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Atelierで“「この花の名は?掲示板」”が含まれるブログ記事

2017年5月15日

隠居の散策:久しぶりに鉢ヶ峯を歩く

世間ではゴールデン・ウイークの最後の日(5月7日)、久しぶりに鉢ヶ峯に行ってみる気になった。ひょっとしたら、キジに出会うかもしれないと期待したが、遠くからシルエットを確認しただけで、その後は見ることがなかった。
 ここの畑作地では、ときに近くの畑作地では見かけない花や蝶を見つけることもある。

;クリックすると大きな写真になります。 2017//5/7 鉢ヶ峯(堺市)
ヒメウラナミジャノメ
ヨモギの葉に留まった。新鮮な個体だった。

SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom
198.0mm TV 1/1000s f/5.6 ISO320 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017//5/7 鉢ヶ峯(堺市)
ノハラアザミ
今まであまり気づかなかったが、こんなアザミもある。カメラの設定がおかしくなっているのに気が付かなかった。

SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom
94.0mm TV 1/3000s f/5.6 ISO640 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017//5/7 鉢ヶ峯(堺市)
ノゲシ
葉を撮っていなかったので、ブタナ? ジバシリ? と散々悩んだが、頭花の様子からノゲシと判定した。。

SONY NEX-7+SEL50M28 macro
50.0mm AE 1/320s f/5.0 ISO100 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017//5/7 鉢ヶ峯(堺市)
ブタナ
頭花は、舌下花ばかりなので、ブタナだと思う。タンポポ状の花は種類が多い。

SONY NEX-7+SEL50M28 macro
50.0mm AE 1/400s f/8.0 ISO100 EV -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2017//5/7 鉢ヶ峯(堺市)
オニタビラコ
これも黄色い花である。Wikipedia によれば、ごくありふれた雑草だそうだ。

SONY NEX-7+SEL50M28 macro
50.0mm AE 1/640s f/8.0 ISO100 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017//5/7 鉢ヶ峯(堺市)
オオジシバリ?ブタナ
これも黄色い花である。Wikipedia によれば、ごくありふれた雑草だそうだ。数本の茎がよじれて、花が絡み合って咲いている。名前の自信がなかったので、例によって「この花の名は?掲示板」で教えを乞うと、K.o さんという方が、ブタナかヒメブタだと教えてくれた。

SONY NEX-7+SEL50M28 macro
50.0mm AE 1/640s f/8.0 ISO100 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017//5/7 鉢ヶ峯(堺市)
アゲハチョウ
ノハラアザミに吸蜜に来た。連写で撮ったものを Picasa3 で合成した。

SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom
205.0mm TV 1/750s f/5.6 ISO250 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017//5/7 鉢ヶ峯(堺市)
ダイコンの花にモンシロチョウ
抜かずに置いてあったダイコンに白い花が咲いていた。 その花にモンシロチョウが吸蜜していた。

SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom
139.0mm TV 1/2000s f/5.6 ISO160 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017//5/7 鉢ヶ峯(堺市)
ベニシジミ
飛んでいる時は、黒っぽい蝶である。ただ、よく留まってくれる。カメラの設定がおかしいのに気が付かなかった。

SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom
226.0mm TV 1/8000s f/6.3 ISO1600 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017//5/7 鉢ヶ峯(堺市)
ヤマトシジミ
文字通り、カタバミにヤマトシジミが飛んできた。植物のツルの影が翅に写っている。相変わらずカメラの設定がおかしいが。

SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom
212.0mm TV 1/8000s f/5.6 ISO2000 EV 0


2017年4月29日

隠居の庭:4月下旬

寂しかった庭にも、ソメイヨシノの時期が終わったあたりから、彩りが賑やかになってくる。坐骨神経痛で、歩行が思いのままにならないので、庭の小さな花を観察して気を紛らわしていた。自宅なので、カメラやレンズの組み合わせをいろいろと替えてみて、学習してみた。
 この時期になると気になるのは、垣根のカロイナジャスミンとモッコウバラである。一昨年秋に、古くなっていた垣根をやりかえた。そのとき、フエンスに絡んでいたモッコウバラは剪定した。3本の株のうち黄色の花が咲く一本は、枯らしてしまったが、家内が残った黄色と白の2本のつるを丁寧にフェンスの格子に絡みつけた。春先にはたくさんの花芽がついたので楽しみにしていた。このモッコウバラは黄色い花の方が先に咲く。この白バラは、ひょっとしてモッコウバラとは異なる種かもしれない。
 昨年の春の記録を見ると、同じような花が咲いているが、この時期が庭の花は一番綺麗だ。

;クリックすると大きな写真になります。 2017//4/16 桃山台(堺市)
カロイナジャスミン
垣根の蔓性植物は、この花が真っ先に咲きだす。

SONY NEX-7+SEL50M28 macro
50.0mm AE 1/640s f/8.0 ISO100 EV -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2017//5/2 桃山台(堺市)
モッコウバラ
今が一番きれい。傾きかけた午後の光を浴びて、輝いている。

SONY α7Ⅱ+SEL50M28 macro
50.0mm AE 1/800s f/9.0 ISO100 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017//5/2 桃山台(堺市)
白のつるバラ
黄色に遅れて咲き出す。こちらは、お向かいの建物で午後の光は当たっていない。

SONY α7Ⅱ+SEL50M28 macro
50.0mm AE 1/200s f/6.7 ISO100 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017//5/2 桃山台(堺市)
イエローボタン(クリンケファルム・アビクラツム)
ヨモギギクと思っていたのだが、ネットで確認してみるとどうも違うようであった。それで、いつもの「この花の名は?掲示板」で尋ねてみると、「ハハコグサ」と「ヘリクリサムの一種?」ではと二通りの答えが返ってきた。どちらもぴったりではなかったが、すぐその後に、「ヘリクリサムの一種?」と教えてくれたオレンジさんという方が、更に調べてくださり、「クリンケファルム・アビクラツム」と指摘頂いた。ネットで早速サーチしてみると正にその花だった。一般的にイエロー・ボタンというらしい。

SONY α7Ⅱ+SEL50M28 macro
50.0mm AE 1/30s f/8.0 ISO100 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017//4/23 桃山台(堺市)
ミヤコワスレ
色々なカメラを試してみようと P610 を引っ張り出してマクロで撮ってみた。ファインダーが小さいので撮りにくい。

Nikon Coolpix P610
5.4mm AE 1/500s f/5.0 ISO100 EV +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2017/4/19 桃山台(堺市)
ミヤコワスレ
α7Ⅱに90mm macroをつけて、同じ花を撮ってみると趣がだいぶ違う。

SONY α7Ⅱ + SEL90M28G macro
90.0mm AE 1/1000s f/4.0 ISO200 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/5/2 桃山台(堺市)
青紫のミヤコワスレ
一株だけ濃い色のミヤコワスレが咲く。普通のものより、開花の時期は遅い。このカメラとレンズの組み合わせが、花を撮るには面白いと思っている。

SONY α7Ⅱ + SEL50M28 macro
50.0mm AE 1/125s f/2.8 ISO100 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017//4/23 桃山台(堺市)
クリーピングタイム
別名「ようしゅいぶきじゃこうそう(洋種伊吹麝香草)」。これも P610のマクロで撮ってみた。35mm換算で30mmである。

Nikon Coolpix P610
5.4mm AE 1/500s f/5.0 ISO100 EV +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2017//4/25 桃山台(堺市)
コデマリ
別名で「すずかけ(鈴掛)」、「てまりばな(手毬花)」とも呼ばれる。

SONY NEX-7+SEL2870 zoom
47.0mm AE 1/250s f/8.0 ISO100 EV +1.0
;クリックすると大きな写真になります。 2017//4/25 桃山台(堺市)
ヒメウツギ
ウッドデッキ横に、10年以上、この時期になると可憐な白い花を花を咲かせる。

SONY NEX-7+SEL2870 zoom
47.0mm AE 1/640s f/9.0 ISO100 EV -0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2017//4/25 桃山台(堺市)
フイリツルニチニチソウ
あまり日当たりの良くないお隣の裏庭に咲いている。垣根越しに取らせてもらった。

SONY NEX-7+SEL2870 zoom
47.0mm AE 1/200s f/4.5 ISO100 EV +1.0
;クリックすると大きな写真になります。 2017//4/16 桃山台(堺市)
真紅のパンジー
小さな花壇に地植えされている。パンジーとビオラの差異は、花の大きさらしい。花の大きさが、5cm以上のものをパンジー、以下のものをビオラというらしい。いずれも学問的な呼び名ではないらしい。

SONY NEX-7+SEL50M28 macro
50.0mm AE 1/100s f/4.5 ISO100 EV +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2017//4/19 桃山台(堺市)
寄せ植えのビオラ
濃い青の縁取りが可愛いビオラである。手ブレ防止のために、シャッタースピードをあげたら、ISOが5000に跳ね上がった。

SONY α7Ⅱ+SEL90M28G macro
90.0mm AE 1/1000s f/8.0 ISO5000 EV -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2017//4/16 桃山台(堺市)
山椒の若葉
裏庭に植わっている小さな苗木である。若葉をちぎって吸い物などに散らすといい香りがたまらない。ちぎってもすぐに芽を出す。

SONY NEX-7+SEL50M28 macro
50.0mm AE 1/100s f/11.0 ISO100 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017//4/16 桃山台(堺市)
サルスベリの若芽
夏の花のシーズンが終わると枝はすべて剪定する。この時期に若芽を出し、夏には花を咲かせる。背景のお向かいのレッドロビンは、真っ赤だ。

SONY NEX-7+SEL50M28 macro
50.0mm AE 1/320s f/8.0 ISO100 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017//4/19 桃山台(堺市)
ブルーベリーの花
玄関先の少し大きな鉢植えで咲いている。この花が紫色の実をつける。

SONY α7Ⅱ+SEL90M28G macro
90.0mm AE 1/1000s f/11.0 ISO6400 EV 0


2017年2月20日

隠居の散策:泉北ニュータウン栂地区 2月厳寒期のいきもの(1)

建国記念日あたりが、春の兆しは感じるものの、泉北ニュータウンでは一番寒いように思う。どんよりと曇り風の強い日が続いたが、建国記念日の翌日、日差しがでたので、いつものフィールドに散策に出かけた。
 携行していくカメラは、最近は専らSONY の α7Ⅱに、SEL24240 というズームレンズをつけたものである。α7Ⅱは、APS-C 用のレンズもつけることができるし、フルサイズ用レンズでも APS-C撮影モードにできる。上のレンズなら、 APS-C撮影モードにすると、望遠端で360mm(35mm相当) となる計算である。小鳥をとるときは、できるかぎりディスタンスを稼ぎたいから、いちどこのモードで撮ることを試してみた。
 ファインダーで覗くと被写体が大きくなるのでいいのだが、ブログなどに載せるときには画像をクロップする時が多いので、ピントがしっかり合っていることが一番肝心である。どうすれば、素早くピントがしっかりと合わせられるかをいろいろと試行錯誤しているが、まだ正解を得ていない。
 

;クリックすると大きな写真になります。 2017/2/12 大森(堺市)
ジョウビタキ♀
真正面から撮れた。オスは腹の毛はダイダイ色だが、メスはこのように白っぽい。
SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom
APS-Cモード240mm(360mm 35mm相当) digitalzoomX2 crop AE f6.3 1/400s ISO320 EV+0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2017/2/12 大森(堺市)
ジョウビタキ♀
この日はメスが多かった。この場所はもともと雑木が生えていて、イカルなども生息していたこともあるのだが、このように切り払ってしまうとムクドリが多くなったが、何故かジョウビタキがやってくる。
SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom
APS-Cモード136mm(204mm 35mm相当) digitalzoomX2 crop AE f6.3 1/250s ISO125 EV+0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2017/2/12大森(堺市)
アオジ
和田川の萱の茂みには、ホオジロ類がやってきているが、このアオジは桜の枝に留まった。
SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom
APS-Cモード240mm(360mm 35mm相当)スポット測光 crop AE f6.3 1/400s ISO125 EV+0.3
170212_015.jpg 2017/2/12 野々井(堺市)
ホオジロ
なかなかこのように全身を見せることは少ない。が残念ながらピントがもう一つ。
SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom
APS-Cモード219mm(328mm 35mm相当)マトリックス測光 digitalzoomX2 crop AE f5.6 1/750s ISO100 EV0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/2/12 野々井(堺市)
アオジ
アオジも、この日は全身を見せてくれた。
SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom
APS-Cモード240mm(360mm 35mm相当)digitalzoomX2 マトリックス測光 crop AE f6.3 1/500s ISO100 EV0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/2/12 野々井(堺市)
カシラダカ
この日は、ホオジロ類として、アオジ・ホオジロ・カシラダカの三種を観察することができた。堺いきもの情報館に報告
SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom
APS-Cモード240mm(360mm 35mm相当)digitalzoomX2 マトリックス測光 crop AE f6.3 1/500s ISO100 EV0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/2/12 野々井(堺市)
ツグミ
ツグミはアチラコチラに姿をあらわす。ホオジロ類ほど警戒心は強くない。
SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom
APS-Cモード240mm(360mm 35mm相当)digitalzoomX2 マトリックス測光 AE f6.3 1/350s ISO125 EV0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/2/12 桃山台(堺市)
シロハラ
この鳥は、森や暗い林の中を好んで開けたところには出てこないようだ。自宅近くの小さい林で偶然見つけた。木の枝などに留まっていることは少ないそうだが。堺いきもの情報館に報告
SONY α7Ⅱ+SEL24240 zoom
APS-Cモード240mm(360mm 35mm相当)digitalzoomX2 マトリックス測光 AE f6.3 1/350s ISO800 EV0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/2/12 野々井(堺市)
ダキバアレチハナガサ
田んぼの畦は枯れ草ばかりだが、この草だけ緑が際立った。名前は、「この花の名は?掲示板」で教えてもらった。夏には、可憐な花が咲くようだ。
SONY NEX-7+SEL2870 zoom
67mm(100mm 35mm相当)中央重点測光 AE f8.0 1/250s ISO100 EV0


2016年5月16日

隠居のドライブ:穀雨末候のころ、山小屋Hütte Hachi(2) 日本西南限のミズバショウ公園を訪ねる

2日目、早朝散策した後、朝食・掃除をして、帰り道少し寄り道をすればいけるミズバショウ公園に行ってみることにした。ネットサーフィンをしていて見つけていたところだ。40年余りHütte Hachiには通ってているのに、知らなかった。Web のおかげで、色々な情報が手に入るようになった。
 山を下りて国道9号線に出るとすぐ、関宮から右折する道筋をカーナビは案内する。しばらく走るとすぐに幅員が少し狭くなった山道へ案内する。ミズバショウ公園は、関宮から大屋町に抜ける山道の峠付近にある。駐車場には、小さな食堂がついた売店(グリーンロッジ加保坂)がある。入園料250円を払って、入り口になっている木道を歩いて行く。水芭蕉がさいているところは、観察用の木のデッキが作られている。ガイドさんがひとりおられ、3台ほど置いてあるフィールドスコープが、もう花期の終わりに近づいた花に焦点が当てられていた。スマホカメラのレンズをフィールドスコープを押し当ててみたが、うまくいかなかった。

帰途は、最近全線開通した京都縦貫道を通って帰ることにした。少々遠回りであるが、新たにできた京都のものならなんでも置いているという京丹波PAに寄る楽しみもある。結局、ソフトクリームを買っただけだったが。
 連休の谷間ということもあるかもしれないが、渋滞もなく→第二京阪→近畿道を通って帰ってきた。中国自動車道が大渋滞時には、山小屋への行き帰りにルートとして使えるかもしれない。

;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/1-2 ミズバショウ公園
入口
入り口から2~3分歩いたところに、ミズバショウが咲いている。
Nikon COOLPIX P610
4.3mm プログラムオート 1/500 f3.3 ISO100 露出補正 -0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/1-2 ミズバショウ公園
アオダモの花
ミズバショウ鑑賞デッキまでの小道脇に咲いている。
SONY α7Ⅱ+EF90mm macro
絞り優先AE 1/200 f6.7 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/1-2 ミズバショウ公園
イカリソウ
「この花の名は?掲示板」で名前を教えてもらった。
SONY α7Ⅱ+EF90mm macro
絞り優先AE 1/350 f5.6 ISO100 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/1-2 ミズバショウ公園
ナナカマドの花にキンモンガ
キレイな蛾である。
SONY α7Ⅱ+EF90mm macro
絞り優先AE 1/750 f5.6 ISO100 露出補正 0
;
2016/5/1-2 ミズバショウ公園
ミズバショウ -1
兵庫県指定天然記念物である。
SONY α7Ⅱ+EF90mm macro
デジタルズーム3倍 絞り優先AE 1/200 f5.6 ISO100 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/1-2 ミズバショウ公園
ミズバショウ -2
自生地としての南限は、永い間岐阜県蛭ヶ野高原とされていたが、1975年植物学者矢野悟堂教授らによって、日本最西南限の自生地であると確認されたという。
SONY α7Ⅱ+EF90mm macro
デジタルズーム3倍 絞り優先AE 1/125 f6.7 ISO100 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/1-2 ミズバショウ公園
ヤマツツジも咲いている。
この辺りは蛇紋岩地帯で植物の生育には適していないらしい。
SONY α7Ⅱ+EF90mm macro
絞り優先AE 1/200 f5.6 ISO100 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/1-2 ミズバショウ公園
展望台からの眺望
大屋町が一望できる。
Nikon COOLPIX P610
15.2mm プログラムオート 1/1000 f4.5 ISO100 露出補正 -0.3

2013年10月25日

隠居の散策:泉北ニュータウン、秋の野の花など


 10月18日 時候は、24節気寒露 七十二候 蟋蟀在戸( きりぎりすとにあり)となった秋の朝、泉北ニュータウン栂・美木多地区北部コースを散策してみた。 朝8時25分、気温は 携帯気象計Kestrel4000 で16.2度、湿度59.4%となっている。ひょっとして冬鳥が飛来していないかと思い、冬場に歩く溜池めぐりをした。
 残念ながら、鳥はアオサギ・ダイサギ・モズ・ハクセキレイといった留鳥を見かけただけで、冬鳥の飛来はまだ先のようだ。曇っているせいか、蝶もモンシロチョウやヤマトシジミぐらいしか飛んでいない。だが、農道の道端に咲く野の花を観察していると、いろいろな花が咲いている。

 ただ、撮った花の名前はほとんど分からないから、図鑑を見たりネットでサーチすることになる。ネット上にも花の図鑑がいろいろあるが、今回 野の花検索には、いろいろな工夫がされている【四季の山野草】というサイトを見つけた。
 それでもわからない時には、やっぱり【K's Bookshelf】の【この花の名は?掲示板】にお世話なることになる。今回も、ヨモギの花を教えてもらった。ヨモギはこの時期は丈も大きくなり、クリーム色でまめ粒のような形の花をつけるのだ。

オシロイバナ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 ヨモギ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 ホナガイヌビユ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 イヌタデ:野々井;クリックすると大きな写真になります。
オシロイバナ:野々井(堺)
2013/10/18
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
121mm(35mm換算181mm)
絞り優先オート 1/200s F9.0 ISO1000 露出補正 0
ヨモギ:野々井(堺)
2013/10/18
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
18mm(35mm換算27mm)
絞り優先オート 1/60s F16.0 ISO500 露出補正 +0.3
ホナガイヌビユ:野々井(堺)
2013/10/18
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
18mm(35mm換算27mm)
絞り優先オート 1/60s F9.0 ISO160 露出補正 0
イヌタデ:野々井(堺)
2013/10/18
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
32mm(35mm換算48mm)
絞り優先オート 1/60s F9.0 ISO100 露出補正 0
ミゾソバ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 セイタカアワダチソウ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 ジュズダマ:野々井 アキノゲシ:野々井;クリックすると大きな写真になります。
ミゾソバ:野々井(堺)
2013/10/18
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
18mm(35mm換算27mm)
絞り優先オート 1/60s F9.0 ISO100 露出補正 0
セイタカアワダチソウ:野々井(堺)
2013/10/18
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
18mm(35mm換算27mm)
絞り優先オート 1/60s F9.0 ISO100 露出補正 0
ジュズダマ:野々井(堺)
2013/10/18
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
18mm(35mm換算27mm)
絞り優先オート 1/60s F9.0 ISO125 露出補正 0
アキノゲシ:野々井(堺)
2013/10/18
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
145mm(35mm換算217mm)
絞り優先オート 1/250s F9.0 ISO250 露出補正 0
コセンダイグサ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 カイズカイブキ:堺西高校;クリックすると大きな写真になります。 イヌマキの実:大庭寺;クリックすると大きな写真になります。 野ぶどう:大庭寺;クリックすると大きな写真になります。
コセンダイグサ:野々井(堺)
2013/10/18
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
37mm(35mm換算55mm)
絞り優先オート 1/60s F9.0 ISO100 露出補正 0
カイズカイブキ:堺西高校(堺)
2013/10/18
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
37mm(35mm換算55mm)
絞り優先オート 1/60s F9.0 ISO100 露出補正 0
イヌマキの実:大庭寺(堺)
2013/10/18
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
37mm(35mm換算55mm)
絞り優先オート 1/60s F9.0 ISO250 露出補正 0
野ぶどう:大庭寺(堺)
2013/10/18
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
31mm(35mm換算46mm)
絞り優先オート 1/60s F9.0 ISO100 露出補正 0


追記(2013/10/26): 同じ日に撮った鳥の写真を記録として残しておこうと思う。

モズ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 ハクセキレイ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 ダイサギ:松池;クリックすると大きな写真になります。 クサガメと鯉:和田川;クリックすると大きな写真になります。
モズ:野々井(堺)
2013/10/18
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
絞り優先オート 1/500s F8.0 ISO100 露出補正 0
トリミング
ハクセキレイ:野々井(堺)
2013/10/18
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
絞り優先オート 1/160s F7.1 ISO100 露出補正 0
トリミング
ダイサギ:松池(堺)
2013/10/18
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
210mm(35mm換算315mm)
絞り優先オート 1/250s F7.1 ISO100 露出補正 0
トリミング
クサガメと鯉:和田川(堺)
2013/10/18
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
170mm(35mm換算255mm)
絞り優先オート 1/100s F8.0 ISO320 露出補正 0
トリミング


2012年9月24日

隠居の探鳥・蝶ウォーク:稲穂垂れ ヒレタゴボウの 咲き乱れ   


 今年の秋分の日は 9月22日である。この後、2044年までは閏年に限り9月22日、平年は9月23日と計算されるらしい。先日までの厳しい残暑は嘘のように涼しくなった。
 久しぶりに、栂・美木多桃山台の自宅から北コースを歩いた。カメラをセットするまもなく、和田川・大森では、イソシギとハクセキレイを見かけたが、カメラを構えたときには逃げられてしまった。

 いつも何種類かの鳥を見かける野々井の田んぼや畑には、早稲を刈り取ったあとにカワラバトとスズメの群れとムクドリがチョコチョコと動いているぐらいであった。野鳥だけなく、蝶も少ない。殺虫剤が発達して、虫が少なくなっているせいなのかもしれない。
 畑の畦で、クワを担いだ農家の老人の話では、スズメが少なくなったということである。ちょっと前までは、ネットなどのスズメ対策をしなければならなかったが、今はあまり必要ないという。食物連鎖が、確実に変わってきているようだ。

 あまり観察していないせいかもしれないが、野の花の世界は変化は少ないようだ。オシロイバナやツユクサは、アチラコチラで咲いている。ヒノヒカリの稲穂が垂れてきた田んぼの畦道には四弁花の黄色い小さな花が群生している。ネットでサーチしてみても、適切な花名がヒットしない。このようなときには、K's Bookshelf の「この花の名は?掲示板」にお世話になる。K.oさんという方が、即座に返答をして下さった。教えてもらった【ヒレタゴボウ】という名前には、覚えがある。自分のページのタグ・クラウド ページで開いてみると、昨年の同じ時期に、同じように教えてもらったことが記載してある。(隠居の探鳥・蝶ウォーク:重陽の 黄色花は ヒレタゴボウ)  一年も前のことなんてすっかり忘れているのだ。そのために、記録は必要なんだと自ら奮い立たせている。

 いつも私にとっては珍しい蝶が姿を見せる摺鉢池に回ってみると、蝶はまったくおらず、カイツブリが一羽、潜水を繰り返しているだけだった。摺鉢池にいく途中に立ち寄った荒池には、まだ睡蓮がさいていたが、その横に同じような水性植物が、白い毛羽立った小さ花をつけていた。ネットでサーチしてみると、どうやらガガブタという花らしい。ネットのページには、絶滅危惧種となっていた。

早稲の稲干;クリックすると大きな写真になります カワラバト;クリックすると大きな写真になります ムクドリ;クリックすると大きな写真になります カイツブリ;クリックすると大きな写真になります
早稲の稲干:野々井(堺)
2012/9/22
NikonD7000
ΣAPO50-500mm
50mm(35mm相当75mm)
絞り優先オート(1/125s ISO100 F9.0)
露出補正 なし
早稲を刈り取った跡に群れるカワラバト:野々井(堺)
2012/9/22
NikonD7000
ΣAPO50-500mm
240mm(35mm相当360mm)
シャッター優先オート(1/800s ISO500 F6.0)
露出補正 なし
幼虫を咥えるムクドリ:野々井(堺)
2012/9/22
NikonD7000
ΣAPO50-500mm
500 mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート(1/800s ISO500 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
カイツブリ:摺鉢池(堺)
2012/9/22
NikonD7000
ΣAPO50-500mm
500 mm(35mm相当750mm)
絞り優先オート(1/100s ISO280 F9.0)
露出補正 なし
トリミング
設定ミス

イチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります ヤマトシジミ;クリックすると大きな写真になります キマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります ホシミスジ;クリックすると大きな写真になります
イチモンジセセリ:大森(堺)
2012/9/22
NikonD7000
ΣAPO50-500mm
210mm(35mm相当315mm)
シャッター優先オート(1/800s ISO2500 F6.0)
露出補正 なし
ヤマトシジミ:野々井(堺)
2012/9/22
NikonD7000
ΣAPO50-500mm
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート(1/800s ISO900 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
キマダラセセリ:桃山台(堺)
2012/9/22
NikonD7000
ΣAPO50-500mm
290mm(35mm相当435mm)
シャッター優先オート(1/640s ISO1600 F6.3)
露出補正 なし
ホシミスジ:桃山台(堺)
2012/9/22
NikonD7000
ΣAPO50-500mm
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート(1/640s ISO1250 F6.3)
露出補正 なし

オシロイバナ;クリックすると大きな写真になります ツユクサ;クリックすると大きな写真になります マンジュシャゲ;クリックすると大きな写真になります ヒレタゴボウ;クリックすると大きな写真になります
オシロイバナ:大森(堺)
2012/9/22
NikonD7000
ΣAPO50-500mm
240mm(35mm相当360mm)
プログラムオート(1/00s ISO360 F6.0)
露出補正 なし
ツユクサ:野々井(堺)
2012/9/22
NikonD7000
ΣAPO50-500mm
500mm(35mm相当750mm)
絞り優先オート(1/00s ISO100 F9.0)
露出補正 なし
トリミング
マンジュシャゲ:野々井(堺)
2012/9/22
NikonD7000
ΣAPO50-500mm
95mm(35mm相当142mm)
シャッター優先オート(1/800s ISO450 F5.0)
露出補正 なし
ヒレタゴボウ:野々井(堺)
2012/9/22
NikonD7000
ΣAPO50-500mm
170mm(35mm相当255mm)
シャッター優先オート(1/800s ISO350 F5.6)
露出補正 なし
睡蓮;クリックすると大きな写真になります ガガブタ;クリックすると大きな写真になります フヨウ;クリックすると大きな写真になります イチリンソウ;クリックすると大きな写真になります
睡蓮:荒池(堺)
2012/9/22
NikonD7000
ΣAPO50-500mm
210mm(35mm相当315mm)
絞り優先オート(1/60s ISO100 F9.0)
露出補正 なし
ガガブタ:荒池(堺)
2012/9/22
NikonD7000
ΣAPO50-500mm
380mm(35mm相当570mm)
絞り優先オート(1/100s ISO110 F9.0)
露出補正 なし
フヨウ:桃山台(堺)
2012/9/22
NikonD7000
ΣAPO50-500mm
170mm(35mm相当255mm)
絞り優先オート(1/100s ISO110 F9.0)
露出補正 なし
イチリンソウ:桃山台(堺)
2012/9/22
NikonD7000
ΣAPO50-500mm
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート(1/640s ISO800 F6.3)
露出補正 なし

(追記:2012/9/27)コミスジと表記していた蝶は、yamakoさんが ホシミスジであると指摘していただきました。いつも間違いばかりです。

2010年5月 7日

隠居の探鳥ウォーク:泉北栂地区のゴールデンウィーク

 ゴールデンウィークには、サンデー毎日族である隠居は自宅近くで過ごすのが賢明である。携帯気象計 Kestrel4000 の記録では、5月に入ってからの気圧は 1010hpa 以上を指しており、晴天が続いた。毎日正午の気温も、ずっと20℃以上で、爽やかな日が続いた。

泉北ニュータウン・ゴールデンウィークの気象
堺市南区桃山台 2010年5月1日~5日 毎日正午の自動記録:測定 Kestrel4000
測定項目メーデー(5/1)日曜(5/2)憲法記念日(5/3)みどりの日(5/4)こどもの日(5/5)
気温 ℃20.022.826.626.227.0
湿度 %58.634.643.849.547.2
気圧 hpa1016.41018.01017.41015.31012.0


 この気候変化で、水鳥はすっかり姿を消してしまった。堺泉北ニュータウンの西原公園大方池に住みついていたマガモ♂2匹も姿が見えなくなった。最後まで残っていた筆池のキンクロハジロも飛び去っていったようだ。僅かに見られるのは、留鳥のカルガモ、カワウ、アオサギ、そして今年初めて観察したゴイサギといったところだ。
 水鳥がいなくなって、よく見られる野鳥はハシブトガラス、スズメ、ムクドリ、ヒヨドリ、キジバト、シジュウカラといった年中見られる留鳥ばかりになった。ツバメが飛び交い、ヒバリ・ウグイスのさえずりが聞こえるが、写真に収めるのは難しい。
 今年新しく観察した野鳥は、ケリとカワラヒワであるが、以前から生息していたのに気づかなかっただけかもしれない。

カルガモ;クリックすると大きな写真になります日だまりのムクドリ;クリックすると大きな写真になりますスズメ;クリックすると大きな写真になりますアオサギ:和田川;クリックすると大きな写真になります
カワラヒワ:桃山公園;クリックすると大きな写真になりますケリ:堺市檜尾;クリックすると大きな写真になりますDSC_7891.JPGアオスジアゲハ;クリックすると大きな写真になります


 その代わりか、緑道脇の植え込みのヒラドツツジやハナミズキが満開となっている。散策中に通りすがる民家の玄関先やお庭にも、いろいろな園芸種の花々が綺麗である。ヒラヒラと飛ぶ蝶も増えた。住宅地の間に広がる畑では、農作業をしている人たちも増えてきた。ほとんどが、老人の男性である。多くの畑でエンドウ豆の白い花が咲いている。
 和田川では、菜の花に似たセイヨウカラシナが群生しているが、アオサギぐらいしか鳥はみかけない。このセイヨウカラシナという名前は、例によって、K's Bookshelf 「この花の名は?掲示板」に投稿して、「日陰のモモの木」さんという方に教えてもらった。
 和田川には、コイが異常繁殖しているようである。小さな堰の下で多くのコイが集まり、産卵行動をしていた。これだけ大きいとカワウの餌にもならないのかもしれない。人間は汚い川で育っている魚は捕る気はないようだ。

平戸ツツジ;クリックすると大きな写真になりますハナミズキ;クリックすると大きな写真になりますセイヨウカラシナの群生;クリックすると大きな写真になりますコイの産卵;クリックすると大きな写真になります
 

2010年3月20日

晩冬の泉北ニュータウン:春はすぐそこに

 旅行に行ったり、風邪を引いたりして、早朝探鳥ウォーキングができなくなっていた。旅先の伊豆では、エナガ・シジュウカラ・コゲラなどの野鳥に春を感じたが、こちらの水鳥たちはどうなっているか気になっていた。

 10日ぶりにいつもの池を巡ってみた。50羽以上いた田辺池のヒドリガモがわずか5羽になるなど、水鳥の数は減っていたが種類は変わっていないようだ。冬の間に切りつめられた池の土手に植えられたユキヤナギやレンギョウが満開となったり、土手の雑木でヤマツツジの花が開き始めた。ソメイヨシノが咲き出すのももうすぐのようだ。このごろは、歩道の土がある部分のいろいろなところに、花好きの方のボランティアと思われる花が植え込まれている。壺状の小さな黄色い花が咲き出していた。

(追記:2010/3/21)花の名前を、例によって「この花の名は?掲示板」で教えを乞うと、日陰のモモの木さん、旅猫さん がオオキバナカタバミだと すぐさま教えてくれた。この掲示板はネットが生んだ傑作ではないかと思う。
 ホシバジロが飛来している松池横の畑に収穫されずにおいてある大根から白い花が咲いていた。
example1
ヤマツツジの花:クリックすると大きな写真になりますオオキバナカタバミ :クリックすると大きな写真になりますユキヤナギとレンギョウ;クリックすると大きな写真になりますだいこんの花:クリックすると大きな写真になります


 いつも変わった種がいる大庭寺の小池には、まだバンが2羽おり、ハシビロガモも1羽帰ってきていた。

2010年1月 5日

野鳥識別掲示板

DSC_5206.JPG 正月3日に、京都伏見の酒蔵あたりを流れる濠川の川べりで、セキレイらしき野鳥を撮った。持っていたカメラは、NikonD70 に Nikkor18-200mm をつけたものであるから、大きくは撮れない。家に帰って、撮った写真をトリミングして拡大してみると、セキレイの一種ではなさそうである。

 このような場合は、まず野鳥図鑑であちこち調べてみる。今、専ら使っているのは上野動物園の園長をしておられる小宮輝之さんという方が編集されている「日本の野鳥」である。この図鑑の鳥の区分けは、場所別・大きさ別に構成されている。「街や公園で見られる鳥」には、該当する鳥はない。セキレイの項も見たが、どうも似た種はない。
 ネットでもサーチしてみたが、写真から探すのは難しい。このようなときに非常に有用なのは、電子掲示板である。日本での最大の掲示板は、「2ちゃんねる」であるが、どうも若者の世界のようで、年寄りは近づきがたい。
私が愛用している掲示板は、 K's Bookshelf というサイトで運営されている「この花の名は?掲示板」である。名前の分からない花の写真を貼付して、教えを乞うと早いときには 15 分も経たない間に答えてくれる方がいる。この掲示板で、沢山の花の名を教えてもらった。
 これと同じような仕組みで野鳥の名前を教えてくれる掲示板がないかと探したところ、熊本のNPO(特定非営利活動)法人のエコシステムのサイト<<野鳥識別掲示板>>というのがあるのが分かった。
 先の写真を貼付して教えを乞うと、すぐさま「イソシギ」だとサイトのさえちゃんという人(多分、サイトの運営者)が教えてくれた。そういえば、家の近くのどぶ川(和田川)でデジスコで撮ったイソシギとよく似ている。あまりいい写真ではないが、野鳥のサムネイルに、早速掲載した。どこで見かけたかは、記録として重要である。(と思っている。)

 ブログは自分自身のポータルサイトでもあるので、右メニューの中に、リンクフリーと表明されている野鳥識別掲示板へのリンクを置かせてもらった。

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2008年10月12日

Hütte Hachi でのDIY:京壁塗りとミニデッキの作成

 パートナーと私は腕はかなり違うが、二人とも DIY が趣味である。DIY することには事欠かない山小屋Hütte Hachiでは、何か作業はしているが遊び感覚である。それでも、行き帰りのガソリン代や高速道の料金はかかるし、材料代も馬鹿にはならない。
 だから、孫のためにと大義名分のいいわけをしているのだが、家内は家を空けることには全く反対しないが、金をかけていろいろといじるのは「滅多に行かない」ことに投資?すると不評だ。今回の出費はDIY と食事の材料を合わせて、12,000円ほどだった。パートナーがいうように、1日3千円で遊ばしてもらった思えば安いものだ。

 パートナーが先週は材料不足で完成できなかった壁塗りを仕上げたいといってきたので、今回も一泊ででかけた。彼はまだ仕事をしているが、こちらはサンデー毎日である。医者にいくとか下手なゴルフに出かける以外は、いつでも OK だ。

クリックすると大きな写真になります このように技術を要するインテリア作業はパートナーの持ち分である。しっかりと養生をしてから塗っているので仕上がりが綺麗だ。腰や肩が痛いといいながら、休まずに続けている。
 昨秋、雨漏りの跡が残る天井をやり替えた和室の壁は35年前に建築した当時の安物の繊維壁だった。これに京壁(聚楽壁)に上塗りしようというのだ。材料の袋で成分をみると主成分は木粉である。トイレの壁の珪藻土塗り替えが上手くいったので、引き続いて左官作業がやりたくなったらしい。
 先週塗った壁は少し色が明るくなっているが、しっとりと落ち着いた色合いである。みすぼらしかった和室が見違えるようになった。

 パートナーが室内で作業を続けている間、私は先週やり残しになっていた入り口ポーチの塗装をした。プロにやり替えてもらった庇の木部に防腐用のオイルスティンを塗る作業である。マスキングテープなどの養生はしないから、脚立に昇って刷毛を動かすだけの作業である。私は、エクステリア作業が持ち分である。

 翌日、雨が予報されていたが、幸い小雨がパラついたりするくらいで陽が射したりする天気となったので、3年ほど前に基礎の杭(束柱)だけを立てて放ってあったミニウッドデッキ作りを再開することにした。基礎の枠(根太)を作るための材料は、そのときに購入して床下に置いていた。

クリックすると大きな写真になります 材料は、2X4, 6材やシンプソン金具・ボルトなどである。束柱の基礎は、穴を掘ってコンクリートを流し込んだもので、3年も経つと少し揺れている。作るデッキは、DIY するときの作業台ぐらいと考えているので、ぐらつくようであればあとで補修することにして、根太にする2X6材をシンプソン金具とボルトで取り付けた。水平器を使いながら作業であったが、水平を保つにはベニア板を小さく切ったようなスペーサーを挟むだけで、おおきなゆがみもなく根太を取り付けることができた。
クリックすると大きな写真になります 最終的にコースレッドで固定する前に、防腐用のオイルスティンを塗った。コースレッドやボルトで固定すると思っていた以上に強固にできあがった。
 ここまでできれば、あとは2X4材を買い求めてきて貼るだけである。木材はほとんど普通の2X4材だから、3~4 年は持ってくれればいいと思っている。


 この時期、小鳥のさえずりや虫の音は少ないが、作業をする周りには可憐な秋の野花が咲いている。花の名前をネットサーチしてみたが、野の花は沢山の種類があり判定が難しい。クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります






 (追記) 花の名前がわからない時には、K's Bookshelf 「この花の名は?掲示板」に投稿させてもらう。たいていは10分も立たないうちにどなたが教えてくれる。今回は、左端の花の名について、この掲示板の管理人である小林芳雄さん自らから早々に教えていただいた。ありがとうございました。
葉の形から「ママコノシリヌグイ」ではないかと思います。
下向きのトゲがあります。うっかり触ると、とても痛いです。
葉の付け根に茎を抱くような丸い葉(托葉といいます)があります。
「ミゾソバ」によく似ているのですが、葉は写真のような形です。比較ご検討をお願いいたします。


ハチ高原近辺私的観光地図に掲載