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Studio YAMAKOで“那須高原”が含まれるブログ記事

2015年9月 7日

蝶 自選年間ベスト10 (7) 2009年

ここのところなかなかお日様が顔を見せてくれず、涼しいのはありがたいが、写真を撮りに散策することがままならない。高尾山へでも行ってみようと思っているのだが・・・

さて、2009年​のことにさかのぼるが、2月に上海に行った。暖かいところだが、如何せん2月では寒い。越冬したキタテハだけだったが、蘇州の拙政園でコンデジで撮った1枚がある。古い名勝地らしい背景を、もっとうまくが取り入れられればなお良かったのだが。

ブログのオーナーであるn-shuheiさんのロッジが、ウスイロヒョウモンモドキの生息地の近くにある。発生時期を狙って、n-shuheiさんのロッジに泊めていただき、1日ウスイロヒョウモンモドキを探した。何とかのウスイロヒョウモンモドキを撮影できたが、最初に撮った個体をファインダーで見たとき、何か違和感があった。斑紋異常だった。ちょっとピントがずれているのが惜しい。 最近そこでのウスイロヒョウモンモドキが激減し、絶滅の危機にあることを知った。
そのほか、いつものフィールドである舞岡公園でも、アサギマダラ、オオミドリシジミ、クロコノマチョウなどそこでは初めての蝶を撮影できた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.キタテハ 2009年2月10日 中国 蘇州拙政園
2009年2月8日から3泊4日で中国は上海を訪れた。3日目には蘇州へ行ったが、天気の良い日で、名勝拙政園ではキタテハが飛んでいた。この旅行で蝶を撮ることは想定外だった。持っていたコンデジでローアングルで狙ったが・・・。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2.8​ 1/​50​0秒 ​5​mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.コツバメ 2009年5月15日 栃木県那須高原
コツバメは4月の蝶だ。那須とはいえ、ゴールデン・ウィークを過ぎた頃は、大分擦れてしまっている。​泊まったペンションの敷地内に咲いていたミヤコワスレに来ていた。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 7mm ISOオート )
;クリックすると大きな写真になります。 3.アカシジミ 2009年5月19日 横浜市舞岡公園​
横浜市の舞岡公園には6種の平地産ゼフィルスを産するが、アカシジミの発生が一番早い。しかし、このアカシジミを見たときは随分早いなと思ったものだった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.アサギマダラ 2009年5月26日 横浜市舞岡公園
舞岡公園でアサギマダラを見ることはそれほど多くはないが、この日は運が良かった。ミドリシジミを探していたら、ファーと大きな影が横切った。てっきりアカボシゴマダラと思い身構えたが、なんとアサギマダラだった。ウツギの花に止まり吸蜜をはじめた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/​62​秒 ​5mm ​ISO​135​ ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.オオミドリシジミ 2009年5月26日 横浜市舞岡公園
舞岡公園で撮ったオオミドリシジミの貴重な写真。​

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 ​100mm ​ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.ウスイロヒョウモンモドキ 2009年7月4日 兵庫県養父市
保全活動が行われている絶滅危惧1類のウスイロヒョウモンモドキの写真を撮る機会があった。当日、10頭ほどウスイロヒョウモンモドキの写真を撮ることができたか、その中の1頭がこの写真である。ファインダーを覗いている時から何か違和感があった。斑紋異常型だった。ちょっとあとピンになってしまったのが残念。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/​16​00秒 ​100mm ​ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.オオミドリシジミ 2009年7月4日 兵庫県養父市
ウスイロヒョウモンモドキの写真を撮りに行った時に撮った。オオミドリシジミらしい緑色の翅を開いて見せてくれた。角度は良いのだが少し離れていたのでCOOLPIX P90で撮った。もう少し近くにいてくれれば、背景に山の連なりを映しこむことができたのだが。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/​234秒 ​44mm ​ISO​64​ ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ミヤマシロチョウ ​2009年7月22日 八ヶ岳山麓
ある観察会に参加した。二度と行けないようなところにミヤマシロチョウが飛ぶそれほど広くない開けたところがあった。食草のヒロハノヘビノボラズも多く観察することができた。この個体は翅が薄いヒスイ色で、♀のようだ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/​250​秒 ​100mm ​ISO400 ) 露出補正 -0.3段
150904_009.jpg 9.クロコノマチョウ 2009年8月14日 横浜市舞岡公園
  夏型の♀と思う。この蝶も分布を北に広げている。私が昆虫少年だったころは、関東近縁では見られなかった。もちろん、舞岡公園ではめったに見ることができないが、確実に生息している。今年(2015年6月)も見かけた。

Nikon D300 ​SIGMA 70-300​mm F​4-5.6​ macro
   絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/​250​秒 ​100mm ​ISO400 ) 露出補正 -0.3段
150904_010.jpg 10.高原の蝶 ミドリヒョウモン 2009年​8月25日 八島が原湿原
信州は霧ヶ峰と美ヶ原の間にある八島ヶ原湿原は、朝早く出発すれば日帰りも可能である。湿原の周囲はトレッキング・コースになっていて、高原の蝶が飛び、アザミなどの花に集まる。コンデジでマクロで撮ると高原らしい背景を入れることができる。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1​25​0秒 ​7​mm ISOオート )​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.イチモンジセセリ 2009年9月9日 横浜市舞岡公園
イチモンジセセリは秋になると個体数が多くなる。普段は見向きもしないのだが、撮りたい蝶が見つからないときにはモデルをお願いすることになる。​

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/​12000秒 ​100mm ​ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
​補2.スジグロシロチョウ 2009年​9月24日 昭和記念公園
秋、シオンの花に止まろうとしているスジグロシロチョウ。この日はCanonのIXYしか持っていなかった。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/320秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし


2014年5月 7日

雨の三春滝桜 4月21日


 一度は見てみたいと思っていた 三春滝桜へ、日帰りバスツアーで行ってきた。
 一週間くらい前の天気予報から、この日だけ雨マークがついていた。しかし、申し込んである日程を今更変えることもできず、蝶が目的でもないので、あまり降らなければよいかと思っていた。だが、天候は悪くなる一方で、とうとう朝から雨になってしまった。
 新宿を朝7時に出発したバスは、東京駅の丸ビル前で、7時半に私たちをピックアップしてくれる。ところが新宿出発が遅れ、東京駅到着が15分ほど遅れた。ここからこのバスツアーにはいろいろなことがあった。
 東京駅を出発し、首都高速から東北道に入る。順調だ。朝早かったので眠くなる。羽生PAで最初の休憩をとったあと、寝てしまった。気が付くと下道を走っている。まず、日光街道の桜並木を見るとのことなので、多分宇都宮で東北道を下りて、国道119号線(日光街道)入ろうとしているのだろうが、バス1台がやっと通れるような細い道に入りこんでいる。その時、突然「バリーン」と大きな音がして、左側のサイドミラーが後ろに飛んで行った。何かに接触したようだ。運転手さんはバスを停めて、とれたサイドミラーを拾いに行く。運行には問題はなく、119号線に入り、花が散ってしまった桜並木を走って、日光たまり漬の店に着いた。ドライバーさんは、とれたミラーの始末をしている。どうして、こんな乗用車ともすれ違いが出来ないような細い道を入ってきたのかわからない。
 サイドミラーがないバスは、運行に差支えがないとはいうものの、高速道路では、追い越しなどで車線変更をするときに不自由である。運転手さんは会社に連絡していたようで、再度、東北道に戻った最初の矢板北PAで、バス会社から交換部品が届けられるのを待つことになった。40分くらい待っただろうか壊れたサイドミラーを取り換えて、バスは出発した。これが2つ目の出来事だった。
 予定より、30分ほど遅れたが、三春滝桜の駐車場に入る。昨日は日曜日で、大混雑だったようだが、この日は平日で、しかも雨、スムーズに駐車場に入ることが出来た。
 ツアー参加者は、高齢者のご夫婦が多い。あるご高齢のご夫婦がおられた。ご主人は写真が好きで、脚が少しご不自由と見受けられる。滝桜の入り口の案内所で車椅子を借りられたようだったが、ご主人は滝桜では、車椅子から降りて写真を撮られていたらしい。そこで車椅子の番をしていた奥様とはぐれてしまわれた。やっとバスに戻ってこられたのは、出発の集合時間を20分ほど過ぎていた。
 そして、最後の出来事は、朝バスの中で添乗員が注文を取って、代金も集めていた夜の弁当が、届いているはずの安積PAに届いていなかった。べんとう屋さんとの受発注のコミュニケーションがうまくいかなかったようだ。携帯で添乗員さんが、苦情を言っていたが、もうどうにもならない。  以上のようにいろいろなことがあった雨の三春滝桜日帰りバスツアーだったが、東京には予定の9時20分より40~50分早い、8時半過ぎに無事到着した。
 言い訳になるが、何せ、雨が降っていて、傘を片手にシャッターを押すという状況だったので、写真はうまく撮れていない。ソフトで補正している。

1.サイドミラー破損
とても乗り心地の良いバスだった。ベテランの運転手さんだったが、バス1台がやっと通れるような道に入り、何かに接触し、左サイドミラーがとれてしまった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/125秒 15.5mm ISO125 ) 露出補正 なし
サイドミラー破損;クリックすると大きな写真になります。
2.補修
日光桜並木を走って、予定されていたたまり漬の店で「お買い物ストップ」したが、みんなが買い物をしている間、運転手さんは脚立を出して、壊れたミラーの応急処置をしていた。さすがプロである。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/100秒 18.5mm ISO125 ) 露出補正 なし
補修;クリックすると大きな写真になります。
3.雨の三春滝桜
午後2時過ぎに、三春滝桜の観光バス専用駐車場に入った。昨日の日曜日に比べると空いているそうだが、それにしても雨なのにたくさんの人が来ている。ツアー料金に含まれているが、入園料は一人300円だそうだ。駐車場からトンネルをくぐって進むと滝桜の正面左側に出てくる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/550秒 9.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
雨の三春滝桜;クリックすると大きな写真になります。
4.満開
バスの添乗さんから、滝桜は満開であると聞かされていたが、その通りだった。びっしりと花が咲いている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/220秒 88.7mm ISO200 ) 露出補正 なし
140507_004.jpg
5.滝桜 上から眺める
正面は人でいっぱいだったので、左回りに遊歩道を歩き、上に上がっていく。この滝桜は、樹齢1000年以上と推定されているエドヒガン系のベニシダレザクラで、高さ13.5m、幹回り8.1m、根回り11.3mとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/160秒 12.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
滝桜 上から眺める;クリックすると大きな写真になります。
6.稲荷神社
さらに左に上がっていくと稲荷神社の社があった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/140秒 9.2mm ISO400 ) 露出補正 なし
稲荷神社;クリックすると大きな写真になります。
7.滝桜を俯瞰
稲荷神社から滝桜を見下ろすことが出来る。稲荷神社の境内にもベニシダレザクラが咲いていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/320秒 22.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
滝桜を俯瞰;クリックすると大きな写真になります。
8.雨滴
稲荷神社のある高台からいったん下に下りた。車道の脇から再度、滝桜にアプローチする。雨が強くなってきた。傘の花も咲く。カメラは濡れる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/480秒 7.9mm ISO100 ) 露出補正 なし
雨滴;クリックすると大きな写真になります。
9.滝桜正面 -1
「天然記念物 三春滝桜」の石柱が立っている。大正11年(1922年)に国の天然記念物に指定されている。バスの駐車場は左手の方にある。花をいっぱい付けた枝が滝が流れ落ちるように見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/300秒 6.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
滝桜正面 -1;クリックすると大きな写真になります。
10.滝桜正面 -2
傘をさして大勢の人が、滝が流れるように満開の花をつけた滝桜の姿を眺めている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/500秒 4.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
滝桜正面 -2;クリックすると大きな写真になります。
11.滝桜正面 -3
さらに近づいて広角で撮る。こうすると見物客が画面に入らなくなる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/900秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
滝桜正面 -3;クリックすると大きな写真になります。
12.枝垂れ
満開の花をつけたベニシダレザクラの枝は、滝が流れ落ちるように枝垂れる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/160秒 7.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
枝垂れ;クリックすると大きな写真になります。
13.樹上
根元から上の方を見上げる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/340秒 5.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
樹上;クリックすると大きな写真になります。
14.ベニヒガンザクラとスイセン
滝桜からバスの駐車場への通り道にある民家の庭に植えられていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/160秒 4.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
ベニヒガンザクラとスイセン;クリックすると大きな写真になります。
15.地蔵桜
バスの駐車場に戻り、前述したように、はぐれてしまったご夫婦の到着を待って、この日の最後の予定地である地蔵桜に向け出発した。途中、浪江町の方々が入っていらっしゃるという東日本大震災の仮設住宅を車窓に見て、10分くらいで地蔵桜に着いた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/500秒 5.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
地蔵桜;クリックすると大きな写真になります。
16.滝桜の娘 地蔵桜
地蔵桜は三春滝桜の娘といわれる枝垂れ桜で樹齢は約400年といわれる。地蔵桜という名は、延命地蔵と書かれた地蔵堂にちなんで命名されたそうだ。昔から赤ん坊の短命、夭折の難を逃れるため、この地蔵に願をかけたと言われている。花の色が滝桜よりも濃く鮮やかである。福島県の枝垂れ桜番付では東の横綱の三春滝桜に対し、西の横綱となっており、風格がある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/340秒 6.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
滝桜の娘 地蔵桜;クリックすると大きな写真になります。
17.バス出発時間
16時20分、そろそろ帰路に着く時間になった。バスに乗り込む。この写真ではドアーに隠れて見難いが、破損したサイドミラーは修復されれている。安心だ。郡山東インターから磐越道に上がり、郡山JCTから東北道に入って、安積PA、那須高原SA、川口PAで休憩して、8時半過ぎに東京駅丸の内口に到着した。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/600秒 7.3mm ISO400 ) 露出補正 なし
バス出発時間;クリックすると大きな写真になります。


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2011年12月 8日

日光・那須を走る その3 旧青木家那須別邸・平成の森 11月8日


 11月7日の夜は那須湯本温泉にある「山樹庵」というところに泊った。オーベルジュ的なところで、ご夫婦で経営され、平日は1日限定2組しか泊めない。この施設はある会社の保養所だったとのことで、東京でサラリーマンをされていた御主人が、脱サラをして、ここを手に入れられたとのこと。
 夕食のフランス料理はおいしく、ワインもいろいろと用意されていた。コースの肉料理は黒毛和牛のステーキだったが、昼にもミニッツとはいえ、ステーキを食べていたので、ちょっとヘビーになった。温泉は少しぬるめであったが、のんびりと入浴することができ、リラックスできた。
  翌8日は、旧青木邸別邸、那須ガーデンアウトレット、平成の森、アルパカ牧場などを巡って、横浜まで帰ってきた。友人御夫妻には行き先をいろいろと考えていただき、宿泊の予約、車の運転、送り迎えなど全てにお世話になってしまい、感謝に堪えない。

32.旧青木家那須別邸
宿泊した「山樹庵」の御主人の推薦で、まず、旧青木家那須別邸へ行くことにした。ここは、明治時代にドイツ公使や外務大臣、駐米全権大使などを歴任した子爵青木周蔵の別荘として明治21年(1988)に建築された。その後増築を重ね、駐米大使を退いた翌年の明治22年(1909)に大規模な増築工事が行われ、本邸の機能を備えるようになったとのこと。平成11年に国の重要文化財に指定されている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
旧青木家那須別邸;クリックすると大きな写真になります
33.青木周蔵の使用した馬車
青木周蔵は別荘へ来るときに黒磯駅まで汽車で来て、そこから馬車を使ったという。その頃の馬車はヨーロッパで製造され高価なものだったらしい。馬車は1人乗りで、座席の下が荷物入れになっていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/80秒 6.1mm ISO3200 ) 露出補正 なし
青木周蔵の使用した馬車;クリックすると大きな写真になります
34.旧青木家那須別邸 主人室
明治20年に着工され、翌年に完成した旧青木家那須別邸ではもっとも古い部分だそうだ。天井はドイツの住宅のようであり、化粧梁の間に板を張り、壁も板張りで、後にクロスが張られたが天井も板張りでペンキが塗られていたという。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/60秒 6.1mm ISO3200 ) 露出補正 なし
旧青木家那須別邸 主人室;クリックすると大きな写真になります
35.旧青木家那須別邸 敷地内の広場
  旧青木邸は敷地面積7.5ヘクタールもある道の駅「明治の森・黒磯」の一角にある。そこには大きな広場があり、コスモスが咲いていた。室内でISO3200で撮っていたが、戻すのを忘れてそのまま撮ってしまった。失態。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8 1/2000秒 30.5mm ISO3200 ) 露出補正 なし
旧青木家那須別邸 敷地内の広場;クリックすると大きな写真になります
36.旧青木家那須別邸 正面
県道369号線(板室街道)から、青木家那須別邸の正面入口へまっすぐな道が造られていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 13.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
旧青木家那須別邸 正面;クリックすると大きな写真になります
37.旧青木家那須別邸 カエデの紅葉
これはカエデの一種だろうか?モミジよりだいぶ葉が大きい。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1000秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
旧青木家那須別邸 カエデの紅葉;クリックすると大きな写真になります
38.那須ガーデンアウトレット
旧青木家那須別邸の近くで、黒磯・板室ICにほど近いところに那須ガーデンアウトレットがあり、ロコマーケットという食品館が併設されていた。「山樹庵」で野菜が新鮮と薦められて、寄ってみた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
那須ガーデンアウトレット;クリックすると大きな写真になります
39.那須高原大橋からの眺め
県道30号線を再び那須湯本の方へ戻る途中に、那須塩原市と那須町を結ぶ那須高原大橋があった。開通したのは1994年だそうだ。ここからの那須連山の眺めは素晴らしかった。一番右側に見える山が茶臼岳(1916m)だ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 18.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
那須高原大橋からの眺め;クリックすると大きな写真になります
40.藪そば「一休」
昼時になった。高久というところを通るが、この辺は蕎麦が有名らしい。途中、藪そば「一休」という店があったので、誘われるように入った。那須高原で採れる蕎麦粉が使われるのかと思っていたが、北海道産の蕎麦粉が使われているそうだ。もちろん十割そばを食べたが、しゃきっとして旨かった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/60秒 6.1mm ISO800 ) 露出補正 なし
藪そば「一休」;クリックすると大きな写真になります
41.茶臼岳
藪そば「一休」で昼食にした後、再び山の方に向かい、「平成の森」を目指した。「八幡のつつじ」として有名な八幡を過ぎたあたりで、茶臼岳を見あげた。「平成の森」はもうすぐだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
茶臼岳;クリックすると大きな写真になります
42.「平成の森」
平成20年まで那須御用邸用地として管理されていた約560ヘクタールの豊かな森が、自然とふれあうための場所として開放されることになり、それが那須「平成の森」となった。平成の森フィールドセンターによって見学した。しかし、外は寒く、紅葉はすでに落ちてしまっている。ここへは、初夏のころにもう一度訪れたいと思う。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
「平成の森」;クリックすると大きな写真になります
43.アルパカ牧場から 合成写真
最後にアルパカ牧場を訪ねた。友人ご夫妻が、牧場の中に入って、可愛いアルパカの赤ちゃんを見ている間、私は外で写真を撮っていた。アルパカ牧場の駐車場の先から、那須連山が眺められた。30.5mm(35mm版換算で140mm)で6ショット撮り、それを Photoshop Elements でつなぎ合わせた。オリジナル画像の1ショットの大きさは、縦2736ピクセルX横3648ピクセルであるが、縦2600ピクセルX横15,034に合成された。つないだ時に6ショット全ての露出を揃えるため、あらかじめプログラムオートで示された値をマニュアルにして設定し、F4.5 1/1250秒 +0.7段補正 で撮った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
マニュアルで撮影 ( F4.5 1/1250秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 +0.7段
アルパカ牧場から 合成写真;クリックすると大きな写真になります
44.アルパカ
牧場内へ入る入場料をケチって、道路沿いの柵の外からアルパカを眺めていた。中にに入られた友人ご夫妻は、子供のアルパカがとても可愛いかったと喜んでおられた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
マニュアルで撮影 ( F5 1/1250秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 +1.0段
アルパカ;クリックすると大きな写真になります
45.可愛いアルパカの子供
友人の御主人が撮られたアルパカの子供の写真を1枚お借りして載せさせていただいた。

FinePix A900
プログラムオートで撮影 ( F8 1/220秒 11.2mm ISOオート )
可愛いアルパカの子供;クリックすると大きな写真になります
46.桜の紅葉
陽が傾きかけた青空をバックに、赤く染まった桜の葉がきれいであった。帰路、東北自動車道を佐野で下りて、市内で佐野ラーメンの美味しいところ「万里」を案内していただいた。太めの手打ちラーメンで、美味しかったのと同時に、ボリューム満点で、腹いっぱいになって、横浜への帰路に就いた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
マニュアルで撮影 ( F5 1/1250秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
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2011年1月15日

益子・那須・日光東照宮 2/3 那須高原の紅葉


 11月15日は昨年の5月にも泊まったことがあるゲストハウス「もみの木」に泊まった。翌16日の朝は、起きると明るい日が差していた。朝食前に外を歩いてみた。紅葉には少し遅かったようだが、まだ見ることが出来る。
 この日は日光へ廻って帰ろうということになったが、中禅寺湖まで上がるより、紅葉が残っているのではないかという期待と、また、あまり遅くならずに帰りたいという時間的に考えても、東照宮周辺が良いだろうということになった。

9.那須連山を望む
朝、ゲストハウス「もみの木」の裏庭を歩いた。そこから眺めた那須連山は黒い雲に覆われているが、畑の向こうの紅葉した木々は朝日をいっぱいに浴びて輝いていた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/242秒 16.9mm ISO100 ) 露出補正 なし
那須連山を望む;クリックすると大きな写真になります
10.紅葉 -1
朝食は8時からである。それまで、付近を歩いて紅葉の写真を撮りたいと思った。密ではないが、いろいろな木々がそれぞれの色に紅葉している。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/212秒 25.7mm ISO100 ) 露出補正 なし
紅葉;クリックすると大きな写真になります
11.紅葉 -2
植物の知識がないので、なんという木かわからないが、この紅葉も渋い。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/75秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
紅葉;クリックすると大きな写真になります
12.紅葉 -3
やはりモミジは色鮮やかである。時期的には少し遅い。同じモミジの木の葉であっても、赤く染まる葉と黄色く染まる葉がある。なぜだろうか。黄色く染まっている葉もやがて赤くなるのだろうか。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/198秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
紅葉;クリックすると大きな写真になります
13.ザクロ
新鮮な野菜とフルーツがいっぱいの朝食を終え、9時半前に「もみの木」を出発した。まず、街道沿いに野菜センターへ行って、同行のご婦人がたは高原野菜を買う。そこにザクロがあった。トルコで見たザクロより肌がきれいである。農作物まで日本製品のエレガンシーさは際立っている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/500秒 7.8mm ISOオート )
ザクロ;クリックすると大きな写真になります
14.日光宇都宮道路
那須から東北自動車道を行き、宇都宮から日光へ向かった。車の数は少ない。道路の両側には時々、綺麗な紅葉が広がる。もうすぐ清滝の終点である。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/125秒 13.1mm ISOオート )
日光宇都宮道路;クリックすると大きな写真になります

2011年1月12日

益子・那須・日光東照宮 1/3 益子から那須へ


 昨年11月、12月は、トルコ旅行記を綴っていたので、他の出来事がアップできなかった。そこで、記憶が薄れぬ前にその間のことを少し振り返っておきたい。
  2010年11月15日~16日、友人グループ6人で栃木県は陶器の益子、温泉の那須、紅葉の日光東照宮へドライブした。車は友人のミニバンの新車で、京王線西永福駅前で待ち合わせた。15日は昨年5月にも行った那須高原の「もみの木」というところに泊まる。出発前に相談し、陶器の益子に寄って行こうということになった。

1.益子の窯元「つかもと」 十月桜
益子と言っても特に知っているところがあるわけではない。看板を見ながら「つかもと」を目指した。「つかもと」には、本社、工場、美術記念館などがあり、広い敷地の中には池もあった。その池の端に桜が数輪咲いていた。十月桜と言うらしい。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/320秒 4.9mm ISOオート )
益子の窯元「つかもと」 十月桜;クリックすると大きな写真になります
2.益子の窯元「つかもと」 釜工場の壁
かっての信越線の横川駅で「峠の釜めし」として知られる釜めしの釜を製造する釜工場があり、その壁の蔦が奇麗に紅葉していた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.9mm ISOオート )
益子の窯元「つかもと」 釜工場の壁;クリックすると大きな写真になります
3.登り窯
ウィキペディアを参考にさせていただくと、登り窯は陶磁器等を大量に焼成するために、炉内を各間に仕切り、斜面等地形を利用し重力による燃焼ガスの対流を利用して、炉内の各製品を焼成時に一定に高温に保てるよう工夫された窯の形態のことをいう。ここの登り窯は、今は使われていないようだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/30秒 4.9mm ISOオート )
登り窯;クリックすると大きな写真になります
4.民家のもみじ
「つかもと」に関わる方のお宅だろうか、広場のむこうに1件の民家があり、そこに植えられたもみじが見事の紅葉していた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/80秒 16.9mm ISOオート )
民家のもみじ;クリックすると大きな写真になります
5.マガモ
十月桜が咲いていた池にマガモがいた。どちらも雄のようだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/100秒 18.6mm ISOオート )
マガモ;クリックすると大きな写真になります
6.つかもと作家館
池の向こう側に食堂があった。鍋焼きうどんが意外においしかった。この食堂の奥に作家館があり、ギャラリーになっている。室町勝廣さんの作品が展示されていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/40秒 8.6mm ISOオート )
つかもと作家館;クリックすると大きな写真になります
7.蔵と欅の木
迎賓館と釜工場への入り口に蔵があって、そこに大きな欅の木が紅葉していた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/500秒 4.9mm ISOオート )
蔵と欅の木;クリックすると大きな写真になります
8.那須大丸温泉
さて、益子で楽しんだ後、今夜泊まる「もみのき」に入る前に、那須の温泉に入っていこうということになり、那須大丸温泉へ向かった。行き当たりばったりだったが、大丸温泉の少し手前にある「休暇村 那須」に寄った。広々としてとても気持ちの良い風呂だった。雪が降ってきた。外に出るとうっすらと積もっている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/100秒 4.9mm ISOオート )
那須大丸温泉;クリックすると大きな写真になります