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2019年5月24日

台北・台中・台南 その2 台北動物園へ 5月5日

今日はわたくしの要望を聞き入れてくれて市立台北動物園へ行く。良い天気だ。 市立台北動物園は、台北市のMRT文湖線の終点にある「動物園駅」から徒歩すぐにある。開園は、日本統治時代の大正3年(1914年)で、台湾で最も古い。もともとは円山公園内にあり、円山動物園の通称で呼ばれた。1986年に現在地に移転したそうだ。動物園には9時半に着いた。
 パンダ館もあるが、私の目的は園内のチョウが飛ぶ散策路「虫虫谷」と昆虫館だ。
 パンダ館まで4人で行って、上野動物園であると苦労するパンダをゆっくりと見た。そのあとは、私一人別行動で約1時間半、昆虫館や、園内の「虫虫谷」などに舞うチョウを撮っていた。娘夫婦とかみさんは園内の動物を見て歩いたり、「虫虫谷」に私が迷子になっていないか探しに来たりしてくれていた。  蝶の写真はあとでまとめて掲載することにする。
 11時半過ぎに動物園を退出し、すぐそばにある台北MRTが運営する「猫空ロープウェイ」に乗る。「猫空ロープウェイ」は、途中に2っの駅と2っの方向転換駅があり、上がったり下がったり、途中で方向転換もして終点の猫空駅まで、約4kmを所用約25分で行く。終点の猫空は台湾茶の産地として知られる。
 再びMRTの動物園駅まで戻り、MRTに乗って大安で乗換、淡水信義線の東門というところで降りた。「高記」というところで昼食にする。ここの小籠包も旨かった。そして、この日の夕食は、台湾料理の「青葉」という店にした。蜆、蛤、「香腸」と書く台湾ソーセージなどを堪能した。

1.5月5日 五月晴れ
2日目の朝、台北は見事に晴れてくれた。動物園でチョウを撮るのが楽しみだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO320 ) 露出補正 なし
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2.朝の台北市市民広場
ホテル前の道路を渡ると台北市市民広場があった。台北市議会大楼や台北市政府の1ブロック南西にある広場だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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3.台北市市民広場の野鳥 -1
市民広場では、たくさんの鳥たちがいた。日本でも見られるスズメに混じって、こんなかわいい鳥もいた。亀田恭平さんという方の「台湾台北周辺の野鳥旅行記」を拝見すると、この鳥はシロガシラという台湾固有亜種のようだ。RX10M4の220mm(35㎜版600mm相当)は役に立つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
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4.台北市市民広場の野鳥 -2
何羽かのシロガシラが元気に飛び回っている。かわいい鳥だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels<br> プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
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5.台北市市民広場の野鳥 -3
もう1枚、シロガシラの写真を見ていただく。シロガシラは、日本では南西諸島に限って留鳥として生息する日本固有の亜種ヤエヤマシロガシラがいるが、wikipediaによれば、台湾原産の亜種タイワンシロガシラ が人為的に持ち込まれたと考えられる個体群が沖縄本島南部で繁殖し、作物への食害を起こしているという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
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6.市民広場から眺める台北101
この姿を見ると台北の1日が始まるという感じだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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7.台北市市民広場の野鳥 -4
ハッカチョウという台湾固有種がいるが、これは目じりが黄色いインドハッカという外来種だそうだ。ジャワハッカという外来種もいる。台湾でも外来種の問題があるようで、台湾固有ハッカチョウは絶滅の危機のようだ。 日本に生息するのも外来種である。 ムクドリと同じ科で大きさも同じくらいである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 198mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
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8.タイワンモンシロチョウ
モンシロチョウとよく似ているが、モンシロチョウより前翅の黒斑は大きく、後翅外縁に黒斑をある。 台北の市街地でも普通に見られた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190505_008.jpg
9.MRT
MRTの正式名称は台北都会区大衆捷運系統(Taipei Rapid Transit System)である。 台北市政府の台北大衆捷運股份有限公司(Taipei Rapid Transit Corporation)によって運営されている。開業は1996年で、現在5路線、路線総延長 137.6km;、営業路線 131.2km、駅数 117、1日利用者数 2,097,178人(2018年平均)に及ぶという。この日は、台北101/世貿 駅で淡水信義線に乗り、大安で乗換、動物園駅まで行った。車内はゴミひとつ落ちてなく清潔だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO640 ) 露出補正 なし
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10.MRT乗換
MRTを大安で文湖線に乗り換えた。文湖線は自動案内軌条式旅客輸送システムで、小型軽量車両が自動運転により専用軌道上の案内軌条に従ってゴムタイヤで走行する中量軌道輸送システムの一種である。1996年3月28日に動物園~中山国中間が開通している。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
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11.台北市動物園 到着
9時半前に台北市動物園に着いた。ここはアジア最大級で台湾最古の動物園だ。敷地面積は182ヘクタールある。上野動物園は14.3ヘクタールに過ぎず10分の1以下だ。2016年10月、日本のよこはま動物園ズーラシアと、協力友好協定が結ばれている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 22mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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12.入園
朝早いためか、まだ、入園券売り場に並ぶ人は少なかった。娘の主人が入園券を買ってくれた。入園料は60元(230円ほど)。ちなみに上野動物園の一般入園料は600円である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 22mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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13.パンダ館
折角だから、まずパンダを見ようということになった。休日に上野動物園のパンダを見るには大変な時間と忍耐が必要なようだけど、台北市動物園のパンダ館は日曜日にもかかわらず、時間が早かったためか、すんなりとパンダを観察することができた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/320秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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14.パンダ -1
奥にいたパンダが、私たちの方に歩いてきた。何歳くらいのパンダだろうか。立派で、成長したパンダに見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 19mm ISO2000 ) 露出補正 -0.3段
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15.パンダ -2
アクリル板越しに見るので、少し映り込みがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/160秒 20mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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16.パンダ -3
後ろ脚で立ち上がって丸太を抱えてポーズを決めてくれた。こういう姿を見るとまだ幼いのかなと思うのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/125秒 20mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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17.フラミンゴ -1
パンダ館を出て、いったん、入り口近くのインフォメーションのあるところまで戻った。その近くに20羽ほどのフラミンゴがいる池があった。チョウも舞っている。1本足で立ち、嘴を跳ねの中に入れている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 20mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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18.フラミンゴ -2
後ろ足に識別リングを付けている。目が細い。

プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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19.フラミンゴ -3
何かに驚いたのだろうか? 突然1羽が羽を広げて離陸の姿勢をとった。もちろん飛べないように風切り羽は処理されているのだろう。フラミンゴを見ながら目でチョウを追う。そろそろ、昆虫館を見て、「虫虫谷」を歩いてみたくなった。ここで、わたしは1時間半の時間をもらうことにした。

プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 67mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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2011年5月23日

台湾ファミリーツアー 5月8日~11日 その5 淡水


 3日目の5月10日 この日も素晴しく晴れている。今日は私が今回の台北旅行で楽しみにしていた陽明山大屯で蝶の写真を撮る日である。 午前9時、ホテルからタクシーで陽明山大屯自然公園へ向かった。陽明山での蝶の撮影のことは、後でまとめたいと思う。
 大屯自然公園で過ごしたのち、陽明山の二子坪バス停から、園内巡回バスに乗り、陽明山のバスターミナルまで降り、そこからタクシーで淡水へ行った。午後2時半に陽明山バスターミナルを出発し、淡水に着いたのは3時半少し前だった。運転手が気の良い男で、途中、北投温泉の地獄谷などを見せてくれた。
 淡水で2時間ほど過ごした後、帰りはMRTの淡水線を利用して、アンバサダーホテルに近い雙連駅まで帰ってきた。

北投温泉地獄谷;クリックすると大きな写真になります 37.北投温泉地獄谷
北投温泉は台北からMRTを使って日帰りできる温泉である。日本の老舗旅館である加賀屋が高級旅館として進出している。陽明山から降りてくる途中にこの温泉の地獄谷(源泉)があり、タクシーの運転手が寄り道してくれた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/3200秒 28mm ISO400 ) 露出補正 なし
淡水河河口;クリックすると大きな写真になります 38.淡水河河口
北投温泉を左に行けば台北市内へ、右へ行くと淡水である。淡水は台北からはMRT淡水線で約40分で来られる。以前は日本人が台湾出張というと淡水でゴルフという時代があったように聞いた。この写真の前は海ではなく、淡水河という川の河口近くだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 38mm ISO400 ) 露出補正 なし
河岸工事中;クリックすると大きな写真になります 39.河岸工事中
河岸を整備して観光地として美しい河岸を造ろうと工事が続いている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/800秒 16.9mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
中正路(老街);クリックすると大きな写真になります 40.中正路(老街)
河岸には環河道路というのがあるが、この繁華街はその一本内側で、中山路(老街)という。縁日のように賑やかである。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/640秒 120mm ISO400 ) 露出補正 なし
バイク;クリックすると大きな写真になります 41.バイク
台北もそうだったが、ここ淡水もバイクが所狭しと駐輪している。私たちはこの道をしばらく進んで左に入り、環河道路に出た。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 112mm ISO400 ) 露出補正 なし
活魚料理;クリックすると大きな写真になります 42.活魚料理
河沿いの環河道路を進むと何軒か活魚料理の店があった。その中で店の前の水槽でムール貝や、ハマグリ、アゲマキ貝、そしてカニやエビが元気そうにしている「金太陽」という店に入った。ビールでムール貝、ハマグリ、アゲマキ貝の炒め物を食べたが、旨かった。

上:Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/640秒 18mm ISO400 )露出補正 なし
中:Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/160秒 14.9mm ISOオート)露出補正 -0.3段
下:Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 62mm ISO3200)露出補正 なし
紅樓の入口;クリックすると大きな写真になります 43.紅樓の入口
再び中正路に戻り、右手の高台にある「紅樓」というところでお茶にした。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/125秒 29mm ISO640 ) 露出補正 なし
紅樓;クリックすると大きな写真になります 44.紅樓
ここは100年以上の歴史がある赤レンガの建てもので淡水の見どころの一つになっている。入口からここまで石段を上がってくるが、喫茶室はさらにこの上の3階にあり、上がるのに息が切れた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
紅樓のテラスから;クリックすると大きな写真になります 45.紅樓のテラスから
冷たいカフェ・ラテを注文し、淡水河を眺めながら、しばし紅樓のテラスで憩う。吹き出ていた汗が収まってきた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 9.1mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
福佑宮;クリックすると大きな写真になります 46.福佑宮
中正路(老街)の途中に福佑宮というお寺があった。帰ってから調べてみると、200年以上前から、淡水の発展を見守ってきた三級古跡にも指定されている淡水最古のお寺だそうだ。 街の発展に連れて、この寺はどんどん肩身が狭くなっていったようだといわれている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/320秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
MRT淡水駅;クリックすると大きな写真になります 47.MRT淡水駅
MRT(マス・ラピッド・トランジット)は中国語で捷運という。1988年に工事が開始され、1996年には動物園につながる最初の木柵線が開通した。この淡水線は翌1997年に運行が開始され、北端の淡水から中正記念堂まで通じ、支線が途中の北投から新北投まで結んでいる。この淡水駅もとても立派な駅だった。MRTの路線は現在も拡張されている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/2000秒 95mm ISO400 ) 露出補正 なし
日本の高級旅館の看板;クリックすると大きな写真になります 48.日本の高級旅館の看板
北投駅だったろうか、MRTの窓から「加賀屋」の広告板が見えた。「日本頑張れ」の文字が見える。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/200秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし

2011年5月13日

台湾ファミリーツアー 5月8日~11日 その1 故宮博物院、士林観光夜市


 5月8日~11日、3泊4日で台北へ行ってきた。今回はそれぞれ予定をやりくりしながら、娘夫婦と4人での家族旅行となった。
 5月8日、11:55発 JL031 で羽田の新しい国際空港から台北は松山空港に向かった。満席ではないがまずまずの搭乗者で埋まっている。14:30 定刻に松山空港に着く。台北にはもう一つ桃園国際空港があるが、松山のほうが市内に近く便利だ。
 8日は、まずホテルにチェックインして、故宮博物院へ行った。夕方から士林観光夜市の喧騒の中を歩き、横浜高島屋にも店がある「鼎泰豊」のMRT忠孝復興駅支店で夕食となった。
 私の一つの目的に台北郊外にある陽明山へ蝶の写真を撮りに行くことがあったが、9日か10日のどちらにしようか思案した。ホテルのコンシェルジェに調べてもらったところ、9日、10日はいずれも晴れとのこと。娘夫婦の意見も聞き、陽明山行きを10日に決めた。
 そこで9日は、迪化街で買い物をし、台北101に上り、昼過ぎからはバスに乗って九份へ。10日は陽明山に行く。陽明山の蝶の写真は、別途アップさせていただきたい。そして最終日の11日は龍山寺、中正紀念堂を観光して松山空港に向かうことにした。
 台北は、まず第一に食べものがおいしい。そして、タクシーが安い。安いばかりでなく走っている台数が多いのですぐ乗れる。おかげで4日間、台北とその近郊を満喫することができた。面倒を見てくれた娘夫婦に多謝。

新羽田国際空港を出発;クリックすると大きな写真になります 1.新羽田国際空港を出発
横浜から京浜急行で新羽田国際空港へ行き、娘たち夫婦と合流した。チェックインをした後、江戸前小路「つるとんたん」で朝食代わりにうどんを食べた。私たちが登場するJL031便機のフロントグラスには「がんばれ日本」と掲げられていた。JL031便は、B767だったが、満席ではないものの7割がたは席が埋まっていた。JALにも頑張っていただきたい。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/1250秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
台北松山国際空港到着;クリックすると大きな写真になります 2.台北松山国際空港到着
私たちの乗った機は予定通り、約3時間のフライトで、1時間の時差がある現地時間14:30前に台北松山国際空港に到着した。放射線量を測定されることもなく、簡単に入国審査を終え、タクシー乗り場へ。汗が出てくる。気温は30度だそうだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 13.1mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
故宮博物院;クリックすると大きな写真になります 3.故宮博物院
ホテルにチェックインを済ませ、タクシーで故宮博物院へ出かけた。世界四大博物館のひとつで、歴代中国皇帝のコレクションを収蔵する中国文化の殿堂である。博物館に着いたのが午後4時少し前、閉館まで2時間ほどである。
 一番見たいのが翡翠の彫刻品であるが、その「翠玉白菜」や「肉形石」が陳列されている3階へ上がった。見事だった。「翠玉白菜」は長さが20cmくらいだろうか、思ったより小さかった。「肉形石」はこれが天然の石かと思う。肉の部分の毛穴の一つひとつを細工している。また、磁器「白磁嬰児型枕」も良かった。館内は撮影禁止になっていた。1912年の中華民国建国を元年とする暦を使う台湾は今年が「 民国100年」にあたる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/400秒 20mm ISO400 ) 露出補正 なし
故宮博物院正面;クリックすると大きな写真になります 4.故宮博物院正面
故宮博物院の立派なホームページがある。事前学習してくればよかったと思った。至善園という庭園も廻ってみたかった。
  見学を終え、6時過ぎに外に出た。夕闇が迫りつつあり、こんな色になってしまった。さすがに人が少なくなった。行きはタクシーで博物院の入口に着いたが、帰りは、この正面入口へ降りてきた。ここからタクシーで士林観光夜市へ向かう。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 31mm ISO3200 ) 露出補正 なし
士林観光夜市;クリックすると大きな写真になります 5.士林観光夜市 -1
故宮博物院から南西へ3kmほどの所に、台北で最も規模が大きい夜市といわれる士林観光夜市がある。この日は日曜日なので若い男女を中心に人出が多い。タクシーを降りてまず露天のような飲食店が集まるところへ行った。食べながら歩く人もいれば、屋台の椅子に座って食べる人もいる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/200秒 50mm ISO400 ) 露出補正 なし
士林観光夜市;クリックすると大きな写真になります 6.士林観光夜市 -2
喧騒が暑さを助長する。汗びっしょりだ。少し腹も減ってきた。通りがかりの店に旨そうな蟹のてんぷらがあった。食べたくなったし、ビールも飲みたくなったので、この店の椅子に座ることにした。蟹のてんぷら、ハマグリのスープ、牡蠣のお好み焼き風などを注文した。旨かった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 34mm ISO2800 ) 露出補正 なし
MRT劍潭駅;クリックすると大きな写真になります 7.MRT劍潭駅
士林観光夜市の最寄り駅がMRT淡水線の劍潭駅である。難しい字だがジアンタンと発音するようだ。MRTはMass Rapid Transitの略で1996年に最初の路線が開通した台北の重要な交通機関で全8路線ある。さて、これからこのMRTに乗り、台北車站で乗り換え板南線の忠孝復興駅まで行き、「鼎泰豊」で小龍包を食べることにした。娘夫婦がガイドブック片手に案内してくれる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 22mm ISO2800 ) 露出補正 なし
MRT台北車站;クリックすると大きな写真になります 8.MRT台北車站
ここで淡水線から板南線に乗り換えたが、さすがに台北駅、乗降客が多い。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/100秒 56mm ISO3200 ) 露出補正 なし
「鼎泰豊」忠孝支店;クリックすると大きな写真になります 9.「鼎泰豊」忠孝支店 MRT忠孝復興駅近く
時間は夜の9時を過ぎていたが、おおぜいの客が入っている。台北でも「鼎泰豊」は人気があるらしく本店は永康街にあり、ここ忠孝支店は2号店だそうだ。さらに店舗拡張が進められているという。もちろん小龍包を注文した。10個の小龍包で180元、日本円にして540円ほどである。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/100秒 56mm ISO3200 ) 露出補正 なし