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2016年11月14日

暖かい秋の日 舞岡公園 10月20日

前日に続き、この日も天気が良い。気温も上がるという。しかし、そろそろ蝶のシーズンも終わりに近づいてきた。
 舞岡公園にもコセンダングサが咲いているところがある。そのコセンダングサにはいろいろな蝶がきていた。嬉しかったのは、今年は舞岡公園で見ることがなかったヒメアカタテハもこのコセンダングサで吸蜜していたことだった。ウラナミシジミやヤマトシジミ、チャバネセセリなどもきている。石垣島ではセンダングサに蝶が集まるが、コセンダングサも蝶が好きな花に違いない。
  9月28日に来たときに、ジャコウアゲハの幼虫がいっぱいついていたウマノスズクサのところへ行ってみたが、幼虫たちの姿はなくなっていた。あれだけいた幼虫達はどうなってしまったのだろうか?周囲を探してみたが蛹も見られないし、成虫も飛んでいない。
  10月に入って、クロコノマチョウも発生しているようだったが、この日は会えなかった。
 この日は10月後半とは思えぬ暑い日となった。年内、舞岡公園で蝶の写真を撮るのも今日が最後かもしれない。

;クリックすると大きな写真になります。 1.脱穀
古民家の広場では、ボランティアのかたの指導で、子供たちが収穫を終えた稲の脱穀をしていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.2 1/500秒 30mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.ユズの実
古民家の庭の片隅にユズの木が植わっていて、立派な実をつけていた。その実は思ったより大きい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.8 1/500秒 6mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ツマグロヒョウモン♀ -1
ツマグロヒョウモンは♀を見る機会が多くなった。この花はキク科の花であるがユウガギクであろうか。よく似た花が多い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ツマグロヒョウモン -2
前の写真と同じ個体。P610の広角側で撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/200秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ウラナミシジミ -1
コセンダングサの咲いているところに数頭のウラナミシジミが飛び交っていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.ヤマトシジミ♀ -1
ヤマトシジミもコセンダングサに来ていた。新鮮な♀だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ヤマトシジミ♀ -2
コセンダングサはこんな環境に咲いている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/1000秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ヤマトシジミ♀ -3
同じ個体である。夢中で吸蜜していた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.チャバネセセリ
イチモンジセセリかと思ったら、チャバネセセリだった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/800秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ウラナミシジミ -2 開翅
開翅して撮らせてくれた。小さい蝶だから、接近してとる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.ウラナミシジミ -3
Nikon COOLPIX P610では、最も広角にして撮ると35mm版換算で24mmになる。その広角側で撮ろうと思うと、シジミチョウは小さいので思い切って接近しなくてはならない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/800秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.キタテハ 秋型
このコセンダングサの咲くところへはまた後で戻ってくるとして、少し先に進んだ。コスモスの咲くところで、秋型のキタテハがいた。深い褐色が渋い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.ヒメアカタテハ♂ -1
また、コセンダングサが咲くところへ戻ってきた。おや!ヒメアカタテハがいた。ここ近年、舞岡公園では秋になってもなかなかヒメアカタテハを見ることがないので、うれしかった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.ヒメアカタテハ♂ -2
コセンダングサの小さな花から花へ移りながら、吸蜜している。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.ヒメアカタテハ♂ -3
すべて同じ個体である。このコセンダングサから離れない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/800秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.ヒメアカタテハ♂ -4
さらに近づいて撮った。どこにも傷がない美麗な翅だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/800秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 ?17.ヒメアカタテハ♂ -5
裏面も撮っておいた。前翅裏面の茜色はツマグロヒョウモンのそれに似ている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.ウラギンシジミ♂
この日は暖かい日だったので、ウラギンシジミの開翅シーンも撮れると思っていたが、チャンスがなかった。最後に道に止まったウラギンシジミの開翅を待ったが、叶わなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/1000秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段??


2016年10月25日

午前の保土ヶ谷公園 10月6日

10月2日?4日は、学生時代に同じ部で過ごした私の同期の主人と1年後輩の奥さんで営む八ヶ岳南麓は原村の飯塚ペンション に、私たちの同期とその前後に卒業した仲間が集まった。この会は私が幹事で、毎年1回、もう20年以上続けている。ゴルフの会なのだが、ゴルフをしない人も、2日目のゴルフ終了後の懇親会に駆けつけ、総勢16名が集まった。
 3日は1日中雨が降る中、小淵沢カントリークラブでゴルフだったが、翌日は、すっかり晴れ、さわやかな秋空が広がった。前日の雨中のゴルフが恨めしい。帰路はまだ雪をかぶっていない富士山を正面に眺めながら、中央道を走った。

  横浜に戻ってきて、5日、6日と良い天気だった。5日はとても暑かったので家でのんびりし、6日に午前中2時間ばかり、保土ヶ谷公園へ出かけた。
 目的はツマグロヒョウモンの♀を撮ることだった。ヒメアカタテハやウラナミシジミもいた。ナガサキアゲハが悠々と飛んでいるが、撮影のチャンスはない。カワセミに遭えたのがうれしかった。
 蝶の写真を撮っていると、どうしても珍しい蝶ばかりを追ってしまいうが、この頃はどこにでもいるいわば普通種を、光や構図を考えて上手に撮ってやろうと思うようになった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.モンキチョウ -1
原っぱをモンキチョウが飛んでいる。そのモンキチョウが狙いを定めてコセンダングサの花に止まる。青空がきれいなので広角、ロー・アングルで撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/1600秒 5mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.モンキチョウ -2
広角で撮ると広さが誇張される。どんな環境にいるのかがよくわかる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/1250秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.アオスジアゲハ
高いところに咲くブッドレアの花にアオスジアゲハが来ていた。見上げるようにして撮る。翅が陰になってしまったが、ソフトで明るくしてやった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/400秒 81mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.モンキチョウ -3
90mmマクロで撮る。背景の原っぱはきれいにボケて、ソフトな写真になった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ウラナミシジミ -1
ウラナミシジミが多くみられるようになった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/250秒 236mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.ウラギンシジミ♂
保土ヶ谷公園のテニスコートの傍の木にウラギンシジミが飛んできた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 64mm ISO110? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ヤマトシジミ♂
ヤマトシジミも秋になると多く見られるようになる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ヒカゲチョウ
ヒカゲチョウが飛んでいた。撮ろうと思って近づいていったら暗いところに入り込んでこっちを見ている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO760 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.アゲハチョウ
保土ヶ谷公園の下池の向こうには、ツマグロヒョウモンなどが良く吸蜜に来る白いブッドレアの花が咲いている。夏の初めから咲き始めて、次から次へと花穂をつけている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/500秒 108mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ツマグロヒョウモン♂ -1
その白いブッドレアの花にツマグロヒョウモンがやってきた。この日はツマグロヒョウモンの♀を撮りたいがこれは♂だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO760 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ツマグロヒョウモン♂ -2
P610で撮った。前の写真とはずいぶん違った感じになる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.3 1/250秒 32mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.ツマグロヒョウモン♂ -3
下池のあたりには2?3頭のツマグロヒョウモンが飛んでいたが、すべて♂だった。広角で撮ると生息環境が見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.8 1/800秒 6mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.カワセミ -1
下池から水が流れてくる造られたせせらぎの縁にカワセミがいるのを見つけた。比較的近く、P610で十分狙える距離だ。背中の瑠璃色がひときわ映える。体は小さいがくちばしは大きく、目つきは鋭くて獰猛な感じがする。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 161mm ISO280 ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.カワセミ -2
しばらく見ていると、ふいに飛び上がって、せせらぎに頭から突っ込んだ。すぐ戻って、また、縁に止まった。水しぶきのあとが手前に見える。何を捕ろうとしたのだろうか?また水に飛び込むのではないかとシャッターボタンに手をかけて待ったが、チャンスは来なかった。これは♂のようだ。♂はくちばしが上下とも黒いが♀は下のくちばしが黄色いそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/250秒 100mm ISO280 ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.ウラナミシジミ -2
保土ヶ谷公園を後にして、先日来、キバナコスモスに来る蝶たちを撮ってきた明神台公園へ移動した。その花壇にはイチモンジセセリ、ツマグロヒョウモン、モンシロチョウ、ヤマトシジミなどがいたが、ウラナミシジミを狙った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ツマグロヒョウモン♀ -1
キバナコスモスが咲くところでは、さっそく狙いのツマグロヒョウモン♀がいた。きれいな個体だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ヒメアカタテハ -1
舞岡公園ではすっかり見かけられなくなったヒメアカタテハもいた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ヒメアカタテハ -2
ヒメアカタテハもキバナコスモスの花が好きなようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ウラナミシジミ -3
ハギの花にはウラナミシジミが数頭いた。開翅したところも撮りたいがなかなか翅は開いてくれない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.ツマグロヒョウモン♀ -2
ツマグロヒョウモンも数頭飛び回っている。前回、9月の初めに来た頃は♂しか見なかったが、この日は♀も多い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.ツマグロヒョウモン♀ -3
ツマグロヒョウモンの前翅裏面はピンク色で艶っぽいが、♀では特に印象的だ。??

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.ヒメアカタテハ -3
目の前のキバナコスモスに来たこのヒメアカタテハは♀のようだ。ヒメアカタテハも2?3飛んでいる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.キタテハ秋型
ツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハに混じってキタテハの秋型も飛んでいる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.ツマグロヒョウモン♀ -4
まるで一輪挿しのようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.ツマグロヒョウモン♀ -5
まだまだ破損していないきれいな個体が多い。半分翅を開いてくれた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ツマグロヒョウモン♀ -6
眼と鼻の先に咲くキバナコスモスに止まる。こちらが少し離れないと画面から溢れてしまう。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.ツマグロヒョウモン♀ -7
ブッドレアの花にも吸蜜に来た。この日、撮りたかったツマグロヒョウモン♀をとりあえず数カット撮ることができた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/5?00???秒 ?54???????mm ISO280 ) ? 露出補正 -0.3段


2015年12月21日

蝶 自選年間ベスト10 (?8) 2010年

愛用している Nikon D300 ?に不満はないのだが、?2010年5月に Nikon D5000 を手に入れた。理由は二つある。一つは D300 は少し重たい。もう一つは D5000 はフリー・アングルのモニターでライブ・ビュー撮影が可能になった。ただし、古いタイプのAF NIKKOR レンズおよびその互換レンズはAFが機能しない。D300 に付けていたmacroレンズの Tokina100mm やSIGMA105mm はマニュアル・フォーカスでしか使えない。そこで、D5000 を使うときは、しばらくは2007年6月に購入した NIKKOR VR 18-200mm を使用していた。
 この年は、6回目のグァム島へのゴルフ・ツアーでヤエヤマムラサキなどを撮った。10月末から11月初めのトルコ旅行では、ヨーロッパアカタテハなどを遺跡で撮ったのだが良い写真は撮れなかった。

;クリックすると大きな写真になります。 ?1.ギフチョウとマメザクラ 2010年4月6日 神奈川県相模原市
ほぼ毎年のように訪れている藤野町で撮った。毎年、ギフチョウが発生する時期はほとんど変わらないが、その時に咲いている花は年によって異なる。この年はマメザクラが咲いていて、そのマメザクラにギフチョウが訪れた。この写真は平成23年の年賀はがきの写真に使った。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F9 1/320秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.春のベニシジミ 2010年4月13日 横浜市舞岡公園 
舞岡公園の春は一斉にやってくる。ハルジオンが咲き、ヒメオドリコソウが咲く。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F?5.6? 1/?2000?秒 100mm ISO400 ) 露出補正 ?なし?
;クリックすると大きな写真になります。 ?3.黄色に黒 ジャコウアゲハ♂ 2010年5月8日 神奈川県南足柄 夕日の滝付近
  南足柄は毎年、ウスバシロチョウと黒いアゲハたちの春型を撮りに行くところ。ナノハナ畑にジャコウアゲハの♂が休んでいた。

?Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
   絞り優先オートで撮影  ( F?5.6? 1/?800?秒 100mm ISO400 ) 露出補正 ?なし?
;クリックすると大きな写真になります。 4.モンキアゲハ♂ 2010年5月15日? ?横浜市舞岡公園 
タニウツギのピンクの花が咲いていた。昼過ぎ、モンキアゲハやナガサキアゲハが吸蜜にくる。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F?5.6? 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 ?なし?
;クリックすると大きな写真になります。 ?5.ミドリシジミ開翅 2010年6月11日 横浜市舞岡公園 ?
?なかなか翅を開いてくれないミドリシジミの♂だが、美しい金属光沢を披露してくれた。

?Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1?00?0秒 200mm ISO400 ) 露出補正 ?なし?
;クリックすると大きな写真になります。 ?6.?キタキチョウ 2010年7月31日 横浜市舞岡公園
夏の舞岡公園は蝶が少なくなる。キタキチョウは元気に飛んでいるがなかなか良い写真が撮れない。可憐さが表現できれば良いのだが。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1400秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.ウラギンヒョウモン 2010年8月21日 長野県八島が原湿原
夏の終わりに信州へ高原の蝶を撮りに行った。湿原の広がりを撮るには、蝶に少なくとも10cmくらいに近づいて広角レンズで撮らなくてはならないが、コンパクトデジカメのマクロで撮ると被写界深度が深く、背景も表現できる。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/?5?00秒 ?7?mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 ?8.サカハチチョウ夏型 2010年8月21日 長野県美ヶ原山麓三城
サカハチチョウは春型の方が撮る機会が多いが、夏型の装いの方が好きだ。イタドリの花に来ていた。?

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F?5.6? 1/?1600?秒 100mm ISO400 ) 露出補正 ?なし?
;クリックすると大きな写真になります。 9.クジャクチョウ 2010年8月21日 長野県八島が原湿原
  湿原の草地に咲くノアザミの花に鮮やかなクジャクチョウが止まっている。何とか背後に広がる湿原を映しこみたかったが、如何せん蝶までの距離が離れていた。しかし、これはこれで良い写真になったと思う。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
  絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1?250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 ?なし?
;クリックすると大きな写真になります。 10.ジャノメチョウ 2010年8月21日 長野県美ヶ原山麓三城
  ルドベキアという花でジャノメチョウが吸蜜していた。ジャノメチョウは関東周辺のゴルフ場などで、ゴルフを楽しんでいる折にもしばしば見かけるほど珍しくもない蝶だが、なかなかきれいに撮れない。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
  絞り優先オートで撮影  ( F?5.6? 1/?640?秒 100mm ISO400 ) 露出補正 ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.ヤエヤマムラサキ 2010年1月29日 グァム島マンギラオ・ゴルフ・クラブ
  マンギラオ・ゴルフ・クラブでアウトコースのプレーを終え、スルーで、海沿いのコースが広がるインコースへ向かう。途中、赤い花をつけた樹があり、そこに黒い蝶たちが集まっていた。前の組と少し詰まっていたので、同伴者に頼んで少しのあいだ写真を撮らせてもらった。花はテイキンザクラといい、マルバネルリマダラも好きな花だ。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
  プログラムオートで撮影 ( f4 1/?640秒 ?7?mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.高原のクジャクチョウ 2010年8月21日 長野県八島が原湿原
夏の青空のもと、広々とした八島が原湿原を背景にクジャクチョウを狙っていた。もう少し翅表が見えるような位置にいてくれたらなお良かったのだ。こういう写真は被写界深度の深い広角レンズで蝶に寄って撮るのだが、レンズの焦点距離が短いコンパクト・デジカメのワイド端のマクロは、腕を伸ばしてモニターで撮影できることもあって、画質こそ期待できないが、その代わりをしてくれる。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/?125秒 ?10?mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 ?補3.ミヤマシジミ 2010年8月21日 長野県八島が原湿原?
?ヒメシジミと良く似ているがこれはミヤマシジミのようだ。後翅の黒班がつながっている。 ?

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1?250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 補4.?ウラナミシジミ 2010年10月16日 横浜市舞岡公園 
?セイタカアワダチソウなど秋の花が咲く舞岡公園で、コセンダングサの花で吸蜜していたウラナミシジミが翅を開いてくれた。背景のボケもきれいでファンタジックな写真になった。?

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1?640?秒 200mm ISO400 ) 露出補正 ?なし


?

2015年11月16日

秋深まる舞岡公園 11月4日

朝夕は寒くなり秋が深まった感があるが、ここ数日、日中の気温は20℃くらいまで上がる好天が続いている。
 しばらく舞岡公園へ行っていなかった。見られる蝶も少なくっていることだろう。11時ごろ自宅をマイカーで出かけ、2時間ほど紅葉が始まっている舞岡公園を歩いた。駐車場の周りの木々が色づいてきている。公園の中に入ると、ちらちらと飛ぶ蝶がいた。ムラサキツバメだ。高いところで静止する。カメラを頭上に上げ、バリアングル・モニターで撮影する。
 歩いているとコジュケイの鳴き声が聞こえる。公園には赤い実を付けている木々がある。残念ながらその木の名前が解らない。帰宅してからインターネットの木の実の図鑑などでで調べてみた。
 この日見た蝶はキタキチョウ、モンキチョウ、モンシロチョウ、ヤマトシジミ、ベニシジミ、ウラナミシジミ,ムラサキツバメ,キタテハくらいだった。相変わらずヒメアカタテハは見ることができなかった。多くのボランティアの方々が公園内の柵を治したり、保護ロープを張り替えたり、作業をされていた。

1.駐車場の木々
駐車場に車を停めて、あたりを見回すと駐車場の周囲の木々が色づき始めていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.2 1/200秒 30mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
2.ムラサキツバメ -1
駐車場から舞岡公園に入る橋を渡ると梢の上でちらちら飛ぶ蝶がいた。止まったところを見るとムラサキツバメだった。大分擦れてしまっている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/200秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
3.ムラサキツバメ -2
ムラサキツバメはもう1頭いた。高い葉の上に止まり開翅する。♀のようだ。こちらの方は尾状突起もまだ付いている。一旦ファインダーから外れてしまうと、再び捉えるのに時間がかかる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.3 1/200秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
4.マユミの実
今の季節、赤い実がなる木が多い。しかし、残念ながらその木が何という木なのかが良くわからない。これは後で調べてマユミの実であることが分かった。ウィキペディアによるとマユミは材質が強い上によくしなる為、古来より弓の材料として知られ、名前の由来になった。この木で作られた弓のことや、単なる弓の美称も真弓という。和紙の材料にもなったが、楮(コウゾ)にとって代わられた。現在では印鑑や櫛の材料になっている。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.ガマズミ
?ハナミズキなどよく似た赤い実を付ける木がある。葉の形状を頼りに調べてみたところ、どうやらガマズミのようだ。漢字で莢?と書き、「?(ずみ)」は 染めをあらわすそうだ。?wikipediaによれば、花期は5-6月?で?白い小さい花の花序を作る?というがよく思い出せない。?晩夏から秋にかけて3-5mm程度の果実をつけ、食用となる。果実は赤く熟し、最終的に晩秋の頃に表面に白っぽい粉をふき、この時期がもっとも美味になる。焼酎に漬けて果実酒にも利用する。?来年の花の咲くころ確認してみたいと思う。?

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.トウガラシ
古民家の軒先に唐辛子が干してあった。二人ずれのご婦人がどちらからともなく、近くにいたボランティアのかたに「これは売っていただけるのですか」と尋ねていた。答えは「事務所で聞いてください」と。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.古民家の囲炉裏
普段は覗いても見ない古民家の中にはこんな囲炉裏があった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/80秒 60mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.イチモンジセセリ -1
今年は9月を過ぎたころからイチモンジセセリばかり撮っている気がする。そのイチモンジセセリもだいぶ擦れてきた。この花はタムラソウだろうか。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.イチモンジセセリ -2
イチモンジセセリの背後にはススキの穂と谷戸が広がる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1250秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
10.ヒメジョオン
ヒメジョオンとハルジオンは区別するのが難しい。しかし両種には開花期にずれがあり、4~5月に咲くのは、ハルジオン。ヒメジョオンは、5月から晩秋までという。したがって今頃咲いているのはヒメジョオンだ。漢字では姫女?と書く。wikipediaによれば、「姫」は「小さい」、「女?」は「中国産の野草」を表す。小さいシオン(紫?)の一種であり、別種のヒメシオンと区別するために「ヒメジョオン」という名前が付いたという説もある。ハルジオンは春紫苑と書く。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.野菜畑に飛ぶモンシロチョウ♀
通りかかったご婦人が「コマツナだ!」と言われていた。モンシロチョウの食草はキャベツなどのアブラナ科である。もう少しローアングルに構えて野菜畑の広がりを入れられれば良かったのだが。被写体まで遠く、畔があってカメラを下げられない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/1400秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
12.コセンダングサで吸蜜するベニシジミ -1
夏に生まれるベニシジミは前翅のオレンジ色が暗くなるが、このベニシジミは春に生まれるベニシジミのように鮮やかなオレンジ色だ。そばに飛んでいた別の擦れたベニシジミはこの個体に比べると小さくて、前翅のオレンジ色が暗かった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.コセンダングサで吸蜜するベニシジミ -2
谷戸を背景にコセンダングサ(小栴檀草)で吸蜜するベニシジミを撮った。コセンダングサにはウラナミシジミなども来るが、この日はチャンスがなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 5mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
14.キタキチョウ
このキタキチョウは前翅裏面の亜外縁上部の黒い斑紋が顕著に表れている。低温期型なのだろう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/320秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
15.キタテハ秋型
毎年この時期にはたくさん飛んでいるキタテハだが、この日見掛けたのはこの1頭だけだった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/200秒 98mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
16.ムラサキツバメ♀
帰りがけに先ほどムラサキツバメがいた梢の枝を揺すってみたら1頭が飛び出した。前翅外縁部が擦り切れてしまっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/200秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
17.色づく葉
まだまだ部分的ではあるが葉がきれいな色になってきた。何という木か良くわからないがウルシの仲間で紅葉時期が比較的早いヌルデかも知れない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.2 1/500秒 27mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。


2015年1月14日

蝶 自選年間ベスト10 (3) 1999年以前


 蝶 自選年間ベスト10 (1)2005年 と、蝶 自選年間ベスト10 (2) 2006年を蝶のオフシーズンである昨年の2月にアップしているが、今回は1999年以前にもどる。

 中学生までは、補虫網をもって野山で蝶を追う昆虫少年だった。ところが中学2年の時から始めた卓球が面白くなって、高校の卓球部に入ると神奈川県代表でチーム戦の一員としてインターハイにも出らるようになり、蝶のことは置き去りにしてしまった。そして、大学を卒業し就職すると、当然ながら、蝶にも卓球にも割ける時間はなくなっていた。
 昭和45年(1970年)、娘が誕生した翌年に、PENTAX SPという一眼レフを、当時まだ開業間もない新宿のヨドバシカメラで購入した。当時としてはTTL測光の最新のカメラで4万円くらいだったと思う。子供のころからの蝶好きは変わらず、一眼レフを手に入れたことで、蝶の生態写真を撮りたいとの思いはじめたのだが、仕事に追われる毎日で、そのPENTAX SPで蝶を撮る機会はほとんどなかった。
 オートフォーカスのEOS650を買ったのは1991年(平成3年)だった。2002年にOlympus E10、そしてNikon D100を購入するに至り、デジタルに移行していった。

  これらは、フィルム時代の懐かしい蝶の写真である。
;クリックすると大きな写真になります。 1.ミヤマシロチョウ 1967年7月某日 長野県 美ヶ原高原 
これは夜行日帰りで美ヶ原へ登った時に撮ったミヤマシロチョウだ。カメラは兄貴から借用したペンタックスS2で、それに接写リングを付けて55mmのレンズで撮ったと思う。

ASAHI PENTAX S2 Super Takumar 55mm nega color film
接写リング使用
;クリックすると大きな写真になります。 2.ゴイシシジミ 1991年7月某日 長野県 入笠山
EOS650を手に入れて、蝶の写真を撮ろうという欲が出てきた。さっそく南アルプス北端にある入笠山へ行く。ゴイシシジミは、そのころは東京近郊でも普通に見られたシジミチョウだが、最近は全く見ることができない。舞岡公園でもいるという話は聞くが、まだ会ったことがない。

Canon EOS650 Canon 35-70mm f3.5-5.6 nega color film
;クリックすると大きな写真になります。 3.ギンボシヒョウモン 1991年7月某日 長野県 入笠山
これも入笠山で撮った。初めて手に入れたマイ・カーで、山頂のすぐ下まで行くことができた。ギンボシヒョウモンは高原の蝶。この写真は、1992年の年賀状に使用した。

Canon EOS650 Canon 35-70mm f3.5-5.6 nega color film
;クリックすると大きな写真になります。 4.ウラギンスジヒョウモン 1992年8月20日 長野県 高ボッチ高原
高原に咲くオオハンゴンソウに飛んできて止まった。全国的に減少が著しく、生息地が少なくなっているという。オオウラギンスジヒョウモンのほうは、箱根の湿生花園や、昨年は舞岡公園でも見られ、個体数が多い。

Canon EOS650 Canon 35-70mm f3.5-5.6 nega color film
;クリックすると大きな写真になります。 5.キアゲハ 1992年8月22日 長野県 扉峠
前日は扉温泉に泊まったことを思いだす。初めて美ヶ原へ行ったのは、中学2年のころだったと思う。今から60年も前のことになる。当時は、ミヤマシロチョウやオオイチモンジもいた。クジャクチョウなどは、咲く花に鈴なりになっていた。

Canon EOS650 Canon 35-70mm f3.5-5.6 nega color film
;クリックすると大きな写真になります。 6.クジャクチョウ 1993年7月25日 長野県 蓼科 御泉水 
ヒメオウギアヤメでクジャクチョウが吸蜜していた。ファインダーで見る美しさに感動したのを覚えている。翌年の年賀はがきに使った写真。

Canon EOS650 Canon 35-70mm f3.5-5.6 nega color film
;クリックすると大きな写真になります。 7.コヒョウモンモドキ 1993年7月26日 長野県南佐久 海ノ口牧場
1958年8月に海ノ口牧場で、今や絶滅危惧種のオオウラギンヒョウモンを採ったのを思い出す。'93年には、まだ会えるのではないかと思って行ってみたのだが、その姿はなかった。その時に撮ったコヒョウモンモドキも今はめっきり数が少なくなっていて、この時以降、見たことがない。

Canon EOS650 Canon 35-70mm f3.5-5.6 nega color film
;クリックすると大きな写真になります。 8.シータテハ 1996年8月8日 長野県 入笠山
このころ入笠山へは毎夏のように出かけた。湿原の遊歩道に咲いていたクガイソウの花に、たくさんのミドリヒョウモンに混じって、シータテハの秋型が吸蜜していた。これは'97の年賀状に使った。

Nikon F50 Sigma 105mm macro f2.8 nega color film
;クリックすると大きな写真になります。 9.Gulf Fritillary (ヒョウモンドクチョウ) 1997年8月某日 ハワイ オアフ島 North Shore
夏休みにハワイへ行った。ハワイに住んでいる家内の兄貴の友人に、あちこち案内していただいた。ハワイは蝶の数は少なかったが、たまたま道路わきのコセンダングサに絡んでいるヒョウモンチョウのような蝶を見つけた。 '98の年賀状にした。 

Nikon F50 Sigma AF 28-200mm f3.8-5.6 nega color film
;クリックすると大きな写真になります。 10.ベニヒカゲ 1999年8月6日 長野県 池の平
この湿原には準高山蝶であるベニヒカゲが多産する。最盛期は遊歩道の獣糞に集まったベニヒカゲを踏んでしまうほどだ。これはマルバダケブキで吸蜜するベニヒカゲだが、マツムシソウにも集まる。2000年の年賀状にした。

Nikon F90  Sigma 105mm macro f2.8 nega color film