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2018年2月 7日

蝶 自選年間ベスト10 (​13) 2015年

2015年は南の蝶を撮る機会が2度あった。1月には2度目のバリ島旅行をした。もちろん純粋な撮影旅行ではないが、2013年に初めてバリ島を訪れた時とほぼ時期的には変わらいものの、その時に撮った蝶と違う種も多く撮ることができた。
  もう一つは、3月に石垣島、竹富島へ行ったことだ。これは蝶の撮影を目的とした一人旅だったが、あいにく天候が悪く、気温も20℃にならないというコンディションだった。目的はミカドアゲハ、コノハチョウだったが、コノハチョウは飛んでくれなかったもののミカドアゲハは最初に現れた個体をただ一度のシャッターチャンスで何とか仕留めた。天候が悪く、期待した多くの蝶に会うことができなかったのが残念であった。次回来ることができるならば10月の終わりか11月に訪れたいと思う。
  夏には、湯の丸へ行き、烏帽子岳にも登った。八島が原湿原にも行った。近場では相変わらず、相模原市のギフチョウを撮り、横浜市の舞岡公園では平地産ゼフィルスをはじめ四季の蝶を撮リ歩き、文京区の小石川植物園ではナノハナに集うツマキチョウに楽しませてもらった。
 2013年秋からFINEPIX HS50EXR​という35mm版換算で24mm~​1000mmというコンデジを使っていた。撮像素子が小さく画質は期待できないものの、サブカメラとして愛用していた。首にNikon D5300を掛け、右手にハンド・ストラップでこのHS50EXRを持ち歩いていて、広角端でのマクロ撮影や、離れたところに止っている蝶を撮るのに重宝していた。そこえ、今はもう古くなってしまったが、NikonからCOOLPIX P610という​24mm~​​1440mm(35㎜版換算)というのが発売された。しばらく様子を見ていたが、HS50EXR​のマクロ切り替え動作などが少々鈍くなったので、これに買い替えた。​​手振れ補正機能が良く出来ていて、望遠端でとっても何とか止まっている。しかもCOOLPIX​ ​ P610​はHS50EXR​より一回り小さい。​​HS50EXR​と同じように使っている。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ルリモンジャノメ♀ 2015年1月11日 バリ島
ウブドで泊まったホテルの敷地は広かった。ウブドの街に出掛ける前の小一時間、このホテルの敷地内で蝶の影を追った。バリ島でルリモンジャノメは見慣れた蝶だが、大きな白い紋のある蝶が飛んだので何かと思ったところルリモンジャノメの♀だった。開翅はしてくれない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒 140mm ISO250 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ウスイロコノマチョウ 2015年1月12日 バリ島
日本に帰る日だったが、夕方の飛行機だったので、午前中かみさんと娘たち夫婦はウブドの街へまた行ってくるという。私はホテルに残って、昨日と同じところで蝶を探した。小さなスコールがきて、雨宿りをしていたら、雨がやむと同時にこの蝶が飛来した。初めて見るウスイロコノマチョウだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5 1/​120秒 ​89​mm ISO​4​00 ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。 3.ミカドアゲハ 2015年3月9日 石垣島真栄里林道
憧れのミカドアゲハに初めて会えた。これはその最初にシャッターを切ったショットだ。ほんの少しだけ陽の光が差し込んだ時だった。​D5300に持ち替えて撮る余裕はなかった。この時期​「コールデンミカド​」と呼ばれる裏面が金色に輝く​ミカドアゲハが現れるとのことだが、この個体はそこまではいかなかったようだ。このあと、ミカドアゲハを撮影できるチャンスはなかった。 ​

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5 1/​640秒 ​47mm ISO​640 ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。 4.アサギマダラ♂​ 2015年3月9日 石垣島真栄里林道
石垣島ではアサギマダラがとても多かった。気温が低く、蝶の個体数は少ないのにアサギマダラだけ目立って多かった。暖かくなるにつれ北へ移動を始めるのだろう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f5​.6​ 1/​320秒 ​144mm ISO​400 ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。 5.アオスジアゲハ 2015年3月11日 バンナ公園
曇っていて​気温も低い。バンナ公園の北口に車を停めて石垣ダムの方へ橋を渡っていくとリュウキュウアセビ​​が咲いていた。見た目はこちらで見るアセビと区別がつかない。そこえアオスジアゲハがやってきた。ミカドアゲハならもっと嬉しいのだが。​

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR​​
絞り優先オートで撮影 (f5.6 1/400秒 116mm ISO200)露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ギフチョウ 2015年3月31日 神奈川県相模原市
この年も2004年から毎年訪れているところへギフチョウの写真を撮りに行った。ギフチョウの個体数も比較的多かったが、カメラを持った愛好者の方々も​20名近くはおられたと思う。蝶に近寄って撮ることもはばかられる。ここでは毎年花の咲く時期が少しずつずれて、今年はまだ白い梅の花が満開だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels​​
プログラムオートで撮影(f​6.4​ 1/​850秒 ​185mm ISO​100 )露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.モンシロチョウの塊 2015年4月16日 小石川植物園
暖かい春の好日だった。ナノハナの咲く小石川植物園のくさはらでモンシロチョウが5頭塊になって飛んでいた。さすがにこの塊の中にツマキチョウは混じらない。 ​

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影(f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ツマキチョウの求愛​ 2015年4月16日 小石川植物園
​ナノハナに産卵しようとしている♀に、♂が求愛している。可憐な蝶だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影(f5.6 1/​8​00秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ギンイチモンジセセリ 2015年4月​28​日​ 多摩川河川敷
京王線の聖蹟桜ヶ丘から南武線の南多摩まで多摩川河川敷を歩く。午前中はなかなか止まってくれないが、昼ごろになるとハルジオンの花に来て吸蜜している。表翅はブラックコーヒーのような色をしているが、なかなか開いて見せてくれない。飛んでいる時は速くて追えないので、翅表を撮るには、花から飛び立つ瞬間を狙わなくてはならないが、この時は叶わなかった。​ ​

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​5​ 1/​900秒 ​4mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ウスバシロチョウ 求愛 2015年​5​月​11​日​ 南足柄夕日の滝
正午を過ぎてウスバシロチョウが活発に活動するようになった。飛翔する個体数も増えてくる。この日はこのような求愛シーンを何回か目撃した。このペアは残念ながらしばらくして離れてしまった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影(f5.6 1/​16​00秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.ミヤマモンキチョウ♀ ​2015年​7​月​21​日​ 湯の丸高原
ミヤマモンキチョウとミヤマシロチョウを撮りたくて、日帰りで、マイカーで​、​湯の丸高原へ出かけた。​湯の丸キャンプ場への入り口には、「ミヤマシロチョウ、ミヤマモンキチョウ、ベニヒカゲ 捕獲禁止」の看板が出ている。ミヤマモンキチョウは標高の比較的高いところで舞っていた。少し時期的に遅いのか♀が多い。モンキチョウの♂がハクサンフウロで吸蜜するミヤマモンキチョウの♀にアプローチしていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f5.6 1/​40​0秒 ​161​​mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.ミヤマシロチョウとコオニユリ 2015年​7​月​21​日​ 湯の丸高原
ミヤマシロチョウは少なかった。この年は特に発生が少なかったようだ。​2度ミヤマシロチョウに会えたが、最初の個体は羽化不全で翅が異常だった。これはその後、ミヤマモンキチョウを撮った後の帰路で、ラッキーにもコオニユリに吸蜜に来た個体だ。翅がうすい浅黄色に透けたように見えるところは多分♀だと思う。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒​ ​100mm ISO560 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。 補3.ゴイシシジミ 2015年​7​月​21​日​ 湯の丸高原
湯の丸高原キャンプ場から地蔵峠へ戻るところに、ちらちらと小さな蝶が何頭か飛んでいた。近づいてみるとゴイシシジミだった。最近ではすっかり見ることが少なくなった蝶だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒​ ​140mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。 補4.コヒョウモンモドキ ​2015年7月27日 ​長野県八島が原湿原
この時期、蓼科と美ヶ原の間にある八島湿原ではヒョウモン蝶達が多い。しかし、大型のヒョウモンはギンボシ、ミドリ、ウラギン、オオウラギンスジで小さめのヒョウモンはヒョウモンチョウしか会ったことがなかった。遠くのノリウツギの花に止った小型のヒョウモンをP610のファインダーで覗いたらコヒョウモンモドキだった。この蝶も最近、夏の信州の高原で見ることが少なくなった。手振れ防止機能がよく効いてくれている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f6 1/​40​0秒 ​215mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補5.会議中のコヒョウモン ​2015年7月27日 長野県八島が原湿原
ヨツバヒヨドリの花にコ​​ヒョウモンが集まって吸蜜していた。何やらランチョン・ミーティング​をしているようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f6 1/​250秒 ​108mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補6.アカボシゴマダラと柿の実 2015年9月12日 横浜市舞岡公園
水車小屋の近くに何本かの柿の木があるが、良く実を付けて熟れていた。甘い匂いに誘われてかアカボシゴマダラが数頭飛び回っている。アカボシゴマダラに混じって、コムラサキとゴマダラチョウもいた。

  Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f5.6 1/​800秒 ​116mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補7.アカボシゴマダラ♀ 2015年9月12日 横浜市舞岡公園
このアカボシゴマダラも柿の実で吸汁していたが、満足したのか、下りてきて木の幹に止った。大きい♀だった。

  Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5 1/500秒​ ​75mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。 補8.キアゲハと彼岸花 2015年9月21日 埼玉県日高市巾着田
日帰りバスツアーで彼岸花の名所である巾着田へ行った。彼岸花は満開で、観光バスもたくさん来ていた。びっしりと花が付いた巾着田の群落の周りの遊歩道を大勢の見物客がぞろぞろと歩く。そんな環境の中でひときわ鮮やかなキアゲハが吸蜜していた。少々蝶まで距離があるのでP610の望遠で狙うが、花から花へ動き回り捉えにくかった。トリミングしている。

  Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f5.6 1/​125秒 ​116mm ISO180 ) 露出補正 なし


2015年10月 2日

赤い絨毯 巾着田の曼珠沙華 9月21日

某旅行社の「巾着田曼珠沙華とコスモスの競演 関東最大級のパワースポット三​峯​神社・秩父三社めぐり」という​欲張った​日帰りバスツアーに参加​した。なにせ、シルバーウィーク5連休のど真ん中、敬老の日だったので、車が多い。帰省する車の行き返りの渋滞は避けられても日帰り行楽客は避けようがない。  朝7時30分に横浜駅西口集合だったが、私たち夫婦が到着したときには、すでに多くの人たちが集まっていた。添乗員さんに聞いたところ、この日は横浜発の同じツアーのバスが​9台仕立てられれていて、松戸からも4台あるという。ほかの会社からのツアーもあると思う。

私たちの乗ったバスは8号車だった。横浜駅西口を出発して、国道1号線から新湘南バイパスで茅ヶ崎へ行き、そこから圏央道に上がった。ところが圏央道は愛川インターを過ぎたあたりで渋滞となった。のろのろとしか動かない。バスの運転手さんは次の相模原インターでとっさに機転をきかし、一般道へ下りた。そして町田街道を走り、高尾山インターで再び圏央道に上がる。ここまで来ると中央高速へ行く車はびっしりと詰まっているが、圏央道を直進し、関越の鶴ヶ島方面へ行く車は流れていた。途中狭山PAで休憩して、圏央道を日高で降りた。日高から巾着田までは渋滞はしていたが、何とか11時に巾着田の駐車場に入ることができた。横浜発9台のバスのうち、私たちが乗った8号車が一番乗りだった。

​ ​

巾着田の曼珠沙華を約1時間散策して鑑賞した。曼珠沙華は彼岸花ともいう。一昨年の9月27日にも、その時は西武鉄道を利用して巾着田に来ている。​バス​は巾着田曼珠沙華公園入口のすぐ近くにある​駐車場まで入る​ので、歩かなくて済んだ。
ツアーのタイトルに曼珠沙華とコスモスの競演とあったが、数日前に旅行社から郵便が届いてコスモスはまだ咲いていないので了解してほしい旨のお知らせがあった。

曼珠沙華は見事だった。ここの曼珠沙華はびっしりと詰まって咲いているので、まるで真っ赤な絨毯のようだ。この日はあまり時間がなかったので上流域に咲く彼岸花は見なかった。
 12:00に巾着田を出発、国道299号線を走って、秩父神社へ向かう。秩父の駅近くで昼の弁当を積み込んで宝登山神社へ行く予定だったが、時間が押していて、このままでは三峯神社到着の頃には真っ暗になってしまうということで、先に秩父神社を参拝することになった。13:40 秩父神社に到着した。

1.曼珠沙華群生
バスの駐車場は「巾着田曼珠沙華公園」入り口のすぐそばにあった。添乗さんから団体入場券240円を渡されて入場する。すぐに曼珠沙華の群生が目に入る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/125秒 32mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
2.曼珠沙華と散策する人
曼珠沙華もいっぱい咲いているが、散策する人も多い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/125秒 14mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
3.白い曼珠沙華
曼珠沙華(ヒガンバナ)は赤いものとばかり思っているが、ごく僅かながらこんな白い花も咲いていた。園芸品種のシロバナマンジュシャゲかも知れない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 4mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
4.木漏れ日に輝く赤
密集した曼珠沙華に日が当たっていてそのコントラストが美しい。「巾着田曼珠沙華公園」には500万本の曼珠沙華が群生すという。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.高麗川
ちょうど高麗川が巾着の底のように蛇行するところに彼岸花が咲いているが、その向こうに高麗川の河原が見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/200秒 15mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
6.曼珠沙華の花
密集する曼珠沙華。満開だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
7.屋台街
少し上流へ行ったところにある広場にはたくさんの屋台が出ていて賑わっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/800秒 19mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
8.ツマグロヒョウモン -1
高麗川の河原では葦の葉にツマグロヒョウモンが遊んでいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/800秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
9.ツマグロヒョウモン -2
生まれたばかりのようなきれいな個体だった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.曼珠沙華とキアゲハ
曼珠沙華の絨毯の上をキアゲハが舞っていた。離れていたのでP610の望遠側で狙う。花から花へ移る蝶をフォーカスしようとするがファインダーから外れるので難しい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 116mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。


2011年11月19日

湘南平 小出川の彼岸花 9月28日


 北イタリア旅行の記録がだらだらと長くなってしまい、最終章を終えたのは旅行後、2か月も経ってしまっていた。訪ねてくださった皆様には少々退屈されたのではないかと思う。
  後追いながら、その後の出来事を綴っていく。
 彼岸花は埼玉県日高市高麗の巾着田が有名で、バスツアーなどもあるが、なかなか行く機会がなかった。ところが、比較的近くの湘南平に彼岸花の咲くところがあるという。ネットで調べてみると藤沢市遠藤の小出川大黒橋と茅ヶ崎市芹沢の追出橋の間の小出川河畔に約3キロほどの彼岸花鑑賞散策コースがあることが分かった。9月28日、少し時期的に遅いかなと思いつつ、マイカーで出かけてみた。小出川と言うと立派な川を連想していたが、田んぼの中を流れる巾2~3mの小さな川で、せせらぎと言うほど、きれいな流れではない。しかし、彼岸花は看板に偽りなく、きれいに咲いていた。

彼岸花 マクロレンズで撮影;クリックすると大きな写真になります 1.彼岸花 マクロレンズで撮影
小出橋近くの駐車場に車を停め、まず下流の追出橋のほうへ歩き始める。彼岸花はまだまだ遅くはなく、これから咲く蕾も多くみられた。赤と緑の重なりがきれいだったのでマクロで撮った。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
白い彼岸花;クリックすると大きな写真になります 2.白い彼岸花
彼岸花は赤ばかりと思っていたら、白い彼岸花も咲いていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
川沿いの彼岸花;クリックすると大きな写真になります 3.川沿いの彼岸花
密集した彼岸花の赤は見事である。まだまだ、蕾も多くあった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 21.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
畑の中の彼岸花;クリックすると大きな写真になります 4.畑の中の彼岸花
小さな小出川の両側には畑が広がる。川の両側に彼岸花の群落がある。こんな小さな小出川だが、やがて相模川に注ぐ一級河川とのこと。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 10.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
満開の彼岸花;クリックすると大きな写真になります 5.満開の彼岸花
彼岸花は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草で、別名を曼珠沙華(マンジュシャゲ)という。彼岸花の名は秋の彼岸ごろから開花することに由来するという。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 25mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
彼岸花の蕾;クリックすると大きな写真になります 6.彼岸花の蕾
彼岸花は夏の終わりから秋の初めにかけて、高さ30 - 50cmの枝も葉も節もない花茎が地上に突出し、その先端に包に包まれた花序が一つだけ付く。包が破れると5 - 7個前後の花が顔を出すという。この写真は包が破れて中から現れた蕾である。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
大山;クリックすると大きな写真になります 7.大山
この日は天気がよく空気も澄んでいたので、伊勢原市の丹沢大山国定公園の大山が良く見えた。標高は1250m。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
キアゲハ;クリックすると大きな写真になります 8.キアゲハ
彼岸花にはアゲハ蝶の仲間が吸蜜に来る。この日は彼岸花に来たナガサキアゲハを撮りたいと思っていたが、ナガサキアゲハはおろか、他の黒いアゲハも見ることはなかった。飛んでいるアゲハやキアゲハは破損したものが多かったが、このキアゲハは尾状突起も無事だった。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラナミシジミ;クリックすると大きな写真になります 9.ウラナミシジミ
ウラナミシジミが飛んできて、彼岸花の蕾に止まった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラナミシジミ;クリックすると大きな写真になります 10.ウラナミシジミ(9.と同じ個体)
蕾に止まったウラナミシジミは、蕾の周りを歩き、やがて口吻を伸ばして吸汁を始めた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
小出川の流れ;クリックすると大きな写真になります 11.小出川の流れ
下流の追出橋まで行って、また、小出橋さらに大黒橋の方へ戻る。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります 12.アカタテハ
アカタテハも元気に飛んでいた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
キアゲハ;クリックすると大きな写真になります 13.キアゲハ
この個体は実は右側の尾状突起がちぎれている。こんなときは、なるべく傷が隠れるような構図で撮っている。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
アゲハチョウ;クリックすると大きな写真になります 14.アゲハチョウ
小出橋を過ぎて、しばらく行くと大黒橋があり、ここが彼岸花ルートの終点である。終点近くの彼岸花にアゲハチョウが訪れていた。このアゲハチョウも尾状突起をなくしていた。このあと、すぐ近くにある慶応義塾大学の湘南キャンパスの学食で昼食にしようと思い、ゲートの守衛さんにその旨断ったところ、「写真は撮らないでください。建物の中に入らないでください。」というご注意を受けて、広くて、美しいキャンパスの中に入った。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし