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2016年12月 1日

隠居のドライブ:信楽高原鉄道に乗る

1ヶ月遅れであるが、11月に実施したイベントを記録しておこうと思う。
 11月に入って、いい天気になった。健康状態も元に戻ったので、少し車を走らせたくなった。前から行きたいと思っていた陶器の町、信楽に行ってみることにした。といっても、特段の目的はない。先日割ってしまった自分用の茶碗を買い求めることくらいである。
 とりあえず、信楽高原鉄道の信楽駅にカーナビを設定した。昔、ドライブしたときは、名阪国道の伊賀から一般道を走った。現在は、第二京阪道路⇛京滋バイパス⇛新名神高速の信楽ICを下りて近江グリーンロードを走る。随分、道路状況が良くなった。
 現在工事中の第二京阪道路の城陽JCTから新名神高速への完成すれば、もっと早くなるだろう。
 信楽駅には、無料の駐車場がある。車を駐めて駅に行って駅員に聞いてみると、終点の貴生川(JR草津線と接続)まで20分あまりという。乗り鉄ではないが、列車から風景を見るのもいいかと、列車で貴生川まで往復してみることにした。ほぼ1時間に一本ある列車は、貴生川で同じ列車が折り返してくるという。
 乗った列車は、信楽高原鉄道のホームページで調べると、SKR310型だったように思う。
 信楽高原鉄道は、列車事故で全国的に有名だと思うが、線路脇にあるという慰霊碑には気がつかなかった。
 この日には、陶器屋にも訪れたが、残っている写真は信楽高原鉄道での写真しかない。

;クリックすると大きな写真になります。 2016/11/2 信楽
信楽駅入り口
小さな駅である。入り口には、信楽焼で有名なたぬきの焼き物が置いてある。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
24.0mm 絞り優先 1/60s f6.7 ISO100 露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/11/2 信楽
信楽駅構内
列車が到着した。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
24.0mm 絞り優先 1/60s f6.7 ISO250 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/11/2 信楽
信楽駅構内売店
小さな売店には、小さなたぬきの焼き物が一杯並んでいた。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
24.0mm 絞り優先 1/60s f6.7 ISO200 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/11/2 信楽
SKR310型
これから乗る列車。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
24.0mm 絞り優先 1/750s f6.7 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/11/2 信楽
SKR400型
平成27年10月に導入された最新型の列車
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
130.0mm 絞り優先 1/250s f6.7 ISO100 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/11/2 信楽
タブレット
運転席に置いてあった。信楽高原鉄道は単線である。。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
27.0mm 絞り優先 1/60s f6.7 ISO400 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/11/2 信楽
SKR310型運転席
車掌はいないので、無人駅の途中の駅では、運転手が切符を回収する。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
27.0mm 絞り優先 1/60s f6.7 ISO400 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/11/2 信楽
車外風景
のどかな田園風景である。子供みたいに列車の先頭にたった。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
27.0mm 絞り優先 1/60s f6.7 ISO400 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/11/2 信楽
新名神高速道路と交差
この道路のおかげで、信楽も近くなった。。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
35.0mm 絞り優先 1/90s f6.7 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/11/2 信楽
高度を測る
高度は271mを指しているが、最高度はもう少し高かった。スマホに、Alitimeter という高度を測るアプリがある。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
24.0mm 絞り優先 1/60s f6.7 ISO2500 露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/11/2 信楽
JR草津線貴生川駅
貴生川駅で、近江鉄道と信楽高原鉄道と接続している。113系列車と思われる。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
154.0mm 絞り優先 1/200s f6.7 ISO125 露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/11/2 信楽
JR草津線女性車掌
最近は、色々な線で出会うことが多い。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
154.0mm 絞り優先 1/200s f6.7 ISO125 露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/11/2 信楽
無人駅のたぬき
駅には、信楽焼のたぬきが鎮座している。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
44.0mm 絞り優先 1/125s f6.7 ISO100 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。161102_025.jpg 2016/11/2 信楽
信楽駅のたぬき
kこの駅には、たくさんの信楽焼のたぬきが並べられている。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
40.0mm 絞り優先 1/250s f6.7 ISO100 露出補正 +0.7


2015年9月22日

隠居の旅:能登和倉温泉・金沢

年一回、某IT会社のユーザー会のOBを含む幹事の旅行がある。この集まりは、「露天風呂研究会」なる別名がついていて、その名の通り露天風呂がある温泉を巡ることが主体となっている。メンバーは東京が主体dが、名古屋・大阪からも参加する。昨年は、青森の蔦温泉・青荷温泉・酸ヶ湯温泉を訪ねている。
 今年は、東京から金沢まで新幹線がつながったこともあって、能登の和倉温泉ということになった。ここ2~3年は、秘湯と言われるようなところを巡ったが、今年は元会長が傘寿を迎えられたので、お祝いするのが主体だったかもしれない。

大阪からは、大阪駅発和倉温泉行きのサンダーバードに乗れば、4時間ほどで着く。東京から新幹線で来る方が早いだろう。この特急列車には、車内販売はないから、駅弁も飲み物も大阪駅で調達していかねばならない。ウィスキーの小瓶をバックザックに忍ばせていたので、エキナカのコンビニでパックに入った氷を買った。これが案外長持ちして、金沢に着く頃までは、スマホに落としたラジオ深夜便の録音から編集した高橋真梨子のカバーソングなどを聴きながら、ウィスキーの水割りをちびりちびりという状況だった。

和倉の駅で、東京組と落合い旅館のバスに。知らない間に、この集まりでは、元会長に続く年寄りになってしまった。風呂に行く前に、私の次に年寄りの仲間と散歩にでかけた。残念ながら、空はどんより曇っている。
 足湯のあるスポーツ公園から、和倉温泉を代表する加賀屋が近くに望める弁天橋公園に行くと海底から引いているという源泉を飲めるところがある。少し口に含んでみるとやけに塩辛かった。
 遅くまで続いた二次会で寝るのは遅かったが、翌早朝、朝風呂を浴びてから、一人で散策にでかけた。和倉温泉のある七尾市は、花を育てる運動をしているらしく、あちらこちらで花が咲いていた。ECO にも力を入れているのか能登島には、風力発電の施設があったり、電気自動車の充電ステーションがあったりした。

和倉温泉街風景

;クリックすると大きな写真になります。 弁天橋から加賀屋を見る
2015/9/5
世の中景気が良いのかたくさんのお客が泊まっているようだった。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
18.0mm (35mm換算:27mm)
プログラムオート 1/45s f9.5 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 能登島の風力発電設備
2015/9/5
手前の突堤には、ユリカモメが等間隔に並んでいる。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
200.0mm (35mm換算:300mm)
プログラムオート 1/350s f6.7 ISO100
露出補正 +0.5
;クリックすると大きな写真になります。 EV車への充電設備
2015/9/5
この観光会館以外にも、充電設備を見かけた。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
18.0mm (35mm換算:27mm)
プログラムオート 1/60s f4.5 ISO125
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 ヤマモモソウ?
2015/9/5
色々な花がお宅の庭に咲いていた。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
64.0mm (35mm換算:96mm)
プログラムオート 1/90s f5.6 ISO4000
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 青林寺
2015/9/5
曹洞宗の寺である。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
18.0mm (35mm換算:27mm)
プログラムオート 1/60s f4.5 ISO500
露出補正 -0.5
;クリックすると大きな写真になります。 おびんづるさん
2015/9/5
おびんづるさんは弁天橋公園近くにもあった。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
24.0mm (35mm換算:36mm)
プログラムオート 1/60s f4.5 ISO6400
露出補正 -0.5
;クリックすると大きな写真になります。 和倉の湯壷
2015/9/5
和倉は、湧く浦からきている。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
18.0mm (35mm換算:27mm)
絞り優先AE 1/125s f4.5 ISO100
露出補正 +0.5 合成
DSC01436.JPG 明治初期の和倉温泉の図
2015/9/5
図にあるパーシヴァル・ローエルは、能登の穴水町にきている。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
18.0mm (35mm換算:27mm)
絞り優先AE 1/125s f4.5 ISO100
露出補正 +0.5 合成
;クリックすると大きな写真になります。 のと鉄道七尾線の列車
2015/9/5
和倉温泉から北へはのと鉄道となっている。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
59.0mm (35mm換算:88mm)
絞り優先AE 1/100s f5.6 ISO125
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 サンダーバード大阪行き
2015/9/5
七尾線は単線であり、サンダーバードはここで引き返す。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
61.0mm (35mm換算:91mm)
絞り優先AE 1/90s f5.6 ISO125
露出補正 0

サンダーバードが金沢につく頃には、すっかり強い雨が降りだした。この雨では歩いての金沢散策はつらかろうと、幹事がバスの1日フリー乗車券を買ってくれた。昼食は、兼六園内の兼六亭である。金沢らしい華やかなものだ。
 昼食後は解散となって、三々五々、好きなところに散らばった。私は、金沢は何回か来ているが、金沢城を訪ねたことがない。昨日も和倉散策をご一緒した仲間と、雨は強いけれども城址を歩いてみることにした。この金沢城址は、現在公園になっているのだが、それまで(1995年まで)は金沢大学だった。それ以降、金沢城公園として整備され、第一期工事が完成したのは、2001年だから、金沢に来たのはそれ以前だったのどろう。

金沢周遊1日フリー乗車券
Kanazawa-bus.jpg Kanazawa-bus2.jpg



兼六園・金沢城公園など

 
;クリックすると大きな写真になります。兼六亭昼食
2015/9/5
団体向け加賀殿定食。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
18.0mm (35mm換算:27mm)
絞り優先AE 1/80s f5.6 ISO800
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 浴衣姿の美人女性と外国人
2015/9/5
外国人の雨武装と浴衣姿とは対照的だ。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
18.0mm (35mm換算:27mm)
絞り優先AE 1/80s f5.6 ISO800
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 金沢城五十軒長屋
2015/9/5
長屋とはもともと兵糧などの倉庫らしい。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
22.0mm (35mm換算:33mm)
絞り優先AE 1/200s f4.5 ISO100
露出補正 -0.5
;クリックすると大きな写真になります。 橋爪門あたり
2015/9/5
橋爪門続櫓からの眺め

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
20.0mm (35mm換算:30mm)
絞り優先AE 1/125s f5.6 ISO100
露出補正 -0.5
;クリックすると大きな写真になります。 ベンガラ格子
2015/9/5
近江市場近く。何屋さんだろうか。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
20.0mm (35mm換算:30mm)
絞り優先AE 1/125s f5.6 ISO100
露出補正 -0.5
;クリックすると大きな写真になります。 大きな岩牡蠣
2015/9/5
近江市場で。二つに切ってもらった。

SONY α7Ⅱ+E3.5-6.3/18-200 OSS
38.0mm (35mm換算:57mm)
絞り優先AE 1/60s f5.6 ISO250
露出補正 0

金沢駅で東京からの仲間と別れて乗った大阪行きサンダーバードは、思ったより空いていた。行きしなとおなじように、ウィスキーの水割りをちびりちびりとすすりながら、雨の北陸線・湖西線の風景をぼんやりと眺めながら帰途についた。

 

2015年6月20日

隠居の日帰りドライブ:近江八幡 水郷めぐり


ケイ・オプティコムから格安に提供されているタブレットに初期インストールされている eoインフォチャネルで案内されていた近江八幡の水郷めぐりの舟に家内が一度乗ってみたいと言っていた。なにやかやとあってチャンスを逸してきたが、梅雨の晴れ間を狙って、思い切って出かけることにした。

水郷めぐりは、4箇所(北之庄町、円山町、白王町、中之庄町)の乗り場があり、それぞれ運営している会社は異なるようだ。料金は協定をしているのか、乗り合いの場合一人¥2160(税込み)である。我らは、一番古くからあると思われる北之庄町豊年橋に乗り場がある「近江八幡和船観光協同組合」の乗船を目指した。乗り合いの場合、乗船時間は午前10時と午後3時となっている。カーナビにセットすると、2時間でいけるようだ。名神高速道路の集中工事があるようなので、1時間の余裕を見て、7時過ぎに家を出発した。

8時40分過ぎ、栗東ICの手前からやっぱり渋滞になってしまった。このようなとき、私のカーナビは時間計算をどのようにするのかよくわからないが、到着予想時刻は10時に近くなってきた。菩提寺PAを過ぎたあたりから、車線規制はされてはいるが流れが良くなってきた。竜王ICを下りた時点では、到着予想時刻は9時50分くらいに回復した。乗り場に着いたのは、9時45分だったから、結果としては理想的な到着時刻となった。

乗り合いの水郷めぐりの和船は、6人が定員である。乗り合わせた方たちは、昨日行われたびわこトライアスロン in 近江八幡に参加された兵庫県芦屋在住のご夫婦と主催者側の選手とカメラマンであった。ご夫婦のご主人は68歳と言われていた。お元気なことである。

この手漕ぎ和船(伝馬船)の船頭は、退職後にこの仕事を始めたと言っていた。大阪から通っているという。よっぽど、近江八幡が気に入っているのだろう。

舟は、葭の繁みを縫うようにしてゆったりと進む。予想していたとおり、オオヨシキリの "仰々しい、行行子(ぎょうぎょうしい)" の鳴き声が、乗船していた80分の間中、葭の繁みから聞こえていたが。揺れる船の上からでは時たま現す姿を捉えることは難しかった。

昼食は、近江牛を食べたかった。船頭さんのお薦めのJR東海道線近江八幡駅近くにある「ティファニー」というレストランに向かった。駐車場を探すのに、少し手間取ったが、待つことなくカウンター席に座ることができた。ランチメニューはリーズナブルで美味だった。レストランの一階は、経営者のカネ吉という肉屋になっている。船頭さんから、ここのコロッケが美味しいと聞いてきたので、一個70円なりのコロッケを孫どもへの土産と買い求めた。その場で無料で揚げてくれる。

近江八幡のもう一つの楽しみは、古い町並みを歩くことである。市営小幡(おばた)観光駐車場に車を駐めて(あとで分かったことであるが、近くの日牟禮八幡宮の境内に乗用車なら無料で駐めることができる)、歴史民俗資料館や日牟禮八幡宮、八幡掘あたりを90分ほど歩いた。

帰りは、3時前に名神高速道路の竜王ICからきた道を帰った。集中工事は続いていたが、大した渋滞もなく、無事帰宅した。

近江八幡 日帰りドライブ記録:driverecorder より

;クリックすると大きな写真になります。 ;クリックすると大きな写真になります。 ;クリックすると大きな写真になります。
2015/6/15 8:42
名神高速道路栗東ICあたり
2015/6/15 9:16
竜王ICを出て、近江八幡へ
2015/6/15 9:45
水郷めぐり舟乗り場
;クリックすると大きな写真になります。 ;クリックすると大きな写真になります。 150615-006.jpg
2015/6/15 11:55
レストラン「ティファニー」あたり、右側に駐車場がある。
2015/6/15 12:55
市営小幡観光駐車場前
2015/6/15 14:46br />国道8号線、後ろに白バイがつけていた。


近江八幡 水郷めぐり

;クリックすると大きな写真になります。 乗り合いの舟:6人が定員
2015/6/15
先着順に乗りあわせていく。

NIKON COLLPIX P610
10.7mm (35mm換算:60mm)
プログラムオート 1/250s f4.2 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 水路の土堤には桜が植わっている。
2015/6/15
花が咲く時分は超満員だそうだ。

NIKON COLLPIX P610
28.9mm (35mm換算:150mm)
プログラムオート 1/320s f5.2 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 二つの湖沼を巡る。
2015/6/15
4つの運営会社があるという。

NIKON COLLPIX P610
24.2mm (35mm換算:135mm)
プログラムオート 1/400s f5.0 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 葭の茂る水路を行き交う。
2015/6/15
それぞれの会社で舟は異なるが、すべて手漕ぎである。

NIKON COLLPIX P610
24.2mm (35mm換算:135mm)
プログラムオート 1/400s f5.0 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 カイツブリの親子。
2015/6/15
水鳥は、その他アオサギを見かけた。

NIKON COLLPIX P610
64.5mm (35mm換算:360mm)
プログラムオート 1/200s f5.6 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 オオヨシキリ
2015/6/15
撮りにくい鳥である。

NIKON COLLPIX P610
143.3mm (35mm換算:800mm)
プログラムオート 1/1600s f5.6 ISO100
露出補正 0


近江八幡 日牟禮八幡宮あたりの散策

;クリックすると大きな写真になります。150615_022.jpg 旧伴家住宅の裏
2015/6/15
市営小幡観光駐車場横にある。

SONY NEX-7 E 3.5-6.3/18-200 OSS
55.0mm (35mm換算:82mm)
プログラムオート 1/200s f8.0 ISO100
露出補正 +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 新町通り
2015/6/15
懐かしい郵便ポストが立っている。

SONY NEX-7 E 3.5-6.3/18-200 OSS
26.0mm (35mm換算:39mm)
プログラムオート 1/200s f7.1 ISO100
露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 白雲館
2015/6/15
明治10年に建てられた子供の学校。

SONY NEX-7 E 3.5-6.3/18-200 OSS
27.0mm (35mm換算:40mm)
プログラムオート 1/160s f5.6 ISO100
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 八幡掘めぐりの船
2015/6/15
この船には船外機がついている。

SONY NEX-7 E 3.5-6.3/18-200 OSS
27.0mm (35mm換算:40mm)
プログラムオート 1/160s f5.6 ISO100
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 日牟禮八幡宮の拝殿
2015/6/15
歴史は古いようだが、近江商人の守護神となっているらしい。

SONY NEX-7 E 3.5-6.3/18-200 OSS
25.0mm (35mm換算:37mm)
プログラムオート 1/100s f5.0 ISO100
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 日牟禮八幡宮の本殿
2015/6/15
左義長まつり(火祭)で有名である。

SONY NEX-7 E 3.5-6.3/18-200 OSS
18.0mm (35mm換算:27mm)
プログラムオート 1/80s f4.5 ISO100
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 日牟禮八幡宮の巨木榎
2015/6/15
そばに「たねや」がある。

SONY NEX-7 E 3.5-6.3/18-200 OSS
18.0mm (35mm換算:27mm)
プログラムオート 1/80s f4.5 ISO100
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 日牟禮八幡宮そばの CLUB HARIE
2015/6/15
「たねや」の洋菓子部門である。バームクーヘンで有名。

SONY NEX-7 E 3.5-6.3/18-200 OSS
18.0mm (35mm換算:27mm)
プログラムオート 1/80s f4.5 ISO100
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 ヴォーリス
2015/6/15
メンタムで有名な近江兄弟社の創立者である

SONY NEX-7 E 3.5-6.3/18-200 OSS
26.0mm (35mm換算:39mm)
プログラムオート 1/25s f5.6 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 近江兄弟社
2015/6/15
現在、本社は大阪にある。

SONY NEX-7 E 3.5-6.3/18-200 OSS
18.0mm (35mm換算:27mm)
プログラムオート 1/80s f4.5 ISO100
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 伝統的建造物保存地区の一角
2015/6/15
板塀が昔の雰囲気を醸し出している。

SONY NEX-7 E 3.5-6.3/18-200 OSS
18.0mm (35mm換算:27mm)
プログラムオート 1/80s f4.5 ISO100
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 マンホールの蓋
2015/6/15
何のためのマンホールかの表記がない。

SONY NEX-7 E 3.5-6.3/18-200 OSS
28.0mm (35mm換算:42mm)
プログラムオート 1/250s f8.0 ISO100
露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 八幡掘沿いの照明器具販売店
2015/6/15
中には入りませんでいたが、紹介したブログがありました。

SONY NEX-7 E 3.5-6.3/18-200 OSS
61.0mm (35mm換算:91mm)
プログラムオート 1/100s f5.6 ISO500
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 八幡掘のあじさい
2015/6/15
あちらこちらで、紫陽花が綺麗に咲いていました。

SONY NEX-7 E 3.5-6.3/18-200 OSS
69.0mm (35mm換算:103mm)
プログラムオート 1/125s f5.6 ISO500
露出補正 -0.7


2014年8月28日

隠居のカーナビ備忘録:マップオンデマンドを試してみる


 車を買い替えた言い訳の一つは、急速に進化しているカーナビを使いたいことである。今や、車にはかなり高度なパソコンを積み込まれていると同じであり、様々なIT技術が使われている。
 新しいクルマ Prius α につけたカーナビは、販売店装着オプションHDDナビ NHZN-X62G である。前の車に15年前につけてたカーナビとは雲泥の差である。進化している部分は数多くあるが、特に役立てたいと思っているのは、トヨタが G-BOOK というシステムの中でアイシン・エィ・ダブリュ、ゼンリン、デンソー、トヨタマップマスターで共同開発し、提供しているマップオンデマンドである。
 前のカーナビでは、1~2年ごとぐらいに更新される地図ソフトDVDを購入して(1万円くらい)、販売店で差し替える方式であった。新しく差し替えたDVDでも、新しく開通した高速道路などの対応は遅れていて、そのような区間を走るときは、カーナビは道なき道を走り、だんまりモードになる。
 ということで、カーナビ地図は常に最新のものにしておきたい。それで、提供されているのが、マップオンデマンドである。

マップオンデマンドの説明(トヨタの発表文) mapondemand-03.JPG


 販売店装着オプションナビでは、新しく装着後3年間は無料で差分データを更新することができる。差分データを更新する方法は、次の2通りあるが、最初の更新はCD-Rによる更新をしないといけない。
  • 通信による更新:携帯電話でG-Book に接続する。
  • パソコンによる更新:CD-R にダウンロードした差分データで更新する。

 試しに、マップオンデマンドのダウンロードサイトで差分データをダウンロードし、更新してみることにした。
 ダンロードサイトにログインするには、TOYOTA Web Passport に登録しなければならない。この登録には、カーナビのG-Book 用端末IDが必要である。これは、カーナビの取扱書に同梱(シールを貼る)してあるというのだが、いくら探しても見つからない。販売店に聞いてみると、時にカーナビ本体ににそのシールを張っている場合があるらしい。(カーナビの装着は、販売店会社の新車センターでの作業らしい。)調べてもらったIDで、TOYOTA Web Passport に登録すると、ようやくダウンロードサイトにログインできるようになった。

マップオンデマンドのダウンロードページ ;クリックすると大きな写真になります。


 ダウンロードする差分データは、いつからのものなのかは、どこにも明確には書いていない。しかし、車にカーナビを装着した時点の記録はあるから、G-BOOKセンター(トヨタの場合、ここにアクセスする)に、装着したカーナビごとの更新記録が記録されているらしい。推測ではあるが、ダウンロードする差分データは、その更新時点以降のものであるらしい。
 マップオンデマンドのダウンロードページの下欄には、次のよな「全国配信情報の更新記録」がある。私のカーナビ装着は、2014年7月31日であるから、更新するのは、確認していないから推測であるが、舞鶴若狭自動車道の小浜IC~敦賀JCTの開通以降(新しく開通した部分のデータベースへの反映は、1週間くらいかかるらしい)と思われる。
  • 2014年08月19日 首都圏中央連絡自動車道 江戸崎PA 開業
  • 2014年08月19日 菅原城北大橋 全線無料化
  • 2014年07月23日 舞鶴若狭自動車道 小浜IC~敦賀JCT 39.0km
  • 2014年07月03日 首都圏中央連絡自動車道 相模原愛川IC~高尾山IC 14.8km
  • 2014年06月19日 虎ノ門ヒルズ 追加
  • 2014年06月03日 稚内全日空ホテル → ANAクラウンプラザホテル稚内 名称変更
  • 2014年06月03日 熊本全日空ホテルニュースカイ → ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ 名称変更
  • 2014年05月20日 グリーンドーム前橋 → ヤマダグリーンドーム前橋 名称変更
  • 2014年05月20日 宮城スタジアム → ひとめぼれスタジアム宮城 名称変更
  • 2014年05月20日 紀勢自動車道 紀伊長島IC~海山IC 15.1km
  • 2014年05月20日 東名高速道路 豊田IC 変更
  • 2014年05月20日 首都圏中央連絡自動車道 稲敷IC~神崎IC 10.6km
  • 2014年05月20日 尻無川新橋有料道路 全線無料化
  • 2014年05月20日 西名阪自動車道 大和まほろばスマートIC 変更
  • 2014年05月20日 近畿自動車道 守口JCT 開業
  • 2014年05月20日 八戸自動車道 八戸JCT 開業
  • 2014年05月20日 近畿自動車道 八尾PA:上り 開業
  • 2014年04月08日 長居スタジアム → ヤンマースタジアム長居 名称変更
  • 2014年04月02日 東九州自動車道 苅田北九州空港IC~行橋IC 8.6km
  • 2014年04月02日 広島高速3号線 吉島~広島市西区観音新町 2.9km
  • 2014年04月02日 高知桂浜道路 全線無料化
  • 2014年04月02日 新東名高速道路 遠州森町スマートIC 開業
  • 2014年04月02日 尾道自動車道 三次東IC~吉舎IC 10.3km
  • 2014年04月02日 九州自動車道 宇城氷川スマートIC 開業
  • 2014年04月02日 松山自動車道 松山IC 変更
  • 2014年04月02日 九州中央自動車道 嘉島JCT~小池高山IC 1.8km
  • 2014年04月02日 近江大橋有料道路 全線無料化
  • 2014年03月18日 東九州自動車道 北浦IC~須美江IC 6.4km
  • 2014年03月18日 東九州自動車道 日向IC~都農IC 20.0km
  • 2014年03月18日 新東名高速道路 長泉沼津IC 変更
  • 2014年02月26日 関越自動車道 高崎玉村スマートIC 開業

 ここに、表示されているのは、全国配信情報だけである。この半年間を見ても、多くの変更があるようだ。
 差分データは、全国配信情報は自動的であるが、他は自分の住んでいる区域やドライブの目的地などを選択することになっている。今回、大阪府、京都府、兵庫県(1回の更新できるのは3都道府県までである)を選んだ。
 指示通り、CD-R に焼いたファイルは、拡張子が .DEF とつく4つのファイルである。内容は見ることができない。
 このCDをカーナビのCD/DVD ドライブに挿入し、「設定」→「地図更新」→「DISC で更新」をタッチするとデータがコピーされ、地図更新の準備状態になる。手順は、使い方ガイド に詳しいが、「地図データの更新準備中です。」とでて、残り時間が表示される。今回の場合、3時間あまりが表示された。この更新準備作業は、カーナビがON の間続けられる。途中でOFF にしても 次回 ON になったとき続きから継続してくれる。長時間の運転はしなかったので、とぎれとぎれであるが、3時間あまり経つと「更新準備がおわりました」のアナウンスがある。
 指示通り「地図更新」ボタンをタッチすると、今度はすぐに作業が終了した。

 地図更新の記録は、カーナビに、次のように記録される。
差分データの更新記録画面 DSCF0053.JPG


 なお、G-BOOK によるマップオンデマンドは、初回以降はスマホ(携帯電話)の通信でできることになっているが、私が使っている Docomo の Xperia SO-04E ではG-BOOKとつながらない。トヨタが昔から提携していた au のスマホは多くの機種が適応しているが。
 Docomo でも、最新のシャープの機種などが適応機種になっているが、Docomo との契約は後1年足らず残っており、次回更改するときまで待たねばならない。ただ、パソコンーCD-R 経由の更新でも多大な時間がかかっているので、差分データの更新は、パソコンによる方法の方がよさそうだ。それに、G-BOOK センターと接続しているときは、スマホのオーディオやハンズフリーの電話は使えないようなので、それも考慮するとパソコン経由の方が良さそうだ。(負け惜しみかな。) 

2012年12月 8日

隠居の紅葉狩り:初冬の近江路を訪ねる。教林坊・永源寺


 50年も前の学生時代に教育キャンプ場でカウンセラーをしていた同期の仲間とは、年に2回ほど食事会や旅行をしている。今回、忘年会を兼ねた食事会に、埼玉に住む仲間が遠路駆けつけてくれた。
 わざわざ来てくれたので、翌日少し遅いが山小屋Hutte Hachi のパートナーと紅葉狩りに案内することにした。 NHK のTV で放映していた近江八幡の教林坊というお寺である。

 大阪梅田のホテルで、友人をピックアップした。 ナビは名神高速道の竜王IC で降り、国道8号を走るルートを指示する。教林坊は国道8号から少し入ったところにあった。駐車場に行く道が狭いらしく、トランシーバーを持った老人が誘導してくれた。紅葉の美しいこの時期は、お寺の中を特別公開しているということで、平日というのに結構な人が参拝に来ていた。
 一人¥500の拝観料(駐車場は無料)を払って中に入ると、小堀遠州作というこじんまりした庭は、あちこちらにまだ紅い葉をつけた楓があって、晩秋の風情である。
 この庭は小堀遠州作であるという立て看板に、白洲正子の紀行エッセイ「かくれ里」に紹介されているという。一度目を通したことのある本である。自宅に戻って確認してみると、「石の寺」というエッセイに、教林坊の名前が出てくる。訪れた時期は異なるようだが、庭の佇まいについて流石に名エッセイストの描写は素晴らしい。いささか長いが引用してみることにする。
 奥石神社から、私たちは、一直線に繖山(さんざん)に向った。近づいて仰ぐと、相当高い山で、巡礼の時の苦労が、なつかしい経験として思い出される。麓の石寺という部落は、世捨人のような風情のある村で、かつては観音正寺の末寺が三十以上もあり、繁栄を極めたというが現在は教林坊という、ささやかな寺が一つ残っているだけである。
 山裾のせまい道を、右へ行くと、ほどなくその坊に着く。椿が多い所で、落椿を踏みながら登る石段のあたりは趣が深い。入ってすぐの所は、室町時代の庭園で、大分荒れているが、南の方の山が借景になって、小さいながらまとまっている。借景というのは、単なる造園技術のように思われているが、やはり山の信仰が元になったに違いない。嵯峨の竜安寺では、男山を、北岩倉の円通寺では、比叡山を、拝むように作ってあり、神仏混淆の思想が、理屈ぬきで表現されているように思う。が、ここで私の興味をひいたのは、もう一つの慶長時代の石庭で、これが中心の庭になっているのだが、いきなり山へつづく急勾配に作ってあり、よく見ると、それは古墳を利用してあるのだった。横の方に、羨道も現われている。その石室の巨大な蓋石を、そのまま庭石に使ってあるのが、不自然でなく、日本の造園の生い立ちといったようなものを見せられたような感じがする。古墳をとり入れた庭なんて、今まで聞いたこともないが、それは気がつかないだけのことで、案外たくさんあるのかも知れない。私はふと、日本の庭園の原型は、前方後円墳にあるのではないか、と思った。深い緑をたたえた山と水、しつかりした造形と石組みのたしかさ、そこには自然と人工の見事な調和がある。大和の箸墓を、昼は人が作り、夜は神が作ったというのは、伝説ではない。蓬莱山などという思想が入る以前に、私たちの祖先は、死者のための極楽を創造していたのである。仏教が盛んになって、大きな墓作りは廃れたが、それは別な形をとって、生れ変って行き、石庭に至って完成した。形は変っても、底を流れるのは同じ「彼岸」の思想である。これは借景とも無縁のものではないだろう。そういう所に達するまでに、昔の人たちは、どれほど自然を拝んだことか。見つめたことか。庭石は、その三分の二を地下に埋めるという。そうしないと、落ちつかない、形をなさないと、京都の庭師に聞いたことを思い出す。
この本は、1971年12月に刊行されているから、40年以上も前の話であるが、庭そのものはそんなに変わっていないのではないかと思われる。

 少し前に、河内長野の観心寺に行った時も、コガラをたくさん動き回っているのを見たが、こちらの庭でも、コガラが飛び回っていた。教林坊近くを歩いてみると、農家の屋根越しに、新幹線が京都ー米原間の近江平野を走っているのが遠望できた。
 昼食後、同じ近江にある永源寺に、僅かな期待を持ちながら訪ねてみた。が、2008年11月19日に訪れたときのような紅葉はすっかり終わっていて、境内は寒々としていた。

境内より南方面の借景:教林坊;クリックすると大きな写真になります 古墳を活かした庭:教林坊;クリックすると大きな写真になります 楓が萌える庭:教林坊;クリックすると大きな写真になります 紅い落ち葉が茅葺きの屋根を染める:教林坊;クリックすると大きな写真になります
境内より南方面の借景:教林坊(近江)
2012/12/5
NikonD7000
Nikkor 18ー200mm F3.5-5.6
34mm(35mm相当51mm)
プログラムオート
(1/100s ISO110 F4.2)
露出補正 なし
古墳を活かした庭:教林坊(近江)
2012/12/5
NikonD7000
Nikkor 18ー200mm F3.5-5.6
18mm(35mm相当27mm)
プログラムオート
(1/100s ISO140 F3.5)
露出補正 なし
楓が萌える庭:教林坊(近江)
2012/12/5
NikonD7000
Nikkor 18ー200mm F3.5-5.6
90mm(35mm相当135mm)
プログラムオート
(1/100s ISO180 F5.3)
露出補正 なし
紅い落ち葉が茅葺きの屋根を染める:教林坊(近江)
2012/12/5
NikonD7000
Nikkor 18ー200mm F3.5-5.6
18mm(35mm相当27mm)
プログラムオート
(1/125s ISO100 F4.0)
露出補正 なし
コガラ:教林坊;クリックすると大きな写真になります 手水鉢に楓の落ち葉:教林坊;クリックすると大きな写真になります 米原方向に向かうN700系:教林坊あたりで;クリックすると大きな写真になります 寒々とした永源寺境内;クリックすると大きな写真になります
コガラ:教林坊(近江)
2012/12/5
NikonD7000
Nikkor 18-200mm F3.5-5.6
170mm(35mm相当255mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO140 F5.6)
露出補正 なし
トリミング、レタッチ
手水鉢に楓の落ち葉:教林坊(近江)
2012/12/5
NikonD7000
Nikkor 18-200mm F3.5-5.6
90mm(35mm相当135mm)
プログラムオート
(1/100s ISO900 F5.3)
露出補正 なし
米原方向に向かうN700系:教林坊あたりで(近江)
2012/12/5
NikonD7000
Nikkor 18-200mm F3.5-5.6
200mm(35mm相当300mm)
プログラムオート
(1/200s ISO100 F5.6)
露出補正 なし
寒々とした永源寺境内(近江)
2012/12/5
NikonD7000
Nikkor 18-200mm F3.5-5.6
25mm(35mm相当39mm)
プログラムオート
(1/125s ISO100 F4.0)
露出補正 なし


かくれ里 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)
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2008年11月20日

隠居、湖東(金剛輪寺・百済寺・永源寺)の紅葉を巡る

 11月19日大阪堺も朝方みぞれが降るほど急激に寒くなった。気温は低いが、滋賀県南部の降雨予想はそんなに高くないので、予定していた湖東の紅葉狩りに出かけることにした。

 カーナビを湖東三山のひとつ「金剛輪寺」に設定すると2時間弱で行けるようである。ところが、近畿自動車道の吹田あたりで事故があったようで動かない。ようやく名神に入ると今度は大山崎あたりまで渋滞である。
 桂川PA で熱い珈琲(このごろはドリップしてくれる自動販売機があって、250円と高いが量は多い)とアンパンも求めて、八日市IC から国道307号線を北上した。
クリックすると大きな写真になります この307号線は、近江平野を走っている割には道が狭く、大型トラックの離合は減速して慎重に走っている。運送会社もこのところの不況で厳しいのか、高速道路ではなく一般道を走っているトラックが多い。さらに、この時期湖東三山の紅葉を目当てに平日にもかかわらず関東・名古屋・長野・岡山地方のナンバープレートをつけた観光バスがやたらと多い。
 なにやかやで「金剛輪寺」についたときは予定時間を1時間もオーバーしていた。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります さすがに、駐車スペースはかなり確保されており、無料で駐めることができる。観光バス用の駐車場には、様々な地域からのバスが並んでいた。
 拝観料500円を払って庭園に足を運ぶと、楓は5~6分の色づきである。冬めいた陽射しを浴びて、紅・黄色の楓が美しい。お寺の紅葉といえば、楓と銀杏だ。里山のような、雑木の紅葉はあまりみかけない。
 この寺の本堂(国宝)に行くには、かなり急な石段を登っていかねばならない。足腰の弱い人にはかなりつらいだろう。最近のツアーは老人が主流だから、バスで途中まであがれるようになっているが。
 その上り坂の途中に、よだれかけをかけた千体地蔵が祀られている。これだけ揃うとなかなか壮観である。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります 本堂と鐘楼の間に、血染めの紅葉という楓がある。確かに、他の楓に比べると深紅である。まもなく出産を予定している娘のために安産のお守りを求めた。
 ガイドブックに出ている「豆の木茶屋」でそばでも食べようかと思っていたがもう一つだったので、桂川PA で買ったパンと家内持参のバナナを車の中で食した。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります 冷たい風が強いものの雨は降りそうにないので、せっかくここまで足を運んだこともあって「百済寺」から湖東三山とセットになっている「永源寺」に寄ることにした。いずれも八日市IC へのみちすがらにある。
 「百済寺」は、「金剛輪寺」に比べると規模は小さい。ここも、駐車は無料で拝観料は、500円である。
 庭園本坊の見晴台からは琵琶湖の向こうに比叡山や比良山系が望める。ここの本堂への参道も上り坂である。膝にやさしい脇参道というのをつくっているが、登りにはかわりはない。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります 「永源寺」は、愛知川沿いにある臨済宗のお寺である。ここには無料の駐車場はなく、近くの有料駐車場が客引き合戦をしている。一回400~500円である。拝観料は、ここも500円である。
 ここも本堂への参道は石段である。最近、足腰が弱くなってきた家内の動きが鈍くなった。だが、山門へ続く道は、紅く染まった楓のトンネルで美しい。山門脇の楓の葉はまだ緑だったが、ひとつの枝だけ紅くなっていた。
 境内の楓は、今日訪れた三つのお寺の中では、最も手入れが行き届いているようで気持ちがいい。このお寺の公式サイトは、ほとんど観光臭がない。よく分からないが、臨済蝉黄檗派のせいなのかももしれない。その分お寺の周りの近江商人が元気だが。

 この紅葉狩り、たいがい長い石段を登ったり、下ったりしたのに、帰って歩数計をみると 4489 歩だった。
 帰途の高速道路も渋滞に2回もひっかかって、車の時間が多い1日であった。なんでも旬の時に旬の場所にいくには、はじめから覚悟が必要だ。