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Studio YAMAKOで“ケチャ・ダンス”が含まれるブログ記事

2017年10月28日

蝶 自選年間ベスト10 (​11) 2013年

2013年2月に娘夫婦がバリ島旅行に誘ってくれたので一緒に行くことになった。娘たちは4泊5日をのんびり過ごすというが、チョウ好きの私にとっては憧れの東南アジアである。シンガポール経由で入ったバリ島で、着いた日の宿をとったのは、島の西側、海沿いのスミニャックというところだ。翌日、ホテルのプールで遊んでいる娘たちと別れて、近くを歩いてみた。ちょっと脇の空き地に入ると多くの蝶を見ることだ出来る。さすがだ。次の日はタクシーを頼んで、タバナンというところにあるバタフライ・パークへいった。ホテルへ戻る途中、バリ島の景勝地タナロット寺院に寄った。

 第3日はやはり西側の海沿いにある「ブルガリ」で昼食にした後、ウルワツ寺院でケチャ・ダンスを観る。ここにも蝶は多い。次の日は、タマン・アユン寺院を観た後、北東部の山間地であるキンタマーニ高原へ行く。ここは楽しみにしていたが、レストランで食事をしただけで蝶を追うことはできなかった。そして、ウブドに向かった。ウブドでは宿泊したプリ・ウランダリというホテルの敷地内や、ゲートを出て、すぐ近くの空き地で蝶を追いかけ、楽しんだ。詳しくはバリ島のフィールドで撮った蝶をご覧いただきたい。

 夏は、2泊3日で、八島が原湿原、美ヶ原に出かけたが、あまり成果は得られなかった。北杜市のオオムラサキセンターや上高地へは日帰りで出かけた。
  秋には新横浜公園のガガイモでカバマダラが発生しているという情報に触れた。台風が来ていたりしてなかなかチャンスがなかったが、最後の最後にやっと1頭に会うことができた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ヤエヤマムラサキ 2013年1月28日 グァム島
マンギラオゴルフ場に、この年もまた、ヤエヤマムラサキがいた。きれいな個体で、翅を開いて見せてくれた。♀の前翅の先は紫色に輝く。これは♂だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm ​f​2.8G macro
絞り優先オートで撮影(f​​5.6 1/1400秒 90mm ISO400 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.翅を開いたマルバネルリマダラ 2013年1月28日 グァム島
グァム島のマンギラオ ゴルフクラブでホール・アウトして、クラブハウスへ戻る道にテイキンザクラの深紅の花が咲いているところがある。毎年ここではマルバネルリマダラがその花に集まっている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm ​f​2.8G macro
絞り優先オートで撮影 ( f​​​5.6​ 1/​250​秒 90mm ISO​8​00)露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ユベンタヒメゴマダラ 2013年2月8日 バリ島 タバナン付近
初めて見るチョウだった。ランタナの花に絡みながら吸蜜しようとしている。​

Nikon D5000 TAMRON 90mm ​f​2.8G macro
絞り優先オートで撮影( f​​​5.6​ 1/​800​秒 90mm ISO​400) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.コモンタイマイ バリ島 タナロット寺院​
黄色いランタナの花に来ていたコモンタイマイ。ここでは普通種のようである。ウブドで見たコモンタイマイは激しく傷んでいたが、これはきれいな個体だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm ​f​2.8G macro
絞り優先オートで撮影( Ff​​​​5.6​ 1/​400​秒 90mm ISO​400)露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ギフチョウ鮮やかに 2013年4月5日 神奈川県相模原市​
イワツツジが咲いていた。いつもの年よりも早いのではなかろうか。イワツツジに来たギフチョウを撮るのは初めてだった。

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro
  絞り優先オートで撮影( f​​5.6 1/​1600​秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 ​6.ウラナミアカシジミ 2013年5月13日 横浜市舞岡公園
なかなか良い写真が撮れなかったウラナミアカシジミが目の前にいた。​

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro 
絞り優先オートで撮影 ( f​​​​​6.3​ 1/​250​秒 ISO​9​00 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 7.ギンボシヒョウモン 2013年7月8日 山梨県北杜市 観音平
観音平は標高1,570mある。ここまで登ってくるとギンボシヒョウモンが多くなる。​

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro 
絞り優先オートで撮影 ( ​f​6.3​ 1/​1000​秒 ISO​4​00 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 8.スジグロシロチョウの求愛 2013年8月23日 長野県上高地
2頭のスジグロシロチョウの♂が​キオンの花に止まっている♀に求愛をしている。前にいる♂の眼はしっかりと下にいる♀を見ている。しかし♀の方は尾端を上げて交尾したくないと意思表示している。私の好きな写真になった。

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro
絞り優先オートで撮影( ​​​f6.3​ 1/​800​秒 ISO​4​00 )露出補正 ​なし​​​​​​​
クリックすると大きくなります。 9.路傍のクジャクチョウ 2013年7月25日 長野県美ヶ原山麓
美ヶ原から三城へ下りてきて、松本へ向かう道の傍らに咲く黄色い花でクジャクチョウが吸蜜していた。​

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4 1/200秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 10.カバマダラ 2013年10月31日 横浜市新横浜公園
秋になって​、カバマダラが新横浜公園で発生しているとの情報がネット上を飛び交っていた。やっと10月18日に行くことができたが、伊豆大島に大きな被害をもたらした台風26号で、ここ新横浜公園も冠水し、第三京浜の港北インターから新横浜へ向かう道(県道13号線)を挟んで、日産スタジアムの反対側の公園や運動場部分は、閉鎖されていた。新横浜公園は、国土交通省京浜河川事務所管理下の多目的遊水地の上に建設されている。台風の大雨で冠水することこそ、その目的を果たしているのだが​​​​​​​​​。​水が引いた​​10月​28日にも行ってきたが、カバマダラは飛んでいなかった。そして最後のチャンスと思って行った31日に、フジバカマの花に来ていたこのチョウを撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5.6 1/​40​0秒 1​11​mm ISO​1​00 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 ​補 1.アサギマダラ 2013年​10月10日 富山県五箇村
秋に能登半島ドライブ旅行をした折、往きに世界遺産「五箇村」を訪れた。北陸の秋だったが、天気が良く、五箇村の村落のフジバカマには、オオウラギンスジヒョウモンや複数のアサギマダラが舞っていた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm ​f​3.5-5.6G
​プログラム​オートで撮影(​f​5.6 1/​640​秒 ​170​mm ISO400)露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 補 2.カセンソウの花畑で遊ぶオオウラギンスジヒョウモン 2013年7月18日 神奈川県 箱根湿生花園
箱根湿生花園の奥にある仙石原湿生植生復元区には、この時期黄色いカセンソウの花が咲く。一面黄色いカセンソウの花の中にいるオオウラギンスジヒョウモンを撮りたかった。ここは低地湿原として、一部が国指定天然記念物に指定されている貴重な場所。 ​

Nikon COOLPIX P90 ​f​2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( ​f​5​.6​ 1/​250​秒 110mm ISO​64)露出補正 ​-0.3段
クリックすると大きくなります。 補 3.逆さに止まるテングチョウ 2013年7月8日 山梨県北杜市 観音平
テングチョウの写真は、地面に止まったり、下草に止まったりしているところが多い。こんな止まり方をするテングチョウは初めてだった。​

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( ​f​​6.3​ 1/​320秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 補 4.ヒョウモン3種 長野県八島が原湿原 2013年7月25日
この写真は、平成14年の年賀状に使用した。左からヒョウモンチョウ、ミドリヒョウモン、ウラギンヒョウモン。ほかに同じ花が沢山あるのに何で一つの花に集まるのだろうか? ​

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( ​f​​5.6​ 1/​3200秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 補 5.オオムラサキ 2013年7月8日 山梨県北杜市​
樹液が出ている大きな木があり、その柵にオオムラサキの♂が翅を開いて止まってくれた。まだ7月の初旬だが既に大分擦れていた。

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( ​f​​5.6​ 1/​400秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
171028_016.jpg 補 6.アコンテアイナズマ? 2013年2月10日 バリ島 ウブド​
ウブドの朝、散歩をしていたら、むこうからから猛スピードで飛んできた。必死になって写真を撮ったが、なんという蝶かわからない。帰国して、東南アジアの蝶図鑑を新調して同定を試みたが、確信はない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8G macro
絞り優先オートで撮影 ( f​5.6​ 1/​800​秒 90mm ISO​400 )露出補正 なし


2013年3月 1日

バリ島旅行 2月5日~13日 (3) 2月7日 -2 ウルワツ寺院とケチャ・ダンス


 ウルワツはバリ島の南端近く、盲腸のよう突き出たバドゥン半島にある。BVLGARI Hotels & Resortsから、ウルワツ寺院までは、そう遠くはない。夕方5時ごろ入口に到着した。入口では一人1万ルピア(約100円)の入場料を支払い、帯を巻いて中に入る。ウルワツ寺院の創設は11世紀、ジャワの高僧ウンプ・クトゥランがここに小さな寺を建設したのが始まりとされる。その後15世紀後半に高僧ニラルタがこの地に住み、寺院を拡張したとされる。ウルワツ寺院はバリ島のもっとも神聖な六大寺院の一つに数えられ、水のかみ、ラム・ペジを祀る。
 日が落ちる頃からこの寺院の境内でケチャ・ダンスが催される。少し早めに会場に行って場所を取らないといけないようだ。ここで行われるケチャ・ダンスは観光客向けのものであるが、5幕からなるストーリーがあり、登場人物?にも変化があって、楽しませてくれた。
 ケチャ・ダンスを観た後は、ジンバランというところで海鮮バーベキューの夕食となった。店の裏がすぐ砂浜になっていて、その砂浜に置かれたテーブルで食べる。各テーブルをバンドがまわり、「TSUNAMI」など日本の曲も演奏され、とても賑やかだった。

28.ウルワツ寺院のサル
入口のところでガイドさんから、中に入るとサルがいるから、帽子や、メガネを取られないようにと注意があった。野生の猿だそうだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/80秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウルワツ寺院のサル;クリックすると大きな写真になります
29.ウルワツ寺院
ウルワツ寺院も崖の上にある。素晴らしい眺めだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/1250秒 12.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウルワツ寺院;クリックすると大きな写真になります
30.ケチャ・ダンスの会場
境内の奥まったところに、ケチャ・ダンスの会場となる円形劇場が設けられていた。6時10分前だが、もう夕日を浴びて、多くの観客が陣取っている。幸い私たちも正面の良い場所に座ることができた。正面は海だ。太陽がだいぶ水平線に近づいてきている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/1250秒 18.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ケチャ・ダンスの会場;クリックすると大きな写真になります
31.3層のメル
右に見える崖の上にはウルワツ寺院の3層のメルが眺められる。メルとは奇数の重層屋根を持つ塔状の寺院建築のこと。あのメルがあるところには観光客は立ち入ることができない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
3層のメル;クリックすると大きな写真になります
32.クチャ・ダンス開演
6時20分くらいだったろうか。正面の燈台に灯が入れられ、ケチャ、ケチャ叫びながら、踊り手が登場した。夕日を浴びて褐色の肌が輝く。さらに立ち見の人がいるほど観客は増えた。ダンサーに聖水をかけ、お清めの儀式が行われる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/160秒 9.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
クチャ・ダンス開演;クリックすると大きな写真になります
33.若い王子ラマと大妃シータが愛し合う舞
ケチャ・ダンスは5幕からなる物語になっている。この場面は第一幕、森の中で若い王子ラマと大妃シータが愛し合う舞だそうだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.8 1/125秒 18.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
若い王子ラマと大妃シータが愛し合う舞;クリックすると大きな写真になります
34.夕日が沈む
物語は進んでいく。6時40分、私たちが座っているところから正面に見える夕焼けがきれいだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.5 1/1250秒 30.5mm ISO800 ) 露出補正 なし
夕日が沈む;クリックすると大きな写真になります
35.白猿のハノマン
第四幕に白猿のハノマンが登場する。王子ラマが捕らわれた大妃シータを見つけ出すようにこの白猿に依頼するという設定だ。この猿がなかなかの好演、機敏は動きで観客席に上がったりして、おどけた所作で楽しませてくれた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/160秒 30.5mm ISO800 ) 露出補正 なし
白猿のハノマン;クリックすると大きな写真になります
36.白猿のハノマンは火の中に投げ込まれる
第四幕、王国を壊し暴れたハノマンは捕えられ、火の中に投げ込まれ、焼き殺されそうになる。そして、第五幕では、王子ラマと大妃シータほ無事に王国に戻り、また平和な暮らしが戻るという物語。結構楽しませてくれた。終了後、個々に自分のカメラで、無料でダンサーたちとの記念撮影ができるというサービスもあった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/400秒 30.5mm ISO3200 ) 露出補正 なし
白猿のハノマンは火の中に投げ込まれる;クリックすると大きな写真になります
37.ジンバラン海岸での海鮮バベキュー
ウルワツでケチャ・ダンスを観終えたあと、再び観光タクシーに戻り、バドゥン半島の付け根に位置するジンバラン海岸へ行く。海鮮バーベキューの店が並ぶ中、観光タクシーのガイドさんのお薦めで、「INNTAN SARI CAFE]という店に入った。店の前で食べたいものを選ぶ。はかりで目方を計る。店の中を通って海岸に出た。海岸にはテーブルとイスが置かれ、たくさんのお客さんがいた。テーブルに座ってビールを飲んで待つことしばし、先ほど選んだエビや貝が調理されて運ばれてきた。バンドがいて各テーブルで奏でている。「TSUNAMI」などが聞こえていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/60秒 6.1mm ISO3200 ) 露出補正 なし
ジンバラン海岸での海鮮バベキュー;クリックすると大きな写真になります
38.ジンバラン海岸
海岸は暗く、食事はテーブルの上の置かれた灯りだけで食べるので、何を食べているのかよくわからない。空港が近く、時々飛行機が空に明かりをともす。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/10秒 90mm ISO3200 ) 露出補正 なし
130301_038.jpg