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2019年11月 5日

苗場の紅葉 田代ロープウェイと苗場ドラゴンドラ(後) 10月26日

標高1,346mのゴンドラ山頂駅から、8人乗りのゴンドラに乗って、全長5,481m、所要時間約25分、標高921mの山麓駅に到着した。田代ロープウェイと苗場ドラゴンドラの中から紅葉を眺めるというのが、このツアーの「売り」だった。 バスに乗っている間は晴れ間が出る天気だったが、苗場に来て雲が多くなってしまった。 13:40頃 苗場ドラゴンドラ山麓駅で待っていてくれたバスは、再び二居田代スキー場の方へ戻り、二居ダムと二居湖を見せてくれた。 二居ダムは高さ87mのロックフィルダムで、電源開発(Jパワー)の大規模揚水式水力発電所である奥清津発電所ならびに奥清津第二発電所の下池を形成している。上池であるカッサダム(田代湖)との間で水を往来させ、最大160万キロワットの電力を発生する。堤頂を歩いてみたが、そこに二居湖と田代湖が繋がっていることを説明するボードがあった。

191026038 X700 切抜2二居湖ダム RX10M4_0000.jpg Okky (日本最大級の揚水式発電所)の説明ボードより

 関越道の湯沢ICの手前にある「レストハウス越後」というドライブインで「買い物タイム」があり、帰路につく。その後は三好SA 17:30 → 美女木から首都高に入り、羽横線経由で横浜に着いたのは19時だった。丁度12時間のバスツアーだった。

17.苗場ドラゴンドラ山頂駅 -1
全長は5,481mで、日本最長のゴンドラである。ドラゴンドラ山麓駅からドラゴンドラ山頂駅へは、冬季は約15分、冬季以外は20分 - 30分の所要時間で結ばれている。2001年12月に開業した。2017年4月からは冬季スキーシーズン以外の季節運行を開始し、紅葉シーズンは「紅葉のドラゴンドラ」という名称で毎年10月上旬から11月上旬に営業を行っている。今年の5月台北に行ったとき、台北動物園から「猫空ロープウェイ」  に乗ったが、それも8人乗りの同じようなカゴだった。全長は約4kmで、苗場の方が長い。次々と8人乗りのゴンドラが苗場プリンスホテルがある山麓駅から到着する。

   Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 85mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
  191026_017.jpg
18.苗場ドラゴンドラ山頂駅 -2
乗客が降り、ゴンドラは向きを変え、山頂駅から山麓駅への乗客が、グループで乗り込んでいく。全長5,481m、所要時間約25分のアップダウンのあるゴンドラの空中散歩の始まりだ。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 46mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
191026_018.jpg
19.ゴンドラ出発
私たちは進行方向後ろ向きの席に座ることになった。ゴンドラの中からアクリル板の窓越しに写真を撮るが、もう一つ色が冴えない。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 28mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
191026_019.jpg
20.アップ&ダウン
ゴンドラはアップ&ダウンをしながら進んでいく。1本のロープにいったい何台のゴンドラが吊るされているのだろうか。帰宅して調べてみると107台のゴンドラが行き来しているという記述があった。紅葉を強調しようと彩度を上げてみたが、加減をしないと色のバランスが崩れてしまう。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 85mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
191026_020.jpg
21.すれ違うゴンドラ
紅葉のシーズンは年配の観光客が多いが、スキーシーズンは鮮やかな色のウェアを身に着けた若い人たちが多いのだろうと思う。2002年に苗場から近隣のかぐらスキー場(旧 かぐら・みつまた・田代スキー場)との間に当時世界最長のゴンドラ(区間全長は5,481m:現在は「日本最長」)であるこの「苗場・田代ゴンドラ」(ドラゴンドラ)が設置された。これにより苗場から、かぐら・みつまた・田代の各スキー場にアクセスすることが可能になり、全てのスキー場を総称して「Mt.Naeba」とも呼ばれるようになった。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 40mm ISO360 ) 露出補正 -0.3段
191026_021.jpg
22.眼下の絶景
出発し7~8分ほど経っただろうか。ゴンドラは斜面を下っていく。谷を水が流れ落ちる。なかなかの絶景だ。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 78mm ISO560 ) 露出補正 -0.3段
191026_022.jpg
23.紅葉と黄葉
ゴンドラが山頂駅を出てから10分くらいたっただろうか。木々のそれぞれの紅葉、黄葉が美しいがなかなか色が出ない。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 85mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段
191026_023.jpg
24.二居湖 -1
二居(フタイと読む)湖が見えてきた。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
191026_024.jpg
25.二居湖 -2
二居湖(二居ダム調整池)は標高810mにあり、二居ダムは写真の奥の方にあるのでここからは見えない。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/640秒 28mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
191026_025.jpg
26.山並み
ゴンドラ内には「山頂駅からの山並み」と書かれたシールが貼られていた。私たちは後ろ向きの席に座ったので、この図は反対側から見た図になるようだ。背中の方に谷川岳がある。いずれにしてもゴンドラの中からは何も見えなかった。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/500秒 35mm ISO220 ) 露出補正 -0.3段
191026_026.jpg
27.清津川
眼下に清津川が流れるポイントに来た。パンフレットでは、この辺り(鉄柱14号付近)が絶景ポイントして紹介されている。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/500秒 62mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
191026_027.jpg
28.苗場ドラゴンドラ山麓駅付近
約25分間のドラゴンドラの旅はあっという間だった。山麓駅は標高921m、紅葉もこれからなのだろう。午後1時、集合時間まで30分ほど余裕があった。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/500秒 32mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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29.ツアーのバス
今回のツアーでお世話になった横浜の本牧運輸の観光バスだ。ドラゴンドラ山麓駅の駐車場で待機してくれていた。この日は1号車と2号車が来ていて、私たちが乗ったのは1号車で、車両ナンバーは50-05と分かりやすい。2号車のナンバーは60-06だった。ドライバーさんもベテランで、乗り心地がよかった。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/640秒 34mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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30.奥清津発電所
バスはドラゴンドラ山麓駅から、再び田代ロープウェイ山麓駅の方に戻って、二居湖、二居ダムへ向かう。バスはいったん、奥清津第二発電所(30万kw発電機2台、総出力60万kw 平成8年運転開始)の前で停車する。これから二居ダムの堤頂までバスで上がるのだが、その駐車場が空くのを待機する。やがて2台の観光バスが下りてきて、私たちのバスが坂を上っていく。バスを降りるとダムの堤頂の右側に二居湖、左側に高さ87mのロックフィルダムが見下ろせた。写真は、ダム堤の下に見える奥清津発電所である。25万kwの発電機4台で総出力100万kwだそうだ。その手前に見える設備は発電機で作った電圧16,500ボルトの電圧を系統電圧の50万ボルトに昇圧させる機器だ。昭和53年に運転が開始されている。見上げると瞬間地上高230mという田代ロープウェイが上がって行く。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし  
191026_030.jpg
31.奥清津発電所堤頂からの眺め
二居ダムの堤頂は端から端まで280mあるという。その中ほどまで行って発電所を見下ろした。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
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32.清津川へ
ロックフィルダムのわき(洪水吐)を流れ出た水は再び清津川となって、北へ流れていき、西からカッサダムから流れ込むカッサ川を合わせて、やがて信濃川となり、日本海に注いでいる。

     Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO400 ) 露出補正 なし
191026_032.jpg
33.二居湖 -3
二居湖(二居調整池)の総貯水量は1,830万㎡。浅貝川と清津川が流れ込んでいる。奥清津および奥清津第二発電所への放水口ゲートが右側の岸にあり、発電時は下の発電所に放水される。揚水時は、二居湖の水を放水ゲートから取り入れ、夜間の電力を利用して田代湖(カッサ調整池)へ上げる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
191026_033.jpg
34.二居湖 -4
二居湖は堤頂から南側にある。田代湖は北西の方向だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
191026_034.jpg
35.二居湖バス駐車場
堤頂は280mあるが、その先のほうまで歩いてみた。気が付くとバスの出発の時間が迫っていた。二居湖の観光バス用駐車場は3~4台ほどしか止まれない。従って、その駐車場を出るバスがないと下で待っているバスが上がってこられない。 

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 23mm ISO400 ) 露出補正 なし
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36.山古志の鯉
バスは二居湖を出発し、三国街道に戻る。湯沢ICから関越道に入る前に「レストハウス越後」というドライブインで「買い物タイム」があった。「湯沢錦鯉ランド」と書かれていて、 レストハウスの前の小さな堀を山古志の錦鯉が泳いでいた。2004年10月に中越大地震で被害を受け、2005年4月1日に長岡市に編入された、 山古志村  は錦鯉の故郷と言われる。山古志のオフィシャルサイトには、錦鯉発祥の地として、 およそ370年前(1645年頃)の江戸時代初期に山古志を含む「二十村郷」が形成され、1700年代に入るとその一帯地域で食用とした真鯉が飼育されるようになってきて、その折、突然変異により微かに赤い模様のある鯉が出現し、それが錦鯉の始まりとされていると紹介されている。売店でビールを買って車内に戻った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 33mm ISO2500 ) 露出補正 なし
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2019年5月27日

台北・台中・台南 その3 台北動物園を見たあと 5月5日

「猫空ロープウェイ」に乗るため、その乗り場まで200mほど歩く。乗り場には列が出来ていた。列に並んでいる客に向かって、数人のタクシー・ドライバーが呼びかけている。多分、頂上の「猫空」までタクシーに乗れと誘っているのだろう。私たちはロープウェイに乗るのが楽しみなのだ。30分ほど待ったが、8人乗りのロープウェイの「かご」に4人で乗り込んだ。グループを分けることなく乗せてくれている。
 全長約4kmを上ったり下ったりしながら、おおよそ25分ほどかけて、標高約300mの「猫空」駅に着いた。料金は一人片道120元(おおよそ450円ほど)だった。  「猫空」駅に降りると、そこは賑やかで食べ物屋の屋台が並んでいた。少し歩いて、カフェのようなところで一休みし、再びロープウェイで下りる。二つある途中の駅から乗ってくる客もいる。
 動物園駅から文湖線に乗り、昼飯を食べようと、大安で淡水信義線に乗り換え、東門という駅で降りた。やや高級店である「高記」というところに入った。ここの小籠包(10個220元)も美味しかった。そのあと、有名なマンゴーかき氷を食べに「ICE MONSTER」入る。
 いったんホテルに戻り、シャワーを浴びて一休み。娘夫婦が予約した夕食は「青葉」という台湾料理の店だった。

20.MRT文湖線 動物園駅
MRT文湖線に沿って少し戻るように歩く。文湖線はいわゆる新交通システムで、小型軽量車両が自動運転により専用軌道上の案内軌条に従って走行する。すべて4両編成で、ほとんどが高架線になっている。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 26mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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21.「猫空ロープウェイ」動物園駅
200mほど歩くと「猫空ロープウェイ」の動物園駅に着いた。乗車を待つ家族連れや、カップルの列ができている。30分ほど待って、エスカレータを上がったところにある乗り場に着いた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段 
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22.ロープウェイ乗車
係員が家族連れや、カップルを分つことなく8人乗りのかごに載せてくれている。私たちは4人で占拠してしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 38mm ISO1250 ) 露出補正 -0.3段
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23.ロープウェイ
「猫空ロープウェイ」は終点の猫空駅までの間に2つの乗降できる駅がある。動物園駅を出発して、動物園南駅へ向かう。その間およそ1,3kmある。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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24.方向転換
ロープウェイは全長おおよそ4kmの間に2度、方向転換する。ここは2度目の方向転換地点である。方向転換をして、北西の方向を眺めたところだ。台北101はここからも見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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25.猫空駅到着
全長4.03km、行程さ275.2mwを上って、海抜299.3mの猫空駅に到着した。ハイキングコースの標識が立っている。私たちは左方向(南方向)に歩き始めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
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26.道端の屋台
道端には食べ物屋の屋台が並ぶ。あの臭豆腐の看板もある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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27.猫空 散策路
猫空は台北の南郊外、文山区指南里の丘陵地帯にあり、台湾でも有名な鉄観音茶の栽培地だそうだ。中国茶が楽しめるティーハウスである茶藝館やカフェもあり、訪れる地元の人々でにぎわうという。なぜ猫空というのか? はじめ、パンダのことを猫熊というので関係があるのかなと思ったが、見当違いだった。猫空は、山が周囲を取り囲み、時には勢いよく泉水が湧き出るため、長い間かけて、地盤の硬度が一定でない岩石を侵食し、穴だらけの壺穴を形成した。それを現地の人々が「ナーオ・カン」と称し、その読み方が台湾語の猫空と発音が同じだったため、ニキビ顔のような穴を猫空というようになったのが地名の由来ようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 10mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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28.墓
何だろうと思ったが、石垣島でも同じような墓を見たのを思い出した。石垣島の墓より立派である。台湾では「洗骨」という独特な土葬をするそうです。いったん土葬したのち、半年後に掘り出してキレイに洗うらしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 94mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
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29.猫空から眺める台北101 遊歩道はまだまだ先があるが、一軒のカフェに入り、喉を潤した。猫空は有数の観光スポットとしてその存在を一変させてきた。とくに近年の注目は、喫茶をさらにグレードアップさせた茶葉料理のレストラン、そして欧風のカフェの登場である。猫空はその眺望の良さが愛でられて、夜景を売りにした茶藝館で人気を集めているという。そこからは台北のランドマークである台北101が良く見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 81mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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30.下りのロープウェイ
猫空駅に戻って、動物園駅へ下りた。途中駅からは何組かの観光客が乗ってくる。多分地元の人たちだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 55mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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31.「高記」永康街店
午後3時半になってしまった。昼食である。台北MRTを大安で淡水信義線に乗り換え、朝来た方向と反対側に2駅乗り、東門で下りる。娘たちが探してくれていた「高記」という店に入る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
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32. 「高記」永康街店 店内
上海料理の店だが、店内はなかなか立派だった。ここでも小籠包を食べたが、私は昨日の「明月包湯」より、こちらのほうが好きだ。午後3時半なので、夕食のことを考え、軽く済ませた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/400秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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33.「ICE MONSTER」
軽く済ませたのはもう一つ理由があった。台湾に来たら食べるの楽しみにしているマンゴ-アイスの店、「ICE MONSTER」を探す。日本でも東京と大阪に進出している。東京は表参道にあるという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
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34.マンゴー アイス
ふんわりとマンゴー味の氷を削り、その上にたっぷりとマンゴー載せられている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし
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35.台北101 ライトアップ
いったん、ホテルに戻り、シャワーを浴びて休んだあと、夜7時半ごろ再び夕食に外出した。台北101の明かりが美しい。台湾の電力事情は良いのだろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 21mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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36.MRT淡水信義線
MRTの淡水信義線で中山まで行く。車内も清潔だが、駅構内もきれいである。これから行く「青葉」という店は中山駅から歩いて5分くらいのところにあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/500秒 13mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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37.「青葉」
「青葉」はレベルの高い台湾料理を手ごろな価格で味わえるという老舗である。スタッフは日本語を話す。横浜の中華街にも「青葉」という店があるが、こことは関係なさそうだ。 日本ではシジミの醤油漬けはノロウイルスとかで、なかなか食べることができないが、ここでは食べられた。「香腸」と書く台湾ソーセージも食べたが、これはポピュラーな食べ物で、日本のものより甘めなのが特徴である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/100秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし
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2019年5月24日

台北・台中・台南 その2 台北動物園へ 5月5日

今日はわたくしの要望を聞き入れてくれて市立台北動物園へ行く。良い天気だ。 市立台北動物園は、台北市のMRT文湖線の終点にある「動物園駅」から徒歩すぐにある。開園は、日本統治時代の大正3年(1914年)で、台湾で最も古い。もともとは円山公園内にあり、円山動物園の通称で呼ばれた。1986年に現在地に移転したそうだ。動物園には9時半に着いた。
 パンダ館もあるが、私の目的は園内のチョウが飛ぶ散策路「虫虫谷」と昆虫館だ。
 パンダ館まで4人で行って、上野動物園であると苦労するパンダをゆっくりと見た。そのあとは、私一人別行動で約1時間半、昆虫館や、園内の「虫虫谷」などに舞うチョウを撮っていた。娘夫婦とかみさんは園内の動物を見て歩いたり、「虫虫谷」に私が迷子になっていないか探しに来たりしてくれていた。  蝶の写真はあとでまとめて掲載することにする。
 11時半過ぎに動物園を退出し、すぐそばにある台北MRTが運営する「猫空ロープウェイ」に乗る。「猫空ロープウェイ」は、途中に2っの駅と2っの方向転換駅があり、上がったり下がったり、途中で方向転換もして終点の猫空駅まで、約4kmを所用約25分で行く。終点の猫空は台湾茶の産地として知られる。
 再びMRTの動物園駅まで戻り、MRTに乗って大安で乗換、淡水信義線の東門というところで降りた。「高記」というところで昼食にする。ここの小籠包も旨かった。そして、この日の夕食は、台湾料理の「青葉」という店にした。蜆、蛤、「香腸」と書く台湾ソーセージなどを堪能した。

1.5月5日 五月晴れ
2日目の朝、台北は見事に晴れてくれた。動物園でチョウを撮るのが楽しみだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO320 ) 露出補正 なし
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2.朝の台北市市民広場
ホテル前の道路を渡ると台北市市民広場があった。台北市議会大楼や台北市政府の1ブロック南西にある広場だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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3.台北市市民広場の野鳥 -1
市民広場では、たくさんの鳥たちがいた。日本でも見られるスズメに混じって、こんなかわいい鳥もいた。亀田恭平さんという方の「台湾台北周辺の野鳥旅行記」を拝見すると、この鳥はシロガシラという台湾固有亜種のようだ。RX10M4の220mm(35㎜版600mm相当)は役に立つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
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4.台北市市民広場の野鳥 -2
何羽かのシロガシラが元気に飛び回っている。かわいい鳥だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels<br> プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
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5.台北市市民広場の野鳥 -3
もう1枚、シロガシラの写真を見ていただく。シロガシラは、日本では南西諸島に限って留鳥として生息する日本固有の亜種ヤエヤマシロガシラがいるが、wikipediaによれば、台湾原産の亜種タイワンシロガシラ が人為的に持ち込まれたと考えられる個体群が沖縄本島南部で繁殖し、作物への食害を起こしているという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
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6.市民広場から眺める台北101
この姿を見ると台北の1日が始まるという感じだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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7.台北市市民広場の野鳥 -4
ハッカチョウという台湾固有種がいるが、これは目じりが黄色いインドハッカという外来種だそうだ。ジャワハッカという外来種もいる。台湾でも外来種の問題があるようで、台湾固有ハッカチョウは絶滅の危機のようだ。 日本に生息するのも外来種である。 ムクドリと同じ科で大きさも同じくらいである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 198mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
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8.タイワンモンシロチョウ
モンシロチョウとよく似ているが、モンシロチョウより前翅の黒斑は大きく、後翅外縁に黒斑をある。 台北の市街地でも普通に見られた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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9.MRT
MRTの正式名称は台北都会区大衆捷運系統(Taipei Rapid Transit System)である。 台北市政府の台北大衆捷運股份有限公司(Taipei Rapid Transit Corporation)によって運営されている。開業は1996年で、現在5路線、路線総延長 137.6km;、営業路線 131.2km、駅数 117、1日利用者数 2,097,178人(2018年平均)に及ぶという。この日は、台北101/世貿 駅で淡水信義線に乗り、大安で乗換、動物園駅まで行った。車内はゴミひとつ落ちてなく清潔だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO640 ) 露出補正 なし
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10.MRT乗換
MRTを大安で文湖線に乗り換えた。文湖線は自動案内軌条式旅客輸送システムで、小型軽量車両が自動運転により専用軌道上の案内軌条に従ってゴムタイヤで走行する中量軌道輸送システムの一種である。1996年3月28日に動物園~中山国中間が開通している。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
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11.台北市動物園 到着
9時半前に台北市動物園に着いた。ここはアジア最大級で台湾最古の動物園だ。敷地面積は182ヘクタールある。上野動物園は14.3ヘクタールに過ぎず10分の1以下だ。2016年10月、日本のよこはま動物園ズーラシアと、協力友好協定が結ばれている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 22mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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12.入園
朝早いためか、まだ、入園券売り場に並ぶ人は少なかった。娘の主人が入園券を買ってくれた。入園料は60元(230円ほど)。ちなみに上野動物園の一般入園料は600円である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 22mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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13.パンダ館
折角だから、まずパンダを見ようということになった。休日に上野動物園のパンダを見るには大変な時間と忍耐が必要なようだけど、台北市動物園のパンダ館は日曜日にもかかわらず、時間が早かったためか、すんなりとパンダを観察することができた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/320秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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14.パンダ -1
奥にいたパンダが、私たちの方に歩いてきた。何歳くらいのパンダだろうか。立派で、成長したパンダに見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 19mm ISO2000 ) 露出補正 -0.3段
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15.パンダ -2
アクリル板越しに見るので、少し映り込みがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/160秒 20mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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16.パンダ -3
後ろ脚で立ち上がって丸太を抱えてポーズを決めてくれた。こういう姿を見るとまだ幼いのかなと思うのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/125秒 20mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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17.フラミンゴ -1
パンダ館を出て、いったん、入り口近くのインフォメーションのあるところまで戻った。その近くに20羽ほどのフラミンゴがいる池があった。チョウも舞っている。1本足で立ち、嘴を跳ねの中に入れている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 20mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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18.フラミンゴ -2
後ろ足に識別リングを付けている。目が細い。

プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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19.フラミンゴ -3
何かに驚いたのだろうか? 突然1羽が羽を広げて離陸の姿勢をとった。もちろん飛べないように風切り羽は処理されているのだろう。フラミンゴを見ながら目でチョウを追う。そろそろ、昆虫館を見て、「虫虫谷」を歩いてみたくなった。ここで、わたしは1時間半の時間をもらうことにした。

プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 67mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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