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Studio YAMAKOで“草津温泉”が含まれるブログ記事

2017年8月 6日

嬬恋鹿沢 2泊3日のドライブ旅行(7/19-21) (1)チャツボミゴケ公園 7月19日

梅雨が明けた頃に、信州へ1泊2日の撮影旅行に出かけようと予定していたところ、年に1~2度はドライブ旅行をご一緒する友人夫妻が、なにかの折に我が家に来られたとき、今回はチョウの撮影が目的なので、我々だけで行ってくると計画を語ったところ、一緒に行きましょうという話になった。チョウを追いかけたいので、ご迷惑をおかけすると告げたが、それでも良いとおっしゃってくださって、どうせなら2泊にしようということになった。
 宿泊は、湯の丸高原の近くにある休暇村に決めていた。その場で宿に電話して、2名追加、1泊追加の電話を入れたところ、幸い19日と20日が取れた。21日からは子供たちの林間学校もあって、満室だそうだ。
 2泊3日でチャツボミゴケ公園、池の平湿原、高峰高原、嬬恋農場、湯の丸高原周辺、そして小諸などを巡り、計600kmのドライブ旅行になった。
 さて、第1日目、友人ご夫妻に朝6時半に迎えに来ていただいて、我が家を出発した。圏央道→関越と走り、渋川伊香保ICで下りた。県道55号→R145→R292を通って、1971年に廃線となった鉄鉱石輸送のための路線であった旧国鉄長野原線太子支線の太子駅跡に立ち寄った。六合地区元山には鉄鉱石の鉱床があり、昭和41年(1966年)まで露天掘りによる採鉱が行われていた。
 友人の奥様から、最近話題になっているチャツボミゴケを見に行きたいとのご希望があり、草津の奥にあるチャツミゴケ公園へ行く。カーナビの案内と道路わきにある道案内が一致しないこともあって、細い道も走ったが、昼前に駐車場に到着した。ここは「奥草津休暇村」という、昭和51年に開設されたJFE(日本鋼管)健保組合の保養所であったが、平成24年4月1日に草津町に移管され、「チャツボミゴケ公園」となったところだ。
 咲いていたヨツバヒヨドリには多くのアサギマダラが来ていて、私としてもラッキーだった。
 初日は午後3時に嬬恋鹿沢の宿に着いた。宿の周辺も蝶が多い。ひと風呂浴びる前に、近くの小さなスキーのゲレンデのようになった草原を歩いた。ヒョウモンチョウなど高原のチョウが飛んでいた。
 明日は、池の平湿原に行く。

クリックすると大きくなります。 1.旧国鉄長野原線太子支線 太子駅 ​wikipediaによれば、​日本鋼管群馬鉄山の専用線として1945年(昭和20年)に開業した。京浜地区に向けて鉱石を発送していたが、鉱石輸送の廃止と吾妻線の大前方面への延伸により1970年(昭和45年)に休止、翌年廃止された。廃止時の所属路線は吾妻線だが、長野原線から吾妻線に路線名称が変更されてから列車が運転されたことはなかった。平成25年​​​以降、ホーム​​​や線路、駅名標などが遺構として整備されつつある。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.8 1/1600秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 2.太子駅 ホッパー跡
太子駅は1面2線の旅客用ホームのほか、側線と鉱石積み出し用のホッパーを持つ駅であった。ホッパーは積み出し設備を兼ねるため、主に貨物線・専用線の引込み線や運搬用の道路の上に作られている。平成29年度までには駅舎の復元まで予定されているようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f4 1/250秒 10mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 3.チャツボミゴケ公園
最近の旅行会社から送られてくるパンフレットに、"大型バスでは入れない貴重なチャツボミゴケ群生地"として紹介されている「チャツボミゴケ公園」へ行く。旧太子駅から、道の駅「六合」へ寄って、草津温泉を迂回するように、細い道を走って、「チャツボミゴケ公園」の駐車場に着く。一旦、ここで入園料を支払って、さらに車に乗って、チャツボミゴケ群生地への遊歩道の入り口に設けられた駐車場に車を置く。その遊歩道を歩き始めると、この温泉大滝があった。温泉が流れる川の落差15m、幅20mの段瀑である。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f​​​​​​​5.6​​​ 1/​250​秒 28mm ISO​5​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.アサギマダラ -1
遊歩道の脇に咲くヨツバヒヨドリに複数のアサギマダラが来ていた。チャツボミゴケ公園での蝶の撮影はあまり期待していなかっただけに、うれしかった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f​6​​​​​​.3​​​ 1/​250​秒 300mm ISO​5​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.アサギマダラ -2 開翅​​
開翅して吸蜜中のアサギマダラに寄って撮る。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​​ 1/​250​秒 195mm ISO​5​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.アサギマダラ -3
個体数が多いので、ゆっくりと撮影することが出来た。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.湯滝​​
遊歩道は川に沿って進むが、その先にまた滝が見えた。あの滝の向こうがかっての露天掘りの窪みで、俗称「穴地獄」と呼ばれる強酸性PH2.8の鉱泉が噴出しているところだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​5.6​​​​​​​​​ 1/​1000​秒 70mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.湯滝 展望スポット​​​​
記念写真が撮れるように展望台が設けられていた。この辺りでは、バイオミネラリゼーションと呼ばれる生物が鉱物を作り出す作用により、現在でも鉄鉱石が生成されているという。かって、この地は群馬鉄山と呼ばれ、国内第2位の生産量を誇る露天掘り鉱山として栄えたそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​5.6​​​​​​​​​ 1/​800​秒 35mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.アサギマダラ -4
先を歩いていた仲間の3人が、手を振って私を招いている。行ってみると「チョウチョ、チョウチョ」と指さしてはしゃいでいた。どうやら3人はさっき私が撮っていたアサギマダラには気が付かなかったようだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​​ 1/​250​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ヒメキマダラセセリ
ここは群馬県だが、お馴染みのヒメキマダラセセリが、テリトリーを張るように開翅して葉の上に静止していた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ 絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​​ 1/​250​秒 300mm ISO​2​​20​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.穴地獄
​​ 湯滝の上が強酸性の鉱泉が噴出する俗称「穴地獄」と呼ばれるところだ。きれいなチャツボミゴケが生えている。受付でくれたパンフレットによると、チャツボミゴケはPH2.0~4.6程度までの強酸性火山性水域に生育するウロゴケ目ツボミゴケ科の苔類で学名はユンゲルマンニア・ブルカニコーラというそうだ。世界中の蘚苔類、約18,000種の中でも最も耐酸性の強い特異な苔とある。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ 絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​5.6​​​​​​​​​ 1/​800​秒 92mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.チャツミゴケの群生
​​ 穴地獄の周りは木道が設けられている。ここでは東アジア最大級の群生を形成し、その環境や生態系が評価され、周辺の自然資産とともに、2015年5月ラムサール条約に登録されている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ 絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​5.6​​​​​​​​​ 1/​800​秒 92mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.穴地獄 展望スポットから​​
​​ 少し高くなったところに設けられている展望台からは、穴地獄全体を見渡すことが出来る。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ 絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​5.6​​​​​​​​​ 1/​1250​秒 20mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ヒメシジミ♂​​​​
​​ 駐車場に戻る途中、ヒメシジミが飛んでいた。なかなかよい位置に止まってはくれない。少し開いたところからは表翅のブルーが見えた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
​​ 絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6.3 1/​250​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.ヒメアカタテハ
​​ ヒメアカタテハが飛んできて、ヨツバヒヨドリに止まった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6.3 1/​500​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし​​
;クリックすると大きな写真になります。 16.ミドリヒョウモン -1​​
ミドリヒョウモンが翅を休めていた。羽化して間もない個体のようだが、左側の触角が垂れている。どうしたのだろうか。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ 絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6.3 1/​400​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ヨツバヒヨドリに群がるアサギマダラ
​​ 何処のヨツバヒヨドリにもアサギマダラが群がっていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ 絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6 1/​800​秒 130mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ミドリヒョウモン -2
​​ チャツボミゴケ公園を後にして、昼食の場所探しだ。草津の温泉街は混雑しているだろうと思い、嬬恋鹿沢に向かう途中でどこか適当なところに入ろうと車を走らせる。ロマンチック街道(R292)に入ったところに、道の駅「草津運動茶屋公園」があった。ここで昼食にしたが、食べた蕎麦が意外と旨かった。 食後、隣接する「高山植物公園」を歩いてみた。コマクサが植えられていたが、時期的に少し遅かった。ミドリヒョウモンがいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/125秒 179mm ISO450​ )露出補正 -0.3段

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2013年4月13日

満足した草津温泉旅行 3月11日~12日


 昨年11月、四万温泉に誘っていただき、ご一緒した友人夫妻と、大変お得な草津温泉一泊旅行をしてきた。誘っていただくばかりなので今度はこちらからお誘いをしなくてはと思っていた。バリ島へ出かける前に、阪急交通社から送られてきた「theお宿」というパンフレットで、横浜から往復バス代が無料で、一泊二食@14,800円の、草津温泉「木の葉」という湯宿泊の企画があった。、いつもは立ち寄り先などを含めた綿密なドライブ旅行を誘ってくださる友人夫妻には、こんな安直な旅行はどうかと思ったが、ゆったり温泉に浸かれそうなので、お誘いしてみたところ、同意を得た。パンフレットに見る宿の写真写りも悪くない。

 部屋風呂はなかったが、温泉、露天風呂は広くてそれぞれ名前が付けられた多くの浴槽があって、ゆったりとできた。部屋は広くはないが清潔で32インチながら液晶TVもついていた。トイレもウォシュレットなのがありがたい。年配者夫婦、年配者婦人連れ、若い二人連れの客が多かった。良かったのは、宿のサービス。従業員のお嬢さんたちは若くてかわいらしかったし、受け答えも人を逸らさない温かみがある。男性従業員も親切だった。部屋の冷蔵庫には無料の水が入っていた。風呂上がりには氷菓やヤクルトが置かれ、コーヒーも無料で飲める。5時半、7時半と別れた夕食時間の遅組のための「しのぎ」(肉饅、にら饅、みそコンニャク)、早い食事の人たちのためか、夜食のラーメンが無料で振る舞われる。もちろん、両方食べても文句は言われない。心和み、高級旅館に泊まった気分になった。  この時期、周遊できるところこそ少ないが、その分温泉を楽しむことができ、お誘いしたご夫婦にも喜んでいただけたようだった。

1.湯畑
横浜からのバスは、午後1時ごろ草津温泉バスターミナルに着いた。今宵の宿の「木の葉」へは宿のシャトルバスがある。午後3時のシャトルバスに乗ることにして、湯畑の近くを散策し、昼食をとることにした。湯畑まではバスターミナルから徒歩5分だ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
湯畑;クリックすると大きな写真になります
2.湯の花売り
湯畑の入口で湯の花を売る店(カート)があった。だが、ここの湯畑で、湯の花はほとんど採れないらしい。その類い希な殺菌力が強烈な印象として知られている草津の湯だが、ここで採取される湯の花は人気の品だそうだ。これを求める人が多いことに目を付けた一部の業者が湯の花をあちらこちらで販売しているようだが、そのほとんどは草津の湯の花ではないという。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 21.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
湯の花売り;クリックすると大きな写真になります
3.湯畑の湯
湯畑の下の方へ降りていくと、その湧き出した湯が集められて噴き出していた。湯畑は毎分4600リットルの湯が湧出する草津温泉唯一の源泉だそうだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1000秒 25.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
湯畑の湯;クリックすると大きな写真になります
4.昼食
午後1時半、小腹が減った。しかし、宿での夕食もあるのであまり多くは食べない方が良いと衆議一決し、ラーメンでもということになった。勝手わからぬ草津の街、湯畑の角にあったこの賑やかな看板の店に入ってみた。焼肉、焼き鳥があって、2階はカラオケという店だった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/400秒 12.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
昼食;クリックすると大きな写真になります
5.光泉寺と「御座の湯」再建
湯畑の上手の方に光泉寺へ上がる石の階段があるが、そのわきに新築中の和風建築物があった。この日見た時は新しい和風旅館の新築かあるいは改築かと思っていた。翌日、道の駅にある観光協会へ行ったときに、共同浴場である「御座の湯」の再建であることが分かった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/640秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
光泉寺と「御座の湯」再建;クリックすると大きな写真になります
6.光泉寺境内から
光泉寺の石段を上がって境内に入る。境内には雪が残っていた。境内の奥から建設中の「御座の湯」を眺める。「御座之湯」はかつて湯畑広場に実在した公共温泉である。今回の再建では、明治期をイメージした木造建築に石とヒノキの風呂を備えるという。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
光泉寺境内から;クリックすると大きな写真になります
7.老舗の和風旅館
湯畑の近くを歩いてみた。近くには奈良屋、大阪屋、山本館といった木造、和風建築の老舗旅館が多い。これはその一つ、奈良屋さんだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/125秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
老舗の和風旅館;クリックすると大きな写真になります
8.「木の葉」の部屋から眺めた草津の山々
宿泊した宿「木の葉」の部屋から、草津の山々を眺めることができた。これは、翌12日の朝撮った写真。5カット撮ってPhotoshop Elements のPhoto marge 機能で合成した。横約8,0000ピクセルを800ピクセルに縮小しているが、合成画像は13.6MBのファイルになる(JPEG)。朝食の時に従業員の方に伺ったら、白根山は前の山に隠れて見えないとのこと。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/1250秒 15.7mm ISO200 ) 露出補正 なし
「木の葉」の部屋から眺めた草津の山々;クリックすると大きな写真になります
9.お宿「木の葉」
翌朝、宿の周りを散歩した。天気は良く、空気は澄んでいたがそれほど寒くはない。この写真は「木の葉」の玄関を横から撮ったが、この手前右側に姉妹館である湯宿「季の庭」がある。「季の庭」の方が新館のようで、各部屋に客室露天風呂がついている。1階部分は大浴場や大露天風呂、貸切風呂などを含め「木の葉」「季の庭」共用になっていた。床は畳と板の間で、スリッパを履かずに素足か備え付けの足袋ソックスで歩くのも心地よかった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/800秒 8.9mm ISO200 ) 露出補正 なし
お宿「木の葉」;クリックすると大きな写真になります
10.朝の風景
宿の裏手が駐車場になっていて、玄関わきの階段から上がっていくことができる。山々を背景にホテルだろうか、リゾートマンションだろうか、林の中に立ち並んでいる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 25.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
朝の風景;クリックすると大きな写真になります
11.「木の葉」「季の庭」共用の風呂
手前の「木の葉」、奥の「季の庭」共用となっている湯処が左手に並ぶ。廊下は畳だ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/40秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
「木の葉」「季の庭」共用の風呂;クリックすると大きな写真になります
12.道の駅
チェックアウトして、アクセスバスでバスターミナルへ行く。コインロッカーに荷物を預け、292号線(日本ロマンティック街道)を湯畑の反対方向に上ったところに道の駅がある。その国道をまたぐように展望所が作られていて、そこから浅間山がきれいに見えた。右側に浅間山系が続き、湯の丸山の方に至る。午前11時、気温は+5℃だ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/1250秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
道の駅;クリックすると大きな写真になります
13.草軽電気鉄道
草軽電気鉄道は、草津温泉と軽井沢の間、全長55.5kmを結ぶ電気鉄道で大正4年(1915年)に開通し、昭和37年(1962年)までの47年間創業した。この機関車は「デキ12型」で長いパンタグラフとL字型の車両からカブトムシの愛称で親しまれたという。これは日本工業大学付属東京工業高等学校が1/2スケールで製造したミニチュアモデルだそうで、道の駅の郷土物産売店に展示されていた。草軽電気鉄道は、1951年に国産初の「総天然色映画」として公開されて話題を呼んだ高峰秀子主演の「カルメン故郷に帰る」に登場したのを思い起こす。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/80秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
草軽電気鉄道;クリックすると大きな写真になります
14.再び湯畑
横浜へ乗せていってくれるバスの発車時刻は午後2時10分だ。それまでの時間を再び湯畑で過ごすことになる。昼飯も食べなくてはいけない。「御座の湯」の工事が進んでいた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/500秒 12.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
再び湯畑;クリックすると大きな写真になります
15.湯畑に沸く源泉
3.の写真を撮ったところから右回りに湯壺の上に上がった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
.湯畑に沸く源泉;クリックすると大きな写真になります
16.温泉まんじゅう
簡単に昼飯を食べた後、ご婦人方を湯畑に残し、湯畑の近くの温泉街を歩いてみた。思った以上に若い人が多いのに驚いた。温泉まんじゅうは「本家ちちや」というのがTVなどでも紹介され、有名だが、足利出身という写真の「草津長寿店」は「積極的」に試食をさせるという、販促活動で客を集めていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/160秒 15.7mm ISO200 ) 露出補正 なし
温泉まんじゅう;クリックすると大きな写真になります
17.公共の湯
草津には、公共の湯がいくつもある。それぞれ源泉は違うとのこと。この「関の湯」の源泉は湯畑だそうだ。 そうこうするうちにバスターミナルへ戻らなくてはいけない時間になった。宿でゆっくり温泉に浸かり、湯畑周辺を散策し、満足した一泊旅行だった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/80秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
公共の湯;クリックすると大きな写真になります


2012年12月 2日

四万温泉一泊ドライブ旅行 11月8日~9日 5/5 榛名山・水沢観音


 四万川ダムを散策したあと、榛名湖へ向かった。榛名湖へ行こうか、赤城山へ行こうか迷ったが、赤城山を回ると少々時間的にきびしそうなので、榛名湖を選択した。榛名山の標高はそれほど高くはない。榛名湖から見る榛名山の紅葉には少し遅いかなと思いつつ、榛名湖畔に上りついたが、好天に恵まれ、紅葉した美しい山の姿を見ることができた。
 帰路は伊香保温泉の街を通り、水沢うどんで昼食にした。水沢観音をお参りしたあと、駒寄PAのスマートICから関越に入り、無事、横浜に到着した。今回も2日間で500kmほどのドライブになった。

55.榛名山ロープウェイ -1
まず榛名山のロープウェイに乗って上に上がろうということになった。天気は良いが風は強く、日陰に入ると寒い。榛名山の紅葉は散り始めてはいたが、まだ見られる。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒 40mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
榛名山ロープウェイ -1;クリックすると大きな写真になります
56.榛名山ロープウェイ -2
榛名山ロープウェイは距離527mを2分50秒かけて、15人乗りゴンドラ2台を連結して登る。下の駅を榛名湖高原駅、山頂駅を榛名富士山頂駅という。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 65mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
榛名山ロープウェイ -2;クリックすると大きな写真になります
57.榛名山の神々
ロープウェイの榛名富士山頂駅から正面に富士山神社の小さな社を見て登っていくと、その左手に榛名山を守る神々の石碑があった。石長姫大神、保食大神、鐃速日大神、榛名富士大神が祀られている。こう言っては神々に失礼だろうが、なんだか後付けのような気がする。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 22mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
榛名山の神々;クリックすると大きな写真になります
58.榛名富士から赤城山を望む
伊香保、渋川の向こうに赤城連峰を眺める。アカギヒメといわれる後翅に紅色の紋が顕著に出る美しいヒメギフチョウで有名な赤城山へはまだ行ったことがない。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/4000秒 18mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
榛名富士から赤城山を望む;クリックすると大きな写真になります
59.マユミ -1
ロープウェイの榛名富士山頂駅から富士山神社へ登る途中、紅梅かなと見まごう花が咲いていた。かみさんに「これは何という花だろう」と聞いたところ「多分、 マユミではないか」という。実はこれは花ではない。花は薄緑の小さな花で初夏に咲くという。秋に実が熟すと果皮が4つに割れ、鮮烈な赤い種子が現れ、このように見える。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 56mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
マユミ -1;クリックすると大きな写真になります
60.マユミ -2
マユミの果皮と実である。種子に含まれる脂肪油には薬理作用の激しい成分が含まれており、少量でも吐き気や下痢、大量に摂取すれば筋肉の麻痺を引き起こすため、種子は食べてはならないという。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
マユミ -2;クリックすると大きな写真になります
61.榛名富士山頂からの展望
「東京スカイツリー」の方向を指す札もあったが、残念ながら見ることはできなかった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/4000秒 46mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
榛名富士山頂からの展望;クリックすると大きな写真になります
62.ロープウェイ榛名富士山頂駅
榛名湖はカルデラ湖で、榛名山は中央火口丘である。おおよそ1,500年前に大きな噴火をしたと見られている。榛名富士(1,390.3m)は榛名湖から眺めると独立峰のように見えるが、実は中央のカルデラ(榛名湖)と榛名富士を最高峰の掃部ヶ岳(かもんがたけ 標高1,449m)、天目山(1,303m)、尖った峰の相馬山(1,411m)、二ッ岳(1,344m)、典型的な溶岩円頂丘の烏帽子岳(1,363m)、鬢櫛山(1,350m)などが囲み、更に外側にも水沢山(浅間山 1,194m)、鷹ノ巣山(956m)、三ッ峰山(1,315m)、杏が岳(1,292m)、古賀良山(982m)、五万石(1,060m)など数多くの側火山があり、非常に多くの峰をもつ複雑な山容なのだ。ロープウェイ榛名富士山頂駅は海抜1,366m。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/640秒 26mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ロープウェイ榛名富士山頂駅;クリックすると大きな写真になります
63.榛名山 全山紅葉 -1
ロープウェイを下りてきて、伊香保の方へ下る前に少し戻って榛名山を撮っておきたかった。榛名湖に浮かぶような榛名富士は全山紅葉し、均整のとれた美しい姿をしていた。頂上付近右手に見えるのがロープウェイの榛名富士山頂駅。榛名湖の湖面は海抜1,084m。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒 32mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
榛名山 全山紅葉 -1;クリックすると大きな写真になります
64.榛名山 全山紅葉 -2
同じようなところからもう1枚。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒 18mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
榛名山 全山紅葉 -2;クリックすると大きな写真になります
65.伊香保温泉と赤城山
さっきは雲がかかっていた赤城山も山頂まで良く見えている。左手前は 伊香保温泉だ。伊香保温泉は群馬県渋川市伊香保町にある温泉で草津温泉と並んで県を代表する名湯といわれる。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 22mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
伊香保温泉と赤城山;クリックすると大きな写真になります
66.水沢うどん
榛名湖畔から伊香保の街を通って水沢観音まで下りてきた。観音様にお参りする前に水沢うどんを食べる。元祖という店、始祖という店、道の両側に13軒の店が並ぶ。それぞれ立派な構えだ。私たちは元祖・田丸屋に入った。創業天正10年(1582年)という。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/4000秒 32mm ISO360 ) 露出補正 -0.3段
水沢うどん;クリックすると大きな写真になります
67.水沢観世音 仁王門
食事を終え、車は広い田丸屋さんの駐車場に置かせていただいたまま、水沢観音のお参りに行く。街道脇から階段があり、その上に立派な仁王門があった。多くの参拝者は上にある駐車場から来られるので、この仁王門を通る人は少ない。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/100秒 34mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
水沢観世音 仁王門;クリックすると大きな写真になります
68.水沢観世音 六角堂 -1
水沢観音と言ってしまうが正しくは 水沢観世音(水澤寺)といい、坂東三十三観音、第16番札所で天台宗に寺院だそうだ。十二支の守り本尊の向こうにある二重塔を六角堂という。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 32mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
水沢観世音 六角堂 -1;クリックすると大きな写真になります
69.水沢観世音 六角堂 -2
六角堂は地蔵堂とも呼ばれ、地蔵尊信仰の代表的建築物で、内部に回転する六地蔵尊を安置する非常に珍しい構造になっているという。この回転する地蔵尊を左に3回廻して供養するという。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/60秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
水沢観世音 六角堂 -2;クリックすると大きな写真になります
70.水沢観世音 六角堂 -3
線香の煙がたなびき、紅葉を背景にした六角堂は撮りたくなる。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 24mm ISO2500 ) 露出補正 -0.3段
水沢観世音 六角堂 -3;クリックすると大きな写真になります
71.水沢観世音 本堂
本堂(観音堂)は境内の建物の中心で、本尊十一面千手観世音菩薩が安置されている。 六角堂と同じく、江戸末期 天明7年(1787)の建築と思われ、昭和60年に伊香保町文化財に指定されている。建物は中世の建築様式を残す手法が用いられ、すべての彫刻は掘り抜きとなっているとのこと。県内でも重要な遺構とされている。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 27mm ISO2500 ) 露出補正 -0.3段
水沢観世音 本堂;クリックすると大きな写真になります
72.白い鯉
本堂近く、樹齢がおよそ700年と推定されている観音杉があり、その脇に石碑がある泉があって、真っ白な鯉と金色の鯉が泳いでいた。ここから再び仁王門を下りて、田丸屋さんの駐車場へ戻った。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/100秒 55mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
白い鯉;クリックすると大きな写真になります