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2022年7月 9日

箱根温泉一泊旅行 6月10日-11日

6月の初めに電話があり、娘たち夫婦から箱根に行こうと誘われた。家内の足が少し心配だが、車での移動であり、断る理由は何もない。
 娘の主人が新しく購入したBMWで家まで迎えに来てくれた。パワーがあって、乗り心地もよい。難点は後部座席に乗るときにルーフに頭をぶつけそうになることだったが、腰から先にシートに入れて行けば大丈夫だ。
 コースはすべて二人にお任せだ。止まるところも知らされていない。
 どこをどう走ったかは定かではないが国道1号から西湘バイパスにはいり、国府津辺りで下り、小田急線の栢山駅の近くにある「月読」(つきよみ)という蕎麦屋で昼食にした。
 そこから小田原に出て、箱根は強羅方面に向かい、道に迷いながらも宿に着いた。そこは早川を挟んで強羅の反対側で、宮城野の奥、大文字焼の明神岳のすそ野に位置する。宿のバルコニーからは強羅の街と早雲山へ上るケーブルカー、そしてその向こう側は大涌谷という山肌が見えた。宿は、2020年の11月にオープンしたホテルだった。全8室しかなく、源泉掛け流し半露天風呂付き客室であった。
 久しぶりに家族4人でのんびりと過ごすことが出来た。有難い。
 翌日は、娘たち夫婦が、私が良く写真を撮りに行く湿性花園のすぐそばの「相原精肉店」に寄るといったのは偶然だった。ロースト・ビーフやらソーセージを買い求めて、外に出てきたら店のご主人と鉢合わせし、サラミを追加購入することになってしまった。
 帰路は小田原にできた新しいショッピングセンターに寄り、また少々海産物などをお買い上げ。そして、西湘バイパス、東海道を走って、我が家にもどり、近くの街中華で夕食にして、解散となった。

000_220610021 X700 HAKONE NICA G7X.jpg
宿から強羅の街と箱根火山の最高峰・神山(1437.8m)を望む

001_220610001 X800 小田原郊外 蕎麦屋「月読」 G7X.jpg 1.栢山の蕎麦屋「月読(つきよみ)」
ドライバーの娘の主人がカーナビを見ながら到着したのは、小田急線の栢山駅近くの「月読」という蕎麦屋だった。ここで昼食。店主がこだわる「味のある蕎麦」を求めて、遠方や、開店時間前から訪れる人もいるという。店主は、毎朝その日に使う分だけの蕎麦を碾くそうだ。流石に美味い蕎麦だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
002_220610004 X800 芦ノ湖畔 山のホテル G7X.jpg 2.芦ノ湖畔のカフェ
湯本の方から登ってきて箱根神社の先にある「山のホテル」の芦ノ湖畔に建つ「サロン・ド・テ ロザージュ」というカフェでお茶にした。ダージリンの中でもタルボやマカイバリといった有名茶園で、茶園の風土に合った時期に摘まれたトップクオリティの紅茶など、常時20種類以上と充実の品揃えをしているという。紅茶に特化している。紅茶に無知な私は聞いたことがある名のアッサムを注文した。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_220610006 X800 芦ノ湖畔 山のホテル G7X.jpg 3.芦ノ湖の遊覧船
湖の上を遊覧船が行く。海賊船タイプではない白い落ち着いた形の船だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
004_220610029 X800 HAKONE NICA G7X.jpg 4.ホテル到着
娘たち夫婦にとっては、静かなホテルでのんびりするのが旅の目的らしい。少し早めの到着。ビールが美味かった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_220611036 X800 HAKONE NICA G7X.jpg 5.ロビーのテラスからの眺め
午後の4時である。空は雲に覆われ、コントラストが出ないが、豊かな緑が広がる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_220610034 X800 HAKONE NICA 強羅の眺め G7X.jpg 6.神山(1437.8m)
強羅の街の向こうに箱根火山の最高峰である神山が見える。強羅から神山の手前の早雲山に登るケーブルカーの軌道が見え、その終点からロープウェイが右の方に登っていく。ここからは見えないが、噴煙が見える神山の山肌に隠れた、その奥が大涌谷になる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 27mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_220611052 X800 HAKONE NICA G7X.jpg 7.テラスから
翌日(6月11日)の朝、テラスから見下ろす緑には、多分マルバウツギと思われる白い花が咲き、その花の周囲をチョウが舞っている。矢印の上の花にアサギマダラが止まって吸蜜していた。望遠端37㎜(35mm版100mm相当)で撮っても、確認できないほど遠くに止まっていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO500 ) 露出補正 なし
008_220611052t X800 HAKONE NICA G7X.jpg 8.アサギマダラ
画像があれるのを覚悟で、アサギマダラと解る画像サイズに拡大してみた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO500 ) 露出補正 なし
009_220611093 X800 小田原 ミナカ G7X.jpg 9.ミナカ小田原
仙石の箱根湿性花園の入り口にある「相原精肉店」で、ローストビーフ、ソーセージ、サラミ、そして生ラーメンなどを買って、小田原へ下りた。小田原駅の近くに新しくできた「ミナカ小田原」という商業施設に寄っていく。ミナカ小田原は小田原駅直結、地上14 階+地下1階 の「タワー棟」と江戸情緒薫る「小田原新城下町」からなる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
010_220611091 X800 小田原 ミナカ G7X.jpg 10.ミナカ小田原 城下町市場 3階
40以上の店舗が集結している。「ミナカ小田原」という名称は、小田原の新しい時代の幕開けを願い、市民公募により命名されたそうだ。「みなか」とは、「真ん中(中心)」という意味の古語で、万葉集に日本一の霊峰・富士山を示す意味としても使われているという。城下町市場3階は21の店舗が両側に並び、その通りに置かれたテーブル、椅子には多くの人が陣取って行った。この日は土曜日で、人が多く出ていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2.5​ 1/1000秒 ​15​mm ISO1​25​ ) 露出補正 なし
011_220611089 X800 小田原 ミナカ G7X.jpg 11.ミナカ小田原 二宮金次郎広場
城下町市場3階の小田原城寄りには郷土の偉人、二宮金次郎にちなんだ金次郎広場というところがある、これまで一度も描かれることのなかった 二宮金次郎の激動の生涯が初めて完全劇映画化され、2019年6月1日に封切られた。その「二宮金次郎夫婦像」が見守る金次郎広場では、賑わいを創出するための広場として、多彩なイベントが実施されている。昨日の昼に栢山の蕎麦屋「月読」寄ったが、その近くに尊徳の生誕の地があり、二宮尊徳生家に隣接する記念館があった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
012_220611098 X800 小田原 ミナカ G7X.jpg 12.ビルに映る小田原城
金次郎広場では、地上14 階の「タワー棟」の建物の側面に小田原城が映っていたのが見えた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 24mm ISO200 ) 露出補正 なし


2013年11月29日

秋の箱根 -2 箱根美術館 11月19日


 成川美術館のある元箱根から、戻るような道どりになったが、強羅へ向かう。箱根美術館の広大な駐車場に着いたのは12時少し前だった。ここ箱根美術館は、世界救世教の岡田茂吉により設立された。この広い駐車場の敷地も世界救世教の土地だそうだ。
  入口は入場券を求める人たちで列ができていた。シニア@700円で入場する。
 箱根神仙郷にある箱根美術館の庭園で約1時間、紅葉の撮影を楽しんだ後、立ち寄り湯によって一風呂浴び、国道一号の箱根路を小田原へ出て、小田原厚木道路、東名で横浜に戻った。強羅からはやはりこのルートの方が近いようだ。
  富士山も見えたし、紅葉も最盛期だったし、立ち寄り湯も良かった。満足した一日だった。

17.箱根美術館駐車場から入口へ
駐車場は十分なスペースがあった。100台以上収容できるであろう。駐車場の入り口の前には世界救世教の光明殿があり、その前にあるモミジも深紅に染まっていた。箱根ケーブルカーの公園上駅の下を通って、箱根美術館の入り口に出る。入場券売り場には列ができていた。通りから見上げると、色づいたモミジの葉が陽の光に透けて美しい。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11.0 1/500秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
箱根美術館駐車場から入口へ;クリックすると大きな写真になります。
18.神仙郷
神仙郷というのは、世界救世教の創始者である岡田茂吉が箱根強羅地区の自然環境の特質を巧みに生かしつつ理想郷として作庭した約1万2000㎡庭園で,昭和28年に完成したとある。その中に箱根美術館をはじめ、数寄屋造りの茶室などを擁する。この8月1日付けで国の登録記念物(名勝地)に登録されたとのこと。ここは、入口を入ってすぐのところで苔庭という。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10.0 1/400秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
神仙郷;クリックすると大きな写真になります。
19.苔庭の紅葉
順路に従って歩く。苔の緑と鮮やかな紅葉のコントラストはきれいだ。約130種の苔と200本のモミジが植えられているという。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 65mm ISO400 ) 露出補正 なし
苔庭の紅葉;クリックすると大きな写真になります。
20.真和亭
真和亭という茶室に出た。この茶室から苔庭の紅葉を眺めると美しいと評判で、小田急ロマンスカーのポスターにもなっている。紅葉を楽しみながら抹茶が飲めるというので賑わっている。ポスターの写真と同じようにこの茶室から庭の紅葉を見たいと思っていたが、あまりにも混んでいそうだったので、断念して中には入らなかった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.8 1/320秒 62mm ISO400 ) 露出補正 なし
真和亭;クリックすると大きな写真になります。
21.真和亭とモミジ -1
真和亭を背景に陽の光を受けたモミジが輝く。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/250秒 50mm ISO400 ) 露出補正 なし
真和亭とモミジ -1;クリックすると大きな写真になります。
22.真和亭とモミジ -2
紅葉にもいろいろな色がある。モミジの種類も違うのだろうか。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/250秒 75mm ISO450 ) 露出補正 なし
真和亭とモミジ -2;クリックすると大きな写真になります。
23.真和亭とモミジ -3
箱根の山を背景にオレンジ色に輝く。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/1000秒 112mm ISO400 ) 露出補正 なし
日光殿;クリックすると大きな写真になります。
24.日光殿
真和亭を左に回り込むと、日光殿という大きな建物が見えた。その屋根をバックに深紅のモミジが映える。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/1000秒 62mm ISO400 ) 露出補正 なし
日光殿;クリックすると大きな写真になります。
25.富士見亭
真和亭の左隣にある富士見亭でもモミジの彩が見事だった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/640秒 56mm ISO400 ) 露出補正 なし
富士見亭;クリックすると大きな写真になります。
26.深紅のモミジ
茶室の脇から眺めた深紅のモミジも印象に残った。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/640秒 56mm ISO400 ) 露出補正 なし
.深紅のモミジ;クリックすると大きな写真になります。
27.大涌谷を望む
紅葉の向こうに大涌谷の噴煙が見えた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 150mm ISO400 ) 露出補正 なし
大涌谷を望む;クリックすると大きな写真になります。
28.龍頭の瀧
日光殿の前庭は、通常非公開であるが、11月3日~12月1日の間、特別公開されている。70トン以上あるという石を配置した池があり、そこに龍頭の瀧という小さな滝があった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.8 1/250秒 52mm ISO1250 ) 露出補正 なし
龍頭の瀧;クリックすると大きな写真になります。
29.真っ赤なモミジ -1
陽の光を透過する赤いモミジにしばし見とれてしまう。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11.0 1/500秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
真っ赤なモミジ -1;クリックすると大きな写真になります。
30.真っ赤なモミジ -2
何という建物か、後で思い起こしてみるが定かでない。多分、真和亭の裏側に回ってきたのだろうと思う。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9.0 1/320秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
真っ赤なモミジ -2;クリックすると大きな写真になります。
31.箱根美術館本館
龍頭の瀧があった石楽園の脇を通って、箱根美術館の本館出た。岡田茂吉の設計に基づいて建設された、中国風の青瓦を用いた建物。主に縄文時代から」江戸時代にかけての陶磁器が展示されている。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10.0 1/400秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
箱根美術館本館;クリックすると大きな写真になります。
32.相模湾を望む
箱根美術館本館の手前から、モミジと箱根の山々を展望するということから名づけられた観山亭という数寄屋建築の屋根越しに、相模湾が眺められた。南東の方向を見ていることになる。強羅駅の標高は553m、早雲山駅の標高は767mなので、ここはおそらく海抜600m位と思う。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 131mm ISO400 ) 露出補正 なし
131129_032.jpg
33.小田急ロマンスカーのポスター
箱根美術館の館内に入る。2階に上がる階段の途中に、真和亭(茶室)の中から苔庭の紅葉を撮った写真の小田急ロマンスカーのポスターが貼ってあった。今日も茶室に入ると多分このような写真が撮れたのかなと思う。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/250秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
小田急ロマンスカーのポスター;クリックすると大きな写真になります。
34.箱根美術館本館2階ロビーから
2階ロビーからは、32の写真より、左位置からになるが、相模湾が眺められた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
箱根美術館本館2階ロビーから;クリックすると大きな写真になります。
35.再び苔庭へ
再び苔庭に戻ってきた。約40分間の散策だった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 62mm ISO400 ) 露出補正 なし
再び苔庭へ;クリックすると大きな写真になります。
36.ミュージアム・ショップ
出入り口の右側に光琳堂というミュージアム・ショップがあった。そこから苔庭とその手前にかかる太鼓橋が絵のように見えた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/250秒 29mm ISO400 ) 露出補正 なし
ミュージアム・ショップ;クリックすると大きな写真になります。
37.箱根大文字
外に出て、北東の方向を眺めると、山肌に「大」の字が見えた。毎年8月16日に行われる箱根三大祭りの一つ箱根大文字焼きは、標高924メートルの明星ヶ岳の山頂付近に赤々と浮かび上がる。大文字焼きは1921(大正10)年から続く伝統行事で、その「大」の字をバックに、スターマインを中心とした打ち上げ花火とナイアガラなどの仕掛け花火も登場するそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
箱根大文字;クリックすると大きな写真になります。
38.立ち寄り湯
せっかく箱根に来たのだから立ち寄り湯をしようと、強羅の近くで、前もって調べておいたところへ行ったところ、定休日だった。候補はもう一軒あったが、そこも火曜日は定休日だった。あきらめて帰路に着くと、強羅駅の手前に強羅館という旅館の「日帰り温泉歓迎」という看板が目に付いた。ここは定休日ではなかった。風呂には窓がなく、景色を見ながらの入浴は叶わなかったが、源泉かけ流しで、40度に調整された湯はとても心地よかった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
上:プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
下:プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 13.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
立ち寄り湯;クリックすると大きな写真になります。


2013年11月25日

秋の箱根 -1 成川美術館 11月19日


  久しぶりに秋の箱根をドライブしてきた。
  この日の目的は二つ。成川美術館箱根美術館である。成川美術館ではその展望室から見える芦ノ湖と富士山、箱根美術館は小田急ロマンスカーのポスターで見た、その茶室から見る紅葉の庭である。
  朝7時半に自宅を出発した。天気は良かったが、東名高速から見える富士山には雲が張り付いている。カーナビは小田原厚木道路を行けというが、御殿場から乙女峠越えで仙石に行くコースにした。しかし、箱根湿性花園へ行くときはこのコースが近かったが、最初の目的地である成川美術館は元箱根の近くにあり、御殿場から仙石原を通って行くには1時間を要した。
 成川美術館に到着したのは、9時半を少し回ったころだった。
入場料はインターネットで1人200円の割引券を印刷して持参し、1,000円だった。さっそく、芦ノ湖に面した展望室に向かう。観光バスで来た人もいて、すでに20人~30人の人が、富士山に向け、カメラを構えていた。

1.成川美術館入口
幸い駐車場には、まだ停めるスペースがあった。入口に向かう。この門を入ると受付がある。伊藤芳雄作の「散歩」という彫刻が出迎えてくれた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/250秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
成川美術館入口;クリックすると大きな写真になります。
2.さっそく展望室へ
時刻は9時40分、さっそく入口を入ってその奥にある展望室に向かった。展望室にはソファが置かれていて50人くらいは座れるのだろうか。芦ノ湖の向こうに雲に囲まれた富士山が見えた。右手湖畔には箱根神社の赤い「平和の鳥居」がアクセントになっている。雲は右奥(北西)から左手前(南東)に流れている。雲がとれるのを期待して、ソファに座って待つことにする。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9.0 1/320秒 52mm ISO400 ) 露出補正 なし
さっそく展望室へ;クリックすると大きな写真になります。
3.駒ヶ岳と箱根神社「一の大鳥居」
展望室から右手を見ると、箱根神社の「一の大鳥居」がまじかに見え、その向こうに駒ヶ岳が見える。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9.0 1/320秒 52mm ISO400 ) 露出補正 なし
駒ヶ岳と箱根神社「一の大鳥居」;クリックすると大きな写真になります。
4.芦ノ湖遊覧船「ロワイヤルⅡ」号
雲の動きに目を凝らしていると、芦ノ湖遊覧船(箱根海賊船)が桟橋に入ってきた。ここは元箱根港という。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/640秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
芦ノ湖遊覧船「ロワイヤルⅡ」号;クリックすると大きな写真になります。
5.雲がとれない富士山
空は明るくなり、青空の範囲が広がってきているが、富士山山頂は、なかなか雲がとれない。雲が切れるかなと思うと、また、湧いてくる。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
雲がとれない富士山;クリックすると大きな写真になります。
6.箱根海賊船 ビクトリー号
10時15分、次の海賊船が入ってきた。観光客が乗船する。風は比較的強く、湖面に小さな白波が立っている。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 130mm ISO400 ) 露出補正 なし
131123_006.jpg
7.展示室からの眺め
なかなか富士山の雲がとれないので、成川美術館の展示室を見る。堀文子さんの「蝶の叢」という絵が印象に残った。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11.0 1/500秒 38mm ISO400 ) 露出補正 なし
展示室からの眺め;クリックすると大きな写真になります。
8.展望室からの眺め
再び、展望室に戻る。展望室の窓はとても大きく、きれいに磨かれている。いよいよ青空が広がり、雲があるのは富士山の山頂付近のみとなった。期待が持てる。湖面にも日が当たり始めた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10.0 1/400秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
展望室からの眺め;クリックすると大きな写真になります。
9.しつこい雲
展示室と展望室を往ったり来たりして、10時40分になった。山頂付近の雲はまだとれない。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13.0 1/640秒 48mm ISO400 ) 露出補正 なし
しつこい雲;クリックすると大きな写真になります。
10.駒ヶ岳
展望室から眺める駒ヶ岳(1357m)は、青空のもと、その独特な姿を見せてくれる。山頂のすぐ下から箱根園へ下る駒ヶ岳ロープウェイは、風が強いため運休しているのか姿が見えない。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10.0 1/400秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
駒ヶ岳;クリックすると大きな写真になります。
11.再び「ロワイヤルⅡ」号
再び箱根海賊船「ロワイヤルⅡ」が元箱根港に着いた。先ほど見た時から約1時間たっている。乗船する観光客も多い。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 170mm ISO400 ) 露出補正 なし
再び「ロワイヤルⅡ」号;クリックすると大きな写真になります。
12.あと少し
10時55分、富士山山頂を囲んでいた雲はほとんどなくなった。これでも十分だけど、あと少しで全貌が眺められるかも。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/3200秒 135mm ISO400 ) 露出補正 なし
あと少し;クリックすると大きな写真になります。
13.待った甲斐があった
11時5分、待つこと1時間半、富士山はそのほぼ全貌を見せてくれた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 62mm ISO400 ) 露出補正 なし
待った甲斐があった;クリックすると大きな写真になります。
14.富士山全貌
とうとう雲が一つもなくなった。待った甲斐があった。観光バスで来られていた人たちは、「みんなで(集合時間に)遅れれば怖くない」と言って、粘っておられたが、バス出発の時間が過ぎて、すでに展望室にはいない。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/3200秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
富士山全貌;クリックすると大きな写真になります。
15.成川美術館前庭の彫刻
成川美術館の前庭に出てみた。丁度展望室の下になる。3点ほどの彫刻の作品があった。これは、少年と仔馬の像のようだが、作者と作品名をメモし忘れてしまった。後でインターネットで調べてみたが分からなかった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13.0 1/640秒 52mm ISO400 ) 露出補正 なし
成川美術館前庭の彫刻;クリックすると大きな写真になります。
16.G12で1枚
最後にPowerShot G12で1枚撮った。くっきりカラー(ビビッド)に設定してあったので、コントラストの強い画になった。これで成川美術館を退出し、次に強羅の箱根美術館へと移動した。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
G12で1枚;クリックすると大きな写真になります。