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2017年1月11日

紅葉の鎌倉を散策(3) 浄智寺から銭洗弁財天へ 12月5日

東慶寺の山門を出て鎌倉街道を鎌倉方面へ5分ほど歩くと、浄智寺の入り口に着いた。右へ曲がって石橋を迂回して、寶所在近と書かれた額がかかる山門をくぐる。
  浄智寺は同じく臨済宗の円覚寺派で鎌倉五山の第4位である。ちなみに鎌倉五山第一位は建長寺、第二位は先に訪れた円覚寺だ。
 浄智寺の境内を歩いた後、今度は海蔵寺へ行こうと思い、いったん鎌倉街道に戻る。鎌倉方面へ進み横須賀線の踏切まで来たが、海蔵寺は横須賀線線路の鎌倉に向かって右側にある。ということは踏切を渡らないで右のほうに歩けばよいと思ったのが浅はかだった。まず、右に進む道が見当たらない。仕方なく浄智寺の入り口まで戻り、拝観受付の女性に、「この先、海蔵寺まで行けますか?」と尋ねたところ、山越えになるけど20分くらいで行けるという。ならばと歩き始めたが、その道は葛原岡神社、源氏山、銭洗弁天、さらに長谷の大仏に通ずるハイキングコースで、途中海蔵寺へ下りる道は見つからなかった。
 さきに述べたように、途中で追い越された地元のかたらしい人に「海蔵寺さんへはどう行けばいいですか」と聞いてみたら、「この先から降りていけると思いますが、崖になっていて、前夜の雨で滑るので危険ですから迂回した方がいいですよ」と教えてくださった。海蔵寺かどうかはわからないが、左がけ下にお寺の屋根が見えた。とても下りられるところではなく、そのまま源氏山へ向かう以外になかった。

28.浄智寺入り口
東慶寺を出てから5分ほどで、ここ浄智寺の入り口に着いた。ここを入って山門に続く石段を上る。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.8 1/​250​秒 50mm ISO1250​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
29.山門​​
鎌倉石のきれいな石段の上に、寶所在近とかかれた額のかかる山門(惣門と記された資料もある)がある。寶所在近とは宝物は近くにあるという禅の言葉だそうだ。宗から招いた無学祖元が書いたと伝えられている。参拝者が増えてきた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.8 1/​250​秒 48mm ISO1100​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
30.鐘楼門​​​​
山門をくぐるとさらに石段があり、拝観受付のさきに中国式の鐘楼門が見えた。この鐘楼門を山門ということがあるようだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.8 1/​250​秒 50mm ISO1250 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
31.茶室 龍淵荘
鐘楼門を入るのを後にして、拝観受付を右手に行くと茶屋がある。龍淵荘と書かれていた。カエデが見事に紅葉していた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (​ ​f8 1/​250​秒 31mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
32.布袋尊
鎌倉江の島七福神のひとつだそうだ、布袋尊は中国の唐の時代に実在した僧であり、七福神の一人だ。弥勒菩薩の化身ともいわれるという。浄智寺の布袋尊は石の立像でやぐら近くに安置されている。富貴繁栄のご利益があるといわれ、参拝者が多いというが、この日はひっそりとしていた。何やらウィンクをしているよう布袋様だ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​500​秒 98mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
33.書院とモミジ
布袋尊から引き返してくると仏殿の裏手にある茅葺屋根の書院があった。大正13年築とのこと。、寺院の建物というより古民家のような素朴な風情が感じられる。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f9 1/​320​秒 50mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
34.浄智寺 本堂
鐘楼門の先に本堂がある。本堂の扁額には「曇華殿」と書かれている。曇華殿とは三千年に一度だけ咲く伝説の花に由来するというが、いつ建てられたものかはわからなかった。写真は曇華殿に安置されている三世仏。南北朝時代のもので、わが国に伝わる三世仏の中でも造立年代の早いものといい県重要文化財に指定されている。仏教における三世とは、過去・現在・未来のことで、三世仏は向かって左から阿弥陀如来(過去)、釈迦如来(現在)、弥勒菩薩(未来)だそうだ。いずれも袖と裾を台座から垂らした宋風の像とのこと。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.8 1/​125秒 25mm ISO3200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
35.浄智寺 境内奥​​
浄智寺の境内は山に囲まれ背後の谷戸に深く続き、長い歴史をもったお寺にふさわしい閑寂なたたずまいとなっている。現在では地理的環境と鎌倉五山の伽藍遺構を後世に伝えるため、国の史跡として保護されているそうだ

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels​​
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
36.鐘楼門
鐘楼門は2階が鐘楼という珍しい山門で銅の鐘がかかっている。旧鐘楼門は1679年の建立であり、現在の鐘楼門は2007年(平成19年)に建て替えられたもので、境内では一番新しい建物だそうだ。 銅鐘は県の重要文化財にしてされていて、龍頭が鐘全体にくらべて小さく、かつ繊細な感じのする鐘で、暦応3年(1340年)の銘がある。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​250秒 38mm ISO280 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
37.浄智寺からハイキングコースへ
浄智寺の次は海蔵寺へ行きたいと思っていた。しかし、旨くコースを選ぶことができず、浄智寺から葛原岡、源氏山、さらには大仏へと続く葛原岡・大仏ハイキングコースを歩くことになった。実は浄智寺がそのハイキングコースのスタートなのだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​250秒 38mm ISO280 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
38.葛原岡神社​​
はじめは広くて歩きやすい道だったが、だんだんと狭くなり、木の根があって歩きにくい坂道になった。崖の下にある海蔵寺へ行くのは諦めて、20分くらい歩いただろうか、葛原岡神社に着いた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f10 1/​400秒 38mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
39.葛原岡神社のお社(本殿)​​
小さな本殿の右側に「昇運の神龍」というのがあった。この本殿を造営する際、旧本殿に収められていた神龍で120年間最新をお護りしていた(略)と記されていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5 1/​250秒 60mm ISO2000 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
40.銭洗弁財天
葛原岡神社にお参りした後、道案内板に従って銭洗弁天に向かった。ここが銭洗弁天の洞窟への入り口である。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250秒 18mm ISO2500 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
41.銭洗弁財天 本宮
洞窟を抜けて境内に出る。銭洗弁財天は正しくは銭洗弁財天宇賀福神社という。本宮には本宮:市杵島姫命が祀られている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f9 1/​320秒 18mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
42.銭洗弁財天 奥宮​​
本宮の横の洞窟、ここが銭を洗う奥宮である。湧き出る清水は銭洗水と呼ばれ、鎌倉五名水に数えられている。洞内には宇賀神と弁財天が祀られ、銭洗い用のざるが用意されており、参拝者はざるに硬貨や紙幣を入れて銭洗水で洗う。ご利益は銭が増えるそうだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.8 1/​50秒 25mm ISO3200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
43.七福神社
3つある境内社のひとつ七福神社

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5 1/​250秒 18mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
44.下之水神社
​​ これも3つある境内社のひとつで、もう一つ上之水神社がある。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250秒 22mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
45.銭洗弁財天 入り口
​​ いま、境内からトンネルをくぐって入口へ戻ろうとしている。D5000はISO12800までだが、3200を上限に設定している。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​80秒 18mm ISO32​​00 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。

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2016年11月 5日

犬山、郡上八幡、白川郷、飛騨高山 古い町並みを歩く 10月17日~18日 (3) 白川郷 10月18日

10月18日、ひるがの高原の郡上高原ホテルで迎えた朝は、わずかながら晴れ間ものぞき、天候の好転が期待できた。
 ところがR158、R156を白川郷へ走る途中で雨が降り始めた。時折、強く降る。午前9時に白川郷の「せせらぎ公園駐車場」に着いたときは、散策に傘が必要だった。
​  ご承知のとおり、白川郷は​1995年12月9日にユネスコの世界遺産に登録され、日本では6件目の世界遺産となった。
 ここ白川郷へは2005年の雪深い2月に来たことがある。その時も時間がなく、また、足元も悪かったので、集落全体を見下ろせる展望台には行っていない。今回は展望台へぜひ行きたいと思っていたが、徒歩では往復1時間以上かかり、シャトルバスも展望台の近くの萩町バス停からしか出ていないというので断念せざるを得なかった。
 白川郷の野外博物館になっている「合掌造り 民家園」に入り、そのあと、庄川にかかる「であい橋」を渡って、本通りの向こう側にある明善寺や、この集落に現存する大きな合掌造りである長瀬家、神田家を見た。最も大きな合掌造りである国重要文化財の和田家には行けなかった。
  バスは10時半に白川郷を出発し、途中高速道路で日本で3番目に長いというトンネルを抜けて、東海北陸道を飛騨高山へ向かった。

42.ひるがの高原の朝
朝食を済ませ7時半にホテルの前に出てみた。朝の空気が気持ちよい。前に見える白山連峰の前衛の山が朝日に輝き、その下には雲海が広がっている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6 1/​320​秒 175mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
43.巨大迷路
ホテルの背後はスキー場のゲレンデが広がり、ホテルの前にはこの巨大迷路が作られていた。また、すぐ傍には「デイリー郡上カントリー倶楽部」というゴルフ場もある。ハイキングコースもあり、蝶もいそうだ。夏に訪ねてみたいところだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.5 1/​250​秒 44mm ISO900​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
44.郡上高原の紅葉
ホテルのパンフレットには標高1,200mとある。紅葉も始まっている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.5 1/​250​秒 44mm ISO2500 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
45.せせらぎ公園
9時、バスは白川郷の「せせらぎ公園駐車場」に到着した。まだあまりバスは来ていない。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.8 1/​250​秒 50mm ISO500 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
46.庄川に架かる「であい橋」​​
駐車場の前を庄川が流れる。左手に見えるのが白川郷の「萩町合掌造り集落」へ行く「であい橋」だ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.5 1/​250​秒 44mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
47.「合掌造り 民家園」​​​​
団体割引\550で「合掌造り 民家園」に入った。園内には県重要文化財指定の9棟をはじめ全26棟の合掌造りがあり、水車小屋、神社、寺本堂などがかってのままに移築されている。これは板倉にあった東屋荘松屋を移築し、「かたりべの館」とし、合掌造りを説明している。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​40​秒 18mm ISO3200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
48.公開されている合掌造り​​
ちょっと記憶が定かではないが、ここは中野義盛家だったと思う。大家族が想起できる広いスペースだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​40​秒 18mm ISO3200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
49.白川郷に現存するもっとも古い民家 -1
山下陽朗家の母屋と記されている。ここから3km離れた白川村島から移築された。現存する合焦づくりは19世紀の建築が多く、この山下陽朗家の母屋のような18世紀(江戸時代中頃)に建てられた合掌造りは貴重だとのこと。他の合掌造りとは外観が大きく異なり、合焦の妻面(三角形になっている面)を板壁ではなく、細い丸太を立て、萱で塞いでいる。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO500 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
50.白川郷に現存するもっとも古い民家 -2​​
同じく山下陽朗家の母屋を脇から撮った。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO640 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
51.東しな家の屋根​​​​
大きな茅葺の屋根に草が生えていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.5 1/​250​秒 44mm ISO280 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
52.茶室 梅香庵
この茶室はいつ頃建てられものだろうか。合掌造り家屋は、江戸中期から昭和初期まで建てられ、古い建物で築300年と言われているが。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 22mm ISO320 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
53.東しな家
県指定重要文化財の東しな家の母屋。先祖は代々、加須良の「蓮受寺(浄土真宗)」の番僧(主僧の補助をする僧)であったと伝えられる。建物は、江戸末期に火災で焼失し、その後再建されたそうだ。東しな家主屋は、白川村加須良からここ白川村荻町の「合掌造り民家園」に移築された。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO360 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
54.黄葉​​
この日は小雨模様で鮮やかな色は出ないが、合掌造りを背景に木々が色づき始めていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f4.5 1/​250​秒 44mm ISO400 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
55.東しな家の大きな屋根
​​ 合掌造りの家としては中規模だそうだが、大きな屋根が立派だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
​​ プログラムオートで撮影 ( f4 1/100秒 21mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
56.柿
​​ 大きな柿の実がなっていた。柿の葉は病気になることが多く、黒いシミなどを良く見るが、この柿の葉はとてもきれいだった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
​​ プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/50秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
57.「であい橋」
民家園を出た。これからこの「であい橋」を渡って、集落の方へ行ってみることにする。橋の長さは107m。駐車場から集落に行く時はみこの橋を渡っていくことになる。周囲と調和したいい橋だ。川を横断する橋というのは一般的に中央付近を一番高くして両岸に向かって下っていくものなのだが、この吊床板形式の場合は逆になっている。両岸の橋台で床板に埋められたPCケーブルを引っ張って固定しているので中央付近は吊り下がった状態になるのだそうだ。平成5年(1993年)完成。2003年に土木学会デザイン賞を受賞しているとのこと。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​250​秒 38mm ISO320 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
58.庄川
「であい橋」の手前から庄川の上流方向を見る。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​250​秒 38mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
59.明善寺の鐘楼門と本堂​​
2005年の2月に来たときは雪景色の中にこの鐘楼門を見た。この明善寺は延享(えんきょう)5年(1748)創立の浄土真宗のお寺だ。本堂、鐘楼門、庫裡ともに茅葺きで全国的にも珍しい。後ろに見える本堂は、約260年前(江戸時代)飛騨高山国分寺の塔建立にゆかりの棟梁大工により木積され (延人足9,191人の記録)数年を要して建てられたそうだ。厳選された良材の総欅(けやき)を用い、長い年月を経ても 劣化や割れ目がないという。鐘楼門は明善寺創建時に造られた飛騨匠(ひだのたくみ)の作で、良材の総欅造り(そうけやきづくり) 寄棟造りの二階建て。上層屋根裏は御光垂木(ごこうたるき)の優美な茅葺き構造で一階に板庇(いたびさし)をつけた珍しい建物だそうだ。合掌造りの本堂と調和するように設計されているという。また、写真にはないが、5階建ての江戸時代に建てられた庫裏は白川村最大の合掌造りで、今は明善寺郷土館として古い農機具や民具などをが展示されている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 22mm ISO500 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
60.生活感のある風景​​​​
白川郷は観光客ばかりで、テーマパークのようなところだが、こんな生活感のある風景もある。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO220 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
61.長瀬家
添乗さんから、集落にある民家の中で見ておくとよいと勧められた長瀬家に行った。白川郷最大級の5階建ての合掌造りで、長瀬家五代目当主民之助が建造し、明治23年に完成した。約11mの1本柱が屋根の勾配の上から下までを貫き、大きな屋根を作っている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.8 1/​250​秒 26mm ISO450 ​) 露出補正​ ​なし
;
62.長瀬家の居間​​
合掌造りの中をしっかり見たかった。入館券300円をお支払いし、1階から見学していく。260年続く旧家の長瀬家は初代から三代目までが漢方医であり、中でも加賀藩の藩医であった三代目善作は前田家に大いに引き立てられ、約500年前の作といわれる壮麗な仏壇のほか、蔵一棟を譲り受け、今に伝えられているという。その仏壇も見ることができた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels​​
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/60秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
63.長瀬家の階上​​
記憶ではここは多分2階だった思う。2階は使用人の寝所などであるが、いろいろな生活用品が展示されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels​​
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/60秒 9mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
64.長瀬家の合掌材
約60度の急勾配の屋根を作る約11mの1本柱が屋根の勾配の上から下までを貫く。柱材には樹齢150年以上の檜が用いられている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/60秒 9mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
65.長瀬家3階からの眺め
通りからは見られないこんな風景があった。各階からその上の階に上がる階段は細くて急で、手すりにつかまって上がる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 11mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
66.長瀬家の屋根裏
屋根裏まで上がってみた。合掌材が手のひらを組むように合わせられている。合掌造りの結束材として使われるのは、良くたわむ性質を持つ「ねそ」(マンサク)で、それを生木で使う。材が乾燥すればするほど締まっていく。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/8秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
67.神田家
バスの添乗員さんから長瀬家とともに名前があがったのが神田家と和田家だった。だんだんバスへ戻らなくてはならない時間が迫ってきたが、神田家は長瀬家のすぐそばにあったので外観だけは見ることができた。和田家から分家して居を構えたのが、この神田家の始まりで、ここで酒造業を興したという。1850年ころの建築と推定されるが、間取りの発達や小屋組み(合掌木)の大工の手跡(書き残した文字)の多さから、合掌造り家屋のなかでも完成度は非常に高いといわれる。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​250​秒 35mm ISO320 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
68.神田家の妻面
​​ 見上げると大きさを感じる合掌造りだった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.3 1/​250​秒 78mm ISO320 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
69.のどかな風景​​
​​ 雨も上がってきた。のどかな風景であるが、今の世は、合掌造り家屋で生活するには不便と思う。明治時代中期に当たる19世紀末頃が最も合掌造り集落が多かった時期と考えられており、一帯にはおよそ1850棟が存在していたとされる。「荻町集落の自然環境を守る会」では、合掌造り家屋について「売らない、貸さない、壊さない」の三原則を掲げ、保存活動を行っているそうだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250​秒 35mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
70.庄川の流れ​​
​​​​ バスへの集合時間10時25分が近づいてきた。戻らなくてはならない。「であい橋」を渡りながら庄川の流れを撮る。紅葉が始まっていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5 1/​250​秒 66mm ISO220 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
71.バス駐車場
​​​​​​ 着いたときに比べ駐車場のバスが増えていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f8 1/​250​秒 38mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
72.飛騨トンネル​​
​​​​​​ 白川郷を出発し高山へ向かったバスは、東海北陸自動車道で長いトンネルに入った。全長は10,710mで道路トンネルとしては山手トンネル、関越トンネルに次ぐ日本国内3位、世界でも12位の長さだという。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​60​秒 300mm ISO3200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
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2011年1月30日

初冬の鎌倉 1/2


 昨年も12月の初旬に鎌倉へ紅葉を見に行った。12月に入ったというのにとても暖かな日だった。
実は、この年(2010年)の3月に倒れてしまった鶴岡八幡宮の大銀杏がその後、どうなっているか見てみたいと思っていた。
 この日は北鎌倉で横須賀線を降りて、東慶寺、浄智寺、建長寺にお参りして、鎌倉まで歩くことにした。それほど人は多くなかった。

1.円覚寺総門
北鎌倉駅を左側出口に降りて、すぐ左に円覚寺がある。総門に上がる階段の両側の紅葉はいつもながらきれいだった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/41秒 51.8mm ISO100 ) 露出補正 なし
円覚寺総門;クリックすると大きな写真になります
2.横須賀線踏切
この日は円覚寺の中には入らず、線路を渡って池に架けられた橋を通ってバス通り(鎌倉街道)にでた。円覚寺の方を振り返るとちょうど鎌倉方面からの電車が通った。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/100秒 8.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
横須賀線踏切;クリックすると大きな写真になります
3.北鎌倉東慶寺
バス通りを鎌倉方向に進むと、北鎌倉駅から徒歩4分のところに、右側に東慶寺へ上がるところがある。山門を入ると右側で拝観料を払う。千両がとてもきれいだった。この松ヶ岡東慶寺は1285年、北条時宗夫人覚山志道尼によって開創された。駆け込めば離縁できる女人救済の尼寺として600年近くその寺法が引き継がれてきていたが、明治に入り近代の訪れとともに、寺法に終りを告げ、臨済宗円覚寺派の禅寺となった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/89秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
北鎌倉東慶寺;クリックすると大きな写真になります
4.東慶寺 赤く染まる葉
なんという植物なのか良くわからない。その赤く染まった葉が印象に残った。右側の塀の中は東慶寺の本堂である。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/103秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
東慶寺 赤く染まる葉;クリックすると大きな写真になります
5.東慶寺 黄色く色づく葉
本堂への門の手前にあった木の葉が黄色く色づき、これも美しい。曇り空の光がやさしい。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/145秒 8.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
東慶寺 黄色く色づく葉;クリックすると大きな写真になります
6.東慶寺 本堂
本堂へは、山門から墓苑へ向かう路の右側にある門をくぐる。本尊の釈迦如来坐像を祀る本堂「泰平殿」は佐藤禅忠師が紺紙金泥で観音を揮毫して、 昭和10年(1935年)に建立したもの。美しい宝形造の屋根を誇る本堂の庭には、 春になるとしだれ桜が花をつける。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/115秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
東慶寺 本堂;クリックすると大きな写真になります
7.東慶寺 もみじ
本堂の庭から塀にかかるもみじを眺める。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/97秒 6.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
東慶寺 もみじ;クリックすると大きな写真になります
8.東慶寺 銀杏の落ち葉
ここは、釈宗演老師に見いだされ、厳しい修行を積み、奥義を究めようとした植村宗光和尚の墓所だろうか。定かではない。大きな銀杏の木があり、その落ち葉が美しい。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/78秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
東慶寺 銀杏の落ち葉;クリックすると大きな写真になります
9.東慶寺 もみじと銀杏
説明の必要はない鮮やかさであった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/140秒 75.7mm ISO100 ) 露出補正 なし
東慶寺 もみじと銀杏;クリックすると大きな写真になります
10.浄智寺 鐘楼門
東慶寺を出て、再びバス通りに戻り、明月川という小さな川のの右側に浄智寺はあった。階段を上がり、 「寶所在近」の額がある総門から入る。浄智寺は鎌倉五山の四位に列せられる寺。弘安4年(1281年)、執権北条時頼の三男宗政の菩提を弔い、 宗政とその子師時を開基として宗政の妻が建立したとされる。 現在の建物は関東大震災後に再建されたとのこと。正式には金宝山(きんぽうざん)浄智荘厳(しょうごん)禅寺という。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/57秒 9.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
浄智寺 鐘楼門;クリックすると大きな写真になります
11.浄智寺 布袋尊
裏庭のトンネルを抜けたところに洞窟があり、弥勒菩薩の化身といわれる布袋尊が祀られている。鎌倉七福神巡りのひとつになっている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/76秒 5.9mm ISO100 ) 露出補正 なし
浄智寺  布袋尊;クリックすると大きな写真になります
12.浄智寺 もみじ
裏の方はとてもひなびたところだった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/145秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
浄智寺 もみじ;クリックすると大きな写真になります
13.浄智寺 タチヒガン
神奈川の名木100選であり、鎌倉市天然記念物に指定されている2本のタチヒガンがあった。4月上旬には薄紅色の美しい花を付けるという。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/110秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
浄智寺 タチヒガン;クリックすると大きな写真になります
14.風呂桶屋さん
浄智寺の参拝を終え、再びバス通りに戻り、次は建長寺へと向かう。右手に写真のような木の風呂桶、手桶の店があった。創業文政元年の看板が架かっている。文政元年は1818年だ。この辺りでは、まだまだ需要があるのであろう。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/162秒 9.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
風呂桶屋さん;クリックすると大きな写真になります