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2018年4月11日

2泊3日で山陰山陽を周遊(1) 倉敷美観地区 3月29日

3月29日~31日、1日目 倉敷美観地区→姫路城→大山、 2日目 足立美術館→出雲大社→萩城下町、 3日目 津和野→宮島 をめぐる2泊3日の某旅行社の周遊ツアーに参加した。初日は新横浜から新幹線に乗り、岡山まで行って、そこからバスに乗り換えて倉敷美観地区へ行く。これから3日間、下津井電鉄の観光バスで山陰山陽をめぐる。
 のぞみ7号は10:19に岡山に着いた。小1時間バスに乗り、倉敷美観地区へ着いたのは、11時半ごろだった。バスガイドさんの後について大原美術館前まで行き、そのあと自由行動となった。といっても大して時間があるわけではない。倉敷川に沿った街並みを見て、アイビー・スクエアというところへ行ってみることにする。大原美術館にも入館してみたかったが、時間がなさそうだ。
 倉敷市は1928年(昭和3年)に都窪郡倉敷町の市制施行に伴い、最初の市が発足した。その後、1967年(昭和42年)の初代倉敷市・玉島市・児島市の3市による新設合併に伴い、現在の二代目倉敷市が発足している。 平成25年の人口は約48万人だそうだ。
 白壁の街並みの残る倉敷川沿いの街並みを歩き、アイビー・スクエアでは倉紡記念館などを見たあと、12時半にバスに戻り、姫路に向かった。なぜ新幹線で先に姫路で降りて姫路城を観光せずに、岡山から姫路へ戻るのか釈然としなかった。

1.大原美術館分館
バスガイドさんに引率されて駐車場から美観地区へと向かう。そこに大原美術館の分館があった。この彫刻はイギリスのヘンリー・ムーアの「横たわる母と子」という。1975年から76年の作品だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 35mm ISO250 ) 露出補正 なし
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2.大原美術館
新渓園という庭園のわきを抜けて、倉敷川に出る手前に 大原美術館 の本館があった。写真などでよく見るこの建物は大原孝四郎の3男で、大原家7代目、大原孫三郎(1880年-1943年)が、自身がパトロンとして援助していた洋画家児島虎次郎(1881年-1929年)に託して収集した西洋美術、エジプト・中近東美術、中国美術などを展示するため、1930年に開館した。西洋美術、近代美術を展示する美術館としては日本最初のものである。大原孫三郎の支援で1908年に渡欧した洋画家の児島虎次郎(1881~1929)はクロード・モネやアンリ・マティスから直接作品を購入するなどした。バスガイドさんの説明によると、第二次大戦で大原美術館が戦火を免れたのはその美術品を守るためといわれているそうだ。エル・グレコの受胎告知やモネの睡蓮などが収蔵されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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3.倉敷川 今橋
大原美術館の前には倉敷川にかかる今橋があり、ここから倉敷美観地区がはじまる。 倉敷美観地区一帯は倉敷川沿いの柳並木と町並みで有名である。 倉敷川は、倉敷市の倉敷美観地区から岡山市南区の児島湖に流れる二級河川だそうだ。桜も満開だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 13mm ISO100 ) 露出補正 なし
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4.倉敷川 中橋
今橋を渡ったところから、中橋を見る。まず、アイビー・スクエアへ行ってみようと思う。倉敷川は川というよりは堀のようである。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 41mm ISO100 ) 露出補正 なし
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5.倉敷川
中橋の上から、下流を眺める。両側の街並みがまさしく美観である。向こうに見えるのは高砂橋だ。アイビー・スクエアへの行き方を、客待ちをしていた人力車の車夫さん尋ねたところ、この先の路地を左へ入っていくのだと教えてくれた。乗りもしないのに申し訳ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 42mm ISO100 ) 露出補正 なし
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6.川舟乗り場
かつて物資を積んだ川舟の往来でにぎわった倉敷川では、その風情を味わえる観光川舟が運行されている。観光客に人気らしい。500円だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 42mm ISO100 ) 露出補正 なし
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7.倉敷館
倉敷川が直角に折れるところにかかる中橋のほうを振り帰ってみると、その左側に倉敷館があった。 施設を長持ちさせるため、また、、バリアフリー化や、利用者の利便性向上に向けた改修工事のため、現在休館中だが、倉敷館は1917年(大正6年)に倉敷町役場として建てられた洋風木造建築である。現在は観光の起点や情報収集に観光案内所となっている便利なスポットだそうだ。建物は、国登録有形文化財に指定されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
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8.路地
倉敷川から左に折れて、路地に入った。食べ物屋、土産物店などが軒を連ねる。倉敷はジーンズや帆布が名産だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 21mm ISO320 ) 露出補正 なし
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9.アイビー・スクエア入口
アイビー・スクエアは、江戸幕府の代官所跡に1889年(明治22年)に建設された倉敷紡績創業の旧工場で、1973年(昭和48年)に改修され、観光施設として再生された。倉敷紡績の関連会社「株式会社倉敷アイビースクエア」が経営・管理し、現在も倉敷紡績の登記上の所在地だそうだ。場所は倉敷美観地区に含まれ、建物は2007年(平成19年)11月30日に経済産業省より「近代化産業遺産」に認定されているという。 明治時代の倉敷紡績所を そのまま改装開発したホテルとなっている

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
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10.児島虎次郎記念館
アイビー・スクエアのアーチをくぐって左側に、昨年12月に閉館された児玉虎次郎記念があった。 この建物は,明治39年に倉敷紡績が5度目の工場増設を行った時、製品倉庫として建てられたものだ。煉瓦造り(一部木造)の平屋建物で、屋根は寄棟桟瓦葺、小屋組はトラス組だそうだ。昭和47~56年にかけて,大原美術館の分館として利用するために改装されたが、保存状態が良く、往時の姿をとどめているという。閉館に際し、収蔵品は、同美術館が活用策を検討してきた旧中国銀行倉敷本町出張所(同所、国登録有形文化財)に移転し、大原美術館開館90周年の2020年11月に「新児島館」(仮称)として開館する計画だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 11mm ISO100 ) 露出補正 なし
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11.倉紡記念館 -1
倉敷紡績 株式会社(クラボウ)は明治21年倉敷紡績所として創立された。初代社長に大原孝四郎が就任。翌22年、江戸時代の倉敷代官所跡地に当時としては最も近代的な紡績工場が操業を開始した。倉紡記念館は、昭和44年、クラボウの創立80周年の記念行事のひとつとして造られた。明治の創業期に建てられた工場は、その後現在の倉敷アイビースクエアとなり当時の原綿倉庫が倉敷の町並みに合わせて改造され、記念館に生まれ変わった。ここにはわが国紡績産業の時代の移り変わりを背景に、クラボウの歩みが、写真・模型・文書・絵画などによって展示されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 12mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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12. 倉紡記念館 -2
これは大原孝四郎の3男で、2代目大原孫三郎社長の執務机である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/125秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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13. 倉紡記念館 -3
昭和天皇は昭和25年3月、愛媛県行幸の折、当時国内で最も新しい紡績工場であった北条工場を視察された。後ろの書画は宗像志功のものである。宗像志功は 大原總一郎 の知遇を得て、戦時中倉敷を訪れてた時、倉紡従業員の教育に資するものと請われて、協力会社の倉敷工業㈱萬壽航空機製作所(旧倉敷紡績萬壽工場)の礼法室の襖に仕上げたのがこの書画だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/160秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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14.蔦が絡まる建物
この建物は倉敷紡績の発祥工場で明治22年(1889年)に建設された。そして、昭和20年(1845年)、終戦とともに長年にわたる操業に終止符をうち、休止工場として保存されていたのを昭和49年(1974年)に改装された。この壁面の蔦は、昭和の初期に西日のため室内の温度が上がるのを防ぐために植えられたものである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 39mm ISO320 ) 露出補正 なし
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15.考古館
そろそろバスに戻らなくては時間になってきた。来た道をアイビー・スクエアからたどっていく。中橋のところへ来ると、さっきは倉敷館しか気が付かなかったが、考古館というのがあった。考古館は1950(昭和25)年、江戸時代の土蔵作り米倉を改装して開館した。今では考古館の建物は、倉敷を象徴する倉として、ポスターや切手をはじめ、様々なデザインにも使用されており側面壁の貼り瓦の美しさも注目を集めているよいうだ。内部の展示品は、「吉備」地方である岡山県と周辺一帯を中心にした遺跡から発見された遺物が中心で数多くあるという。中を見る時間はなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 12mm ISO320 ) 露出補正 なし
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16.倉敷川舟流し
大原美術館を目標に倉敷川沿いに歩いていると、川舟が観光客を乗せて進んできた。かつて物資を積んだ川舟の往来でにぎわった倉敷川。その風情を味わえる観光川舟が運行されている。ゆったりと進む舟に腰を下ろして眺める白壁の町並みは、川舟流しならではの表情を見せてくれるというのだが、そんな時間的余裕はない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 20mm ISO100 ) 露出補正 なし
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17.有隣荘
中橋を渡って倉敷川の対岸へ回り込んだ。有隣荘という建物を背景に入れて川舟を撮りたかった。有隣荘は大原孫三郎が病弱だった妻を気遣って、家族で住むために建てた大原家の旧別邸だそうだ。独特の製法で焼かれた瓦は、見る角度によって緑色に光り、地元では「緑御殿」とも呼ばれているという。ここには昭和天皇も宿泊されたという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 15mm ISO100 ) 露出補正 なし
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18.新渓園
大原美術館の本館と分館との間に新渓園というところがあった。 この新渓園は明治26年、倉敷紡績の初代社長大原孝四郎の別荘として建設されたもので、和風建築として高く評価されたそうだ。その後、広く一般に開放されて、市民の憩いの場として親しまれてきたという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
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19. 下津井電鉄の観光バス
私たちが3日間お世話になるバスだ。 下津井電鉄は岡山県に本社があり、鉄道事業が創業時からの中核事業であったが、1991年に全線を廃止し、撤退したそうだ。その子会社である下電観光バスという会社のバスだ。バスガイドの話では、この地方では大手であり、これから行く観光地ではよくお目にかかるはずとのことだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 14mm ISO100 ) 露出補正 なし
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2016年11月10日

犬山、郡上八幡、白川郷、飛騨高山 古い町並みを歩く 10月17日~18日 (4) 飛騨高山 10月18日

白川郷から東海北陸道を走り、日本で3番目に長いという飛騨トンネルなどを抜けて高山清美道路に入り、最後の目的地である飛騨高山に着いたのは11時半ごろだった。
  バスは古い町並みが近くにある駐車場に入った。さすがに観光客が多い。中国や台湾、韓国から来ている人も多いし、いわゆる西洋人も多い。
 高山が紹介されている写真には、よく出てくる宮川と赤い橋のところまで行ってみる。その手前を右に入ると上三之町という古い町並みだ。そこはにぎやかな商店街である。そんな上三之町を北へ進み、国分寺を見るため、宮川にかかる鍛冶橋を高山駅の方に折れ国分寺通りを歩く。
 戻ってきて、再び鍛冶橋を渡って、安川通りをそのまままっすぐ東へ進んだ。バスの添乗さんが、そのあたりに美味しい飛騨牛メンチカツを売っている店があるというので、探してみたが見つけられなかった。
 再び上三之町を歩いて、駐車場へ戻った。バスは午後12時45分に高山を出発し、国道158号線を松本へ向かう。途中、平湯で休憩し、平湯トンネルを抜けて、上高地の入り口を右に曲がって松本へ、そこから長野自動車道に上がって、岡谷から中央道へ。八ヶ岳PAで休憩したあとは、八王子から圏央道へ、そして海老名から東名に入り、海老名SAで最後のトイレ休憩がとられ、横浜駅東口には、夕方6時半に着いた。思ったより早かった。
  今回は美濃と飛騨の古い町並みを見て歩いた。時間は限られていて、上っ面しか見られなかったが、とても充実した旅となった。

73.上二之町
駐車場から宮川にかかる赤い橋(中橋)のほうへ歩き始めて、すぐ右側に古い町並みの通りが見えた。上二之町だ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.8 1/​250​秒 50mm ISO320​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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74.高山市政記念館​​
中橋にむかって歩いて行くと左手にこの高山市政記念館があった。明治28年から昭和43年まで使用された町役場、市役所の建物で旧高山町役場の看板がかかっていた。高山市三町伝統的建造物群保存地区内の南端にあって、一之町、二之町、三之町を見渡す重要な位置にある。建築材は総檜で、ガラスも当時初めて導入され、硝子障子という名称で各所に使われているという。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO450 ​) 露出補正​ ​なし
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75.格子塀​​​​
きれいな格子塀の家があった。「料亭 洲さき」とある。今年で創業222年を迎えた老舗だ。ホームページによると「洲さきは、江戸時代の後期、寛政六年(1794年)に創業されました。岐阜県で最古の料亭として、国の伝統的建造物群に指定された町並みの一角に位置し、高山市有形文化財にも指定されています。天領だった頃の風情を今に伝える出格子の表構え、そして玄関の土間と囲炉裏が、飛騨情緒たっぷりにお客様をお迎えいたします。・・・」とあった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO1400 ​) 露出補正​ ​なし
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76.中橋からの眺め
上三之町に入るところを通り過ごして先に中橋へ行ってみる。この赤い橋は飛騨高山を紹介する写真にはよく登場する。中橋の上から宮川の上流方面の眺めだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250​秒 18mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
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77.陣屋前朝市​​
高山は朝市が有名だが、宮川朝市とともに陣屋前朝市がある。中橋を渡ったところに高山陣屋跡があり、朝市はそこで開かれていた。すでに11時半になっていたが、まだいくつか店が開いていた。かみさんは「秋映」というリンゴをお買い上げ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 22mm ISO250 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
78.高山陣屋​​
高山陣屋は、江戸幕府が飛飛騨国を直轄領として管理するために設置した代官所・飛騨郡代役所だ。現在の岐阜県高山市八軒町に置かれた。幕末には全国に60数ヵ所あったと言われている代官所・郡代役所の中で、当時の建物が残っているのはこの高山陣屋だけだそうだ。全国で唯一建物が現存する遺跡で、昭和4年(1929)には国史跡に指定されている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250​秒 18mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
79.中橋
高山陣屋の方から中橋を見る。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5 1/​320​秒 70mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
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80.上三之町​​
中橋から再び高山市政記念館の方に戻ると、その左側が上三之町だ。飛騨高山の古い町並みの象徴のような通りだ。道幅は上二之町より狭い。観光客はこの通りに集中する。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250​秒 120mm ISO560 ​) 露出補正​ ​なし
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81.造り酒屋 -1​​​​
高山の古い町並みの周辺には造り酒屋が6軒あるという。ここは上三之町にある「深山菊」蔵元舩坂酒造店。飛騨高山の厳しい自然の中で、良質な酒米と飛騨の清冽な水を用いて、厳しい自然の中でで元禄年間から200年以上も醸し続けてきている酒蔵という。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO640 ​) 露出補正​ ​なし
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82.造り酒屋 -2​​​​
​​ ここは同じく上三之町にある原田酒造場。安政2年(1855年)に創業され、淡麗辛口ながらも芳醇な米のうま味を味わえるという、小京都・飛騨高山の京文化と天領・飛騨高山の江戸文化が融合された、飛騨高山ならではの酒造りが続けられている。原田酒造場のお勧めの酒は「山車」。やわらかい口当たりが人気だそうだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO640 ​) 露出補正​ ​なし
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83.外国人観光客が多い上三之町​​​​​​
飛騨高山はフランスの旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に4回連続で「わざわざ旅行する価値がある」場所として最高評価の三ツ星を獲得しているそうだ。古い建物とモノトーンの世界は幻想的という。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.3 1/​250​秒 78mm ISO400 ​) 露出補正​ ​なし
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84.医院
上三之町に面して「岩佐医院」という産婦人科の医院があった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO640 ​) 露出補正​ ​なし
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85.上三之町の賑わい
観光客で賑わっている上三之町をさらに北に進む。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO640 ​) 露出補正​ ​なし
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86.「飛騨民族考古館」
​​ 上三之町の通りが駅前中央通りと交差する手前に「飛騨民族考古館」というところがあった。中に入って見る時間はさけなかったが、高山城主金森家の御典医(大名に勤めた医者)の住まいだったと伝えられている。戦国武家屋敷をしのばせるたたずまいで、吊天井や忍窓、井戸の抜け穴などが見られるとのこと。土蔵には飛騨の考古、歴史資料などが展示されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
​​ プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
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87.山桜神社
上三之町の通りを駅前中央通りで左に曲がる。宮川に架かる柳橋を渡ると本町通りと交わり、その角に山桜神社があった。境内の火の見櫓は、1854年(嘉永7年)に火消しの「馬頭組」が建設したもので、1878年(明治11年)頃再建し、1936年(昭和11年)に現在地に移転された。木造鉄板板ぶきの三層構造である。2007年(平成19年)に国の登録有形文化財に登録されている。事前学習が足りず、この火の見やぐらを撮り逃してしまった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/60秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
88.飛騨国分寺
国指定の重要文化財であり、高野山真言宗の寺院である飛騨国分寺を見たかった。本町通を宮川沿いに北へ進んで国道158号線である安川通りに出た。左に曲がって高山駅方向に進む。鍛冶橋を背にして進むと右側に国分寺があった。高さ22mあまりの三重塔は文政4年に再建された。その奥の鐘楼の右側に見える大イチョウの木は樹齢1250年、幹周り10m、高さ37mで国指定の天然記念物だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.7段
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89.国分寺 山門・鐘楼・本堂
安川通り(国分寺通り)に面して山門があり、山門からは鐘楼とその奥の本堂が見える。 本堂(室町時代再建、安土桃山時代修復)や、木造聖観音菩薩立像(平安時代)は国指定の重要文化財になっている。741年(天平13年)、聖武天皇により国分寺建立の詔が発せられ、757年(天平勝宝9年)頃、行基によって建立されたという歴史ある寺なのだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
90.宮川朝市
高山では宮川朝市が有名だ。飛騨国分寺から戻って、鍛冶橋を渡ると左側に宮川朝市が見えた。飛騨高山宮川朝市協同組合によりほぼ毎朝行われている朝市だそうだ。石川県の輪島朝市、千葉県の勝浦朝市と並ぶ、日本三大朝市のひとつとも言われ、高山市を代表する観光名所の一つといわれる。しかし、時間はすでに正午すぎていてほとんどの店はなく、買い物客もいない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
91.再び上三之町
鍛冶橋を渡って安川通りをまっすぐ歩いて、添乗員さんが言っていたメンチカツの店を探したが見つけることはできなかった。戻って上二之町通りを少し歩いて、また、さんまち通りへ戻ってきた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
92.飛騨牛にぎり寿司
なにやら行列ができている店がある。飛騨牛にぎり寿司の看板が見える。さんまち通りにある「飛騨こって牛」という店だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 22mm ISO500 ) 露出補正 なし
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93.愛犬たちの散策
上三之町にペットの犬たちが集まっていた。飼い主の方は地元の方々だろうか、どこからか来られた方なのだろうか。全部で7匹いた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
94.国指定 重要伝統的建造物群保存地域
ちょっと人通りが少なくなって古い町並みの上三之町が見通せた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 16mm ISO125 ) 露出補正 なし
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95.人力車
お年寄りのご夫婦が人力車に乗られて観光されていた。車夫が説明している。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 21mm ISO125 ) 露出補正 なし
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96.中橋の眺め
赤い橋を見ようと上三之町の通りを右に折れて宮川に出て、筏橋の上から中町を眺めた。。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f8 1/​250​秒 48mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
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97.平湯
12時45分にバスは高山を出発し、R158を平湯バスターミナルにむかった。バスの中で食べた飛騨牛巻き寿司弁当は旨かった。午後1時半に平湯バスターミナルに到着した。天候は回復してきて、時折陽が差す。周囲の山は紅葉が始まっていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6 1/​640​秒 175mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
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98.紅葉始まる
バスターミナルでは、トイレ休憩と買い物のためバスは25分ほど停車していた。紅葉し始めた周囲の山を眺めていたら発車時間になり、バスに戻った。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.8 1/​250​秒 52mm ISO1000 ​) 露出補正​ ​なし
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99.梓湖
松本に向かうバスは、途中、奈川渡ダムの堤の上を走る。午後の強い日差しが梓湖に注がれていた。奈川渡ダムは2010年5月に、東電に勤務していた学生時代の同期の友人のお世話で見学したことがある。下から見上げる155mのコンクリートの堤は恐ろしく高く聳えていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f9 1/1250秒 22mm ISO125 ) 露出補正 なし
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