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Atelierで“コウノトリ”が含まれるブログ記事

2014年1月13日

隠居の散策:早春の松尾寺


 年明け6日は快晴で、近所を歩いたら、思いもかけず多くの鳥たちと会うことができた。翌7日も快晴である。11月の紅葉のときに行ったきりの松尾寺を訪ねてみることにした。こちらにもいくつかの溜池がある。
 前日同様に鳥たちとの遭遇を期待したが、鳥の姿はそれほど多くはなかった。だが、ここには栂地区にはない古寺や公園、畑しかない谷戸に自然が広がっている。
 松尾寺の裏山はあまり歩く人がいないのか、薄茶色の枯れ葉が散策路に一面積もっている。綿毛を飛ばしたすすきの穂には、霜が降りて朝日に輝いていたりする。
寺から畑作地の谷戸に通じる道端には、古くから植わっていると思われる桐の木やハンノキ?が葉を落としているが、果実をつけている。
 さすがにこの時期は咲いている花は少ないが、それでも花をつけている草花もある。ホトケノザと思って撮った花をよく見ると葉の形などが違う。松尾寺周辺をしょっちゅう歩いている友人のNWさんに尋ねてみると、ヤマハッカではないかと教えてくれた。その横に植わっている数本のナンテンは、真っ赤な実が鮮やかである。
 松尾寺の山門へ上がる石段の横に「さらさどうだんつつじ」と消えかけた名札がつけてある木がある。ネットで調べると、花期は5~6月で可憐な花が咲くようだ。その頃に観察したいと思う。

早春の草木:松尾寺
散策路の落ち葉:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。 すすきの穂:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。 桐の木:松尾寺公園;クリックすると大きな写真になります。 ハンノキ?:松尾寺公園;クリックすると大きな写真になります。
散策路の落ち葉:松尾寺
2014/1/7
SONY NEX-7 +E50mm F1.8(35mm換算75mm)
プログラムオート 1/250s F6.3 ISO100
RAW撮影 Adobe で現像
すすきの穂:松尾寺
2014/1/7
SONY NEX-7 +E50mm F1.8(35mm換算75mm)
プログラムオート 1/1000s F8.0 ISO100
RAW撮影 Adobe で現像
桐の木:松尾寺公園
2014/1/7
SONY NEX-7 +E50mm F1.8(35mm換算75mm)
プログラムオート 1/500s F8.0 ISO100
RAW撮影 Adobe で現像
ハンノキ?:松尾寺公園
2014/1/7
SONY NEX-7 +E50mm F1.8(35mm換算75mm)
プログラムオート 1/1000s F8.0 ISO100
RAW撮影 Adobe で現像
ヤマハッカ?:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。 サラサドウダンの冬芽:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。 ナンテン:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。 山茶花:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。
ヤマハッカ?:松尾寺
2014/1/7
SONY NEX-7 +E50mm F1.8(35mm換算75mm)
プログラムオート 1/250s F7.1 ISO100
RAW撮影 Adobe で現像
サラサドウダンの冬芽:松尾寺
2014/1/7
SONY NEX-7+E50mm F1.8(35mm換算75mm)
プログラムオート 1/80s F4.0 ISO160
RAW撮影 Adobe で現像
ナンテン:松尾寺
2014/1/7
SONY NEX-7+E50mm F1.8(35mm換算75mm)
プログラムオート 1/320s F8.0 ISO100
RAW撮影 Adobe で現像
山茶花:松尾寺
2014/1/7
SONY NEX-7+E50mm F1.8(35mm換算75mm)
プログラムオート 1/320s F8.0 ISO100
RAW撮影 Adobe で現像


 谷戸を歩いてみると渋柿なのか鳥も突っつかない柿の実が赤くのこっていたり、なっている場所が高すぎて取り残したのか、黄色いカリンの実が残っている。カリンの実は、実が硬いので鳥も来ないらしい。
 松尾寺公園から谷戸に出る辺りに、「霊空大和尚爪髪塔」というお墓?がある。ネットサーチしてみたが、どのような由来があるのかよく分からない。きっとこのあたりの高名な和尚だったのだろう。
 この正月には、初日の出撮影の時によった「美多彌神社」、息子家族らと毎年詣っている「櫻井神社」、京都での「下鴨神社」と齢をとったせいか信心深くなった。松尾寺の本堂にもお参りし、その前にある鐘をついた。この鐘は、思いもかけず良い音色で、余韻が長く続く間合掌をして一年の健康を願った。

早春の松尾寺風景
渋柿?:松尾寺谷戸;クリックすると大きな写真になります。 カリン:松尾寺谷戸;クリックすると大きな写真になります。 爪髪塔:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。 鐘:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。
渋柿?:松尾寺谷戸
2014/1/7
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640s F6.3 ISO720
RAW画像をAdobe で現像
カリン:松尾寺谷戸
2014/1/7
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640s F6.3 ISO400
RAW画像をAdobe で現像
爪髪塔:松尾寺
2014/1/7
SONY NEX-7 +E50mm F1.8(35mm換算75mm)
プログラムオート 1/80s F4.0 ISO500
RAW撮影 Adobe で現像
鐘:松尾寺
2014/1/7
SONY NEX-7 +E50mm F1.8(35mm換算75mm)
プログラムオート 1/80s F4.0 ISO800
RAW撮影 Adobe で現像


 期待したほど鳥には出会わなかった。メジロやエナガと思える小さな鳥が樹の茂みに飛び交っているようだが、カメラには収められなかった。
 松尾寺公園の展望台前にある梨本上池には、ハシビロガモが採餌のための渦を巻き始めたがすぐにやめてしまった。地元の人が、内田池とよんでいる池は地図上は前代池と印されている。コウノトリが飛来した池であるが、キンクロハジロが見られただけであった。

早春の鳥たち:松尾寺
カシラダカ:松尾寺公園;クリックすると大きな写真になります。 アオサギ:梨本上池;クリックすると大きな写真になります。 シジュウカラ:松尾寺谷戸;クリックすると大きな写真になります。 ハクセキレイ:松尾寺谷戸;クリックすると大きな写真になります。
カシラダカ:松尾寺公園
2014/1/7
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640s F6.3 ISO250
RAW画像をAdobe で現像
アオサギ:梨本上池
2014/1/7
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640s F6.3 ISO800
RAW画像をAdobe で現像
シジュウカラ:松尾寺谷戸
2014/1/7
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640s F6.3 ISO1100
RAW画像をAdobe で現像
ハクセキレイ:松尾寺谷戸
2014/1/7
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640s F6.3 ISO140
RAW画像をAdobe で現像
ハシビロガモ:梨本上池;クリックすると大きな写真になります。 カワウ:梨本上池;クリックすると大きな写真になります。 キンクロハジロ:内田池(前代池);クリックすると大きな写真になります。 キンクロハジロ:内田池(前代池);クリックすると大きな写真になります。
渦巻き採餌を仕様としているハシビロガモ:梨本上池
2014/1/7
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640s F6.3 ISO1100
RAW画像をAdobe で現像
カワウ:梨本上池
2014/1/7
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640s F6.3 ISO400
RAW画像をAdobe で現像
キンクロハジロ:内田池(前代池)
2014/1/7
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640s F6.3 ISO1000
RAW画像をAdobe で現像
キンクロハジロ:内田池(前代池)
2014/1/7
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640s F6.3 ISO1000
RAW画像をAdobe で現像

2013年8月14日

隠居の散策:酷暑の松尾寺周辺を歩いてみる


 お盆の週間になって、気温が35度を超える酷暑の日が続いている。屋外に出るのはかなりの勇気がいる。白内障の手術してから、まだ2週間にならないこともある。
 以前から、野鳥を追って望遠レンズをつけたイチデジと同時に持って歩ける身の回り近くの蝶や花の写真を撮るカメラを狙っていた。コンデジでは少し物足らない。ミラーレスにいいものがないかと探していたところ、APS-C を搭載した Sony のミラーレス NEX-7 を見つけた。少々お高いが、思い切って買うことにした。これを早く試してみたかったのだが、なかなか屋外で試すことができなかった。

 酷暑は予想されるが、8月13日、思い切って出かけることにした。近所の散策コースや鉢ヶ峯は日陰が少ない。先日、NWさんに案内してもらった松尾寺近辺は、林があったりして日陰多い。それに、ひょっとしてコウノトリに会えるかもしれない。
 松尾寺のある和泉市は、泉北高速鉄道和泉中央駅あたりの開発が進んでいて、松尾寺までの道はずいぶん良くなった。20分ほどで本堂横こにある駐車場に着く。
 肩掛けストラップでシグマ120-400mm(50-500mm は、アフリカに行くという友人に貸した。)をつけたNikon D7000 を斜めがけにしてぶらさげ、Kit レンズとしてついている18-55mmズームレンズをセットしたNEX-7 は首からぶら下げた。どちらもすぐに構えることができる。

 松尾寺の境内には、西国三十三所の札所を持つお寺名の看板横に、お地蔵さんが祀ってある。ちゃんと確認していないが、多分33のお地蔵さんがあるのだろう。
 散策の最後に登る100段ほどの石段を上がったところに山門がある。山門の右には増長天、左には持国天の木像がある。
 NEX-7 は、ファインダーとモニターと両方で画像を見ることができ、チルト可動式液晶モニターとなっているので、カメラを低い位置にしても構図を決めることができる。

西国三十三所第七番札所:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。 山門の増長天:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。 山門の持国天:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。 本堂と三天堂:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。
西国三十三所第七番札所:松尾寺
2013/8/13
Sony NEX-7+SEL1855 18-55mm/F3.5-5.6
37mm(35mm換算55mm)
プログラム・オート 1/25s F4.5 ISO200
露出補正 0 
山門の増長天:松尾寺
2013/8/13
Sony NEX-7+SEL1855 18-55mm/F3.5-5.6
18mm(35mm換算27mm)
絞り優先オート 1/60s F5.6 ISO1250
露出補正 +0.3
山門の持国天:松尾寺
2013/8/13
Sony NEX-7+SEL1855 18-55mm/F3.5-5.6
18mm(35mm換算27mm)
絞り優先オート 1/60s F5.6 ISO1250
露出補正 +0.3
本堂と三天堂:松尾寺
2013/8/13
Sony NEX-7+SEL1855 18-55mm/F3.5-5.6
18mm(35mm換算27mm)
絞り優先オート 1/160s F5.6 ISO100
露出補正 +1.3
露出補正など簡単にできるかわりに、ダイヤルが動きやすい


 松尾寺公園から谷戸である畑地に向かう道は、日陰多いので助かる。日が当たる草には、トンボはいるが、蝶は少ない。日陰では、ジャノメ類が留まったり飛んでたりしている。NEX-7 では、静的な写真は何とか撮れるが、動きまわる被写体はなかなか難しい。それに、18-55mm のズームでは、ディスタンスが取れないので、ファインダーに収めるのが難しい。やはり、100mm以上のレンズが欲しい。金食い虫である。

竹林:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。
松尾寺近くの谷戸;クリックすると大きな写真になります。
コウノトリが飛来していた内田池;クリックすると大きな写真になります。 タカサゴユリ?:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。
竹林:松尾寺
2013/8/13
Sony NEX-7+SEL1855 18-55mm/F3.5-5.6
18mm(35mm換算27mm)
露出プログラム:風景モード 1/60s F5.0 ISO100
松尾寺近くの谷戸
2013/8/13
Sony NEX-7+SEL1855 18-55mm/F3.5-5.6
18mm(35mm換算27mm)
絞り優先オート 1/160s F20.0 ISO160
露出補正 0
コウノトリが飛来していた内田池
2013/8/13
Sony NEX-7+SEL1855 18-55mm/F3.5-5.6
18mm(35mm換算27mm)
絞り優先オート 1/60s F20.0 ISO250
露出補正 0
タカサゴユリ?:松尾寺
2013/8/13
Sony NEX-7+SEL1855 18-55mm/F3.5-5.6
55mm(35mm換算82mm)
プログラムオート 1/2500s F13.0 ISO16000
露出補正 -0.3
ISOのダイヤルが動いているのに気がつかなかった


酷暑の松尾寺地区 鳥と蝶

カイツブリ親子:松尾寺公園;クリックすると大きな写真になります。 メジロ:松尾寺公園;クリックすると大きな写真になります。 ホオジロ:松尾寺地区;クリックすると大きな写真になります。 ホオジロ幼鳥:松尾寺地区;クリックすると大きな写真になります。
カイツブリ親子:松尾寺公園
2013/8/13
Nikon D7000 + ∑120-400mm
400mm(35mm換算600mm)
シャッター優先オート 1/640s F5.6 ISO1100
露出補正 0 トリミング
メジロ:松尾寺公園
2013/8/13
Nikon D7000 + ∑120-400mm
400mm(35mm換算600mm)
シャッター優先オート 1/640s F5.6 ISO2000
露出補正 0 トリミング
ホオジロ:松尾寺地区
2013/8/13
Nikon D7000 + ∑120-400mm
400mm(35mm換算600mm)
シャッター優先オート 1/640s F5.8 ISO450
露出補正 0 トリミング
ホオジロ幼鳥:松尾寺地区
2013/8/13
Nikon D7000 + ∑120-400mm
400mm(35mm換算600mm)
シャッター優先オート 1/640s F5.6 ISO2000
露出補正 0 トリミング
コジャノメ:松尾寺地区;クリックすると大きな写真になります。 ムラサキツバメ:松尾寺地区;クリックすると大きな写真になります。 ヒメウラナミジャノメ:松尾寺公園;クリックすると大きな写真になります。 トンボ:松尾寺公園
コジャノメ:松尾寺地区
2013/8/13
Nikon D7000 + ∑120-400mm
400mm(35mm換算600mm)
シャッター優先オート 1/640s F5.6 ISO Hi
露出補正 0 トリミング
ムラサキツバメ:松尾寺地区
2013/8/13
Nikon D7000 + ∑120-400mm
400mm(35mm換算600mm)
シャッター優先オート 1/640s F5.6 ISO Hi
露出補正 0 トリミング
ヒメウラナミジャノメ:松尾寺公園
2013/8/13
Nikon D7000 + ∑120-400mm
400mm(35mm換算600mm)
シャッター優先オート 1/640s F5.6 ISO 1100
露出補正 0 トリミング
トンボ:松尾寺公園
2013/8/13
Nikon D7000 + ∑120-400mm
300mm(35mm換算450mm)
シャッター優先オート 1/640s F5.6 ISO 1250
露出補正 0 トリミング


 

2013年7月29日

隠居の散策:和泉松尾寺近辺


コウノトリ:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。コウノトリ3羽;クリックすると大きな写真になります。 オフラインでも時々会って食事をしたりする和泉に住むメルトモNWさんは、四季を通じて和泉市の松尾寺を中心に散策している。珍しいことがあると、メールで教えてくれる。
 夏本番を迎えている7月27日(土)の午後に、松尾寺近くの溜池でコウノトリ三羽と出会ったという。証拠として、コンデジで撮ったという写真を送ってくれた。昨年秋に、同じ和泉市の溜池に六羽も飛来しているという新聞記事を見て、どこかで出会わないかと期待していたところである。松尾寺なら、車で20分ほどでいける
追記(2013/7/30):そのNWさんから、つぎのようなメールが入った。
コウノトリ湿地ネットの事務局の方からのメール連絡では、私が見かけた内の1羽は足環から個体識別番号J0049のコウノトリのようです。(屋外繁殖の2012年5月22日生まれで一年前に巣立ちした♀)
他の2羽は足環の色が判別できません。
兵庫県立コウノトリの郷公園のHPの放鳥情報や個体識別が掲載されています。
http://www.stork.u-hyogo.ac.jp/index.php


 翌朝、詳しい場所を聞くために電話したところ、その日も散策に出かけるという。松尾寺の駐車場で落ち合うことにした。
 日曜日といえども、酷暑の朝8時過ぎでは、駐車場に車は1台しか駐っていない。彼がいつも歩くコースを案内してもらった。松尾寺近辺は、和泉市が松尾寺公園として整備中である。寺の裏の緩やかな坂道は、樹々が茂って緑のトンネルを作ってくれていて、通る風が涼しい。道端には夏の草花が咲いている。花の名前に詳しい彼が名前を教えてくれたが、撮った写真を整理するときにはすっかり忘れていた。

 松尾寺公園の散策路から抜けて、農道を辿って行くと、コウノトリを見かけたという内田池につく。この地方では雨があまり降らなかったせいか、農業用の溜池らしく、水が干上がってきて池底がかなりの部分で見えている。いつもは釣り人が多いらしいが、この日は誰も居ない。水深が浅くなったために、餌をついばみ易くなっているのだろうが、期待したコウノトリの姿はない。奥の方にアオサギが1羽見えたが、すぐにいなくなった。

 松尾寺の本堂に帰る道すがら、畑に咲いている花の名前を、畑にきていた農婦に聞いてみると、オクラの花だという。初めて見る。自宅では食べきれないから、持って行けという。ありがたくいただいてきた。
 松尾寺は天台宗のお寺であるが、この山内に宝瓶院という天台宗の末寺がある。土塀がのこっていたりして、なかなか風情がある。境内には大きなくすのきが日陰を作っている。この寺から、少し坂道を登って、100段ほどの石段を上がると、山門があり、すぐに松尾寺の本堂につく。
 まだ里山の自然も残っていたり、古くからの寺院があるなど、この散策コースはなかなかいい。これからも季節を変えて、訪れたいものだ。

ツマグロヒョウモン♂:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。 ツマグロヒョウモン♀:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。 深田池上空を飛ぶトビ:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。、 ホオジロ:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。
ツマグロヒョウモン♂:松尾寺
2013/7/28
Nikon D7000 + ∑50-500mm
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640s F6.3 ISO200

露出補正 0 
ツマグロヒョウモン♀:松尾寺
2013/7/28
Nikon D7000 + ∑50-500mm
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640s F6.3 ISO720

露出補正 0 
深田池上空を飛ぶトビ:松尾寺
2013/7/28
Nikon D7000 + ∑50-500mm
460mm(35mm換算690mm)
シャッター優先オート 1/640s F13.0 ISO100

露出補正 0 トリミング
ホオジロ:松尾寺
2013/7/28
Nikon D7000 + ∑50-500mm
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640s F6.3 ISO140

露出補正 0 トリミング

ワルナスビ?:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。 ヘクソカズラ:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。 コマツナギ:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。 オクラの花:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。
ワルナスビ?:松尾寺
2013/7/28
Nikon D7000 + ∑50-500mm
95mm(35mm換算142mm)
絞り優先オート 1/100s F8.0 ISO720

露出補正 0 
ヘクソカズラ:松尾寺
2013/7/28
Nikon D7000 + ∑50-500mm
140mm(35mm換算210mm)
シャッター優先オート 1/640s F5.6 ISO450

露出補正 0 
コマツナギ:松尾寺
2013/7/28
Nikon D7000 + ∑50-500mm
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640s F6.3 ISO450

露出補正 0 
オクラの花:松尾寺
2013/7/28
Nikon D7000 + ∑50-500mm
140mm(35mm換算210mm)
シャッター優先オート 1/640s F6.3 ISO100

露出補正 0 


2013年1月18日

野鳥の写真集

   今までに撮りためた野鳥の写真ばかり集めたサムネイル・テーブルを作ってみた。  自宅の庭、近所の公園、山小屋 Hütte Hachi などで、鳥の姿を見かけるとできるだけ写真を撮るように心がけてきたが、野鳥を撮るための超望遠・三脚など本格的な体制ではなかったので、2009年夏までは、NikonD70 with Tamron28-300mm の写真が中心である。
 2009年8月から野鳥の写真を撮るのにデジスコ・セットをそろえた。それ以降、野鳥の写真はコリメート法で撮影したものが中心になっている。だが、まだ気に入った写真は数枚しかない。
 その後、2010年3月に、ΣAPO 120-400mm の望遠を求め、NikonD70 につけて撮影していたが、同じ年の9月に一眼レフデジカメを NikonD90 に変えた。このカメラは、連写スピードが好いのと ISO 感度を自動設定できるので、野鳥撮影はかなり楽になった。
 さらに、2011年の7月には、望遠レンズをΣAPO 120-400mmからΣAPO 50-500mmに換え、同じ年の年末には一眼レフデジカメを NikonD7000に変えた。一秒に6コマの連写速度とISO感度は6400(設定によって25600まである)となったので、更に撮りやすくなった。
ほとんどの写真は、トリミングしているが、ブログに掲載するにはあまり問題はない。
 野鳥の分類方法についていろいろと考えたが、小宮輝之さんが出されている「日本の野鳥」という図鑑に準じて撮影した場所を、
  • 自宅(堺市泉北ニュータウン)近くの公園など
  • 自宅近くの池、川など
  • 山小屋のある兵庫県鉢伏山などの山林
  • 野鳥園などがある干潟など
に分け、目・科・種順に集めてみた。鳥の種名は自分なりに図鑑やネットサーチで調べたつもりであるが、間違いが多々あると思われる。もし分かれば、ご指摘いただきたい。
 同じ種でも異なる場所で撮っている場合は、どちらにも掲載した。
 なお、2011年2月から、写真撮影地点の地図を作成しだしている。サムネイル中に表示される【撮影地点地図】ボタンをクリックすると Google Map による地図が表示される。
 また、場所を示すタイトルをクリックすると、その場所で撮った写真のサムネイル集にリンクしている。また、鳥種名をクリックすると、その場所のサムネイルのその鳥名の個所に直接リンクする。

 各サムネイルをクリックすると大きな画像となる。動画の場合もある。各サムネイルの下の日付・場所を示すキャプションはその写真を掲載しているエントリーにリンクしている。
 MP3 レコーダー EDIROL R-1 (2010年9月からは、SANYO ICR-PS603RM)で録音した(最近では、スマホ Xperia acro で)野鳥のさえずりがある場合には、その鳥名の左にプレイボタンをつけている。クリックしてみてください。さえずりが聞こえてくるはずだ。ただし、MP3 ファイルを再生できる環境が必要です。

 
野鳥の写真サムネイル
泉州の公園など泉州の川・池など兵庫鉢伏などの山林干潟・野鳥園など
Revised on May. 29th, 2011
スズメ目
 ハタオリドリ科:スズメ
 ウグイス科:ウグイス
 アトリ科:ウソ
 アトリ科:マヒワ
 アトリ科:カワラヒワ
 アトリ科:アトリ
 アトリ科:シメ
 アトリ科:イカル
 メジロ科:メジロ
 シジュウカラ科:シジュウカラ
 シジュウカラ科:コガラ
 シジュウカラ科:ヤマガラ
 ヒタキ科:サメビタキ
 ヒバリ科:ヒバリ
 ホオジロ科:カシラダカ
 ホオジロ科:アオジ
 ホオジロ科:ホウジロ
 ホオジロ科:ホウアカ
 モズ科:モズ
 ツグミ科:ジョウビダキ
 ツグミ科:ツグミ
 ツグミ科:シロハラ
 ツグミ科:アカハラ
 ツグミ科:トラツグミ
 ツグミ科:イソヒヨドリ
 エナガ科:エナガ
 ツバメ科:ツバメ
 ムクドリ科:ムクドリ
 ヒヨドリ科:ヒヨドリ
 カラス科:ハシボソカラス
 カラス科:ハシブトボソカラス
キツツキ目
 キツツキ科:アリスイ
 キツツキ科:コゲラ
ハト目
 ハト科:カワラバト(ドバト)
 ハト科:キジバト
タカ目
 タカ科:オオタカ
キジ目
 キジ科:キジ
ブッポウソウ目
 カワセミ科:カワセミ
スズメ目
 セキレイ科:キセキレイ
 セキレイ科:セグロセキレイ
 セキレイ科:ハクセキレイ
 ウグイス科:オオヨシキリ
チドリ目
 カモメ科ユリカモメ
 チドリ科コチドリ
 シギ科イソシギ
 シギ科タシギ
 チドリ科ケリ
カイツブリ目
 カイツブリ科カイツブリ
 カイツブリ科カンムリカイツブリ
ツル目
 クイナ科バン
 クイナ科オオバン
カモ目
 カモ科コガモ
 カモ科オカヨシガモ
 カモ科カルガモ
 カモ科キンクロハジロ
 カモ科:ヨシガモ
 カモ科ヒドリガモ
 カモ科ホシバジロ
 カモ科ハシビロガモ
 カモ科マガモ
コウノトリ目
 サギ科ゴイサギ
 サギ科コサギ
 サギ科チュウサギ
 サギ科ダイサギ
 サギ科アオサギ
ペリカン目
 ウ科カワウ
スズメ目
 エナガ科:エナガ
 メジロ科:メジロ
スズメ目
 ウグイス科:ウグイス
 シジュウカラ科:シジュウカラ
 シジュウカラ科:ヤマガラ
 ホオジロ科:ホオジロ
 モズ科:モズ
 ツバメ科:ツバメ
キツツキ目
 キツツキ科:コゲラ
 キツツキ科:アカゲラ
カッコウ目
 カッコウ科:カッコウ
スズメ目
 エナガ科:エナガ
 ツグミ科:ジョウビタキ
 ツグミ科:イソヒヨドリ
 アトリ科:イカル
 セキレイ科:キセキレイ
 セキレイ科:ハクセキレイ
 セキレイ科:セグロセキレイ
チドリ目
 シギ科:アオアシシギ?
 シギ科:イソシギ
 シギ科:トウネン?
 カモメ科:ユリカモメ
カモ目
 カモ科:オナガガモ
 カモ科:カルガモ
 カモ科:マガモ
 カモ科:キンクロハジロ
 カモ科:ヨシガモ
 カモ科:ミコアイサ
 カモ科:ヒドリガモ
 カモ科:コハクチョウ
 カモ科:マガン
 カモ科:オオヒシクイ
コウノトリ目
 サギ科:アオサギ
 サギ科:ダイサギ
 コウノトリ科:コウノトリ
タカ目
 タカ科:チュウヒ
ペリカン目
 ウ科:カワウ
ツル目
 ツル科:ナベヅル

日本の野鳥 (フィールドベスト図鑑)
小宮 輝之
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2010年4月29日

隠居の探鳥ウォーク:ゴイサギ幼鳥に遭遇


  4月26日(月)7:30~8:30 くらいまで、いつものご近所探鳥ウォークをした。携帯しだした気象計 Kestrel4000 では、気温 15.6℃、湿度 53.9%、気圧 1026hpa を指している。晴天である。

 最近、新しく訪問している泉北ニュータウン三木閉の小さなため池で、たくさんのカメが甲羅干ししている流木に、今まで見たことのないサギ様の水鳥が留まっている。
 撮った写真と比べながら図鑑やネットでサーチしてみると、どうやらコウノトリ目サギ科ササゴイの幼鳥と思われたが、念のため、例の野鳥識別掲示板にトリミングした写真を掲載し問うてみると、いつものように、さえちゃん さんが、ゴイサギの幼鳥で、ホシゴイとも呼ばれていると教えてくれた。ササゴイもゴイサギも幼鳥が成鳥になると、ずいぶん色合いが変わってくるようだ。ただ、嘴と脚の色は同じようである。もう一度、詳しく見てみると確かに、ササゴイの嘴の方が長くて鋭い感じだ。それに脚の色が、ゴイサギは写真のように黄色い。
 いずれにしても、また、新しい野鳥との遭遇である。

 筆池には、まだキンクロハジロが4羽採餌行動をしていた。この池は、ヘラブナの養殖池でカワウよけのテグス様の細い糸がはりめぐらされているが、これをかいくぐってカワウ3羽が潜水を繰り返していた。
 隣接する尾美濃池、松池には水鳥の姿は見えなかった。
ゴイサギ幼鳥とカメの甲羅干し;クリックすると大きな写真になりますゴイサギ幼鳥;クリックすると大きな写真になりますビニールハウスに留まるスズメキンクロハジロ♂;クリックすると大きな写真になります
ゴイサギとカメ:堺三木閉
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO800 F5.6 1/1000 360mm
(35mm版換算540mm)
トリミング
ゴイサギ:堺三木閉
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO800 F5.6 1/1250 360mm
(35mm版換算540mm)
トリミング
スズメ:堺大庭寺
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO800 F5.6 1/2000 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング
キンクロハジロ♂:堺筆池
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO800 F6.3 1/2500 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング


 これらの写真は、Σ APO 180-400mm OS のレンズをつけて撮っているが、やはり10m 以上の距離があるといい写真はなかなか撮れないようだ。しばらくデジスコセットを使っていなかったが、また使ってみようかと思っている。

 

2009年9月22日

隠居のデジスコ:動物園で使ってみる

 敬老の日、連休で退屈にしている孫を連れて天王寺動物園に行ってみた。デジスコの練習にも面白いと思ったこともある。
 天気が良いので、みんなどこかに出かけるのか阪神高速松原線は渋滞である。それでも天王寺公園地下駐車場へは、10時半頃に待つこともなしにすべり込んだ。
 ゲートまで行ってみると入園券を求める家族連れで長蛇の列である。よく見ると、駐車場に車を駐めた人たち向けの割引入園券専用の窓口があり、そこではすぐに求めることができた。駐車場を利用すると4人まで3割引の350円となる。小学生以下は無料である。

「鳥の楽園」:クリックすると大きな写真になります 孫たちと別れて、南園の奥にある「鳥の楽園」という大きなケージの中に入った。多くのサギ類やカモが真ん中の池を中心に動き回っていたり、木にとまっていりする。ちょうど、三脚を据えられるようなテラスがあり、そこでデジスコセットを設定した。今回は、Nikon D70 をつけたセットを試してみた。大きなケージといってもやはり限られた場所である。距離 15m くらいのテラスと反対の木にとまっているコウノトリに焦点を合わせるとコウノトリの全体がファインダーに収まらない。イチデジのセットでは 1500mm(35mm判換算)一本でズームがきかないから、鳥の一部を撮るしかない。まあ、コンデジのセットでも、 1330mm(35mm判換算)が最短合成焦点距離だから同様かもしれないが。それとケージの背景には、通天閣が見えるがこれを入れての写真は撮れない。焦点深度は極端に狭いようだ。
 その後も入園者はどんどん増えて、園内は動物をゆっくり見るどころの状況ではなくなった。もちろん、三脚を広げて置ける状況でもなくなった。猿島に行って、猿の顔をUPして撮りたかったが、諦めて早々に退散した。
 空いているときならともかく、動物園には Tamron の望遠 300mm(35mm版換算 450mm) でもつけていけば十分ではないかと思われた。一度、入園者が少ないときに行ってみるのも面白いかもしれない。少なくとも、被写体は沢山ある。
シュバシコウ(ヨーロッパ・コウノトリ):クリックすると大きな写真になりますコサギ:クリックすると大きな写真になります餌のドジョウ:クリックすると大きな写真になりますシマウマ:クリックすると大きな写真になります
スコープ Nikon ED82
カメラ・アタッチメント FSA-L1
デジカメ Nikon D70
 ISO500 F13.0 1/800
 1000mm
 (35mm版換算1500mm)
 露出絞り優先
スコープ Nikon ED82
カメラ・アタッチメント FSA-L1
デジカメ Nikon D70
 ISO500 F13.0 1/2000
 1000mm
 (35mm版換算1500mm)
 露出絞り優先
 トリミング
スコープ Nikon ED82
カメラ・アタッチメント FSA-L1
デジカメ Nikon D70
 ISO500 F13.0 1/1600
 1000mm
 (35mm版換算1500mm)
 露出絞り優先
 トリミング
スコープ Nikon ED82
カメラ・アタッチメント FSA-L1
デジカメ Nikon D70
 ISO500 F13.0 1/200
 1000mm
 (35mm版換算1500mm)
 露出絞り優先

2008年11月 6日

Hütte:Hachi :兵庫県ハチ高原を散策

 高校の同級生飲み仲間3人が山小屋:Hütte Hachi にいちど連れて行けというので、11月4・5日にいってきた。

 この仲間の二人は滅法山好きである。暇があれば、日本といわず海外にも行ってほっつき歩いている。おまけに酒好きである。山好きの二人は、地酒の「香住鶴」の一升瓶を傍らに置いて、「坦々ごま鍋」をつつきながら、山の話が尽きないようだ。
 TV はオバマ勝利の報道が続いている。クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります
  翌朝、よほど普段の精進がいいのか文字通りのインディアン・サマーとなった。ハチ高原の駐車場まで車で上がり、高丸を目指した。メタボの私を除いては、3人とも歩くのはおてのものとスイスイと登る。頂上からは、日本海が遠望できるはずであるが霞がかかってよく見えない。
 頂上の草むらにリンドウの花が可憐に咲いている。

クリックすると大きな写真になります081105_004.jpg ハチ高原は、樹木が少なくススキがほとんであるが、ところどころにある広葉樹は赤や黄色に色づいている。
高丸の中腹のブッシュに、ホオジロのメスか幼鳥と思われる野鳥がチョコチョコと動き回っていた。


クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります  昼食を摂りに、前に行ったことのある香住漁港の「三七十鮨」を目指した。
 新鮮な鮨に満腹感をおぼえながら、珍しく波静かな日本海を左手にドライブした。 香住と竹野海岸との中間くらいにある訓谷浜(佐津)を見下ろす展望台近くに、イソヒヨドリ♂と思われる野鳥を友が見つけた。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります 円山川に沿って帰路についていると豊岡市街を過ぎたあたりで、「コウノトリ郷公園」の道標を見つけ寄ってみることにした。
 思っていたよりも広大な土地を公園化している。コウノトリ文化館横の公開ケージには、飛べないように羽を切った訓化中のコウノトリが餌をついばんだり、水浴びをしたりしている。文化館の学芸員が訪れた老人ホームの人たちを前に説明をしている途中に、放鳥したコウノトリが戻ってきた。3時になると作られたビオトープで餌を与えるらしく、それを目的に戻ってくるようだ。時間は、まだ1時半だった。滅多にないことなのだそうだ。

 友の感想メールにあるように、天気、紅葉、食べ物、飲み物 と全て揃った贅沢・豪華な2日間だった。

ハチ高原近辺私的観光地図に掲載 

2008年9月 7日

Hütte:Hachi :近辺ドライブ、余部鉄橋・玄武洞・出石

 今は埼玉に住むHütte:Hachi の元のメンバーと20年ぶりに山小屋ですごした。例によって、羽淵精肉店で求めたカルビとロースの炭火焼きでもてなした翌日は、ご希望の余部鉄橋と豊岡の玄武洞をドライブすることにした。

 余部鉄橋は 1986 年にお座敷列車が日本海からの突風にあおられ、客車が橋脚から落下した事故で全国的に有名になっている。現在は、ほとんど同じ位置に鉄筋コンクリートの橋脚工事が進められている。
クリックすると大きな写真になります 香住から鳥取に向かって国道178号線をたどると正面に赤い鉄橋が見えてくる。ワゴン大型タクシーが道ばたに停まっている。そのお客さんらがもうすぐ稲刈りを迎えると思われる田んぼのあぜ道から眺めている。われわれも路肩に駐車して、見物することにした。
 あぜ道に三脚を立てた。1時間に一本くらいは列車が通るだろうと ピーヒョロロとトンビがのどかに鳴くのを聞きながら、列車の来るのを待った。15分くらいすると右側(城崎・豊岡方面)から、2両連結の気動車が橋を渡ってきた。
DSC_0089.JPG 国道178号と鉄橋と交差する真下あたりに無料の駐車場があり、観光バスが2台停まっている。海岸の防波堤横には小さな公園もトイレもあり、観光スポットになっているのだ。そこで、また三脚を立てて列車を待ったが、次の通過は1時間以上も先であることが案内板の下にある時刻表で分かった。折角行くのだから、もう少し下調べをすべきであった。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります 昼近くになったので、パートナーがネットで調べてきていたすし屋「三七十鮨(みなとずし)」で昼食を摂った。美味かった。下調べは必要なのだ。
 前の漁港にはイカ釣り船が停泊していたが、今晩も漁に出るのだろうか。



 職業柄道路に詳しいパートナーの案内にしたがって、カーナビにはまだない「香住道路」を通って、豊岡へ。
 円山川の左岸は竹野海岸や日和山パーク、城崎温泉への行き帰りにかなりの回数を走ったことがあるが、玄武洞のある右岸は走ったことがない。このあたり、コウノトリでも有名なところである。玄武洞に向かう車の窓から、大きな鳥が2羽舞っているのが見える。真っ白ではなかったから、ひょっとしたらコウノトリだったかもしれない。

クリックすると大きな写真になります 玄武洞公園は無料である。無料の駐車場から、玄武岩を敷いた急な坂道は、厳しい残暑の中で堪える。
 地質学なんては疎くて専門語で説明を受けてもさっぱり分からないが、柱状節理・板状節理の岩石は、そうそうは見られないものに違いない。できている洞は、人々が玄武岩を採掘した跡らしい。庭の踏み石にしたら、ちょうどよいと思われる。ひょいと担いで帰るには余りにもひとつずつが重量がありそうだが。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります このまま伊丹空港に行くには早すぎるので、出石に寄り道をすることにした。出石は最近の市町村合併で豊岡市となっている。出石そばを食べにいったくらいでゆっくりしたことはない。鉄砲町にある公営の駐車場(¥400)にいれて、蒸し暑い大手門通りをブラブラと。
有名な時計台の辰鼓楼の下の掘を若い二人連れが覗いていた。この町は若い観光客が多い。
 観光にかなり力をいているらしく、駐車場では「出石散策絵図」という良くできた地図をくれたり、整備も行き届いている。丹波篠山と同じような感じである。

 厳しい残暑のなかを出石城趾本丸への石畳を登ったりしたので、喉が渇いた。家老屋敷跡にある洒落た喫茶店のアイスコーヒで喉を潤した。

ハチ高原近辺私的観光地図に掲載