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Studio YAMAKOで“タマスダレ”が含まれるブログ記事

2016年9月14日

残暑厳しき 保土ヶ谷公園 9月2日

保土ヶ谷公園に咲いている白いブッドレアが気になって、保土ヶ谷公園へ行ってみる。歩いて20分の距離だが、上り坂だし、暑いので星川駅前からバスに乗る。
  明神台のバス停のそばにキバナコスモスが咲いていて、毎年今頃はツマグロヒョウモンが来ているのだが、この日は見られない。池の方へ降りていく。途中、コミスジが飛んでいたので広角で撮ろうとするがうまくいかない。やぶ蚊に刺されてしまった。白いブッドレアはまだ花は残っていたが、蝶は何もいなかった。
  暑いので帰ってビールを飲もうと帰路につく。いつもは法性寺の境内を通らせていただいて、下に降りるのだが、この日は杉山神社の先まで来ると右手に児童公園があって、そこにもキバナコスモスが咲いているのが見えた。行ってみることにする。小さな花壇に咲く花には、イチモンジセセリ、モンキチョウ、ベニシジミがいた。キバナコスモスが咲くところに行くと生まれたばかりのツマグロヒョウモンが飛んでいた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.コミスジ
きれい な個体だった。黒褐色の翅の地色も、日光を受けて微妙な変化がみられる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5.6 1/125秒 72mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.ミンミンゼミ
ミンミンゼミの鳴き声が響き渡る。太い木の幹に止まって鳴いていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5.6 1/125秒 197mm ISO800) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.白い大きな花のギボウシ 擬宝珠
毎年、この時期になるとこの白い花が咲く。自生しているギボウシのようだ。群落になっている。箱根湿生花園で見たオオバギボウシとは違う花のように思えた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4.2 1/500秒 11mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ハクセキレイ
この炎天下、ハクセキレイが元気に飛び歩いていた。近づこうとすると俊敏に飛び去る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f6.3 1/400秒 236mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.モンキチョウの♂と♀
はじめモンキチョウの♀が飛んできて草原に止まった。ローアングルで撮ろうと近づいていくとそこへ♂が飛んできて♀のすぐ前に止まった。求愛なのだろうか。しかし、この求愛は実らず、しばらくじっとしていたが、♂は飛んで行ってしまった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f3.3 1/800秒 4mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.ゴンズイの実 権萃
赤い袋の実がきれいだった。中には袋果がはじけて、中の黒い実が見えるのがある。ゴンズイ(権萃)の名前は、釈迦が生まれ変わるとき、5つの衰兆→五衰 (ごんずい)を現したことにかかわるという説や、魚のゴンズイのように役に立たないことから、といった説があるそうだ。秋が深まるとこの黒い実はほとんど落ちてしまい赤い袋果だけが残るという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f3.8 1/500秒 6mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.タマスダレ 玉簾
帰路、明神台のバス停の近くを歩いていると、この小さな白い花があちらこちらで咲いていた。和名の由来は、小さい白い花を「玉」に、葉が集まっている様子を「簾」に例えたことによると言われるが・・・ 

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f3.3 1/800秒 4mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.アゲハ♀
いつものように法性寺の境内を抜けて帰ろうと歩いていると、右側に児童公園が見え、キバナコスモスが咲いていた。誘われるように誰もいない公園に入ったが、思った以上に広い。キバナコスモスの周りをアゲハが飛んでいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5.6 1/200秒 116mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.ベニシジミ
公園の小さな花壇の白い花でベニシジミが吸蜜していた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5.6 1/640秒 90mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ツマグロヒョウモン -1
保土ヶ谷公園のキバナコスモスでは見ることができなかったツマグロヒョウモンがここでは元気な姿を見せてくれた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5.5 1/160秒 45mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.ツマグロヒョウモン -2
ツマグロヒョウモンは、このキバナコスモスが咲く植え込みの周りを入れ替わり立ち代わりやってくる。すべてが♂で、すべてが破損のないきれいな個体だった。

​​​Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5.6 1/250秒 116mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.ツマグロヒョウモン -3
前翅裏面の前縁から中室にかけての紅色も鮮やかだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5.6 1/4​0​​​0秒 116mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.ツマグロヒョウモン -4
背景を入れて撮る。子供たちが遊んでいる姿でもあればよかったのだが。

​​Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5.6 1/4​0​​​0秒 116mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.ムクゲ 木槿
そろそろ昼飯の時間になった。暑い。家に帰ってビールも飲みたくなった。いつもと違う道を方向だけを頼りに下りていく。途中、こんな花が咲いていた。何の花かわからなかったが、どうやらムクゲの八重咲きのようだ。フヨウとよく似ているが、舞岡公園で見るフヨウは木の枝が横に広がっているのに比べ、この花の咲く樹は直線的に上の伸び、葉は小さい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4.8 1/125秒 17mm ISO140) 露出補正 -0.3段
 

2015年9月 9日

人もいない、蝶もいない 保土ヶ谷公園 9月4日

久しぶりに青空が見え、太陽が顔を出した。昨日までの涼しさは何処へやら、真夏の暑さが戻ってきた。
郵便局へ行く用事があったので、ついでに久しぶりに保土ヶ谷公園を探ってみようと思いP610を持って出かけた。しかし、天気予報では天候の急変があるという。自分は濡れても大丈夫だろうが、P610は濡らしたくない。ビニール袋と Quilting Pouch をポケットに突っこんでいった。

法性寺の階段を上がって、保土ヶ谷公園にでた。公園の入り口にはキバナコスモスが咲いている。アゲハの♀がいたが、いても良いはずのツマグロヒョウモンや、ヒメアカタテハの姿がない。時期的にまだ早いのだろうか。いつもは年配のかたがたの姿を多く見かけるが、ほとんど見かけない。人もいない、蝶もいない・・・

いつものようにバス通りの下にある「森とせせらぎゾーン」の一番奥まで行って、梅園の前を通って上に上がり、噴水の前の花壇で蝶を探してみたが、イチモンジセセリとベニシジミがいる以外、得るものはなかった。途中通ってきたテニスコートでは、炎天下にもかかわらずプレイを楽しむ人が多かった。テニスは例外のようで楽しさは暑さを凌駕するのか。

1.アゲハ♀とキバナコスモス
オレンジ色も鮮やかにたくさん咲いているキバナコスモスの周りを一匹のアゲハが飛んでいた。花には目もくれず、根に近い若い葉に腹端を曲げて産卵姿勢をとっている。このときは、恥ずかしながらアゲハがときにキバナコスモスに産卵し、成育することを知らなかった。(参照:「原色日本蝶類図鑑」保育社)

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​160秒 ​72mm ISO​100​ ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。
2.キバナコスモス
キバナコスモスの花期は6月~11月と長い。原産地はメキシコで、日本へは大正時代の初期に渡来したそうだ。秋になるとこの花には多くの蝶が訪れるはずだが・・・

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4.2 1/​1600秒 ​11mm ISO​100​ ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。
3.タマスダレ
撮ってきた写真をパソコンのモニターでチェックしていて、傍にいたかみさんに「この花なんだ?」と聞いてみた。「タマスダレじゃないかな?」という。なんだか花の姿と名前が合わないような気がしたが、ネットで検索してみたところ「ピン・ポン」当たりだった。タマスダレ(玉簾)という和名は、白く美しい花を「玉」に、細長く円柱状の葉が集まっている様子を「簾」に譬えたものであるようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​3.3 1/​250秒 ​4mm ISO​100​ ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。
4.タブノキ
ここにこんな大きな木があることを知らなかった。樹齢200年という。高さは15m位はあるのではなかろうか。この樹の前には「タブノキ広場」といって、ベンチが並べられている。横浜開港資料館の中庭の木は「玉楠」と呼ばれ有名である。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​3.3 1/​250秒 ​4mm ISO​100​ ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。
5.ハクセキレイ
「森とせせらぎゾーン」の池の縁にハクセキレイがいた。なかなか5m以内には近づけない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​320秒 ​4mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。
6.白いブッドレアとイチモンジセセリ
昨年の9月15日に来たときは、この花に複数のミドリヒョウモンが来ていたが、この日はイチモンジセセリだけだった。ブッドレアは蝶が好んで集まることから別名「Butterfly bush」とも言われるそうだ。和名はフサフジウツギ「房藤空木」という。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4.8 1/​640秒 ​19mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段​
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7.「森とせせらぎゾーン」
「森とせせらぎゾーン」の一番奥まできた。さらにこの先はプールになっている。右側(北側)にはテニスコートが5面あり、そこでは打球音が響き、多くの方々がテニスに興じられている。しかし、そこで180度振り返り、今歩いてきた「森とせせらぎゾーン」を振り返ると、いつもみられる親子連れや、散策する年配の方々の姿がまったくない。午後1時半すぎ、一番暑い時間帯だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​3.3 1/​1250秒 ​4mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。
8.花壇の蝶 -1 梅園の前の階段を上がり、バス通りを渡って、サッカー場の脇を通り噴水広場に出た。噴水広場の花壇は良く手入れがなされていて、可憐な花が咲いている。蝶はイチモンジセセリだけが目立つ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​640秒 ​81mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
9.花壇の蝶 -2
離れた花にイチモンジセセリ​ではない蝶が止まっている。肉眼では同定できない。ファインダーで望遠端にズームしてみるとベニシジミだった。小さいがきれいな個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​6.5 1/​400秒 ​258mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
10.花壇の蝶 -3
キバナコスモスでストローを伸ばすイチモンジセセリ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​400秒 ​161mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
11.帷子川の鯉
相変わらず大きな鯉が泳いでいる。大部分の鯉は黒いが一匹だけ鮮やかな鯉がいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​200秒 ​90mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
12.カルガモ
この時期はカルガモしかいない。4羽ほどそれぞれの石の上に上がっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​250秒 ​143mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
13.ヤマトシジミ
イチモンジセセリとともにヤマトシジミが多くなってきた。道端に置かれた植木鉢の花の周りを飛んでいる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​3.5 1/​1000秒 ​5mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。