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Atelierで“年賀状”が含まれるブログ記事

2019年1月 3日

隠居の散策:初詣がてら

2019年(平成31年)1月1日、快晴になった。元旦の雑煮では、習慣で熱燗が欲しくなる。いつも新しい瓶を開けても残ってしまうので、今年は金粉入りの小さな2合瓶にした。一合半ほどチンした熱燗で雑煮も食べて、早々に届いている年賀状目を通してから、屠蘇ざましにカメラを持って歩きだした。 足は、泉北ニュータウンの中では我が家から最も近いと思われる光明池地区にある美多彌神社に向かっている。よく歩く散策コースである。
 昨年も元旦に、同じコースを歩いている。目にするものもそんなに変わらない。

190101_001.jpg 七変化の実
自宅から南方面に歩き出すとすぐに出会うのが和田川べりに咲く七変化である。花が黒い実に変化していた。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
230.0mm 1/125 f/6.7 ISO50 EV 0
190101_002.jpg 2019/1/1 和田川(堺市)
コガモ♂
今シーズンもコガモはやってきている。コガモはこの和田川以外でこの辺りでは見たことはない。エクリプスからすっかり大人のオスになった頭の栗色がかわいい。この冬の間に相手を見つけて、雛が生まれるのは、シベリヤなどの北の方らしい。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
300.0mm 1/500 f/6.7 ISO800 EV 0
190101_022.jpg 2019/1/1 和田川(堺市)
カルガモ
留鳥であるカルガモは年中観察できるが、季節によって、場所が変わっているようである。 冬になると川に来ることが多い。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
230.0mm 1/350 f/6.7 ISO2000 EV 0
190101_006.jpg 2019/1/1 檜尾(堺市)
ケリ
留鳥である。ただ、警戒心が強く人の気配を感じるとすぐに飛び立って離れていく。Wikipedia によれば、食性は主に動物食で、昆虫類、ミミズ、カエルなどを捕食する。稀に穀類も食べる。この辺りでは、切り株が残る田んぼに姿を現す。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
300.0mm(triming) 1/750 f/8.0 ISO100 EV 0
190101_007.jpg ノゲシ
昨年も同じところに咲いていた。二年草ということなので、一昨年の種が今咲いているのだろうか。毎年同じところに咲いているので、多年草と思っていたのだが、少し気にして観察することにしよう。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
180.0mm 1/500 f/8.0 ISO100 EV 0
190101_010.jpg 2019/1/1 檜尾(堺市)
コセンダングサの種子
一年草である。種子は別名「ひっつきむし」と言われるくらいで、この草にさわるとズボンにびっしりと種子が引っ付いて除去するに苦労する。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
100.0mm 1/250 f/6.7 ISO100 EV 0
190101_013.jpg 2019/1/1 檜尾(堺市)
スイセン
大阪府アドプトリバーの一つとして和田川沿いに小さな公園を作っているが手入れが行き届いていないので、このシーズンには残されたスイセンが何株かひっそり咲いている。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
200.0mm 1/750 f/9.5 ISO100 EV 0
190101_015.jpg 2019/1/1 和田川(堺市)
コイ
どぶ川といってもよい和田川にもコイがたくさん生息している。一匹の背中が白いが、傷の跡と思われる。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
120.0mm 1/125 f/6.7 ISO320 EV 0
190101_017.jpg 2019/1/1 美木多(堺市)
屋敷の庭木
庭木として、ダイダイ・南天・山茶花が植えられてきれいな景観となっている。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
120.0mm 1/125 f/6.7 ISO320 EV 0
190101_016.jpg 2019/1/1 美木多(堺市)
ウキツリボク
別名:チロリアンランプ 同じ屋敷の外壁に垂れ下がっている。毎年観察している。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
75.0mm 1/125 f/5.6 ISO250 EV 0
190101_018.jpg 2019/1/1 美木多(堺市)
門松
これほど整った正月飾りはめったにみられない。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
50.0mm 1/250 f/8.0 ISO100 EV 0
190101_019.jpg 2019/1/1 美多彌神社(堺市)
急造鳥居
台風21号で倒れたようだ。まことに粗末な鳥居が竹で作られていた。急な石段には参拝者が行儀よく並んでいた。参拝するまでに1時間かかった。あと何年登れるだろうか。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
18.0mm 1/125 f/5.6 ISO100 EV 0
190101_020.jpg 2019/1/1 美多彌神社(堺市)
地点表示石標
本殿の前に、氏子の 奉納として地点石標が立っていた。Google map で美多彌神社で検索すると、東経135度29分8秒となっており、10秒ほど違っている。ちなみに、北緯は34度28分31秒である。右側の側面に刻んである。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
45.0mm 1/90 f/4.5 ISO250 EV 0
190101_021.jpg 2019/1/1 檜尾墓地(堺市)
水子地蔵
ニュータウン開発時に作られたと思われる墓地の傍らに水子地蔵が祀られている。正月なので新しい前掛けと帽子をかぶせてもらっているのだろうか。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
40.0mm 1/60 f/4.5 ISO100 EV 0
 

2018年12月10日

隠居のPC備忘録:Xserver - Movable Type 7 での指定時投稿の方法

Movable Type をバージョンアップする前(MT4.0) にはできていたのに、7 にアップしてから指定日時投稿ができなくなった。普段あまりそのようなことをすることはないのだが、年賀状の記事投稿を元旦の早朝に上げるような時に使っていた。今年は 9月に Movable Type をバージョンアップしているので、一度試しておこうとテストしてみた。が、うまくいかない。
 MT の記事編集画面で公開日時を指定し、サーバー上で同時に(私は、MovableType の運用は、レンタル・サーバーの Xserver を使っている。)cron 設定で日時を指定することまでは覚えていた。cron を使う方法は変わっていないと思うのだが、以前は見よう見まねで、どこからかひらってきたコマンドでうまくいっていたのだ。こうなると基本的な知識がないから、原因がさっぱり検討がつかない。
 このようなページで、cronとは何かの学習から始めなければならなかったが、なんとか自力で公開日時投稿ができるようになったので、備忘録として記録しておきたい。歳とともに、記憶力は極端に減衰してきている。

【MT の記事編集画面で公開日時を指定する】
 編集画面の右カラムで、【公開】の「ステータス」で 日時指定 を選択する。その下の「公開する」で日付ボックスをクリックするとカレンダーが表示されるので、記事をアップしたい日付を選ぶ。その下の時刻表示では、時間(24時間):分(2桁):秒(2桁)で設定する。
【保存】ボタンをクリックして保存する。MT の記事編集画面でする作業はこれだけである。

【Xserver での cron 設定】

  • Xserverのサーバーパネルにログインする。
  • 【アカウント】のグループにある「⇒Cron設定」を選択する。
  • 【Cron設定】画面で、「CRON一覧」タブの、「予約投稿テスト」の「変更」ボタンをクリックする。
    一般的な解説ページでは、「CRON追加」タブを選択し、新たに、日時指定と実行するコマンドを入力するように説明されているが、一回限りの日時指定投稿では、すでに作成しているコマンドを利用する方が楽ちんである。
  • 出てきた画面で、下の表のルールで日時指定をする。例えば、1月1日午前1時ちょうどならば、分:0 時間:1 日:1 月:1 曜日:* という風に設定する。* は何曜日でも適応される。 

    cron-04.JPG

  • コマンド欄には、次のように入力する。
    cd /home/ユーザ名/ドメイン/public_html/cgi/mt77; ./tools/run-periodic-tasks
    「変更」の場合には、コマンドはすでに表示されているから、編集する必要はない。実は、つまづいたのはこの部分である。指定日時投稿を実行する run-periodic-tasks というスクリプトは、MT アプリケーションファイルが収納されているフォルダー(私の場合:/public_html/cgi/mt77 )にある tools というフォルダーにある。このフォルダーへのパスである /home/ユーザ名/ドメイン/public_html/cgi/mt77 の後ろに /(trailing slash) をつけているとうまくいかない。それと、./tools/run-periodic-tasks へのつなぎ(;)もよく理解できていない。Linux script の書き方らしいが。マネするしかしかたない。

    cron-03.JPG


【FTPで、run-periodic-tasks のパーミッション設定】
FFFTPを使って、ファイル [run-periodic-tasks] のパーミッションを 755 に設定した。ネットサーチをしていると、そのような記述があったので、修正しておいた。

この記事も、実験的に、12月10日13時に、予約投稿にしてみた。

2018年2月11日

隠居の音楽:NHK-FM らじる★らじる での音楽収集

今年の夏で、満年齢の喜寿となる。年賀状にも書いたが、喜寿の喜という字は、講談社の大字典には、

字源として「壺と口の合字。壺は鼓に同じく楽器とのこと。転じて音楽の義となす。人が音楽を聞けば嬉しさの餘り声を出してア~と楽しみよろこぶ、喜の義は是也。」とある。
また、喜寿は別名として喜字齢といい、喜の草書体(喜草書.jpg)は七十七と読まるるより云ふ。

とある。77ともなれば、体力も衰えて、音楽を聴くことが大きな楽しみになってくるということだろう。
 私もその一人である。歳をとって夜中に起きることが多くなった。早寝をするせいもあるだろうが、一度起きるとなかなか寝付けない。そんなときには、ラジオを聴く。今の世、こんな時にも便利になっている。スマホにサイマル放送のらじる★らじる(民放では、radiko )をインストールしておけば、ラジオで聴くより遥かに安定した音で深夜番組を聴くことができる。
 こんなことで、NHK FM放送のラジオ深夜便と出会うことになったのは、2014年の暮だった。
 2,014年以来、ラジオ深夜便を予約録音し、流された曲を切り出すことが、日常の作業になってしまった。これらの方法については、下のように既にブログに記録しているが、3年以上経って進化してきているので、現状を記録しておきたい。

上記(1)で記録した予約録音ソフトは、この3年の間に、ラジ録3⇛ラジ録10⇛ラジ録11と進化してきた。まだ十分とは言えないが、かなり安定している。ラジ録の立ち上げは、ラジ録アイコンを右クリックして、「管理者として実行」しなければ、ラジ録10、-11では、「録音前スリープ解除」 「録音後スリープ移行」の指定はできないことがわかった。

 上記 (2) のブログでは、楽曲を切り出す方法としてRoxio Creator NTX2 という suite 製品(有料)の中の Sound Editor というソフトを紹介しているが、これを現在も愛用している。
 ただ、切り出した曲のファイル名をつけるときに重宝していた「ラジオ深夜便のブログ」や「放送済み「ラジオ深夜便」 曲目・演目リスト」というブログは、著作権の問題で更新されなくなってしまった。確かに、ラジオ深夜便のページをよくよく見るとトップページの下段に小さな文字で、下のようにある。

Copyright NHK(Japan Broadcasting Corporation) All right reserved. 許可なく転載することを禁じます。このページは受信料で制作しています。


 仕方なく、ラジオ深夜便のページに記載されている曲目リストを開き(ラジオ深夜便で流された曲は、このページしかない)、Windows の Snipping Toolを使って、capture したものをファイルとして保存し、これを参考にファイル名を付けている。これが、なかなか時間のかかる仕事である。

ただ、最近になって、TAKE IT EASY! ~MUSIC~というサイトに、簡単ではあるが、曲目リストが載っている。かなりグレイに近い記載であるが、2017年の1月からは、ほぼ毎日のリストが掲載されているので、重宝している。
 最近になって、音楽ファイルの収納は従来の Windows Media Player に代わって MediaMonkey というソフトを使っていることは、隠居のPC備忘録:音楽ファイルの収集と整理(MediaMonkey を使う)に記した。
 このようにして収集した曲は、PC本体のHDD と同時に、NAS(ネットワークHDD)にバックアップし、さらに Google Drive にアップしている。
 また、車や電車などで外出時に収録した歌曲を楽しむ場合は、
隠居のスマホ:Windows PCとandoid スマホと接続するときの覚え書き
に記載したような方法で、スマホ(私の場合、android の Xperia)に転送しておき、スマホから bluetooth 経由で接続している。
  bluetooth 経由で曲を受信するワイアレス・イヤホンについては、少々失敗談もあるが、別に記載しておきたいと思う。

 友人には、"そんなに録音しておって、いつ聴くんや" と揶揄されるが、収集することもまた楽しであり、このブログの記事をかくときなど殆どの場合、ながら族である。
 ラジオ深夜便を聴くようになって、Jazz 一辺倒だった音楽鑑賞も、その時々の雰囲気でクラシックから演歌まで、いろいろな楽しみ方が増えてきた。まさに喜寿の楽しみである。



     

2018年1月12日

隠居の散策:2018年 初詣

2018年(平成30年)元旦、雲は多いがまずまずの天気となった。毎年の正月のように、熱燗を飲みながら、ブリの入ったすましの雑煮で朝食を済ませた。
 早々に届いた年賀状に目を通して、とそざましにと歩いた。美多彌神社に初詣に行くぐらいぐらいがちょうどいい。
 和田川から今は取り壊された旧吉田邸から坂道を上って境内につくと、いつもは静かな本殿に登る階段は、参拝を待つ初詣客がぎっしりと並んでいた。

 1月2日、長男と次女の家族がやってきてささやかながら正月を祝った。今年は、昨年1月に生まれた5人目の初めての孫娘も参加だ。みんな無事で新しい年を迎えられたことに感謝である。
 家族での初詣は、櫻井神社に行くことが恒例である。ここも、例年になく初詣客で賑わっていた。

;クリックすると大きな写真になります。 2018/1/1 檜尾
元旦の天気
雲は多いもののまずまずの天気だった。
RICOH GR-Ⅱ
18.3mm AE(1/2500s f6.3 ISO200) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/1/1 和田川
コガモ
今年初めて観察したのは、コガモのペアだった。
SONY α7Ⅱ + Sigma 18-300mm
300.mm crop TV(1/200s f6.7 ISO500) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/1/1 檜尾
スイセン
あまり手入れの良くないアドプトリバー檜尾の花壇にも、スイセンが咲きだした。
RICOH GR-Ⅱ
18.3mm AE(1/800s f5.6 ISO100) EV 0
クリックすると大きくなります。 2018/1/1 美木多
ウキツリボク(チロリアンランプ)
和田川から神社に上がる道すがらに、庭のきれいなお屋敷がある。垣根から垂れ下がるつる植物に咲いている。昨年の2月にも観察しているので、冬の花なのだろう。
SONY α7Ⅱ + Sigma 18-300mm
75.0.mm TV(1/500s f5.6 ISO1000) EV 0
クリックすると大きくなります。 2018/1/1 美木多
お屋敷の門松
このような正月飾りがいつまで見られるのだろう。残念ながら、お屋敷の名前は確認できなかった。
RICOH GR-Ⅱ
18.3mm AE(1/125s f5.6 ISO200) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/1/1 美多弥神社
本殿への参道
下の境内から、本殿までは100段以上の階段を登らなければならない。
RICOH GR-Ⅱ
18.3mm AE(1/90s f4.0 ISO320) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/1/1 美多弥神社
境内の出店
普段は、駐車場だ。正月だけは賑わっている。
RICOH GR-Ⅱ
18.3mm AE(1/1250s f5.6 ISO200) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/1/1 櫻井神社
参拝の列
こちらは、境内はフラットである。例年になく参拝の列は長い。
SONY α7Ⅱ + Sigma 18-300mm
18.0.mm AE(1/80s f4.5 ISO100) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/1/1 櫻井神社
縁起物売り場
ここは、美多彌神社より賑わっていた。来年大学受験の初孫はおみくじで大吉を引き当て、大事に財布にしまいこんでいた。
SONY α7Ⅱ + Sigma 18-300mm
18.0.mm AE(1/100s f5.0 ISO100) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/1/1 櫻井神社
絵馬
「嵐」のコンサート・チケット抽選の当選を願う絵馬があった。へえー、喜寿を迎える老人にはそのへんの事情は全く思考の外である。
SONY α7Ⅱ + Sigma 18-300mm
50.0.mm AE(1/80s f5.0 ISO400) EV 0


2016年3月21日

隠居のドライブ:和歌山加太の淡嶋神社に雛を見に行く

3月17日木曜日、朝起きると予報通りいい天気だ。気温も高くなるという。特段の予定もないので、前から一度訪ねて見たいと言っていた和歌山県の加太(かたと思っていたが、かだと濁るのが正式らしい)にある淡嶋神社に車を走らせることにした。淡嶋神社は、3月3日の雛まつりの日に、海に雛を流すことで有名だ。
 高速道路に乗って行く方が楽だろうと、阪和自動車道で行くことにした。ところが、自宅近くの堺入口を入ってすぐ道路工事で一車線が規制されており、渋滞にあってしまった。ナビのいうまま泉南ICで下りて接続する府道63号線を西に向かい国道26号線に出る。阪和道がなかった頃は、和歌山に向かうのは、26号線だった。よく混雑する道路で、ずっと敬遠していた。ところが、26号線はずいぶん走らない間に、泉南から岬町まで2車線ながら高速道路仕様になっており高架で信号がない。昔の峠も、トンネルになっていてスムーズだ。岬町で旧の26号線に合流し、深日中央という交差点を右に大阪府道・和歌山県道65号岬加太港線にはいり加太方面に向かう。
 途中、トイレ休憩も兼ねて、道の駅とっとパーク小島という海釣り公園に車を駐めた。入場料が200円という桟橋の釣り場には、春の陽だまりの中で、たくさんの重装備をした太公望が釣りを楽しんでいた。沖合に、巨大な客船が春霞の中に望まれる。後で調べてみると、どうやら、MS Quantum of the Seas というアメリカの船らしい。その日の毎日新聞の夕刊には、次のような記事が載った。

 ◇関西に寄港した船で過去最大となる大型客船「クァンタムーオブーザーシーズ」(16万7800屯全長348M)が17日、神戸港に初入港した。
 ◇2014年に就航し、東アジア中心に航海している。
 今回は上海発着のツアーで、中国人ら約4500人が横浜などを巡って訪れた。一行は神戸港からバス100台で半日の観光に出掛けた。
 ◇船体が港に入ると、約4000人の市民が岸壁で歓迎。食事や「爆買い」を期待し、商店街には中国語対応の案内受付も。果たして経済効果も過去最大となるか。    =久野洋

そこから、海沿いの道を少し走ると海岸堤防の横にある淡嶋神社につく。3月3日の雛流しには、とても車では来れないらしいが、シーズンも終わった平日だったので、駐車場は空いていた。神社の境内は小さく、鳥居もありふれたものだ。だが、奉納された雛人形をはじめとする様々な人形が境内に、種類ごとに所狭しと並べられているのは圧巻だ。
 帰りはナビの指示するとおり、26号線ー阪神高速湾岸線を走って帰ったが、こちらの方が道も広く時間がかからなかった。帰りに何処かで魚料理とも思ったが、これはと思える店もなく、泉北まで帰って、よく行く回転寿司で遅い昼食を済ませた。



;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/17 とっとパーク小島
海釣り桟橋
大物狙いの釣り人が多いようだ。
SONYα7Ⅱ+FE3.5-6.3/24-240mm
APS-Cサイズモード24mm 絞り優先AE 1/500s f8.0 ISO100
露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/17 とっとパーク小島
桟橋周りの漁礁図
魚が集まるように漁礁が作られている。大きな鯛とかヒラメの魚拓が展示されていた。
SONYα7Ⅱ+FE3.5-6.3/24-240mm
APS-Cサイズモード31mm 絞り優先AE 1/350s f8.0 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/17 とっとパーク小島
MS Quantum of the Seas
紀伊水道を神戸に向かっているようだ。
SONYα7Ⅱ+FE3.5-6.3/24-240mm
APS-Cサイズモード100mm 絞り優先AE 1/750s f8.0 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/17 とっとパーク小島
アオサギ
今にも飛び立ちそうなのだが。
SONYα7Ⅱ+FE3.5-6.3/24-240mm
APS-Cサイズモード240mmデジタルズーム2.56倍 絞り優先AE 1/350s f9.5 ISO320
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/17 淡嶋神社
本殿
人形さえ飾ってなければ、海沿いの何のへんてつもない神社である。
SONYα7Ⅱ+FE3.5-6.3/24-240mm
27mm 絞り優先AE 1/250s f3.5 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/17 淡嶋神社
本殿に飾られたおひなさん群
本殿に隙間なくぎっしりと飾られている。
SONYα7Ⅱ+FE3.5-6.3/24-240mm
85mm 絞り優先AE 1/90s f9.5 ISO2000
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/17 淡嶋神社
本殿の奥のひな壇(左)
本殿の奥には、ひな壇にも飾られている。
SONYα7Ⅱ+FE3.5-6.3/24-240mm
184mm 絞り優先AE 1/200s f5.6 ISO6400
露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/17 淡嶋神社
本殿の奥のひな壇(右)
本殿の奥には、ひな壇にも飾られている。
SONYα7Ⅱ+FE3.5-6.3/24-240mm
184mm 絞り優先AE 1/200s f5.6 ISO2500
露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/17 淡嶋神社
市松人形
本殿の廻廊に飾られている。
SONYα7Ⅱ+FE3.5-6.3/24-240mm
184mm 絞り優先AE 1/200s f5.6 ISO2500
露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/17 淡嶋神社
羽子板群
本殿の廻廊下には奉納された羽子板が。
SONYα7Ⅱ+FE3.5-6.3/24-240mm
184mm 絞り優先AE 1/200s f5.6 ISO2500
露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/17 淡嶋神社
衣装人形群
昔は良家の子女は衣装人形を嫁入りの時に持って行ったらしい。本殿廻廊左に並べられている。
SONYα7Ⅱ+FE3.5-6.3/24-240mm
63mm 絞り優先AE 1/90s f16.0 ISO800
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/17 淡嶋神社
干支の置物
本殿廻廊下には、干支の置物もたくさん置かれている。
SONYα7Ⅱ+FE3.5-6.3/24-240mm
63mm 絞り優先AE 1/90s f16.0 ISO800
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/17 淡嶋神社
椿の下に、猪・牛の置物
捨てるのはもったいないので、奉納したのだろうか。人形的なものは何でも受け入れてくれるようだ。
SONYα7Ⅱ+FE3.5-6.3/24-240mm
89mm 絞り優先AE 1/90s f22.0 ISO250
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/17 淡嶋神社
酉(鶏)の置物
来年の干支は、酉だ。年賀状素材に使えそう。
SONYα7Ⅱ+FE3.5-6.3/24-240mm
150mm 絞り優先AE 1/200s f22.0 ISO500
露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/17 淡嶋神社
花嫁人形
このような衣装人形も飾られている。
SONYα7Ⅱ+FE3.5-6.3/24-240mm
160mm 絞り優先AE 1/200s f5.6 ISO400
露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/17 淡嶋神社
武家人形
博多人形の一種だろうか。
SONYα7Ⅱ+FE3.5-6.3/24-240mm
82mm 絞り優先AE 1/90s f5.6 ISO640
露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/17 淡嶋神社
大黒さん
だるま人形も飾られていた。
SONYα7Ⅱ+FE3.5-6.3/24-240mm
82mm 絞り優先AE 1/90s f5.6 ISO640
露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/17 淡嶋神社
招き猫
飾る場所がないのか、地面に並べられている。
SONYα7Ⅱ+FE3.5-6.3/24-240mm
82mm 絞り優先AE 1/90s f5.6 ISO640
露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/17 淡嶋神社
絵馬
子授け、婦人病快癒の願い事が多い。
SONYα7Ⅱ+FE3.5-6.3/24-240mm
35mm 絞り優先AE 1/60s f5.6 ISO250
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/17 淡嶋神社
句碑
明るさに顔耐えている流し雛 榎本冬一郎
SONYα7Ⅱ+FE3.5-6.3/24-240mm
61mm 絞り優先AE 1/90s f9.5 ISO640
露出補正 0

2012年12月30日

隠居の探鳥ウォーク:餌さがす シロハラ跳びて 落ち葉舞う

 
 後5日ほどすると年が開ける年末の朝、気温は低いが快晴となったので、散策に出かけた。年賀状はすでに投函したので気は楽である。
 この時期、大阪の日の出は7時過ぎである。泉北ニュータウン栂地区の南東山陰から太陽が顔をのぞかせたのは7時10分ごろだった。自宅から南部コースの和田川では、コガモとカルガモが活発に動き回っている。鳥達は早起きだ。
 今回も、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイが揃い踏みである。セグロセキレイについて、【鳴き声と羽根でわかる野鳥図鑑】には、
縄張り意識が強いため、生活圏が脅かされると、つがいまたは単独で、同種のセキレイであるハクセキレイ、キセキレイを威嚇して、追い出してしまう様子がよく観察される。
とある。そういえば、セグロセキレイとハクセキレイ・キセキレイが仲良く同席しているのはみたことがない。

 久しぶりに庭代台公園の方に回ってみた。ヒヨドリのさえずりは、相変わらずうるさいが、そのほかの小鳥たちのさえずりはあまり聞こえない。
 日曜日などになると少年野球の声で賑やかになるグラウンドは、流石に人っ子一人いない。そのグランドの隅に植わっているくすのきの根元付近には枯葉が積もっている。この枯葉をかき分けるように、背羽根が枯葉と同系色なので見分けがつきにくいが、シロハラが餌を探していた。シロハラとも今シーズン初めての出逢いである。
 先日はじめて出会ったツグミは、あちこちで見かけるようになった。

コガモ:和田川;クリックすると大きな写真になります センダンの実に隠れるムクドリ:檜尾;クリックすると大きな写真になります キセキレイ:和田川;クリックすると大きな写真になります セグロセキレイ:和田川;クリックすると大きな写真になります
コガモ:和田川(堺)
2012/12/27
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/640s ISO12800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
日があがる前で光量不足である
センダンの実に隠れるムクドリ:檜尾(堺)
2012/12/27
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/640s ISO720 F6.3)
露出補正 なし
キセキレイ:和田川(堺)
2012/12/27
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/640s ISO12800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
セグロセキレイ:和田川(堺)
2012/12/27
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/640s ISO12800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ツグミ:美木多;クリックすると大きな写真になります アオジ:庭代台公園;クリックすると大きな写真になります シロハラ:庭代台公園;クリックすると大きな写真になります メジロ:栂緑道;クリックすると大きな写真になります
ツグミ:美木多(堺)
2012/12/27
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/640s ISO500 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
アオジ:庭代台公園(堺)
2012/12/27
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/640s ISO6400 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
シロハラ:庭代台公園(堺)
2012/12/27
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/640s ISO3600 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
メジロ:栂緑道(堺)
2012/12/27
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
340mm(35mm相当510mm)
シャッター優先オート
(1/640s ISO500 F6.3)
露出補正 なし
トリミング


  
野鳥図鑑 鳴き声と羽根でわかる

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2011年1月 1日

謹賀新年:今年もよろしくお願いします


   頌春

 いつも、つたないブログに訪問いただきありがとうございます。
 野鳥の撮影などに夢中になって 7年目の隠居生活を楽しんでいる間に、 また一年が「烏兎怱怱うとそうそう)」と過ぎました。
 昨年は、カワラヒワシメイカルサメビタキホウアカアオジツグミシロハラエナガキジカワセミオオヨシキリケリバンオオバンコガモホシハジロゴイサギカッコウエナガオオヒシヒクイの21種の野鳥と新たに出会い、満足のいく写真はあまりありませんが、なんとかブログに載せることができました。
 動き回れる健康に感謝しつつ、満年齢古希となる今年も、野鳥撮影やDIY作業などブログのコンテンツを追っかけるつもりです。
 今年に、どのような新しい野鳥と出会え、DIYの作品を作れるかと期待しつつ、もう少し隠居生活を楽しみたいと思います。
今年も、隠居の生活記録をご笑覧ください。

2009年11月 8日

隠居のパソコン:素晴らしい E-cards の紹介

 2006年7月にロサンゼルスに住んでいる先輩女史から送ってもらったアメリカ独立記念日のGreeting Cardがが素晴らしかったので、この E-cards を作成して有料で提供している jacquielawson と契約した。年間 $12 (2年間:$18 )で、作成されたそれぞれが素晴らしい E-cards が自由に使える。

クリックするとアニメーションが始まります 10月終わり近くになって、jacquielawson から、右のような新しい Hallowe'en(ハロウィン)の E-card をリリースしたとのメールが届いた。(メンバーになると新しい E-card が発表されるたびにメールをしてくれる)  E-cards はカードといっているが、 Flash で動くアニメーションである。余談ではあるが、このカラスはハシブトカラスだろう。
長い間 私の右サイトにボタンを置いている Season's Greeting を更新していなかったので、今回このハロウィンの E-card に置き換えた。最近作成された E-cards は、次の記述にあるように"back story"がついている。これもなかなか洒落ている。今回の "back story"は、scarecrow(かがし) について興味ある記述がつけられている。

Handy Tip!
Have you noticed how many of our recent cards include what we call a "back story" - a few extra pages of fascinating information about the subjects of the cards.
They're well worth exploring - recent cards have included hints on hunting for sunken(海底の) treasure, potted histories of the Blue Danube waltz and the Great Western Railway - and a story about hedgehogs!(ハリネズミ)

  提供されている E-cards は欧米圏の文化に基いており英語であり残念ながら年賀状はないが、誕生日・出産の祝い・結婚祝い・新築祝い・お見舞いなどもあるので年間1000円少しほど払って使ってみられたらいかがだろうか。(念のために言っておくが、私はこの jacquielawson のアフリエートをしているわけではない。) こういうものが容易く手にはいるようになったのも、インターネットの発展のおかげである。ネットの暗い部分ばかりに疑心暗鬼にならずに、sunny side を上手く活用すれば生活はもっと便利に潤いのあるものになるだろう。行動範囲の狭くなってきている私のような高齢者でも、パソコンの前に座ることによって若いときよりずっと世界が広がってきていると感じている。

2008年2月13日

隠居、ネット時代の「知的生産の技術」を考える⑤手紙

 今回は、「知的生産の技術」8章の「手紙」をネット時代では、どのように考えるかについてふれてみたい。
 梅棹さんは、「知的生産の技術」を発刊された1969年当時においても日本では手紙の形式が崩れていることやコミュニケーションは電話ですまし、手紙を書かなくなっていると指摘されている。確かに、ずっと前から郵便受に入るものは、印刷されたダイレクトメールか振り替え通知ばかりであり、友人からの手紙なんて滅多にない。こちらが筆無精で手紙を書くのは苦手であり、こちらから発信しないのだから無理もない。こまめに手紙をくれるひとには感服してしまう。それが、電子メール( eMail )が一般的になって激変した。

 eMail が一般的になったのは、Windows95 がブームとなった 1995 年頃であろう。この年、日本でのインターネット牽引者である 村井純さん が「インターネット(岩波新書)」を発刊されている。インターネットが庶民のものとなって、たかが、まだ12~3年しかならないのである。この12~3年の間に、少なくとも私にとってはコミュニケーションの世界が全く変わってしまった。eMail という形式を介して、頻繁に多くの方と eMail という手紙をやりとりするようになったのである。

 梅棹さんは、手紙を情報交換の知的な技術と定義しておられるが、手紙がeMail に置き換わった今のネット時代では人びとの間の情報交換は、飛躍的に増大していると思われる。ネット時代では、情報の交換はこのeMail 網だけではなくブログなどもっと大きな場が拡がっているが、この現象については、また別のエントリーで考えてみたい。

 知的な情報交換とは言えないが、今、郵便受けに入る手紙・はがきには、この歳になるとやたらに同窓会・OB会の案内が多くなる。この案内状をメールに代えれば、事務作業はあきらかに簡便となる。私も参加しているシニアばかりのプライベートなゴルフ・コンペへの参加資格は、メールアドレスを持っていることである。メール以外の案内は一切しない。幹事の負担は、物理的な手紙・はがきで案内することとは比べものにならないほど楽ちんである。楽天が提供するような無料のメーリング・リスト( ML ) サービスを利用すれば、もっと楽ちんである。

  eMail を発信するのは手紙を書くことに比べるとはるかに楽であり形式も自由であるが、顔を知らない外国人からの英語での eMail は、梅棹さんが指摘されている形式が今も守られているようだ。下の例は、UKのソフト会社から私宛の  eMail の一例である。
 
Dear Shuhei Nxxxxxxx

This is to let you know that xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx:

Please note xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.
If this happens, please see http://www.xxxxxxxxxxxxxxxxxx.com/xxxxxxxxxxx for further instructions.

xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
Ixxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

For further assistance please go to http://www.xxxxxxxxxxxxxxxxx.com/help.asp

Best wishes,

xxxxxxxxxxxxxxx.com
Our ref: xxxxxxxxxxxxxxxxxx


 手紙をワープロで作成するにあたっても、米国あたりでは形式が守られているのか、Miscrosoft の 文書作成ソフト日本語 Word にも、オートフォーマットという機能があり、文頭に「拝啓」と入力すると文末は「敬具」と自動的に表示されるような機能や月毎の時候の挨拶が用意されている。Word の元々は米国だから、そのようなテンプレートを用意するのは当然であっただろう。

 eMail も米国発であるから、Miscrosoft あたりが提唱するメールの形式は物理的な手紙のメールの形式が色濃く残っている。 eMail には eMail なりのエチケットみたいなものがある。これは「ネチケット(Netiquette)」という言葉になっている。
 先日、あるML仲間で eMail のやりとりが続いた。返信・返信で情報の交換をしているうちに、メールの件名( Subject )からはずれた情報の交換となった。ネチケットにうるさいシニアからお叱りがでたが、話題を変えるときは件名( Subject )を変えるのが望ましい。
 Google が無償で提供する WebメールGmail では、同じ件名で送受信したメールをスレッドとして整理してくれるから、件名を変えるのはまことに賢明なのである。話がそれるが、「2ちゃんねる」などで有名な「匿名掲示板」での日本語は乱れているが、件名と内容が異なる投稿をすると「スレ違い」などと言われる。また、話題が終了した掲示板は、「死にスレ」などという表現が使われたりする。若い人のやりとりにはついていけないので、遠慮しているが、スレ違いにならないようにしたいものだ。

 ネット時代になってでてきた巨大な情報交換の場の一つは、eMail を発端としたネット掲示板( BBS )である。例えば、私が愛用させてもらっている [K'sBookshelf] の「この花の名は?掲示板」に、名前の解らない花の写真を添えて掲示板にアップすると、たいていの場合 10 分ほどもたたないうちに誰かが教えてくれる。手持ちの花の図鑑やネットで調べても解らないときには重宝する。市井の一市民の知識が即座に引き出せるのである。eMail や BBS によって知識の増幅のスピードは、格段にスピードアップした。

 梅棹さんは、この手紙の章で、手紙のコピーとアドレス・カードの方法についてもふれておられるが、ネット時代では全く問題がない。
 eMail の送受信はファイルで残っているから、コピーの心配はない。心配は、前々回かいたように、デジタル・ファイルを消してしまうことである。
 私は、アドレスは、「筆まめ」というソフトで整理している。何かの会で住所録をエクセルかなにかの表形式で整理したものがあれば、テキスト形式で簡単に取り込める。このようなソフトのいいところは、年賀状などの宛名書きを全部自動的に印刷してくれることである。(年末の忙しい時間に、プリント・ゴッコで印刷し、悪筆の手書きで宛名を書いていたころが懐かしい。) また、年賀状をいただいた方、出した方の記録や喪中はがきをもらった人も記録できる。二重にだしたり、喪中の人へ出したりする失礼もなくなる。また、デジタル・ファイルであるから、検索は簡単にできる。
 ただ、eMail がかなり拡大しても、年賀はがきはなくならないだろう。年賀はがきは、ただ単なる手紙のやりとりとは違うのだ。

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5 インターネットとは。
4 インターネットの価値を再評価できる
4 インターネットの価値を再評価できる


2008年1月 2日

今年は白鷺が:泉北桃山公園

クリックすると大きな写真になります  今年の正月はかなり冷え込んで、冬らしい寒さである。出しそびれた方への年賀状をポストに入れに行くのに、屠蘇ざましにとNikonD70にTamron28-300mmをつけてぶら下げていった。
 春には泉北一になる桜並木の梢に、ヒヨドリが何かを探すようにとまっていた。この冬は家の周りでも、ヒヨドリの甲高い鳴き声がよく響くように思う。

クリックすると大きな写真になります  花芽をつけている桜並木の遊歩道を辿っていくとニュータウンを造成したときに遊水池として造ったと思われる池がいくつかある。その池の一つに冬になるとヒドリガモが飛来する。 このシーズンは、100羽くらい泳いでおり、昨シーズンよりも多いようだ。池の土手に植わっているピラカンサスが赤い実を一杯付けている。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります このヒドリガモが群れている池の岸辺に、2羽のコサギが獲物を狙っている。この冬から見かける光景だ。スポーツ・モードで、飛び立つところを撮ろうと10分ほど粘ってみたが、あまりいいショットは CompactFlash には残っていなかった。

泉北近辺私的観光地図に掲載