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Studio YAMAKOで“「三笠」”が含まれるブログ記事

2019年7月21日

初見分! 横須賀どぶ板通り 6月22日

島津亜矢という演歌の旨い歌手がいる。一度聴いてみたいと思っていた折、横須賀の「よこすか芸術劇場」でリサイタルがあるのを知って、チケットを購入していた。演歌歌手のリサイタルというのは初めてだった。クラシック、ポップス、JAZZバンドの演奏会はいろいろ聴く機会があるのだが、演歌のリサイタルは熱狂的な観客もいて随分と雰囲気が違った。
 昼のコンサートだったので、午後2時前には終わった。この日は比較的近くにいながら行ったことがないどぶ板通りを歩いてみようと思っていた。「よこすか芸術劇場」は京浜急行の汐入駅に隣接している。どぶ板通りはその汐入から横須賀中央駅のほうへ向かう道筋にある。小雨模様の天気で、中途半端な時間でもあるので、歩いている人は少なく、あまり活気は感じられなかった。
 どぶ板通りといえば「スカジャン」である。横須賀発祥のジャンパーのことで、主に化繊の生地のスタジアムジャンパー風デザインのジャンパーで、背中に、虎や龍、富士山など和風のモチーフの刺繍を施したものだ。第2次世界大戦後、横須賀基地に駐留したアメリカ兵が、みやげ用としてジャンパーに和柄の刺繍を施したのが起源とされている。どぶ板通りを歩くと何軒かの「スカジャン」屋さんがあった。
 昼飯は「海軍カレー」にしようと思っていた。飲食店はそれほど多くない。どぶ板通りも終わりに近づいて流行っていそうな「TSUNAMI」という店に入った。ほぼ満席だった。どうやらこの店はハンバーガーが売りのようだ。そこで、横須賀海軍カレーと、アメリカンハンバーガーを注文した。横須賀海軍カレーというのは「英海軍の軍隊食であったカレーのレシピを、明治時代に日本海軍が小麦粉でとろみをつけ、ご飯に添えたのが日本のカレーライスのはじまり。"海軍割烹術参考書"を再現して1999年からご当地グルメとして販売されました。海軍カレーを提供するにあたりジュニアカレーマイスター(現カレーマイスター 日本野菜ソムリエ協会の資格)を取得し味の開発をした自信作です。」と説明されていた。
 行くてに、商店が少なくなったので、昨年設置されたという「スカジャン発祥の地」という銘板が路上に埋め込まれたところを右へ曲がり、「諏訪大神社」にお参りしてから横須賀中央駅に向かった。横須賀中央から京浜急行の快速特急に乗ると26分で横浜に着く。

1.横須賀どぶ板通り ミリタリー・ショップ「FUJI」
島津亜矢の演歌を聴いて「よこすか芸術劇場」から、どぶ板通りを東に向かう。どぶ板通りは、京浜急行の汐入駅から、その北側にある国道16号線と並行に全長200m~300mほどの商店街をいう。途中を右に曲がると横須賀中央駅に至る。写真はミリタリー・ショップ「FUJI」という店。米軍放出品を中心にミリタリーブランドのフライトジャケットやブーツ、BAG等が店頭に並ぶ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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2.「MIKASA」
少し進んで左側に「MIKASA VOL.2」という「スカジャン」の店があった。スカジャンの他、ウェアやスニーカー、バッグ、雑貨などが売られている。横須賀には「三笠」という日本の軍艦の記念公園がある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f21/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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3.Souvenir shop 「ROSE CO.」
店頭にはZippo(ライター)が並べられていたのが気になった。ほかにバックル・キーチェーン等が売られている。Souvenir shopというのは海外への土産としてキモノ・はっぴ・Tシャツを取り扱っている由。米軍関係の人たちが帰国する時におみやげを購入するのだろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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4.Grill & Cafe 「ALFRED」
そろそろ、ビールでも飲んで何か食べようと思うが、どこに入ればよいか良くわからない。ここにしようかなと思ったが、もう少し歩いてみることにした。右隣に「うな八」といううなぎ屋さんがあった。鰻もいいなと思ったが、せっかく横須賀に来たのだから、海軍カレーも食べたい。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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5.ミリタリー サバイバルグッズ「カキタ」
戦後から続く老舗ミリタリーショップの「カキタ」。 横須賀市本町 どぶ板通り 商店街Webサイトにある柿田商店のページには 「当店は古く、雑多で、店内は米軍放出品で山積みとなっております。どうぞ世の中に流通してない一点モノのお宝を見つけにお越しくださいませ。」とあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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6.ヨコスカジャンパー専門店 「プリンス商会」
創業1947年とあった。昭和22年終戦2年目である。サテンと別珍素材を使って製作し、刺しゅうから縫製まで全て手作業の「スカジャン」だそうだ。暖かみのある絵柄に職人の心意気が感じられるという。「オーダーメードもできますのでお気軽にどうぞ」とあった。どぶ板通りの店は一般的に古く店構えも質素だと思った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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7.雑貨屋
ちょっと楽しそうな店があった。アメリカのプレートが並べられている。ブリキの自動車の模型には¥2,400とか¥2,700といった札が付いていた。右の方にはCocaーColaのバケツなどの売り物も置いてある。後で何という店だったかフォローしてみたが、わからなかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
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8.「ALEX'S SALOON」
食事をするのにここはどうかなと思い中を覗いてみる。お客さんは多い。カウンターがあって、ビリヤード台やダーツボードもあるようだ。ここは食事というよりは、酒を飲むところようにみえた。さっきあった「ALFRED」という店はここの姉妹店のようだ。夜に来てみると、また雰囲気が違うのだろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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9.「TSUNAMI」
そろそろどぶ板通りも終わりになる。左側に海軍カレーとアメリカンハンバーガーが食べられそうな「TSUNAMI]という店があったので入ることにした。ほぼ満席だ。店のHPを見ると、「戦後に米軍を通じて広まり、今では全国的な人気食となったハンバーガー。その米海軍から提供されたレシピに基づいて作られたのが、YOKOSUKA NAVY BURGERです。TSUNAMI独自のこだわりが詰まった本場アメリカンハンバーガーをぜひ」とあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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10.海軍カレーとアメリカンハンバーガー
横須賀海軍カレーとMeat-Teck-Burgerというのを注文した。あとで気が付いたのだが、Meat-Teck-Burgerはグルテンフリーだった。グルテンフリーの味に違和感はなかったが、ハンバーグは well‐done で少々固かった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/640秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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11.「ACTIVE SOUL」
「TSUNAMI」の隣に、「ACTIVE SOUL」という店があった。横須賀市本町 どぶ板通り 商店街Webサイトでは、「HIPHOP系のファッションブランド、ジーンズ・Tシャツ・ジャケット・シューズなど多数揃えてあります。ドブ板に来た時は、是非お立ち寄り下さい。」と書かれていたが HIPHOP系 というのがわからなかった。HIPHOP系ファッションは、アメリカ合衆国の東海岸のニューヨークと西海岸のロサンゼルスに住むアフリカ系アメリカ人の若者の生活に根付いたものだそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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12.諏訪大神社 -1
左に行くと国道16号線の本町2丁目の信号がある通りに出た。どぶ板通りはここで終わりなのだろうか、この先には店が少ない。右に曲がる。右手に諏訪大神社の入り口があったので行ってみる。右側の石段を上がると鳥居があり、その先にさらに社殿に上がる石段が見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 12mm ISO125 ) 露出補正 なし
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13.諏訪大神社 -2
急な石段を上がると社殿があった。神社の伝承によると、この諏訪大神社は康暦2年(1380年)に横須賀城主三浦貞宗が、横須賀の総鎮守として城の入口であったこの古谷山に信濃国諏訪から上下諏訪明神を勧請したと伝えられる。三浦氏滅亡後、横須賀村の鎮守社として祀られ、明治6年村社に列格、昭和3年郷社に昇格、昭和17年県社に昇格していたそうだ。社殿の周りには紫陽花が咲いていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
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14.諏訪大神社 -3
本殿で拝礼をし、石段を下り、元の道を戻ってバス通りに出た。三笠ビル商店街を通って、京浜急行の横須賀中央駅に着いたのは午後3時過ぎだった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 24mm ISO250 ) 露出補正 なし
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2011年1月22日

三浦半島 1/2


 友人夫妻の誘いがあって、昨年の11月26日、27日の両日、一泊で三浦半島を巡った。三浦半島と言うと横浜から近いので一度は行ったところが多いのだが、いつも日帰りであり、一泊するのは初めてである。
 1日目は横須賀美術館と「坂の上の雲」に登場する記念艦三笠を見た。二日目は、城ケ島から三浦港の魚市場に寄ったあと、回転寿司で昼食にし、そのあと、三浦野菜を買って、荒崎に行った。程よいドライブであった。

1.横須賀美術館
横浜横須賀道路の馬堀海岸ICを出て、観音崎方向へ右折し、約3kmのところにある立派な美術館である。美術館の前は芝生になっていて道路の向こうは海(浦賀水道)である。横須賀市立で平成18年7月に竣工している。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.6mm ISOオート )露出補正 なし
横須賀美術館;クリックすると大きな写真になります
2.浦賀水道 -1
浦賀水道は東京都市圏の海の玄関口である東京湾と外洋を結ぶ、海上交通の要衝である。いろいろな船が往く。見ているだけで楽しい。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/500秒 17.3mm ISOオート )露出補正 なし
浦賀水道;クリックすると大きな写真になります
3.浦賀水道 -2
前の写真をトリミングし、少しレタッチして遊んだ。手前にヨット、その左に小さな漁船。向こう側に大きな客船がいて、なんとその左を浮上した潜水艦が水しぶきをあげて進む。この潜水艦はあっという間に客船の前に出た。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/500秒 17.3mm ISOオート )露出補正 なし
トリミング Capture NX2 でレタッチ
浦賀水道;クリックすると大きな写真になります
4.谷内六郎館
横須賀美術館には、戦後社会の夢と現実をほのぼのと表現し、週刊新潮の表紙の絵で有名な谷内六郎さんの作品を展示する谷内六郎館もある。その谷内六郎館を出たところに、一本の木があり、その影が壁に映っていた。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/500秒 4.6mm ISOオート )露出補正 なし
谷内六郎館;クリックすると大きな写真になります
5.イタリアン レストラン
館内には海が眺められる見晴らしの良い、ACQUAMARE(アクアマーレ)というイタリアンレストランがあった。風を感じることができる。味も良く、このレストランが目的で来ている人も多そうだ。平日の昼であったが満席だった。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.6mm ISOオート )露出補正 なし
イタリアン レストラン;クリックすると大きな写真になります
6.記念艦「三笠」 -1 東郷平八郎 像
京浜急行の横須賀中央駅から徒歩15分ほどの海に記念艦「三笠」がある。その先は米軍基地だ。その入口の三笠公園に東郷平八郎連合艦隊司令長官の像とともに、昭和43年に建立された「皇国興廃在此一戦」の碑があった。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 14.7mm ISOオート )露出補正 なし
東郷平八郎 像;クリックすると大きな写真になります
7.記念艦「三笠」 -2 副砲と補助砲
「三笠」は明治35年に英国のビッカース造船所で竣工した。明治36年には連合艦隊の旗艦となり、同38年には、「坂の上の雲」でも語られる、連合艦隊がロシアのバルチック艦隊を撃破した日本海海戦に臨んでいる。そして、大正15年には記念艦となり、昭和36年に復元されている。副砲、補助砲が並ぶ。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 9.1mm ISOオート )露出補正 なし
副砲と補助砲;クリックすると大きな写真になります
8.記念艦「三笠」 -3 船首側より艦橋を見る

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/640秒 4.6mm ISOオート )露出補正 なし
記念艦「三笠」;クリックすると大きな写真になります
9.記念艦「三笠」 -4 艦橋
海図室と操舵室の上方が最上艦橋であり、日本海海戦時に東郷元帥が戦闘を指揮した場所として有名です。 加藤参謀長、伊地知艦長、秋山参謀等もこの場にあり、有名な東城証太郎の「艦橋の図」はこの時の様子を描いたもので、東郷元帥以下4名の立っていた位置を示す足跡が示されている。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/400秒 4.6mm ISOオート )露出補正 なし
記念艦「三笠」 -4 艦橋;クリックすると大きな写真になります
10.記念艦「三笠」 -5 食器棚
ここは艦尾に近い方だったと思う。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/15秒 4.6mm ISOオート )露出補正 なし
記念艦「三笠」 食器棚;クリックすると大きな写真になります
11.記念艦「三笠」 -6 艦尾
堂々たる姿である。出来るだけ余計なものが写りこまないように、右往左往して撮影位置をさがした。ちょっとずれるとマンションなどが画に入ってしまう。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.6mm ISOオート )露出補正 なし
記念艦「三笠」 艦尾;クリックすると大きな写真になります