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2014年10月12日

舞岡公園では珍しい蝶 9月29日


 そろそろ秋の蝶も多くなってきたのではないかと、久しぶりに舞岡公園へ出かけた。この日はさわやかな快晴だった。

  駐車場から公園へ向かう橋からは、ウラギンシジミたちがテリトリー争いをしていた。橋のほうへ張り出した木の枝に止まって、他のウラギンシジミが飛んでくると、スクランブルをかける。4?5頭の♂が飛び交っていた。

  公園の中に入る。あまりチョうの数は多くない。谷戸へ下りるとヒヨドリバナが咲いていて、何かヒョウモンが飛んでいる。ツマグロヒョウモンではないようだ。オオウラギンスジヒョウモン♀がいた。ミドリヒョウモンもいる。オオウラギンスジヒョウモンを舞岡公園で見るのは初めてだ。ミドリヒョウモンは2005年に古民家で見たが、それ以来見ていない。先日、保土ヶ谷公園でもミドリヒョウモンを見ている。この両種はどちらかというと山地にいる蝶なのだが、今秋はどうしたのだろうか? n-shuhei さんも、大阪の泉北ニュータウンや、府立花の文化園で撮られているし、インターネットで見る他の蝶関連のブログ等でも、平地で撮ったミドリヒョウモンが紹介されている。

 ナガサキアゲハの♀が悠々と飛んでいる。仰ぎ見ると後翅の白斑がきれいだ。♂も飛んでいる。しかも破損のないきれいな個体だ。しかし、この日、撮影することはできなかった。舞岡公園には以外と花が少ない。

ウラギンシジミ♂;クリックすると大きな写真になります。 1.ウラギンシジミ♂
駐車場から公園に入る橋のそばで、何頭ものウラギンシジミがテリトリー争いをしていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/480秒 155mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
ヤマトシジミの求愛;クリックすると大きな写真になります。 2.ヤマトシジミの求愛
道端のレンゲソウの花で吸蜜する♀に、♂が求愛している。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
遊歩道のヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になります。 3.遊歩道のヒカゲチョウ
公園の遊歩道を歩きはじめる。いつもヒカゲチョウがいるところで、この日も飛んでいた。路上に止まるところを広角側ロー・アングルで数カット撮ったが、私が撮っている間、自転車の人、散歩中の人がじっと待っていてくれた。「ありがとうございます」と礼を言ったら「何を撮っていたのですか?」と聞かれた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/980秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
アゲハチョウ産卵;クリックすると大きな写真になります。 4.アゲハチョウ産卵
カラタチの葉にアゲハチョウが産卵していた。尾状突起のあたりが大きく破損していたので、トリミングしてかくした。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
チモンジセセリとアザミ;クリックすると大きな写真になります。 5.イチモンジセセリとアザミ
谷戸のあぜ道に咲くアザミの花にはイチモンジセセリが多くいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/850秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
イチモンジセセリとヒヨドリバナ;クリックすると大きな写真になります。 6.イチモンジセセリとヒヨドリバナ
ヒヨドリバナにもイチモンジセセリが多い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO500 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン♀ -1;クリックすると大きな写真になります。 7.オオウラギンスジヒョウモン♀ -1
谷戸のあぜ道を歩いていると、ヒョウモンが飛んでいる。ツマグロヒョウモンとは違う。オオウラギンスジヒョウモンの♀だった。舞岡公園では初めて見る。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/2000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモンが止まった案山子;クリックすると大きな写真になります。 8.オオウラギンスジヒョウモンが止まった案山子
公園の谷戸では、案山子コンクールが行われていた。クマもん、フナッシー、ドラえもんなどの案山子が並んでいた。これは「ぬか床べに子」という作品。これにオオウラギンスジヒョウモン♀が止まった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモンとヒヨドリバナ;クリックすると大きな写真になります。 9.オオウラギンスジヒョウモンとヒヨドリバナ
オオウラギンスジヒョウモンと分かりやすいように裏面を撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3。6 1/950秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
赤米;クリックすると大きな写真になります。 10.赤米
実り始めた稲穂がこうべを垂れる田んぼの一角に、黒紫色の穂を見つけた。撮った写真を古谷戸の事務所の方に見てもらい、「これは何でしょう?」と尋ねてみたところ、赤米ということだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 62mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 11.オオウラギンスジヒョウモン
この日、多くのオオウラギンスジヒョウモンが飛んでいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン♀ -2;クリックすると大きな写真になります。 12.オオウラギンスジヒョウモン♀ -2
オオウラギンスジヒョウモンの♀とミドリヒョウモンの♀は表側だけを見ると判定が難しい。翅表の暗化傾向を見るとミドリヒョウモン♀のようにも見えるが、かすかに見える後翅裏面から、やはりオオウラギンスジヒョウモン♀のようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1600秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
コスモス;クリックすると大きな写真になります。 13.コスモス
夏にヒマワリが咲いていた畑ではコスモスが咲いていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5。6 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ♀;クリックすると大きな写真になります。 14.アカボシゴマダラ♀
アカボシゴマダラも多く見られるようになってきた。瓜久保の休憩所の傍で撮った。前翅の形から観て♀のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5。6 1/240秒 138mm ISO100 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ♂;クリックすると大きな写真になります。 15.アカボシゴマダラ♂
水車小屋まで戻ってくると、また、アカボシゴマダラが飛んできて、今度は目の前の葉に止まってくれた。今度は♂だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ開翅 -1;クリックすると大きな写真になります。 16.アカボシゴマダラ開翅 -1
前の写真と同じ個体である。開翅してくれた。すっかり日本の蝶になっている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ サイドビュー;クリックすると大きな写真になります。 17.アカボシゴマダラ サイドビュー
回り込んで、開翅しているアカボシゴマダラの横向きになったところを撮る。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 116mm ISO280 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ開翅 -2;クリックすると大きな写真になります。 18.アカボシゴマダラ開翅 -2
HS50の広角側で、水車小屋を背景にして撮った。後翅の赤いドットがきれいだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン♀ -3;クリックすると大きな写真になります。 19.オオウラギンスジヒョウモン♀ -3
またヒヨドリバナにオオウラギンスジヒョウモン♀が来ていた。この日は何頭ものこの蝶を見た。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/80秒 99mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカタテハとヒヨドリバナ;クリックすると大きな写真になります。 20.アカタテハとヒヨドリバナ
この季節になるとアカタテハやヒメアカタテハが多くなる。しかし、今年はヒメアカタテハはほとんど見ない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/170秒 99mm ISO800 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモンの求愛;クリックすると大きな写真になります。 21.ミドリヒョウモンの求愛
ミドリヒョウモンの♂が、♀の後を追い、路上に止まった♀に求愛を続けている。♂のほうは間違いなくミドリヒョウモンだが、さて、♀のほうはひょっとしてオオウラギンスジヒョウモンかもしれない。翅表の暗化の状態や、若干前翅が細長く感じるので、これはやはりミドリヒョウモンの♀だろうか。第一、♂が他種のメスをここまで追いかけるだろうか。しかし、この2頭はとうとう交尾に至らず、♂は飛び去ってしまった。オオウラギンスジヒョウモンの♀かも知れないという疑念を拭いきれない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 112mm ISO360 ) 露出補正 なし
初めて見るエゾビタキ;クリックすると大きな写真になります。 22.初めて見るエゾビタキ
いつもはあまり通らない「おおなばの丘」を周ってみた。数人の野鳥撮影の方がいらっしゃる。邪魔にならないように通り過ぎたが、スズメほどの大きさの鳥が前方の木の高い枝に止まった。HA50の1000mm換算(185mm)で撮る。だが名前がわからないので、n-shuheiさんに尋ねてみたところ、、コサメビタキではないかと教えていただいた。さっそくインターネットで検索してみると、熊本の大学生の方の「里山人雑記」というブログサイトに「識別ポイント エゾビタキ、サメビタキ、コサメビタキ」というのがあった。それでみると、エゾビタキに似ているように見える。n-shuheiさんのアドバイスで「野鳥鑑定掲示板」に投稿したところ、向井さんという方からエゾビタキだろうと教えていただいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/280秒 144mm ISO400 ) 露出補正 なし


2013年10月24日

能登半島ドライブ旅行(1) 10月10日


 まだ、日本列島が猛暑に襲われていたころ、いつもご一緒する友人ご夫妻から「能登半島をドライブしよう」とお誘いをいただいた。日程は10月10日から12日と決まり、宿の手配もしていただいた。
  台風24号が心配だったが、運よく前日までに抜けてくれ、出発の10月10日は快晴に恵まれた。初日の行程は、まず、横浜から東名・新東名で豊田から東海環状道に入り、美濃関JCTから東海北陸道を五箇山まで行く。五箇山で世界遺産の「菅沼合掌造り集落」を散策し、再び、東海北陸道を走り、小矢部砺波JCTから北陸自動車道を金沢森本まで行く。
  そこから、のと里山道路をこの日泊まる「休暇村能登千里浜」を通り越して巌門まで行った。巌門で20分間、遊覧船に乗って、「休暇村能登千里浜」まで戻ったときは、日没のころだった。
  今回、持って行ったカメラは、NIKKOR 18-200mmを付たNikon D5000 と、コンパクトカメラはIXY30Sだ。100mmマクロと、HS50EXRがあればと思ったこともあった。

1.富士川S.A.から見えた富士山
台風一過の快晴、東名高速からは富士山がきれいに見えていた。御殿場JCTから新東名に入る予定だったが、おしゃべりをしていて入りそこなった。朝7時30分、東名の富士川S.A.で朝食にする。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/1000秒 8.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
富士川S.A.から見えた富士山;クリックすると大きな写真になります。
2.五箇山 世界遺産菅沼合掌造り集落
その後2回ほど休憩をとって、12時45分、最初の目的地である五箇山の 世界遺産菅沼合掌造り集落に着いた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/640秒 95mm ISO400 ) 露出補正 なし
五箇山 世界遺産菅沼合掌造り集落
3.合掌造り集落を俯瞰
駐車場の先から、下へ降りる道があり、その途中で合焦造り集落を俯瞰できる。かって訪れた白川郷に比べると、その規模は小さく、現在9戸の合掌造り家屋が残っている。。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/250秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
合掌造り集落を俯瞰;クリックすると大きな写真になります。
4.合掌造りの妻側
妻側の障子の桟が美しい。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/250秒 170mm ISO560 ) 露出補正 なし
合掌造りの妻側;クリックすると大きな写真になります。
5.キバナコスモス
集落の中を歩く。秋の花、キバナコスモスが咲いていた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/250秒 170mm ISO560 ) 露出補正 なし
キバナコスモス;クリックすると大きな写真になります。
6.神明社
集落の奥の方に、神明社という社があった。どうも神社仏閣を見つけるとカメラを向けたくなる。菅原部落の神明社は、古くは現在地より南東にあったそうだ。昭和12年に国道脇に移され、さらに昭和45年の国道拡幅工事により現在地に移されているとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/250秒 36mm ISO400 ) 露出補正 なし
神明社;クリックすると大きな写真になります。
7.コスモスと合掌造り
コスモスが植えられていた。秋の菅沼合掌造り集落を演出する。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9.0 1/320秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
コスモスと合掌造り;クリックすると大きな写真になります。
8.コスモスと合掌造り IXYで撮る
コスモスに近寄って撮ったが、焦点距離が短いので背景のボケが少なく、状況が分かる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/320秒 11.2mm ISO125 ) 露出補正 なし
コスモスと合掌造り IXYで撮る;クリックすると大きな写真になります。
9.オオウラギンスジヒョウモン フジバカマに集う蝶たち
7.の写真の右隅に見える合掌造りでない建物は、「掌(てのひら)」という喫茶店だ。その喫茶店の手前に、フジバカマが咲いていた。そのフジバカマに、蝶が集う。これはオオウラギンスジヒョウモン♀。ほかに、アカタテハ、キタテハ、そしてアサギマダラが。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 150mm ISO400 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン フジバカマに集う蝶たち;クリックすると大きな写真になります。
10.アサギマダラが好むフジバカマ
フジバカマも秋の花。この時期、各地に咲くフジバカマにもアサギマダラが集まるという。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 150mm ISO400 ) 露出補正 なし
アサギマダラが好むフジバカマ;クリックすると大きな写真になります。
11.アサギマダラ開翅
アサギマダラは特にフジバカマの花が好きなようだ。夢中になって吸蜜し、時折翅を開く。ここに3頭のアサギマダラがいた。マクロか、HS50EXRがあればと思ったし、時間があればもっと撮っていたかった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 170mm ISO400 ) 露出補正 なし
アサギマダラ開翅;クリックすると大きな写真になります。
12.かっぱ
「ぱっか」ってなんだろうと思ったら、「かっぱ」というみやげ物屋さんだった。立派な合掌造りだ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/400秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
131022_012.jpg
13.ウラナミシジミ
秋になると多くなるウラナミシジミが駐車場わきの花壇に咲くイモカタバミの花で吸蜜していた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラナミシジミ;クリックすると大きな写真になります。
14.ウラナミシジミ IXYで撮る
土手や田の畦に咲いている、古来から日本にあるカタバミは黄色だが、このイモカタバミはピンクだ。ウラナミシジミは忙しくその花から花を飛び回り吸蜜する。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/400秒 4.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
ウラナミシジミ IXYで撮る;クリックすると大きな写真になります。
15.巌門遊覧船
合掌造り集落のベンチで、富士川S.A.で買ってきた「すき焼き弁当」を食べ、いよいよ、能登半島へ向かった。能登金剛と呼ばれるところにある巌門を観ようと思う。時刻は午後4時。海の方へ下りていくと、本日最終便といって遊覧船の呼び込みが・・・。20分一人1,000円、乗ることにした。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
巌門遊覧船;クリックすると大きな写真になります。
16.遊覧船からの眺め -1 碁盤島
左側の島を碁盤島という。小さな島の中央には湧水が出ており、中に碁盤形の岩塊が沈んでいるという。その昔、義経と弁慶がここで囲碁を楽しんだと伝わることから、碁盤島と呼ばれているそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 38mm ISO400 ) 露出補正 なし
遊覧船からの眺め -1 碁盤島;クリックすると大きな写真になります。
17.遊覧船からの眺め -2 釣り人
岩場に釣り人がいた。何か掛かったのだろうか、竿を持つ手に力が入っている。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 170mm ISO400 ) 露出補正 なし
遊覧船からの眺め -2 釣り人;クリックすると大きな写真になります。
18.遊覧船からの眺め -3 旧福浦灯台
福浦港の集落が見えるが、右側に日本最古の木造灯台と言われる、白い旧福浦灯台が見えた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
遊覧船からの眺め -3 旧福浦灯台;クリックすると大きな写真になります。
19.遊覧船からの眺め -4 巌門
これが巌門だ。 波食によって形成された天然の洞門だそうで、幅6m、高さ15m、奥行き60m にも及ぶという。奥の大洞窟は義経主従が隠れ場所にしたといわれている。遊覧船は巌門の水深が許す途中まで入った。船長がいうには、明日は低気圧が来るので海は荒れ、遊覧船は出せないとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
遊覧船からの眺め -4 巌門;クリックすると大きな写真になります。
20.巌門から日本海を眺める
遊覧船を降りると、巌門の裏側へ降りる道があった。反対側から見る巌門の向こうには日本海が見える。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 135mm ISO400 ) 露出補正 なし
巌門から日本海を眺める;クリックすると大きな写真になります。
21.日本海に沈む夕日・・・残念
今宵の宿である「休暇村能登千里浜」へは、少し戻るようになる。ホテルについて、荷物を置くや否や、海岸へ行ってみた。残念ながら夕日は雲に隠れ見ることはできなかった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/400秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
日本海に沈む夕日・・・残念;クリックすると大きな写真になります。


2013年10月 5日

曼珠沙華の巾着田 9月27日 その2


 時刻は10時30分。だんだんと人が多くなってきた。わたくしたちは、西武池袋線の高麗駅から歩いて来たが、JRの八高線、川越線の高麗川駅から来る人も多い。バスが出ている。
 いったん巾着田曼珠沙華公園から出て、巾着田の中ほどを歩いてみた。コスモス畑があったが、これから最盛期を迎えるのだろう。巾着田の真ん中を歩いて、高麗川が「きんちゃく」状に迂回して、先ほどの県道川越・日高線に掛かるもう一つの橋である天神橋の方へ向かう。再び、先ほどとは別の巾着田曼珠沙華公園への入り口があり、前の入場券を提示して、遅咲きの曼珠沙華の群生地がある一帯に入った。「あいあい橋」という高麗川に掛かる橋の上から、曼珠沙華の群生を眺めた。

  巾着田曼珠沙華公園の散策を終え、高麗神社へ行ってみようと思い、県道川越・日高線を先ほど渡ってきた、鹿台橋の方へ歩く。
  小腹がすいたので、通りすがりにあった手打ち蕎麦屋「玄蔵」に入った。乾いた喉に良く冷えたビールが浸みる。
 高麗神社までは遠かった。片道30分以上はかかった。
 昔、この地に高麗郡という郡がおかれていた。紀元前37年頃から668年まで、中国北東部から、朝鮮半島にかけて高句麗という国が栄え、長い期間をかけて多くの高句麗人が日本に渡ってきて、渡来人として暮らすようになった。716年大和朝廷は、律令制のもと、関東一円に住んでいた高麗人を集め、武蔵の国に高麗郡が設置された。高麗郡は1200年近く続いたが明治29年(1896年)、入間郡に編入され、その名を消した。この地には多くの高麗人の文化が残っているという。

12.曼珠沙華は最盛期
どうやら、幸運にも、曼珠沙華の開花最盛期に当たったようだ。赤い絨毯がびっしりと広がる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/350秒 11.5mm〈Equiv.135?63mm〉 ISO200 ) 露出補正 -1.0段
曼珠沙華は最盛期;クリックすると大きな写真になります。
13.黒いイトトンボ
ハグロトンボと思う。♂は胴体の色が光沢のある青緑色だが、雌は黒褐色だというので、これは♀だろう。赤とのコントラストが強烈だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/750秒 160.5mm〈Equiv.135?875mm〉 ISO100 ) 露出補正 -1.0段
黒いイトトンボ;クリックすると大きな写真になります。
14.曼珠沙華 木々の緑を背景に
群落の向こうの木々の緑を背景に、びっしりと咲く曼珠沙華の赤が映える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/400秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
曼珠沙華 木々の緑を背景に;クリックすると大きな写真になります。
15.白花曼珠沙華
ここにも白い曼珠沙華が咲いていた。写真を撮る人が多い。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/278秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
白花曼珠沙華;クリックすると大きな写真になります。
16.コスモス畑
少し戻って、いったん、曼珠沙華公園を出て、桜堤の先にある観光バスの駐車場を横切り、巾着田の中ほどへ下りる。そこにコスモス畑があった。春は菜の花が咲くという。コスモスの花はまだそれほど多くはなかったが、曼珠沙華のシーズンが終わるころには、畑がコスモスの花で埋まるのだろう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/750秒 7.9mm〈Equiv.135?43mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
コスモス畑;クリックすると大きな写真になります。
17.アマクリナム
淡いピンク色が美しいこの花はヒガンバナ科のアマクリナムというらしい。アメリカで作られたアマリリスとハマユウの交配種だそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 7.9mm〈Equiv.135?43mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
アマクリナム;クリックすると大きな写真になります。
18.遅咲き群生地
巾着田を横切って、東側に出ると再び曼珠沙華公園のゲートがあり、今朝、最初の入り口で購入したチケットを見せて、中に入った。遅咲き群生地と案内されているが、ここでも見事に開花していた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/526秒 9.7mm〈Equiv.135?53mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
遅咲き群生地;クリックすると大きな写真になります。
19.あいあい橋
遅咲き群生地の終わりに、高麗川にあいあい橋がかけられている。おそらく、観光目的で造られたのだろう。ユニークな形をしている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/640秒 9.7mm〈Equiv.135?53mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
あいあい橋;クリックすると大きな写真になります。
20.案内板
公園内のところどころに、現在地を示す、写真のような札が立てられていた。とてもわかりやすい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/923秒 6.8mm〈Equiv.135?37mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
案内板;クリックすると大きな写真になります。
21.あいあい橋を渡る
そろそろ巾着田曼珠沙華公園を出ようと、あいあい橋がかけられている道に上がり、高麗川を渡った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/750秒 11.1mm〈Equiv.135?60mm〉 ISO200 ) 露出補正 -1.3段
あいあい橋を渡る;クリックすると大きな写真になります。
22.あいあい橋の上から
あいあい橋の上から、遅咲き群生地を眺める。この左側を高麗川の清流が流れる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/400秒 25.0mm〈Equiv.135?136mm〉 ISO200 ) 露出補正 -1.0段
あいあい橋の上から;クリックすると大きな写真になります。
23.手打ち蕎麦
巾着田曼珠沙華公園を切り上げて、高麗神社へ行ってみようと、県道川越・日高線を鹿台橋の方へ歩き始める。時刻は11時半を回り、小腹がすいてきた。右側に手打ち蕎麦「玄蔵」という店があった。何とか座れるところがある。しかし、おかみさんから、「30分くらい時間をいただきますがよろしいですか」と声がかかる。歩き疲れたし、ビールを飲みながら待つのも良しとして、「もり」を注文した。細い蕎麦がうまかった。食べ終えて、店を出たのは12時10分ごろだったが、「売切終了」の札がかかっていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/800秒 7.9mm〈Equiv.135?43mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
手打ち蕎麦;クリックすると大きな写真になります。
24.高麗神社
高麗神社までは遠かった。途中聖天院を歩いたりしたが、たっぷり40分はかかっている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/949秒 6.2mm〈Equiv.135?34mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
高麗神社;クリックすると大きな写真になります。
25.高麗神社本殿
高麗神社は高句麗の王族・高麗王若光(こまのこきしじゃっこう)を祀る神社だ。若光は高麗軍の郡司に任命され、武蔵野の開発に尽くし、この地で没したという。以来、現在に至るまで若光の直系の子孫が神主を務めているそうだ。平成28年(2016年)には、武蔵野国に高麗郡が置かれてから1300年を迎える。「高麗郡建郡1300年記念事業」が推進されている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 90mm ISO1400 ) 露出補正 なし
高麗神社本殿;クリックすると大きな写真になります。
26.ザクロ
参拝を終え、もと来た道を高麗駅へ戻る。高麗神社から県道川越・日高線への道は、カワセミ街道と名付けられた、車の往来こそ多いが、のんびりとした道だった。農家の庭にザクロが生っていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ザクロ;クリックすると大きな写真になります。
27.ひまわり
遅咲きのひまわりが咲いていた。ひと口にひまわりといってもいろいろな種類があるようだ。午後2時少し過ぎに、西武鉄道の高麗駅に戻った。各駅停車で飯能へ、飯能から準急で小手指まで行って、副都心線・東横線直通の快速急行・急行・特急で横浜へ。思ったより早く着いた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro 絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
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