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Atelierで“なにわの海の時空館”が含まれるブログ記事

2009年9月 3日

隠居のデジスコ:蝶を撮ってみる

 この時期、近くの公園などには野鳥の姿はほとんどない。9月の第一水曜日、干潟には何らかの水鳥がいるだろうと大阪南港野鳥園に向かってみた。

 駐車場は、9時開門になっている。よくよく見ると水曜日は野鳥園は休みで、それに伴い駐車場も閉鎖されるらしい。前のコンテナヤードに出入りするコンテナ・トレーラーが行き来する道路端に車を駐めて、歩いて入れる入り口から中の様子を見に行ってみると、干潟への入り口は高い鉄柵が閉められていて近づけない。諦めて帰ろうかと思ったが、「さえずりの丘」「羽ばたきの丘」で、ハクセキレイムクドリヒヨドリを見かけた。

 野鳥園の近くにある以前に孫を連れて行ったことのある「なにわの海の時空館」近くの有料駐車場に車を駐めて、三脚にフィールドスコープをつけてかついだ。ハクセキレイを見かけた「さえずりの丘」の木陰でデジスコのセットアップをして、しばらく待っていると 50m ほど先の腰掛け用の丸太の上に、ハクセキレイが飛んできた。この鳥は、チョコチョコと動き回るので液晶画面への導入が難しい。コンデジのAF機能が動き出す前に、位置を変えている。写真データで露出時間をみると 1/15 だから被写体ブレしているのかもしれない。という言い訳で良い写真は撮れなかった。
 野鳥園から車の方に帰りかけると 20m ほど先歩道の上でキジバトとムクドリがチョコチョコと動き回っている。これも練習と思って、ムクドリに焦点をあててみた。これも木陰で露光が足りないのかもひとつだ。
 歩道横の高さ 5~6m の並木を見上げると巻き付いたヤブガラシにアオスジアゲハが吸蜜している。これも練習と照準器を合わせた。光の明るいせいもあって、この被写体では光はたりているようだった。これだけ近いと蝶の胴体もくっきりと鮮明である。
ハクセキレイ:クリックすると大きな写真になりますミミズをくわえたムクドリ:クリックすると大きな写真になりますアオスジアゲハ:クリックすると大きな写真になります
スコープ Nikon ED82
接眼レンズ 30XWFA
デジカメ Sony DSC-W300
 ISO80 F4.0 1/15 13.1mm
 (35mm版換算2290mm)
 露出補正 なし
 レタッチ トリミング
スコープ Nikon ED82
接眼レンズ 30XWFA
デジカメ Sony DSC-W300
 ISO80 F2.8 1/125 7.6mm
 (35mm版換算1330mm)
 露出補正 なし
 レタッチ トリミング
スコープ Nikon ED82
接眼レンズ 30XWFA
デジカメ Sony DSC-W300
 ISO80 F5.6 1/160 7.6mm
 (35mm版換算1330mm)
 露出補正 なし
 レタッチ 

2007年3月11日

大阪市の赤字事業?:なにわの海の時空館

乗り物好きの孫を連れて、大阪南港にある「なにわの海の時空館」に急遽行くことにした。変わった建築物に興味のある娘も珍しく一緒である。阪神高速湾岸線南港出口で降りてATCの方面に走ればいい。晴天の土曜日というのに訪れている人はきわめて少ない。ATCには、ニュートラム駅付近からの大勢の人たちで賑わっているようであったが。
海の中に立てられたこの球状建物は確かに変わっている。エントランスからエレベータで地下2階に下りて、海底トンネルをくぐると4階建てのこの博物館である。この博物館の中心は、実際に復元建造し風だけで走らせたことのある木造の菱垣廻船である。この舟、全長30メートルあり、私のカメラレンズでは館内の撮影では全体を収められない。館内には、江戸時代の海運業に関する物品や豪華客船のフィギュアヘッドの模型などが展示されており、なかなか楽しい。六分儀での緯度測定についても教えてくれたりする。エントランス1階ロビーにある休憩所は当初はどうやらレストランだったようだが、今は自動販売機を並べただけになっている。経費削減のせいだろうか。それにしては、展示の説明などに係員が結構配置されている。黒字なら結構なことだが。
フェリーが好きな孫は、少々ハイになっていた。
「泉北近辺私的観光地図」に収載