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2009年9月22日

スイスで撮った蝶

 2004年のスイス旅行で撮ってきた蝶の写真をご覧いただきたい。ツアーで10数名の団体行動なので余り自由な時間は取れないが、トレッキングの機会も多く、期待していた。しかし、残念ながら天候が悪く、気温が低くて蝶はほとんど飛ばない。トレッキングで、晴れて気温が上がった日は1日もなかった。
レマン湖のモンシロチョウ:クリックすると大きな写真になります 1.レマン湖のモンシロチョウ
シャモニーから次の宿泊地であるツェルマットに向かう途中、シヨン城に立ち寄る前にレマン湖畔のレストランで食事となった。バスを降りて、湖畔をレストランのほうに進むと、傍らにモンシロチョウがいた。D100 はバスの中に置いてきたので、仕方なく KD310Z をマクロにして撮った。もう少し、対岸の景色を背景に入れられれば良かったが。

Konica KD310Z
プログラムオートで撮影
Boloria Pales:クリックすると大きな写真になります 2.Boloria Pales
7月6日、ツエルマットから登山電車に乗ってゴルナーグラードへ行き、展望を満喫した後、下りの登山電車にひと駅乗って、ローテンボーデンというところで降り、ハイキングとなった。標高は2,500mほどではないだろうか。高山に住むヒョウモンチョウの仲間。

Nikon D100 TAMRON 28mm-75mm macro
プログラムオートで撮影
(以下も同じなので、記述を略す)
セセリチョウの仲間 1:クリックすると大きな写真になります 3.セセリチョウの仲間 1
7月6日は、午前中にツェルマットまで下りてきた。午後はケーブルカーに乗ってスネガに行く。天気は相変わらず悪いが、雨が降るほどではない。スネガからツエルマットの町へ下りてくる途中で撮った。
セセリチョウの仲間 2
:クリックすると大きな写真になります 4.セセリチョウの仲間 2
チャマダラセセリの仲間だろうか。同じくスネガからツエルマットの町へ下りてくる途中で撮った。
コヒオドシ:クリックすると大きな写真になります 5.コヒオドシ
日本の本州では高山蝶の仲間で、標高1,500m以上のところにいる。中学生のころ、白骨温泉に泊まり、4?5時間かけて登ってたどり着いた乗鞍岳の肩の小屋付近で、この蝶に初めて逢った。とても感動したのを覚えている。そのときは3頭をネットに入れた。この写真は7月7日、標高800mちょっとのグリンデルワルドの街で撮った。
マエラチャイロジャノメ:クリックすると大きな写真になります 6.マエラチャイロジャノメ
グリンデルワルドのホテルに着いて、夕食までの時間、まだ陽は高いので付近を歩いてみた。マエラチャイロジャノメが道端の草原にいた。この蝶は2007年にチロルでも撮った。
スジグロシロチョウの仲間:クリックすると大きな写真になります 7.スジグロシロチョウの仲間
7月9日は、小雨模様の気温の低い日だったが、グリンデルワルドのバスセンターから路線バスで、グロースシャイデックに上がり、そこから、草原をトレッキングした。野イチゴの花で休む、表翅が黒っぽいスジグロシロチョウだった。標高は2,000mくらいのところ。
アルプスのミヤマモンキチョウ:クリックすると大きな写真になります 8.アルプスのミヤマモンキチョウ
同じく、グロースシャイデックからトレッキングしたときに、道端の花に止まってじっとしているミヤマモンキチョウを発見した。保護色になっていて、動かないのでわかりにくかったが、我ながら良く見つけたものだと思う。日本のミヤマモンキチョウも高山蝶の仲間で、中部山岳の高地にのみ生息する。

2009年9月17日

2004年スイス旅行 その2

 7月7日にグリンデルワルドに入り、翌8日から3日間グリンデルワルドを基点としたトレッキングを楽しんだ。しかし、天候がイマイチで、大きく崩れることはなかったものの、気温が低く、小雨や霧の出る日が多かったのが残念。
12.7月7日は夕方5時ごろだったろうか、グリンデルワルドのホテルに入った。グリンデルワルドの鉄道駅から賑やかな町と反対側に行ったところで、閑静なところだった。ホテルの前には、雄大なアイガーが広がる。右奥が有名な北壁である。

Nikon D100 TAMRON 28mm-75mm macro
プログラムオートで撮影
アイガー:クリックすると大きな写真になります
13.グリンデルワルド
この山はグリンデルワルドの象徴でもあるベッターホルン(3701m)という。それほど高い山とは思わないが、その姿は美しく、グリンデルワルドの町と一体となっている。

Konica KD310Z
プログラムオートで撮影
グリンデルワルド:クリックすると大きな写真になります
14.ユングフラウ
7月8日 グリンデルワルドからのトレッキング第1日は、まず定番の登山電車に乗って、ユングフラウヨッホまで登る。地下にある途中駅で停車して、岩にあけた穴から下界を見渡せる。山頂駅は地下になっていて、外に出るとスキーの装いが必要なほど寒い。トレッキングは登山電車でアイガーグレッシャーまで下り、そこから歩き始めた。アイガー氷河を眺めながら高山植物の咲く道を下る。寒かった。

Nikon D100 TAMRON 28mm-75mm macro
プログラムオートで撮影
(以下も同じになるので、記述を略す)
ユングフラウ:クリックすると大きな写真になります
15.バターボール
一面に咲いている黄色い花はバターボールと言われている。花の形がパンに添えられる球状にしたバターに似ている。きんぽうげ科のトロリウス・エウロパエウスという花らしい。
バターボール:クリックすると大きな写真になります
16.チーズ作り
翌7月9日は、グリンデルワルドのバスターミナルから路線バスに乗って、ベッターホルンの北壁の真下に位置する標高1961mのグローセ・シャイディックに向った。 そこからアルプスの高原をトレッキングする。グローセ・シャイデックのバス停の傍に、チーズを作っている小屋があり、写真を撮らせてもらえた。
チーズ作り:クリックすると大きな写真になります
17.メンリッヘン
トレッキング第3日は、ロープウェイでメンリッヘンへ登って、そこからホレンシュタインに下るコースだった。この日も天候が悪く、メンリッヘンの頂上ではうっすらと雪が積もっていた。ロープウェイから下の草原を見るとマーモットがいた。
メンリッヘン:クリックすると大きな写真になります
18.ロートホルン鉄道
7月11日 いよいよ、スイスツアーも残りわずかとなった。朝、ツエルマットからグリンデルワルドに入るときに通ったプリエンツへ行き、ロートホルン鉄道に乗った。プリエンツを出発するときは陽もさしていたが、頂上駅はご覧の通り。
ロートホルン鉄道:クリックすると大きな写真になります
19.SLの機関士
これは、帰りの列車の機関士。
SLの機関士:クリックすると大きな写真になります
20.すれ違い
もちろん単線であり、すれ違いのための線路が敷かれたところで待つ。機関車はディーゼルもあるようだ。晴れていれば気持ちが良いのに残念であった。
すれ違い:クリックすると大きな写真になります
21.ベルン旧市街
ロートホルンを降りて、バスでインターラーケンを経由し、スイスの首都ベルンに入った。さっそく市内観光となったが、高台にあるバラ公園からアーレ川に囲まれた旧市街が一望できる。中心となる大聖堂は、1421年に着工され、完成は500年も後の1983年と言われる。
ベルン旧市街:クリックすると大きな写真になります
22.ベルンの時計塔
有名なベルンの時計塔である。この塔に時計がかけられたのは1530年。時報の4分前になると鶏が鳴き、道化師の鐘の音とともに熊の行進が現れる。ただ、素朴で可愛い仕掛け人形は期待を持ちすぎるとがっかりさせられる。この夜はベルンに泊まり、翌日はチューリッヒからウィーン乗り継ぎで帰国の途についた。
ベルンの時計塔:クリックすると大きな写真になります

2009年9月12日

2004年スイス旅行 その1

 もう5年も前のことになるが、家内と2度目のスイス旅行をした。ハイキングが程よく組み込まれたツアーで、蝶の写真も撮りたいなと思っていたのだが、あいにく天候が悪く、気温も上がらなかったので、あまり多くは撮れなかった。でも、雄大なアルプスの麓を歩き、良い思い出となった。
 当時、発売になったばかりの全域F2.8と明るい TAMRON 28mm-75mm macro を装着したNikon D100と、今はなきコニカの300万画素コンデジ KD310Z を携えていった。行程その他も忘れてしまい、はっきりしないが、写真を見ていただきたい。ただし、CDに保存しておいたためか写真の撮影データが失われている。
1.シャモニーの町
2004年7月3日は成田に前泊した。前泊したホテルで10日間無料で自宅から乗ってきた車を無料で置かせてもらえる。4日の午前のオーストリア航空でウィーンへ行き、そこからジュネーブに着いたのは、4日の夜だった。ジュネーブからバスに乗り、一路シャモニーへ。夜9時を過ぎていたが月の光が明るく車内からモンブランの頂も見えた。この写真は翌日の朝である。後はグランド・ジョラスに続く針峰群。

Nikon D100 TAMRON 28mm-75mm macro
プログラムオートで撮影
シャモニーの町:クリックすると大きな写真になります
2.エギュ・デュ・ミディ (3842m)
シャモニーの町から、モンブラン側にエギュ・デュ・ミディへ登るロープウェイがある。ところがこの日は整備中で動いていなかった。そこで、反対側のプレバン展望台へロープウェイで登った。そこから町を挟んで反対側の山々の眺めは素晴らしかった。この写真はプレバン展望台から見たエギュ・デュ・ミディ。

Nikon D100 TAMRON 28mm-75mm macro
プログラムオートで撮影
エギュ・デュ・ミディ (3842m):クリックすると大きな写真になります
3.レマン湖とシヨン城とダン・デュ・ミディ
シャモニーからこの日の宿泊地であるツェルマットに向かう途中、シヨン城に立ち寄った。レマン湖の向こうに見えるダン・デュ・ミディ(3257m)。

Konica KD310Z
プログラムオートで撮影
レマン湖とシヨン城とダン・デュ・ミディ:クリックすると大きな写真になります
4.7月5日の夜はマッターホルンの麓の町、ツェルマット(標高1620m)に泊まった。翌日はは登山電車でゴルナーグラートへ登る。車窓からマッターホルンも見えるが雲を被っていた。

Nikon D100 TAMRON 28mm-75mm macro
プログラムオートで撮影
ツェルマットにてマッターホルン:クリックすると大きな写真になります
5.ゴルナーグラート展望台
登山電車の終点である。標高は3089mある。左手奥に見えるのがマッターホルンだが、頂は雲に覆われ独特な山容が見えないのが残念。この左手にモンテ・ローザやリスカムが聳える。

Nikon D100 TAMRON 28mm-75mm macro
プログラムオートで撮影
ゴルナーグラート展望台:クリックすると大きな写真になります
6.モンテローザ
写真はゴルナーグラートで見たスイス最高峰(4634m)、氷河に囲まれたモンテ・ローザである。イタリアとの国境になる。

Nikon D100 TAMRON 28mm-75mm macro
プログラムオートで撮影
モンテローザ:クリックすると大きな写真になります
7.登山電車
1898年に開通したゴルナーグラート鉄道の山頂駅。ホテル、レストランのある展望台はこのすぐ上にある。(5.の写真)

Nikon D100 TAMRON 28mm-75mm macro
プログラムオートで撮影
登山電車:クリックすると大きな写真になります
8.逆さマッターホルン
下りの登山電車にひと駅乗って、ローテンボーデンというところで降り、ハイキングとなった。途中、リッフェル湖を通る。風がないときは逆さマッターホルンが美しいところ。300万画素のコニカできれいな色が出た。

Konica KD310Z
プログラムオートで撮影
逆さマッターホルン:クリックすると大きな写真になります
9.氷河特急
7月7日 グリンデルワルドへ移動である。氷河特急に乗ってアンデルマットへ向った。もちろん単線で列車は駅ですれ違う。

Nikon D100 TAMRON 28mm-75mm macro
プログラムオートで撮影
氷河特急:クリックすると大きな写真になります
10.ローヌ氷河
鉄道は氷河の下に出来たトンネルを通り、氷河特急と呼ばれる由来となったローヌ氷河のそばを走らなくなった。ツアーではアンデルマットで氷河特急を降り、バスに乗り換えてフルカ峠を越える。氷河の傍でバスを止め、降りて氷河を見せてくれた。

Nikon D100 TAMRON 28mm-75mm macro
プログラムオートで撮影
ローヌ氷河:クリックすると大きな写真になります
11.プリエンツ湖
バスはフルカ峠(2431m)、グリムゼル峠(2165m)を越えて、プリエンツへ出た。プリエンツはスイスの中央部にあり、木彫りの町として知られていて、その養成学校もある。みあげもの屋にはオルゴールが沢山並べられていた。ここからロートホルン鉄道も出ている。この日はグリンデルワルド泊となる。


Nikon D100 TAMRON 28mm-75mm macro
プログラムオートで撮影
プリエンツ湖:クリックすると大きな写真になります