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Atelierで“iTunes”が含まれるブログ記事

2011年8月11日

隠居のスマートフォン備忘録:(3)Xperia acro で音楽(mp3)を楽しむ


 今まで、自分が収集した音楽ファイル(mp3 ファイル) を戸外や車の中で楽しむには、初期の iPod shuffle や iriver portable mp3 player を長年使ってきた。

 スマートフォン Xperia acro は小さなノートパソコンみたいなものであるから、もちろん音楽ファイル(mp3 ファイルなど) を保存し、再生することができる。Xperia acro SC-02C の内蔵メモリー(RAM)は 512MB であるが、初期にインストールされているソフトなどで、空き容量は 255MB くらい(ホーム画面のメニューボタン⇒ストレージで確認できる)だそうだ。ただ、外部メモリーとして、microSDHC で最大 32GB をもつことができる。しかも、microSDHC 32GB が同梱されている。iPod や iriver では、1GB のものを使っていたから、それに比べれば、保存容量を気にしなくてすむ。ただ、microSDHC には、写真や動画も保存することになるのでむやみに大量に保存できるわけではない。

 私は音楽ファイルの処理は、パソコンで行っている。音源は様々である。古い LP レコードから mp3 ファイルを作ったりeMusic(現在、日本からはダウンロードできない)や Amazon から Net 購入した曲や CD をデジタル化した曲である。クラシック、カントリー、Jazz、Pops などの曲が、Windows Media Player のライブラリーにデータベース化されている。アーカイブの数は数えたことはないが、30GB程度になった。
 iPod やiriver portable mp3 player (車で mp3 ファイルを聞くときに使っている)は、パソコン本体とUSB 接続でファイルを入れ替えるが、iPod では iTunes というApple のソフトを、iriver では iriver Music Manager というソフトを使わなくてはならない。その点、Xperia acro では、USB メモリーと接続するのと同じように、パソコン本体でひとつのドライブとして(SC-02C というドライブ名で)に認識されるので、その下にある music というフォルダーに本体のフォルダーまたはファイルをコピペすればよい。極めて簡単である。
 コピペした mp3 ファイルは、music フォルダー の下に、たとえホルダーを作ってコピペしても、すべて一緒にアーカイブとして保存されるようだ。Xperia acro での「ミュージック」アプリでは、これらのアーカイブを「アーティスト」、「アルバム」、「トラック」、「プレイリスト」と分類してくれる。「トラック」で表示される曲は、music フォルダー にアーカイブされているすべての曲である。「アーティスト」では、mp3 ファイルの ID3 タグに持っている情報の artists 別に、「アルバム」では ID3 タグに持っている情報の album 別に表示される。また、「トラック」を表示しているときに、例えば jazz で検索してみるとID3 タグのジャンルに持っている情報がjazz の曲もヒットするようである。これらをうまく使えば、自分で作成することになっている(Xperia acro の中で)「プレイリスト」にjazz というようなジャンルで曲を集めることができる。
 「プレイリスト」は、「アーティスト」、「アルバム」、「トラック」のどの画面でも、トラックあるいは曲を選択(タッチ:長押し)すると出てくるポップアップ画面で表示される「プレイリストに追加」をタップすると出てくる「プレイリスト」の画面で、「新規プレイリストの作成」をタップして、新しい名前を入力する。すでにあるプレイリストに追加する場合は、プレイリストをタップすればよい。 
アーティスト画面;クリックすると大きな写真になりますアルバム表示画面;クリックすると大きな写真になりますトラック表示画面;クリックすると大きな写真になりますプレイリスト表示画面;クリックすると大きな写真になります
アーティスト表示画面
アルファベット順に表示される
ID3 タグにアーティスト名がないファイルは、不明なアーティストとして表示される
アルバム表示画面
アルファベット順に表示される
アルバムジャケットの情報が得られる場合は表示される
トラック表示画面
アルファベット順に表示される
microSDHCに保存されている全曲が表示される
プレイリスト表示画面
作成したプレイリストが表示される
もちろん日本語にも対応している


車載用のフォルダー;クリックすると大きな写真になります 私の乗っている古い車では、mp3 ファイルを再生するようなオーディオはついていない。従って、車で mp3 ファイルの音楽を聴くには、少々の工夫が必要である。下記のエントリー【車でMP3を聴く】で書いたように、カセットデッキ式のトランスミッター(私の古い車には、カセットデッキがついている)を iriver portable mp3 player につないで聴いていた。このデバイスを置くための適当なフォルダーがなかったので手作りのものを作っていた。今回、スマートフォンからも、同じようにカセットデッキ式のトランスミッターにつないで、聴いている。幸い、Xperia acro には、車載用のフォルダーが市販されている。
 なお、スマートフォンでの電話・メールの着信音に、ミュージックのトラックから選択できる。ケイタイでは、下のエントリー【隠居のケイタイ:録音した野鳥のさえずりを着信音にする】で書いたように、かなり難しい操作が必要である。Xperia acro では、例えば 小鳥のさえずりを mp3 化して、ミュージック・トラックに取り込めば簡単にできる。

関連するエントリー


 

2007年11月23日

11月のJazz ダウンロード:You'd Be So NiIce To Come Home to

 11月にダウンロードする Jazz のトラック名は、[You'd be so nice to come home to] と10月のダウンロードが終わった時点で決めていた。いつも参考にしている「内藤遊人」さんの「はじめてのジャズ」の「聴いておきたい名盤」欄で紹介されている [Clifford Brown] と [Helen Merrill] の共演である [You'd be so nice to come home to] が名演と誉めてあったからである。
 eMusicでサーチすると2002年2月に [You'd be so nice to come home to] をダウンロードしたときはたったの8曲であったが、今回は 70Album がヒットした。これらの曲は、以前に紹介したようにeMuisc remote でダウンロードした。しかし、目的とする二人の共演の Album は見つからなかった。 iTunes Store でサーチするとヒットしたので、配信購入した。聴いてみると、内藤さんが言うように、いつかどこかのCMで流れていた懐かしいメロディーである。購入した曲を MP3 に変換する作業については、11月3日のエントリーに記した通りである。
 新しくダウンロードすると同時に、この中から1曲を選んでRadio Senbokuの Playlist に追加する。そのときに、何曲かを入れ替えてきたが、今回は全面的に改定してみた。Jazz Collection Listを保存しているDVDの各トラックから新たに1曲ずつ選択した。各トラック名で web search (主に、Wikipediaであるが)をして、そのトラックに関連深い Artist のファイルをバックアップしている CD の番号をつけながら、新たに作成したなフォルダーに整理した。例えば、今月の [You'd be so nice to come home to] は、31枚目のCDにバックアップする予定なので、[31_1_Helen Merrill With Clifford Brown_Helen Merrill With Clifford Brown_You'd be so nice to come home to] というファイル名にした。このように整理したフォルダーから、Live365Radio Senbokuの Playlist にアップロードした。Live365 にはトータルで 200MB の制限があるから、収載できたのは降順で、31_1 から 13_1 の [Les Brown_Essential Baroque_A Good Man Is Hard To Find] までの 75曲である。整理している順序は特に文脈があるわけではないので、雑多な曲が無秩序に並んでいる。流している曲のリストは、エクセル・シートにしている。来月には、新たに別の Playlist を作成してRadio Senbokuを更新する予定である。
 ジャズがお嫌いでなければ、BGM としては快適と思うので、Radio Senbokuにチャネルを合わせて見てください。

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4 ジャズに興味がなかった人も楽しめる

2007年11月13日

eMusic Remote でのダウンロード

 2003年の8月から続いているeMusicからの Jazz ダウンロードを今月も実施した。eMuisc での曲あるいはアルバムのダウンロードには、eMuisc が提供している Down Load Manager というダウンロードを容易にしてくれるソフトを使ってきた。先月から、これとは別にeMuisc Remoteというβ版のソフトが提供されている。先月は、あまり良く理解しないままなんとか使った。今回のダウンロードで少しトラブルがあり、いろいろと試行錯誤してみた。 eMusic という音楽配信サイトさえあまりよく知られていないので、 eMuisc Remote というソフトの扱いについては、日本語ページではほとんどヒットしない。備忘録として、その操作法を書き留めておきたい。数少ない eMuisc ファンに少しでもお役に立てば幸いである。
Down Load Manager は eMusic サイトからダウンロードして、インストールしておくと、曲やアルバムのダウンロード・ボタンをクリックしたときに自動的に起動して、あらかじめ指定しておいたフォルダーに、あらかじめ指定したID3 Tag利用ファイル名で保存してくれる。 このとき、 eMusic サイトへのアクセスはなんらかのブラウザーからURL指定する。 eMuisc Remote は、このような方法と異なって、Apple の iTunes とほぼ同じ操作になる。以下、私が利用している操作法を書き留めておく。

  1. あらかじめダウンロード、インストールしておいた eMuisc Remote アイコンをクリックすると Itunes と同様の画面が表れる。
    start_1.jpg
    Screenshot 1(クリックで大きな画面が出ます)
  2. 右上の Login ボタンからログインするとあと何曲ダウンロードできるかのようなことを示す私のアカウント情報画面が表れる。
    start_2.jpg
    Screenshot 2(クリックで大きな画面が出ます)
  3. この画面のサーチボックスで、例えば、 Track 名で "You'd Be So Nice To Come Home To"を search するとその track 名を含むアルバムの一覧が表示される。
    start_3.jpg
    Screenshot 3(クリックで大きな画面が出ます)
  4. この一覧からダウンロードしたいアルバムをクリックすると、該当アルバムの詳細画面が現れる。
    start_4.jpg
    Screenshot 4(クリックで大きな画面が出ます)
  5. 曲の横のダウンロード・ボタンをクリックするとダウンロードが始まる。ダウンロードが完了すると右下隅に下のような [Downloading Complete !] という小さなポップアップウインドーが2?3秒間でる。また、左メニューの上部 [Download Manager] の左アイコンの表示でも確認できる。
    start_7.jpg
  6. ダウンロードした曲は、 [Download Manager] の track view で確認できる。その画面上部にあらかじめ指定しておいたフォルダー名が出ているので、これをクリックすると保存されていることが確認できる。
    start_6.jpg
    Screenshot 5(クリックで大きな画面が出ます)

 私の場合、以前のエントリーでも記載しているように、気になった Track (曲)名で検索してヒットしたアルバムから収集しているのでややこしいが、Album 一枚をダウンロードするのはもっと簡単にできるはずである。このようにして収集した曲は、曲名毎のフォルダーに保存している。Jazz は、この同じフォルダーの曲をズーと流しても飽きないのがいいところである。

2007年11月 5日

隠居、iTunes配信曲をmp3へ変換する

 音楽配信サービス利用は、多分かなり早くからやっている方だと思う。私が愛用しているサイトは、eMusic というサイトである。eMusicというサイトの特色については、amnesiac's music box というブログの最近のエントリーで詳しく紹介されているので、そちらをみて欲しい。
 私のカウントの Payment History を見ると一番初めの支払いは 2003/08/14 6:24:49 EMusic 12-month ($9.99/month automatic billing, minimum 12 month commitment) となっている。その頃は、月10$を払えば、無制限にダウンロード(DL)できた。 その後段々と高くなってきたが、他の配信サイトに比べれば相当に安い。大きなレーベルが所有する曲の収載がないことも起因していると思うが、minimum な契約では月$9.99 で30曲DLできるから、1曲は$0.333(約¥40弱) となる。iTune Store の1曲¥150 に比べれば断然安い。それに、配信ファイルの形式はDRM(Digital Rights Management:デジタル著作権管理)フリーの mp3 だから、DL後の処理がいろいろと便利である。
 私の趣味の一つである Jazz Collection は、ほとんど、このeMusicサイトからの DL である。(DLの方法など、詳しくは Jazz Collectionのリンク先から辿ってください。)Jazzであれば特にこだわりはないので、DL元は eMusic で十分なのであるが、時にして iTune Store から DL したい曲も出てくる。この iTune Store から DL した曲はDRM が付してあるが、iTune+iPod の世界では非常に便利にできている。だが、 mp3 ファイルに変換しておくことは、何かにつけて便利である。DRMフリーの mp3 ファイルに海賊的ではなしに変換するには少々の手続きが必要である。今回、試してみたので、その方法を備忘録的に書き留めておきたい。ただし、特殊な収集をしているので一般的でないかもしれない。

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2007年4月30日

Live365が危うい

  Live365.comで私のように個人的に Internet Radio局を開設している Small Station が危うくなっている。このあたりの事情は、日本語では「マイコミジャーナル」というサイトのコラムに以下のように引用としてはいささか長いがで紹介されている。詳しくは英語であるがLive365の専用ページで見て欲しい。
 連邦政府のCopyright Royalty Board(CRB)の要求する年間最低でも 500$ も負担するのは、いくら趣味とはいえ限度を超えている。Toshibo さんの Radio Setagaya のように、それらを負担し開設されておられる方もあるが。
 Live365のキャンペーン ”SAVE Internet RADIO"に同調して、私のブログにもバナーを設置した。

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2007年3月 6日

Downloaded Jazz in March:"East Of The Sun"

 月が替わったので、新しいテーマのJazz をダウンロードした。今月は、村上春樹の「国境の南、太陽の西」からの連想で、"East Of The Sun"を選んだ。eMusic で検索してみると 80album あまりヒットした。だんだんと契約レーベルが増えているようだ。月40曲の契約では足りない。前月の残りと新たに求めた booster pack とで、なんとか用足りた。1曲50?足らずである。
 iTunes Store で検索してみると、殆どは重複しているが、Diana Kral など eMusic でヒットしないアーティストの分があったので、1曲150円と高いがダウンロードした。 iTunes Store でのダウンロードは、ファイル形式が cda で音楽CDの曲をそのままコピーしている感じである。HDDに保存できる方法もあると思うが、普通にはダウンロードした曲は空のCDに保存するように求められる。どうも、CD丸ごとダウンロード購入がお勧めの感じである。そうすれば、保存したCDはそのままオーディオ・プレーヤで再生できる。音楽CDを買う替わりの方法と考えれば簡単にしてあることになる。
 ただ、私のような目的で ダウンロード購入する人は誰もいないだろうが、iTunesStore からダウンロードしたファイルの処理はやっかいである。まず、MP3ファイルに変換しなければならない。それと、アーティスト毎、アルバム毎にフォルダーが作られるから、私のようにテーマ毎にフォルダーを作るときにはファイル名をユニークにするためにファイル名変更しなければならない。 
 iTunesStoreで納得できないのは、米国サイトでは1曲99?で今の為替レートからいけば日本より安い(それでも eMusic に比べれば倍近く高い)のだが、日本人は買えない。(アメリカに住んでいることにすれば買えるかもしれないが) どうも日本で音楽を求めるのは高い買い物なのだ。

2006年12月19日

I'll Remember April : 今月のジャズコレクション from eMusic

 以前にも書いたように、eMusic というサイトから Jazz を毎月定期的にダウンロード(DL)している。契約は、 minimum の月$9.99で40曲DLである。最近、新規の契約では値上げされて30曲に減らされている。この曲数で足らない場合は、Booster Pack というサービスがあって、16$払えば50曲追加できていたが、これも値上げされて30曲になった。iTune(1曲最低150円) などに比べると格安だから、他からの突き上げがあるのかあるいは経営が思わしくないのかもしれない。
 今月は、Bebop でよく演奏される I'll Remember April という曲をサーチしてDL した。この曲はよく Jam Session に取り上げられており、1曲あたりの演奏時間が長い。Jazz の場合、1曲の時間は3?4分であるが、この Track の場合 DL した85曲のうち10分以上の曲が6曲もあり、1曲あたりの演奏時間は平均6分にもなる。演奏時間が長いことが必ずしも良い演奏とは限らないが、1曲いくらの世界では、なんとなく得した気分になっている。ところで、この I'll Remember April は、Miles Davis, MJQ, Bill Evans, Chet Baker, Lee Konitz などそうそうたる Artist のレコーディングが DL できてご機嫌である。Jazz Collection List に追加した。サンプルの音は、Frank Morgan である。
(追記:2007/10/3)著作権違反に触れるおそれがあるので、サンプル音は停止している。