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2020年4月25日

県立四季の森公園 散歩 4月15日

横浜市には多くの緑地公園がある。いつも行く舞岡公園をはじめ、先日行った横浜自然観察の森などがそうだ。4月15日、昨日は風が強かったが、この日は暖かくなるという。どこか公園へ散歩に行こうと思い、決めたのが車で30分ほどの緑区にある 四季の森公園 だった。JR横浜線の中山駅から徒歩15分のところだ。ここは市立ではなく、保土ヶ谷公園と同じ県立公園だ。リーフレットによれば、昭和47年に神奈川県が住宅用地(西側)、県立高校用地(東側)として取得したが、市街化調整区域で周辺の土地整備が立ち遅れていること、さらに市街地に残された貴重な樹林地であったことから、その自然の保全と活用を図ることとし、都市地域における「みどりの拠点」として、また増大するレクリエーション需要に応えるべく公園化構想が打ち出され、昭和59年に公園として都市計画決定がなされた。
 その後整備が進められ、昭和63年(1988年)に一部開園の後、平成2年(1990年)に開園(36ha)した。平成4年に隣接する東側緑地を新たに取り込み、平成9年(1997年)に全面開園(43.9ha)、さらに平成17年(2005年)に北西の森(1.4ha)を加え現在に至っている。

四季の森案内図.jpg
神奈川県立四季の森公園リーフレット より

10時半に入園したが、普通車165台が停められる駐車場はほぼいっぱいだった。駐車場のある南口から、西へ歩き、途中を北へ下りて、また戻って西口広場へきた。持参したおにぎりを食べて、東側の水田の方へも行ってみた。午後1時半に退出したが、子供連れの若いご夫婦、中高年のご夫婦、学校が休みの大学生など、思っていた以上に人が出ていたが、「密」になることはない。
 チョウの個体数は少ない。菜の花にはモンシロチョウが飛んでいたが、ツマキチョウはいない。ベニシジミ、ヤマトシジミ、クロアゲハ、越冬したルリタテハを見たくらいだった。この日は Nikon D750 に NIKKOR 28-105mm を付けていった。近寄れば macro も撮れるのだが、チョウを撮影するチャンスはなかった。池の杭に止まっていた カワセミ は105mmでは無理だった。SONY RX10M4 があればと思ったが、2台持ち歩くのもちょっと辛い。

1.「展望広場」
駐車場に車を停めて、西へと歩き始める。「展望広場」があった。女子高生がオーボエの練習をしていた。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/640秒 46mm ISO100 ) 露出補正 なし
200415001.jpg
2.石積みの道
さっそく森の道に入る。右側(北側)は谷になっていて、左手(写真では右側)は石積みが施されている。かっては城があったのかなと思われるような風情だが、そうではないようだ。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 46mm ISO1600 ) 露出補正 なし
200415002.jpg
3.森を歩く
ここで西口への道と、谷あいの森を「あし原湿原」、「はす池」から北口へ下っていく道に分かれる。北口方面へ歩いた。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/500秒 46mm ISO100 ) 露出補正 なし
200415003.jpg
4.「しょうぶ園」
右手に「しょうぶ園」が見えてきた。梅雨の時期になると、深い緑に囲まれた谷戸に約4,500株のハナショウブが咲くという。約1,500㎡ある。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 52mm ISO200 ) 露出補正 なし
200415004.jpg
5.石橋
「あし原湿原」と「はす池」をつなぐ流れに、趣のある石橋がかかっていた。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
200415005.jpg
6.県立四季の森公園の石碑
立派な石で造られていた。通ってきた道の石積みと同じように思えるが、この辺にあった石なのだろうか?

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 38mm ISO140 ) 露出補正 なし
200415006.jpg
7.菜の花咲く
この時期、花が少ない。咲いているのは菜の花くらいで、あとは目立たない野草の花だ。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f5 1/640秒 70mm ISO100 ) 露出補正 なし
200415007.jpg
8.ヤエヤマブキ
濃厚に咲くヤエヤマブキがあった。「七重八重 花は咲けども 山吹の  実のひとつだに  なきぞかなしき」という有名な歌がある。山道の一軒家に雨宿りを願った太田道潅に、貸す蓑すらないその家の女性は、八重山吹を差し出して短歌を詠んだ。八重山吹は実をつけないことから、"実のひとつだになき"を 掛けた歌だ。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/800秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
200415008.jpg
9.カラスノエンドウ 烏野豌豆 
標準和名はヤハズエンドウ(矢筈豌豆)というが、カラスノエンドウ(烏野豌豆)という名が一般には定着している 。烏野豌豆は妙な名だが、中国名の野豌豆から出た言葉だそうだ。 古い時代には地中海沿岸地方などで食用とされたという。 macro で撮った。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO140 ) 露出補正 なし
200415009.jpg
10.ショカツサイ 諸葛菜 
和名はいろいろあるようだ。ショカツサイというのは諸葛孔明が広めたとの伝説から来ているという。wikipediaによればオオアラセイトウ(大紫羅欄花、Orychophragmus violaceus)が正式和名のようで、アブラナ科オオアラセイトウ属の越年草である。他にムラサキハナナ(紫花菜)とも言われる。また、ハナダイコン(花大根)とも呼ばれることがあるがアブラナ科の植物の一種にハナダイコン(花大根、学名Hesperis matronalis)というのがあり別種である。紛らわしい。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f5 1/640秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
200415010.jpg
11.菜の花と池
「あし原湿原」の池と手前の遊歩道の間には菜の花が咲く。モンシロチョウは飛んでいるが、撮影する意欲がわかない。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f5 1/640秒 78mm ISO100 ) 露出補正 なし
200415011.jpg
12.カメラの放列
「はす池」の対岸から、多くのカメラマンが池に向かってレンズを向けているのが眺められる。カワセミでもいるのだろう。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 78mm ISO160 ) 露出補正 なし
200415012.jpg
13.「はす池」の主
池にはコイとカメが住んでいる。カメはもっと大きいのが沢山いた。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 70mm ISO100 ) 露出補正 なし
200415013.jpg
14.ヤブレガサ
傍にヤブレガサと書かれた札が立てられていた。キク科の多年草だそうだ。ほんとに破れた傘のような葉の形をしている。wikipediaを見ると花期は7-9月で茎の先に円錐花序に白色から淡紅色の頭花をつけるのだそうだ。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 98mm ISO360 ) 露出補正 なし
200415014.jpg
15.狙いはカワセミ
「はす池」の反対側を歩く。さっき、カメラマンが三脚を立てていたところでは、思った通りカワセミが池から突き出た杭に止まっている。しばらく眺めていると、一度飛び立って背中のコバルト・ブルーに輝く羽を見せてくれて、また、元の杭に止まった。カメラマンの皆さんは、じっと待って、飛び立つタイミングや、池に首を突っ込み魚を捉えるチャンスを狙っているのだろう。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO220 ) 露出補正 なし
200415015.jpg
16.シダレザクラ
シダレザクラは、エドヒガンの系統が多く、品種もさまざまであるようだ。私には品種名まではわからない。この花は小さな八重の花で、まだ蕾もつけている。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 50mm ISO100 ) 露出補正 なし
200415016.jpg
17.「水車小屋」
案内図に「花木園」というところがあったので、行ってみようとした。「花木園」の手前にこの水車小屋があった。 

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 60mm ISO1250 ) 露出補正 なし
200415017.jpg
18.「花木園」
「花木園」に花は何もなかった。ロウバイやウメが咲くらしいが今は咲いている花はない。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 75mm ISO200 ) 露出補正 なし
200415018.jpg
19.ベニシジミ
ベニシジミが菜の花に来ていた。近寄って撮ることが出来ないので、望遠端105㎜では小さなチョウは無理だ。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
200415019.jpg
20.「あし原湿原」
この「あし原湿原」から「しょうぶ園」の辺りにはホタルが生息するらしい。6月中旬の天気の良い蒸す日によくみられるとのこと。この期間には駐車場の利用時間が8時50分まで延長されるというが、今年は開催されるのだろうか。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 66mm ISO100 ) 露出補正 なし
200415020.jpg
21.春から赤いモミジ -1
ここ四季の森公園は、秋の紅葉も美しいらしい。その季節に是非来てみたいと思う。モミジの新しい葉はいま新緑でとてもきれいなのだが、四季の森公園では、今、赤い葉のモミジの木が何本かあった。カエデ(モミジ)の新芽が赤いのも、アントシアニンで余分な光を遮り、傷つきやすい新芽を強い日差しから守るためなのだそうだ。この種のモミジはノムラモミジというらしいが、今日、ここで見た赤い葉のモミジは、それぞれ少し違っていた。この木の葉は色は深みのある赤で、それぞれの葉は下向き加減で、細い。品種を検索してみたが、よくわからない。紅セイガイというのに似ている。葉の切れ込みが深い。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO140 ) 露出補正 なし
200415021.jpg
22.春から赤いモミジ -2
この木の葉は、柿の実のような色で、7つに分かれている。 これがカエデ科落葉樹であるイロハモミジの赤葉品種であるノムラモミジではなかろうか。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO250 ) 露出補正 なし
200415022.jpg
23.春から赤いモミジ -3
この木の葉は、9つに分かれている。-1と葉は同じような形をしているが、色は鮮やかな緋色だ。 前2つとは違うように思う。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO160 ) 露出補正 なし
200415023.jpg
24.「南口広場」
今は水もなく、噴水も出ていないが、ここは噴水の広場で「南口広場」という。花壇の上段は宿根草、下段は一年草を中心に栽培されている。宿根草の方は何年にもわたって株が生き残り、花や葉のない時期もあるがその成長を長い目で見ていくことが出来る。駐車場に停めた車からコンビニで買ってきたおにぎりを取ってきて、ここのベンチで昼食にした。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 28mm ISO100 ) 露出補正 なし
200415024.jpg
25.「ジャンボすべり台」
南口の前に「展望広場」があり、その先には展望台が設けられていた。展望台は、標高約78メートルで東京スカイツリーや新宿副都心、富士山、丹沢の山並みが眺望できるそうだが、良く見えなかった。この展望台の向こう側に写真の「ジャンボすべり台」があった。子供たちが順番を待って野外ステージのある所へ滑り降りていく。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 31mm ISO100 ) 露出補正 なし
200415025.jpg
26.「水田」
車に戻る前に、「もりの連絡橋」を渡って、「ふるさとの森」の階段を下り、平成4年に拡げられた公園の東側に位置する「清水の谷」、「水田」へ行ってみた。水田と、昔の農耕作業機が展示されているワークセンターがあった。この「清水の谷」では近隣小学校の児童が田植えから稲刈、晩秋の餅つきまで、一年を通した体験型学習を行っている。約1,200㎡の「水田」は中山中学校のすぐそばにある。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 50mm ISO110 ) 露出補正 なし
200415026.jpg
27.ツルニチニチソウ 蔓日々草
「水田」に下りてきた階段を今度はフウフウいって上り、南口まで戻ってきた。ふと足元を見るとツルニチニチソウが咲いていた。wikipediaによれば、 ツルニチニチソウ(学名:Vinca major)はキョウチクトウ科の常緑蔓性植物の一種。ツルギキョウともいうが、キキョウ科にツルギキョウ(学名:Campanumoea maximowiczii)という植物があり、キキョウ科のものが標準和名のツルギキョウである。よく似た、やや小型のヒメツルニチニチソウというのもある。駐車場に戻り、2時半には我が家に帰り着いた。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO280 ) 露出補正 なし
200415027.jpg


2016年5月13日

小石川植物園 (2) ツマグロヒョウモン、アオスジアゲハ 4月15日

午後1時になった。もう1時間半近く、ツマキチョウを撮っていたことになる。少し歩いてみることにする。日本庭園の池を右手に見て、旧東京医学校から右の方に上がる。次郎稲荷というのがあった。さらに上に登って行く。カゴノキ、保土ヶ谷公園で見るのより何倍も大きいトキワマンサクや、ユリノキ、スズカケの木などの大きな木を見ながら歩くと、サトザクラや、オオシマザクラが咲く芝生の広場に出た。木陰で小さな子供さんを伴った家族連れが楽しそうにお弁当を開いている。
 最後にもう一度、菜の花の咲いていたところへ戻ってみた。しばらくすると、ツマグロヒョウモン、アオスジアゲハがやってきた。最後にやっとセリバヒエンソウで吸蜜するツマキチョウの♀に♂がアプローチする写真を撮って、小石川植物園を後にした。
 白山駅近くのそば屋で乾いた喉を冷たいビールで潤し、蕎麦を食べて帰路に着いた。

;クリックすると大きな写真になります。 21.コミスジ
日本庭園の池の傍にコミスジがいた。テリトリーを貼るように木の高いところにある葉上で羽を広げる。裏面を撮ることになる。

Nikon D5000​ ​TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.次郎稲荷
古くからありそうな稲荷社があった。少し調べてみたが由緒はわからない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1/1000秒 9mm ISO160) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.太郎稲荷
場所を違えて太郎稲荷というのもある[。ネットで探していくと、由緒についてはわからなかったが、東京大学大学院理学系の邑田仁教授が「小石川植物園の昔と今」と言う講演の中で、「享保7年、御薬園内に有名な養生所が出来ました。享保20年(1735)、青木昆陽が養生所と御薬園の敷地の一部を利用してサツマイモの試作を行います。享保年間の御薬園の図を見ますと、ほぼ現在の場所に稲荷と書き込まれており、太郎稲荷はこの時代からあったと思われます。」と述べられている資料があった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1/1000秒 9mm ISO320) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.サトザクラが咲く芝生の広場
薬園保存園の方の近くに、まだ花をいっぱい付けている桜があった。サトザクラだ。芝生では、小さな子供たちを連れたお母さん仲間だろうか、花見をしている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f3.5 1/1250秒 13mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.ツマグロヒョウモン♂ -1
再び菜の花のところに戻ってみる。しばらくすると、オレンジ色の蝶が颯爽と飛んできて、菜の花に止まる。羽化したてのツマグロヒョウモンの♂で、ツマグロヒョウモンとしては小さな固体だった。

Nikon D5000​ ​TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ツマグロヒョウモン♂ -2
このツマグロヒョウモンは、菜の花の花から花へと移り、長い間楽しませてくれた。

Nikon D5000​ ​TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.菜の花に産卵するツマキチョウ♀ -1
モンシロチョウに交じってツマキチョウの♀が飛んでいる。花芽に止まって産卵を試みているようだ。

Nikon D5000​ ​TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.ツマグロヒョウモン♂ -3
菜の花に飽きると地面に止まって休んでいる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f3.2 1/1250秒 21mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.ツマグロヒョウモン♂ -4
これも同じ個体だ。また、菜の花に戻ってきた。

Nikon D5000​ ​TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 30.モンシロチョウ♂
清楚な蝶だ。マルチパターン測光で白飛びがない。

Nikon D5000​ ​TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 31.アオスジアゲハ -1
次に菜の花にやってきたのはアオスジアゲハだ。

Nikon D5000​ ​TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.アオスジアゲハ -2
ツマグロヒョウモンとのツー・ショットになった。両方にピントを合わせるのは難しい。

Nikon D5000​ ​TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 33.アオスジアゲハ -3
なかなかじっとしていてくれない。

Nikon D5000​ ​TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 34.菜の花に産卵するツマキチョウ♀ -2
ツマキチョウの♀は菜の花の花芽に産卵を続ける。

Nikon D5000​ ​TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 90mm IS360 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 35.アオスジアゲハ -4
このアオスジアゲハもツマグロヒョウモン同様、しばらくの間、菜の花畑に滞在した。

Nikon D5000​ ​TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 36.アオスジアゲハ -5
丸いボケがきれいだ。

Nikon D5000​ ​TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 37.アオスジアゲハ -6
次から次へと菜の花を移動する。

Nikon D5000​ ​TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 38.カラスノエンドウに来たモンシロチョウ
同じようにマルチパターン測光で撮っているが、今度は少し白飛びしてしまった。

Nikon D5000​ ​TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 39.セリバヒエンソウで♀が吸蜜
初めて♀がセリバヒエンソウで吸蜜している写真が撮れた。この♂は♀が目当てなのか、それともセリバヒエンソウが目当てなのだろうか。

Nikon D5000​ ​TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし


2015年5月 6日

多摩川河川敷を歩く(1) ミヤマチャバネセセリ編 4月28日


 昨年は4月26日に多摩川河川敷に出かけ、目的としたギンイチモンジセセリとミヤマチャバネセセリに会えた。暇には違いないのだが、4月、5月はそこそこ予定が入っている。連休中はあまり動きたくない。今年は4月28日か30日にしようと考えていた。前日の27日はゴルフがあったので、少々きついかなと思いつつ、28日が天気が良さそうなので、この日に決めた。

  昨年、試行錯誤で歩いたコースで成果があったので、今回もそのルートにする。南武線の分倍河原から乗った京王線が多摩川の鉄橋を渡った次に駅で降りた。都道20号線(野猿街道)が多摩川にかかる橋を対岸に渡るのだが、今回は、まず、河川敷にある公園へと歩いた。枯れたススキが見えたので近くへ行ってみると、幸先よくミヤマチャバネセセリを見つけた。

 良く見るとギンイチモンジセセリも飛んでいる。何とか撮ろうと目を凝らしてその飛んでいく先を見たが、なかなか止まってくれない。とうとう、そこでは撮ることができなかった。飛んでいるところ、いわゆる飛翔写真を上手に撮られる方がいるが、私には無理なようだ。

 上流へ歩いて、渡ろうとしている橋の下を通り抜け、土手に咲く花にいたモンキチョウを撮りながら、都道20号線(野猿街道)に出て、多摩川にかかる橋を大きな渡り、多摩川左岸へ出た。ここからは昨年歩いたコースを踏襲する。京王線の鉄橋が近くなったところで、ようやくこの日初めてのギンイチモンジセセリを撮ることができた。 まず、ミヤマチャバネセリなどから綴っていく。

;クリックすると大きな写真になります。 1.のどかな河川敷
10時少し過ぎに京王線の駅に着いた。まっすぐ多摩川の河川敷に出る。上流に対岸へ渡る大きな橋があるが、そちらの方へ歩いていくと公園があった。夏用の何かの写真を撮っているのだろうか、竿に多分造花であろうヒマワリの花を付けて地面に差し、ピチピチしたお嬢さんたちの写真を撮っていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 47mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.ミヤマチャバネセセリ -1
公園内を川に沿って歩いていると幸先よくミヤマチャバネセセリを見つけた。♀のようだ。じっと止まって動かない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ミヤマチャバネセセリ -2
D5300+TAMRON 90mm に持ち替えて撮る。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ミヤマチャバネセセリ -3 
カラスノエンドウに止まり、口吻を伸ばして吸蜜し始めた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ミヤマチャバネセセリ -4
個体数は多い。これは♂のように思える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/550秒 86mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.公園の花壇のモンキチョウ
きれいに手入れされた公園の花壇には数頭のモンキチョウが花から花へと飛んでいた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.都道20号線(野猿街道)
やがて、都道20号線(野猿街道)が多摩川を渡る大きな橋が見えてきた。良い天気だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/900秒 15mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.土手のモンキチョウ
その橋の下をくぐり、橋に上がろうと土手を進むと、ハルジオンでモンキチョウが吸蜜していた。モンキチョウはなかなか構図的に上手く撮りにくいが、アップで狙った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.多摩川の清流?
先日、NHKの「ダーウィンが来た!」という番組で多摩川の水がきれいになり、鮎をはじめとした魚が増えたと言っていた。その増えた魚をカワウが狙っている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/640秒 185mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ミヤマチャバネセセリ -5
橋を渡るのに普通に歩いて、途中で写真を1枚撮って、6分かかった。対岸、すなわち左岸の河川敷にたどり着くと、一旦、橋の上から上流の方に見えていたススキの群落の方へ下りてみる。さっそくミヤマチャバネセセリが飛び出した。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ヒメウラナミジャノメ -1
ヒメウラナミジャノメは今が第一化の最盛期なのだろう。どこにでも飛んでいた。この個体は普段見る本種に比べ、裏面の色が黄褐色に見え、眼状紋の列を境にさらに変化がある。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ヒメウラナミジャノメ -2
どこからか飛んできて止まるとさっと翅を開く。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.ヒメウラナミジャノメ -3
どの個体も新鮮である。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ヒメウラナミジャノメ -4
この個体の裏面の色も淡い黄褐色の気配がある。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.京王線の鉄橋
来るときに乗ってきた電車が渡った京王線の鉄橋に来た。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/600秒 185mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.多摩川の堰
鉄橋の向こうは水位、流量調整のためだろうか、堰になっていた。写真では小さくてわかりにくいが右下の少し水が淀むところにカルガモがいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/550秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2015年5月 3日

Petite Fleur et Petite Papillon 舞岡公園 4月23日


 急に暖かくなった。久しぶりに舞岡公園へ行ってみた。
  この日はベニシジミ春型やツバメシジミのきれいな個体を90mmマクロで撮ろうと思って出かけたのだが、残念ながらタイミングが合わなかったようだ。ベニシジミはすでに破損した個体が多い。ツバメシジミはその姿さえ見ない。舞岡公園の蝶は少なくなっていると思わざるをえない。それでも、この日は珍しくクロコノマチョウが飛んでいるのを見かけた。すぐ追いかけたが、見えなくなってしまった。黒くて大きな蝶がわさわさと飛ぶ感じで、ちらっと前翅先端のオレンジ色が見えた。このほか、ツマキチョウ、キアゲハ、アゲハ、モンキチョウ、キタキチョウ、モンシロチョウ、ルリシジミ、ベニシジミ、コチャバネセセリを目撃したが、数は少ない。

 一方、谷戸を歩くと小さな草花が咲いている。蝶が少ないので、これらの小さな花を見て歩く。先月末に来たときに咲いていたキフジ、コブシ、サンシュユ、ミツマタ、ボケ、マンサクなどと入れ替わり、季節はどんどん進んでいる。この分だとウツギやタニウツギが咲きだすのも早いかも知れない。

 必ずしも小さな草ばかりに咲く花ではないが、この時季の花を撮ってきた。私は植物の名前をあまり知らないので、名前を調べるのに苦労した。それらの花を並べてみる。​撮影のデータは省略するが、D5300+TAMRON 90mm と FUJIFILM FINEPIX HS50で撮った。どちらで撮ったかは写真を見ればお分かりになると思う。

150503-2_001.jpg このタニウツギの木は何年か前に剪定され、2~3年花を付けなかったが、昨年ごろから再び花を付けるようになった。ゴールデンウィークの頃にはモンキアゲハやナガサキアゲハが来ていたが今年はどうだろうか。谷戸にタンポポが咲いていた。まだ開き切らない花もあり、良く見るとセイヨウタンポポと少し違うようだ。
150503-2_002.jpg
これはセイヨウタンポポだろう。小さなバッタ?体長3mmほどだ。ハハコグサ(母子草)は春の七草の一つだ。
150503-2_003.jpg
カラタチはアゲハの幼虫が食べる。良くアゲハの♀が産卵にきている。90mm macro 寄って撮ると被写界深度が浅いのでピントを合わせるところが難しい。シャガ(著莪、射干)はアヤメ科の花だ。
150503-2_004.jpg
ハルジオンの花には良く虫が来る。蝶も石垣島のセンダングサのようにハルジオンの花が好きだ。ヒメジオンという良く似た花があるが、蕾が下に垂れ下がっているので、これはハルジオンの方だと思う。
150503-2_005.jpg
古民家の裏庭にはヤマブキが咲いていた。黄色いヤマブキと白いヤマブキがある。ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)は形が鷺に似ているところからその名がある。
150503-2_11.jpg
アザミにもいろいろと種類が多い。春に咲くアザミ(薊)はほとんどノアザミという。ヒメオドリコソウは密集して生えていて、どれが花なのだろうかと思う。先端の葉の脇に、小さな唇形をした淡い紅紫色の花をたくさんつける。ダイコンの花は畑に咲いていた。モンシロチョウが飛び回っていた。
150503-2_006.jpg
アケビ(木通)がこんな花を咲かせるとは知らなかった。成長して果実となり、10cm前後まで成長し、9 - 10月に熟して淡紫色に色づく。ムラサキケマン(紫華鬘)にはツマキチョウも訪れる。
150503-2_007.jpg
まん中のホタルカズラ(蛍蔓)名前を調べるのに時間がかかった。​和名の由来は緑の中に鮮やかな瑠璃色の花が咲く様子をホタルに例えたことからという。ケキツネノボタン(毛狐の牡丹)も同定するのに時間がかかった。同じキンポウゲ科の花にキツネノボタンというのがあるが、こちらは全体に毛が生えているのでケキツネノボタンというそうだ。
150503-2_008.jpg
左、こんな小さなかわいい花をなぜオオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)などという名がついたのだろうか。形が似ているというのだが。カラスノエンドウ(烏野豌豆)はこの時季に良く見る。ミツバツチグリ(三葉土栗)も同定するのが難しかった。花と葉をしっかり撮っていかないと判別できない。
150503-2_009.jpg
トウダイグサとはどういう字を書くのかと思ったら燈台草だった。この草の姿を昔の灯明台にたとえたのだという。茎の先に5枚の葉が輪生し、花が杯状の総苞に包まれて茎先についている。しっかり見ないと花と葉の見分けが付きにくい。タツナミソウ(立浪草)はいい写真が撮れなかった。
150503-2_010.jpg
クローバの花はシロツメクサだ。このアカツメクサ(赤詰草)は同じシャジクソウ属だが、赤クローバーとも呼ばれるそうだ。モクレン(木蓮)は小さな花ではないが、古谷戸の里に咲くモクレンの背景にこいのぼりを入れた。3月末に来たときには黄色い濃厚な花を咲かせていたヒイラギナンテンは薄緑色の実を付けていた。これからブルーベリーのような色に熟していく。


  さて、この日のターゲットであったベニシジミはというと、先に記したようにすでに時期が遅かった。いつもの年だとまだ新鮮な春型がハルジオンをはじめ、オオイヌノフグリやタンポポで吸蜜する姿を見るのだが、この日はその個体数も少なく、破損した個体が多かった。ツバメシジミは全く見なかった。

150503_001.jpg 1.ベニシジミ -1
この日ベニシジミの写真を撮ったのは、体験畑から狐久保への道の右側のハルジオンの咲くところだけだった。この個体も擦れている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ベニシジミ -2
ベニシジミは活発に飛ぶ私の動体視力では捕捉できない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ベニシジミ -3
これは比較的きれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ベニシジミ -4
右後翅の外縁に少し切れたところがあるが、まあまあきれいな個体だ。ハルジオンが元気なので救われる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ベニシジミ -5
このように破損した個体が多かった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ベニシジミ -6
出来るだけ傷んでいない個体を撮っているのだが。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.キタキチョウ♀
♂に比べてやや大型で黄色が薄い。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/180秒 119mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.モンキチョウ♀
数は多くないが谷戸ではモンキチョウが元気に飛んでいる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.コチャバネセセリ -1
コチャバネセセリの発生は始まったばかりのようだ。きれいな個体が多かった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/800秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.コチャバネセセリ -2
コチャバネセセリもハルジオンで吸蜜する。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.コチャバネセセリ -3
どのコチャバネセセリもハルジオンの周りの舌状花と中心部の黄色い管状花との境目に口吻を伸ばしている。管状花は外側から中心部の方に開花が進む。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.コチャバネセセリ -4
この個体は翅の形に丸みがあって、お腹が太い。♀だろうと思う。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし