2011年11月25日

隠居のJazz:Live365 RadioSenboku のプログラムを Piano Trio ばかりにする


 2011年7月に、ジャズ・ジャーナリストの杉田宏樹さんという方の【ジャズと言えばピアノトリオ】いう本が、光文社新書で発刊された。読み進むと、ファミリアな名前のピアニストの名前が次々と出てくる。それらのピアニストが結成したピアノトリオの有名なアルバムも細かに紹介されている。ジャズと聞くと節操無く集めたジャズ曲の中にも、それらのアルバムに収められているナンバーが、mp3 file として Windows Media Library に収納されている。

 これらのナンバーを上の本に紹介されている順に整理して(ヨーロッパの Trio を除外した 53 Trio)、Internet Radio のサイトである Live 365 に開設している私の放送局Radio Senboku に、アップロードすることにした。そのために作成したリストは、Jazz Piano Trio List として右メニュに置いている。

 この7月に、更新アップロードしていたのは、bebop の曲特集だった。11月のはじめには、250局ほどある Jazz ジャンルの中で、アクセス時間が50位を切るほどになったが、最近は少し下降気味である。自分自身も、少し聴き飽きてきた。
 この本に記載されているアルバムは、私のコレクションに該当するものはあまりなかったので、少々物入りであったが Amazon で集めることにした。希少盤で手を出すのをためらったいくらかは除いて、mp3 ダウンロードか、ダウンロード出来ないものは輸入盤などで集めた。そのようにして集めたナンバーを、Live 365 の DMCA(The Digital Millenium Copyright Act)というルールに(放送時間の3時間以内で同じアルバムから3曲以上続けて放送してはならない)則って、ファイル・リストをつくりアップロードした。

 そのようにして聴いてみると、流石にジャズ・ジャーナリストが選択している Trio とその代表的なアルバムだけあって、耳に心地よい。アルバムが揃っているので、当分は Piano Trio 一辺倒で、Radio Senboku にアップロードすることにしたい。アップロードできる容量と DMCA の制限があるので、190曲弱が精一杯である。だが、17時間36分にわたって、Piano Trio ばかりの曲が流れるので、一度チャネルを合わせて欲しい。
 現在、流れている曲のリストは、右メニュウの Radio Senboku Playlist に掲載している。

ジャズと言えばピアノトリオ (光文社新書)
杉田 宏樹
光文社 (2011-07-15)
売り上げランキング: 298376


2011年11月21日

隠居のパソコン備忘録:モニターを CRT から LCD に変える 


 私のパソコンは、いわゆる自作PC で、いろいろな部品や機器をアセンブリしたものである。モニターは、10年前くらいに娘の大学入学祝いにと自作したときに求めた SAMSUNG の 19インチ CRT を、娘が新たに SONY Vaio を買い求めたので舞い戻ってきたものを使ってきた。

 特段問題はなかったのであるが、デスクの上に大きな場所を占めており、動かすのも重たい。それに、家内の LCD の方が、掲載している写真が明るく綺麗に見える。私のブログに訪れるほとんどの人も、パソコンのモニターは液晶になっているはずである。ブログ・ページを作るときにも、液晶で確認しておいたほうがよい。節電にもなるので、思い切って、モニターを LCD に変えることにした。

 PC のモニターとして使うだけなので、余計な機能はいらない。Amazon で探すと、Iiyama の 20 インチの液晶モニターが一万円を切ってある。思わず飛びついた。Amazonn の配達は早い。注文した翌日には品物が届いた。今までのぎっくり腰にならないか心配しながら持ち上げていた CRT のモニターに比べると無茶苦茶軽いし、容積が小さい。

 このモニターには、PC 本体との接続は、DVI-D という接続と従来からの D-Subミニ15ピンの接続との2系統がある。PC 本体の裏側を見ると、DVI-D のソケットもある。一緒に、DVI-D のケーブルも注文した。
 早速、DVI-D のケーブルで接続し設置してみた。しかし、これはかなりの勉強不足であった。画面が表示されるのは表示されるが、横長のワイドに映る。つまり、もともと横:1024 縦:768 のXGA 比率のものが、1600X900 で写ってしまうのだ。このために、このIiyama のモニターには、画面を XGA 比率にする画面調整機能がついていて、「フル」ではなく、「アスペクト」にすると XGA 比率で表示されるようになっている。ただ、DVI-D 接続では、この比率を調整する「画面モード」が、グレイアウトし、切り替えができない。それで、 D-Subミニ15ピンの接続に切り替えて(モニターに付属しているケーブルはこのケーブルである)みると、「画面モード」が機能するようになった。知識不足の頭では、原因は分からない。また、ビデオカードの性能も強く影響するらしい。まだまだの学習が必要であるが、ここまでにわかったことを記録しておくことにした。


(追記:2011/11/23)使っていたビデオカードは、Aopen FX5200-DVP128LP(AGPスロットから抜き出して確認した)で、DVI-D 接続ではワイドモニターには対応しないことが分かった。そこで、高解像度対応のビデオカードを求めることにしたが、乏しい知識ではネットサーチだけでは何を購入したらいいのかよく分からない。近くの「パソコン工房」に行って教えを乞うとAGP対応のビデオカードは、2つしか置いていなくて、その内の一つ(NVIDIA FX5200)が私のパソコン・マザーボードで許容しているAGP4Xでもいけることが分かった。これを求めて、ビデオカードを取り替えると、高解像度でもOK であった。接続コードも、D-subミニからDVI-D ケーブルに変えても「画面モード」が機能するようになった。

 XGA 比率で作成しているブログの写真も歪みがなくなった。当面は、新しい LCD display の画面の解像度を 1600x900 と設定して、水平方向をXGA モードの幅に設定して運営することにした。iGoogle の画面などは 1600x900 モードでも問題はなく見やすくなった。

2011年11月18日

隠居の東京見物:スカイツリーと上野公園、不忍池の鳥たち


 もう50年以上も前に兵庫の県立高校の自治会役員をしていた友達の多くは、いまや東京近辺に住まいしている。あまり東京に出ることのない大阪近辺に住むメンバーの一人が、東京に行く用事ができたのを機会に東京で集まろうと私にもお呼びがかかった。
 久しく上京していないので、ついでにメールでしか音信のない友らと会うことにした。業界で同じ仕事をしていた仲間は、日曜日というのに夕食に付き合ってくれた。場所は、錦糸町である。どうやら、メンバーの一人が、スカイツリー見学を企んでいるようだった。
 お上りさん隠居を他のメンバーの一人が浅草から業平町経由錦糸町まで案内してくれた。天気はいい。もう一人のメンバーも、個別にスカイツリーを追っているらしい。
 錦糸町の炭焼きジンギスカンで、久しぶりのオフライン・ミーティングを楽しんだ。翌週、メンバーそれぞれが、愛用のカメラと自慢の腕でそれぞれのスポットで撮った写真を送ってくれた。

東武特急とスカイツリー;クリックすると大きな写真になります川面に映る逆さスカイツリー;クリックすると大きな写真になります鏡面に映るスカイツリー;クリックすると大きな写真になりますビル壁面に映るスカイツリー;クリックすると大きな写真になります
東武特急とスカイツリー:涙森橋
撮影:K.Y
川面に映る逆さスカイツリー
千点写行 No.943
撮影:A.E
鏡面に映るスカイツリー
千点写行 No.944
撮影:A.E
ビル壁面に映るスカイツリー
アサヒビール本部ビルの隣ビル
撮影:M.N


 翌日の同窓会は、上野公園の中にある「韻松亭」の昼食である。それまでの間、じっくりと歩いたことのなかった上野公園を歩き回って見ることにした。
 不忍池の不忍通り側からは、弁天堂の向こうに、スカイツリーが遠望された。 大晦日に、NHK 「いく年、くる年」によく登場する寛永寺にも行ってみた。篤姫の墓所横にある霊園では、墓に立てられた塔婆の向こうに、スカイツリーが見えた。
 寛永寺鐘楼近くの銀杏も、東京芸大奏楽堂まわりの樹々も、紅葉はもう少し時間がかかりそうであった。

不忍池からみるスカイツリー;クリックすると大きな写真になります寛永寺霊園からみるスカイツリー;クリックすると大きな写真になります寛永寺鐘楼;クリックすると大きな写真になります奏楽堂;クリックすると大きな写真になります
不忍池からみるスカイツリー
2011/11/14
寛永寺霊園からみるスカイツリー
2011/11/14
寛永寺鐘楼
2011/11/14
奏楽堂:上野公園
2011/11/14


 月曜日とあって、動物園も美術館もみんな休みである。ただ、ダリ展をしている西洋美術館は読売旅行の貸切で、バスで来る団体さんが続々と入場していた。旅行社も考えるものだ。
 不忍池には、カモがきっと飛来しているだろうとまっさきに行ってみた。ここでは、自宅近くで見ることのないオナガガモ、ユリカモメが観察された。ここのカモたちは、人馴れしているのか近づいても逃げない。堺の我が家近くの川や池では、人気を感じるとすぐ飛び立ってしまうのだが。 

オナガガモ♂;クリックすると大きな写真になりますオナガガモ♀;クリックすると大きな写真になります杭に1羽ずつ留るユリカモメ;クリックすると大きな写真になりますキンクロハジロ;クリックすると大きな写真になります
オナガガモ♂:不忍池
2011/11/14
Nikon D90
Nikkor18-200mm 200mm
(35mm相当 300mm)
ISO3200 1/750s F5.6
オナガガモ♀:不忍池
2011/11/14
Nikon D90
Nikkor18-200mm 170mm
(35mm相当 255mm)
ISO1100 1/750s F5.6
杭に1羽ずつ留るユリカモメ:不忍池
2011/11/14
Nikon D90
Nikkor18-200mm 112mm
(35mm相当 168mm)
ISO2500 1/750s F5.3
キンクロハジロ:不忍池
2011/11/14
Nikon D90
Nikkor18-200mm 200mm
(35mm相当 300mm)
ISO1250 1/750s F5.6
トリミング
コサギ;クリックすると大きな写真になります小魚を咥えるダイサギ;クリックすると大きな写真になりますシジュウカラカルガモ;クリックすると大きな写真になります
コサギ:不忍池
2011/11/14
Nikon D90
Nikkor18-200mm 150mm
(35mm相当 225mm)
ISO640 1/750s F5.6
小魚を咥えるダイサギ:不忍池
2011/11/14
Nikon D90
Nikkor18-200mm 150mm
(35mm相当 225mm)
ISO560 1/750s F5.6
シジュウカラ:不忍池
2011/11/14
Nikon D90
Nikkor18-200mm 200mm
(35mm相当 300mm)
ISO640 1/750s F5.6
トリミング
カルガモ:不忍池
2011/11/14
Nikon D90
Nikkor18-200mm 170mm
(35mm相当 255mm)
ISO1250 1/750s F5.6


2011年11月12日

隠居の探鳥・蝶ウォーク:ヒドリガモ 飛びきたりて 秋深し


 立冬(2011年は 11月8日)が過ぎて、冬鳥の姿が顕著になった。1並びの2011年11月11日には、雨の中をヒドリガモが、いつものように自宅近くの遊水池 田辺池に12羽やってきていた。翌12日に観察に行くと32羽がカウントされた。
 だが、いつもたくさんやってくるヘラブナの養殖池 筆池のキンクロハジロは、1羽のみである。鮒の出荷のために、最近池の水を抜いたせいかもしれない。だが、となりの尾美濃池にも1羽しかいなかったから、飛来はもう少し先なのかもしれない。
 二級河川の和田川には、コガモが飛来しているが雄はエクリプスだった。5日ほど経って、少しずつ換羽が始まっている。もう少しで、いつもの雄の羽形になるようだ。
 ハクセキレイに混じって、セグロセキレイキセキレイも姿をよく見るようになった。セグロセキレイとハクセキレイの見分けは難しい。この時期には、落穂や草の実などが多いのか、スズメも元気である。
 久しく鳥を見かけなかった侍池という小さな池に、ハシビロガモの親子が泳いでいた。

コガモ雄;クリックすると大きな写真になりますキセキレイ;クリックすると大きな写真になりますセグロセキレイ;クリックすると大きな写真になりますスズメ;クリックすると大きな写真になります
コガモ雄:和田川(堺)
エクリプスから換羽中
2011/11/9
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO1600 1/750s F6.3
トリミング
キセキレイ:和田川(堺)
2011/11/9
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO320 1/750s F6.3
トリミング
セグロセキレイ:和田川(堺)
2011/11/9
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO320 1/750s F6.3
トリミング
スズメ:和田川(堺)
2011/11/9
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO500 1/750s F6.3
トリミング
ヒドリガモ;クリックすると大きな写真になりますカイツブリ;クリックすると大きな写真になりますハシビロガモの幼鳥;クリックすると大きな写真になりますキンクロハジロ;クリックすると大きな写真になります
ヒドリガモ:田辺池(堺)
2011/11/12
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO560 1/750s F6.3
トリミング
ザリガニ?を咥えるカイツブリ:摺鉢池(堺)
2011/11/12
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO3200 1/750s F6.3
トリミング
ハシビロガモの幼鳥:侍池(堺)
2011/11/12
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO1100 1/750s F6.3
トリミング
キンクロハジロ:尾美濃池(堺)
2011/11/12
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO800 1/750s F6.3
トリミング


 蝶は、9日の暖かい陽に、ツマグロヒョウモンの♂♀とヤマトシジミ、モンシロチョウ、キタキチョウ?を見かけただけだった。今シーズンは終わりかもしれない。
 三木閉の農耕放棄地に、クレマチスぐらいの大きな花をつけた木(?)がある。この花の名を例によって、【この花の名は?掲示板】で聞いてみると、コダチダリアではないかと、すぐに setton8 さんが教えてくれた。ありがたい事です。昨年も教えてもらったような気がするので、今年はブログに記録しておくことにした。

ツマグロヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になりますツマグロヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になりますヤマトシジミ;クリックすると大きな写真になりますコダチダリア;クリックすると大きな写真になります
ツマグロヒョウモン♀:美木多上(堺)
2011/11/9
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO450 1/750s F6.3
ツマグロヒョウモン♂:美木多上(堺)
2011/11/9
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 295mm
(35mm相当 435mm)
ISO200 1/750s F6.7
ヤマトシジミ:美木多上(堺)
2011/11/9
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO320 1/750s F6.3
コダチダリア:三木閉(堺)
2011/11/12
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO200 1/750s F9.5


2011年11月 7日

隠居の探鳥ウォーク:今シーズンも日誌をつけてみる

 2010年11月の半ば過ぎから、探鳥日誌を付けていた。夏になって、鳥の姿もすくなくなり、途絶えてしまった。2011年秋も深まって、冬鳥がやってくる季節となった。このシーズンも探鳥日誌をつけて見ることにした。  探鳥ウォークに携行していく7つ道具は、双眼鏡 Nikon ActionEX・イチデジNikond90+Σ50-500mm・携帯気象計Kestrel4000・MP3 recorder SANYO ICR-PS603RMとそれに手帳とボールペンである。それに今年から、スマホ Xperia acro が加わって、コンデジやPCM 録音の役割を果たしている。気温および湿度は、Kestrel4000 のデータを使っている。  今回から、日付は降順にすることにした。 撮った写真は、クリックすると写真が表示されるように、野鳥名に下線をつけた。留鳥のすずめ、ハシブトガラス、ドバトについては、なにか特異な現象がない限り記載しないことにしている。 また、qtty. 欄でのN.A.はかなりの数がいるがカウントできない場合を表し、many は群れで非常に多い場合に用いている。また、さえずりのみで、姿を見かけなかったときには、S と記した。また、さえずりを録音したものには、再生マークをつけて収載することにする。

 探鳥日誌は、ウェブページとして作成し、右メニューに、【探鳥日誌(current)】というボタンを置いた。随時、更新する予定である。

2011年11月 5日

隠居のスマートフォン備忘録:(16) Xperia acro のアプリ TrackId を使って、聞こえている音楽の曲名を検索する


 家内の徹底した断捨離作戦で、いずれ何とかしなければならないと思っていたカセットテープの処分を迫られた。中身を見てみると、英語学習用のテープもかなりある。もう少し若い時には、それでも英語を再度勉強したいと思っていたらしい。しかし、古希を越えて今更あがいても仕方ないと処分することにした。

 その他のテープは、まだカセットテープが全盛のときに、NHK のFM放送から、その頃好きだった dixieland Jazz を aircheck したものや Pops, Country song などのテープが結構ある。処分するのは忍びないので、mp3 化して、音楽ライブラリーに残すことにした。アナログのテープをデジタル化するのは time-consuming な作業であるが、これらの音楽を聞いた若い時に却ってテープを聴きながら PC に向かうことにした。

 テープをデジタル化して困ることは、デジタル化した曲の情報が少ないことである。アーティストぐらいはカセットテープのケースに書いてあるが、録音している曲名まで記録していることはめったにない。音楽データーベースとしている Windows Media Player Library に収納するには、せめて Attist と Title ぐらいが欲しい。

 音楽を音声の波形から、曲名などを検索するサービスは、PC 本体にはいくらかあるようだが、以前に使っていた GraceNote などは使えなくなっている。
 スマホの Xperia acro には、初期の設定で TrackID というアプリ(これも、Gracenote の製品)が搭載されている。 Xperia acro を使い出した当初、このアプリが勝手に動き出し、削除しようと思ったくらいだが、今回このアプリを使ってみると、すごい検索力があることにびっくりした。以下、その使用方法を備忘録として記録しておきたい。
  1. カセットテープをプレーヤーにセットし、パソコンの SoundBord 入力につなぐ。
  2. パソコン本体の Sound Engine Free を立ち上げる。【隠居のパソコン備忘録:(続)LP をデジタル(MP3)化して、音楽CD にする】に記載している方法で、MP3 化する。
  3. MP3 化したファイルは、ID3-TagIT を使ってAlbum 名、artist、title(曲名)などを付加するのであるが、title を入力するときに、TracID を使う。
  4. 曲名を検索したいファイルを選んで、ID3-TagIT 上部のツールアイコンで再生ボタンをクリックすると、itune (私の場合、普通は WindowsMediaPlayer が MP3 Player なのだが)が立ち上がり、再生が始まる。
    ID3-TagIT_1.JPG
  5. Xperia acro の TrackID をタップして立ち上げると【録音】ボタンが表示されるので、これをタップしてスピーカーに Xperia acro のマイクを近づけると音を取り込み検索が始まる。上手くヒットすると、Artist, Title(曲名), Album が表示される。
    device-111105-2.jpgdevice-111105-0.jpgdevice-111105-1.jpg


  6. 上の例は、 Donna Summer のテープをデジタル化した時の例である。この時、名前の分からなかった曲名は、TrackID で確認した結果、テープのA面の曲とダブっていることが判明したため削除した。ID3-TagIT の機能を使って、下のようにすっきりとファイルの情報を整理することができた。
    ID3-TagIT_2.JPG


 ただ、ABBA とか、Donna Summer では、検索率は100%であったが、FM放送を録音したものなどは、ヒット率は低い。それでも、曲の情報収集には強力な助けとなる。

2011年11月 3日

隠居の探鳥・蝶ウォーク:ジョウビダキ カチカチ啼きて 冬近し


 もう一週間もすれば、立冬である。TVでは、白鳥など冬鳥の到来が報じられるようになった。
 家内が、自宅すぐうえの電線にオレンジ色のお腹をした鳥を見つけて、教えてくれた。大急ぎで、Σ50-500mmをつけたままにしているNikon D90 を持ちだした。3枚ばかり撮った写真を見ると、ジョウビタキのようだ。ジョウビタキは、冬鳥である。先日購入した【鳴き声と羽でわかる 野鳥図鑑】には、ジョウビタキの説明は次のようになっている。
 冬鳥として日本全国に飛来する。黒い顔ときれいな橙色のコントラストがとても美しい。警戒心が薄く、人がいるところから数メートルの場所に降り立つこともある。街中でもよく見られ、冬鳥の中ではとても人気がある。カチカチという鳴き声が、火打石を叩いているように聞こえることから「火叩き」と呼ばれ、「ヒタキ」と名がついた。現在のヒタキ科の語源となった鳥。しかし、実際はヒタキの仲間ではない。

 翌々日10月の末日に、久しぶりに二級河川の和田川を南に上がってみた。川沿いに歩き出してすぐに、 約 20m 向こうの川岸の冊にジョウビタキが 2羽留まっているのを見つけた。レンズをいっぱいに伸ばしてシャッターを押していると、2羽がじゃれ合うように、こちら岸に飛んできて、数メートル先の冊の上に留まった。何枚かの写真を納めて、前回のエントリーに書いたように、スマホに収納したさえずりを確認すると間違いなくジョウビタキである。

 少し上流に上がったところで、カルガモに混じってそれより小さいカモが泳いでいる。どうやらコガモらしく、雄はエクリプスのようだ。特徴ある雄の姿になるのはもうすこし後になるのかもしれない。それより、5日前の10月26日に、摺鉢池でハシビロガモを確認した。冬は確実に近づいている。
 モズは冬鳥ではないが、夏場は山地に行くようだ。このごろになって姿を多く見かけるようになった。

ハシビロガモ;クリックすると大きな写真になりますジョウビダキ;クリックすると大きな写真になりますコガモ・エクリプス;クリックすると大きな写真になりますモズ;クリックすると大きな写真になります
ハシビロガモ:摺鉢池(堺)
2011/10/26
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO2000 1/750s F6.3
トリミング
ジョウビダキ:大森(堺)
2011/10/31
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO1250 1/750s F6.3
トリミング
コガモ・エクリプス:檜尾(堺)
2011/10/31
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO1400 1/750s F6.3
トリミング
モズ:美木多上(堺)
2011/10/31
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO200 1/750s F6.3
トリミング


 朝夕は気温がひくなったといっても、太陽が昇ると蝶が飛ぶような気温となる。ただ、アゲハチョウ類は見かけなくなった。モンシロチョウとキチョウ、ヤマトシジミは、年中飛んでいるようだ。

ヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になりますキタテハ;クリックすると大きな写真になりますツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になりますモンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります
ヒメアカタテハ:野々井(堺)
2011/10/26
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO200 1/750s F6.7
キタテハ:美木多上(堺)
2011/10/31
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO640 1/750s F6.3
ツマグロヒョウモン:美木多上(堺)
花:セイタカアワダチソウ
2011/10/31
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO200 1/750s F6.3
モンシロチョウ:美木多上(堺)
花:アメリカセンダングサ
2011/10/31
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO200 1/750s F11.0