2009年11月30日

隠居の野鳥写真集:撮影場所別に分類してみる

 2009年の8月からデジスコをやり始めたこともあって、撮影した野鳥の写真が増えてきた。撮影した写真は、ブログのウェブページに日付降順に並べてきたが、ページの更新が重くなってきた。
 それで、10月から時間をみては野鳥の写真サムネイルを改編してきた。自分自身の頭の整理と記録のために、写真を撮った場所別にブログサイトとは別にページを作り、目・科・種に整理してみた。
 野鳥の分類方法についていろいろと考えたが、小宮輝之さんが出されている「日本の野鳥」という図鑑に準じて撮影した場所を、
  • 自宅(堺市泉北ニュータウン)近くの公園など
  • 自宅近くの池、川など
  • 山小屋のある兵庫県鉢伏山などの山林
  • 野鳥園などがある干潟など

 に分け、目・科・種順に集めてみた。同じ種でも異なる場所で撮っている場合は、どちらにも掲載した。イソシギやカワウのように、干潟にも池や川にも飛来してきている。
 鳥の種名は自分なりに図鑑やネットサーチで調べたつもりであるが、間違いが多々あると思われる。もし分かれば、ご指摘いただきたい。
 掲載するにはあまりにも恥ずかしい写真もあるが、隠居の行動記録と割り切って載せている。これからは、動画やさえずりの録音もできるだけ取り入れて行きたいと思っている。
 これらのページへのリンクは、従来通りブログの右メニューのリンクボタン「野鳥の写真サムネイル」のクリックでつながるようにした。いちど遊びにきて、ご批判をいただけると嬉しい。

日本の野鳥 (フィールドベスト図鑑)
小宮 輝之
学習研究社
売り上げランキング: 285563


2009年11月23日

隠居の旅:宍道湖あたりをドライブする

 3年あまり家内と泊まりがけの旅をしていなかったので、勤労感謝の日を含む連休前に、思い立って宍道湖あたりに一泊でドライブしてみることにした。家内は、NHK の朝ドラ「だんだん」の舞台となった宍道湖や出雲大社と日本一の庭園と言われる足立美術館が目当てである。
 私は、宍道湖・中海にある野鳥公園でのデジスコによる野鳥撮影が目当てである。

雪化粧した大山:クリックすると大きな写真になります 11月19日早朝に出発したが、中国自動車道の福崎と山崎の間で、追突火災による死亡事故が起き通行止めとなった。仕方なく、福崎から播但自動車道で姫路方向に下り、山陽自動車道・播磨自動車道を経由して佐用から中国道と迂回した。おそらく40分ほどロスであった。それでも、米子に近づくにつれて、米子道から見える紅葉した山裾の向こうに雪化粧した伯耆富士大山が秋の旅気分を盛り上げてくれた。

 行き先は細かくは決めていなかったが、私は中海にある米子水鳥公園宍道湖グリーンパークには是非立ち寄りたかった。宿泊先を宍道湖温泉に決めてからネットサーチしていると島根県が発行している探鳥マップがあることが分かった。ページに出ている島根県自然環境課のアドレスに送って欲しいとメールすると、しばらくすると親切に、その「探鳥マップ」と「しまねの自然 お宝MAP」を郵送してくれた。郵送料は、県が持ってくれるという。今回のドライブは、この地図が多いに役立った。(澤井さん、ありがとうございました。)

 境港の小さな食堂で海鮮丼の昼食を食べて、弓ヶ浜から中海の東岸にある米子水鳥公園へ行ってみた。ちょうど、地元の小学校の子どもたちが観察会をしている最中であった。子どもたちが引き揚げると、学芸員は親切にあれこれと教えてくれた。
 近くにカワセミが留まったり、500mぐらい先にある中州にマガンの群れに混じってオオハクチョウや非常に珍しいクロツラヘラサギがいることを教えてくれたが、残念ながらページに載せられるような写真は撮れなかった。ここの野鳥観察施設はガラス越しに見るように作られている。それで、デジスコもそのガラスを通して焦点を合わすことになる。近くの鳥は何とかなるが、技術のせいもあると思うが遠くの鳥はぼけてしまう。
 近くの州には、オナガガモの集団が羽根を休めていたり、一匹のメスを5~6匹の雄が取り囲んで泳いでいたりしている。採餌場(島根県安来市の水田地帯へ行って落ち穂や草の根を食べるらしい)へ行かなかった数羽のコハクチョウもその側にいる。
米子水鳥公園での写真サムネイル
コハクチョウ:クリックすると大きな写真になりますオナガガモ:♀を追いかける♂たち:クリックすると大きな写真になりますマガンの群れ:沖の州:クリックすると大きな写真になりますキンクロハジロ?:クリックすると大きな写真になります


宍道湖の夕日:クリックすると大きな写真になります 中海の東岸から大根島を通って、松江中心街にちかい宍道湖北岸にある宿の宍道湖温泉に向かった。湖岸を走る道からは、カモの類が沢山泳いでいるのが見られた。宍道湖畔にある旅館の前にもカモが浮かんでいる。
 この場所に宿をとった楽しみの一つは、宍道湖の夕日を見ることである。雲が多くてきれいな夕日は望めそうになかったが、幸いにも雲の切れ目から赤い夕日が湖の向こうに沈んでいった。5時前である。湖岸の風で冷えた体を透き通った温泉で温めた。至福のときである。

しじみ漁:クリックすると大きな写真になります  翌朝8時前に旅館から見える湖面を見るとしじみ漁をすると思われる小舟が5艘ほど集まってきた。双眼鏡で見てみると、どうやら鋤簾(じょれん)を水中につけているだけで実際の漁はしていないようだ。旅館街に向けたショーではないかと思われた。その証拠に、宍道湖西端にある宍道湖グリーンパークに向けて湖岸を走っていると、しじみ採りの舟がでており、実際には舟の間隔がもっとあいており、さかんに鋤簾を動かしていた。

 宍道湖グリーンパークのガラガラの駐車場横の田んぼに、コハクチョウが餌を啄んでいる。家に帰って調べてみると、周辺農家の方の協力で稲刈り後、冬期に水を張っているようだ。残った落ち穂や二番穂が、マガンやコハクチョウなどの食べ物となっているとのことである。
 このコハクチョウの採餌をデジスコでの動画で撮ってみた。初めてである。Sony DSC300 での動画は、CanonIXY とは異なって MPEG ファイルで保存されるが、CanonIXY での AVIファイルと同じように Microsoft の Movie Maker で編集できる。

 野鳥観察舎からは、何羽かのカモとアオサギ・コサギが観られるだけであった。観察舎から外に出たところの芝生にセグロセキレイがチョコチョコと動き回っていた。湖の土手を歩いていくと橋の欄干に大きな鳥が留まっている。逆光で上手く撮れなかったが、どうやらチュウヒのようである。(再度確認してみると トビ ではないかと思われる)帰り道にあるカワセミの営巣実験場にある池にカワセミが飛んできていないかと期待したが、現れなかった。
 そのかわり、センダンの木の近くで、スズメ大の小鳥が飛び回っている。これだけ動くとデジスコでは難しい。首にぶら下げていた Nikkor28-200mm をつけたNikonD70で撮った。帰って確認すると全身が写った写真はなかったがジョウビタキのようである。

 今回の探鳥旅行では、初めて見た野鳥が多かったが、全てをきれいな写真にすることはできなかった。だが、来た甲斐があったというものだ。デジスコセットをかついで歩けるぐらいの元気なうちに、季節を変えてまた来たいと思う。

宍道湖グリーンパークでの写真サムネイル
クリックするとVideoをダウンロードしますセグロセキレイ:クリックすると大きな写真になりますトビ?:クリックすると大きな写真になりますジョウビダキ?:クリックすると大きな写真になります
コハクチョウの採餌
デジスコによる動画
セグロセキレイ
デジスコ
チュウヒ?
デジスコ
ジョウビダキ?
Picasa での合成写真
Nikkor200mm


出雲大社にてゴビウスにある水槽:クリックすると大きな写真になります このグリーンパークにあるゴビウスという宍道湖自然館(ゴビウスとはハゼなど小さな魚をあらわすラテン語だそうだ)を見学して、そんなに遠くない出雲大社に車を走らせることにした。出雲大社駐車場近くで昼食に名物の出雲そばを食して、参拝した。本殿は平成の大遷宮ということで、修復が行われており参拝できない。まだ、嫁に行かない娘のためにと家内は縁結びのお守りを求めていた。

 5時まで開いているという足立美術館に急いだ。まだ工事が続いている高速道路仕様の山陰道は、カーナビに情報が不足しており、少し道に迷ったりしながら、着いたのは3時過ぎであった。観光バスがいっぱい駐まっている。よく手入れの行き届いた枯山水などの庭はたしかにきれいだが、これだけ人が多いと興ざめである。京都の古い寺などの庭の方が落ち着いていいと思うが、昨今紅葉の季節は京も "たくさんのおひとがきてはる" らしい。
足立美術館の紅葉:クリックすると大きな写真になります枯山水の庭:3枚の合成写真:クリックすると大きな写真になります足立美術館の紅葉:クリックすると大きな写真になります


 翌日は連休初日の土曜日で、0時過ぎまで中国道上におれば、1000円ルールが効くが、夜では時間の潰しようがない。早々に大阪に引き揚げてきた。

2009年11月16日

隠居のデジスコ:今シーズンのヒドリガモを撮ってみる

 野鳥を撮りはじめたのは、NikonD70 に Tamron28-300mm をつけるようになってきてからである。D70 はTamron28-75mm とのセットで買ったが、 2005年3月から Tamron28-300mm を使うようになって別世界になってきていた。
 手始めに自宅近くの公園で野鳥の写真を撮りはじめたが、そのときに撮ったのが桃山台公園の横にある遊水池に冬近くになると訪れるヒドリガモであった。それ以降、毎年やってくるヒドリガモを撮っている。不思議なことに、ヒドリガモはここ泉北ニュータウン近辺ではこの池でしか見たことがない。昨年は、 CanonIXY900IS で動画も撮っている。

 今シーズンはいつ来るのかと池の横の道路を通るたびに観察していた。茨城に旅行している間に寒くなった。帰ってきて孫の自転車練習につき合うついでに池に行ってみると、20羽ほどが今年もやってきていた。
 翌日晴天となったので、池横の道路に車を駐めてデジスコをセットした。昼の2時過ぎで、太陽が池面に溢れている。 ヒドリガモは昼寝でもしているのか、みな首をすくめている。ヒドリガモの生態をネットで調べてみると、Wikipedia に次のような記述があった。
 食性は植物食。水面に浮かぶ植物性の葉や茎・根・種等を採食する。また、岸や中洲に上がって陸上の植物も食べる。海草、海藻も好んで食べるので、他の淡水型カモ類と比べると、海岸付近で観察されることも多い。昼間は群れで休息し、夕方から明け方にかけて餌場に向かい採餌することが多い。

 これで、なぜこの池にくるのか、なぜ首をすくめているのか、を納得。

 Tamron75mm(35mm判換算112mm)、Tamron300mm(35mm判換算450mm)、CanonIXY900IS のvideo、デジスコセット 7.6mm (35mm判換算1330mm)の写真を並べてみた。野鳥撮影は、大きく撮るならやはりデジスコセットに軍配が上がるが、イチデジの写真も捨てがたい。このような動きがある被写体は、動画も面白い。
Tamron75mm:クリックすると大きな写真になりますTamron300mm:クリックすると大きな写真になりますクリックするとVideoをダウンロードしますデジスコセット:クリックすると大きな写真になります
NikonD70
Tamron75mm
(35mm判換算112mm)
 トリミング
NikonD70
Tamron300mm
(35mm判換算450mm)
 トリミング
CanonIXY900IS
動画モード
スコープ Nikon ED82
接眼レンズ 30XWFA
デジカメ Sony DSC-W300
 ISO80 F2.8 1/160 7.6mm
 (35mm判換算1330mm)
 トリミング

2009年11月15日

隠居の旅:紅葉の袋田の滝と花貫渓谷

 1年に2回ほど参加する関東でのゴルフ・コンペは、東京近辺に在住する友らと顔を合わせる良い機会である。むしろ、昔からの友達に会うためにゴルフ・コンペに参加すると言った方が正しい。
 11月の中旬、茨城のゴルフ場で、そのコンペがあった。異業種・同職種の研究会で知り合った仲間との19番・20番ホールもあった翌朝、埼玉に住む大学時代からの友人がつくばエクスプレス守谷駅のホテルに新車で迎えに来てくれた。

 紅葉が見頃だという袋田の滝に連れて行ってくれるという。谷和原インターから常磐自動車道を走り那珂インターでおり、国道118号を北にたどり、袋田の滝入り口交差点を右折するとまもなく到着した。2時間ちょっとのドライブである。国道118号沿線の里山は、色とりどりに紅・黄葉している。

DSC_4616-3.JPG 当日は「茨城県民の日」とかいうことで学校も休みらしく、平日にもかかわらず家族連れも多く大勢の人たちが滝と紅葉を楽しんでいた。ここにも華厳の滝と同じように観瀑施設があり、入館料は展望台に上がるエレベータ利用も含めて普段は 300円とられるらしいが、当日は「茨城県民の日」ということで無料であった。

 この観瀑施設から滝下にかかる吊り橋に出ることができる。吊り橋を渡って、左岸に出ると「袋田自然探求路」というハイキングコースとなる急な階段がついている。この階段を登ると20分ほどで上部の生瀬の滝に出るという。来年6月に、フランス・アルプスをトレッキングするという友は脚を鍛えるために、歩くことに抵抗がない。彼の後からゆっくりゆっくりと鉄柵にすがりつきながら登った。汗びっしょりで滝がよく見える展望台にたどりつくと、紅葉の間から水量豊かな滝がとうとうと流れていた。

 落ち葉が濡れて滑りやすくなっている急な階段をおそるおそる降りるとさすがに空腹をおぼえた。近くの旅館食堂で、名物らしい奥久慈しゃもそばを食した。だし汁に沢山入っているしゃもは歯ごたえがあり、空腹が美味しく満たされた。

 帰途に紅葉のきれいな花貫渓谷に寄っていこうという。常磐自動車道の高萩インターにでる道の途中らしい。普段なら国道461号線から渓谷に入れる道があるようだが、紅葉のシーズンと言うことで通行止めとなっており、婦人警官が入り口にパトカーを駐めて寒そうに交通整理していた。

 紅葉を見て歩く散策路はそれほど距離はないが、吊り橋などもあって渓流に映える赤と黄色の紅葉が美しい。太陽が出ていれば、きっともっと美しいにちがいない。贅沢は言うまい。予報では雨が予想されていたのだから。 
花貫渓谷の紅葉:クリックすると大きな写真になります花貫渓谷の紅葉:クリックすると大きな写真になります花貫渓谷の紅葉:クリックすると大きな写真になります花貫渓谷の紅葉:クリックすると大きな写真になります


 JR土浦まで送ってくれた友の長距離の運転に感謝しながら、上野から金曜日の夕方で混雑する東京駅についた。かなり激しく雨が降っていた。友のおかげで、晩秋の北茨城の紅葉を堪能できた。多謝!

2009年11月 8日

隠居のパソコン:素晴らしい E-cards の紹介

 2006年7月にロサンゼルスに住んでいる先輩女史から送ってもらったアメリカ独立記念日のGreeting Cardがが素晴らしかったので、この E-cards を作成して有料で提供している jacquielawson と契約した。年間 $12 (2年間:$18 )で、作成されたそれぞれが素晴らしい E-cards が自由に使える。

クリックするとアニメーションが始まります 10月終わり近くになって、jacquielawson から、右のような新しい Hallowe'en(ハロウィン)の E-card をリリースしたとのメールが届いた。(メンバーになると新しい E-card が発表されるたびにメールをしてくれる)  E-cards はカードといっているが、 Flash で動くアニメーションである。余談ではあるが、このカラスはハシブトカラスだろう。
長い間 私の右サイトにボタンを置いている Season's Greeting を更新していなかったので、今回このハロウィンの E-card に置き換えた。最近作成された E-cards は、次の記述にあるように"back story"がついている。これもなかなか洒落ている。今回の "back story"は、scarecrow(かがし) について興味ある記述がつけられている。

Handy Tip!
Have you noticed how many of our recent cards include what we call a "back story" - a few extra pages of fascinating information about the subjects of the cards.
They're well worth exploring - recent cards have included hints on hunting for sunken(海底の) treasure, potted histories of the Blue Danube waltz and the Great Western Railway - and a story about hedgehogs!(ハリネズミ)

  提供されている E-cards は欧米圏の文化に基いており英語であり残念ながら年賀状はないが、誕生日・出産の祝い・結婚祝い・新築祝い・お見舞いなどもあるので年間1000円少しほど払って使ってみられたらいかがだろうか。(念のために言っておくが、私はこの jacquielawson のアフリエートをしているわけではない。) こういうものが容易く手にはいるようになったのも、インターネットの発展のおかげである。ネットの暗い部分ばかりに疑心暗鬼にならずに、sunny side を上手く活用すれば生活はもっと便利に潤いのあるものになるだろう。行動範囲の狭くなってきている私のような高齢者でも、パソコンの前に座ることによって若いときよりずっと世界が広がってきていると感じている。

2009年11月 3日

隠居のデジスコ:初めてのキセキレイ

 10月の終わり、朝晩少し冷え込むようになったので、新しい野鳥が見つけられないかと散歩がてら双眼鏡を首からぶら下げて近くの西原公園をあるいて回った。
 近所に住む友人が警察署近くの池でカワセミを見かけたというので、そちらから回ってみた。カワセミの気配はなかったが、マガモのペアーが、池の岸近くで水中に首を突っ込んで餌を探していた。
 公園の木立では、ヒヨドリの甲高いさえずりが聞こえたが、それ以外の鳥は見つけられなかった。

 西原公園から離れて、9月中旬に幾種類かの野鳥を撮った和田川のポイントに寄って帰ることにした。カルガモがすぐに目に入ったが、その他に目新しい鳥はいそうになかった。川沿いに少し下っていくとセキレイが一羽チョコチョコと動き回っている。双眼鏡でよく見ると、なんとお腹あたりが黄色くてきれいだ。写真ではよく見ていたが、初めて見るキセキレイである。こんな汚い川にはふさわしくない鮮やかさである。デジスコセットは手元にない。取りに帰るには時間が遅すぎた。まだしばらくは現れるだろうと写真を撮るのは次回にすることにした。

 山小屋Hütte Hachi の大工作業や帰ってきてからも雨が続いたりして撮影に行きそびれた。文化の日、良い天気となった。今回は空振り覚悟で、前回キセキレイをみつけたポイント近くに車を駐めてデジスコセットを組み立て、首に双眼鏡をぶら下げた。いつものように、コサギとアオサギがゆっくりとした動きをしている。コサギを撮っていると、その後ろでセキレイが尻尾を上下にしているのが見える。双眼鏡で確かめると、キセキレイである。やはり、いた。汚い川岸やゴミのところでチョコチョコと動き回っている。撮りながら、三脚を持ち上げて少しずつ近づいた。レリーズでかなりの数のシャッターを連続した。照準器の扱いにも慣れてきた。

 カルガモのペアーを撮っていると、川の中に生えている雑木に鳥が留まるのが見えた。双眼鏡で確かめるとモズのようである。このところモズをよく見かけるようになった。堺市の鳥はモズであるから、たくさん見かけて当然なのかもしれないが、双眼鏡かフィールドスコープでもなければ、さえずりに気がつかなければスズメと思ってしまうかもしれない。 
キセキレイ:クリックすると大きな写真になりますモズ:クリックすると大きな写真になりますカルガモ:クリックすると大きな写真になりますコサギ:クリックすると大きな写真になります
  

2009年11月 1日

隠居のDIY:山小屋トイレの改装

 近代的なウエスタン・トイレに慣れている孫たちらには、山小屋Hütte Hachi のトイレは不評であった。
 壁は昨年夏の修繕作業でパートナーが珪藻土を塗ってくれてずいぶんきれいになったが、便器は建築当初の和式スタイルに、プラスティックの便座を載せて洋式に使えるようにしていた。床・壁の下部は当初からタイル貼りであった。

トイレの改装 1:クリックすると大きな写真になります これをパートーナーが水洗にはできないが、便座部分がヒーターで暖かくなるウエスターン・スタイルのセラミックの便器に替える作業に挑戦したいというので、手助けをすることにした。彼は主として左官的な作業を行い、私は大工的な作業をした。
 パートナーが作業してくれた旧の便器の取り外しと床面のタイルを剥がしとりが大変であった。ダイヤモンドカッターをつけたディスクグラインダーで切れ目を入れ、ハンマーなどで砕くのであるが、2cm くらい厚のモルタルに貼ったタイルは案外強固であった。
 35年も経つと土台になっている木材部分も傷んでいる。2X4 材などで補強し、防腐剤用のステインをしっかり塗って、その上にパートナーが用意していたフローリング材を貼った。便器部分はジグソーでくりぬいた。その上に、白いセラミックの便器を置くと見違えるようになった。座り心地もなかなか良い。
 一泊2日の作業では、そこまでがようやくであった。冬が近づいて日が落ちるのが早い。特に谷間にあるこの場所は、4時半を過ぎると暗くなってくる。

 パートナーの休みに合わせて一週間後続きの作業をすることにした。この日に、電気の契約容量を上げ室内に漏電時にも落ちるブレーカーを設置する工事を地元の業者に頼んだこともある。
 大昔の契約で電気容量を小さいままにしていたので、冬季などホットカーペット・電子レンジ・ポット式ストーブ・IH機器などを同時に使うと電柱から電力を取り込んでいる部分についているメータのブレーカーが落ちることが度々あった。深い積雪の中をブレーカーを上げに行かねばならなかった。この冬は、電気製品を安心して使えるだろう。

 今回の作業は、トイレ壁下部のタイル部分に腰板を貼ろうという作業である。建築設計士をしている娘によれば、そのようなことをするときは、タイルの上から貼ればいいそうである。断熱効果も強さもあるので、むしろその方がいいという。
ベニアに両面テープを貼る:クリックすると大きな写真になります平行定規をつけた丸ノコ:クリックすると大きな写真になります 35年も前の叩き大工の工作は、教科書にあるような規格になっていない。だから、腰板貼りも教科書通りにはいかない。腰板と下地となるタイルの間に隙間ができるので、両面テープを貼った厚さ 1mm の短冊状のベニア板を作り、これで隙間を埋めた。この材料作りは自宅でしていった。ベニア板を短冊状に切るには、丸ノコに平行定規をつけて切ればよい。今回の場合、幅20mm で切断したベニア板を2枚並べて、上から幅40mm の両面テープを貼り付け、カッターで真ん中部分を切れば、幅20mm の両面テープつきの材料ができる。これが、隙間を埋めるのに、なかなか役に立った。

スタイロフォームを貼る:クリックすると大きな写真になります腰板を貼った:クリックすると大きな写真になります  床面はもともと段がついていたので、上の写真のようにタイルを剥がした後は外壁などと素通しになっている。ここに、下地に合板を貼り、腰板との間に厚さ 30mm の発砲ポリスティレン(スタイロフォーム)を断熱材としていれることにした。剥がしたあとのモルタルが一部残っていたりしてなかなかきっちりとはまらないが、スタイロフォームはカッターで簡単に薄くしたり切断できたりするので、細工はやりやすい。

 一応無垢であるが安物の腰板を使ったので、反っていたりして細いビスなどで下地に留めざるをえなかった。ヒータ用のコンセントは、パートナーが取り付けてくれた。L字となっているモールを貼って仕上げをしたのは、夕方4時半過ぎになっており外は暗くなってきた。元々あった桟との間に隙間ができたりしているので、もう少し手を入れたいが、まあ、今までのことを考えると、小鳥のさえずりなどを聞きながら、ゆっくり座っておられるだろう。

赤倉山の紅葉:クリックすると大きな写真になります この一週間の間に、山の樹々はすっかり色づいた。特に、500m ほどの谷を隔てた人家のない急峻な山(赤倉山?)は、黄色や赤の紅葉がきれいだ。野鳥を追い求める時間はなかったが、谷のこちら側から、デジスコで紅葉を撮ってみた。紅葉は近くで、イチデジで撮った方がやはりきれいだが、とても近づけるところではない。