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Atelierで“ニセアカシア”が含まれるブログ記事

2013年2月 2日

隠居の探鳥ウォーク:ハリエンジュ 花芽ついばむ 鷽(ウソ)4羽


 大寒も終わりに近づき、もうすぐ立春である。十二節気七十二候も、今週は最後の七十二候の鷄始乳(にわとりはじめてとやにつく)となっている。スマートフォンで提供されている【くらしのこよみ】に、この七十二候の解説が載っている。引用してみよう。
春の到来を感じた鶏が、卵を生み始める時期とされています。
 鶏は鳴いて夜明けを知らせるため、日本でも古来、神や悪霊が来往する夜と人間が活動する昼との境目を告げる霊鳥と見なされてきました。「天の岩屋戸神話」でも岩屋に隠れた太陽神・天照大御神を外に連れ出すのに一役買っており、太陽再生信仰との結びつきが見られます。このようなことからも、鷄は、長く暗い冬の終わりと春の到来を期するにふさわしい動物といえるのではないでしょうか。


 1月30日、泉北ニュータウン栂南部コースを歩いた。このごろは、美木多から美多弥神社を経て、鴨谷台公園の方を回るのであるが、いつも甲斐田川へ急いで、公園の奧の方に回ったことがなかった。今回は少しコースを変えてみると公園の中の坂道を上がったところに、かなりの池があるのがわかった。回りは、公園と中学校と高層の団地に囲まれている。柵が施してあって、水辺には近づけないが、清掃は行き届いている。50m先ぐらいの水面に目を凝らすと、カワウ・マガモ・ヒドリガモに混じっていつもは見かけない水鳥が泳いでいる。光も逆光である。
 どこか近づける場所はないかと池の冊に沿って歩いてみると、池畔に植えられた樹木が少し開けたところがあり、そこから水面を泳ぐ鳥達を観察することができた。撮影した写真を自宅でトリミングなどして、確認してみると、特徴のあるヨシガモの♂は分かったが、その他の地味なカモ類は判別が難しい。
 例によって、【野鳥識別掲示板】にオカヨシガモ・ヨシガモの同定を求めて投稿すると、近藤さんというかたが教えてくれた。自信がないときは誰かの同意が欲しい。

 池のすぐそばの公園に植わっているハリエンジュ(ニセアカシア)の花芽をスズメ大の鳥が4羽がついばんでいる。これも、名前がわからない。図鑑で調べると、ウソ(鷽)であることがわかった。
 鴨谷台公園は、いろいろと野鳥と出会えそうである。散策地点の一つに加えなくてはいけないようだ。歩いていくのにちょうど良い距離にある。

ハクセキレイのジャンプ:和田川;クリックすると大きな写真になります セグロセキレイのジャンプ:和田川;クリックすると大きな写真になります ウグイス:和田川;クリックすると大きな写真になります ウソ:鴨谷公園;クリックすると大きな写真になります
ハクセキレイのジャンプ:和田川(堺)
2013/1/30
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO3200 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
セグロセキレイのジャンプ:和田川(堺)
2013/1/30
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO Hi-1 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
クロスプロセス処理
ウグイス:和田川(堺)
2013/1/30
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO4000 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ウソ:鴨谷公園(堺)
2013/1/30
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO360 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
オカヨシガモ:鴨谷池;クリックすると大きな写真になります オオバン:鴨谷池;クリックすると大きな写真になります ヨシガモ♀:鴨谷池;クリックすると大きな写真になります マガモ♀:鴨谷池;クリックすると大きな写真になります
オカヨシガモ:鴨谷池(堺)
2013/1/30
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO2000 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
オオバン:鴨谷池(堺)
2013/1/30
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO2200 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ヨシガモ♀:鴨谷池(堺)
2013/1/30
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1400 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
マガモ♀:鴨谷池(堺)
後ろにヨシガモ♂♀が
2013/1/30
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO900 F6.3)
露出補正 なし
トリミング

詳細は、探鳥日誌を參照ください。

2010年5月 9日

隠居の探鳥ウォーク:オオヨシキリに遭遇

 5月9日母の日、朝6時 気温 17.3℃、湿度 55.2%、気圧 1010.6hpa( by Kestrel4000) である。7時過ぎウォーキングにでかけると風が少しある。風力 1.7 m/sec。黄砂のせいか、空はすっきりとした青空ではない。
 水鳥はあまり期待できないので、公園の木立や畑地を目指した。桃山公園からニュータウンの北側に隣接する堺市大庭寺地区に足を向けた。まだ、畑が広がるところには、足を踏み入れたことがない。

 ここの畑でも、ケリとヒバリがさえずりを共演している。畑の片隅に僅かに残っている葦あたりで、いままで聴いたことのない賑やかでせわしないさえずりがきこえてきた。どうやら葦の中でないているらしい。姿が見えるのをじっと待っていたら、ようやく出てきてくれた。なんとかキャッチした写真を図鑑やネットでサーチしてみるとオオヨシキリではないかと思われる。ネットのサーチで分かったことだが、この鳥のさえずりを聞くと、「 ああ、今年も初夏が近づいてきたなー 」と実感されるかたもおられるように、夏鳥ということである。「日本の野鳥」に載っている聞きなしには、♪ 常光寺、常光寺、草履に方ひた、なんじした ♪とある。そう思って聞けば、そのようにもきこえないこともない。

 大庭寺地区の北端に、「咄(とつ)池」というちょっとしたため池があるのが分かった。釣り人が一人竿をだしていたが、水鳥の姿はなかった。次の冬のシーズンには、水鳥が現れそうである。
 今日、町内会の回覧板に挟まれて配布された堺市福泉中央小学校校区の地図を見ていると、小さなため池まで名前がついていることが分かった。その地図で名前が分かったのだが、福泉南中学の横の小さなため池 新深池 にカルガモが2匹泳いでいた。カメラに気づくと飛び去っていったが。桃山公園には、カワラヒワが草地から梢に飛び回っていた。

オオヨシキリ;クリックすると大きな写真になりますオオヨシキリ;クリックすると大きな写真になりますカルガモ;クリックすると大きな写真になりますカワラヒワ;クリックすると大きな写真になります
オオヨシキリ:堺大庭寺
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO800 F5.6 1/1000 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング
オオヨシキリ:堺大庭寺
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO800 F8.0 1/4000 360mm
(35mm版換算540mm)
トリミング
カルガモ:堺新深池
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO800 F5.6 1/2000 240mm
(35mm版換算360mm)
トリミング
カワラヒワ:桃山公園:堺
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO800 F8.0 1/4000 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング


 畑ではエンドウの白い花が目立っている。新深池の横の同じく小さなため池 荒池 には、睡蓮の花が咲いていた。福泉南中学校庭の周囲に植えられているニセアカシアの花も満開である。ため池の土手に自生しているノバラが白い花をたわわに付けている。桜が終わったこの時期が、最も過ごしやすいようにと思う。

エンドウの花;クリックすると大きな写真になります睡蓮;クリックすると大きな写真になりますニセアカシア;クリックすると大きな写真になりますノイバラ;クリックすると大きな写真になります


2008年11月13日

早朝ウォーキング:泉北の紅葉点描

クリックすると大きな写真になります 11月12日、快晴である。今朝のウォーキングは、南東方向にあたる泉ヶ丘:大蓮公園を目指した。泉北高速鉄道の一駅分の距離があるので、時間がかかるのは覚悟のうえである。少し登って下って、少し登って下ってを繰り返して公園の西端、若松台小学校あたりまで45分かかった。

 雲ひとつない青空に、アメリカフウ(モミジバフウ)が色鮮やかである。
クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります 大蓮池に冬鳥が見られるのではないかと期待していったが、池は水を抜いて汚い泥底が見えるだけだった。
 急な石段を上がってみると犬を散歩させている同じ年頃と思える老人(私も老人なのだ)が詩吟を謡っていた。その傍らに、ハナミズキの葉が紅く色づいている。
 駅に向かって通勤を急ぐ人たちの道路脇でニセアカシアが黄色く色づいていた。ニセアカシアならいろいろな場所に街路樹として植わっているのに、いままでよく観察していなかったのか、それとも今年が特に黄色い葉が目立つのか、よくわからない。

クリックすると大きな写真になります 帰途、荒山公園近くで大きく育った街路樹アメリカフウの見事なグラデーションが青空に映えていた。開発されて40年以上も経つと泉北ニュータウンも落ち着いた街になってきた。散歩している老人が目立つ老齢化が他の町以上に進んでいるのだ。
 ところで、老夫婦ペアの散歩が多いのが気になる。そんなに仲がいいのだろうか。

 歩くにはちょっと遠いところの散歩は、pitapa を持って電車を利用するのも良い手もかもしれない。毎日同じ道を歩くのは、どうも性格に合わないようだ。