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Atelierで“ヒメジャノメ”が含まれるブログ記事

2021年9月27日

隠居の散策:コロナ禍の曼殊沙華

秋のお彼岸になると曼殊沙華が咲く。宿根草だから、決まった場所に咲く。だから、訪ねるのは、簡単である。
 だが、近くに家などが建設されると根こそぎ掘り返されるので、みあたらない場合もある。
 アゲハ蝶がよく飛んできていた株も、今年はみあたらない。蝶が来るのは、もっと気象条件が違うのかもしれない。
 遅くなったが、記録としてアップしておきたい。

DSC07730.JPG 2021/9/19 野々井(堺市) 畔の曼殊沙華
地下の鱗茎(球根)に強い毒性を有する有毒植物で、昔は田んぼを荒らすモグラ除けとして植えられたという説もある。
Sony α7Ⅱ + FE 90mm macro
90mm 1/400 F2.8 ISO:100
DSC07729.JPG 2021/9/19 野々井(堺市) 曼殊沙華(2)
花茎の先に強く反り返った鮮やかな赤い花だけを咲かせ、秋の終わりに葉が伸びて翌年の初夏に枯れる。同じ場所を歩いても、彼岸のころだけ赤い花を咲かせている。(白い彼岸花もあるが)夏に歩いても気づかない。
Sony α7Ⅱ + FE 90mm macro
90mm 1/400 F2.8 ISO:100
DSC07726.JPG 2021/9/19 野々井(堺市) 曼殊沙華(3)
花をアップしてみた。
Sony α7Ⅱ + FE 90mm macro
90mm 1/400 F2.8 ISO:125
DSC07706.JPG 2021/9/19 大森(堺市) ヒメジャノメ
歩く人が少ないのか、膝あたりまで伸びた雑草の中をかき分けていく。目立たない蝶が飛んでいるので、久しぶりにカメラを向けた。
Sony α7Ⅱ + FE 90mm macro
90mm 1/800 F2.8 ISO:800


 

2017年10月15日

隠居の散策:もうコガモがやってきた 泉北ニュータウン栂地区 10月8日

9月終わりになって、かなり激しい雨が降ったが、10月に入ってから、いい天気が続いている。10月8日日曜日、翌日は体育の日の連休である。ハーベストの丘は、きっと家族連れで満員だろうから敬遠して、ご近所を歩いてみることにした。
 よくウロウロしているカルガモを観察していると、そばに二回り小さな茶色の地味な水鳥が、同じように求餌行為をしている。コガモだ。エクリプスかどうか判断できなかったが、もうやってきているようだ。もう秋になっているのだ。
 近くの草むらでは、コセンダングサの黄色い小さな花に、ウラナミシジミが数頭戯れていた。あまり見かけない蝶だ。

クリックすると大きくなります。 2017/10/8 大森(堺市)
秋空 晴
川越の小さな公園の上は秋の青空が広がっていた。
10月8日8時15分。気温23.1 ℃ 湿度 68.2% 風速 0~0.5m

RICOH GR-Ⅱ
18.3mm AE( 1/2000s f/7.1 ISO100) EV 0
クリックすると大きくなります。 2017/10/8 大森(堺市)
七変化の実
七変化の花の時期は長いが、緑色の実ができ、やがて黒く変色する。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
120.0mm TV( 1/500s f/5.6 ISO400) EV 0
クリックすると大きくなります。 2017/10/8 大森(堺市)
アメリカアサガオ
この時期は、野生のアサガオが綺麗だ。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
100.0mm TV( 1/500s f/5.6 ISO160) EV 0
クリックすると大きくなります。 2017/10/8 大森(堺市)
イチモンジセセリ
カンナの葉っぱに昨夜の水滴が残っている。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
180.0mm TV( 1/500s f/6.7 ISO120) EV 0
クリックすると大きくなります。 2017/10/8 大森(堺市)
イチモンジセセリ
道の脇にある小さな花畑のブルーサルビアがきれいだった。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
200.0mm TV( 1/500s f/6.7 ISO500) EV 0
クリックすると大きくなります。 2017/10/8 和田川(堺市)
カルガモ
和田川では、いつでも見られるが、秋が深まるにつれて数が多くなる。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
300.0mm crop TV( 1/500s f/6.7 ISO1000) EV 0
クリックすると大きくなります。 2017/10/8 和田川(堺市)
コガモ
まだ暑い日があるのに、まさかと思ったが、カルガモの横で餌をついばんでいた。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
300.0mm crop TV( 1/500s f/6.7 ISO4000) EV 0
クリックすると大きくなります。 2017/10/8 檜尾(堺市)
ジョロウグモ
うまく焦点があって、網目状の蜘蛛の巣も撮れている。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
250.0mm TV( 1/500s f/6.7 ISO800) EV 0
クリックすると大きくなります。 2017/10/8 檜尾(堺市)
ホシアサガオ
うまく焦点を合わせないと、網目状の蜘蛛の巣は撮れない。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
230.0mm TV( 1/500s f/6.7 ISO250) EV 0
クリックすると大きくなります。 2017/10/8 檜尾(堺市)
脱穀済みの稲
一部の田んぼは稲刈りが終わっている。刈り取った稲のいくらかは、藁で残して干している。

RICOH GR-Ⅱ
18.3mm AE( 1/250s f/5.6 ISO100) EV 0
クリックすると大きくなります。 2017/10/8 檜尾(堺市)
ツユクサ
花弁の青い汁は、友禅の下絵を描くのに使われるそうだ。この時期アチラコチラの雑草の中で可憐に咲いている。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
200.0mm TV( 1/350s f/6.7 ISO200) EV 0
クリックすると大きくなります。 2017/10/8 檜尾(堺市)
キバナコスモス
お寺の屋根の向こうは快晴で、綿雲が一つ浮かんでいる。

RICOH GR-Ⅱ
18.3mm AE( 1/500s f/5.6 ISO100) EV 0
クリックすると大きくなります。 2017/10/8 檜尾(堺市)
モズ
近くの電線に留まってさえずった。これも、冬鳥といっていいだろう。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
300.0mm crop TV( 1/500s f/6.7 ISO160) EV 0
クリックすると大きくなります。 2017/10/8 檜尾(堺市)
ヒメアカタテハ
コスモス畑で、一頭のヒメアカタテハが飛び回っていた。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
200.0mm TV( 1/500s f/6.7 ISO125) EV 0
クリックすると大きくなります。 2017/10/8 檜尾(堺市)
ヒメジャノメ
ヒメウラナミジャノメは、よく見かけるが、ヒメジャノメは多分初めてだ。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
120.0mm TV( 1/500s f/5.6 ISO1000) EV 0
;
2017/10/8 檜尾(堺市)
ウラナミシジミ -1
「南方系のチョウで、夏から秋にかけて分布をどんどん北に広げるため、関西周辺では秋に見る機会が多くなり、都会の公園で見かけることもある。しかし、暖地を除いては越冬することができず、冬の訪れとともに死に絶えてしまう。」と昆虫エクスプローラにはある。あまり見かけなかったシジミチョウだ。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
200.0mm crop TV( 1/500s f/6.7 ISO250) EV 0
171008_034.jpg 2017/10/8 檜尾(堺市)
ウラナミシジミ -2
開翅 コセンダングサが好きなようだ。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
200.0mm crop TV( 1/500s f/6.7 ISO250) EV 0
クリックすると大きくなります。 2017/10/8 檜尾(堺市)
ウラナミシジミ -3
交尾のまま、エノコログサに留まった。 あまり良い写真が撮れなかった。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
200.0mm crop TV( 1/500s f/6.7 ISO250) EV 0
クリックすると大きくなります。 2017/10/8 檜尾(堺市)
ウラナミシジミ -4
ウラナミシジミを追っかけていたら、こんな写真が撮れた。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
200.0mm crop TV( 1/500s f/6.7 ISO250) EV 0
クリックすると大きくなります。 2017/10/8 檜尾(堺市)
オキザリス(ハナカタバミ)
民家の庭先に咲いていた。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
70.0mm TV( 1/500s f/5.6 ISO125) EV 0
171008_042.jpg 2017/10/8 檜尾(堺市)
ヤマトシジミ
カタバミには、ヤマトシジミがつきものである。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
70.0mm TV( 1/500s f/5.6 ISO160) EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/10/8 檜尾(堺市)
ツマグロヒョウモン♂
やや逆光で撮ったら、期せずして玉ボケが出ている。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
230.0mm TV( 1/500s f/6.7 ISO250) EV 0


2016年9月20日

隠居の散策:白露の候の泉北ニュータウン栂地区の生き物(2)

日中はまだまだ暑いが、朝夕は秋らしくなってきた。近くに住む生き物の世界は、どのように変わってきているのだろうかと、歩いてみた。
 先日(9月9日)、一輪だけ曼珠沙華が咲いていたので、例年かなりの数で花をつけている田んぼの土手に行ってみることにした。だが、期待はずれに終わった。Wikipedia によれば、「夏の終わりから秋の初めにかけて、高さ30 - 50cmの枝も葉も節もない花茎が地上に突出し」ととあるが、この姿もなかったので、ひょっとして根ごと掘り起こされたのかもしれない。彼岸の頃に、再度見に行きたい。
 撮った写真をもとに、色々な生き物を同定するが、知らないことばかりだ。それでも、ネットのおかげで名前がわかったりするのは嬉しいことだ。すぐに忘れるので、このようなブログに記録しておくことは老人には有用だ。

白露の候の生き物たち:泉北ニュータウン栂地区

;クリックすると大きな写真になります。 2016/9/11 堺大森
ロボウガラシ
名前は繁殖力が強く周りの植物を枯らしてしまうということからついたらしい。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
118.0mm 絞り優先 1/125s f8.0 ISO200 露出補正 -0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/9/11 堺和田川
イソシギ
この和田川で時々見かけるようになった。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
240.0mmデジタルズーム3倍 絞り優先 1/250s f7.1 ISO250 露出補正 -0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/9/11 堺大森
マルバアメリカアサガオ
南部アメリカからの帰化種。漢字では丸葉亜米利加朝顔と書く。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
230.0mm 絞り優先 1/250s f7.1 ISO200 露出補正 -0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/9/11 堺大森
アカメガシワの花
紅い新芽など表情豊かな雑木である。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
166.0mm 絞り優先 1/200s f7.1 ISO200 露出補正 -0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/9/11 堺大森
トウカエデの実
中国大陸原産、紅葉が美しいが、このような実がなるのを初めて知った。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
136.0mm 絞り優先 1/160s f7.1 ISO800 露出補正 -0.3
;クリックすると大きな写真になります。
2016/9/11 堺大森
ナンキンハゼの実
紅葉のときしかあまり注目しないが、このような実がなるようだ。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
92.0mm 絞り優先 1/100s f7.1 ISO400 露出補正 +1.0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/9/11 堺野々井
韮の花
カロチンの含有率が非常に高いそうだ。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
169.0mm 絞り優先 1/250s f6.7 ISO100 露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/9/11 堺和田川
アオサギ
ここで獲物をゲットしているのは、あまり見たことがない。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
240.0mmデジタルズーム3倍 絞り優先 1/350s f6.3 ISO100 露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/9/11 堺野々井
エノコログサ
別名「猫じゃらし」。子供の頃からずっと見ている雑草だ。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
169.0mm 絞り優先 1/200s f216.0 ISO500 露出補正0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/9/11 堺野々井
ヨモギの花
食するのは、春の若芽の頃のもの。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
26.0mm 絞り優先 1/90s f9.5 ISO100 露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/9/11 堺野々井
オシロイバナにモンシロチョウ
夕方から咲きだして翌朝の9時ごろには花を閉じるらしい。この写真は9時15分に撮っている。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
26.0mm 絞り優先 1/90s f9.5 ISO100 露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/9/11 堺野々井
ツユクサ
花の青い汁は、友禅の下絵を描くのに使われる。とボタニックガーデンにはある。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
178.0mm 絞り優先 1/350s f8.0 ISO100 露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/9/11 堺野々井
アレチノハナガサにイチモンジセセリ
口吻が2本あるように見える。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
201.0mmクロップ 絞り優先 1/250s f8.0 ISO100 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/9/11 堺野々井
モズ
高い竹の先で啼いていた。冬の鳥と思っていたのだが。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
240.0mmデジタルズーム3倍 絞り優先 1/640s f8.0 ISO100 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/9/11 堺野々井
ギョウギシバ
「ギョウギシバの名の由来は不明である。一説には、茎に対して左右交互に行儀よく葉が並ぶことから、行儀芝となったのではないかとも言われる。」と Wikipedia にはある。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
118.0mm 絞り優先 1/350s f8.0 ISO100 露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/9/11 堺野々井
センニンソウ
ボタンヅルとほぼ同じ花だが、ボタンヅルは葉がボタンの葉に似ている。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
118.0mm 絞り優先 1/350s f8.0 ISO100 露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/9/11 堺野々井
ヒメジャノメ
ボロボロになっている。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
205.0mm 絞り優先 1/250s f8.0 ISO640 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/9/11 堺野々井
ムラサキシジミ
留まっているのはナンキンハゼだが、食草は、コナラなどのブナ科の樹木だ。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
139.0mm 絞り優先 1/200s f5.6 ISO500 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/9/11 堺野々井
変わったトンボ
オオシオカラトンボ

色々とサーチしたが名前がわからない。現在、昆虫掲示板に投稿中。トンボ図鑑など、トンボには掲示板は見当たらない。
掲示板で、土筆さんという方が、オオシオカラトンボではないかと教えてくれた。確かに、翅の付け根部分の黒が大きい種もあるようだ。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
181.0mm 絞り優先 1/200s f5.6 ISO160 露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/9/11 堺野々井
何の幼虫?
ヒメエグリバ(蛾)の幼虫

蝶の幼虫図鑑で調べてみたが該当はない。蝶以外の幼虫かもしれない。これも、昆虫掲示板に投稿してみようとおもう。
掲示板で聞いてみるとヒメエグリバという蛾の幼虫であると土星人さんという方が教えてくれた。ついでに適切なサーチ先はないかと尋ねると、「幼虫図鑑」というサイトを教えていただいた。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
181.0mm 絞り優先 1/200s f5.6 ISO160 露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/9/11 堺野々井
シオカラトンボ♂♀ ホバリング
シオカラトンボ♂(上)が、下の♀の産卵を警護するために、ホバリングしている。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
130.0mm 絞り優先 1/200s f8.0 ISO320 露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/9/11 堺野々井
オオチャバネセセリ
イネ科植物が食草である。堺いきもの情報館に投稿。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
130.0mm 絞り優先 1/200s f8.0 ISO320 露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/9/11 堺野々井
チョウトンボ
表翅に金粉を散らしたように輝いている。堺いきもの情報館に投稿。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
172.0mmクロップ 絞り優先 1/200s f6.7 ISO100 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/9/11 堺大森
アオスジアゲハ
後翅の赤色部分が鮮やかだ。堺いきもの情報館に投稿。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
212.0mmクロップ 絞り優先 1/250s f6.3 ISO800 露出補正 -0.3


2012年6月18日

隠居の探鳥・蝶ウォーク:石榴花 赤く開いて アゲハかな


 6月15日、明日から一週間くらいは晴れる日はないというので、鉢ヶ峯でも歩いてみようと車を走らせた。残念ながら、キジに会うことはなかったが、ホトトギスが【特許許可局】を繰り返していた。なんとか姿を見たいものだ。
 この鉢ヶ峯には、ホオジロもよく見かける。この日も、電線に留まって、【一筆啓上仕り候】とさえずっていた。

 ツバメは減ったと言われているが、このあたりでは電線にいっぱい留まっていたり、田植えが終わったばかりの田んぼの上で低空飛行を繰り返している。その他、初夏の風物詩 ケリ・ヒバリも元気である。

ホオジロ;クリックすると大きな写真になります ツバメ;クリックすると大きな写真になります ケリ;クリックすると大きな写真になります ヒバリ;クリックすると大きな写真になります
電線に留まるホオジロ:鉢ヶ峯
2012/6/15
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO360 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
電線に留まるツバメ:鉢ヶ峯
2012/6/15
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO220 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ケリ:鉢ヶ峯
2012/6/15
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO450 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
さつまいも畑にヒバリ:鉢ヶ峯
2012/6/15
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO360 F6.3)
露出補正 なし
トリミング


 この鉢ヶ峯には、田んぼより少し小高くなったところで、色々な野菜類が畑作されている。貸し農園もある。ニュータウンに近いので盛況のようである。みかんなどの果樹も少し植えられていて、蝶がやってくる。そんなみかんの木のそばに、ざくろの花が真っ赤にな開いていて、アゲハチョウが吸蜜にきていた。ヒメジオンやヤナギハナガサといった野の花も、この時期には彩りを添えている。

ヒメジャノメ;クリックすると大きな写真になります アゲハチョウ;クリックすると大きな写真になります ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります モンキチョウ;クリックすると大きな写真になります
羽の傷んだヒメジャノメ:鉢ヶ峯
2012/6/15
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO2200 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ざくろの花にアゲハチョウ:鉢ヶ峯
2012/6/15
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO11000 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ヒメジオンにベニシジミ:鉢ヶ峯
2012/6/15
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 420mm
(35mm相当630mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO640 F6.3)
露出補正 なし
ヤナギハナガサにモンキチョウ:鉢ヶ峯
2012/6/15
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1800s ISO220 F6.3)
露出補正 なし


2012年5月30日

隠居の探鳥・蝶ウォーク:鉢ヶ峯 息を潜めて キジを撮つ


 5月28日、前日の荒れた天気とは打って変わって快晴である。久しぶりに、泉北ニュータウンはずれの畑作地区鉢ヶ峯に行ってみた。ひょっとしてキジに出会えるのではないかと期待した。

 車を地区はずれのスペースに駐車して降り立つと、ケリ・ヒバリ・ウグイス・ホトトギスの鳴き声に混じって、ケーン・ケーンと鶏に似た鳴き声も聞こえてきた。キジはいるらしい。鉢ヶ峯初夏の音風景である。
2010年の初夏に、この鉢ヶ峯で初めてキジを観察した。鳴き声を頼りに近づいてみると畑の縁に植わっている潅木がある場所に、鶏冠の赤いキジを見つけた。初めて観察した場所と同じである。しばらく観察していると、羽を広げて雄叫びを上げた。
 場所を蝶やトンボを観察したことのあるところへ変えてみると、昨年の5月に全身をあらわにして囀るウグイスを撮ったのと同じ木に、今年も大きな声でさえずっていた。
 ホトトギスの鳴き声がずっと聞こえていたが、姿をみることはなかった。

 
羽を広げたキジ♂;クリックすると大きな写真になります ウグイス;クリックすると大きな写真になります モズ♂;クリックすると大きな写真になります ケリ:鉢ヶ峯;クリックすると大きな写真になります
羽を広げたキジ♂:鉢ヶ峯(堺)
2012/5/30
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1250 F6.3)
露出補正 +1
昨年と同じ木にウグイスが:鉢ヶ峯(堺)
2012/5/30
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 460mm
(35mm相当690mm)
シャッター優先オート
(1/500s ISO100 F7.1)
露出補正 なし
トリミング
モズ♂:鉢ヶ峯(堺)
2012/5/30
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO200 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ケリ:鉢ヶ峯(堺)
2012/5/30
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO200 F6.3)
露出補正 なし
トリミング


 鉢ヶ峯は、蝶の種類も多いが、この日はあまり飛んでいなかった。キジを撮った場所で、動物よけの風車(清涼飲料水の空き缶を使った手作り:風が吹くと音を出して回る)に、キタテハがじっと留まっていた。
 ちょっと名前が分からない白い花が咲く木に、コミスジよりは大きく白いスジが一本入った蝶が留まった。家で調べてみると、どうやらアサマイチモンジのようである。イチモンジチョウとの見分けは難しいらしいが、見分けかたを教えてくれるページで判別できた。
 ジャノメチョウ科の蝶も見分けが難しい。これは、YAMAKO さんに教えてもらった。
(追記:2012/5/31)ネットをいろいろとサーチしていると、【このきなんのき掲示板】というサービスを林 将之さんという方が、【このきなんのき】というサイトで提供されていることがわかった。早速、アサマイチモンジが留まった木の写真を投稿して教えを乞うとすぐに沢山の方が、イボタノキだと教えてくれた。

 
キタテハ;クリックすると大きな写真になります アサマイチモンジ;クリックすると大きな写真になります ヒメウラナミジャノメ;クリックすると大きな写真になります ヒメジャノメ;クリックすると大きな写真になります
キタテハ:鉢ヶ峯(堺)
2012/5/30
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO800 F6.3)
露出補正 +1
アサマイチモンジ:鉢ヶ峯(堺)
2012/5/30
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1600 F6.3)
露出補正 なし
ヒメウラナミジャノメ:鉢ヶ峯(堺)
2012/5/30
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1400 F6.3)
露出補正 なし
ヒメジャノメ:鉢ヶ峯(堺)
2012/5/30
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO4000 F6.3)
露出補正 なし


 

2011年9月19日

隠居の探鳥・蝶ウォーク:重陽の 黄色花は ヒレタゴボウ


 重陽の節句の頃は、いつもこんなに暑いのだろうか。歳をとってだんだんと暑さが堪えるようになってきているのかもしれない。

 暑いのと何やかやの理屈をつけて、探鳥・蝶ウォークをしばらく休憩していた。朝早くはそれでも少し行動できるくらいになったので、ご近所の畑地などを歩いてみた。
 鳥は二級河川の和田川にアオサギやコサギを見かけるくらいで、あとはムクドリ・スズメ・ヒヨドリといったところであるが、樹の梢にモズが留っているのを2度見かけた。早く涼しくなり、冬鳥の到来を待ちたいものだ。

アオサギ;クリックすると大きな写真になりますモズ;クリックすると大きな写真になりますヒヨドリ;クリックすると大きな写真になりますハクセキレイ;クリックすると大きな写真になります
アオサギ:檜尾(堺)
2011/9/9
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO500 1/750s F6.3
トリミング
モズ:檜尾(堺)
2011/9/12
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO220 1/750s F6.3
トリミング
ヒヨドリ:檜尾(堺)
2011/9/12
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO360 1/750s F6.3
トリミング
ハクセキレイ:大森(堺)
2011/9/18
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO2200 1/750s F6.3
トリミング


 蝶はそれでも何種類かが、晩夏の花に飛んできていた。  
ヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になりますヒメウラナミジャノメ;クリックすると大きな写真になりますツマグロヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になりますキタテハ裏;クリックすると大きな写真になります
ヒカゲチョウ:美木多上(堺)
2011/9/9
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO3200 1/750s F6.3
トリミング
ヒメウラナミジャノメ:美木多上(堺)
2011/9/9
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 380mm
(35mm相当 570mm)
ISO2500 1/750s F6.3
トリミング
ツマグロヒョウモン♀:美木多上(堺)
花:ニラ
2011/9/9
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 380mm
(35mm相当 570mm)
ISO320 1/750s F6.3
トリミング
キタテハ裏:美木多上(堺)
花:
2011/9/9
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO280 1/750s F6.3
トリミング
ルリシジミ;クリックすると大きな写真になりますツマグロヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になりますアゲハチョウ;クリックすると大きな写真になりますコミスジ;クリックすると大きな写真になります
ルリシジミ:野々井(堺)
稲はもう稔っている
2011/9/12
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO1100 1/750s F6.3
トリミング
ツマグロヒョウモン♂:桃山台(堺)
2011/9/12
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO720 1/750s F6.3
トリミング
アゲハチョウ:桃山台(堺)
2011/9/12
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO450 1/750s F6.3
トリミング
コミスジ:桃山台(堺)
2011/9/12
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO2000 1/750s F6.3
トリミング
キタテハ;クリックすると大きな写真になりますイチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になりますモンキチョウ;クリックすると大きな写真になりますヒメジャノメ;クリックすると大きな写真になります
キタテハ:野々井(堺)
2011/9/12
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO600 1/750s F6.3
トリミング
イチモンジセセリ:大森(堺)
花:ヒレタゴボウ
2011/9/18
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 340mm
(35mm相当 540mm)
ISO1100 1/750s F6.3
トリミング
モンキチョウ:野々井(堺)
2011/9/18
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO320 1/750s F6.3
トリミング
ヒメジャノメ:野々井(堺)
2011/9/18
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO1600 1/750s F6.3
トリミング

 これだけ暑くても、咲いている花もある。おなじみの露草に混じって、キンポウゲのような黄色い花が咲いていた。キンポウゲと思っていたが、田んぼの畦で撮った写真をよく見ると、花弁が4枚しかない。例によって、【この花の名は?掲示板】に写真を投稿して教えを乞うと、K.o さんという方が、アカバナ科のヒレタゴボウではないかと教えてくれた。そのあとに、setton8 さんというかたが、これに似た花がいろいろとあるので、再確認をしたほうがいいのではないかと指摘してくれた。投稿した翌日(9月18日)に、花の大きさが鑑別には大きな要素のようなので、ノギスを出かけて確認してくると直径が 20-25mm あり、ヒレタゴボウに間違いなようだ。すぐ近くには、彼岸花やアキノゲシも咲いていた。秋の花も、こうしてみると綺麗な個性的な花が多いようだ。
ヒレタゴボウ;クリックすると大きな写真になります彼岸花;クリックすると大きな写真になりますアキノゲシ;クリックすると大きな写真になります露草;クリックすると大きな写真になります
ヒレタゴボウ:野々井(堺)
2011/9/18
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 290mm
(35mm相当 435mm)
ISO400 1/750s F6.3
彼岸花:野々井(堺)
2011/9/18
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 735mm)
ISO500 1/750s F6.3
アキノゲシ:野々井(堺)
2011/9/18
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 735mm)
ISO200 1/750s F8.0
露草:野々井(堺)
2011/9/18
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 735mm)
ISO200 1/750s F6.7

2011年6月24日

隠居の探鳥・蝶ウォーク:夏草に ひらひら泳ぐ シジミチョウ


 だんだんと暑くなってきて、朝の早い散策も少し歩くと汗ばんでくる。それに鳥たちも、葉の茂った木立の中でさえずるようになるので、姿を見つけることは難しい。あまり撮影意欲のわかないスズメ・カラス・ムクドリ・ヒヨドリ・ケリといった鳥たちは元気である。ツバメも数多く飛んでいるが、飛翔をとらえるのはなかなか難しい。
 眼を蝶に向けると、暑くなるにつれて、種類が増えてきたようだ。トンボも被写体に入れるようにすると、散策も結構楽しい。
 先日キジの雄にバッタリと出会った美木多上(堺市南区)あたりを歩いてみた。
ツマグロヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になりますツバメシジミ♂;クリックすると大きな写真になりますツバメシジミ♀;クリックすると大きな写真になりますモンキチョウ;クリックすると大きな写真になります
ツマグロヒョウモン♂:檜尾(堺)
2011/6/22
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO500 1/750s F5.6
トリミング
ツバメシジミ♂:檜尾(堺)
2011/6/22
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO720 1/750s F5.6
トリミング
ツバメシジミ♀:美木多上(堺)
2011/6/22
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO560 1/750s F5.6
トリミング
モンキチョウ:檜尾(堺)
2011/6/22
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/750s F5.6
トリミング
シオカラトンボ飛翔;クリックすると大きな写真になりますヒメジャノメ;クリックすると大きな写真になりますベニシジミ;クリックすると大きな写真になりますコミスジ;クリックすると大きな写真になります
シオカラトンボ飛翔:美木多上(堺)
2011/6/22
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO500 1/750s F5.6
トリミング
ヒメジャノメ:美木多上(堺)
2011/6/22
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO1000 1/1000s F5.6
トリミング
ベニシジミ:美木多上(堺)
2011/6/22
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO1400 1/1000s F5.6
トリミング
コミスジ:美木多上(堺)
2011/6/22
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO1250 1/750s F5.6
トリミング

 蝶の世界も野鳥の世界と一緒で、雄の方が雌よりきれいな姿をしている。ひょっとして、人間だけが雌のほうが華やかなのかもしれない。
ツバメ;クリックすると大きな写真になりますハシブトガラス;クリックすると大きな写真になりますキジバト;クリックすると大きな写真になりますウグイス;クリックすると大きな写真になります
ツバメ:美木多上(堺)
2011/6/22
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/750s F6.7
トリミング
ハシブトガラス:美木多上(堺)
2011/6/22
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO3200 1/1000s F5.6
トリミング
キジバト:庭代台公園(堺)
2011/6/22
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO800 1/1000s F5.6
トリミング
ウグイス:西原公園(堺)
2011/6/22
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/750s F9.5
トリミング