2013年5月 5日

隠居のDIY:バラを誘引するネットのウォールを作る


 10年くらい前に作ったガーデン・パネルは、一度色を塗り替えるなど改修をしてきたが、合板を使っていたこともあって一部が膨れ上がるなどみっともなくなってしまった。
 最近は、その前にバラが植えられて、ガーデン・パネルがその誘引先になってきていた。それで、その壁面にバラの誘引パネルを作り、古いガーデン・パネルとはおさらばすることにした。

Before After
Before;クリックすると大きな写真になります After


 設計はいろいろと迷ったが、出来るだけに簡便にと、2X4材で2本の支柱を立て、その間にゴルフ用のネットを張ることにした。といっても、支柱を立てる基礎はある程度しっかりしたものでないと、ちょっとした力が加わると歪んでしまう。このような場合、普通は2X4材用の束石を土中に埋めるのであるが、この束石が結構な値段だったように思ったので、先日和泉リサイクル環境公園に行った時に買い求めたプラスティック再生加工品のジュリプラスで作られた正立方形の箱を使うことにした。
 これに、同じくジュリプラスの端材で短い支柱を立ててモルタルで埋めた。立派な束石である。ジュリプラスなら、土中に埋めても腐ることはない。これに2X4材をボルトで固定することにした。

 深さ30cmほどの穴を掘り、底に余っていたバラスを1cmほど敷き、その上にインスタントセメントを撒き上から散水栓でお湿り程度の水をまいた。その上に、先ほどの束石を置き、回りにモルタルを流し込んだ。高さは、家屋の外壁のそばだったので、外壁の下の高さからメジャーで図りながら調整した。そのまま20時間ほど放置して、翌朝強度を確かめてみると、2X4材一本を立てても大丈夫のようであった。

 事前に、2X4材を束石のジュリプラスにボルトで固定できるように、ドリルで穴を開けている。仮組みとして2X4材をボルトで固定(今までの経験から、ボルトとナットで固定するのがもっとも強力である。)してみたが、穴の中に手を入れての作業だったので、インパクトドライバーの使用など少々苦労した。が、バラの誘引程度に使うにはなかなかしっかりしたものでできたように思う。

 横棒は、2X2の角材でも良かったのだが、かっこいいのではないかと径3cmの丸棒2本を使うことにした。あなぐりビットで、2X4材に穴を開け、2本の支柱にわたす。支柱との固定は、結束バンドが最も簡単で強力である。

 枠組みは一旦外して、白の水性ペンキを塗った。1時間もすると乾くので、組み上げた。この枠組に、ゴルフ用のネットを、これも結束バンドを使って張った。このゴルフ用のネットが結構高い。2m幅で1mが1890円(ロイヤルホームセンター)もする。ネットのほうが見栄はいいかもしれないが、バラを誘引するなら針金を格子状に張るのでもいいかもしれない。

ジュリプラスの箱に支柱を付けたところ;クリックすると大きな写真になります Iジュリプラスの箱で作った束石を掘った穴に置く;クリックすると大きな写真になります 束石の周りにモルタルを流し込んだ;クリックすると大きな写真になります 横丸棒と支柱との固定は、結束バンドを使った;クリックすると大きな写真になります
ジュリプラスの箱に支柱を付けたところ ジュリプラスの箱で作った束石を掘った穴に置く 束石の周りにモルタルを流し込んだ 横丸棒と支柱との固定は、結束バンドを使った


2013年3月14日

隠居のDIY:久しぶりの庭仕事


 ようやく庭に出て作業をしても寒くないようになったので、庭の造作の修理をすることにした。 2003年に改造した庭は、家内の希望で枕木様の木柱を立てるなど、当初はおしゃれだったが10年経つと、腐り始めた。ウッドデッキに使っている、防腐剤がよく染み込んだ本物の枕木はまだまだ大丈夫そうだが、飾り用に使った高さ1mほどの枕木様立柱は、地面と接触する部分が腐ってグラグラしだした。

 修理は、腐ってきている部分で折って根本から切り離して、もう少しは持つかもかも知れない長さに切り詰める。切り詰めた部分も腐っている部分があるので、これを余っていたコーキングで埋める。根本は掘り起こし、切り詰めて短くした立柱をコンクリートで固めて再度立てるだけである。

 これだけの作業であるが、歳をとっての腰をかがめる作業や力仕事は長時間できない。さすがプロがした仕事はしっかりしていて、穴掘りシャベルで根本を掘り起こす作業だけでも大変である。一日目の作業はこれだけ。2時間かかった。
 翌日、20X15cm角 立柱を切り詰めた。これくらい角材になると、家庭用の丸のこでは一気にきれない。中心の部分に刃が届かないので、のこぎりで手動で切ることになる。これに、また息が切れる。切断面の割れた部分にコーキングを埋めて、余っていた防腐塗料を塗った。2日目の作業はこれだけ。

 ホームセンターで、18kg のバラスと 10kg のインスタントセメントを買った。ついでに、モルタルを練るときに使うプラスティックの一番小さな舟も買った。改装してから古くなってきている庭の修理には、これからも役に立ちそうだ。
 バラスにインスタントセメントをすこし混ぜてねり、掘った穴に流し込んだ。その上に、30cm切り詰めた立柱を、練ったインスタントセメントを流しこんで固めた。まっすぐ立っているかを見るために、一応水平器は使った。このような腰をかがめてする作業が、腰には一番堪える。
 立柱自身が、もろくなっているのでいつまでもつかわからないが、まあ応急修理はできた。

腐って折れた根本;クリックすると大きな写真になります コーキングを埋めた立柱;クリックすると大きな写真になります 根本にコンクリートを流しこんだ;クリックすると大きな写真になります 完成;クリックすると大きな写真になります
立柱の下部が腐ってきたので、応急修理はしていた 立柱を切り詰め、割れている部分にはコーキングを埋めた 根本にコンクリートを流しこんだ 完成:元のトタンのキャップを乗せた。
 

2012年11月 3日

隠居のDIY:廃プラ・リサイクル材を使って立水栓を作る

 山小屋の水道がどこかでわずかに水漏れをしているのを、春の連休前に作業をした時に見つけていたが場所を特定できずにいた。小屋から帰るときには、元栓を閉めて帰るので工事はそんなに急ぐ必要はない。
 夏のかかりに行った時に、外の立水栓の根本あたりであることがわかった

 ネットで調べてみると立水栓は結構な値段がすることがわかった。それで、自分で作ってみることにした。
 外で使うものだから耐水性がないと駄目である。少し前に、庭の花壇枠をやり変えた時に使った廃プラ・リサイクル材を使えば、耐水性は大丈夫のようである。立水栓を作れるぐらいの端材が幸い残っている。
 水道栓(これも新品を買えばかなりの値段がする)は、以前に自宅の庭の立水栓の蛇口を付け替えた時のものが残っている。あとは、塩ビのパイプや継手などを買い足すだけである。これらは、そんなに高いものではない。
 塩ビパイプ管に、専用の凍結予防用のスチロール樹脂を巻いて、廃プラ板を丸のこで切断して作った筒の中に収めた。この廃プラ板は、木材加工と同じであるから、蛇口を収める穴も座きりドリルで穴を開けることができる。四角く貼りあわせた廃プラ板は接する部分に隙間ができるので、コーキング剤で埋めた。
 このようにして自宅で作った立水栓を山小屋に運んで、現地でつなぐことにした。現地では現物にあわせて L字型継手で元の管とつないだ。つなぎは塩ビ用の接着剤を使えば、それほど苦労することはない。
 止水栓で水を止めてあった流しには、パートナーが求めていた排水桝を、旧の流しを削ってはめ込んだ。小雨交じりの冷たい風が強く吹く中でタガネとハンマーで旧のコンクリートを削る作業はなかなかの重労働であった。
 自宅に残っていた少し固まりかけたインスタント・セメントをこねて、立水栓の根本や排水桝の隙間などに流し込んだ。蛇口を閉栓して、水漏れを確認したが大丈夫であった。これで、屋外での水洗いなどの作業が便利になった。

立水栓の材料;クリックすると大きな写真になります 立水栓組立;クリックすると大きな写真になります 立水栓と元の管をつないだ;クリックすると大きな写真になります 排水桝もついて完成;クリックすると大きな写真になります
立水栓の材料:側は廃プラリサイクル板 立水栓の組立:組み上げはビスで留めた 立水栓と元の管をつないだ 排水桝もついて完成

2012年9月19日

隠居のDIY:廃プラ・リサイクル材を花壇の補修材として使う


 裏庭に花の苗を育てたり養生をするための畳半畳ほどの花壇を、7年以上も前にプロに作ってもらっていた。花壇の回りは枕木ライクの材木をを囲っただけのものである。3年ほどすると、この材木の一部が腐ってきて、材木の上に、薄いブリックを貼った
 だが、元々の枕木ライクな材木が腐ってボロボロになったために、ちょっと上に乗るだけで崩れ落ちるようになってしまった。また、木部はありなどの虫の住み処になってしまった。本格的に補修が必要になった。
 今年6月に、木製のローズアーチを補修したときに使った廃プラのリサイクル材を使えば、水には強くなると考え、和泉リサイクル環境公園ジュリプラスという廃プラスチックをリサイクルした材料を求めることにした。
 ただ、今年の夏は凄まじいほど暑くて、古希を越えた老人は戸外活動は控えていたほうがよさそうなので、涼しくなるのを待っていた。二十四節気の秋分をまもなく迎えるようになって、ようやく戸外でも作業ができるほどになってきたので、補修にとりかかることにした。

 廃プラ・リサイクル材を求めに行くと、ちょうど天然のウリン材に近い色に加工した幅20cm、長さ150cm(厚さ2cm)を売っていた。これを2枚と4cm角長さ30cmで先を尖らせた杭4本を求めた。合計1400円足らずで、ホームセンターで材木を買うことを考えると極めて安い。
 ブリックを取り除きボロボロになったエセ枕木を取り除いてみると、その下にももう一本枕木ライクが下地のモルタルの上に載っていることがわかった。さすがに、プロの作品であるが、使った材料がもう一つだった。単純に杭を打ち、その杭に廃プラ板材をビス止めすれば良いと考えていたが、工事はもう少し複雑になった。
 杭を打つ部分の下地のモルタルをタガネを使ってハンマーで砕いた。杭の長さは30cmだったので、頭が15cmくらい残るくらいに打ち込んだらしっかりと留まった。元々地面は粘土質のためと思う。
 前より少し小さくなるが、150cmX62cm四方の角に打った杭に、ウリン材ライクな廃プラ板材を2X4材用のビスで止めたら、土を支えられるような強度になった。これで、当分は水やりにも耐えられるであろう。何をどのように植えるかは、家内の領分である。

before;クリックすると大きな写真になります 廃プラリサイクル材;クリックすると大きな写真になります 杭を打ち込みビスでとめる;クリックすると大きな写真になります 完成;クリックすると大きな写真になります
before:枕木ライクな枠の木がボロボロになっている 買い求めた廃プラリサイクル材
真ん中の木は、本物のウリン材
杭を打ち込み廃プラリサイクル板材をビスでとめる 完成:打ち込んだ杭に板材をビスで止めただけで単純である。
横の植栽は、左側の花壇に移し替える予定である。


2012年7月28日

隠居のDIY:山小屋で取り替えた浴室ドアの枠を始末する


 パートナと気になっていた箇所の修繕をするために、兵庫県氷ノ山山麓大久保にある山小屋に出かけた。この時期には、林間学校や吹奏楽部などの合宿などで、スキーシーズン以外はひっそりした村が賑わう。この日も、観光バスが何台も坂道を登ってきた。

 気になっていた修繕箇所は、昨年の12月に付け替えた浴室のドアの枠と壁の隙間の始末と屋外の立水栓あたりの漏水である。備忘録として、作業の記録を残しておきたい。

浴室のドアの枠と壁の隙間の始末
ドア枠を取り付けたところ;クリックすると大きな写真になります 隙間をまず角材で埋める。;クリックすると大きな写真になります コーキング剤で隙間を埋めた;クリックすると大きな写真になります 養生テープを取った後;クリックすると大きな写真になります
取り付けたドア枠と壁との隙間(before) 隙間部分に、栂の 3cm角材 をビスで埋め込みベージュのペンキを塗った。 角材と壁の間に残る隙間を、養生テープを貼ってコーキング剤で埋めた。 養生テープを取った後。(after) さらに、アルミの角材を貼った方が仕上げがきれいかもしれない。


止水栓;クリックすると大きな写真になります  水漏れは、屋外の立水栓のための流しあたりで起こっている。この流しは、もともとあった簡易流しをレンガとモルタルで強固に作りなおしたものである。タガネとハンマーでこれを砕いたのだが、なかなか体力のいる作業だった。
漏水箇所は、雪の重みが原因と思われるが、元々のプラスティックの立水栓が折れて水道パイプの継ぎ目がはずれていたためと判明した。応急処置として、止水栓で水漏れを止めた。
 新しい立水栓も求めて屋外の水道栓を作るのは、また、次回の作業とすることにした。

  

2011年4月29日

隠居のDIY:庭の装飾枕木を枕木様敷石に交換する


 歳をとってくると、暑い時も寒い時も戸外でする DIY は避けたくなる。ようやく庭で過ごしても気持ちのいい時期になったので、前々から修理をしたいと思っていた庭の装飾枕木をいじってみることにした。
 2003年にプロのデザイナーと施工業者に頼んで庭のリフォームをしたときに、庭のほとんどの部分はジェラストーンを貼った。その時に、アクセントして枕木ライクな木を埋めている。その枕木が、8年も経つと一部が腐って木の中がすけてきた。
 再度、枕木を埋めてもいいのだが、また何年か経つと腐るだろうし、チェンソーがないと細工は難しい。ホームセンターで、それに変わる素材はないかと探していたら、枕木ライクの敷石があるのを見つけた。幅はぴったりだが、長さと深さが足りない。長さの足りない部分は、レンガでも埋めることにして、その敷石と腐った枕木を交換することにした。深さの足りない部分にはバラスと砂利をいれて嵩上げすることにした。

 腐った枕木の除去には少し手間取ったが、スコップだけで取り除くことができた。そこに、計25kg の砂利をならしていれると、ちょうど良い高さになった。予定では、その上にモルタルを置くつもりであったが、敷石とレンガを置くだけで落ち着いている。
 新しく置いた敷石とレンガとの隙間や旧い枕木を取り除くときに、ジェラストーンをつないでいたモルタルが割れたりした部分には、インスタント・セメントを古いポリバケツで溶いて、レンガゴテで埋めた。出来上がりが気になるのか手伝いにきた家内が、ゴム手袋をはめて指でならしていた。まあ、これでしばらくはもつだろう。

腐った枕木;クリックすると大きな写真になります枕木を除去後;クリックすると大きな写真になります敷石とレンガを置く;クリックすると大きな写真になります敷石を置く;クリックすると大きな写真になります
before1before2after1after2

 5月の連休ころになると、庭の花々も賑やかになってくる。垣根のモッコウバラやローズアーチのバラも一輪・二輪と咲き出した。ヒメウツギも白い花をつけだしている。

ジャスミン;クリックすると大きな写真になりますモッコウバラ;クリックすると大きな写真になりますローズアーチの赤いバラ;クリックすると大きな写真になりますヒメウツギ;クリックすると大きな写真になります
垣根のジャスミン垣根のモッコウバラローズアーチの赤いバラヒメウツギ

2009年11月 1日

隠居のDIY:山小屋トイレの改装

 近代的なウエスタン・トイレに慣れている孫たちらには、山小屋Hütte Hachi のトイレは不評であった。
 壁は昨年夏の修繕作業でパートナーが珪藻土を塗ってくれてずいぶんきれいになったが、便器は建築当初の和式スタイルに、プラスティックの便座を載せて洋式に使えるようにしていた。床・壁の下部は当初からタイル貼りであった。

トイレの改装 1:クリックすると大きな写真になります これをパートーナーが水洗にはできないが、便座部分がヒーターで暖かくなるウエスターン・スタイルのセラミックの便器に替える作業に挑戦したいというので、手助けをすることにした。彼は主として左官的な作業を行い、私は大工的な作業をした。
 パートナーが作業してくれた旧の便器の取り外しと床面のタイルを剥がしとりが大変であった。ダイヤモンドカッターをつけたディスクグラインダーで切れ目を入れ、ハンマーなどで砕くのであるが、2cm くらい厚のモルタルに貼ったタイルは案外強固であった。
 35年も経つと土台になっている木材部分も傷んでいる。2X4 材などで補強し、防腐剤用のステインをしっかり塗って、その上にパートナーが用意していたフローリング材を貼った。便器部分はジグソーでくりぬいた。その上に、白いセラミックの便器を置くと見違えるようになった。座り心地もなかなか良い。
 一泊2日の作業では、そこまでがようやくであった。冬が近づいて日が落ちるのが早い。特に谷間にあるこの場所は、4時半を過ぎると暗くなってくる。

 パートナーの休みに合わせて一週間後続きの作業をすることにした。この日に、電気の契約容量を上げ室内に漏電時にも落ちるブレーカーを設置する工事を地元の業者に頼んだこともある。
 大昔の契約で電気容量を小さいままにしていたので、冬季などホットカーペット・電子レンジ・ポット式ストーブ・IH機器などを同時に使うと電柱から電力を取り込んでいる部分についているメータのブレーカーが落ちることが度々あった。深い積雪の中をブレーカーを上げに行かねばならなかった。この冬は、電気製品を安心して使えるだろう。

 今回の作業は、トイレ壁下部のタイル部分に腰板を貼ろうという作業である。建築設計士をしている娘によれば、そのようなことをするときは、タイルの上から貼ればいいそうである。断熱効果も強さもあるので、むしろその方がいいという。
ベニアに両面テープを貼る:クリックすると大きな写真になります平行定規をつけた丸ノコ:クリックすると大きな写真になります 35年も前の叩き大工の工作は、教科書にあるような規格になっていない。だから、腰板貼りも教科書通りにはいかない。腰板と下地となるタイルの間に隙間ができるので、両面テープを貼った厚さ 1mm の短冊状のベニア板を作り、これで隙間を埋めた。この材料作りは自宅でしていった。ベニア板を短冊状に切るには、丸ノコに平行定規をつけて切ればよい。今回の場合、幅20mm で切断したベニア板を2枚並べて、上から幅40mm の両面テープを貼り付け、カッターで真ん中部分を切れば、幅20mm の両面テープつきの材料ができる。これが、隙間を埋めるのに、なかなか役に立った。

スタイロフォームを貼る:クリックすると大きな写真になります腰板を貼った:クリックすると大きな写真になります  床面はもともと段がついていたので、上の写真のようにタイルを剥がした後は外壁などと素通しになっている。ここに、下地に合板を貼り、腰板との間に厚さ 30mm の発砲ポリスティレン(スタイロフォーム)を断熱材としていれることにした。剥がしたあとのモルタルが一部残っていたりしてなかなかきっちりとはまらないが、スタイロフォームはカッターで簡単に薄くしたり切断できたりするので、細工はやりやすい。

 一応無垢であるが安物の腰板を使ったので、反っていたりして細いビスなどで下地に留めざるをえなかった。ヒータ用のコンセントは、パートナーが取り付けてくれた。L字となっているモールを貼って仕上げをしたのは、夕方4時半過ぎになっており外は暗くなってきた。元々あった桟との間に隙間ができたりしているので、もう少し手を入れたいが、まあ、今までのことを考えると、小鳥のさえずりなどを聞きながら、ゆっくり座っておられるだろう。

赤倉山の紅葉:クリックすると大きな写真になります この一週間の間に、山の樹々はすっかり色づいた。特に、500m ほどの谷を隔てた人家のない急峻な山(赤倉山?)は、黄色や赤の紅葉がきれいだ。野鳥を追い求める時間はなかったが、谷のこちら側から、デジスコで紅葉を撮ってみた。紅葉は近くで、イチデジで撮った方がやはりきれいだが、とても近づけるところではない。 

2009年10月25日

隠居のDIY:山小屋の水はけ用U字溝工事

風呂たき口前:クリックするとおおきくなります ブログに載せるほどの作業ではないが、山小屋:Hütte Hachiで雪解けした水などを排水するU字溝工事をしたので、記録として残しておきたい。

 Hütte Hachi は、斜面に立っている。斜面の下側では床面は地面から背丈ほどあるが、斜面の上側では床面と地面がほとんど間隔がないので、春先など雪解け時分には基礎のブロックを超えて雪解け水が入り込んでいる気配である。いちばん地面と間隔のないあたり(斜面の一番高いところ)は、浴室となっているので湿っぽいと思っていたが、どうもこの水はけのせいのようである。

風呂たき口前:クリックするとおおきくなります そのあたりの基礎となっているブロックの外側に、コンクリートのU字溝を埋め込み、雪解け水を谷の方へ誘導しようとする作業である。
 作業はそれほど難しくはない。基礎のブロックに沿ってスコップでU字溝を埋めるだけの深さの溝を掘り、U字溝を配置する。このU字溝をモルタルでつなぎ合わせるだけである。
風呂たき口横:クリックするとおおきくなります玄関横:クリックするとおおきくなります 簡単であるが、中腰で重いU字溝を持ち上げたり、モルタルを盛る動作は古希がちかい高齢者には腰痛を起こす作業である。少し、工夫したのはU字溝の継ぎ目にモルタルを盛るときに、端板をU字溝の外側にあてがいモルタルが流れでないようにすることと、作業は結局コテなどを使わずに手で成型するのがよいようである。また、U字溝の継ぎ目は、1cm 程度間隔を開けた方がいいとパートナーが教えてくれた。プロの仕事はそうなっていると。
来春には、浴室下あたりの湿気は少しましになっていることを祈りたい。

 この作業でHütte Hachiに行ったときは、1回目(10月1・2日)は雨にたたられ、2回目(10月22・23日)はパートナーが始めたトイレの改装作業の手伝いで、野鳥探索の時間がとれなかった。作業なしの訪問を作りたいと思っているが、次回もトイレ改装作業で忙しいだろう。

2009年5月17日

隠居のDIY:ブロック積みを学習する

小屋の北側の眺望:クリックすると大きな写真になります 山小屋 Hütte Hachi は部屋からの眺望を第一とするために高丸など鉢伏高原方面が眺望できる北側の開放部を大きく作った。新築当時には、このガラス戸の続きには鉄のアングルの上に組んだ薄い波板鉄板にモルタルを乗せたテラスがあった。35年以上も経つと屋根から滑り落ちる雪の重みなどでモルタルが剥げ、鉄アングル部分が腐食して無惨にもちぎれ落ちてしまった。もう何年も家の根太に接合したアングルが汚く残るだけである。

 ここに、もう一度テラスを作ることをずーっと考えてきた。単管パイプを組み合わせて作れば素人でも作れるだろうという案もあったが、どうもできあがりが工事現場みたいになって体裁が悪いのではないかと思えた。
 デッキをまるまるプロに頼むことも考えたが、高くつくだろうし、自分たちの DIY 欲求を満たさない。

 それで基礎となる部分だけプロに頼んでブロックを積んでもらおうということになった。基礎さえきちんとできておれば、それを土台として上に木製のウッドデッキは自分たちでできるだろうし、 DIY 欲求も満たされる。
 いつもいろいろとお世話になっている民宿の主人に相談すると、ちょうど民宿のトイレを修理に来ていた地元の左官屋さんを紹介してくれた。我々が助手的に手伝えば、1日でできるだろうということで、引き受けてくれた。

 約束の5月14・15日は幸いにも、この時期にしては少し寒いが晴天の良い天気になった。
 プロに頼んでいいことのひとつは、材料を現場まで運んでくれることである。60枚ものブロックやコンクリート・モルタル用の砂やセメントは、いくらワゴンタイプとはいえ乗用車で運ぶのは難しい。ブロックは小屋の裏の林道に、前もって積んでくれていた。

 プロはどのようにブロックを積むのか学習を兼ねてプロの指示で手助けをした。今後自分たちで同じようなことをする場合を考えて、記録して残しておきたい。本来、ブログとはそのためのものなのだ。
  1. 午後1時に作業を開始、先ずできあがり時の高さ・幅に合わせて、壁に墨線を引く。このような墨線を引くには、やはり昔ながら墨壺とつぼ糸とが有用である。ブロックやモルタルの上に長い墨線を引くときには、かるこは固定し難いから一人では無理であろう。
  2. この墨線に合わせて、直角にブロックを積むのであるが、そのためにはブロック4枚分の長さと幅より少し大きめの基礎を打たねばならない。
    ブロック1枚は、D120 x W390 X H190 mm となっている。ブロックをつなぐ目地を計算に入れるとテラスの幅は 1600mm となる。高さは、地面が傾斜地になっているので、高いところでブロック5枚分 1000mm である。
    基礎を打つ部分は火山灰や腐葉土で柔らかいから、すこし深めに掘って小石やガラを入れた。その上に処理に困っていた古いテラスの柱だった錆びた鉄アングルを寝かせた。
    プロによれば、そのような鉄アングルを入れておくことでブロック壁が沈むことを防げるらしい。
    その上からバラスを入れ、上からコンクリートを流し込むよう盛った。このコンクリートはトロ舟の中で練ったのだが、この作業は介護保険第1号被保険者となっている老人にはつらいのでプロ任せだ。
    この基礎を打った時点で1日目の作業は終わりになった。

  3. 壁に墨線を引く:クリックすると大きな写真になりますブロックの基礎:クリックすると大きな写真になりますブロックを積む:クリックすると大きな写真になりますできあがったデッキの基礎:クリックすると大きな写真になります
  4. 2日目は、朝8時から作業開始。職人さんの世界は朝が早い。3本のブロック壁の各一段目から積み始める。先ず、壁に近い方から墨線に合わせてレンガコテで盛ったモルタルの上にレベルで水平を確かめながら、ブロックを置いていく。
    2段目を積んだ時点で、3つの壁が平行かどうか確認すると真ん中の壁が1cmほど歪んでいることが分かった。もともと基本線となる家の壁の直角・直線が少し歪んでいるのが原因らしい。
    少し大きめのベニア板で直角を確認して、ブロックの位置を修正した。まだ、モルタルが乾いていないので修正が可能だった。
    このような直角を測定するときには、職人さんは便宜的にコンパネを使うことが多いそうだ。また、ブロックが直線に並んでいるかを確認するには、たこ糸の両端にブロックにかけられるようになった木片をつけた冶具を多用していた。これは便利である。
    このように節目節目で正確性を確認することが大事のように思われた。
     強度補強のための鉄筋は縦に2本入れ、横は家の壁にドリルで穴を開け壁の内側から4枚目まで鉄筋を通した。
  5. 昼前に、三列のブロック基礎ができあがった。
    これを基礎にしてウッドデッキを DIY する予定であるので、ブロック上部に根太を取り付けるためのボルトとデッキ・フェンス用の支柱を立てるためのボルトを埋め込んだ。
     根太の上には、積雪を考えて取り外しがきく大きなすのこ様のものを置く予定である。
    家の根太に張り付いている汚い鉄アングルは取り外す予定である。

 ブロック基礎の上に渡す長さ 360cm の根太角材は、プロが近くの木材屋で手当てし、運んでおいてあげると約束してくれた。長尺物や重量のあるものの運搬は、素人ではとんでもなく手間がかかるから、うれしい申し出である。
 今回の費用は、材料費と職人さんの手間を含めて3万円ちょっとで賄えた。私たちが助手をして丸1日で作業が終わったことが大きい。職人さんの手間賃は高騰しているのだ。

ベニシジミ:クリックすると大きな写真になります 夏には、陽の当たらない北側のこのテラスが快適となるはずである。なんとか夏までに仕上げたいものである。

ウスバシロチョウ:クリックすると大きな写真になります デッキ基礎の完成を祝してパートナーとビールで乾杯しながら少し遅い昼食を、先日できあがったゲレンデ側のデッキで摂っていると、群生しているタチツボスミレのあたりをあまり見かけない蝶が数多くヒラヒラと舞っている。
 車にしまい込んでいた Nikon D70 を取り出して追いかけた。羽を休める時間が短いので、なかなかシャッターチャンスがなかったが、幾枚かがファイルに残っていた。名前が分からないので、Studio YAMAKO のオーナーに問い合わせるとすぐに、ウスバシロチョウだと教えてくれた。同じ場所に、ベニシジミも飛んでいた。 ベニシジミは年3~4回は発生するが、ウスバシロチョウは年1回今頃だけに発生するそうだ。例年連休明けのこの頃には、あまり山小屋に訪問したことがないので、見かけなかったのかもしれない。蝶にそれほど関心がなかったせいもあるだろう。

2009年5月13日

隠居のDIY:立水栓を修理する

修理前の立水栓:クリックすると大きな写真になりますパネコートで作ったカバー:クリックすると大きな写真になります プロに作ってもらったウッドデッキの片隅にある枕木用材木を利用した立水栓が、腐ってみすぼらしくなってきた。しょっちゅう水がかかるような場合は、防腐剤を塗布していても木材はやはり弱い。

 以前に庭の立水栓を作ったときの要領で、InterFIX というブリック貼りのカバーをかけることにした。これなら、防水効果は前のものより大きいだろう。

 枕木ライクを包むカバーは、パネコートのつるつるした面を内側にして、コースレッドで接合した箱状のもの作った。水道栓が出る部分はホールソーでくりぬいた。

 InterFIX というブリックを貼るには、アドメチボンドというこのブリック専用の接着剤を使うことが奨められているが、これが高い。それで、裏の花壇の枕木にブリックを貼ったときと同じように、セメントで接着してみることにした。アドメチボンドを使うようにセメント・ペーストで貼ってみた。一見上手くいったように思えたが、実際に立てたものに振動が加わると2~3枚が剥がれ落ちた。コンパネ裏側の地とブリックにたっぷりのセメント・ペーストを塗って、揉み込むように貼り、時間をおいて乾燥させる必要がある。

ウッドデッキの立水栓:クリックすると大きな写真になります このような作業をするときは、水道の元栓を一時的に止める必要がある。写真で見れば分かるように、この立水栓には小鳥の形をした蛇口がついている。作業の手順として、この蛇口を取って止め栓で水を止めておかねばならない。それでなければ、長時間家の水道を止めることになる。止め栓で水を止めて水道を開栓してみると、塩ビパイプVP管(グレー)L型コネクター部分が外れてしまった。持っていた接着剤で修理してみたが、水圧がかかると駄目である。VPパイプが古くなっていたのかもしれない。これでは開栓ができないので、あわててホームセンターに走った。立ち上げのパイプは黒色のHVP管が使われているので、これに合わせてHVPのL型コネクターと継ぎ手、HVP用の接着剤を購入した。つけかえたらうまくいった。水道管の工事は、山小屋で何回もやっているのでなれている。

 最後の仕上げに小鳥の蛇口をつけたが、水の出る口を真下に持ってくるように締め付けるのが難しい。結局ふつうは巻く回数を時計回りに6回程度とされているシールテープを多めに巻いて調節するとうまくいった。習うより慣れろである。

 仕上げのときにセメントペーストを埋めなおすなどいろいろと手をいれたので、あまりきれいではないが手作り感がでてまあいいかと自らを慰めている。