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2017年12月29日

2泊3日の京都紅葉狩り(3) 東寺ライトアップ 12月4日

嵐山では小雨も降ってきたので、早めに引き上げることになった。桂川の右岸から渡月小橋を渡って中之島公園に入ったところに京都駅行行のバス停があり、ちょうどそのバスが来た。ここで乗る人は少なく着席することが出来た。
 午後3時半に京都駅に着き、5時からと言われていたホテルのチェック・インもできた。4時半に京都駅の上の伊勢丹のレストラン街で、前回、京都に来た時にも寄った寿司屋で夕食にした。カウンターでしゃべりながら、東寺へ行くにはどう行けばよいか聞いてみた。歩いてはちょっと遠いし、駅待ちのタクシーでは嫌がられる距離と言い、近鉄電車で一駅乗るのが一番良いと教えてもらった。
 6時から始まると思っていた東寺のライトアップは6時半からで、30分ほど小雨の降る中で待つことになってしまった。
 東寺は平安京守護を目的として創建され、寺の歴史は新都とともに始まった。その後、弘法大師空海に下賜され、真言密教の根本道場となった。真言宗全体の総本山でもある。教王護国寺(きょうおうごこくじ)とも呼ばれる。

75.慶賀門で開門を待つ
夜6時少し過ぎに東寺のライトアップ特別拝観の入り口に着いた。小雨が降っている。拝観は6時半からとのことで、30分ほど待たなくてはならなかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/125秒 19mm ISO2500 )露出補正 なし
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76.宝蔵の堀
慶賀門を入ると左手に宝蔵があり、その宝蔵に沿って堀があるが、さっそくライトアップされた紅葉が堀に映って美しく、シャッターを押させた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/125秒 9mm ISO800 ) 露出補正 なし
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77.国宝 五重塔 -1
堀の先には、五重塔が見えた。東寺の象徴として広く親しまれている五重塔は、天長3年(826)弘法大師の創建着手に始まるが、落雷などにより、4回も焼失している。現在の搭は正保元年(1644)徳川家光の寄進によって竣工した高さ55m、現存する日本の古塔中最も高い搭だそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/125秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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78.国宝 五重塔 -2
ライトアップされた五重塔は、そのバランスの取れた全体の姿を見せる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/125秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
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79.宝蔵の堀と五重塔
夜であり、宝蔵はライトアップされていないので、その建物はわからなかったが、宝蔵には弘法大師が唐の国師、恵果から授かった、現在、国宝となっている密教法具や数々の寺宝が収められていた。そのため、周囲は堀で囲まれ火事による延焼に備えていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/125秒 21mm ISO3200 )露出補正 なし
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80.食堂から眺める五重塔
食堂と書いて「じきどう「」と読む。境内の北から南へ食堂、講堂、金堂と大伽藍が並ぶ。この配置は「仏法僧」を表しているという。一番奥の金堂が本尊の「仏」、講堂が密教の教え「法」、そして、カメラの位置の右にある食堂が「僧」で、生活の中に修業を見出すところだそうだ。講堂、金堂の前のモミジがライトアップされているが、残念ながら、葉はだいぶ落ちてしまっていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/125秒 22mm ISO3200 )露出補正+1.0段
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81.重要文化財 講堂
講堂はライトアップの期間中、夜も特別拝観できた。国立の寺院だった東寺を託された弘法大師空海は、人生のすべてを注いで、密教の教えを伝えようとした。その中心的な建物として位置づけたのが、講堂だったそうだ。承和6年(839)に完成している。しかし、文明18年(1486)に金堂、南大門とともに焼失している。金堂が桃山時代に、南大門が江戸時代になって再建されたのに対し、講堂は焼失より5年後に最優先で再建されたそうだ。残念ながら、講堂と金堂の内部は撮影禁止であったが、講堂には、国宝 梵天、国宝 帝釈天、国宝 不動明王など21躯の仏像が安置されていて、その姿に圧倒された。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/125秒 22mm ISO3200 )露出補正+1.0段
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82.講堂前のモミジと五重塔
残念ながら、モミジには遅かった。京都の紅葉ライトアップを特集したガイドブックには、東寺のライトアップは近年はじめられたので混雑が少ないと記されていたが、結構、多くの観光客が来ていた。。​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/125秒 ​37​mm ISO3200 )露出補正+1.​0段
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83.国宝 金堂 -1
​大伽藍​の一番奥は金堂だった。平安遷都とともに建立された金堂は東寺の本堂である。文明18年(1486)に焼失し、今の堂は豊臣秀頼が発願し、片桐且元を奉行として、慶長8年​​​​(1603)に竣工した。桃山時代の代表的な建築と言われる。中に安置されている重要文化財の日光菩薩、月光菩薩、薬師如来、そして十二神将は目を奪う。写真を撮りたかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2 1/125秒 ​11​mm ISO2000 )露出補正 +1.​0段
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84.金堂前のモミジと五重塔
ここのモミジはまだ葉を残してくれていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/125秒 ​17mm ISO3200 )露出補正+1.​0段
171228_083.jpg
85.国宝 金堂 -2
今の建物は、関ヶ原の合戦後に落成している。宋の様式を取り入れ天竺様と和様を合わせた桃山時代の代表的な建物で、屋根の中央の切り上げは、東大寺大仏殿や平等院鳳凰堂にもみられる形だそうだ。東大寺大仏殿、平等院鳳凰堂も見てきているが、そう言われれば・・・

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/125秒 ​9mm ISO3200 )露出補正 +1.​0段
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86.国宝 五重塔 -3
五重塔の正面に来た。搭は少し離れたところから眺める方が良いようだ。新幹線の南側の窓から眺められるのが、この五重塔で、いわば仏の都、京都のランドマークである。五重塔は仏陀の遺骨を安置するストゥーパが起源とされ、弘法大師空海が唐より持ち帰った仏舎利が収められているそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/125秒 ​9mm ISO3200 )露出補正 +1.​0段
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87.瓢箪池
五重塔の前から、講堂、金堂の東側にある瓢箪池の方へ回る。池にモミジが映り込む。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/125秒 ​9mm ISO3200 )露出補正 +0.7段
171228_086.jpg
88.金堂と瓢箪池
ライトアップされた金堂の屋根、瓢箪池に映り込むモミジは美しい情景だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/125秒 ​21mm ISO3200 )露出補正+0.7段
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89.東大門
大宮通りに面している東大門を瓢箪池の前から撮る。モミジが彩を添えてくれている。創建年は不明で、現在の建物は、建久9年(1198)に文覚によって再建された八脚門(重要文化財)だそうだ。建武3年(1336)6月に入京し、東寺に陣を布いた足利尊氏は、新田義貞と戦火を交え、義貞に攻められた尊氏は、この東大門を閉ざして危機を脱したことから、「不開門」(あかずのもん)と呼ばれているという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/125秒 ​18mm ISO3200 )露出補正+0.7段
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90.金堂と講堂
振り返って瓢箪池越しに金堂(左)と講堂(右)を見る。桜の季節にもライトアップ夜間特別拝観が行われるが、どんなものだろうか。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/125秒 ​13mm ISO3200 )露出補正+0.7段
171228_089.jpg
91.瓢箪池に映る五重塔
とてもきれいだったが、写真では、うまく表すことは出来なかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/125秒 ​12mm ISO3200 )露出補正+0.7段
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92.宝蔵
宝蔵の西側の堀に沿って歩く。右側にその堀に架かる石橋があった。うっすらと宝蔵が見え、その前にあるモミジがライトアップされていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/125秒 ​13mm ISO640 )露出補正 +0.7段
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93.大宮通り
九条通りに突き当たる大宮通りから、東寺の五重塔を眺める。時刻はまだ7時半だが交通量は少ない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/125秒 ​20mm ISO3200 )露出補正+0.7段
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94.551の豚まん
ホテルに戻ろうと、京都駅構内を八条口の方に歩いていると、551豚まんのJR京都駅店があった。大阪におられる現役時代の友人が今も東京出張の際、居酒屋で会う折に手土産として持ってきてくださる。大好物だ。よし! 買って行って、ホテルで、これでビールを一杯飲もう。この店、多い時は1日に7千個売るという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/125秒 ​9mm ISO125 ) 露出補正 +0.7段
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