2007年10月29日

CMOS checksum error - Defaults loaded

 今まで経験しなかった障害がパソコンで起こったので、現象と対処を備忘録的に書き留めておきたい。
 この頃色々な場面で、単3や単4電池を使うことが多くなってきたので、SANYO電気のヒット商品 eneloop を買うことにした。パソコンのUSBに繋いで充電できる仕様である。ところが良く確認しなかったので、バスパワーのUSBハブにつないで見るとうまく充電しないことに気がついた。USB接続をして使用している機器は数多くなってきて満杯でもあったので、セルフパワーのUSBハブを購入して接続すると上手く充電してくれるようになった。
 ところが、その後ぐらいからあまり知識のないまま自分で組み立てたパソコンを起動する度に、CMOS checksum error - Defaults loaded が表示されパソコンが起動で止まるようになった。F1キーを押せとの指示がでるので、その通りにすると起動は続けてくれ、WindowsXPの画面になる。インターネットで調べるとそのようなエラー・メッセージが出る場合、全く起動しないこともあるようだが私の場合はそのような症状でなかったので、起動の度にF1を押して使ってきた。2~3日して、パソコンの時計表示を見ると時刻表示がおかしい。それでもう一度インターネット・サーチでよくよく調べてみると、解答が見つかった。どうやら、CMOS power が低下しているらしい。組み立てに使ったマザーボード(P4P800 SE)のマニュアルで内蔵ボタン電池(CR2032)を確認して取り替えて見ると error message はなくなり、時計表示も正確になった。このマザーボードに替えてから結構長く使っているので、電池が消耗していたらしい。バスパワーのUSBハブの接続とは関係なさそうだ。ただ、パソコンの元電源を落とさない場合には、F1キーを押さなくても良かったので、そのあたりも少しは関係しているのかもしれない。

eneloop
SANYO USB専用充電器セット(単3形 eneloop 充電池 2個付) N-MDU01S
三洋電機 (2007/05/21)
売り上げランキング: 270
おすすめ度の平均: 4.5
5 USB専用の制約を長所に転じた商品
5 好感が持てる商品
4 概ね便利です。



セルフパワーUSBハブ
SANWA SUPPLY KUSB2.0ハブ ブラック USB-HUB229BK
サンワサプライ
売り上げランキング: 40031

2007年10月28日

隠居ブロガーの読書:「ユビキタスとは何か」

 まだ現役で会社の情報システム部門で仕事をしているころ、IBMがユビキタス・コンピューティングというメッセージを新しい方針として言いだした時代があった。東京からの帰り道の退屈な時間を潰そうと本屋に立ち寄ると、その聞き慣れないユビキタスという題がついており、著者がTORON開発者の坂村健の岩波新書が並んでいたので衝動的に買った。
 第4章までは、ICタグの普及を中心とした話なので隠居としてはあまり興味がない部分だが、第5章以下は以前毎日新聞の「時代の嵐」というコラムに坂村健氏が書かれていた「デジタル・デバイドと自己責任」に出てくる”ベスト・エフォート型システムとギャランティ型システム”に関する主張が出てくるので面白く読んだ。
 ベスト・エフォートとギャランティ・システムの意味については、上にリンクした記事を読んで欲しいが、ベスト・エフォート型システムとギャランティ型システムの違いは、鉄道と道路、電話とインターネットの例示で語られている。電話がギャランティ型システムであり、インターネットがベスト・エフォート型システムである。自由度を求めるほどシステムはベストエフォート型になるというのである。自由度は高くなるが、自己責任部分も多くなるというのである。
 その著書の中(第6章)では、このベスト・エフォート型システムを容認し育てていくことがイノベーションを進化させるのではないかと主張している。確かに、我々が楽しんでいるブログの世界なんかでも、誰かにおんぶにだっこしてていればよいというギャランティ型システムでは面白くもなんにもない世界であろうし、発展もしなかったであろう。
 この著書の5章では、アップルがDRMフリー音楽配信で、iPod の販売を拡大した話や Google が map API をオープンにしたことでニューオーリンズを襲ったハリケーン被害の情報交換場所として、多いに有用になった話などが紹介されている。DRMフリーの音楽(MP3)フィルをダウンロードして楽しんだり、ブログに Google Maps API を活用させてもらっているので、これらの話は特に興味深かった。

ユビキタスとは何か―情報・技術・人間 (岩波新書 新赤版 1080)
坂村 健
岩波書店 (2007/07)
売り上げランキング: 30547
おすすめ度の平均: 3.5
3 少子高齢化社会をより暮らしやすくする
5 ユビキタス社会のグルによる最新ロードマップ
3 出版社が違うと、こうも変わるのか

2007年10月27日

初秋の大山崎山荘美術館

 10月22日に開催された時代祭見物の前日、京都に向かう途中、アサヒビールが運営する大山崎山荘美術館を訪ねることにした。昨年、家内が娘に連れられて行って印象が良かったようである。一応建築家の端くれの娘は、安藤忠雄の作品を見たかったのだと思う。
 インターネット・サーチすると美術館には駐車場は無く、JR東海道本線の山崎駅近くにある町営駐車場を利用して欲しいとの案内に従って、駅から急な坂道を登った。
 爽やかな秋日和で日曜日なので、こんな小さな美術館でも結構な人出である。ただ、もちろん若い家族連れはいない。こういうところはどこへ行っても老年夫婦が多いが、ここはデートスポットらしく若いカップルも多い。
クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります





 大山崎山荘美術館は文字通り、本館は実業家加賀正太郎が自らの山荘として設計、建てたもので、山荘は大正時代に木造で建てられたのち、昭和初期に増築されたということである。この本館2階のオープンカフェでは京都と大阪の境あたりの眺望を見ながら、コーヒとケーキを楽しむことができる。車でなければビールを飲みたいところだ。
 モネの絵画が展示されている新館は、安藤忠雄の設計で例によってコンクリート打ち放しの廊下から地中に潜るようになっている。展示されている陶磁器とか絵画などの値打ちはよく分からないが、無料で入れる庭園はよく手入れがされており、紅葉には少し早かったが心落ち着く風情であった。庭園には、とんぼや蝶が飛来している。

「京都・奈良私的観光地図」に掲載

2007年10月24日

JazzCollection:10月のダウンロード

 10月に入って何やかやとバタバタしていて、eMusic から月毎のダウンロードする余裕がなかった。月を越えると Monthly の契約がパーになる。月末がちかづいてきたので、例の「はじめてのジャズ」の「聴いておきたい名盤50」を参考に、曲名を選ぶことにした。今月は「セロニアス・ヒムセルフ」で探してみるとちょうどその盤がヒットしたので、そのアルバムの中から、ダンス音楽調のスローな swing であるが "I'm Getting Sentimental Over You." でダウンロードすることにした。eMusicで検索してみると105アルバムヒットした。この曲は、Tommy Dorsey Orchestra のテーマソングであるので、Tommy Dorsey のアルバムが数多くヒットする。これらやクラシックなども外して、52ファイルをダウンロードした。
今月から、eMusicの Download Manager ソフトが全面改定されており、少し戸惑ったが便利になっていると思う。iTune, Yahoo! Music, Amazon などの音楽配信ソフトを真似て、iPod などのMP3プレーヤーに直接ダウンロードできる機能が入っていたりする。音楽配信と言えば、Amazon.com がDRMフリーで1曲0.99$という音楽配信事業を始めたらしい。Amazonは多くのレーベルと契約しているので、大ニュースと思ってよく調べてみたら、ダウンロードできるのはアメリカの住人だけらしい。なんで日本の著作権保護はこんなに厳重なんだろう。今のところ、私の知る限りでは、DRMフリーでダウンロードできるサイトはこのeMusicだけである。
 例によって、ダウンロードした曲をMusicMatchJukebox で wav ファイルに一括変換し、CDに焼くときなどに問題あるファイル名をエクスプローラで訂正したうえで、SoundEngine スクリプトを使って一括音量調整をした。52ファイルでも、1時間あまりでできる。処理をしている間は、パソコンから離れることができるので、頗る便利である。
 それでも、このコレクションには結構時間が必要だ。CollectionList に追加訂正し、ついでに Live365 の RadioSenboku 向けの Playlist を変更する作業もやりたい。まあ、隠居のお遊びでないとできないかもしれない。
(追記:2007/10/24)Live365 の RadioSenboku 向けの Playlist を変更した。Jazzが嫌いでなければパソコンを開いている時のBGMとしては快適と思うので、ご利用頂きたい。現在流れているJazz Playlist はExcelシートで確認していただける。

2007年10月23日

隠居、時代祭を楽しむ

 家内が時代祭にかこつけて、しばらく家に帰ってこない娘の世話をしに京都に行くというので、アッシーをすることにした。この7月に見に行った祇園祭も初めてだったし、時代祭も初めてである。60何年間か人出の多いところが嫌いで行くことがなかったのに、この歳になってどちらも見物である。毎日が日曜日ということもあるが、娘が京都に住まいしなければ死ぬまで見物することはなかっただろう。
 娘が京都の人から聞いた話では、見るところはなんと言っても御所がある京都御苑が一番いいらしい。車を二条城の駐車場に駐めて、京都御苑まで歩いた。この時代祭は、毎年10月22日に行われるようだ。(雨天の場合は順延されるらしい。) 桓武天皇が長岡京から都を移し新しい都に入ったとされる日、すなわち京都の誕生日とも言える日が10月22日だからだそうだ。幸い、空に鰯雲が浮かんで絶好の秋日和である。京都御苑には、時代行列が平安神宮に向かって出発する正午までまだ2時間以上前に着いた。
 しかし、既にTV放映用の巨大な移動車が駐まっていたり、TVカメラ用のやぐらが組まれていたりする。行列は御所建礼門前を出発し堺町御門から市中に出るようだが、建礼門からのまっすぐの砂利道の両脇には招待席と有料観覧席(2000円)の折りたたみ椅子が並んでいる。有料観覧席は要するに、ツアー客の場所取り料である。その先の堺町御門へカーブするあたりに、報道カメラマンが脚立を並べている。どうやら、そのあたりが絶好の撮影ポイントらしい。なるほど下ってくる隊列の向こうに御所の建物が見える。その脚立群と仕切りのロープとの間は、もうアマチュア・カメラマンが三脚を立てていた。この隙間に潜り込ませてもらった。太陽が直接照りつけるので、家内は木陰がある場所に座り込んだ。
クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります そうこうしているうちに、行列に参加する時代装束をまとった人たちや馬などが三々五々堺町御門から入ってきた。平安神宮から、ここに移ってきているらしい。12時前になると置いてあった脚立に、次々と各社のカメラマンが大きなカメラを持って登ってきた。12時になると京都市のイベント紹介パレードを先頭に、行列がゆっくりと御所建礼門前から出発してきた。プロのカメラマン達は写真を撮って記事用に送る隊列はほぼ決めているらしく、安土桃山時代の牛車あたりと今年から始まった「室町時代列」で盛んにシャッターを切っていた。夕刊に間に合わすためか、脚立の上でノートブックのパソコンを取り出し、ケイタイで繋いで写真を送っているようだった。
 朝10時前から1時半くらいまで立ちつくすとさすがにくたびれてきたので、行列の途中だったが失礼することにした。見る方も大変だが、慣れない装束を付けて隊列を組んで歩く人たちはもっと大変だろう。家内が座り込んだ隣の京都の人の話では、隊列は小学校の校区毎に割り当てられるのだそうだ。それでなくとも京都はお祭りが多そうだ。京都市内に住むには、それなりの覚悟がいるだろう。
 遅い昼食を名神の京都南インターチェンジ近くの蕎麦屋で摂った。腹が減ったいたためか、むやみに美味かった。
 時代祭の詳細については、京都新聞のサイトなどインターネットで検索すると詳しく出てくる。

京都・奈良私的観光地図に掲載

2007年10月20日

小さな蝶:<s>ヤマトシジミ</s> ウラナミシジミ

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります 10月の天気のいい日にガレージでDIY木工をしていると、玄関先の花に小さな蝶が飛んでくる。
 玄関のネームプレート横に家内が自分で作った寄せ植えを飾っているが、その花で吸蜜をしているようだ。これは多分、蝶に詳しい友達に教えてもらったヤマトシジミだろう。春先に葛城山に行く途中、道の駅で求めた「キャッツ・テール」はずっと赤いままである。ヤマトシジミウラナミシジミはこの「キャッツ・テール」との間を飛び回り、秋の太陽を満喫しているようだ。
(追記:2007/10/23)Yamako さんに蝶の名前についてご指摘を受け訂正しました。

2007年10月17日

Masajii's Weblog 開設

 小中高で同期で以来ずっと付き合っている友のブログを、私のサイトに立ち上げることにした。リタイアするまでは大新聞社の経済部デスクをしていた根からの新聞記者である。その職業柄からか読書量は凄まじい。自宅には、至る所に本が積んである。
 記事を書くことが職業だったこともあり自分のブログを立ち上げることに興味を示していたので、私のサイトで開設するお手伝いをすることにしたのである。独り身の気楽さから最近はよく旅行をしているようだ。そのときの紀行文や最近読んだ本などの書評を掲載されるとのことである。楽しみである。
 ブログを一つ増やすことぐらい簡単だと思っていたが、どっこい色々とつまずいた。自分のブログも2年近く経つと様々なカストマイズをしている。これらのカストマイズが邪魔してすんなりといかない。幸い備忘録的にカスタマイズした事柄をエントリーで残していたので、それらを手がかりに修正を行ってなんとか形にすることができた。歳をとって、タグの閉じ忘れのような単純なミスも多い。しかし、おかげで今までのバグを消すこともできたりしたので納得している。
 彼のブログは、私のブログのタイトル下の [Masajii's Weblog] というリンクボタンをクリックしてもらうとアクセスできる。一度訪問して欲しい。
 なお、この機会に私のブログのタイトル下のリンクボタンの設定を変えた。 最近のエントリー

2007年10月13日

地元のだんじり:2007

 10月7日、昨年と同じように地元地区でのだんじり祭りが開催された。この美福連合地区のだんじり祭りは、北高尾・中山・檜尾・大庭寺・野々井・大森・上北地区が連合して行われる。さすがに祭礼なので宮入があるのだが、大庭寺地区は多治速比売神社(梅見で行く神社)、北高尾・野々井地区は菱木神社(行ったことがない)、大森・中山・檜尾地区は美多弥神社(初詣で一度いったことがある)にそれぞれ分かれてするらしい。
クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります メイン・イベントは、連合曳きと結集会のようである。この結集会が祭りの締めとして我が家の近くの交差点付近で行われる。昨年も記したが、この結集会は各地区の青年団の交換会である。上北青年団は、この交換会の集合場所へ走るときに紙で作った横断幕を破って突き進むパフォーマンスをしていた。年々、各青年団が趣向を凝らしているようだ。来年は真似する地区がでるだろう。
 各青年団の交換会は、昼花火のように紙筒から紙吹雪が一斉に放たれて終わりである。この紙筒花火を web で調べてみると1本1000円ぐらいするようだ。このお祭りに、地元の人の寄付も大変だろう。寄付をいただいた店や人を表示する立て看板も鉄骨で組み上げるのが普通になってきているようだ。
泉北近辺私的観光地図に掲載

2007年10月11日

タグはつけたけれど

 Tagcloud の設置に伴い、今までの 300 近くのエントリーにタグ(キーワード)を付加した。Tagcloud を設置したのは 9月13日だから、タグを付加するのに合間合間ではあるが一ヶ月近くかかったことになる。タグ付けには特に決まったルールを設けなかったから、終わって表示してみると、ご覧のようにメッシュが小さすぎたようだ。もう少し集約したほうが良さそうだ。
 ただ、このタグ付けは今まで掲載してきたエントリーを見直す良い機会になった。間違った投稿のままに放ってあったエントリーもあったし、追記をしておいた方が良いエントリーやリンクを追加した方が良いエントリーもあった。まだ、完全ではないが、訂正や追加で少し充実したと思う。
 個々のエントリーにタグ(キーワード)が表示されることでハイパーリンク的に関連エントリーをたぐることができるので編集者自身も便利である。最近、一日のアクセスが 100 を越えるようになってきている。その中には、Google や Yahoo! の検索で訪ねてくださる方も結構多いので、もし興味がおありなら関連エントリーを読んでいただくのも便利だと思う。ただし、Artisan のアクセス解析では直帰率が依然として高いのだが。
クリックすると大きな写真になります タグの整理は、MT編集管理画面の環境設定→タグでできる。先に書いたタグの集約は、ここで行う。タグの名前を変えると左のスクリーンショットのようなエラー画面となるが、正常に終わっているようだ。ただし、データーベースを再構築しているのか、かなりの時間がかかる。このあたり、調査が必要だ。また、タグの名前が英語の場合、一字を入力するとそのアルファを頭とする今までのタグ・ネームがドロップダウンで表示されるが、日本語では表示されない。このあたりを理解するには、高度の知識が必要なようだ。

2007年10月 8日

筑波山

 東京で単身生活を過ごした3年間に得た友達とのゴルフ・コンペに参加した。このような上京をするときには、東京在住の古い友との再会をする機会にもしている。今回のコンペは熊谷にあるゴルフ場だったので、前夜、久喜に住む大学時代からの友人と大宮で落ち合い、駅近くの炉端焼きで一杯酌み交わした。ゴルフだけでトンボ帰りするのももったいないので、熊谷近辺を散策するつもりで帰りの飛行機は遅い時間に予約していた。友人にどこかいいとこないかと相談すると筑波山でも案内してやろうというので甘えることにした。
クリックすると大きな写真になります 連休初日の割には車の渋滞もなく、熊谷から約2時間で筑波山神社近くの駐車場に着いた。加齢に加えて運動不足の身には、駐車場からケーブルカーの乗り場までのわずかな上り坂や階段が足にこたえる。ケーブルカーで標高800mくらいの頂上まで上がると歩いて登ってきたハイキング装備の人たちで賑わっている。展望台からは、ゴルフ場(多分、つくばねCC)の向こうに霞ヶ浦が光っている。天気が良ければ、東京方面の眺望がいいと聞いていたが残念ながら靄がかかっていて、あまり見えなかった。
クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります ケーブルカーを降りると筑波山神社の境内で、ガマの油売り口上保存会メンバーが実演をしていた。いろいろなことを趣味にしている人がいるものだ。昼食を摂るついでに、まだ行ったことのない筑波学園都市に連れて行ってもらった。計画的に植樹されたであろう樹木がフラットで広大な敷地に35年以上も経つと鬱そうとしている。日本の有数の研究所が集まる理由が、なんとなく分かる気がした。
 JRに乗るために土浦まで送ってもらった。駅までの道中、ずいぶん多くの人出である。10月6日、土浦では全国花火競技会が催うされたのだ。3時前というのに、花火を見るのにいい場所を求めているようだ。臨時駐車場があちこちで一日2千円の看板を上げていた。
 ゴルフも含めて、良い知己のホスピタリティに大満足して帰途についた。