Atelierで“Picasa3”タグの付いているブログ記事

2015年2月 4日

隠居のスマホ備忘録:Google+ フォト Google+ おまかせビジュアル を使う


 私は、色々なカメラ(スマホの写真も含め)で撮った写真を、Picasa(現在v3.9.)で整理している。
 この Picasa3 と同じ Google が運営する Google+ とは、本人の意図とは別に(?)、連携している。Google+(グーグルプラス)とは、Googleが提供するソーシャルネットワーキングサイト(SNS)らしい。全く知らない間に、そのSNS の仲間になっていたらしい。
「Facebook(フェースブック)」と主要な機能はよく似ているらしいが、Googleが長年にわたり積み上げてきた情報の検索と管理を生かして、『情報の共有』が簡単にできることが大きな特徴となっているらしい。   Google+の機能については、"Picasa3"の使い方というサイトに、次のような説明があるので引用させてもらう。
【Google+(グーグルプラス)の主要機能】
  1. サークル
    「Facebook」では「友達」とひとくくりで呼ばれていますが、Google+(グーグルプラス)では、「友達」をさまざまなタイプで分類し、「会社関係」、「趣味の友達」、「家族」、「学校関係」など、ユーザーの人間関係をさまざまなグループに分け、そのコミュニティごとに情報が共有できるのが大きな特徴です。サークルの名前は自由に付けることができ、いくつでも作ることができます。

    サークル内の人とは、「Facebook」のようにリアルタイムにコミュニケーションをとったり、写真や動画のアップロードができ、「+1」や「共有ボタン」でシェアしたり、コメントを付けることもできます。

    そして、「Facebook」との大きな違いは、Google+(グーグルプラス)のアカウントを持っていない人でもGメールだけでサークル・リストに入れて情報を共有できることです。

  2. ハングアウト(ビデオチャットルーム) 「サークル」の人と気軽にビデオチャットできる機能です。ビデオチャットルームを使えば最大 9 人と顔を見て話すことができ、「Facebook」のビデオ電話よりも評価が高く、将来的にはユーザーが拡大しそうなサービスです。

  3. モバイル Google+(グーグルプラス)の「インスタントアップロード」を使えば、携帯やスマートフォンで撮影した写真や動画が自動的に Google+ の非公開アルバムにアップロードされます。
    Google+(グーグルプラス)の「メッセンジャー」を使えば、ひとつのグループチャットでまとめて複数の人と話しが出来るので、メールよりも連絡が簡単になります。
     


 もともと SNS とはあまり関わりのないIT生活をしているので、写真まで公開してコミュニケーションする勇気はないが、カメラから Picasa3 に写真をインポートするとGoogle+ に自動的にアップロードされる。
 私は、google ドライブを契約(100GB月1.99$) していて、 外付けHDD 的に使用させてもらっている。(先日、この外付けHDDが、ご臨終でえらい目にあった。)この google ドライブには、色々と苦労して集めた音楽ファイルを中心にアップロードしているが、Gmail で送受信した添付ファイルやメール メッセージも保存されている。
 メール関連のファイルは、保存容量としてカウントされるが、Google+ で保存される写真は、標準サイズ2,048×2,048ピクセル以下の写真(動画は15分以内)であればドライブの容量にカウントされない。

 この Google+ におまけみたいに付いているのが、おまかせビジュアルという機能である。Google+は、スマホとも連携している。私はスマホは、Android のSO-04E を使っているが、このスマホで記録的に撮った写真も、Google+に取り込まれる。
 前回のエントリーにUPしたモーション・ピクチャーは、このおまかせビジュアルで作っている。ただし、これはスマホで作る。PC では、googlechrome という Google のOS を搭載したPC でしかできない。
 おまかせビジュアルは、スマホでは iPhone の方が機能が多い。雪をふらせたりなどいろいろの修飾ができるらしいが、私の Android 4.2.2 SO-04E では、モーションミックスという機能しかない。
 ミックスというのは、Picasa3 でいうコラージュである。 選択した写真を、自動的に 一枚の写真に収めてくれる。例えば、次のような写真を合成してくれる。

おまかせビジュアル で作成したミックス写真
泉北ニュータウン鴨谷台で見つけたマンホール
manhole150129.jpg



 motion というのは、いわば簡易化した GIFアニメーションである。連写で撮った写真などを元にして、写真に動きをつけてくれる機能である。
 私は野鳥の写真を撮るときには、連写モードにしていることが多い。結果として、同じポイントで被写体が角度を変えたりしている。おまかせビジュアルは、そのような写真がGoogle+ にアップされると、自動的に motion.gif を作成する。自分で、写真を選択して作成することもできる。
 次にUPしているのは、そのようにして作成された motion.gif である。

おまかせビジュアル で作成したモーション写真
堺市野々井で撮ったカシラダカ
kasiradaka.gif



 スマホで作成したおまかせビジュアルをパソコンに送信する方法は、Google ドライブや Picasaアルバムに送るなど、いろいろな方法が用意されているが、私は Gmail で送っている。添付ファイルとして送られてくるので、これをダウンロードして、適切なフォルダーに収納しておけば、このようなときにも使える。

2010年10月12日

隠居の探鳥ウォーク:堺市で撮影した秋の野鳥たち


 10月の連休ころになって秋晴れの日が増え、近場に秋を探しに出かけた。ドック入りから帰ってきた望遠レンズの ΣAPO 120-400mm を NikonD90 につけて、GPS ユニットをベストのポケットに忍ばせた。主たる目的とする被写体は野鳥である。二十四節季の寒露となっても今年は暑さが残っているが、それでも少し涼しくなって、鳥の姿がチラホラと増えてきたようである。

 仁徳御陵となりの大仙公園には家内が急遽作った弁当持ちで、ハーベストの丘の花や野菜の直売所には家内が寄せ植えの花を買うというので付き合った。このお付き合いで、今まで写真に収めることのできなかったビンズイ・ヤマガラを初めて撮ることができた。この4日間にはその他に、ホオジロ・ヒヨドリ・セグロセキレイ・キセキレイ・マガモ(エクリプス)・カルガモ・カイツブリ・カワウ・コサギ・キジバト・アオサギ・モズ・シジュウカラ を記録に残すことができた。身近なところにも、結構鳥の姿は見られるのだ。
 NikonD90 では、ISO感度自動制御の設定ができる。この機能は、木立のなかでの小さな鳥を撮影するときなどには、威力を発揮してくれる。初めて撮ったヤマガラは、ISOが最高の3200 となっていた。

 前回のエントリーで記載した方法で、Google Map に撮影場所を野鳥のアイコンでプロットしてみた。野鳥のアイコンは、【Checking Mode】さんのものや、【鳥好きの部屋】さんのものを使わせてもらった。【鳥好きの部屋】さんのものは、そのまま使うと背景が白くなるので、FireWorks を使って透明にした。透明化の方法は、Adobe FireWorks のヘルプに詳しい。記録のために、リンクしておきたい。

 下の地図の野鳥アイコンをクリックすれば写真をみることができるが、もっと詳しくは写真を【Ctrl】キーを押しながらクリックすると別ウィンドウに表示される Web Album をご覧いただきたい。
カワセミなど撮った場所を教えたくない場合は、このような表示は問題だろうと思うが、今回の表示はありふれた場所のありふれた鳥なので、問題はないだろうと考えている。むしろ、記録のためにはおもしろいのではと思っている。


より大きな地図で(Google Map で) 堺市で撮影した秋の野鳥 を表示

2010年10月11日

隠居のパソコン備忘録:Google Maps と Picasa を使って位置情報を持つ写真を掲載する

 GSPユニット:GSP-CSK1 を手に入れたのをきっかけに、Picasa で撮影場所を記録することを試みてきた。
 撮影場所をマークした写真を表示する地図をブログに掲載するには、EveryTrail というサイトの【CREATE TRIP】の機能を使った。自分の写真情報が入ったtripという地図を作成し、これをアップロードしてきた。 結果としては、コマーシャル色の強い EveryTrail のサイトに自分の地図や写真を預かってもらうことになる。

 他に方法がないかとネットでググってみると、どうやら Google Earth を経由して、Google Map でブログに掲載できるような地図を作成できることが分かった。歳をとってすぐにやり方を忘れるので、備忘録として記録しておきたい。
  1. 写真に撮影地点の情報を取り込むのは、【隠居の写真整理:Picasa でGPS ユニットを使って撮影場所を記録する】で記載している 4.までの順序どおりである。
  2. 地図に掲載したい写真を選択して、Picasa の【ツール】 ⇒【アップロード】⇒【Picasa ウエブアルバムにアップロード】と選択すると、アルバムのタイトルなどを指定する下のスクリーンショットのようなアップロード画面が現われる。例えば、この画面で、タイトルを "Morning Walk at Oct. 8, 2010" としてアップロードすると新しいウェブアルバムが作成される。これは、Picasa の画面右上にある【ウェブアルバム】タグをクリックして確認できる。(もし、アカウントのない場合は、アカウントを登録する必要がある) Picasa_webalbum_1.JPG
  3. 【ウェブアルバム】の画面で、新しく作成したアルバムをクリックすると、アルバムにアップロードした写真のサムネイルが表示される。この画面の右フレームの下の方にある、【Google Earth で表示】をクリックすると、作成された KML ファイルを保存するかどうかの下のようなポップアップが開くので、適当な名前をつけて適切なフォルダーに保存する。Picasa_webalbum_5.JPG
  4. ここで、Picasa と Picasa ウェブアルバムを閉じて、新たに【 Google マップ】を開く。左上の【マイマップ】をクリックし、【新しい地図を作成】画面を開く。新しく作る地図のタイトルを入力し、【インポート】をクリックするとインポートするファイルを指定する画面がでるので、先程保存したKML ファイルを指定してアップロードすると下のような画面になる。
    この時、Internet Explorer では、
    "Bad request"
    "Your client has issued a malformed or illegal request"
    というエラーが出て、うまくいかないことがある。
    Google のブラウザー Google Chrome では問題なくアップロードするので、こちらを選んだほうが良い。やはり、Google ソフトは Google 同士の方がうまく動くようだ。GoogleMap_3.JPG
  5. この画面では小さな写真が、その写真を撮った地点にマークになっているが、これでは分かりにくい。
    この小さな写真をいろいろなアイコンに置き換えることができる。
    基本アイコンにもいろいろと用意されているが、マイアイコンを設定することもできる。ネットでサーチするとフリーのアイコンがいろいろと提供されており、これらを追加して使用することができる。野鳥の写真には、提供されているアイコンを使ってみた。
    方法は、編集モードで、ふき出しにでている小さな写真をクリックすることで、置き換えることができる。(Google Maps ヘルプを参照)

    GoogleMap_4.JPGGoogleMap_5.JPG
  6. また、ふき出しにでてくる HTML のコードをいじることで、表示を変えることができる。
    アイコンをクリックして出てくる表示のサムネイル写真をクリックするとより大きな写真がウェブアルバムに表示される。
    作業途中でも保存しておけば、再度マイマップから該当する地図を開けば、編集を再開することができる。GoogleMap_6.JPG
  7. 形を整えた地図は、地図の上に表示される【リンク】タグをクリックするとページに貼り付けることができる HTML コードが表れる。これを地図を表示させたいページに Copy&Paste すればよい。
    実際に下に HTML を貼りつけてみた。Google Map 作成で、Polyline も描くことができるので歩いた道も表示できるだろう。また、当然ながら Google Map の機能をもっているので拡大したり、航空写真モードで見ることもできる。
    サムネイル写真のクリックで別ウィンドウに表示されるウェブアルバムで編集することもできる。
    これらの機能をうまく使えば、旅行した時の写真整理などには有効であろう。


 ただ、この地図も、Google サイトで預かってもらうことになる。自分の有料のサーバーに負担をかけなくていいが、Google が個人の作品まですべて取り込もうとしているのではないかとの疑念もないことはない。


より大きな地図で Morning Walk at Oct. 8, 2010 を表示


2009年4月25日

隠居のデジカメ写真整理:Picasa3 で2枚の写真を連結する

 前のエントリーでは、花の写真をたくさん載せた。そのうちの一枚「ミヤコワスレ二種」は、二枚の写真を連結して一枚の写真にしたものである。この写真は、Picasa3 を使って作成したので、備忘録として記録しておきたい。

 元の写真は左の2枚で、合成したものは右である。
薄い青のミヤコワスレ::クリックすると大きな写真になります濃い青のミヤコワスレ:クリックすると大きな写真になります連結写真:クリックすると大きな写真になります

 Picasa3 での連結方法は本来の使い方ではないと思うが、以下の通りである。
  1. Picasa3 を立ち上げ、同じフォルダー(ライブラリー)内の連結したい写真2枚を選択する。
  2. コラージュ画面:クリックすると大きくなります
  3. 画面下部のツール・アイコンで「コラージュ」join_3.JPGを選択する。コラージュとは、モンタージュ写真と思えばよい。
  4. 出てくる画面左の操作パネルにある「設定」タグをクリックし、写真を寄せ集める方法として、「グリッド:写真を縦横そろえて規則正しく並び替える」を選択する。
  5. 「ページ形式」セレクトメニュー
  6. 出てくる画面にある「ページ形式」セレクトボックス下のアイコンjoin_5.JPGで山のアイコンをクリックし、セレクトボックスで「5 x 8」を選択すると横に連結される。2枚の写真の間隔は、上にある「グリッド間隔」で調整できる。
    「ページ形式」をいろいろ試してみると、元の写真が横長の写真の場合、「現在の表示」「9x13」「13x18」「20x25」「A4」「正方形」「4:3」を選択すると「デザインを横方向に定める」(山アイコン)をクリックしておいても、縦方向に連結されるようである。
  7. このようにして連結した写真を保存するには、左操作パネルの下部にある「コラージュの作成」ボタンをクリックすればよい。コラージュ写真は、¥マイピクチャー¥Picasa ¥コラージュ フォルダーに .jpg ファイルとして自動的に保存される。
  8. このコラージュした写真をブログに載せる場合は、写真をエクスポートすればよい。

 連結された写真をよく見ると、元の写真の中心部をカットし連結しているようである。
 この Picasa のコラージュ機能をうまくつかえば、壁紙のコラージュ写真を作ったり、CD レーベル写真に応用したりできそうである。
 ただし、もっと高度な合成写真は、Paintshop や Fireworks などを使わねばならないだろう。

2009年2月16日

隠居のデジカメ写真整理:Picasa で取込・編集・送信する

 同窓会の写真や友人との旅行したときの写真、あるいは会食時に撮った写真を、プリントアウトするのはもちろんCD に焼いたりすることも面倒なので、Google が提供する写真管理サービスPicasa を使って Web 上にアルバムを作成し、それを見てもらうことにしている。それらの方法について同世代の老人(といっても失礼ではない歳と思うが)からよく質問されるので、自分の学習も含めて Picasa の操作方法をあまりパソコンが得意ではない同世代の人向けに整理してみたいと思う。

 最近は写真を撮るのはデジカメだから、整理は楽になっている。だが、ほとんどの人は購入したデジカメに付属してついてくる、そのメーカ固有のソフトを使って写真を整理しておられるようだ。

 たとえば、私のパソコンにも Canon ではZoomBrowser EX, Panasonic では Lumix Simple Viewer, Nikon では PictureProject といったソフトが入っている。ほとんどのソフトは、該当するメーカーのデジカメを USB 接続すれば自動的に立ち上がるようになっている。
これが便利なようでたちが悪い。カメラを変える毎に該当するソフトが立ち上がり勝手に保存するフォルダーを作成したりするので、その操作方法を覚えなければならない。歳とった頭ではいささか面倒くさい。

 そこで私はデジカメの写真の取り込みや整理・発信などは、Google がフリーで提供してくれている Picasa に特殊な場合を除いて統一している。Picasa は写真修整のできるフォトレタッチ機能も持っているので、写真管理のほとんどは Picasa ですんでしまう。Picasa の現在のバージョンは、Picasa 3 となっている。

 まずはじめに、Picasa を使った写真の取り込み・整理・編集から、記しておきたい。
 説明のスクリーンショットは、クリックすると大きく表示されます。screenshot_2screenshot_1
  1. Google のホームページ の下の方にあるサービス一覧にある写真管理ではなく、 サービス一覧>> をクリックすると表示される詳細の右列下方に、picasa があるのでこれをクリックすると Picasa3 ダウンロードボタンを表示する画面が出てくる。
    ダウンロードボタンクリックすると自動的にダウンロードが始まる。ただし、IntertExplorer の場合、セキュリティのため一時的にブロックする表示が出るが、ダウンロードを許可すると screenshot_1 のような画面がでてくるので、「実行」ボタンをクリックするとセキュリティ上の注意メッセージがでるが、これを「OK」とすると、ダウンロードが始まり、ライセンス契約書に同意を求めてくる。これに同意すると Picasa を保存するフォルダーを指定する画面がでるので、私の場合、"Program Files" フォルダーではなく、写真用のフォルダーの下にサブフォルダーを作って、そこに保存した。(screenshot_2)
    好みの問題であるが、"Program Files" フォルダーには知らない間にどんどんソフト・サブフォルダーができてしまい、あとで見つけるのに苦労することがあるからだ。
    私は、外付けのHDD も取り入れて写真を中心としたドライブ(D:)、音楽ファイルを中心としたドライブ(E:)というようにドライブを区分している。
  2. screenshot_3
  3. この画面の「インストール」ボタンをクリックするとインストールが始まり、セットアップが終わると screenshot_3 のような完了画面が出てくる。
    ここでは、デスクトップ画面にショートカットができているかどうかを確認するために、「Picasa を実行」のチェックをはずしているが、もちろんチェックをつけておいても問題はない。
    デスクトップ画面には、Picasa のアイコンができているはずである。
  4. screenshot_4
  5. このアイコンをクリックすると、screenshot_4 のようにパソコンに持っている写真(画像)のスキャンを問いかける画面が出てくる。
    マイピクチャーにしか写真を保存していない場合は下のボタンのチェックでよいが、いろいろなデスク(USB接続しているものも)のフォルダーに写真を保存している場合、上のボタンをチェックして「続行」ボタンをクリックする。


  6. このスキャンというのは、パソコンのどのデスクに・どのようなフォルダーに・どのような画像ファイルがあるかを探して、データーベースを作っている作業と考えれば理解しやすい。
    私の場合、音楽ファイルのデータベースは WindoesMediaPlayer であり、写真(画像)ファイルは Picasa ということになる。
    スキャンが完了するには、パソコンのスペックも影響すると思うが、写真の枚数が多いとかなりの時間がかかる。スキャンの途中で、「フォトビューアの設定」という画面が出てくると思うが、設定をしておけばエクスプローラなどで写真を表示するときに、私のブログで写真を表示するときに使っている lightbox のような表示(画像の背面が黒くフェードアウトする)がされる。ファイル形式の指定はデフォールトのままでいいであろう。
  7. screenshot_5
  8. スキャンが完了すると screenshot_5 のように、デフォールトでは撮影(作成)日付降順にフォルダーが表示される。写真ファイルが持っている日付データを読んでいるようだ。
    この表示をお馴染みのフォルダー構造に変えるには、画面上部にあるツールアイコンの左から4つめ「フォルダーのツリー階層が表示されるように表示を設定」をクリックするとが出てくる。
    一度スキャンを完了しておけば、あとは写真(画像)を追加するたびに、データベースに追加される。
  9. screenshot_6
  10. デジカメからの取り込みは、デジカメをパソコンにUSB接続(カードリーダーからのとりこみでも同じ)する。接続して電源をONにすると大抵の場合そのカメラに付属していたソフトが立ち上がるが、これをすべて終了させ、Picasa を立ち上げる。
    画面の左上のツール・アイコンの「インポート」→「デバイスの選択」でリムーバブル・ドライブをクリックするとデジカメにつながり、デジカメに保存されている写真のサムネイルが表示される。(screenshot_6)
  11. screenshot_7
  12. 取り込む写真を選択して(連続して選択する場合は Shift キーを、とびとびで選択する場合は Ctrl キーを押しながら)、その画面の左下にある「選択したアイテムをインポート」ボタンをクリックすると screenshot_7 のようにインポート先(保存先)を聞いてくる画面がでるので、「参照」ボタンをクリックして保存先メイン・フォルダーを選ぶ。一番上の入力欄「これらの写真のフォルダー名を入力してください。」に、新しいフォルダー名(私の場合、090215 というような日付にしている)を入力するとサブホルダーとなり、下の「写真の保存場所」に、フルパスが表示される。
    「終了」ボタンをクリックするとインポートがはじまり、保存されたフォルダーは左のフォルダーツリーの一番上部に表示される。
  13. screenshot_8
  14. 取り込んだ写真を編集(広い意味のレタッチ)するには、サムネイルで表示されている写真をダブルクリックすると screenshot_8 のように、左に編集する項目が表示されるので、編集したい項目を選択する。


    screenshot_10screenshot_9例えば、写真の切り抜きをするときには、
    1. 切り抜きボタンをクリックする。
    2. 切り抜きしたい部分の左上のポイントをクリックして、そのまま右下にドラッグして大きさを決める。
      このとき切り取ったあとの写真の縦横比を下の選択ボックスにある 10X15 しておけば、イチデジで撮った写真の縦横比となる。
    3. screenshot_10 は切り抜きをした後の写真である。このようにすれば、大きいサイズで写真を撮りトリミングすれば拡大した写真にすることもできるようである。

    写真にテキストを表示する場合には、screenshot_12 screenshot_11
    1. screenshot_8 の画面で「テキスト」ボタンをクリックする。
    2. すると右の screenshot_11 のような画面になるので、テキストのフォントや大きさ、色などを指定して、画面上のテキストを表示したい位置にカーソルを置き、文字を入力する。日本語の場合、画面の左下ボックスに文字変換が表示される。
    3. テキストの位置などはあとで修正できるのでいろいろと試してみるとおもしろい。

    I'm Feeling Lucky ボタンをクリックするとコントラストや明るさを自動調整してくれるので便利である。
    その他にもいろいろな修正ができるので、いろいろと試してみればいいと思う。

  15. 次に、画像のサイズを小さくする方法について記しておきたい。
    ほとんどの方は、デジカメで写真を撮るときのサイズはかなり大きく設定されている。私の場合、イチデジでは 3008X2000 ピクセル(約2.7MB )で撮っている。このくらいの大きさで撮っていると先に紹介した写真の切り抜き(サイズが小さくなる)に耐えられる。
    ただ、写真をそのままメールで送ると一度に送れるメールの容量が制限されている(Gmail の場合20MB )ので、サイズを小さくしておきたい。
    ブログに載せる写真などは、幅700 ? 800 ピクセルでいいと思う。これだと写真にもよるが、200 KB 程度になると思う。
  16.  screenshot_13
    1. 私は、ブログに載せるために Picasa で写真のサイズを圧縮するときは、サムネイル表示画面の下にあるツール・アイコンで「エクスポート」を選んでいる。
    2. ブログに載せる写真をクリックして「エクスポート」アイコンをクリックすると、右の screenshot_13 ような画面が出てくるので、保存するフォルダーを指定して、「画像のサイズオプション」で「サイズの変更」を選択し、私の場合 800 ピクセルを指定している。この数字は、画像の横幅を指定しているので、縦長の写真では 600 ピクセルにする。
    3. 画質は元の画質を保存する「自動」で「OK」を押すと、新しいフォルダーに 800X600 ピクセルにリサイズした写真が保存される。エクスポートは、複数枚の写真でも一度に保存できる。
      リサイズした写真は元に戻せないので、オリジナルとは異なるフォルダーに保存するのがよいだろう。
    4. (追記:2009/2/19)新しく作成したフォルダーにあるファイル名は、Renamin というソフトを使えば、一括してファイル名を変更できる。

  17.  このように保存した写真を送信するときは、サムネイル画面で送信する写真を選択し(複数OKである)、サムネイル表示画面の下にあるツール・アイコンで「メール」を選べばよい。screenshot_14
    1. 「メール」アイコンをクリックすると、右のようなポップアップ画面( screenshot_14 )が出てくる。
      Google のアカウントがない方は、「アカウント作成」をクリックして作っておけば、Google が提供する他のサービス(Web Album や自分向けのポータル画面を作る iGoogle など)を利用するにも便利である。
    2. 私は、最近は専ら Gmail を使っているので Gmail をクリックすると Gmail のアカウントを入力する画面が出てくるので、これを入力し Gmail にログインする。2回目からは省略できるようだ。
    3. screenshot_15
    4. ログインするとようやく写真を貼付してメールを送信するフォームが出てくる。
      普通のメールと同じように、複数の宛先を指定できるし、表題も変えられる。
      送信文も変更挿入できるし、送付する写真のファイル名が出ているので、その横に説明を挿入すればより親切である。
    5. ただ、ひとつ落とし穴がある。「ツール」→「オプション」→「メールアドレス」→「出力オプション」で、「元のサイズ」を事前に選択しておかないと、初期設定では 460x380 ピクセルぐらいになっているので、折角リサイズしておいても、460x380 ピクセルで送信されるので気をつけたい。
      元の大きなファイルからリサイズせずにメールをするときは、上の「出力オプション」で、たとえば 800 ピクセルを事前に選択しておくと、送信するファイル(写真)はリサイズして送信される。
    6. なお、?で記したメールプログラムの設定もこのポップアップ画面で設定できる。
    7.  

  18. その他にも、Picasa には数多くの機能がある。
    このうち、写真を仲間内で共有する方法(ウェブアルバム)については、別の機会に記録しておきたいとおもう。


 この記録をまとめることで、今まで知らなかった Picasa の新しい機能を発見したり、進化していることを学習した。
ブログを書くことは、よい学習の機会である。