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2019年6月16日

台北・台中・台南 その8(終) 朝の台北 帰国 5月8日

今回の台湾旅行の最後の朝を迎えた。相変わらず小雨が降っている。娘夫婦は、朝はゆっくりするというので、かみさんと一緒に朝の散歩に出た。
 何の当てもなく、中山北路を北に向かって歩いてみた。wikipediaによると、中山北路(ちゅうざんほくろ)は台北市を南北に走る幹線道路。起源は乾隆帝の時代といい、士林、北投へ続く小さな街道であった。日本による台湾統治の時代の1901年、台北北部に台湾神社(現在は円山大飯店が建っている場所にあった)が建設されると、一部が参拝道路として整備され勅使街道と名づけられた。電柱や街路樹が場所をとっていたため、道路として使える幅は10メートルほどに過ぎず、手狭になっていったので紀元2600年(1940年 昭和15年)記念事業の折に台湾神社とあわせて拡張することになった。このとき電線を地下に埋設したので電柱は設置されなかった。工事は1936-1940年度に実施され、買収して確保した周囲の土地を利用し、高速車道を中央としてその両側に緩速車道、さらに外側に遊歩道を置き、それぞれを街路樹で仕切る五線道路とし、その全幅は40メートルという規模のものとなった。台湾総督府の目論見ではこの勅使街道を東京市の昭和通りや大阪市の御堂筋に並ぶ三大道路とすることを企図していたという。セブンイレブンで朝のコーヒーを求め、備えられているベンチで飲んだ。
 いったんホテルに戻る。娘夫婦と合流して、再び外へ。さっきも通ってきた「台北の家」という元アメリカ大使館の施設を改装した、古い映画館とカフェになっているところで、朝食にする。アップルパイが旨かった。
 ホテルに戻って、チェックアウトをし、荷物を預けて再び街へ出かけた。昼食は私がとても楽しみにしている小籠包を食べに長春路の「京鼎楼」まで歩いた。今回も3回ほどそれぞれ異なる店で小籠包を食べたが、私はここのが一番好きだ。
 さて、ホテルに戻り、バッゲージをとって、タクシーで松山空港へと向かう。16時45分発の全日空で、夜の8時に無事羽田に到着した。
 5日間のうち、晴れたのは1日だけと天候には恵まれなかったが、大雨に会うこともなかった。今回も娘の主人には、飛行機、宿の予約から、現地での誘導や、煩わしいMRTなどの切符の購入、食事の場所探し等々、面倒を見てもらった。楽しい旅行だった。多謝。

1.「老爺大酒店」
最後の夜に台北で泊まった「老爺大酒店」(Hotel Royal Nikko Taipei) は中山北路にあった。中山北路の新緑の並木がきれいだった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2500 ) 露出補正 なし
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2.中山北路の朝
朝の8時過ぎ、通勤のバイクが疾走する。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO500 ) 露出補正 なし
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3.台北市政府警察局巡邏車
台中の街でも見かけたが、中山北路にも台北市政府警察局巡邏車が並んでいた。 最近ではヤマハ発動機が、台湾の電動バイクメーカーGogoro(ゴゴロ)からのOEMによる新型電動スクーターが導入されているらしいが、このスクーターがそれかどうかはわからない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 ) 露出補正 なし
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4.アンバサダー・ホテル
2011年5月、前回台湾旅行の時に泊ったアンバサダー・ホテルがあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/800秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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5.セブンイレブン
台湾にはセブンイレブンの店が多い。約5,000店舗(ちなみに日本は約17,000店舗)あるそうで、2位のファミリーマートは約3000店舗( 日本は11,000店舗)だそうだ。ここで朝のコーヒーを飲んだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO1250 ) 露出補正 なし
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6.「台北の家」
中山北路はオフィスやホテルや有名店舗がある大きな道路だが、そんな通りの一角に洋風住宅のような「台北の家」がった。恐る恐る門の中に入って見ると、台湾語と英語の説明板があり、どうやら日本統治時代のアメリカ大使館関係の建物らしい。だが、表通りのほうへ回ってみると映画の看板が立ち並んでいる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 ) 露出補正 なし
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7.「光點台北」 映画の看板
いったん、ホテルに戻り、娘夫婦と朝食にしようと立ち寄ったところがここ「台北の家」だった。木々に囲まれたこの白亜の洋館は、日本統治時代にアメリカの領事館として使用され、戦後は1979年までアメリカ大使館職員の宿舎として使われていた歴史建築物でだったが、今は「光點台北」という映画館になっていて、Cafeが併設されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2500 ) 露出補正 なし
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8.「光點.珈琲時光」
台北観光サイトいうページを開くと、ここは1997年に内政部により第三級古蹟として指定され、現在は台湾電影文化協会が経営する映画をテーマとした芸術サロン「台北之家」となっている。館内には88の座席を有すミニシアターがあるほか、軽食を提供する映画サロン「光點.紅気球」、毎日午後5時まで開放している多目的ギャラリー、老木が立つ庭のあるオープンテラスカフェ「光點.珈琲時光」、 映画と都市をテーマにした専門書店「誠品‧城市之光」などがあると説明されていた。ここは「光點.珈琲時光」だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO1000 ) 露出補正 なし
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9.「光點台北」
ここは映画館部分である。下に切符売り場があって、上に観覧席があるようだ。ミニシアターだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/125秒 9mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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10.「台北の家」玄関外観
ひっそりとした建物に時々人の出入りがある。映画は11時から始まる。まだ、その時間にならないので、ギャラリーや書店にくるひとたちなのだろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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11.CMCの郵便車
CMC(中華汽車)の車は商用車が多い。これは中山北路で見かけた郵便配達車。日本では郵便局の車は赤いものと思っているが、ここでは違う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/125秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし
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12.モンシロチョウ
街の中は緑も多く、モンシロチョウも飛んでいる。これはタイワンモンシロチョウでなく、右上に飛んでいるのは、日本でも見られるモンシロチョウだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 21mm ISO320 ) 露出補正 なし
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13.Luxygen
この車は台湾の自動車メーカーである裕隆汽車のLuxygen U6 ターボという中型クロスオーバーSUVである。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
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14.「京鼎楼」 -1
今回の旅行の最後の目的である「京鼎楼」。2011年にここにきて初めて食べた小籠包の味が忘れられない。もちろんその時にも「鼎泰豊」へも行ったし、横浜高島屋にある「鼎泰豊」でも小籠包は食べた。しかし、私はここの小籠包が一番うまいと思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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15.「京鼎楼」 -2
前回の2011年5月には確か10個で170元だった小籠包が、今回は10個200元になっていた。それでも800円弱である。店は地下に50席、1階に12席、2階に60席の三層になっていて1階の奥に調理場がある。 前回来たときは夜で、混んでいて地階に入ったが、この日は1階だった。きれいに改装されているようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels<br> プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/3200秒 23mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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16.「京鼎楼」 -3 調理場
清潔そうな調理場だった。京鼎樓は、小籠包の有名店「鼎泰豊」で修行した兄弟が、「京鼎小館」に続いて出店した2号店で、絶品小籠包は現地の人達にはもちろん、日本人観光客やビジネスマンにも大人気だと聞く。現在は東京(恵比寿・池袋・お台場など)、横浜(SOGO)など首都圏に多数店があり、大阪、神戸、博多にも店舗を構えている。今回の旅行の最後に「京鼎楼」で小籠包を満足するまで食べることができた。さあ、横浜へ帰ろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2500 ) 露出補正 なし
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2011年5月25日

台湾ファミリーツアー 5月8日~11日 その6(最終) 龍山寺と中正記念堂


 5月11日 楽しく過ごした台北も最後の日となった。台北松山空港15:30発のJAL032で羽田に戻る予定である。
 この日は、台北観光の目玉である龍山寺、中正記念堂を見ておこうということになった。今日も汗をかくだろうし、着替えをしてから空港に行きたいと思い、娘婿殿がホテルと交渉してくれ、午後1時までチェックアウトを待ってもらえることになった。
 まず、ホテルからタクシーで龍山寺へ、そして中正記念堂へ行って、永康街で買い物をして、ホテルに戻った。一昨日食べた「京鼎樓」の小龍包に未練があり、ホテルから歩いていき、そこで昼食にした。
 そして、われわれの乗った飛行機は無事、羽田に降りたが、その日の東京は雨が降っていて気温が低く、寒さを覚えた。こうして楽しい3泊4日の台北旅行は終了した。

龍山寺;クリックすると大きな写真になります 49.龍山寺
ホテルからタクシーで龍山寺に着いた。この龍山寺、台北では最も歴史がある「万華」という地区にあり、当然ながらこのお寺の歴史も古く、1738年創建という。その後何度も戦禍に見舞われ、改修と再建を繰り返しながら、今までこの地の信仰を一身に集めてきた。270年という年月をかけ、仏教、道教にかかわらず、いろいろなお願い事に長けた神様が一堂に会し、いわば「神様・お祈りごとのデパート」となっているとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/640秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
信者さん;クリックすると大きな写真になります 50.信者さん
龍山寺の御本尊は木製の観音菩薩。龍山寺に来たら必ず参拝しなければならない神様と言われ、私たちもお参りした。入口入ってすぐ目の前にドーンと構える大きな建物の真ん中に居られる。第二次世界大戦のとき、一度空襲に見舞われ、寺全体が焼けてしまったのにもかかわらず、観音菩薩だけは、傷一つつけず無事だったといわれている。霊験あらたかな御本尊のため、このように毎日朝から晩まで、参拝者の線香が絶えないそうだ。 黒い衣を着た信者さんたちが大勢お参りしていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/125秒 20mm ISO720 ) 露出補正 なし
剥皮寮歴史街区;クリックすると大きな写真になります 51.剥皮寮歴史街区
龍山寺の見学とお参りを終え、歴史のある街であるというその周りを少し歩いてみることにした。するとレンガ造りの建物が目に入った。ここは剥皮寮歴史街区という。
 現在の剥皮寮歴史街区で見ることのできる建築物は、年代はばらつきがあるものの、古いものは清朝時代に建てられたもの。歴史的には200年以上も昔のものだそうだ。
 剝皮寮という不思議な名前に関しては、当時この地域で輸入した木材を切削して加工し販売する様子が見られたことがその所以という説がある。その後、1895年に日清戦争が終結すると日本の統治が始まり、この周辺は日本人によって区画整備されたとのこと。ちなみに、「萬華」という名前はその頃日本人が改名したもので、それ以前は「艋舺(マンガ)」と呼ばれていたそうだ。
 建物はどれも立派なレンガ造りで、清の時代から日本統治時代、そして現在に至るまで、奇跡的に完全な形で生き残ってきた街並みという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/125秒 27mm ISO400 ) 露出補正 なし
東三水街市場;クリックすると大きな写真になります 52.東三水街市場
和平西路を東へ進み、康定路を左に曲がったのだろうか、少し先に東三水街市場の入口があった。まだ、午前10時であるが、賑やかな場所である。何か懐かしい感じもする通路のような市場に、複雑な匂いにも惹かれて、中に入ってしまった。
下町風情色濃いこの東三水街市場(新富市場)は、台北市の古跡に指定されて おり、大正期から続く伝統ある市場だそうだ。西洋の市場を模倣し、当時の日本政府が商店を 1ヵ所に集めてつくったというこの市場は今も現役。肉屋・魚屋・総菜屋や雑貨屋などのお店が続く。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/125秒 28mm ISO1600 ) 露出補正 なし
国家音楽庁と国家戯劇院;クリックすると大きな写真になります 53.国家音楽庁と国家戯劇院
再びタクシーに乗り中正記念堂へ廻った。中正記念堂の敷地内に入ると、この国家音楽庁と国家戯劇院の立派な建物が目に入る。上の写真の国家音楽庁にはコンサートホールがあり、2074席を有する。下の写真の国家戯劇院は1526席の劇場であり、オペラ、バレエ、ミュージカルの上演にも利用されるとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
上:絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/800秒 75mm ISO400)露出補正 なし
下:絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/800秒 75mm ISO400)露出補正 なし
中正記念堂と自由広場;クリックすると大きな写真になります 54.中正記念堂と自由広場
中山南路に面したところに中正記念堂の自由広場門がある。正面奥が中正記念堂で、その間にある芸文広場の右側が国家戯劇院で左側が国家音楽庁である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/3200秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
中正記念堂;クリックすると大きな写真になります 55.中正記念堂
中国国民党政府の故蒋介石総統を記念して建てられた広大な公園の中に、高さが70mで青い瑠璃瓦の屋根と白い大理石の記念堂がある。そして正面の石段は89歳で死去した蒋介石の年齢と同数の89段ある。広場では先生に連れられた子供たちが遊んでいた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
蒋介石像;クリックすると大きな写真になります 56.蒋介石像
89段の石段をふうふういいながら上がったところに蒋介石の像がある。衛兵が身動きしないで立っていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/200秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
永康街 「泌園」;クリックすると大きな写真になります 57.永康街 「沁園」
中正記念堂を観たあと、永康街のほうへ歩いた。「鼎泰豊」などもある。その「鼎泰豊」のある角を永康街のほうへ入って右側に「沁園」というお茶屋さんがあった。ここでお茶を買うという。お店の女性がお茶(凍頂烏龍茶)を入れてくれた。「写真を撮っていいですか」と了解を得て撮らせてもらった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/100秒 22mm ISO3200 ) 露出補正 なし
帰国;クリックすると大きな写真になります 58.帰国
すべてのスケジュールを終え、台北松山空港に向かう。15:30発のJAL032は定刻に動き出した。台北101ともお別れだ。短かったけれど、盛り沢山な楽しい旅行だった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/400秒 12.7mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段

2011年5月13日

台湾ファミリーツアー 5月8日~11日 その1 故宮博物院、士林観光夜市


 5月8日~11日、3泊4日で台北へ行ってきた。今回はそれぞれ予定をやりくりしながら、娘夫婦と4人での家族旅行となった。
 5月8日、11:55発 JL031 で羽田の新しい国際空港から台北は松山空港に向かった。満席ではないがまずまずの搭乗者で埋まっている。14:30 定刻に松山空港に着く。台北にはもう一つ桃園国際空港があるが、松山のほうが市内に近く便利だ。
 8日は、まずホテルにチェックインして、故宮博物院へ行った。夕方から士林観光夜市の喧騒の中を歩き、横浜高島屋にも店がある「鼎泰豊」のMRT忠孝復興駅支店で夕食となった。
 私の一つの目的に台北郊外にある陽明山へ蝶の写真を撮りに行くことがあったが、9日か10日のどちらにしようか思案した。ホテルのコンシェルジェに調べてもらったところ、9日、10日はいずれも晴れとのこと。娘夫婦の意見も聞き、陽明山行きを10日に決めた。
 そこで9日は、迪化街で買い物をし、台北101に上り、昼過ぎからはバスに乗って九份へ。10日は陽明山に行く。陽明山の蝶の写真は、別途アップさせていただきたい。そして最終日の11日は龍山寺、中正紀念堂を観光して松山空港に向かうことにした。
 台北は、まず第一に食べものがおいしい。そして、タクシーが安い。安いばかりでなく走っている台数が多いのですぐ乗れる。おかげで4日間、台北とその近郊を満喫することができた。面倒を見てくれた娘夫婦に多謝。

新羽田国際空港を出発;クリックすると大きな写真になります 1.新羽田国際空港を出発
横浜から京浜急行で新羽田国際空港へ行き、娘たち夫婦と合流した。チェックインをした後、江戸前小路「つるとんたん」で朝食代わりにうどんを食べた。私たちが登場するJL031便機のフロントグラスには「がんばれ日本」と掲げられていた。JL031便は、B767だったが、満席ではないものの7割がたは席が埋まっていた。JALにも頑張っていただきたい。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/1250秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
台北松山国際空港到着;クリックすると大きな写真になります 2.台北松山国際空港到着
私たちの乗った機は予定通り、約3時間のフライトで、1時間の時差がある現地時間14:30前に台北松山国際空港に到着した。放射線量を測定されることもなく、簡単に入国審査を終え、タクシー乗り場へ。汗が出てくる。気温は30度だそうだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 13.1mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
故宮博物院;クリックすると大きな写真になります 3.故宮博物院
ホテルにチェックインを済ませ、タクシーで故宮博物院へ出かけた。世界四大博物館のひとつで、歴代中国皇帝のコレクションを収蔵する中国文化の殿堂である。博物館に着いたのが午後4時少し前、閉館まで2時間ほどである。
 一番見たいのが翡翠の彫刻品であるが、その「翠玉白菜」や「肉形石」が陳列されている3階へ上がった。見事だった。「翠玉白菜」は長さが20cmくらいだろうか、思ったより小さかった。「肉形石」はこれが天然の石かと思う。肉の部分の毛穴の一つひとつを細工している。また、磁器「白磁嬰児型枕」も良かった。館内は撮影禁止になっていた。1912年の中華民国建国を元年とする暦を使う台湾は今年が「 民国100年」にあたる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/400秒 20mm ISO400 ) 露出補正 なし
故宮博物院正面;クリックすると大きな写真になります 4.故宮博物院正面
故宮博物院の立派なホームページがある。事前学習してくればよかったと思った。至善園という庭園も廻ってみたかった。
  見学を終え、6時過ぎに外に出た。夕闇が迫りつつあり、こんな色になってしまった。さすがに人が少なくなった。行きはタクシーで博物院の入口に着いたが、帰りは、この正面入口へ降りてきた。ここからタクシーで士林観光夜市へ向かう。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 31mm ISO3200 ) 露出補正 なし
士林観光夜市;クリックすると大きな写真になります 5.士林観光夜市 -1
故宮博物院から南西へ3kmほどの所に、台北で最も規模が大きい夜市といわれる士林観光夜市がある。この日は日曜日なので若い男女を中心に人出が多い。タクシーを降りてまず露天のような飲食店が集まるところへ行った。食べながら歩く人もいれば、屋台の椅子に座って食べる人もいる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/200秒 50mm ISO400 ) 露出補正 なし
士林観光夜市;クリックすると大きな写真になります 6.士林観光夜市 -2
喧騒が暑さを助長する。汗びっしょりだ。少し腹も減ってきた。通りがかりの店に旨そうな蟹のてんぷらがあった。食べたくなったし、ビールも飲みたくなったので、この店の椅子に座ることにした。蟹のてんぷら、ハマグリのスープ、牡蠣のお好み焼き風などを注文した。旨かった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 34mm ISO2800 ) 露出補正 なし
MRT劍潭駅;クリックすると大きな写真になります 7.MRT劍潭駅
士林観光夜市の最寄り駅がMRT淡水線の劍潭駅である。難しい字だがジアンタンと発音するようだ。MRTはMass Rapid Transitの略で1996年に最初の路線が開通した台北の重要な交通機関で全8路線ある。さて、これからこのMRTに乗り、台北車站で乗り換え板南線の忠孝復興駅まで行き、「鼎泰豊」で小龍包を食べることにした。娘夫婦がガイドブック片手に案内してくれる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 22mm ISO2800 ) 露出補正 なし
MRT台北車站;クリックすると大きな写真になります 8.MRT台北車站
ここで淡水線から板南線に乗り換えたが、さすがに台北駅、乗降客が多い。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/100秒 56mm ISO3200 ) 露出補正 なし
「鼎泰豊」忠孝支店;クリックすると大きな写真になります 9.「鼎泰豊」忠孝支店 MRT忠孝復興駅近く
時間は夜の9時を過ぎていたが、おおぜいの客が入っている。台北でも「鼎泰豊」は人気があるらしく本店は永康街にあり、ここ忠孝支店は2号店だそうだ。さらに店舗拡張が進められているという。もちろん小龍包を注文した。10個の小龍包で180元、日本円にして540円ほどである。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/100秒 56mm ISO3200 ) 露出補正 なし