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Atelierで“CompactFlash”が含まれるブログ記事

2008年5月 6日

壊れたJPEG.Fileの復元:デジカメ写真

 あまり起こって欲しくないことだが、NikonD70 で撮ったはずの写真が、読み取れないことが起こった。

 私が持っている Nikon のデジカメは コンデジのCoolpix880 も含めて、記憶メモリーは CompactFlash である。昔は主流だったが、今はSDカードが多いようだ。従って、SD の方が容量あたりの値段は安い。
 まあ、定期的にフォーマットを行えば、1GBの CompactFlash を持っておれば1泊のちょっとした旅行くらいでは、バシャバシャと撮ってもメモリーが足らなくなることはまずないので予備に 512MB 当たりを持っておれば十分である。

 連休の谷間に山小屋にいったときに撮った(つもりの) CompactFlash を自宅のPCにUSBでつないだカードリーダーで読んでみると、カメラのカウンターで130枚ほど撮った(つもりの)写真の前半分ほどが読み取れない。できはよくないと思うが、レンゲ畑で撮ったキチョウモンキチョウや梢の先でさえずるウグイスなどの写真が表示できない。エクスプローラーでフォルダーの中身をみると CompactFlash に取り込んでいる形跡はあるが、読み取れるファイル名は、例えば DSC_8981.JPG のようになっているが、読み取れないファイル名は、例えば DSC 8942.JpG のように、アンダーバー( _ ) が欠けたり、一部が小文字になっていたりしている。
 正常なファイル表示では、撮影年月日などのファイルの属性表示があるが、それらも欠けている。
 ファイルの名前の変更などを試みたが、拒否される。

 ほとんどあきらめていたのだが、それでも再フォーマットするのはやめて(全てファイルがなくなるので)、何か救済策はないものかとネットで探してみると復元できるらしいソフトがみつかった。株式会社Jungleというところがだしている「完全データ復元PRO2008」というソフトである。体験版があったので、ダウンロードして使ってみると、体験版ではファイル容量が 10k までのファイルでないと駄目である。私は、画質Fine、画像サイズ 3008x2000px で設定しているから、写真1枚は、約 3MB になる。体験版では、復元できない。買ったは使えないのではないかと少し不安であったが、思い切って製品版をダウンロード購入した。

クリックすると大きな写真になります  ダウンロードした圧縮ファイルは自己解凍ファイルとなっており展開はすこぶる簡単である。
 ウイザードに従って、 CompactFlash の表示できないファイルを指定し、復元を行うと3分の1ほどのファイルは表示できなかったが、レンゲ畑やウグイスの写真が表示された。枚数を気にせずシャッターを押しているから、同じようなカットの写真は沢山あるので助かった。復元した後のファイル内容をエクスプローラーでみるとスクリーンショットのように、写真の撮影日や時刻が少しおかしいが更新日時などが復元している。
 なお、読み取れなかったファイルの .JpG の表示はなおらなかったので、Rename というソフトを使ってファイル名を一括変換した。

 写真がなかったので、先日の<新緑の兵庫氷ノ山山麓鉢伏>エントリーには記載しなかったが、今回壊れた写真ファイルが復元できたので、UPしてみた。
(追記:2009/1/7)少し現象が異なるが、正月にNikon D70のセルフタイマーで撮った家族写真のPCへの取り込みができなくなった。
 通常、D70 の場合カメラ本体と USB 接続するか、compact flash reader で Picasa2 を使って画像をインポートする。この反応が全くない。エクスプローラーでフォルダーの中身をみると DSC というフォルダー名が見えるだけでファイルは一切表示されない。
 家族写真は、CanonIXY900IS のセルフタイマー(このカメラでは、セルフタイマーで連続して写真が撮れる)でバックアップをとってあったので諦めかけていたが、念のため「完全データ復元PRO2008」で復元できないか試してみると全ての写真が表示された。セルフタイマー以外の写真もあったので、家族に怒られなくてすんだ。ありがたいことです。
 原因ははっきりしないが、compact flash がいたずらしているのではないかと思われる。ときどき撮影中もカードを認識しなくなることがあった。新しいものを手に入れようかなと思っている。

2008年5月 3日

新緑の兵庫氷ノ山山麓鉢伏

 平日に孫の世話をするようになってサンデー毎日が崩れているが、娘の連休で久しぶりに平日にも家を空けることができたので、連休の合間をぬって家内と兵庫鉢伏の山小屋に行ってきた。

クリックすると大きな写真になります この冬は豪雪だったので、少し春のきかたが遅いようである。氷ノ山にはまだ雪が残っている。大久保のゲレンデから、パノラマ写真を撮ってみた。わらびとりにはまだ少し早かったが、ゲレンデの下の方に多く頭をもたげており、家内はスーパーのビニール袋に一杯摘んでいた。帰ってすぐ重曹であく抜きをして、1日おいて煮付けにしてくれたら柔らかくて美味しかった。

 今回は、野鳥のさえずりと写真を撮りたかったので、MP3レコーダーEDIROL R-1 と NikonD70 に Tamron28-300mm をつけて小屋の周りを歩いて回った。首からは双眼鏡 Nikon Action EX をぶら下げた。この双眼鏡、倍率は高いが少々重たい。もう少し軽いのを求めるべきだった。が、鳥を探すのは楽になった。さえずりのする方向に、双眼鏡で探すとバッチリと見えることが多くなった。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります  Tamron28-300mm を筒一杯のばして写真に収めるようにしたが、自宅に帰って CompactFlash のファイルを確認するとメモリーした形跡はあるのだが、読み取れない。今まで撮れたことがなかったモズとか梢でさえずるウグイスが撮れているはずなのに駄目だった。

 かろうじて、小屋ちかくのヤマザクラにきたメジロと電線にとまっていたシジュウカラがメモリーに残っていた。だが、やはり手ぶれしていていい写真ではない。デジスコ セットが欲しくなった。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります 足もとに目を落とすとキバナジキタリスがとうのたったツクシのそばに群生していたり、タチツボスミレが可憐な花を咲かせていた。

 ウグイス、シジュウカラとヒヨドリくらいまでは、なんとかさえずりが分かるようになってきたが、山小屋近辺には他にもいろいろと野鳥がいるらしい。姿は見えないが、さえずりだけが MP3 recorder に残っている。例の「ことりのさえずり」サイトの Pika さんに教えを乞うメールをだした。

 早速、教えて頂けました。
シジュウカラの後ろでイカルがさえずっています。
イカルは澄んだ声がとても素敵で、ファンが多い鳥です。
八ヶ岳エリアのイカルは、巻き舌です。
さえずりページにファイルを置いてありますので、聞き比べてみてくださいませ!
 なんと、シジュウカラとイカルの掛け合いになっていたのだ。シジュウカラもいろいろなさえずりがあるんですね。
スキーのために乱開発が進んでいると思っていた鉢伏にも、このような鳥が住んでいるとは驚きだ。スキー客が減少してきているのが幸いしているのかもしれない。ますますデジスコ・セットが欲しくなっている。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります




(追記:2008/5/6) 舞鶴若狭自動車道春日IC近くの道の駅「おばあちゃんの里」で教えてもらったレンゲ畑や九尺藤で有名らしい「白毫寺」に寄ってみた。このときの写真はなかったので、先日の<新緑の兵庫氷ノ山山麓鉢伏>エントリーには記載しなかったが、今回壊れた写真ファイルが復元できたので、UPしてみた。できはよくないが、梢の先でさえずるウグイスもなんとか復元できた。



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2008年1月 2日

今年は白鷺が:泉北桃山公園

クリックすると大きな写真になります  今年の正月はかなり冷え込んで、冬らしい寒さである。出しそびれた方への年賀状をポストに入れに行くのに、屠蘇ざましにとNikonD70にTamron28-300mmをつけてぶら下げていった。
 春には泉北一になる桜並木の梢に、ヒヨドリが何かを探すようにとまっていた。この冬は家の周りでも、ヒヨドリの甲高い鳴き声がよく響くように思う。

クリックすると大きな写真になります  花芽をつけている桜並木の遊歩道を辿っていくとニュータウンを造成したときに遊水池として造ったと思われる池がいくつかある。その池の一つに冬になるとヒドリガモが飛来する。 このシーズンは、100羽くらい泳いでおり、昨シーズンよりも多いようだ。池の土手に植わっているピラカンサスが赤い実を一杯付けている。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります このヒドリガモが群れている池の岸辺に、2羽のコサギが獲物を狙っている。この冬から見かける光景だ。スポーツ・モードで、飛び立つところを撮ろうと10分ほど粘ってみたが、あまりいいショットは CompactFlash には残っていなかった。

泉北近辺私的観光地図に掲載