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Atelierで“和泉中央駅”が含まれるブログ記事

2016年9月29日

隠居のJazz:2016 和泉の国ジャズストリート

例年9月の終わりの土日に行われる和泉の国ジャズ・ストリートが、今年も9月24・25日に例年通り泉北高速鉄道の和泉中央駅近辺で開催された。11回目になるそうだ。
 和泉中央駅近くに住む友人とストリート・ライブを聴きに行った後に近くのレストランでの一杯やるのも一つの楽しみである。
 今年の有料ライブは、何故か市庁舎がある和泉府中ちかくの「和泉市立人権文化センター」で行われるという。演者は「木村充揮」となっている。昔、聞いたことがあるが、あまり良い印象はない。それに、泉北ニュータウンからでは場所が遠すぎる。なぜ同じジャズ・ストリート近くの会場でやらないのか不可思議だ。
 ライブは、やっぱり賑やかなバンドがいい。昨年、記録に失敗したブルーグラスのバンドの出演は今年はない。だが、毎年和泉中央駅構内で演奏してくれるRAMBLING FELLOWS JAZZ BAND というデキシーランドランドのバンドが今年もやってくれるようだ。このバンドの演奏会場で友人と会うことにした。
 今回は、最近愛用している SONY α7Ⅱで録画・音してみることも一つのテーマだ。一曲3分ほどを座席のパイプ椅子に座ってカメラを上方に持ち上げて手持ちで撮るのだが、手ぶれはするもののなんとかできる。ちなみに、スマホでも録画してみたが、こちらのほうが軽いためか手ブレをしている。
 デキシーランドランドも終わったので、場所を大阪トヨペットの販売店へ移した。こちらでも、 STORY 6 というバンドがもうちょっと新しいジャズをしていた。演奏者は、演奏をさせてもらえる場をもらって、楽しんでいるみたいだ。
 その次に出てきたバンドは、フュージョンの KROSS OVER という楽団であった。フュージョンでは、電気楽器を使用することはわかっていたが、ギターを電気的に極限に近いまで増幅させた演奏は老人はとても耐えられなかった。あのメンバーたちは、耳はおかしくならないのだろうか。一緒に聞いていた若い女性は足で拍子をとっていたから、若い人たちは大丈夫なのかもしれない。1曲だけ聞いて早々に退散して、焼き鳥屋に向かった。

Rambling Fellows Jazz Band の演奏 

Story 6 の演奏

2013年10月 6日

隠居のJazz:和泉の国Jazz Street(2013)


 毎年、9月の終わりの日曜日に開催される 和泉の国Jazz Street に今年も出かけた。ここでいう Street は、泉北高速鉄道の和泉中央駅周辺である。毎年、和泉中央近くの住宅に住む友人と一杯やることも大きな目的である。

 友は植木の手入れをしていて転落し、腓骨下部(くるぶし)を剥離骨折しリハビリ中という。それで、この Jazz Street に合わせて和泉シティプラザの地下1階リハーサル室で アロージャズオーケストラのバンドリーダー宗清洋さんを中心とするカルテットのライブがあるという。これに行くことにした。彼から提案があって、和泉シティプラザの生涯学習センターにチケットを求めに行くと最後の2枚だという。評判がいいらしい。チケットの番号が115番だったので、おそらく115人が集まったのだろう。それにしても、平均年齢が70歳くらいの熟年ばかりである。
 このライブはリストされたスタンダード・ナンバー100曲の中から、その場でリクエストをうけつけ、演奏するというスタイルをとっている。このカルテット トロンボーンの宗清洋が中心でピアノ 多田恵美子、ドラムス 中嶋俊夫と名前を失念したが若手のベーシストである。トロンボーンがボーカル代わりをしているという感じだ。
多田恵美子さんと中嶋俊夫さんは、よく行った Azule というJazzレストランでおなじみである。
 例によって、最終の演奏は、「聖者の行進」で終わったおなじみ曲のジャズライブを楽しんだあと、ストリートでの Jazz 演奏を楽しみながら、最近開店した居酒屋に向かった。
 和泉シティプラザの1階アムゼ広場では、「STREET NO CHASER」というバンドの女性トランペットがなかなかスイングしていた。演奏者一覧表で名前をチェックすると 松原あおい さんというらしい。
 場所を変えて、大阪トヨペット営業所の軒先を借りて、テナーサックス、キーボード、ベース、ドラムスのカルテットが演奏していた。このバンドリーダーもテナーサックスを吹いている 西村友香里 さんという女性だった。このセミアマチュア的なバンドでも、女性の台頭がめざましいようだ。今年は、この Jazz Street に、116ものバンドが参加している。和泉中央駅近辺の発展とともに、年々盛んになってきており、来年が楽しみだ。

STREET NO CHASER 西村友香里カルテット
20130929161515-001.jpg 20130929164004-002.jpg
松原あおい(tr.)西村友香里(ts.)


 上の動画は、Sony NEX-7 で撮った。動画の編集・ブログへのアップロードには悩んだが、YouTube が簡単である。 方法は、撮った動画(NEX-7では、普通 .MTS という形式で録画される)を Picasa に収納する。収納した録画を再生すると、YouTube にアップロードというメニューが出てくるので、これをクリックすると録画のタイトルなどを入力する画面があらわれる。入力し、アップロードボタンをクリックすると登録してある自分のページにアップロードが始まる。10分、1GBまではOKのようだ。アップロードが終わると、YouTube 側で処理が始まる。少し、時間がかかるが、することはそれだけである。
 動画の編集をクリックすると、この動画のURLが表示されるので、このURL をブログの記事の中に持ち込めば、ブログから YouTube へリンクができる。

2013年8月14日

隠居の散策:酷暑の松尾寺周辺を歩いてみる


 お盆の週間になって、気温が35度を超える酷暑の日が続いている。屋外に出るのはかなりの勇気がいる。白内障の手術してから、まだ2週間にならないこともある。
 以前から、野鳥を追って望遠レンズをつけたイチデジと同時に持って歩ける身の回り近くの蝶や花の写真を撮るカメラを狙っていた。コンデジでは少し物足らない。ミラーレスにいいものがないかと探していたところ、APS-C を搭載した Sony のミラーレス NEX-7 を見つけた。少々お高いが、思い切って買うことにした。これを早く試してみたかったのだが、なかなか屋外で試すことができなかった。

 酷暑は予想されるが、8月13日、思い切って出かけることにした。近所の散策コースや鉢ヶ峯は日陰が少ない。先日、NWさんに案内してもらった松尾寺近辺は、林があったりして日陰多い。それに、ひょっとしてコウノトリに会えるかもしれない。
 松尾寺のある和泉市は、泉北高速鉄道和泉中央駅あたりの開発が進んでいて、松尾寺までの道はずいぶん良くなった。20分ほどで本堂横こにある駐車場に着く。
 肩掛けストラップでシグマ120-400mm(50-500mm は、アフリカに行くという友人に貸した。)をつけたNikon D7000 を斜めがけにしてぶらさげ、Kit レンズとしてついている18-55mmズームレンズをセットしたNEX-7 は首からぶら下げた。どちらもすぐに構えることができる。

 松尾寺の境内には、西国三十三所の札所を持つお寺名の看板横に、お地蔵さんが祀ってある。ちゃんと確認していないが、多分33のお地蔵さんがあるのだろう。
 散策の最後に登る100段ほどの石段を上がったところに山門がある。山門の右には増長天、左には持国天の木像がある。
 NEX-7 は、ファインダーとモニターと両方で画像を見ることができ、チルト可動式液晶モニターとなっているので、カメラを低い位置にしても構図を決めることができる。

西国三十三所第七番札所:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。 山門の増長天:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。 山門の持国天:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。 本堂と三天堂:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。
西国三十三所第七番札所:松尾寺
2013/8/13
Sony NEX-7+SEL1855 18-55mm/F3.5-5.6
37mm(35mm換算55mm)
プログラム・オート 1/25s F4.5 ISO200
露出補正 0 
山門の増長天:松尾寺
2013/8/13
Sony NEX-7+SEL1855 18-55mm/F3.5-5.6
18mm(35mm換算27mm)
絞り優先オート 1/60s F5.6 ISO1250
露出補正 +0.3
山門の持国天:松尾寺
2013/8/13
Sony NEX-7+SEL1855 18-55mm/F3.5-5.6
18mm(35mm換算27mm)
絞り優先オート 1/60s F5.6 ISO1250
露出補正 +0.3
本堂と三天堂:松尾寺
2013/8/13
Sony NEX-7+SEL1855 18-55mm/F3.5-5.6
18mm(35mm換算27mm)
絞り優先オート 1/160s F5.6 ISO100
露出補正 +1.3
露出補正など簡単にできるかわりに、ダイヤルが動きやすい


 松尾寺公園から谷戸である畑地に向かう道は、日陰多いので助かる。日が当たる草には、トンボはいるが、蝶は少ない。日陰では、ジャノメ類が留まったり飛んでたりしている。NEX-7 では、静的な写真は何とか撮れるが、動きまわる被写体はなかなか難しい。それに、18-55mm のズームでは、ディスタンスが取れないので、ファインダーに収めるのが難しい。やはり、100mm以上のレンズが欲しい。金食い虫である。

竹林:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。
松尾寺近くの谷戸;クリックすると大きな写真になります。
コウノトリが飛来していた内田池;クリックすると大きな写真になります。 タカサゴユリ?:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。
竹林:松尾寺
2013/8/13
Sony NEX-7+SEL1855 18-55mm/F3.5-5.6
18mm(35mm換算27mm)
露出プログラム:風景モード 1/60s F5.0 ISO100
松尾寺近くの谷戸
2013/8/13
Sony NEX-7+SEL1855 18-55mm/F3.5-5.6
18mm(35mm換算27mm)
絞り優先オート 1/160s F20.0 ISO160
露出補正 0
コウノトリが飛来していた内田池
2013/8/13
Sony NEX-7+SEL1855 18-55mm/F3.5-5.6
18mm(35mm換算27mm)
絞り優先オート 1/60s F20.0 ISO250
露出補正 0
タカサゴユリ?:松尾寺
2013/8/13
Sony NEX-7+SEL1855 18-55mm/F3.5-5.6
55mm(35mm換算82mm)
プログラムオート 1/2500s F13.0 ISO16000
露出補正 -0.3
ISOのダイヤルが動いているのに気がつかなかった


酷暑の松尾寺地区 鳥と蝶

カイツブリ親子:松尾寺公園;クリックすると大きな写真になります。 メジロ:松尾寺公園;クリックすると大きな写真になります。 ホオジロ:松尾寺地区;クリックすると大きな写真になります。 ホオジロ幼鳥:松尾寺地区;クリックすると大きな写真になります。
カイツブリ親子:松尾寺公園
2013/8/13
Nikon D7000 + ∑120-400mm
400mm(35mm換算600mm)
シャッター優先オート 1/640s F5.6 ISO1100
露出補正 0 トリミング
メジロ:松尾寺公園
2013/8/13
Nikon D7000 + ∑120-400mm
400mm(35mm換算600mm)
シャッター優先オート 1/640s F5.6 ISO2000
露出補正 0 トリミング
ホオジロ:松尾寺地区
2013/8/13
Nikon D7000 + ∑120-400mm
400mm(35mm換算600mm)
シャッター優先オート 1/640s F5.8 ISO450
露出補正 0 トリミング
ホオジロ幼鳥:松尾寺地区
2013/8/13
Nikon D7000 + ∑120-400mm
400mm(35mm換算600mm)
シャッター優先オート 1/640s F5.6 ISO2000
露出補正 0 トリミング
コジャノメ:松尾寺地区;クリックすると大きな写真になります。 ムラサキツバメ:松尾寺地区;クリックすると大きな写真になります。 ヒメウラナミジャノメ:松尾寺公園;クリックすると大きな写真になります。 トンボ:松尾寺公園
コジャノメ:松尾寺地区
2013/8/13
Nikon D7000 + ∑120-400mm
400mm(35mm換算600mm)
シャッター優先オート 1/640s F5.6 ISO Hi
露出補正 0 トリミング
ムラサキツバメ:松尾寺地区
2013/8/13
Nikon D7000 + ∑120-400mm
400mm(35mm換算600mm)
シャッター優先オート 1/640s F5.6 ISO Hi
露出補正 0 トリミング
ヒメウラナミジャノメ:松尾寺公園
2013/8/13
Nikon D7000 + ∑120-400mm
400mm(35mm換算600mm)
シャッター優先オート 1/640s F5.6 ISO 1100
露出補正 0 トリミング
トンボ:松尾寺公園
2013/8/13
Nikon D7000 + ∑120-400mm
300mm(35mm換算450mm)
シャッター優先オート 1/640s F5.6 ISO 1250
露出補正 0 トリミング


 

2010年9月27日

隠居のJazz:今年も第5回和泉の国ジャズストリートを楽しんだ


 今年も、昨年に続いて9月の終わりの日曜日に「和泉の国ジャズストリート」が開催された。5年目になった。相変わらずの資金難のようだが、参加しているバンド数はジャンルをジャズ以外にも積極的に拡大したようで74に増えている。昨年寄付のつもりで買ったTシャツは、一度も着ずだったが、今年もささやかな援助のつもりで、サムライブルーのTシャツを求めた。
 泉北高速鉄道のターミナルである和泉中央駅周辺は、最近どんどん発展している。今年から駅近くに新しくできたステージのあるラムゼ広場でも演奏があるという。ここで、娘が高校生の頃クラリネットを吹いていた泉陽高校のジャズバンド(SLM)が初めて出演するというので、聴きに行くことにした。毎年ライブを聴いたあと酒を酌み交わす地元の友人ともそこで落ち合う約束である。
 その友人の奥さんが前夜祭で手に入れてくれたプログラム(いつもは、ホームページに載せているのだが、今年は間に合わなかったらしい)のイメージをメールで送ってくれていた。そのスケジュール表を見ると、SLM の前の時間に、どうやら New Orleans 4T's というディキシーのバンドが入る予定になっている。このようなストリート・ジャズには、ディキシーランドは楽しくていい。早めに行ってみた。

JazzStreet_1.jpg このバンドはクラリネットを吹くリーダーの徳田浩二さんとピアノ(電子)、ドラムス、バンジョー、アコーステック・ベース、それにトランペットとトロンボーンという7人の構成である。トランペットとトロンボーンの奏者は若いが、後の5人は熟年である。
 久しぶりにライブで聴いたディキシーは、なかなか楽しかった。先日手に入れた Nikon D90 では、動画を撮ることができる。一度試してみることにした。このような演奏の場では、撮影も録音もOKである。
 三脚は持って行っていないので、手ぶれしているがわりと雰囲気はでているようである。ただ、動画と同時に録音する音は、モノラルなので、Sanyo PCM recorder で録った音の方がいいようだ。
( 注:上の写真をクリックするとWindowsMediaPlayer が立ち上がり動画をダウンロードします。動画が表示されるまで、いささか時間がかかります。環境にもよりますが、3~4分辛抱してください。)

JazzStreet_2.jpgSLM の演奏者は、プログラムでは昔と変わらず女生徒が優勢だが、29名になっている。入れ替わり立ち替わりステージに上がる奏者は変わるので、もう少し多いような気がした。
 この動画では、男子生徒しかソロに出てこないが、女子生徒もなかなかのものだった。こんど、神戸で日野皓正と共演するんだそうだ。娘がやっていたころよりは、格段に進化しているように思われた。( 注:左の写真をクリックするとWindowsMediaPlayer が立ち上がり動画をダウンロードします。動画が表示されるまで、いささか時間がかかります。環境にもよりますが、3~4分辛抱してください。)

 その後、いずみ中央の駅広場で、昨年も聴いた宗雪&トミーズ・カルテットの演奏を聽いた。
 友人との酒盛りは、駅から5分ほど歩く全国チェーンの【つぼ八】で、よもやま話の花が咲いた。この店は、近くまでなら無料でタクシーを呼んでくれる。このようなところに車で来るお客は確実に減っているのだ。ありがたいサービスである。

2009年10月 3日

隠居のJazz:第4回和泉の国ジャズストリートを楽しむ

 今年も、昨年に続いて9月の終わりの日曜日に「和泉の国ジャズストリート」が開催された。資金難で開催が危ぶまれながら、4年目になった。
 泉北高速鉄道のターミナル和泉中央駅付近は、今年になって大型の電気店やホームセンターなどができて急速に発展している。エコカーで競い合っているホンダとトヨタの販売店も隣同士にあり、どちらもこのイベントに会場を提供している。

和泉の国ジャズストリート・ビデオ:クリックすると始まります。 大阪トヨペットでは、13:00 からビッグバンドの演奏とそのあとにカントリーの楽団の演奏が予定されている。続いてニューオリンズ・ジャズのバンドと続くようだ。ホンダ泉州でのプログラムは、ヒュージョンとゴスペルが多い。楽団の割り当ては、本部で決めているのだろうか。
毎年一緒に聴いている友と緑ヶ丘自治会館で落ち合うことになっているので、和泉シティプラザ経由で歩くことにした。その自治会館近くの桃山学院大学のカンタベリー・ホールで 大塚善章カルテット&中本マリ の有料公演があるのだ。

 和泉シティプラザを通りかかると、軽快なカントリーソング スワニー川が流れている。歌っているのはジョニーという女性だが、マンドリンを弾いているジャンボ奥谷さん、ベースのSUNさんは昨年、サザーン・フレーバーという楽団でブルーグラスを演奏していた。カントリー好きのアーティストが、このようなイベントがあるときにはグループを組むのかもしれない。
  緑ヶ丘自治会館では、富田宗雪&トミーズカルテットsound)の演奏途中に潜り込ましてもらい、友と宮下博行トリオ(sound)を聴いた。なかなか意欲的な曲を弾いていた。カンタベリー・ホールに行くにはまだ少し時間があるので、桃山学院大学の正門前にある「ぞうさん公園」で演奏している辻佳孝ピアノトリオに立ち寄った。富田宗雪&トミーズカルテットのドラムスも富永ちひろさんという若い女性だったが、このトリオでドラムをたたいているのは、鳥垣優羽さんという19歳の女性だった。今年のプログラムには、バンドを構成しているアーティストの名前が紹介されているので、後で調べることができる。

 大塚善章カルテット&中本マリは、いつも私が好んで聴いている、Radio Senboku でも流している bebop 的なJazz で、4回の中では一番自分好みで、なかなか良かった。中でもテナーサックスを吹いていた高橋知道さんの演奏は馬力とスイングがあって、初めての共演という中本マリさんもとても気に入っていたようだ。

 すっかりライブを楽しんだあと、近くの焼鳥屋での友との四方山話も、bebop よろしく、あっちへとんだり、こっちへいったりで楽しいひとときでした。Jazz ってやっぱりライブがいいなあ。

2008年10月 2日

第3回 和泉の国ジャズストリート

 第1回第2回は9月のもう少し早い週に開催された和泉の国ジャズストリートは、今年は9月の最終日曜日の9月28日に行われた。和泉市市議選挙の影響だそうだ。

クリックすると大きな写真になります 昨年と同じように、和泉市いぶき野に住む友人とビッグバンド「New Five Lines」の演奏が始まった泉北高速鉄道の終点、和泉中央駅で落ち合った。昨年も東大阪市のこのビッグバンドの演奏を聴いている。今年は、mp3レコーダー Edirol R-1 をナップサックにしのばせていった。有料ライブは別にして、写真撮影や録音はOKなようなので、録ってみることにしたのだ。 

 このバンドはラテン系の曲目が得意のようだが、Memories Of You というようなポピュラー・ジャズも取りれている。録音はバッチリだったが、このようにして聴いてみると演奏はもうひとつだ。Live がやっぱりいいのだ。

クリックすると大きな写真になります 今回から駅から2~3分でいける新しく加わった会場の大阪トヨペットいぶき野店で bluegrass バンドの演奏があるようなので、桃山学院周辺に行く前に立ち寄ってみることにした。 bluegrass は一時期よく聴いていた。いまでもネットからダウンロードした曲がごまんとPC のディスクに残っている。バンジョーを中心としたアップテンポなスタイルが好きなのだ。
 販売店の外、道路に面したところに折りたたみ椅子をならべただけの演奏場所では、前のヒュージョン演奏が終わったところだった。 サザーン・フレーバーという5人のメンバーは、 bluegrass が好きで集まったようだが、アコースティックのベースを弾いているSUN というプレーヤーは、第1回の時に他の楽団で見かけたから、このような出演をするときに呼ばれるのかもしれない。
 バンジョーのToshikawa さんの演奏はなかなかのもので、40分あまりの時間を楽しんだ。
クリックすると大きな写真になります 今年はフォトコンテストがあるようで、あちらこちらでカメラを構える熟年が目についた。

 第1回と第2回にビールで喉を潤しながら演奏を楽しんだ「エッテルム・フィノン」という店は閉店して更地になっている。あの雰囲気が JazzStreet らしくて良かったのだが。

 今年は、桃山学院大学の正門近くにある「いずみ緑ヶ丘自治会館」で、本格的なジャズが楽しめそうだ。飲食はできそうにないので、大阪トヨペットからぶらぶらと自治会館に向かう途中の「和泉シティプラザ」内のカフェでカシス・ソーダで喉を潤した。ここには、アルコール飲料はない。
 自治会館の子供のピアノ発表会でもやりそうな小さなホールでは、富田宗雪&滝川雅弘カルテットの演奏が終わりかけていた。
なかなかスイングしている。もう少し早く来れば良かったかもしれない。
 そのあとのボーカリスト山内尚美さんのカルテットも若手ばっかりで馬力のある演奏が聴けた。とくにサックスの里村稔さんが気に入ったが、録音を誤って消してしまった。そのあとの「ぐあんぐー」というベテラン・バンドの演奏を途中まで聴いて、桃山学院大学のカンタベリー・ホールで行われる有料ライブ「木村充揮」のライブに向かった。

 これってなんだろう。ジャンルなんかはどうでもいいのだが、最初はJazz でお馴染みの "As Times Goes By" のメロディーではじまったが、新しいジャンルのエンターテーメントだろう。確かに、エンターテーナーとしては面白いが、京セラドームでもやったらいいような電気的な増幅装置を使った凄まじい音量には閉口した。古いジャズばかり聴いているおじんにはこたえる。
 それでも右隣に座った追っかけ的なおばちゃんは感激していた。

 ライブ終了後、友と久しぶりに飲んだ。学生相手の店が多いこの近辺は、日曜日の夜ともなると静かであまり客も少ないので準備ができていないのか、注文した料理が出てくるのに時間がかかった。その分、会話がすすんだが。

 

2007年9月20日

第2回和泉の国ジャズストリート

 昨年、和泉市の市制50年を記念して、「和泉の国ジャズストリート」なるイベントがも催された。和泉の新しい住宅地に居を構えるML仲間に誘われて、彼のご家族と共に半日を楽しんだことは、昨年の同時期のエントリーに書いている。市制50周年の記念イベントだったので続けて開催されるかどうか疑問だったが、音楽好きのボランティアが奮闘したのか今年も昨年よりも大きな規模で開催された。
070916_1.jpg 天気は昨年と同じように曇天で蒸し暑いが、雨はパラパラと降った程度であった。仲間と待ち合わせた泉北高速鉄道の南ターミナル和泉中央駅では、ファニーカンパニー・ジャズ・オーケストラというアマチュアのビッグバンドがスタンダード・ナンバーを演奏していた。サックス4,トランペット3、エレキベースギター、アコースティック・ベース、エレクトーンなどアンプを介して大音響である。聴衆は、このバンドをぐるっと囲んでいるだが、よほどJazz好きなのかお爺さんが一人、輪の中で椅子を持ち出して聞き入っていた。アンコールが終わったところで、昨年なかなか上手いバンドがきていたエッテルム・フィノンに歩いた。途中、ルージュ・トマトというベーカリーカフェやモーンというケーキ屋の店の駐車場広場で演奏の準備が行われていた。
070916_2.jpg エッテルム・フィノンでは、ピザやフライドチキンなどの軽食やビールなどの飲み物がオール500円で提供されている。暑い中を歩いてきたのでビールで喉を潤すころに、不動裕子クインテットなるボーカル、ピアノ、ドラムスが女性でとアコースティック・ベースとアルトサックスが男性の若いメンバーの演奏が始まった。ドラムスが女性というバンドは珍しい。まだ、できたばかりのバンドらしいが、アルトサックスを吹く倉都翔平くんは馬力があった。この、「和泉の国ジャズストリート」への出演料は安い(あるいはただ)らしく、チップを求めていた。いろいろと場所を変えるのも面倒なので桃山学院カンタベリーホールの公演まで、ここで落ち着くことにした。070916_3.jpg しばらくして、TONE Quartet というピアノとビブラフォンが女性、アコースティック・ベースとドラムスが男性のバンドの演奏が始まった。このバンド関谷友加里さんのピアノが素晴らしい。Caravan などお馴染みのテーマでの improvisation をかぶりつきで楽しんだ。ただ、ピアノの設置場所(方向)が悪く、ステージの隅っこで壁に向かって弾いているので背中しか見えない。
 次のステージは、MD where is Philly? Trio という男性3人のバンドである。このトリオには、drums がいない。それで、バンド・リーダの大井戸良久が好きな Drum Artist で有名な Philly Joe Jones はどこにいるの?とバンド名を付けたとのことである。大井戸良久のトランペットもボーカルもしっとりした味がある。よい drums が見つかって今度は Quartet で聴けることを楽しみにしたいものだ。
 

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