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2024年1月 8日

紅葉 都築中央公園と心行寺 ① 2023年11月29日 横浜市都筑区

神奈川新聞社から「横浜」という季刊の情報誌が刊行されている。ちょっと前のものだが、その2020年秋号に「特集 ヨコハマ秋散歩」というタイトルが付いた号を有隣堂の店頭で見つけた。横浜市の紅葉の良いところが特集されてる。その中に都筑区の心行寺というところが載っていた。心行寺山門の紅葉の写真が紹介されていたが、なかなかよさそうだ。場所は、横浜市営地下鉄のセンター南駅にほど近い。また、横浜市の環境創造局公園緑地部北部公園緑地事務所が管理する都築中央公園に隣接する。都築中央公園には駐車場もあるようなので、マイカーで行くことにした。
 自宅から、第三京浜で港北インターで降りたが、30分もかからないで9時半過ぎに公園の駐車場に着いた。紅葉のシーズンなのでとめられるかどうか心配だったが、平日でもあり楽にとめることが出来た。
 駐車場は(都築)区役所通りに面した宮谷戸口にあり、公園に入ると宮谷戸の大池という池があった。公園の案内図はあるのだが、どこがどういうところかわからない。心行寺を目標にすることにして、池の近くを散歩されている方に道を尋ねてみたが、その方は心行寺をご存じなかった。コピーしておいた「特集 ヨコハマ秋散歩」に載っていた地図を見せたところ、ここ宮谷戸口は公園の東側だが、そこは公園の西側の出口にあたる渋澤口の近くのようで、そこへの歩き方を教えてくださった。
 渋澤口を出ると、小さな川に沿って「ささぶねのみち」という緑道があった。その「ささぶねのみち」を南に進むと左側に心行寺の山門があった。
 残念ながら、都築中央公園の紅葉も、心行寺の紅葉も少しタイミングが遅かったようだ。

000_231129084m X700 心行寺 本堂 Z50 18-140.jpg
心行寺本堂の紅葉 2023年11月29日 横浜市都筑区荏田東

001_231129004 X900 都築中央公園 宮谷戸の大池 Z50 18-140.jpg 1.宮谷戸の大池
カーナビに従って、第三京浜を港北で降り、中山・北山田線という道路を走り着いたところは、公園の東側の駐車場だった。紅葉シーズンなので駐車場も混んでいるかと思い、朝、早めに来たがガラガラだった。駐車場から歩いて宮谷戸の大池に出た。池にはキンクロハジロが浮かんでいた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 24mm ISO400 )
002_231129009 X900 都築中央公園 宮谷戸の大池 Z50 18-140.jpg 2.宮谷戸の大池を西へ
今日の目的は公園の紅葉を見に来たのと、前述したように心行寺という寺を参拝することにあった。ところが公園の案内図には心行寺が示されていない。公園を散歩されている方がおられたので、心行寺へはどう行けばいいか尋ねてみた。心行寺はご存じなかったが、上述した「特集 ヨコハマ秋散歩」の記事にあった簡単な図を見せたところ、その位置がお分かりになったようで、歩く方向を教えていただいた。  

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 41mm ISO450 )
003_231129015 X900 都築中央公園 ステージ広場へ Z50 18-140.jpg 3.ステージ広場へ
宮谷戸の大池を北西に進む。宮谷戸窯のわきを通って、西へ急な階段を上るとステージ広場なのだが、先に道を尋ねた方が、右の方へ迂回していけば緩やかな道を上がれますよと教えてくれていた。紅葉を眺めながら、ステージ広場へ向かう。3,000㎡のステージ広場では例年10月に里山まつりの開催されているそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO360 )
004_231129018 X900 都築中央公園 ヨコハマヒザクラ Z50 18-140.jpg 4.ヨコハマヒザクラの紅葉
今年の秋は自宅付近のサクラの紅葉が綺麗で、葉が落ちないでいる。このサクラは葉はほとんどが落ちてしまっているが、風情があった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO180 )
005_231129027 X900 都築中央公園 ステージ広場付近 セイヨウシデ Z50 18-140.jpg 5.セイヨウシデ(西洋四手)
カエデ以外の紅葉もなかなかよい。Picture This で検索してセイヨウシデと分かったが、カバノキ科の広葉樹で比較的小型のものが多く、樹高は最大でも20m程度だそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 44mm ISO160 )
006_231129046 X900 都築中央公園 ばしょうじ谷戸池 Z50 18-140.jpg 6.ばしょうじ谷戸
休憩所があるばしょうじ谷戸というところへ下りてきた。湿地・田畑・雑木林などの保全作業が進められ、ふるさとを偲ばせる施設・環境を整えている。池にはコサギがいた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 20mm ISO400 )
007_231129049 X900 都築中央公園 渋澤口 Z50 18-140.jpg 7.渋澤口
公園の西側出口である渋澤口に出た。途中で会ったご婦人が、「紅葉はもう少し前が綺麗だったんですよ、少し遅かったですね」と話されていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.0 1/500秒 63mm ISO380 )
008_231129053 X900 都築中央公園 渋沢口 Z50 18-140.jpg 8.渋澤口から「ささぶねのみち緑道」へ
ばしょうじ谷戸門という都築中央公園の出口を出た。出たところが「ささぶねのみち緑道」である。真っ赤に紅葉したイロハモミジがあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.0 1/500秒 63mm ISO380 )
009_231129057m X900 ささぶねの道沿道緑道 都築中央公園 Z50 18-140.jpg 9.「ささぶねのみち緑道」
渋澤口を出て、この「ささぶねのみち緑道」にぶつかるが、渋澤口の蛍見橋で「ささぶねのみち緑道」に沿って向きを変えたせせらぎが北へ流れる。途中まで歩いてみたが、この先工事中だったので引き返してきた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 30mm ISO200 )
010_231129060 X900 ささぶねの道沿道緑道 都築中央公園 Z50 18-140.jpg 10.イロハモミジ -1
渋澤口の蛍見橋のイロハモミジは真っ赤に紅葉していた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 29mm ISO250 )
011_231129069 X900 ささぶねの道沿道緑道 都築中央公園 Z50 18-140.jpg 11.イロハモミジ -2
位置を変えて数ショット撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 29mm ISO250 )
012_231129064 X900 ささぶねの道沿道緑道 都築中央公園 Z50 18-140.jpg 12.心行寺へ
目標の心行寺は「ささぶねのみち緑道」を逆に南に向かったところにある。渋澤口を左に折れて100mほど行ったところに山門があった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 30mm ISO140 )
013_231129073 X900 心行寺 山門 Z50 18-140.jpg 13.心行寺山門
澁澤山龍泉院心行寺という浄土宗のお寺である。「特集 ヨコハマ秋散歩」の石野博子さん(横浜シティガイド協会)の記事によれば、心行寺は文禄・慶長年間の開創と言われ、400年以上の歴史がある古刹である。江戸時代ここ荏田村は二代将軍秀忠のお江の方(崇源院)の化粧領(江戸時代に女性が嫁ぐ際に取り交わされた持参金や土地・権利。または中世に女性が生前に許された相続財産)であったそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 26mm ISO220 )
014_231129078 X900 心行寺 山門 Z50 18-140.jpg 14.心行寺参道
山門の右側には「竹あかり」が施されていた。wikipediaによれば、古くから竹は、内部にろうそくなどを入れて灯火用具として使用されてきた。単に竹を切っただけのものもあれば、表皮を剥ぐなど加工をする場合もある。用途としては道路で足下を照らす場合や、神社仏閣などの祭礼で用いられる場合、個人のインテリアとして用いる場合などがある。数ある竹のあかりの中で特に、竹にドリルで穴をあけ、あかりを灯すものが「竹あかり」と呼ばれている。と書かれていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 26mm ISO220 )
015_231129083m2 X900 心行寺 本堂 Z50 18-140.jpg 15.本堂前のモミジ
山門を入って参道をまっすぐ行くと、石段を上がったところに本堂があった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/200秒 41mm ISO2200 )
016_231129088m X900 心行寺 本堂 Z50 18-140.jpg 16.本堂へ上がる石段とモミジ -1
石段の下から眺める本堂と、石段に被さるモミジは見応えがあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 38mm ISO3000 )
017_231129093m X900 心行寺 本堂 Z50 18-140.jpg 17.本堂へ上がる石段とモミジ -2
本堂の中に入ることはできなかったが、寺には徳川将軍家の位牌が安置されているという。また、この石段の右下に水琴窟があったのだが、見落としてしまった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 38mm ISO3200 )
018_231129096m X900 心行寺 客殿 Z50 18-140.jpg 18.心行寺 客殿
山門から境内に入って左側に客殿が立ち、墓地もあった。ここの紅葉は少し遅かったようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO160 )
019_231129099_2 X900 心行寺 六地蔵 Z50 18-140.jpg 19.六地蔵
山門の傍らにお地蔵さんが六体並んでいた。六地蔵とは 仏教では人間が死んだ後、生前の善行や悪行によって行く先が地獄、餓鬼(がき)、畜生、修羅、人間、天の六道(りくどう)に分かれるとされているが、その分かれ道が「六道の辻」である。六地蔵はそれら六道における苦しみを救う6種類の地蔵菩薩のことを指すのだそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO400 )
020_231129102 X900 心行寺 山門 Z50 18-140.jpg 20.心行寺山門
心行寺の参拝と見学を終え、退出した。振り返って山門を撮る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 19mm ISO360 )