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Atelierで“ケーブルカー”が含まれるブログ記事

2020年10月22日

隠居のドライブ:伊根・天橋立

GO TO キャンペーンを使って、10月8・9日とドライブした。行先は、前から行ってみたいと思っていた京都宮津のホテルである。
 残念ながら、あいにくの曇天で、現地に着くころには雨が降り出した。雨で職人さんが休んでいる人が多いのか、いつも渋滞している第2京阪への門真ジャンクション辺りは、スムーズに流れた。渋滞を避けて、早朝を避けたせいもあるかもしれない。
 新しく取り付けた自動車保険と連動しているドライブレコーダーは、mcSDの調子が悪かったので、正確な記録にはないが、途中京田辺でのトイレ休憩(歳をとって、トイレには過敏となっている)を入れて1時間30分ぐらいで、京都縦貫道の唯一のSA【道の駅 京丹波 味夢の里】についた。急ぐ旅でもないので、コーヒーを飲みながら、これからのコースを検討した。
 若かりし頃に訪ねたことのある舟屋で有名な伊根に行ってみることにした。とりあえず、道の駅【舟屋の里伊根】を目指した。この道の駅は、伊根を見下ろす小高い丘にある、併設しているレストランを昼食の場所に決めた。メバルの煮魚定食で出されたメバルは小ぶりだったがうまかった。
 翌朝、雨はふっていないが、どんよりした天気だ。天橋立でゆっくりとして帰ることにした。
 JR天橋立駅側から松林を歩いて対岸までの中途くらいにある天橋立神社まで行って引き返した。砂州の付け根あたりにある知恩寺近くにある汽船乗り場から、対岸の傘松公園乗船場まで、船で行き、ケーブルカーで股覗きで有名な傘松公園まで登った。
 砂州の松林を自転車で行く人も多いらしく、レンタルの自転車をあちこちで見かけた。

201008_007.JPG 2020/10/8 伊根(京都) 道の駅【舟屋の里伊根】から
レストランからは、海に面した伊根の町が一望できる。

スマホ SONY SO-04H
4.2mm 1/200 F2.0 ISO:800
201008_002.JPG 2020/10/8 伊根(京都) 道の駅【舟屋の里伊根】から
レストラン下の広場から、伊根の町が一望できる。

Sony α7Ⅱ + Sigma18-300mm
50mm(35mm換算75mm) 1/90 F5.6 ISO:100
201008_001.JPG 2020/10/8 伊根(京都) 道の駅【舟屋の里伊根】から舟屋を望む
望遠で撮ってみると、舟屋が見える。が、漁船の船着き場になっているようだ。

Sony α7Ⅱ + Sigma18-300mm
230mm(35mm換算345mm) 1/350 F6.7 ISO:800
201008_009.JPG 2020/10/8 宮津(京都) ホテル・レストランから夕焼け
5時半過ぎ早めの夕食をとった。生憎の天気だったが、遠くに天橋立が望める湾の上空はわずかに夕焼けが赤かった。レストラン天井の蛍光灯が映り込んでいる。

スマホ SONY SO-04H
4.2mm 1/32 F2.0 ISO:125
DSC06500.JPG 2020/10/9 天橋立(京都) 傘松公園で股覗き
カメラをさかさまにして撮ってみた。

Sony α7Ⅱ + Sigma18-300mm
22mm(35mm換算33mm) 1/350 F4.5 ISO:100
DSC06507.JPG 2020/10/9 天橋立(京都) 自転車のサドル合わせ
修学旅行?の小学生たちが、自転車で松林の中を帰っていくところ。

Sony α7Ⅱ + Sigma18-300mm
75mm(35mm換算112.5mm) 1/350 F5.6 ISO:250


2014年9月20日

隠居のドライブ:若狭路を走る


 車が新しくなったことや、舞鶴若狭自動車道の小浜から敦賀までが、この7月に開通したこともあって、前から泊まってみたいと思っていた三方五湖の宿を求めた。しばらく家内と泊まりがけの旅行もしていない。

 ドライブするときには、できるだけ今まで走ったことのない道を走ってみたい。が、新しい道は覚束ないから、カーナビ頼りである。新しい道はどんどんできる。カーナビのデータベースは追い付いていないことが多い。ただ、最近つけたカーナビでは、マップオンデマンドというシステムがあり、新しい道の開通一週間後には、カーナビのHDDにダウンロードできる。
 今回も京都府・福井県の最新データをダウンロードしていった。その場合は、同時に全国の高速道路の最新情報もダウンロードされるから、今回走る予定の京都縦貫道や舞鶴若狭自動車道も新しいデータに更新されているはずである。
 このマップオンデマンドというシステムのおかげで、一度も道に迷うことはなかった。目的地は、スマホのアプリ NaviCon を使って設定した。 NaviCon では、全工程の設定もできるようだが、今回は行きたい場所をブックマークに登録しておいた。予定している行程は、その時の状況によってしばしば変更するからだ。一つの目的地から、次の行きたところを設定する場合は、前回設定していた目的地を消去し、新たな目的地をスマホ NaviCon のブックマークから選び、カーナビに送信するだけでいいから,そのほうが簡単である。

 最初の目的地を舞鶴港に設定し、通過地点に久我山JCTを指定すると、堺市南区の我が家からは、阪和自動車道⇒近畿自動車道⇒第二京阪道路⇒京滋バイパス⇒京都縦貫自動車道⇒舞鶴若狭自動車道⇒舞鶴東ICのコースをたどる。京都縦貫自動車道の丹波IC から京丹波わちIC の間は、まだ工事中であり一般道を40分ほど走らなければならない。京丹波わちICの手前の一般道にある道の駅・和(なごみ)には、地元産の農作物などいろいろのものが置いてあるが、高速道がつながれば車を駐める人は、ぐっと少なくなるだろう。

 自宅を6時40分ごろに出発し、途中2回小休憩をしたが、舞鶴港についたのは、9時20分ころだったので、2時間40分ほどで到着したことになる。
下図は、ドライブした場所を Google Maps API を使って、プロットしてみたものである。


 簡単に行けるのに、何かと有名な舞鶴港にはこの歳まで来たことはなかった。舞鶴港の前島埠頭には車を駐めるスペースがたくさんあり、多くの人たちが釣り竿を出していた。何を釣っているのかと聞いてみるとサビキ釣りでアジを釣り、それを餌にヒラメを狙っているが、あまり釣れないと言っていた。
 ここは、海上自衛隊の基地でもある。埠頭からは、接岸しているイージス艦2隻が見えた。近くの桟橋には、巨大な浮きブイが置いてある。戦艦が接岸するときに使うもののようだ。

 次の目的地を高浜城址城山公園に設定して、カーナビに言われるまま海岸沿いの一般道を走ると、40分ほどで到着した。
 城山公園には、無料の駐車場が5台ほどあり、シーズンオフの平日とあって駐めることができた。駐車場奥は、手入れの行き届いた芝生が海岸線に続いており、 WEB などで紹介されている明鏡洞(めいきょうどう)は、すぐそこにある。海水は透き通っており、さすが美しい日本海である。
 明鏡洞の横の小さな岬にある散策路をたどると綺麗な磯を見渡せる展望台もある。公園の反対側には、砂浜の海水浴場があり、水着姿の女性が犬を泳がせていた。

 次に目的地を設定したのは、小浜の道の駅「若狭おばま」である。若狭路にある小浜も、貫地谷しほり主演の朝ドラ「ちりとてちん」を見てから、一度行ってみたいと思っていた。だが、もう一つ行きたいと思われる場所はない。ただ、若狭蒔絵塗り箸を求めかったので、道の駅に行ってみることにした。この道の駅も新しいが、もう一つ購買意欲はわかなかった。

 昼時になったので、調べてあった三方五湖にあるうなぎ屋に車を走らせることにした。うなぎ屋は四軒調べてあったが、これはと思っていた「淡水」といううなぎ屋に行ってみると本日休業の看板。次に「徳右エ門」というところに行ってみると団体が入っていて、当分空きそうにないという。確かに、駐車場にはバスが駐まっている。そこからすぐにある丹後街道沿いにある「源与門」に行ってみると、30-40分待ちだがありつけそうであった。結局、うな重にありついたのは、1時半を過ぎていた。が、空腹には何よりものご馳走であった。

 地図を見ると今晩宿泊する若狭町営旅館「水月花」は、そんなに遠くない。時間は少し早いが、荷物だけも置こうと行ってみた。だが、チェックインは3時からということで、30分あまり時間がある。ホテルの近くに入り口があるレインボーラインは、翌日登ることにして、三方五湖の先に突き出ている岬の端、常神まで行ってみた。
 新人社員だった頃、会社の仲間と民宿に釣りと魚を食べに出かけたことのある「神子」というところを過ぎて海岸沿いの走ると20分ほどで岬の突端「常神」につく。確か大昔は、道はついていなかったと思う。静かな漁港である。港内にあるいけすには、アオサギとトビがのんびりと留まっていた。

 ホテルに引っ返し、車に積んできていたクーラの缶ビールで一息入れたあと、大浴場に向かった。浴場は小さいが、誰も入っていない浴場の大きなガラス戸のすぐ向こうは、水月湖が見渡せる。やっぱり、手足をゆったりと伸ばせる温泉はいい。
 その夜は、天気が良ければ十六夜の月が見られるはずである。夕食のアルコールでうとうとしていたが夜9時頃眼を覚ますと、湖に面したガラス戸の向こうに、十六夜の月が湖面を照らしているのが見える。慌てて、カメラを手にベランダに出て、雲で月が隠れるまでシャッターを何回か切った。このようなシーンをどのように撮るのかの知識がない。プログラム・オートで撮った写真は、いずれも露光不足である。Picasa でレタッチすると何とか感じの出る写真となった。
 翌明け方、土砂降りの雨となった。6時過ぎ朝風呂に行く頃には、雨は上がり静かな朝となった。朝食は、Morning Cruise という、船で水月湖を遊覧しながら朝食を摂るオプションを申し込んでいた。熟年ライダーのグループや老人会的団体の参加もあってテーブルは満席である。
 お弁当の食事を終えて、デッキに出てクルーズを楽しんでいると、湖上に虹がかかった。明け方の強い雨のせいかもしれない。今日、走る予定の三方五湖を見渡せる山上公園に登る有料道路は、レインボーラインという。この辺りには虹がよくかかるのだろう。虹を撮った経験もないので、プログラムオートで撮った写真は虹が薄い。レタッチするとなんとか色彩がでてきた。

 レインボーラインを登り切った山上公園の駐車場から、梅丈岳頂上には、リフトかケーブルカーで上る。頂上からは薄雲がかかってくっきりとは見えないが、若狭湾や三方五湖が見渡される。福井県出身の五木ひろしの「ふるさと」の歌碑があり、来る人来る人がボタンを押すので、「ふるさと」のメロディがずっとかかっていた。また、恋人の聖地ということで「誓の鍵」がいたるところにかかっていたりする。「かわらけ」投げでは、家内が「二人がぼけないように」と記した土の皿を投げていた。

 三方五湖に別れて、敦賀に向かう。行ってみたいのは、日本三大松原という「気比の松原」だ。梅丈岳の頂上からは、1時間足らずで到着する。今度は、この7月に開通したばかりの舞鶴若狭道を走った。ナビは駐車場に誘導してくれる。バスが数台駐っており、近くの海岸では体操ユニフォームの中学生が、アチラコチラで車座になってみんな同じ弁当を食べている。修学旅行だろうか。あるグループがトビに弁当をさらわれたのか、今度は残った弁当を餌におびき寄せて仕返しをしよとしているがなかなかうまく行かない。
 京都の鴨川岸での飲食は、トビに注意ということがよく知られているのだが。

 敦賀では、氣比神宮にも行ってみたかった。ここの駐車場がわからなかった。周りをぐるっと回って裏の門の方に回ると、駐車場の看板はなかったが車のご祈祷をするところにかなり大きな駐車場があった。もう少し大きな神社と思っていたが、そこそこの大きさだった。特段に見るものもなく、本殿にお参りしただけだった。交通安全の御札を求めた社務所でどこかお薦めの昼食の場所はないかと尋ねて、教えてもらった蕎麦屋に行ってみると定休日だった。
 NaviCon で敦賀でブックマークに登録していた「日本海さかな街」に行く途中に、そば・麺類の店を見つけ、そこで昼食を摂ることにした。いささかお腹が空いていた。
 食後、国道27号線沿いにある「日本海さかな街」に行って、ぶらぶらとたくさんの海産物を売る店を歩いてみたが、もひとつ購買意欲がわかず、早々に退散した。

 少し早かったが、ゆっくりと帰宅の途につくことにした。敦賀ICから北陸自動車道⇒名神高速⇒京滋バイパス⇒第二京阪道路⇒近畿自動車道⇒阪和自動車道と乗り継いで帰宅したのは、午後4時頃であった。トリップメーターを見ると、この2日間の走行距離は 516.6km で、リッターあたり 21.7km を示していた。運転できる間に、またどこかに出かけたいと思っている。

 

2014年6月 9日

久しぶりの六甲山


 昭和35年に卒業した高校同期の同窓会が、3年ぶりに高校所在地の芦屋で開かれた。60歳までは、5年毎に開いていたが、還暦を過ぎてからは3年毎になった。
 同期の連中との久しぶりの思い出話に会話が弾んだあと、55年前に自治会(一般には生徒会)の役員をしていた仲間だけで、泊まりがけでゆっくり話をしたいということになった。その時の会長はじめ半分以上は東京近辺に住んでいる。宿は有馬温泉を考えたが、土曜日の夜は最近のブームでゆっくりとした気分にもなれないし、ちょっとしたところは宿泊費が高い。
 それで、高校同期友人のつてを頼って、六甲山ホテルに泊まることにした。現役時代やその後も六甲山にはいろいろな思い出がある。夕食も含めてホテルの計らいで用意してくれた部屋で、ようこれほど話することがあると思われるほど、延々と話が続いた。

 翌朝、朝食までの間、近くの記念碑台までの間をひとり散策した。幸い天気はいい。が、黄砂の影響か神戸の市街はよく見えない。
 その日は、昼ごろケーブルカーで六甲山を下りて、東京組はそれぞれの予定に合わせて三々五々に帰ることになった。それまでの間、高山植物園を散策することにした。多分、若いころも訪れていると思うが、あまり記憶が無い。

六甲山風景
六甲山ホテル玄関 六甲山ホテル玄関
2014/6/1
Fujifilm HS50EXR
4.4mm 1/950s f/5.0 iso200
神戸市街を望む;クリックすると大きな写真になります。 神戸市街を望む:黄砂でほとんど見えない。
2014/6/1
Fujifilm HS50EXR
14.4mm 1/950s f/5.6 iso200
六甲山上バス;クリックすると大きな写真になります。 六甲山上バス:かなりの本数が山上を周遊している
2014/6/1
Fujifilm HS50EXR
9.4mm 1/550s f/5.6 iso200
ケーブルカー;クリックすると大きな写真になります。 ケーブルカー:何十年ぶりだろう
2014/6/1
Fujifilm HS50EXR
7.0mm 1/600s f03.2 iso200


高山植物園などで撮った花
アキグミ:記念碑台;クリックすると大きな写真になります。 アキグミ:記念碑台
2014/6/1
Fujifilm HS50EXR
38.0mm 1/220s f/5.0 iso200
ハルジオン:記念碑台;クリックすると大きな写真になります。 ハルジオン:記念碑台
2014/6/1
Fujifilm HS50EXR
24.2mm 1/125s f/4.5 iso200
フタリシズカ:高山植物園;クリックすると大きな写真になります。 フタリシズカ:高山植物園
2014/6/1
Fujifilm HS50EXR
24.2mm 1/28s f/4.5 iso200
ヒマラヤの青いケシ;クリックすると大きな写真になります。 メコノプシス・ベトニキフォリア(ヒマラヤの青いケシ):高山植物園
2014/6/1
Fujifilm HS50EXR
18.0mm 1/40s f/4.0 iso200
クリンソウ:高山植物園;クリックすると大きな写真になります。 クリンソウ:高山植物園
2014/6/1
Fujifilm HS50EXR
14.4mm 1/800s f/4.5 iso200
タカオカエデの新緑;クリックすると大きな写真になります。 タカオカエデの新緑:高山植物園
2014/6/1
Fujifilm HS50EXR
4.4mm 1/400s f/2.8 iso200
アツモリソウ:高山植物園;クリックすると大きな写真になります。 アツモリソウ:高山植物園
2014/6/1
Fujifilm HS50EXR
24.2mm 1/220s f/4.5 iso200
コウホネ:高山植物園;クリックすると大きな写真になります。 コウホネ:高山植物園
2014/6/1
Fujifilm HS50EXR
39.3mm 1/500s f/5.0 iso200
カキツバタ:高山植物園;クリックすると大きな写真になります。 カキツバタ:高山植物園
2014/6/1
Fujifilm HS50EXR
50.9mm 1/100s f/5.0 iso200
ハマナス;クリックすると大きな写真になります。 ハマナス:高山植物園
2014/6/1
Fujifilm HS50EXR
14.4mm 1/800s f/6.4 iso200
ニッコウキスゲ:高山植物園;クリックすると大きな写真になります。 ニッコウキスゲ:高山植物園
2014/6/1
Fujifilm HS50EXR
16.7mm 1/900s f/6.4 iso200
140601018.jpg ニッコウキスゲ:高山植物園
2014/6/1
Fujifilm HS50EXR
20.1mm 1/2000s f/8.0 iso200
テマリカンボク:高山植物園;クリックすると大きな写真になります。 テマリカンボク:高山植物園
2014/6/1
Fujifilm HS50EXR
17.3mm 1/280s f/4.0 iso200
ハンショウヅル:高山植物園;クリックすると大きな写真になります。 ハンショウヅル:高山植物園
2014/6/1
Fujifilm HS50EXR
25.0mm 1/120s f/4.5 iso200


六甲山で撮った野鳥
ホオジロ:六甲山ホテル;クリックすると大きな写真になります。 ホオジロ:六甲山ホテル
2014/6/1
Fujifilm HS50EXR
115.0mm 1/500s f/5.6 iso200
ヤシャブシの実をつつくカワラヒワ:六甲山;クリックすると大きな写真になります。 ヤシャブシの実をつつくカワラヒワ:六甲山
2014/6/1
Fujifilm HS50EXR
123.8mm 1/58s f/5.6 iso200
電線でじゃれあう?ツバメ:六甲山;クリックすると大きな写真になります。 電線でじゃれあう?ツバメ:六甲山
2014/6/1
Fujifilm HS50EXR
185.0mm 1/600s f/5.6 iso200
キセキレイ:六甲山;クリックすると大きな写真になります。 キセキレイ:六甲山
2014/6/1
Fujifilm HS50EXR
138.40mm 1/900s f/6.4 iso200


 ホテル近くの記念碑台や六甲ガーデンテラス、高山植物園あたりのいたるところで、普段余り見ることのないテングチョウの群れに遭遇した。
 ネットでサーチしてみると、つぎのようなニュースが見つかった。
テングチョウ大量発生 西日本各地、神戸でも
(06月09日 10:58)

 チョウの一種で、羽の長さが2~3センチの「テングチョウ」が大発生している。専門家によると、関西や広島など西日本各地で大量発生を確認。神戸市北区の山間部でも6日、民家の壁にびっしりと張り付いたり、群れでひらひらと舞ったりして、住民を驚かせた。

 茶色の羽を持つテングチョウ。2本の触角の間に目立つ長い突起があるのが名前の由来という。

  「各地から大発生の情報が入っている」とは、県立人と自然の博物館(三田市)の山内健生主任研究員(38)=昆虫学。「たまに大発生するが、近年では珍しい。理由も分かっていない」と話す。

 北区山田町西下の農業林貞夫さん(80)の自宅では6日昼、壁や網戸が真っ黒になるほどチョウが張り付いたという。林さんは「今年は毛虫も多かった。こんな年は初めて。チョウでもこれだけいるとちょっと不気味やわ」と苦笑いしていた。

[神戸新聞社]


六甲山で撮った蝶など
テングチョウ:六甲山記念碑台 テングチョウ:六甲山記念碑台
2014/6/1
Fujifilm HS50EXR
102.9mm 1/900s f/5.6 iso200
コチャバネセセリ:六甲山高山植物園あたり;クリックすると大きな写真になります。 コチャバネセセリ:六甲高山植物園あたり
2014/6/1
Fujifilm HS50EXR
35.2mm 1/850s f/5.6 iso200
ヒオドシチョウ:六甲高山植物園;クリックすると大きな写真になります。 ヒオドシチョウ:六甲高山植物園
2014/6/1
Fujifilm HS50EXR
102.9mm 1/900s f/5.6 iso200
カワトンボ:六甲高山植物園;クリックすると大きな写真になります。 カワトンボ:六甲高山植物園
2014/6/1
Fujifilm HS50EXR
71.0mm 1/850s f/5.6 iso200


2013年10月19日

隠居の旅:鉄ちゃんの孫に付き合う、北近畿タンゴ鉄道


 毎日新聞の記者が北近畿タンゴ鉄道を乗車した紀行記を掲載したことをきっかけに、家内が6年生の鉄ちゃんの孫に、一度乗せてやると約束してしまっていた。
 この第三セクターの鉄道会社は、日本で一番赤字が大きいらしい。そのため利用促進策として、列車デザイナーとして有名な水戸岡鋭治さんに依頼して、観光用の車両を造った。たった2両の「あかまつ」「あおまつ」という車両である。これが人気になって、夏休み中は予約(指定車両には予約が必要)でいっぱいになった。いろいろな都合でのびのびとなり、ようやく10月の連休に、予約がとれた。

 列車に乗り、天の橋立で少し観光をするだけなら、日帰りのコースで行ける。コースは、新大阪=特急こうのとり(自由席)⇒山陰本線豊岡⇒北近畿タンゴ鉄道=指定車あかまつ⇒天の橋立(観光)⇒宮津⇒福知山=特急こうのとり(自由席)⇒大阪 という予定を立てた。
 北近畿タンゴ鉄道の【あかまつ】の予約は、近くのショッピングタウンにある JTB でとったが、そんな予約は慣れていないらしく時間がかかった。料金は、大人・子供関係なしに一人300円である。それに、 JTB で予約すると手数料として、525円取られる。

 3連休の最後の日10月14日、始発の新大阪から特急こうのとりに乗る。始発のせいか、自由席でも空いていたが、大阪駅では満員になった。が、指定席を覗くとガラガラであった。
 孫は、駅弁を買ったり、新大阪駅に発着する列車に夢中でコンデジを向けていた。列車の名前は、すべてわかっていて教えてくれる。
 特急こうのとりは、新大阪=城崎を走っている。山陰本線には随分長い間乗っていない。城崎まで電化されているとは知らなかった。

 北近畿タンゴ鉄道宮津線の始発駅豊岡は、極めて質素な駅である。ここに、お目当ての「あかまつ」と「あおまつ」が連結して停まっている。「あかまつ」が定数制限の指定車で、「あおまつ」は自由席である。車内は、鉄ちゃんとおぼしき男の子を含むファミリーで満席である。鉄道マニアらしき人に話を聞くと今日10月14日は、新橋から横浜を結んだ路線が開業したことにちなんで鉄道記念日ということである。この鉄道記念日の前後にわたってかなりの割引となる記念切符が発売されているという。今日はそれを使って、普通車でやって来たらしい。我々は降車自由の一日乗り放題券を求めた。
 列車は、いくつかのトンネルやカーブが多い線路を結構なスピードで走っていく。「あかまつ」号は、各駅停車である。

北近畿タンゴ鉄道路線地図 map-131014.JPG


 三連休最後の快晴とあって、天の橋立はいっぱいの人である。中洲の松林をあるく時間的余裕はないので、駅から5分ほどで乗れるケーブルカーで「天の橋立ビュウランド」というところに登った。10年以上も前に車で来た時には、中洲の松林を歩いて対岸のロープウエイで見晴台まで登ったが、南側からの眺めもなかなかであった。帰りは、ケーブルカーに並行しているリフトで降りた。

 天の橋立駅から一駅となりの宮津まで普通列車に乗り、宮津で福知山行き特急「たんごリレー号」に乗車する。この特急は、2両編成で一両は指定席である。自由席は超満員である。福知山までの約40分は、つり革もない列車で立ちん坊であった。
 福知山では、「特急こうのとり」と接続しており、こちらは比較的空いていた。すっかり日が暮れた大阪駅で、孫が食べたいというラーメン屋「一風堂」を孫の先導とスマホナビで探し当て、待ち行列に加わった。家族と何回か来ているらしい。豚骨スープのラーメンと少し小さめの餃子でのビールは腹にしみた。

特急こうのとり:豊岡駅;クリックすると大きな写真になります。 あおまつ車両:豊岡駅にて;クリックすると大きな写真になります。 あかまつ車両:豊岡駅にて;クリックすると大きな写真になります。 あかまつ車両車内;クリックすると大きな写真になります。
特急こうのとり:豊岡駅にて
2013/10/14
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
55mm(35mm換算82mm)
絞り優先オート 1/60s F8.0 ISO160 露出補正 0
あおまつ車両:豊岡駅にて
2013/10/14
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
18mm(35mm換算27mm)
絞り優先オート 1/100s F8.0 ISO200 露出補正 0
あかまつ車両:豊岡駅にて
2013/10/14
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
20mm(35mm換算30mm)
絞り優先オート 1/100s F8.0 ISO100 露出補正 +0.7
あかまつ車両車内
2013/10/14
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
18mm(35mm換算27mm)
絞り優先オート 1/60s F8.0 ISO200 露出補正 +0.7
あかまつ車両車内;クリックすると大きな写真になります。 車内掲示の路線図;クリックすると大きな写真になります。 路線は単線である;クリックすると大きな写真になります。 快晴の天の橋立;クリックすると大きな写真になります。
あかまつ車両車内
2013/10/14
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
29mm(35mm換算43mm)
絞り優先オート 1/60s F8.0 ISO320 露出補正 +0.7
車内掲示の路線図
2013/10/14
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
200mm(35mm換算300mm)
絞り優先オート 1/320s F8.0 ISO1600 露出補正 0
路線は単線である
2013/10/14
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
18mm(35mm換算27mm)
絞り優先オート 1/60s F8.0 ISO500 露出補正 0
快晴の天の橋立
2013/10/14
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
33mm(35mm換算49mm)
絞り優先オート 1/160s F8.0 ISO100 露出補正 +0.3
 

2009年7月12日

初夏の京都:鞍馬寺

 1DK の部屋で娘がTV 兼パソコンで使う、棚中に収納できるキーボード・マウス台を届けに京都に行った来た。1ヶ月前にできあがっていたが、なにやかやとあり、配達が遅れていた。

 7月11日(土曜日)、京都は最高気温が32℃くらいになるという。涼しいところを目指そうと貴船・鞍馬方面にいってみることにした。ネットでサーチしてみると、案内は叡山電鉄の鞍馬線で訪ねるのが一般的で、車でのアクセス案内はほとんどない。
 カーナビで鞍馬寺をセットすると道はあるようだ。カーナビの誘導のまま走ると、ノーベル賞を受賞した益川教授が在籍する京都産業大学の横を山の方へくぐりぬけていく。この大学、バイクでの登校を認めているようで、大学が設けているバイク置き場がいくつもある。何台もの学生が乗るバイクが前後についたりするので、いささか恐怖感がある。鞍馬寺の山門に近づくにつれて、道は狭くなり、乗用車同志でも離合が難しい個所もある。
 山門(仁王門)近辺には、民間の駐車場がいくつかあり、500円で駐めさせてくれる。それぞれがそれほど大きくないので、ほとんどが満車であった。山門を行き過ぎたところで、ようやく駐めることができた。

 鞍馬山の一番高いところは「背くらべ石」(奥州へくだる牛若丸が名残を惜しんで背丈をくらべたという石)があるところで、高さは山門の標高から 235m とそれほど高くないが、山門から急な坂道・階段が続く。最初の急な上りには、信徒が寄進したという短い(200m)ケーブルカーがついている。
 杉木立が続いていて、じっとしている分には涼しいが、急坂を登ると汗が噴き出してくる。本殿金堂あたりには、大きな楓が沢山あり、紅葉シーズンにはきっと赤く染まるのだろう。
 「背くらべ石」の横には、「木の根道」といって、岩盤が固くて地下に根を張れない杉の根がアラベスク模様を描いていた。

 帰りはケーブルカーに乗らず、「枕草子」の「近くて遠いものの 例えに」にある「くらまの九十九折という道」をおりてきた。途中に「火祭り」で有名な由岐神社がある。
ケーブルカー:クリックすると大きな写真になります楓の階段:クリックすると大きな写真になります背くらべ石:クリックすると大きな写真になります木の根道:クリックすると大きな写真になります


 「背くらべ石」からは、貴船神社への下り道になるようだ。貴船から歩いてきた熟年組や英語を声高に話す若い集団とも行き交った。
 紅葉のシーズンに叡山鉄道で来て、貴船から鞍馬まで歩いてみるのがいいのかもしれない。

2007年10月 8日

筑波山

 東京で単身生活を過ごした3年間に得た友達とのゴルフ・コンペに参加した。このような上京をするときには、東京在住の古い友との再会をする機会にもしている。今回のコンペは熊谷にあるゴルフ場だったので、前夜、久喜に住む大学時代からの友人と大宮で落ち合い、駅近くの炉端焼きで一杯酌み交わした。ゴルフだけでトンボ帰りするのももったいないので、熊谷近辺を散策するつもりで帰りの飛行機は遅い時間に予約していた。友人にどこかいいとこないかと相談すると筑波山でも案内してやろうというので甘えることにした。
クリックすると大きな写真になります 連休初日の割には車の渋滞もなく、熊谷から約2時間で筑波山神社近くの駐車場に着いた。加齢に加えて運動不足の身には、駐車場からケーブルカーの乗り場までのわずかな上り坂や階段が足にこたえる。ケーブルカーで標高800mくらいの頂上まで上がると歩いて登ってきたハイキング装備の人たちで賑わっている。展望台からは、ゴルフ場(多分、つくばねCC)の向こうに霞ヶ浦が光っている。天気が良ければ、東京方面の眺望がいいと聞いていたが残念ながら靄がかかっていて、あまり見えなかった。
クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります ケーブルカーを降りると筑波山神社の境内で、ガマの油売り口上保存会メンバーが実演をしていた。いろいろなことを趣味にしている人がいるものだ。昼食を摂るついでに、まだ行ったことのない筑波学園都市に連れて行ってもらった。計画的に植樹されたであろう樹木がフラットで広大な敷地に35年以上も経つと鬱そうとしている。日本の有数の研究所が集まる理由が、なんとなく分かる気がした。
 JRに乗るために土浦まで送ってもらった。駅までの道中、ずいぶん多くの人出である。10月6日、土浦では全国花火競技会が催うされたのだ。3時前というのに、花火を見るのにいい場所を求めているようだ。臨時駐車場があちこちで一日2千円の看板を上げていた。
 ゴルフも含めて、良い知己のホスピタリティに大満足して帰途についた。