗員さんはもう来られていた。このツアーの参加者は13組の夫婦で計26名だそうだ。ご一緒する友人夫妻とも合流した。

 4泊5日のコースはおおよそ次のとおりである。14線、18本の列車に乗る。
 5月15日 新横浜(こだま)→東京(東北新幹線はやぶさ)→新青森(スーパー白鳥)→函館(スーパー北斗)→札幌 札幌泊
 5月16日 札幌(スーパー宗谷)→稚内 宗谷丘陵、宗谷岬などバス観光 稚内(スーパー宗谷)→札幌(急行はまなす) B寝台車中泊 
 5月17日 (急行はまなす)→青森(つがる)→新潟(上越新幹線とき)→高崎(北陸新幹線はくたか)→金沢(サンダーバード)→新大阪(ひかり)→岡山 岡山泊
 5月18日 岡山(九州新幹線さくら)→鹿児島中央(指宿枕崎線)→西大山(指宿枕崎線)→指宿 指宿温泉泊
 5月19日 バス観光(長崎鼻、城山桜島展望台観光)→鹿児島中央(九州新幹線さくら)→新大阪(ひかり)→新横浜

 さて、第1日目、東北新幹線の鼻の長い新型車両で一路新青森へ向かう。車窓から写真を撮ろうとするが、この「はやぶさ」は速すぎる。車内で駅弁が配られた。新青森到着は午前11時、乗り継ぐ列車の発車時刻まで1時間半ほどあったので、駅の外に出て、その駅弁を食べた。駅前にあるのはタクシー乗り場だけだった。
 新青森から乗ったのは「スーパー白鳥」という在来線特急だった。これで青函トンネルを潜る。このスーパー白鳥は電車だったが、函館から乗った「スーパー北斗」は振り子式のディーゼル特急で、それがとてもよく揺れるので、速く感じる。
  この日は札幌泊まり。ホテルに落ち着いたのは夜7時を過ぎていたが、せっかく札幌に来たのだからすすきのへ行ってみようと、出かけることにした。ホテルのフロントで"くつろげる居酒屋"を教えていただき、ものは試しで地下鉄に乗ってすすきのへ行く。教えてもらった店は地下鉄の駅を出てすぐ近くだった。貝の刺身がとても旨かった。

1.フルムーンパス
フルムーンと言えば、国鉄時代の上原謙と高峰三枝子のTVコマーシャルを思い出す。一躍、法師温泉が有名になった「フルムーン夫婦グリーンパス」のコマーシャルだった。今回のツアーはこの「フルムーン夫婦グリーンパス」を利用することになるが、全線グリーン車を利用できるわけではない。しかしながら、まず新横浜-東京間の「こだま」はグリーン車が用意されていた。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/60秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
2.「はやぶさ3号」
東京駅7時36分発の「はやぶさ 3号」に乗り込む。我々が乗るのは普通車だった。「フルムーン夫婦グリーンパス」といえどもすべての列車でそのままグリーン車を利用できるわけではないようだ。にわか「撮り鉄」になり、先頭車両、実は最後尾の車両の写真を撮る。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
3.黒磯付近
東北新幹線の営業運転は時速320kmだ。速い。車窓から外の景色を撮ろうとするが、目の前を電柱やら茂みがさっと通り過ぎる。これは黒磯付近を通過中に那須連峰を撮った写真だ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 30mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
4.会津磐梯山
「はやぶさ3号」は大宮を出ると次の停車は仙台だ。郡山、福島付近を通過中に左手に磐梯山が見えてくる。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 30mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
5.一ノ関付近
仙台発9時12分。この写真を撮ったのが9時28分という記録が残っているので、くりこまか一ノ関のあたりだと思う。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 30mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
6.新青森駅
11時に現在の東北新幹線の終点である新青森に到着した。東京から3時間40分である。C62が牽く「はつかり」の時代と雲泥の差だ。新青森駅の駅舎は立派だが、周囲は何もない。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
7.「スーパー白鳥」 先頭車785系
これから乗車する「スー>パー白鳥11号」函館行が新青森駅に停車中だった。この電車で青函トンネルを潜る。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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8.「スーパー白鳥」 789系
先頭車の次に連結されていた789系車両。HEATの文字が見られるがこれは「Hokkaido Express Advanced Train」の略だそうだ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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9.懐かしい車両
この車両はとても懐かしい。昭和39年に東海道新幹線が開業し、新大阪から先の幹線をはじめとして昼夜兼行で使用可能な寝台兼用電車としてこの583系が登場した。新婚旅行でも、広島への出張でもこの車両に乗った覚えがある。初めての本格的な寝台電車であった。1967年に登場したこの形式をここで見られるとは思わなかった。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 10mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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10.青函トンネル通過時刻予定表
「スーパー白鳥11号」に乗り込むtと前の座席の背もたれに青函トンネル通過時刻予定表が張られていた。これによるとこの列車は13時45分にトンネルの本州側入り口から青函トンネルに入り、13分後にトンネル最深部に到達、14時12分に抜ける。青函トンネル通過所要時間は27分である。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/30秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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11.蟹田付近
「スーパー白鳥11号」は青森から陸奥湾に沿って走る。本州側の蟹田に着く少し手前の海。これから青函トンネルに入る。函館着は14時58分だった。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 14mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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12.函館駅出発前の「スーパー北斗11号」
次に乗る在来線特急列車は函館から札幌まで「スーパー北斗11号」だ。発車前に先頭に回り込んで撮る。この列車は振り子型の気動車281系で運行される。ところが、この列車は凄く揺れる。通路を歩くと座っている人にぶつかってしまいそうになる。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 11mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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13.森と八雲の間
「スーパー北斗11号」は風光明媚な大沼を抜けて、森駅に到着する。次は八雲だ。もう40年以上も前のことになるが、北海道を友人の車で旅行していた折り、東京での勤務を終えて郷里の八雲に帰られた小児科のドクターを訪ねたことを思いだす。お土産に夕張メロンをいただいたのを覚えている。右手に内浦湾が見えるがどんよりと曇っている。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 11mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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14.間もなく苫小牧
登別を出た列車は次は苫小牧に停車する。時刻は夕方の5時45分ごろ。曇っていて窓の外は暗くなってきた。シャッター・スピートは遅くなり景色が流れる。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/15秒 21mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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15.札幌駅北側
「スーパー北斗11号」は18時43分に札幌に着いた。ホテルはすすきのや大通公園とは反対側になる北側だ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/20秒 14mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
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16.すすきのの賑わい
今晩の夕食は各自自由にということだった。折角、札幌に泊まるのだから、すすきのに出てみることにした。ホテルのフロントで教えてくれた「居酒屋」で食べたつぶ貝の刺身が甘くてとても旨かった。ビールは北海道限定の SAPPORO CLASSIC 。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 6mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
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17.竹鶴の大きな広告
NHKの朝のTVドラマ「マッサン」ですっかり有名になったウィスキーの大きな広告版が誇らしげだった。この竹鶴というウィスキーの17年物はウィスキーの国際的コンテストであるワールド・ウィスキー・アワードで世界最高賞を受賞したという報道がされた。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/100秒 6mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
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2015年1月 1日

新年のご挨拶


皆さま 明けましておめでとうございます


 平素はStudio YAMAKO をお訪ねいただきありがとうございます。2006年にn-shuhei さんのご支援によりブログが立ち上がり、今年は足掛け10年目となります。アップする写真点数も年ごとに増えてきて、これまでに5,000点を越えました。これからも楽しみながら、続けていきたいと思っています。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 
2014年に撮った蝶たち 春から秋へ
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左上から右へ順次 (写真は再掲)

ルリタテハ 3月28日 鎌倉鶴岡八幡宮
ツマキチョウ 4月8日 目黒自然教育園
ギフチョウ 4月9日 相模原市緑区
トラフシジミ 4月9日 相模原市緑区
ギンイチモンジセセリ 4月26日 多摩川河川敷
ウラゴマダラシジミ 6月10日 舞岡公園
オオムラサキ 7月8日 山梨県北杜市オオムラサキセンター
アサギマダラ 7月18日 神奈川県箱根湿生花園
ウラギンヒョウモン 7月24日 群馬県赤城覚満淵
オオウラギンスジヒョウモン 8月1日 上高地
ミヤマカラスアゲハ 8月1日 上高地
コヒョウモン 8月1日 上高地
クジャクチョウ、オオウラギンスジヒョウモン、イチモンジセセリ 9月12日 日光湯元
ツマグロヒョウモン 9月15日 保土ヶ谷公園 
アカボシゴマダラ 10月7日 舞岡公園
ムラサキツバメ 11月19日 高知県桂浜



  さて、みなさまにおかれましては、昨年は如何な一年でありましたでしょうか?
4月に消費税が8%になって、GDPはマイナス成長となってしまいました。10月31日には日銀は追加金融緩和を実施、日経平均株価は暴騰し、7年ぶりの高値となったものの、景気回復の兆しはまだ見えぬままのようです。
  スポーツの世界では、ニューヨーク・ヤンキースに移籍した田中将大選手が期待通りの活躍をし、2月に始まったソチ冬季五輪では、羽生結弦選手がフィギュアスケート男子シングルにおいて、日本人初となる冬季オリンピックでの金メダルを獲得、ジャンプでは葛西紀明選手がレジェンドと呼ばれ、男子ラージヒル個人で銀メダルを獲りました。また、体操の内村航平選手は世界選手権の男子総合で5連覇という偉業を成し遂げるという明るい出来事も沢山ありました。

 一方、昨年は自然災害が多い年でありました。8月の豪雨では、広島県の安佐北区で土砂崩れが起こり、74人の方が亡くなられてしまいました。9月、10月には、台風18号、19号が被害をもたらしました。とにかく雨の多い年でした。また、9月には木曽の御嶽山が誰も思いもしなかった大噴火をし、57人の登山客が亡くなられてしまいました。小笠原諸島の西の島は拡大を続け、最近では、阿蘇山、桜島、口永良部島、十勝岳、蔵王などの火山活動が活発になっていると報じられています。1973年に制作されたされた小松左京さん原作の日本沈没という映画を思い浮かべたのは私だけではなかったと思います。今年11月に四国の祖谷、大歩危を旅行しましたが、私たちが乗ったバスが、19日に通った国道192号線が、12月5日の大雪で通行止めになり、130台の車が立往生、多くの民家が孤立してしまったことに驚きました。南関東の太平洋側に住む私は、幸いなことに大きな自然災害を蒙ることなく過ごさせていただきました。被害に遭われた皆様には心からお見舞いを申し上げます。
  そして、最後は衆議院解散総選挙、自民党圧勝で終わった一年でありました。

 私ごとでは、大学の仲間と10年間続けていたグァム・ゴルフ・ツアーが一応終了することになりました。その最後の2月のグァム島は、今までになかったような雨に見舞われ、プレイを中止しなくてはならなかったのが残念です。また、昨年は大学を卒業して50年目となり、春には塾から招待され入学式に出席して昔を思い出し、秋の連合三田会ではパーティーに招待され、日頃あまり会うことのなかった旧友と顔を合わせることができました。
  他に特記すべきことのなかった一年でしたが、お陰様で、風邪ひとつひかずに過ごせたことは幸いでした。

 みなさまにとりまして、本年が良い年になることをお祈り申し上げます。