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Atelierで“ユリカモメ”が含まれるブログ記事

2015年9月22日

隠居の旅:能登和倉温泉・金沢

年一回、某IT会社のユーザー会のOBを含む幹事の旅行がある。この集まりは、「露天風呂研究会」なる別名がついていて、その名の通り露天風呂がある温泉を巡ることが主体となっている。メンバーは東京が主体dが、名古屋・大阪からも参加する。昨年は、青森の蔦温泉・青荷温泉・酸ヶ湯温泉を訪ねている。
 今年は、東京から金沢まで新幹線がつながったこともあって、能登の和倉温泉ということになった。ここ2~3年は、秘湯と言われるようなところを巡ったが、今年は元会長が傘寿を迎えられたので、お祝いするのが主体だったかもしれない。

大阪からは、大阪駅発和倉温泉行きのサンダーバードに乗れば、4時間ほどで着く。東京から新幹線で来る方が早いだろう。この特急列車には、車内販売はないから、駅弁も飲み物も大阪駅で調達していかねばならない。ウィスキーの小瓶をバックザックに忍ばせていたので、エキナカのコンビニでパックに入った氷を買った。これが案外長持ちして、金沢に着く頃までは、スマホに落としたラジオ深夜便の録音から編集した高橋真梨子のカバーソングなどを聴きながら、ウィスキーの水割りをちびりちびりという状況だった。

和倉の駅で、東京組と落合い旅館のバスに。知らない間に、この集まりでは、元会長に続く年寄りになってしまった。風呂に行く前に、私の次に年寄りの仲間と散歩にでかけた。残念ながら、空はどんより曇っている。
 足湯のあるスポーツ公園から、和倉温泉を代表する加賀屋が近くに望める弁天橋公園に行くと海底から引いているという源泉を飲めるところがある。少し口に含んでみるとやけに塩辛かった。
 遅くまで続いた二次会で寝るのは遅かったが、翌早朝、朝風呂を浴びてから、一人で散策にでかけた。和倉温泉のある七尾市は、花を育てる運動をしているらしく、あちらこちらで花が咲いていた。ECO にも力を入れているのか能登島には、風力発電の施設があったり、電気自動車の充電ステーションがあったりした。

和倉温泉街風景

;クリックすると大きな写真になります。 弁天橋から加賀屋を見る
2015/9/5
世の中景気が良いのかたくさんのお客が泊まっているようだった。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
18.0mm (35mm換算:27mm)
プログラムオート 1/45s f9.5 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 能登島の風力発電設備
2015/9/5
手前の突堤には、ユリカモメが等間隔に並んでいる。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
200.0mm (35mm換算:300mm)
プログラムオート 1/350s f6.7 ISO100
露出補正 +0.5
;クリックすると大きな写真になります。 EV車への充電設備
2015/9/5
この観光会館以外にも、充電設備を見かけた。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
18.0mm (35mm換算:27mm)
プログラムオート 1/60s f4.5 ISO125
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 ヤマモモソウ?
2015/9/5
色々な花がお宅の庭に咲いていた。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
64.0mm (35mm換算:96mm)
プログラムオート 1/90s f5.6 ISO4000
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 青林寺
2015/9/5
曹洞宗の寺である。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
18.0mm (35mm換算:27mm)
プログラムオート 1/60s f4.5 ISO500
露出補正 -0.5
;クリックすると大きな写真になります。 おびんづるさん
2015/9/5
おびんづるさんは弁天橋公園近くにもあった。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
24.0mm (35mm換算:36mm)
プログラムオート 1/60s f4.5 ISO6400
露出補正 -0.5
;クリックすると大きな写真になります。 和倉の湯壷
2015/9/5
和倉は、湧く浦からきている。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
18.0mm (35mm換算:27mm)
絞り優先AE 1/125s f4.5 ISO100
露出補正 +0.5 合成
DSC01436.JPG 明治初期の和倉温泉の図
2015/9/5
図にあるパーシヴァル・ローエルは、能登の穴水町にきている。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
18.0mm (35mm換算:27mm)
絞り優先AE 1/125s f4.5 ISO100
露出補正 +0.5 合成
;クリックすると大きな写真になります。 のと鉄道七尾線の列車
2015/9/5
和倉温泉から北へはのと鉄道となっている。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
59.0mm (35mm換算:88mm)
絞り優先AE 1/100s f5.6 ISO125
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 サンダーバード大阪行き
2015/9/5
七尾線は単線であり、サンダーバードはここで引き返す。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
61.0mm (35mm換算:91mm)
絞り優先AE 1/90s f5.6 ISO125
露出補正 0

サンダーバードが金沢につく頃には、すっかり強い雨が降りだした。この雨では歩いての金沢散策はつらかろうと、幹事がバスの1日フリー乗車券を買ってくれた。昼食は、兼六園内の兼六亭である。金沢らしい華やかなものだ。
 昼食後は解散となって、三々五々、好きなところに散らばった。私は、金沢は何回か来ているが、金沢城を訪ねたことがない。昨日も和倉散策をご一緒した仲間と、雨は強いけれども城址を歩いてみることにした。この金沢城址は、現在公園になっているのだが、それまで(1995年まで)は金沢大学だった。それ以降、金沢城公園として整備され、第一期工事が完成したのは、2001年だから、金沢に来たのはそれ以前だったのどろう。

金沢周遊1日フリー乗車券
Kanazawa-bus.jpg Kanazawa-bus2.jpg



兼六園・金沢城公園など

 
;クリックすると大きな写真になります。兼六亭昼食
2015/9/5
団体向け加賀殿定食。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
18.0mm (35mm換算:27mm)
絞り優先AE 1/80s f5.6 ISO800
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 浴衣姿の美人女性と外国人
2015/9/5
外国人の雨武装と浴衣姿とは対照的だ。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
18.0mm (35mm換算:27mm)
絞り優先AE 1/80s f5.6 ISO800
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 金沢城五十軒長屋
2015/9/5
長屋とはもともと兵糧などの倉庫らしい。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
22.0mm (35mm換算:33mm)
絞り優先AE 1/200s f4.5 ISO100
露出補正 -0.5
;クリックすると大きな写真になります。 橋爪門あたり
2015/9/5
橋爪門続櫓からの眺め

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
20.0mm (35mm換算:30mm)
絞り優先AE 1/125s f5.6 ISO100
露出補正 -0.5
;クリックすると大きな写真になります。 ベンガラ格子
2015/9/5
近江市場近く。何屋さんだろうか。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
20.0mm (35mm換算:30mm)
絞り優先AE 1/125s f5.6 ISO100
露出補正 -0.5
;クリックすると大きな写真になります。 大きな岩牡蠣
2015/9/5
近江市場で。二つに切ってもらった。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
38.0mm (35mm換算:57mm)
絞り優先AE 1/60s f5.6 ISO250
露出補正 0

金沢駅で東京からの仲間と別れて乗った大阪行きサンダーバードは、思ったより空いていた。行きしなとおなじように、ウィスキーの水割りをちびりちびりとすすりながら、雨の北陸線・湖西線の風景をぼんやりと眺めながら帰途についた。

 

2014年2月 6日

隠居の自然散策:伊丹市昆陽池公園(1)水鳥たち


 奥さんが早くに亡くなって、独り身を続けている友人が伊丹のマンションに引っ越した。新居を見せてもらうのと、廃棄するというパソコンをもらいに出かけた。
 聞くと昆陽池はすぐ近くだという。以前(2009年)にも彼と訪れたことがある。今は、ちょうど冬鳥のシーズンなので、昆陽池にも冬鳥がやってきているはずである。

 駐車場を出て、反時計回りに池を巡っていくとすぐに、野鳥観察橋がある。そこは野鳥への給餌場となっている。その付近から多くの水鳥が泳ぎまわっている。ここにくれば餌をもらえると思っているのだろう、岸辺に近づくとオナガガモなどがよってくる。そんな中に、背中に細い矢が刺さっているようなオナガガモがいる。よく見てみるとどうやら発信機のようだ。
 ネットでサーチしてみると、環境省が東京大学生物多様性科学研究室に委託して、【ハクチョウ・カモ類の飛来経路及び移動状況】を調査しており、その中で【人工衛星を利用した調査】を実施しているようだ。オナガガモの背中に取り付けらているのは、人工衛星に向けた送信機だったのだ。
 その報告書の中に、【兵庫県で送信機を装着したオナガガモの移動状況】の次のような記載がある。
  本個体は4月中旬に北海道へ渡りました。サハリンを経由後、オホーツク海を越え、5月末にロシア東部沿岸に上陸しました。6月上旬にカムチャッカ半島に移動し、同半島北部で長期滞在していました。10月中旬に南下を開始し、3月15日現在、同半島南端部に滞在しています。 (平成22年3月15日現在)

 平成21年冬(?)に伊丹(昆陽池と思われる)で送信機を装着されたオナガガモの飛行ルートは、次のような図で表示されている。

satelite-01.JPG

 送信機をつけたオナガガモを数羽目撃したので、今年も調査行われるのだろう。結果が楽しみであるが、送信機を付けられたオナガガモには大きな迷惑だろう。
 この池には、飼育されている思われるコブハクチョウやマガモとアヒルの交雑種もおり、人間の臭いが感じられる。

昆陽池の水鳥たち
送信機をつけたオナガガモ;クリックすると大きな写真になります。 マガモとアヒルの交雑種;クリックすると大きな写真になります。 飼育されているコブハクチョウ;クリックすると大きな写真になります。
送信機をつけたオナガガモ:昆陽池(伊丹)
2014/1/27
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート
1/640s F6.3 ISO160
RAW画像をAdobe で現像
マガモとアヒルの交雑種:昆陽池(伊丹)
2014/1/27
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
78mm(35mm換算117mm)
シャッター優先オート
1/640s F5.0 ISO200
RAW画像をAdobe で現像
飼育されているコブハクチョウ:昆陽池(伊丹)
2014/1/27
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
240mm(35mm換算360mm)
シャッター優先オート
1/640s F11.0 ISO100
RAW画像をAdobe で現像
餌場に集まる水鳥たち;クリックすると大きな写真になります。 ヒドリガモ♂:昆陽池;クリックすると大きな写真になります。 ハシビロガモ♂:昆陽池;クリックすると大きな写真になります。
餌場に集まる水鳥たち:昆陽池(伊丹)
2014/1/27
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
460mm(35mm換算690mm)
シャッター優先オート
1/640s F6.3 ISO100
RAW画像をAdobe で現像
ヒドリガモ♂:昆陽池(伊丹)
2014/1/27
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
240mm(35mm換算360mm)
シャッター優先オート
1/640s F6.0 ISO450
RAW画像をAdobe で現像
ハシビロガモ♂:昆陽池(伊丹)
2014/1/27
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
240mm(35mm換算360mm)
シャッター優先オート
1/640s F6.0 ISO140
RAW画像をAdobe で現像
オナガガモ♀:昆陽池;クリックすると大きな写真になります。 ユリカモメ:昆陽池;クリックすると大きな写真になります。 キンクロハジロ♂:昆陽池;クリックすると大きな写真になります。
オナガガモ♀:昆陽池(伊丹)
2014/1/27
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
240mm(35mm換算360mm)
シャッター優先オート
1/640s F6.3 ISO100
RAW画像をAdobe で現像
ユリカモメ:昆陽池(伊丹)
2014/1/27
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
460mm(35mm換算690mm)
シャッター優先オート
1/640s F9.0 ISO100
RAW画像をAdobe で現像
キンクロハジロ♂:昆陽池(伊丹)
2014/1/27
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート
1/640s F6.3 ISO800
RAW画像をAdobe で現像


2013年1月18日

野鳥の写真集

   今までに撮りためた野鳥の写真ばかり集めたサムネイル・テーブルを作ってみた。  自宅の庭、近所の公園、山小屋 Hütte Hachi などで、鳥の姿を見かけるとできるだけ写真を撮るように心がけてきたが、野鳥を撮るための超望遠・三脚など本格的な体制ではなかったので、2009年夏までは、NikonD70 with Tamron28-300mm の写真が中心である。
 2009年8月から野鳥の写真を撮るのにデジスコ・セットをそろえた。それ以降、野鳥の写真はコリメート法で撮影したものが中心になっている。だが、まだ気に入った写真は数枚しかない。
 その後、2010年3月に、ΣAPO 120-400mm の望遠を求め、NikonD70 につけて撮影していたが、同じ年の9月に一眼レフデジカメを NikonD90 に変えた。このカメラは、連写スピードが好いのと ISO 感度を自動設定できるので、野鳥撮影はかなり楽になった。
 さらに、2011年の7月には、望遠レンズをΣAPO 120-400mmからΣAPO 50-500mmに換え、同じ年の年末には一眼レフデジカメを NikonD7000に変えた。一秒に6コマの連写速度とISO感度は6400(設定によって25600まである)となったので、更に撮りやすくなった。
ほとんどの写真は、トリミングしているが、ブログに掲載するにはあまり問題はない。
 野鳥の分類方法についていろいろと考えたが、小宮輝之さんが出されている「日本の野鳥」という図鑑に準じて撮影した場所を、
  • 自宅(堺市泉北ニュータウン)近くの公園など
  • 自宅近くの池、川など
  • 山小屋のある兵庫県鉢伏山などの山林
  • 野鳥園などがある干潟など
に分け、目・科・種順に集めてみた。鳥の種名は自分なりに図鑑やネットサーチで調べたつもりであるが、間違いが多々あると思われる。もし分かれば、ご指摘いただきたい。
 同じ種でも異なる場所で撮っている場合は、どちらにも掲載した。
 なお、2011年2月から、写真撮影地点の地図を作成しだしている。サムネイル中に表示される【撮影地点地図】ボタンをクリックすると Google Map による地図が表示される。
 また、場所を示すタイトルをクリックすると、その場所で撮った写真のサムネイル集にリンクしている。また、鳥種名をクリックすると、その場所のサムネイルのその鳥名の個所に直接リンクする。

 各サムネイルをクリックすると大きな画像となる。動画の場合もある。各サムネイルの下の日付・場所を示すキャプションはその写真を掲載しているエントリーにリンクしている。
 MP3 レコーダー EDIROL R-1 (2010年9月からは、SANYO ICR-PS603RM)で録音した(最近では、スマホ Xperia acro で)野鳥のさえずりがある場合には、その鳥名の左にプレイボタンをつけている。クリックしてみてください。さえずりが聞こえてくるはずだ。ただし、MP3 ファイルを再生できる環境が必要です。

 
野鳥の写真サムネイル
泉州の公園など泉州の川・池など兵庫鉢伏などの山林干潟・野鳥園など
Revised on May. 29th, 2011
スズメ目
 ハタオリドリ科:スズメ
 ウグイス科:ウグイス
 アトリ科:ウソ
 アトリ科:マヒワ
 アトリ科:カワラヒワ
 アトリ科:アトリ
 アトリ科:シメ
 アトリ科:イカル
 メジロ科:メジロ
 シジュウカラ科:シジュウカラ
 シジュウカラ科:コガラ
 シジュウカラ科:ヤマガラ
 ヒタキ科:サメビタキ
 ヒバリ科:ヒバリ
 ホオジロ科:カシラダカ
 ホオジロ科:アオジ
 ホオジロ科:ホウジロ
 ホオジロ科:ホウアカ
 モズ科:モズ
 ツグミ科:ジョウビダキ
 ツグミ科:ツグミ
 ツグミ科:シロハラ
 ツグミ科:アカハラ
 ツグミ科:トラツグミ
 ツグミ科:イソヒヨドリ
 エナガ科:エナガ
 ツバメ科:ツバメ
 ムクドリ科:ムクドリ
 ヒヨドリ科:ヒヨドリ
 カラス科:ハシボソカラス
 カラス科:ハシブトボソカラス
キツツキ目
 キツツキ科:アリスイ
 キツツキ科:コゲラ
ハト目
 ハト科:カワラバト(ドバト)
 ハト科:キジバト
タカ目
 タカ科:オオタカ
キジ目
 キジ科:キジ
ブッポウソウ目
 カワセミ科:カワセミ
スズメ目
 セキレイ科:キセキレイ
 セキレイ科:セグロセキレイ
 セキレイ科:ハクセキレイ
 ウグイス科:オオヨシキリ
チドリ目
 カモメ科ユリカモメ
 チドリ科コチドリ
 シギ科イソシギ
 シギ科タシギ
 チドリ科ケリ
カイツブリ目
 カイツブリ科カイツブリ
 カイツブリ科カンムリカイツブリ
ツル目
 クイナ科バン
 クイナ科オオバン
カモ目
 カモ科コガモ
 カモ科オカヨシガモ
 カモ科カルガモ
 カモ科キンクロハジロ
 カモ科:ヨシガモ
 カモ科ヒドリガモ
 カモ科ホシバジロ
 カモ科ハシビロガモ
 カモ科マガモ
コウノトリ目
 サギ科ゴイサギ
 サギ科コサギ
 サギ科チュウサギ
 サギ科ダイサギ
 サギ科アオサギ
ペリカン目
 ウ科カワウ
スズメ目
 エナガ科:エナガ
 メジロ科:メジロ
スズメ目
 ウグイス科:ウグイス
 シジュウカラ科:シジュウカラ
 シジュウカラ科:ヤマガラ
 ホオジロ科:ホオジロ
 モズ科:モズ
 ツバメ科:ツバメ
キツツキ目
 キツツキ科:コゲラ
 キツツキ科:アカゲラ
カッコウ目
 カッコウ科:カッコウ
スズメ目
 エナガ科:エナガ
 ツグミ科:ジョウビタキ
 ツグミ科:イソヒヨドリ
 アトリ科:イカル
 セキレイ科:キセキレイ
 セキレイ科:ハクセキレイ
 セキレイ科:セグロセキレイ
チドリ目
 シギ科:アオアシシギ?
 シギ科:イソシギ
 シギ科:トウネン?
 カモメ科:ユリカモメ
カモ目
 カモ科:オナガガモ
 カモ科:カルガモ
 カモ科:マガモ
 カモ科:キンクロハジロ
 カモ科:ヨシガモ
 カモ科:ミコアイサ
 カモ科:ヒドリガモ
 カモ科:コハクチョウ
 カモ科:マガン
 カモ科:オオヒシクイ
コウノトリ目
 サギ科:アオサギ
 サギ科:ダイサギ
 コウノトリ科:コウノトリ
タカ目
 タカ科:チュウヒ
ペリカン目
 ウ科:カワウ
ツル目
 ツル科:ナベヅル

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小宮 輝之
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2012年9月11日

隠居の旅:久しぶりの東京と福島磐梯朝日あたり ー(1):有明


 年一回、情報システム研究会で役員をしていた(している)皆さんとの懇親旅行がある。いつも露天風呂に入ることがメインで、ロテ研と称している。昨年は、平湯温泉の露天風呂を楽しんだ。私は毎回参加しているわけではないが、今回で14回目になるようだ。

 今度の旅は、震災復興へに少しでも貢献ということで、磐梯吾妻スカイライン入口近くにある高湯温泉への東京発の貸切バスでの旅となった。私のような関西組は、前日から東京に出かけることになる。
 それで、この機会に、いつもメーリングリストではなじみではあるが、顔をあわせることが少ない、現役時代同業だった、これも情報システム部関連の仲間の顔をみたいとオフライン・ミーティングをお願いすると快く集まってくれた。台湾びいきのメンバーの一人が選んでくれた台湾料理で、2時間半ほど、話がはずんだ。

 久しぶりの東京で泊まったのは、有明にあるホテル。都心にあるホテルより、緑が多くて海が近い(すべて人工だけど)からだ。
 フロントの案内では、朝食は 5:45 からOK 、混むから早めにという。一番に朝食会場に行ってみると、もうすでにジャージ姿の若者がずらりといる。食事をしながら、近くの若者に なにの部活と聞いてみると、水泳部で、辰巳国際水泳場での試合に出るという。(あとで調べてみると学生選手権が開かれていた。)
 荷物をゆりかもめ国際展示場正門駅のロッカーにあずけて(駅に入場しないと預けられない。SUICA で入って、出るときは駅員さんが処理してくれた。)、駅にすぐ近い有明客船ターミナル付近の海辺を歩いて見ることにした。 

 プロムナードに植えられた百日紅は、盛りをすぎたようだが、それでもまだきれいにピンク色の花を咲かせている。この花に、イチモンジセセリが飛び回っていた。
 運河のような海では、ボラがはねて、これを狙ってかカワウが潜水を繰り返していた。旅行用にと買い求めた Coolpix P510 は、いつも野鳥撮影に使っているNikonD7000+Σ50-500mmに比べるとAF 機能が弱く、動きのあるものは撮り難い。私の腕では、運河の中ほどに立つコンクリート杭に留るユリカモメを撮るのが精一杯である。
 この有明客船ターミナルは震災時の水上輸送基地になるようであるが、付近には地震+津波用の立て看板が目についた。
 朝の早い、ゆりかもめのプラットフォームに、ハクセキレイが散歩していた。

さるすべりにイチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります ユリカモメ;クリックすると大きな写真になります 津波に備えての立て看板;クリックすると大きな写真になります プラットフォームを散歩するハクセキレイ;クリックすると大きな写真になります
さるすべりにイチモンジセセリ:有明客船ターミナル付近
2012/9/8
Coolpix P510 18.7mm
(35m版換算105mm)
絞り優先オート
(ISO100 F8.3 1/60s)
露出補正なし
トリミング
ユリカモメ:有明客船ターミナル付近
2012/9/8
Coolpix P510 180mm
(35m版換算1000mm)
絞り優先オート
(ISO100 F5.9 1/80s)
露出補正なし
トリミング
津波に備えての立て看板:有明客船ターミナル付近
2012/9/8
Coolpix P510 13.3mm
(35m版換算75mm)
絞り優先オート
(ISO100 F7.8 1/500s)
露出補正なし
トリミング
プラットフォームを散歩するハクセキレイ:ゆりかもめ国際展示場正門駅
2012/9/8
Coolpix P510 24mm
(35m版換算135mm)
シャッター優先オート
(ISO800 F4.3 1/500s)
露出補正なし
トリミング

2011年11月18日

隠居の東京見物:スカイツリーと上野公園、不忍池の鳥たち


 もう50年以上も前に兵庫の県立高校の自治会役員をしていた友達の多くは、いまや東京近辺に住まいしている。あまり東京に出ることのない大阪近辺に住むメンバーの一人が、東京に行く用事ができたのを機会に東京で集まろうと私にもお呼びがかかった。
 久しく上京していないので、ついでにメールでしか音信のない友らと会うことにした。業界で同じ仕事をしていた仲間は、日曜日というのに夕食に付き合ってくれた。場所は、錦糸町である。どうやら、メンバーの一人が、スカイツリー見学を企んでいるようだった。
 お上りさん隠居を他のメンバーの一人が浅草から業平町経由錦糸町まで案内してくれた。天気はいい。もう一人のメンバーも、個別にスカイツリーを追っているらしい。
 錦糸町の炭焼きジンギスカンで、久しぶりのオフライン・ミーティングを楽しんだ。翌週、メンバーそれぞれが、愛用のカメラと自慢の腕でそれぞれのスポットで撮った写真を送ってくれた。

東武特急とスカイツリー;クリックすると大きな写真になります川面に映る逆さスカイツリー;クリックすると大きな写真になります鏡面に映るスカイツリー;クリックすると大きな写真になりますビル壁面に映るスカイツリー;クリックすると大きな写真になります
東武特急とスカイツリー:涙森橋
撮影:K.Y
川面に映る逆さスカイツリー
千点写行 No.943
撮影:A.E
鏡面に映るスカイツリー
千点写行 No.944
撮影:A.E
ビル壁面に映るスカイツリー
アサヒビール本部ビルの隣ビル
撮影:M.N


 翌日の同窓会は、上野公園の中にある「韻松亭」の昼食である。それまでの間、じっくりと歩いたことのなかった上野公園を歩き回って見ることにした。
 不忍池の不忍通り側からは、弁天堂の向こうに、スカイツリーが遠望された。 大晦日に、NHK 「いく年、くる年」によく登場する寛永寺にも行ってみた。篤姫の墓所横にある霊園では、墓に立てられた塔婆の向こうに、スカイツリーが見えた。
 寛永寺鐘楼近くの銀杏も、東京芸大奏楽堂まわりの樹々も、紅葉はもう少し時間がかかりそうであった。

不忍池からみるスカイツリー;クリックすると大きな写真になります寛永寺霊園からみるスカイツリー;クリックすると大きな写真になります寛永寺鐘楼;クリックすると大きな写真になります奏楽堂;クリックすると大きな写真になります
不忍池からみるスカイツリー
2011/11/14
寛永寺霊園からみるスカイツリー
2011/11/14
寛永寺鐘楼
2011/11/14
奏楽堂:上野公園
2011/11/14


 月曜日とあって、動物園も美術館もみんな休みである。ただ、ダリ展をしている西洋美術館は読売旅行の貸切で、バスで来る団体さんが続々と入場していた。旅行社も考えるものだ。
 不忍池には、カモがきっと飛来しているだろうとまっさきに行ってみた。ここでは、自宅近くで見ることのないオナガガモ、ユリカモメが観察された。ここのカモたちは、人馴れしているのか近づいても逃げない。堺の我が家近くの川や池では、人気を感じるとすぐ飛び立ってしまうのだが。 

オナガガモ♂;クリックすると大きな写真になりますオナガガモ♀;クリックすると大きな写真になります杭に1羽ずつ留るユリカモメ;クリックすると大きな写真になりますキンクロハジロ;クリックすると大きな写真になります
オナガガモ♂:不忍池
2011/11/14
Nikon D90
Nikkor18-200mm 200mm
(35mm相当 300mm)
ISO3200 1/750s F5.6
オナガガモ♀:不忍池
2011/11/14
Nikon D90
Nikkor18-200mm 170mm
(35mm相当 255mm)
ISO1100 1/750s F5.6
杭に1羽ずつ留るユリカモメ:不忍池
2011/11/14
Nikon D90
Nikkor18-200mm 112mm
(35mm相当 168mm)
ISO2500 1/750s F5.3
キンクロハジロ:不忍池
2011/11/14
Nikon D90
Nikkor18-200mm 200mm
(35mm相当 300mm)
ISO1250 1/750s F5.6
トリミング
コサギ;クリックすると大きな写真になります小魚を咥えるダイサギ;クリックすると大きな写真になりますシジュウカラカルガモ;クリックすると大きな写真になります
コサギ:不忍池
2011/11/14
Nikon D90
Nikkor18-200mm 150mm
(35mm相当 225mm)
ISO640 1/750s F5.6
小魚を咥えるダイサギ:不忍池
2011/11/14
Nikon D90
Nikkor18-200mm 150mm
(35mm相当 225mm)
ISO560 1/750s F5.6
シジュウカラ:不忍池
2011/11/14
Nikon D90
Nikkor18-200mm 200mm
(35mm相当 300mm)
ISO640 1/750s F5.6
トリミング
カルガモ:不忍池
2011/11/14
Nikon D90
Nikkor18-200mm 170mm
(35mm相当 255mm)
ISO1250 1/750s F5.6


2010年12月 2日

隠居の探鳥ウォーク:岸和田久米田池


 岸和田の久米田池は、大阪府でもっとも大きな面積があるため池である。先日、この池で晩秋になると水を抜き、養殖のヘラブナを出荷するという作業を NHK TV で放送していた。魚目当ての野鳥も集まるらしい。
久米田池;クリックすると大きな写真になります 師走に入ったが穏やかな天気だったので、車で20分ほどなので行ってみることにした。カーナビは細い道を案内するが、なんとかたどり着いた。車を駐めるところを探して、池を一周したが、どうやら久米田公園という小さな公園横の空き地にとめてもいいようだ。
 水が抜かれてまるでどこかの広大なグランドのようにみえる。きれいに舗装された堤を、聖武天皇の頃にこの池の管理を任されたといわれる久米田寺の方向に歩くと放水口の回り 1ha 位に水が残っている。ここに、アオサギ・コサギ・カワウ・ユリカモメといった水鳥が群れている。ヒドリガモらしきカモが2羽いるが、うずくまって動きがなく種が判別しにくい。
 まだ、ヘラブナの出荷作業は続いているのか、つないである小舟からアオサギが小魚を狙っていた。アオサギも、コサギも、多くの餌に満足そうである。駐車場への帰り道、土手の横の草むらで、ムクドリも餌をついばんでいた。

群れる水鳥;クリックすると大きな写真になります小舟にアオサギ;クリックすると大きな写真になります魚をくわえたアオサギ;クリックすると大きな写真になります魚をくわえたコサギ;クリックすると大きな写真になります
水鳥の群れ:久米田池(岸和田)
2010/12/1
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/250s F5.6
トリミング
アオサギ:久米田池(岸和田)
2010/12/1
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/250s F5.6
トリミング
アオサギ:久米田池(岸和田)
2010/12/1
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO220 1/500s F5.6
トリミング
コサギ:久米田池(岸和田)
2010/12/1
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO450 1/500s F5.6
トリミング
コサギの飛翔;クリックすると大きな写真になりますコサギの飛翔;クリックすると大きな写真になりますユリカモメの飛翔;クリックすると大きな写真になりますムクドリの採餌;クリックすると大きな写真になります
コサギの飛翔:久米田池(岸和田)
2010/12/1
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/400s F5.6
トリミング
コサギの飛翔:久米田池(岸和田)
2010/12/1
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/800s F5.6
トリミング
ユリカモメの飛翔:久米田池(岸和田)
2010/12/1
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/1600s F5.6
トリミング
ムクドリの採餌:久米田池(岸和田)
2010/12/1
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/250s F5.6
トリミング

2009年12月 9日

隠居のデジスコ:伊丹市昆陽池

昆陽池野鳥観察橋:クリックすると大きな写真になります 12月8日、朝から冬日和の快晴である。前から友と一度行ってみようかと言っていた伊丹の自衛隊駐屯地近くにある昆陽池公園に行ってみることを思い立った。友に電話すると空いているという。
 イチデジのNikonD70をデジスコにした場合、視野の狭さが問題であったので、照準器をつけたコンデジのSonyDSC-W300で撮ってきた。それでも、イチデジでのデジスコ写真も捨てがたい。イチデジの欠点であった視野の狭さを助けるストロボシューに装着する KYOEI マルチドット高輝度照準器を手に入れたので、試してみたかったこともある。

 野鳥観察橋がある給餌池近辺には、飼育しているらしいコハクチョウとカモ類に混じってドバトが沢山いる。動物園みたいだ。これでは、デジスコでなくても、イチデジの望遠で十分撮れる距離である。
 それでも敢えて、NikonD70によるデジスコで撮ってみた。操作になれていないこともあって、家に帰ってパソコンで見てみるとあまり良い写真はない。ただ、何枚かの写真はイチデジらしい画像であった。
ゆりかもめ:昆陽池;クリックすると大きな写真になりますゆりかもめ:昆陽池:クリックすると大きな写真になりますキンクロハジロ:昆陽池;クリックすると大きな写真になりますアオサギ:昆陽池;クリックすると大きな写真になります
スコープ Nikon ED82
カメラ・アタッチメント FSA-L1
デジカメ Nikon D70
ISO800 F13.0 1/1600 1000mm
(35mm版換算1500mm)
スコープ Nikon ED82
接眼レンズ 30XWFA
デジカメ Sony DSC-W300
ISO80 F5.6 1/200 15mm
(35mm版換算2625mm)
スコープ Nikon ED82
カメラ・アタッチメント FSA-L1
デジカメ Nikon D70
ISO800 F13.0 1/1000 1000mm
(35mm版換算1500mm)
スコープ Nikon ED82
接眼レンズ 30XWFA
デジカメ Sony DSC-W300
ISO80 F5.6 1/400 7.6mm
(35mm版換算1330mm)

 デジスコではなく、普通のレンズ(Nikkor28-200mm)をつけたくて、デジスコはSonyDSC-W300につけかえた。この方が、被写体が近い場合は圧倒的に機動的である。
 野鳥観察橋を離れて駐車場に戻りかけると池畔で超望遠レンズをつけたカメラを一脚の上で固定してさかんにシャッターを切っている女性がいる。何を撮っているのかと聞いてみると100mほど先の池面にミコアイサが泳いでいるという。初めて聞く名前である。早速、三脚を開いて観ると目のあたりが黒いカモ(雄)を中心に4匹ぐらいで泳いでいる。シャッターを数多く押したが、帰ってパソコンで確認するとピントが甘い。当たり前であるが、距離が遠いほど動いている被写体に焦点あわせることは難しい。
ゆりかもめ:昆陽池;クリックすると大きな写真になりますヒドリガモ:昆陽池;クリックすると大きな写真になりますキンクロハジロ:昆陽池;クリックすると大きな写真になりますミコアイサ:昆陽池;クリックすると大きな写真になります
デジカメ Nikon D70
レンズ Nikkor28-200mm
ISO800 F10.0 1/1250 120mm
(35mm版換算180mm)
トリミング
デジカメ Nikon D70
レンズ Nikkor28-200mm
ISO800 F9.0 1/320 75mm
(35mm版換算112mm)
トリミング
デジカメ Nikon D70
レンズ Nikkor28-200mm
ISO800 F8.0 1/1000 170mm
(35mm版換算225mm)
トリミング
スコープ Nikon ED82
接眼レンズ 30XWFA
デジカメ Sony DSC-W300
ISO80 F4.5 1/320 17.2mm
(35mm版換算3010mm)
トリミング レタッチ

 それでも、今日も今まで写真に収めることがなかったユリカモメミコアイサを野鳥の写真集に加えることができたので満足している。