2009年10月25日

隠居のDIY:山小屋の水はけ用U字溝工事

風呂たき口前:クリックするとおおきくなります ブログに載せるほどの作業ではないが、山小屋:Hütte Hachiで雪解けした水などを排水するU字溝工事をしたので、記録として残しておきたい。

 Hütte Hachi は、斜面に立っている。斜面の下側では床面は地面から背丈ほどあるが、斜面の上側では床面と地面がほとんど間隔がないので、春先など雪解け時分には基礎のブロックを超えて雪解け水が入り込んでいる気配である。いちばん地面と間隔のないあたり(斜面の一番高いところ)は、浴室となっているので湿っぽいと思っていたが、どうもこの水はけのせいのようである。

風呂たき口前:クリックするとおおきくなります そのあたりの基礎となっているブロックの外側に、コンクリートのU字溝を埋め込み、雪解け水を谷の方へ誘導しようとする作業である。
 作業はそれほど難しくはない。基礎のブロックに沿ってスコップでU字溝を埋めるだけの深さの溝を掘り、U字溝を配置する。このU字溝をモルタルでつなぎ合わせるだけである。
風呂たき口横:クリックするとおおきくなります玄関横:クリックするとおおきくなります 簡単であるが、中腰で重いU字溝を持ち上げたり、モルタルを盛る動作は古希がちかい高齢者には腰痛を起こす作業である。少し、工夫したのはU字溝の継ぎ目にモルタルを盛るときに、端板をU字溝の外側にあてがいモルタルが流れでないようにすることと、作業は結局コテなどを使わずに手で成型するのがよいようである。また、U字溝の継ぎ目は、1cm 程度間隔を開けた方がいいとパートナーが教えてくれた。プロの仕事はそうなっていると。
来春には、浴室下あたりの湿気は少しましになっていることを祈りたい。

 この作業でHütte Hachiに行ったときは、1回目(10月1・2日)は雨にたたられ、2回目(10月22・23日)はパートナーが始めたトイレの改装作業の手伝いで、野鳥探索の時間がとれなかった。作業なしの訪問を作りたいと思っているが、次回もトイレ改装作業で忙しいだろう。

2009年10月21日

隠居の散策:和泉蔭涼寺と黒鳥山公園

蔭涼寺の大キンモクセイ:クリックするとおおきくなります 10月21日、あまりにも天気がいいので、どこかに出かける気になった。毎日新聞朝刊に、大きなキンモクセイが満開と言うことで堺・泉州版に紹介されていた蔭涼寺というところに行ってみることにした。

 カーナビをセットすると自衛隊の信太山駐屯地に隣接していて、15分ほどで行けるようだ。同じようなことを考える熟年組がいるのか、5台ほどの車が境内に入ってきた。

 なるほど、本堂の前には枝が地面に垂れた大きなキンモクセイが満開である。お隣りの庭にあるキンモクセイの匂いをいつもかいでいるが、同じ匂いが充満している。情報技術も著しく発展してきたが、残念ながら、まだ匂いを簡単に発信できるようにはなっていない。

 同じく自衛隊の信太山駐屯地に隣接していている黒鳥山公園に寄ってみることにした。蔭涼寺境内の桜に、シジュウカラがちょこちょこと動いていたのに刺激されて、小鳥探索を思い立った。

 公園は、遠足に来たらしい幼稚園の園児たちが先客だった。このような場所は、どこに行っても熟年組の散策と犬の散歩が多い。デジスコを担いで、一周1KMほどの遊歩道を歩いたが、野鳥はヒヨドリぐらいがさえずっているくらいである。
 駐車場の近くに大きな山茶花の木があり、白い花を咲かせている。まだ紅葉には早いが、一本の銀杏が黄色くなり始めていた。

 公園の端に、蓮池がある。ここにも遊歩橋が整備されているので、ここも公園の一部なのだろう。ここには、セキレイがいた。ハクセキレイとセグロセキレイとは区分が難しい。撮った写真をよくよく見てネットサーチしてみるが、どちらとも言えそうである。顔の部分の黒さが多いので、どうやらセグロセキレイらしい。以前、近所の和田川で撮ったセキレイもどうやらセグロセキレイかもしれない。
山茶花:クリックすると大きな写真になります色づいたイチョウ:クリックすると大きな写真になりますセグロセキレイ?:クリックすると大きな写真になりますセグロセキレイ?:クリックすると大きな写真になります

2009年10月19日

隠居の庭:秋の花

 ご近所の方にもらった秀明菊がきれいに咲いたので写真を撮れと家内が督促した。自分もデジカメで撮って、最近まで孫の写真だった居間のパソコン壁紙を秀明菊の写真に変えている。

 最近、庭の花の写真を撮っていないので、ついでに撮って記録として残し置くことにした。2009年10月18日現在、庭に咲いていた花は以下のような花である。額縁プランタなどに寄せ植えしている園芸店で求めた花は除いている。
秀明菊:クリックすると大きな写真になります山茶花:クリックすると大きな写真になりますハクチョウソウ:クリックすると大きな写真になりますアブチロン:クリックすると大きな写真になります


2009年10月18日

隠居のパソコン備忘録:IE7 で新しいタブにウィンドウを開く方法(2)

 ブログなどで、関連URL をリンクして参照してもらうことが多い。その場合、私は本文とは別に新しいページを開いた方がいいのではないかと思う場合は、HTML コードの中でリンク先 URL の後ろに target="_blank" を指定している。
 (私のサイトの場合、DOCTYPE宣言は、よく分かっていないのだが、MovableType3.1 のものを使っており、
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd"> 

となっている。これは、2000年1月26日のW3C勧告のようである。)
 IE7 では、新しいウィンドウではなくて新しいタブに開くこともできる。その方法については、先のエントリー(隠居のパソコン備忘録:IE7 でLink 先を新しいタブにWindow を開く方法)で記録している。

 W3C の最新のコード体系では、target="_blank" を使うことは推奨されていない。その理由はいろいろあるようだが、リンク先のページを別のウィンドウに開くかどうかは個人の選択に任されるべきで、強制的に新しいページに開くことはお節介だというのが主な理由である。

 最近、私が運営するサイトで、友人の「蝶の写真集」を新たに更新した。蝶の科と種によるリスト・テーブルを作り、科名をクリックすると該当科のテーブルにリンクし、種名をクリックするとその種が属する科のサムネイル・ページにある種の写真を集めたサムネイルがある個所に直接リンクするようにしている。
 科別ページそのものへのリンク HTMLコードは、以下のように書くとリンク先のページは新しいウィンドウか、新しいタブに開かれる。
<tr><td id="th1"><a href="http://home/studio_yamako/butterfly_ageha.html" target="_blank"><span style="color:#ffffff" >アゲハチョウ科</span></a></td>
<td id="th1"><a href="http://home/studio_yamako/butterfly_sirochou.html" target="_blank"><span style="color:#ffffff" >シロチョウ科</span></a></td>
<td id="th1"><a href="http://home/studio_yamako/butterfly_jyanome.html" target="_blank"><span style="color:#ffffff" >ジャノメチョウ科</span></a></td>
<td id="th1"><a href="http://home/studio_yamako/butterfly_sijimi.html" target="_blank"><span style="color:#ffffff" >シジミチョウ科</span></a></td></tr>

 種名をクリックするとその種が属する科のサムネイル・ページにある種の写真を集めたサムネイル個所に直接リンクする場合には、次のようにHTML コードを書けば、新しいページが開く。
リンク元
<a href="http://home/studio_yamako/butterfly_ageha.html#aosujiageha" target="_blank">アオスジアゲハ</a>
リンク先
<a name="aosujiageha">アオスジアゲハ</a>


 target="_blank" の使い方を調べるネットサーチで知ったことであるが、target="_blank" が指定されていないリンク先を新しいウィンドウで開くには、Shiftキーを押しながらクリックすれば良いことが分かった。
 それにヒントを得て、 Ctrl キーを押しながら、クリックすると新しいタブにウィンドウが開くことが分かった。この場合、「ツール」→インターネットオプション→「全般」→タブ→「設定」で 「新しいタブの作成時には常に新しいタブに移動する」 を選んでおくと新しいタブでウィンドウを開いてくれる。
 最新のW3C コードで作られたページの場合、target="_blank" を使っていないようである。たとえば、私のページ右メニューに置いている Amazon ボタンを単純クリックすると本文のページと入れ替わるように設計されている。これを上の方法でクリックすると新しいページに開くことができる。
 target="_blank" コードがある場合も、この方法は有効であるので、新しいウィンドウまたはタブにリンク先を開きたい場合は、ShiftキーまたはCtrl キーを押しながらクリックすることに慣れておくのがいいかもしれない。

2009年10月 7日

隠居のJazz:Live365 の Link Widget をブログに組み込む

 アメリカのWeb Radio サイト Live365 に、2007年2月から年金の小遣いを捻出して有料でインターネット・ラジオ放送局を開いている。このブログで何度も紹介しているRadio Senboku である。古いLP や CD 、eMusic からのダウンロードなど、いろいろな方法で収集した Jazz を10時間・100曲ぐらいの Playlist に編集して流している。更新は1ヶ月半に1回くらいの割合である。自分自身がパソコンなどの作業をするときの BGM が目的であるが、世界の20カ国ぐらいのJazz 好きが聴いてくれているようだ。

 先日、Live365 のホームページを見ていたら、ウェブページに貼り付けられる Link Widget が提供されていることが分かった。ブログのヘッダーにも、リンクボタンを置いているが、早速右メニューにRadio Senboku へアクセスするリンク・バナーを置いてみた。

 ここに表示されるプレイボタンをクリックすると、Live365 にユーザーとして登録(無料)していない人は登録を求められるが、既に登録している人は、 Radio Senboku につながり Jazz を聴くことができる。有料(月¥500ほど)であるが、VIP 登録するとコマーシャルなしで10,000 以上あるどの局でも連続的に聴くことができる。
 このリンク・バナーは、下のように現在流れている曲を収納しているCDジャケットが表示され、Artist と Track 名が出てくる。演奏を中止するには、バナーの上にカーソルを持っていくと現れるストップ・マークをクリックすればよい。
 その下に [Radio Senboku Playlist]ボタンを置いた。クリックすると、現在放送している曲の Excel リストが表示される。先日、「和泉の国ジャズストリート」で聴いたテナーサックス奏者 高橋知道さんの [Luis] というオリジナル曲(演奏も)も入れてみた。 Jazz が嫌いでなければ一度クリックしてみてください。ヘッダーのリンクボタンよりアクセスするより簡単です。

   

2009年10月 5日

隠居のデジスコ:秋の大仙公園

自転車乗り方教室(初心者スクール):クリックすると大きな写真になります 孫が小学2年生にもなるのに自転車 に乗れない。友達との公園での野球をしにいくのに、自分だけ歩いていかねばならない。
 堺は自転車の町である。大仙公園の片隅に、自転車博物館サイクルセンターという場所がある。ここに、自転車乗り方教室(初心者スクール)があってボランティアの方々(ほとんどは老人であるが、若いアメリカ人もいる)が無料で教えてくれる。9:20 ~ 16:00 まで無料で乗れるようにしてくれる。だから、なかなか予約がとれないが、ようやく10月の初めの日曜日に連れていくことができるようになったらしい。幸い、晴天である。
 昼から応援をしてやりに、デジスコセットも持参して行ってみた。側のグランドでは、どこか大きな幼稚園の運動会が開かれていた。

 そこから 200m ほど離れた公園内の木立で、小鳥のさえずりが聞こえる。よく見るとヒヨドリに混じって、スズメより少し小さな小鳥が動き回っている。その木立近くに三脚を立て、照準器で小鳥を狙った。今までデジスコで撮れている野鳥は、電線に留まっているものか水辺にいる鳥が多いので、何とかして木に留まっているところを撮りたかった。100ショットくらい撮ったファイルをPCで確かめて見ると、5~6ショットましなものがあった。シジュウカラの写真は私の拙い「野鳥の写真サムネイル」に幾枚かあるが、今回の写真が最も面白いと思う。コゲラは、残念ながら木の枝が邪魔になって全身を入れたものが撮れなかった。
ヒヨドリ:大仙公園:クリックすると大きな写真になりますコゲラ:大仙公園:クリックすると大きな写真になりますシジュウカラ:大仙公園:クリックすると大きな写真になりますシジュウカラ:大仙公園:クリックすると大きな写真になります
スコープ Nikon ED82
接眼レンズ 30XWFA
デジカメ Sony DSC-W300
 ISO80 F2.8 1/80 7.6mm
 (35mm版換算1330mm)
 露出補正 なし
 トリミング
スコープ Nikon ED82
接眼レンズ 30XWFA
デジカメ Sony DSC-W300
 ISO80 F2.8 1/125 7.6mm
 (35mm版換算1330mm)
 露出補正 なし
 トリミング
スコープ Nikon ED82
接眼レンズ 30XWFA
デジカメ Sony DSC-W300
 ISO80 F2.8 1/125 7.6mm
 (35mm版換算1330mm)
 露出補正 なし
 トリミング
スコープ Nikon ED82
接眼レンズ 30XWFA
デジカメ Sony DSC-W300
 ISO80 F2.8 1/60 7.6mm
 (35mm版換算1330mm)
 露出補正 なし
 トリミング


こわがりの孫は、大きな進展はあったもののスイスイとまではいかなかった。もう一度くるチャンスがあるかもしれない。

2009年10月 3日

隠居のデジスコ:中秋の名月を撮ってみる

 2009年10月3日(旧暦8月15日)は、中秋の名月だ。雲ひとつなくよく見える。

 デジスコをベランダに持ち出し、撮ってみた。20時30分。堺市泉北ニュータウン

DSC01112-2.JPG
スコープ Nikon ED82 接眼レンズ 30XWFA デジカメ Sony DSC-W300  ISO80 F2.8 1/160 7.6mm(35mm版換算1330mm) レタッチ・トリミング

隠居のJazz:第4回和泉の国ジャズストリートを楽しむ

 今年も、昨年に続いて9月の終わりの日曜日に「和泉の国ジャズストリート」が開催された。資金難で開催が危ぶまれながら、4年目になった。
 泉北高速鉄道のターミナル和泉中央駅付近は、今年になって大型の電気店やホームセンターなどができて急速に発展している。エコカーで競い合っているホンダとトヨタの販売店も隣同士にあり、どちらもこのイベントに会場を提供している。

和泉の国ジャズストリート・ビデオ:クリックすると始まります。 大阪トヨペットでは、13:00 からビッグバンドの演奏とそのあとにカントリーの楽団の演奏が予定されている。続いてニューオリンズ・ジャズのバンドと続くようだ。ホンダ泉州でのプログラムは、ヒュージョンとゴスペルが多い。楽団の割り当ては、本部で決めているのだろうか。
毎年一緒に聴いている友と緑ヶ丘自治会館で落ち合うことになっているので、和泉シティプラザ経由で歩くことにした。その自治会館近くの桃山学院大学のカンタベリー・ホールで 大塚善章カルテット&中本マリ の有料公演があるのだ。

 和泉シティプラザを通りかかると、軽快なカントリーソング スワニー川が流れている。歌っているのはジョニーという女性だが、マンドリンを弾いているジャンボ奥谷さん、ベースのSUNさんは昨年、サザーン・フレーバーという楽団でブルーグラスを演奏していた。カントリー好きのアーティストが、このようなイベントがあるときにはグループを組むのかもしれない。
  緑ヶ丘自治会館では、富田宗雪&トミーズカルテットsound)の演奏途中に潜り込ましてもらい、友と宮下博行トリオ(sound)を聴いた。なかなか意欲的な曲を弾いていた。カンタベリー・ホールに行くにはまだ少し時間があるので、桃山学院大学の正門前にある「ぞうさん公園」で演奏している辻佳孝ピアノトリオに立ち寄った。富田宗雪&トミーズカルテットのドラムスも富永ちひろさんという若い女性だったが、このトリオでドラムをたたいているのは、鳥垣優羽さんという19歳の女性だった。今年のプログラムには、バンドを構成しているアーティストの名前が紹介されているので、後で調べることができる。

 大塚善章カルテット&中本マリは、いつも私が好んで聴いている、Radio Senboku でも流している bebop 的なJazz で、4回の中では一番自分好みで、なかなか良かった。中でもテナーサックスを吹いていた高橋知道さんの演奏は馬力とスイングがあって、初めての共演という中本マリさんもとても気に入っていたようだ。

 すっかりライブを楽しんだあと、近くの焼鳥屋での友との四方山話も、bebop よろしく、あっちへとんだり、こっちへいったりで楽しいひとときでした。Jazz ってやっぱりライブがいいなあ。