Studio YAMAKOで“ウスバシロチョウ”タグの付いているブログ記事

2018年6月 6日

南足柄 最乗寺から夕日の滝へ 5月1日

7?8年前から、南足柄へは毎年5月10日前後に出かけている。ところが今年はチョウの発生時期と花の開花時がちぐはぐである。今回は桜から始まった花の開花時期が早いので、少し早めに行ってみることにした。花はフジ、シャクナゲが適期を迎えているが、ツツジの開花は遅いようだった。一方、チョウはウスバシロチョウは例年より少ない。黒いアゲハは、新鮮なオナガアゲハが多かったが、ジャコウアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハは少なかった。
 例年は先に夕日の滝へ行き、ウスバシロチョウや運が良ければ、ツツジの花で吸蜜するミヤマカラスアゲハなどを撮ってから、大雄山最乗寺へ行くが、今回は先に最乗寺へ行った。今年は5月の1日、2日を休めば9連休になる。この日も駐車場は空いているかと心配して行ったが、最乗寺も夕日の滝もそれほどではなかった。
 収穫は、シャクナゲに来たオナガアゲハの♂くらいであった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.モミジの実 最乗寺
最乗寺 瑠璃門の石段。新緑のモミジの枝の先に赤い竹トンボの羽のような、果皮の一部が平らな翼状に発達した果実が付いている。花が先に咲くのだが、地味で目立たない。そのあとに出てくる翼果が赤くてまるで花のようだ。翼の生えたような形状は、風によって親木から離れたところへ運ばれるためである。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 51mm ISO1000 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.オナガアゲハ -1 最乗寺
境内の白いツツジの花にオナガアゲハが来た。新鮮な個体である。蜘蛛の糸に掛からないか心配になった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 110mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.松平大和守直基の墓 最乗寺
チョウもなかなか現れないので、境内の建物や史跡などを見学した。 多宝塔の下に松平大和守直基の墓があった。 松平大和守直基は徳川家康の次男である結城秀康の五男に当たる。つまり、家康の孫だ。直基の墓が最乗寺に建立されたのは、徳川将軍家と最乗寺の関係の深さもさることながら、直基自身が大雄山最乗寺に信仰が深かったことに由来すると考えらえているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 10mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4. オナガアゲハ -2 最乗寺
まだ、あまり咲いていないツツジだったがオナガアゲハが吸蜜に来た。きれいな個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 210mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5. オナガアゲハ -3 最乗寺
シャクナゲの花は適期だった。そのシャクナゲにオナガアゲハが寄ってくる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 210mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6. オナガアゲハ -4 最乗寺
前の写真と同じ個体。裏面の赤い斑紋が美しい。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 210mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7. オナガアゲハ -5 最乗寺
良いタイミングでシャッターが切れた。オスに見られる後翅前縁の白紋が鮮やかだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 210mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.オナガアゲハ -6  最乗寺
しばらく撮らせてくれたオナガアゲハは別のシャクナゲの花に移った。時間は9時40分ごろだったが、この後、オナガアゲハは飛んではいるが、ほとんど花に来なくなった。 ♀のオナガアゲハの後翅翅表外縁に連なる赤い紋は大きく、とてもきれいで魅力的なのだが、この日、♀は見ることができなかった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 210mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.シャクナゲの花  石楠花、石南花  最乗寺
シャクナゲとはツツジ科ツツジ属 (Rhododendron) 無鱗片シャクナゲ亜属、無鱗片シャクナゲ節の総称である。変種、品種が多く、多種類の花がある。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 210mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.鐘楼 最乗寺
鐘楼もゆっくり見たことはなかったが、よく見るとその柱には龍の彫刻が施されている。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 10mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.真っ赤なシャクナゲ  最乗寺
いま、シャクナゲは適期だ。真っ赤なシャクナゲがひときわ鮮やかだった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.フジ  最乗寺
本堂に上がる左側にフジ棚がある。このフジの花にジャコウアゲハが来るのではないかとしばらく待ったが、駄目だった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 28mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.ケーブルカー  最乗寺
最乗寺にケーブルカーがあったとは知らなかった。どうやら本堂の裏手あたりから、御真殿へ上がっていく。このケーブルカーは参拝客用ではなく、どうやら寺の業務用に使われているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 78mm ISO1000 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.奥の院への階段  最乗寺
結界門から三面大黒殿の脇を上がっていくと、さらにその先に、この奥の院への階段がある。 ホームページには、鬱蒼とした老杉に囲れた350段余りの階段を登ると、御本地十一面観世音菩薩(当山守護道了大薩の御本地)が奉安されている奥の院につくとある。大雄山のもっとも高い所に位置する奥の院へは、沢山の参詣者がこの階段を登られてお参りに来るとあったが、今回は、上がるのはご辞退申し上げた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 13mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.御真殿(妙覚宝殿)  最乗寺
奥の院への階段を左手に見て、前に進むと御真殿(妙覚宝殿)につく。 結界門をくぐったところからは、すぐ右手の77段の石段を登ったところだ。 当山守護妙覚道了大薩をご本尊に大天狗・小天狗が両脇侍として祀られている。朝晩の祈祷から日中の特別祈祷が修行される道場とある。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.御真殿(妙覚宝殿)の石段  最乗寺
これは結界門から御真殿へ上がる77段の石段だ。この石段を下りてきた。威徳神通道了大薩捶と書かれた旗が立ち並んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 20mm ISO1000 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 17.オナガアゲハ -7  最乗寺
鐘楼の近くまで下りてくると、白いツツジの花にオナガアゲハが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.碧落門とシャクナゲ 最乗寺
例年は境内からこの碧落門を出たところに咲くツツジの花に、黒いアゲハが来ているのだが、今年はツツジの花が咲いていなかった。シャクナゲの花が瑞々しい。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.ウスバシロチョウ -1 夕日の滝
大雄山最乗寺を切り上げて、夕日の滝へ移動した。地蔵堂のところにある大きな駐車場に車を止めたが、さすがにゴールデン・ウィークで、いつもより駐車している車が多かった。ここから15分ほど歩くと夕日の滝のキャンプ場に着く。そのキャンプ場の駐車場は、止まっている車が少なかった。途中、ハルジオンが咲く原っぱにウスバシロチョウが舞っていたが、撮れなかった。やっと撮れたのは、夕日の滝の入り口で、葉上に静止したこの1頭だけだった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20. ウスバシロチョウ -2 夕日の滝
前の写真と同じ個体。寄って撮った。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.夕日の滝 -1
昨日の雨のためか水量が多かったように思う。シャッタースピードを遅くして撮った。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オート( f3.2 1/50秒 9mm ISO100 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.夕日の滝 -2
滝壺は大きくないが、水はきれいだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オート( f3.5 1/30秒 13mm ISO100 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 23.夕陽の滝 -3
自転車で来ていた3人の若い人たちが、滝の前で冷気を浴びていた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 24.ジャコウアゲハ 夕陽の滝
駐車場の脇に咲くツツジの花にジャコウアゲハが来ていた。気持ちが悪いという人もいるが、胴の赤が良く目立つ。後翅の一か所にだけ日光が当たっていた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4 1/500秒 187mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 25.「万葉うどん」 夕陽の滝
地蔵堂の先に「万葉うどん」という店がある。今日はここで昼食にした。ハイキングのお客さんでにぎわっていた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段


2018年3月22日

蝶 自選年間ベスト10 (?15) 2017年

十分なチョウの撮影ができない1年だったが、そんな中でも、春には久しぶりにアオバセセリに会うことができた。また、一度は撮っておかなければいけないと思っていたホソオチョウも撮ることができた。
 昨年と同じく、クジャクチョウやキベリタテハといった高原のタテハチョウたちは極めて少なかった。インターネットでチョウ愛好家の方々のブログを閲覧しても、これらのチョウの不作が伝えられた。7月に、オオムラサキセンターへ行った帰りに、勝沼から日川渓谷沿いに、大菩薩嶺の山麓を走る林道に入ってみた。この時に新鮮ななフタスジチョウを撮れたことは収穫だった。 9月5日にも、今度はキベリタテハを狙って同じ所へ行ってみたが、 チョウ愛好家がよく利用するペンションのかたに伺ってみても、キベリタテハはわずかしか見られないとのことだ。アサギマダラとくたびれたミドリヒョウモンの♀がマルバダケブキの花に来ているくらいで、めぼしいチョウは何もいない。
  7月の20日ごろ、友人御夫婦とドライブ旅行で、鹿沢、湯ノ丸、池之平へ行ったが、そこでは少し最盛期を過ぎていたものの、ミヤマモンキチョウも撮影できた。また、アイノミドリシジミの乱舞に遭遇したことも収穫だった。

クリックすると大きくなります。 1.トラフシジミ 春型 2017年4月4日 神奈川県相模原市
この年もギフチョウを撮りにいつものところへ出かけたが、ギフチョウは発生が遅れているようで、個体数が少なくて、よい写真は撮れなかった。これは梅の花に来たトラフシジミ。春型は裏面の白帯が鮮やかである。トリミングしている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/800秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 2.ホソオチョウ ♀ 2017年4月28日 埼玉県嵐山??
韓国からの人為的な移入種だが、一度は撮ってみたいと思っていた。♂も飛んでいたが痛んでいる個体が多い。弱々しく飛んでは止まる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro??
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 3.アオバセセリ 2017年5月2日 八王子市郊外??
連休の合間にアオバセセリを撮りに行った。ここでアオバセセリに会えたのは5年ぶりだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/250秒 300mm ISO220) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 4.クロアゲハ 2017年5月8日 八王子城跡????
羽化したばかりと思われるクロアゲハの♀が、ミツバウツギの花に絡んでいた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
?? プログラムオートで撮影(f6.3 1/250秒 300mm ISO1400)露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 5.ミヤマカラスアゲハ 2017年5月11日 南足柄夕日の滝付近????
南足柄の夕日の滝の駐車場で、ここでは久しぶりにミヤマカラスアゲハにあった。しかし、大きく破損していて、そのまま画にするのは可哀そうだ。トリミングして破損しているところを切り取った。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/320秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
180322_006.jpg 6.ウスバシロチョウ 2017年5月22日 八王子城跡
この年は南足柄では、その個体数が少なく、ウスバシロチョウを撮ることができなかった。八王子城跡でシーズン最後にリベンジだ。300mmの望遠端開放で近づいて撮ったが、何とかシャープに撮れた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/800秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 7.ウラゴマダラシジミ 2017年6月5日 舞岡公園??
舞岡公園を歩いていて、目の前の池の端で咲くウツギの花でウラゴマダラシジミが吸蜜しているのを見つけた。夢中で吸蜜していて近づいても動かない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro??
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 8.フタスジチョウ 2017年7月8日 日川林道??
オオムラサキセンターへ行った帰りに、キベリタテハが多いという大菩薩嶺山麓の日川峠へ、偵察に行ってみた。キベリタテハ発生には時期的にまだまだ早いので会えないのは当然である。ここ数年、キベリタテハなどタテハが少なかったが、2017年は回復しつつあるという情報もある。途中の日川林道でフタスジチョウのきれいな個体を撮影できた。9月5日にも今度はキベリタテハ狙いで同じ所へ行ったが、収穫はなかった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/250秒 300mm ISO360) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 9.ミヤマモンキチョウ♀ 2016年7月20日 長野県東御市????
ミヤマモンキチョウが確実に撮影できるところはわかったのだが、ただでさえ、敏捷に飛び回るのに、そこはなかなか撮影しにくい場所だ。♂は擦れてきていたが、♀は新鮮な個体が多かった。トリミングしている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18- 300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/640秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 10.パリのモンシロチョウ  2017年8月7日  バリ自然史博物館植物園??????
久しぶりのヨーロッパ旅行で、パリに寄ったとき、マダム・フルニエが1916年から52年にかけて収集した膨大なミイロタテハの標本を見ようと国立自然史博物館へ行った。残念ながら、ミイロタテハの標本の展示はなかったが、博物館の前に広がる植物園が楽しませてくれた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18- 300mm F3.5-6.3 DC MACRO????????
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/320秒 300mm ISO280) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 補1).アイノミドリシジミ  2017年7月21日  群馬県鹿沢高原????????
群馬県側から湯の丸高原の地蔵峠へ行く途中に鹿沢園地というところがあった。車を止めて歩いてみると、緑色の金属光沢に輝くゼフィルスの乱舞に出会った。アイノミドリシジミのようだ。トリミングしている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/160秒 161mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 補2). パリのモンシロチョウ  2017年8月7日  バリ自然史博物館????????植物園
日本のモンシロチョウに比べて、前翅先端が鋭角にとがっている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18- 300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/2000秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 補3).ツマグロヒョウモン♂ 2017年10月8日 舞岡公園??
今年は舞岡公園で、ツマグロヒョウモンが少ないと思っていたが、秋になると多く見られるようになった。普通種ではあるが見栄えのするチョウだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro??
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段


2018年3月19日

蝶 自選年間ベスト10 (?14) 2016年

振り返ってみて、2016年は今までに経験したことのないほど蝶が少ない年だった。4月までは平年通りで、ギフチョウをはじめとして、発生すべき時期に発生していたが、5月、裏高尾のアオバセセリは1頭も見ることができなかった。ミツバウツギの白い花が、いつもの時期に咲いていない。早く咲いてしまったのだろうか。箱根湿生花園のミドリシジミも例年の適期に行ったのに全く見られなかった。
 信州の蝶も少なかった。この年も3回ほど信州へ行ったが、特に信州を代表するクジャクチョウや、キベリタテハが見られない。地元の愛好家の方も、ヒョウモンチョウの類も少ないと言って嘆いておられた。
 私がフィールドにしている横浜市戸塚区の舞岡公園でも5月、6月のゼフィルスをはじめとして、概して蝶が少なかった。
 考えられる原因として、今年は幼虫の時期に気温が高かったので、幼虫の生育に支障があったのかもしれないということを何かで読んだ。

クリックすると大きくなります。 1.キタテハ斑紋異常 2016年3月5日 舞岡公園
3月初めの暖かい日に近くの保土ヶ谷公園にP610を携えて出かけた。キタテハの 越冬した秋型が数頭飛んでいた。約3週間前にも暖かい日があり、保土ヶ谷公園に行ったが、その時にキタテハの異常型(斑紋異常)を見ていた。もしかして、そのキタテハ異常型に再会できないかと、飛んでくるキタテハを目を凝らして追っていたところ、その願いがかなった。後翅黒斑がつながっている。3週間前のと同じ個体と思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/800秒 72mm ISO100? )? 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 2.ギフチョウ 2016年4月6日 神奈川県相模原市
この時期、ここには多くの愛好家が集まる。その人たちと、離れたところで咲いていたミツバツツジにギフチョウが来た。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
180318_003.jpg 3.ツマキチョウ♀ 2016年4月15日 小石川植物園
アブラナ科のショカツサイはツマキチョウの食草の一つである。小石川植物園には多くのツマキチョウが飛んでいた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 4.ツマキチョウ飛翔 2016年4月15日 小石川植物園
小石川植物園では、セリバヒエンソウが紫色の花を咲かせていた。その花にツマキチョウの♂が口吻を伸ばしながらアプローチする。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 5.スミナガシ 2016年5月13日 裏高尾
この日の本命はアオバセセリだったが、ミツバウツギの花も咲いていなく、本命は現れなかった。この新鮮なスミナガシに会えたのが収穫だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/250秒 197mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 6.ウスバシロチョウ 2016年5月13日 八王子城跡
この年、例年のようには南足柄でウスバシロチョウを撮ることができなかった。これは八王子城跡で。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 7.オオミドリシジミ 2016年6月10日 八王子市郊外
ある方から八王子市郊外のオオミドリシジミのポイントを教えていただいたので行ってみた。現地に到着したのは8時ごろだったが、オオミドリシジミ♂が乱舞していて、時々若葉に静止して翅を開き、青味かかった緑色を輝かせる。マクロで撮れる距離には来てくれなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/125秒 236mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 8.羽化したばかりのベニヒカゲ 2016年7月24日 湯ノ丸高峰林道
湯ノ丸高原の地蔵峠から高峰高原の車坂峠へ抜ける林道で、冬はスキー場になるところがあるが、そこに羽化したてのベニヒカゲがいた。撮影日は7月24日。ずいぶん早い出現である。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/320秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ウラギンシジミの交尾 2016年9月28日 舞岡公園
横浜市戸塚区の舞岡公園では、秋になるとウラギンシジミが多くなり、しばしば交尾シーンにも遭遇する。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/640秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ツマグロヒョウモン 2016年11月5日 明神台公園
近所にある明神台公園に咲くキバナコスモには、秋の深まりとともにツマグロヒョウモンが吸蜜に集まる。飽きるといったんキバナコスモスから離れる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.ハクサンフウロに来たミヤマモンキチョウ♀ 2016年7月24日 長野県東御市
ようやく探した高山蝶ミヤマモンキチョウのポイントで撮影。一帯には食草のクロマメノキの群落がある。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/250秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.初々しいモンキチョウ♀ 2016年8月3日 舞岡公園
モンキチョウは草原を活発に飛び回るので、擦れた個体が多くなる。こんなに初々しい個体を見るのは珍しい。おそらく羽化したばかりなのだろう。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/640秒 185mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補3.ウラナミシジミ 2016年9月28日 舞岡公園
秋に多くなるウラナミシジミは食草でもあるハギの花に誘われる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補4.ヒメアカタテハ 2016年10月20日 舞岡公園
このチョウも秋になると多くあらわれる。成虫でも越冬するようだが、春にはほとんど見かけない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段


2017年6月15日

裏高尾 リベンジならず 5月22日

5月8日に裏高尾へ行ったときは3分咲だったミツバウツギは、5月14日(日)に開催された日本チョウ類保全協会主催の「春の裏高尾・チョウの観察会2017」のレポートでは、8分咲のミツバウツギにはアオバセセリが多く来て、ミヤマカラスアゲハも撮られていた。それならばと思って22日に再度出かけてみたが、すでに遅く、ミツバウツギの花はすっかり落ちていた。狙いは、アオバセセリ、クモガタヒョウモン、ミヤマカラスアゲハ、ミスジチョウだったが、全く成果なし。アオバセセリ、クモガタヒョウモン、ミヤマカラスアゲハは見ることもできなかったが、最後に寄った八王子城跡でミスジチョウが現れた。しかし、コンクリートの建物の壁に止まって写真にならなかった。
 アサギマダラ、モンキアゲハを目撃。ウスバシロチョウがまだ飛んでいた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.コジャノメ
前回5月8日と同じく、キャンプ場の近くで、林道を通る車や、トレッキングを楽しむ人たちの邪魔にならないように車を停めて、歩き始める。最初に現れたのはコジャノメだった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?500?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.サカハチチョウ♂ -1??
サカハチチョウの春型はまだ元気に飛んでいた。これは♂で、♀より斑紋にしまりがある。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?640?秒 300mm ISO?2??30???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.サカハチチョウ♂ -2
陽の光に透けて見える表翅の模様は黒の部分が映えて、夏型のようにさえ見える。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?640?秒 300mm ISO?2??30???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.サカハチチョウ??
何という花だろかと帰宅してから調べたところ、どうやらガクウツギのようだ。チョウはいないかと探してみたところサカハチチョウが吸蜜していた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels??
プログラムオートで撮影(? f?6.5 1/400秒 258mm ISO100? )? 露出補正-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ジャコウアゲハ♀
スーッと飛んできたジャコウアゲハの♀が、茂みの陰の葉に止まった。暗い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/125秒 179mm ISO300? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.アカタテハ
林道にアカタテハが飛んできた。路上に止まって吸水をはじめる。近寄って広角で撮ろうとするが、なかなか敏感だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/250秒 81mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.サカハチチョウ♀
林道の脇の日当たりの良い葉上に止まる。これは♀だろうと思う。サカハチチョウ春型はは5月の半ばを過ぎるとすこし翅が擦れてくる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/250秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ツマキチョウ♀ -1
ツマキチョウは4月のチョウだが、ここでは発生が遅れていたようだ。♀は♂よりさらに発生が遅れる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影(? ?f?6????????.3??? 1/?320?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ツマキチョウ♀ -2
前の画と同じ個体である。まだまだ擦れていない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影(? ?f?6????????.3??? 1/?1000?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ダイミョウセセリ -1
ダイミョウセセリが多くみられる季節になった。一昨年、石垣島の真栄里林道で見たクロセセリを思い起こさせる個体だった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影(? ?f?6????????.3??? 1/?400?秒 300mm ISO?2??00???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.アオスジアゲハ??
キャンプ場まで戻ってきた。ハルジオンの咲く草叢には、いつものようにアオスジアゲハが飛んでいた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?1000?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.イチモンジチョウ
今回も日影沢の後のあと、アオバセセリを求めて木下沢のミツバウツギのあるところまで行ってみるが、ミツバウツギの花はすっかり終わってしまっていた。林道には新鮮なイチモンジチョウが飛び、5月8日から2週間たつと、見られるチョウが変わってきている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影(? ?f?6????????.3??? 1/?800?秒 300mm ISO?2??00???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.コミスジ??
コミスジにしては少しい大きいなと思って期待して近寄って撮るが、残念ながらミスジチョウではなかった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? 絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?800?秒 300mm ISO?2??80???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ウスバシロチョウ -1
?? 木下沢でも成果はなく、八王子城跡へ移動した。ハルジオンの咲く草叢にはウスバシロチョウがいた。南足柄で思うように撮れなかったので、粘って数ショット撮った。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
??絞り優先??オートで撮影(? ?f?6????????.3??? 1/?800?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.ウスバシロチョウ -2??
前の写真と同じ状況で半開翅たところを狙う。SIGMA 18-300mm は300mmでも被写体との距離が39cmまで寄れるので楽だ。横着してしまう。開放300mmでもまあまあの写りが得られる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?800?秒 300mm ISO?2??00???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ウスバシロチョウ -3
少し位置を変えて、正面から狙ってみた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影(? ?f?6????????.3??? 1/?800?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ウスバシロチョウ -4??
時期的には少し遅いがきれいな個体だった。前に記したが、ウスバシロチョウは毒を持つムラサキケマンを食草としている。そのため鳥に狙われることが少ないのだろうか。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影(? ?f?6????????.3??? 1/1250?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.アカボシゴマダラ春型
駐車場の方からフワフワ飛んできた白いチョウが、樹に止まった。これもウスバシロチョウかと思って見ると、アカボシゴマダラだった。アカボシゴマダラの春型は、それほどまでに白く見える。5mくらいの高さのところに止まったが、P610のロングショットは有効だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.5 1/160秒 258mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.ダイミョウセセリ -2
草叢のハルジオンにはしばしばダイミョウセセリが訪れる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影(? ?f?6????????.3??? 1/250?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.ウスバシロチョウ -5??
御主殿からの戻り道で、ウスバシロチョウが下から吹き上げられてきた。その裏側を撮れた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/640?秒 300mm ISO?2??00???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.ミスジチョウ現る
そろそろ帰路に着こうと思い、「八王子」の「八」をイメージした八角形をしている鉄筋コンクリート平屋建てのガイダンス施設まで戻ってきて、裏口から入ろうとしたとき、ミスジチョウを見つけた。最後の最後に会えた。しかし、建物のコンクリートの壁に止まって絵にならない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/250?秒 300mm ISO?2??80???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.ミスジチョウ裏面
止まる位置を変えさせようと追ってみると、フェンスの向こうへ飛んでに行ってしまった。比較的近くの葉の上に止まったので、フェンスの網目からP610で狙う。何とか撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.5 1/250秒 258mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 23.ジャコウアゲハ♂ -1
駐車場に近いハルジオンの咲く草叢にジャコウアゲハがいた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/500?秒 300mm ISO?2??80???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.ジャコウアゲハ♂ -2??
時刻は午後2時過ぎ。そのジャコウアゲハは午後の日差しを浴びて、のんびりと吸蜜していた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影(? ?f?6????????.3??? 1/800?秒 300mm ISO?2??80???? ?) 露出補正? ?なし


2017年6月 3日

南足柄 ウスバシロチョウと黒いアゲハを狙う 5月11日

4?5年前までは、ウスバシロチョウの個体数は極めて多かった。どの個体を撮ろうかと目移りがしたほどだ。ところがここ数年、その数は少なくなったように思う。昨年などはここでウスバシロチョウの写真は1枚も撮れなかった。ハルジオンがいっぱい咲いていた草叢は、数年前に整地され、ゴールデン・ウィーク繁忙期の有料駐車場になっていて、今年もそこにはウスバシロチョウの姿は見られなかった。
 夕日の滝の駐車場に車を停め、そこに咲くツツジの花に来る黒いアゲハを狙う。真っ赤に咲くツツジの花に、ジャコウアゲハの♂に混じって、後翅裏面の白線が鮮やかなミヤマカラスアゲハが飛んできた。しかし、残念ながら大きく破損した個体だった。破損が無ければさぞ美しかったろうと思う。会えただけでも良かったと思おう。
 夕日の滝の駐車場に車を停めたまま、ハルジオンの草叢があったところへ、歩いて行ってみる。その草叢の縁にやっとフワフワ飛ぶ白いチョウを見つけた。
  大雄山最乗寺に移り、黒いアゲハ達を探すが、数は少なかった。フジの花にオナガアゲハとジャコウアゲハが吸蜜に来たが、オナガアゲハはシャッターチャンスを逃してしまった。

;クリックすると大きな写真になります。 13.スジグロシロチョウ
白いチョウが活発に飛んでいる。時々花に止まるチョウはウスバシロチョウではなくスジグロシロチョウだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f5.6 1/400秒 116mm ISO100)露出補正 0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.カラスアゲハ♀ -1
最盛期は終わっているが咲き残っているツツジの花には、黒いアゲハが飛んでくる。これはカラスアゲハの♀だが、破損している。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?? プログラムオートで撮影 (? ?f?6.3???????? 1/?250?秒 300mm ISO250???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.カラスアゲハ♀ -2
?? 前の写真と同じ個体。カラスアゲハ春型も既に破損した♀が飛んでいるということは、適期を逸しているようだ。??

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影 (? ?f?6.3???????? 1/?1000?秒 300mm ISO200???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ウスバシロチョウ -1??
?? ハルジオンの咲いていた草叢は有料駐車場になっていたが、ハルジオンが刈られずに残っていたその縁に行ってみると、やっとウスバシロチョウがやってきた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
?? プログラムオートで撮影(? ?f?6.3???????? 1/?1250?秒 300mm ISO200???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ウスバシロチョウ -2????
?? 再びウスバシロチョウが谷から上がってきてハルジオンで吸蜜を始めた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
?? プログラムオートで撮影 (? ?f?6.3???????? 1/?1250?秒 300mm ISO200???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ウスバシロチョウ -3
?? 少し離れていたので300mmで撮る。開放になるがまあまあの写りと思う。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影(? ?f?6.3???????? 1/?1250?秒 300mm ISO200???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ウスバシロチョウ -4
?? ハルジオンの花から花へ移動して吸蜜していく。P610で撮る。143mmというと800mm弱に相当する。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
?? プログラムオートで撮影(f5.6 1/800秒 143m ISO100)露出補正 0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20.ウスバシロチョウ -5
?? 開翅してくれた。きれいな個体だ。ウスバシロチョウがボロボロに破損している姿は見たことがない。食草のムラサキケマンは有毒で、それを食べて育つウスバシロチョウも毒があるそうだ。それで、捕食されることが少ないのだろうか。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
?? プログラムオートで撮影(f5.6 1/800秒 143m ISO100)露出補正 0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.ミヤマカラスアゲハ -1
?? 夕日の滝近くの駐車場の周囲に何本かのツツジが植えられているが、そこに時々、黒いアゲハ達がやってくる。待っていると後翅裏面に白い帯が鮮やかなミヤマカラスアゲハが飛んできた。曇り空の背景に引っ張られて、チョウがアンダーになってしまった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影(? ?f?6.3 1/50?0?秒 300mm ISO200???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.ミヤマカラスアゲハ -2??
?? 陽の当たる深紅のツツジの花で吸蜜を始めた。メタリックな青緑色が鮮やかだ。しかし、ご覧の通り、ボロボロの個体だった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影(? ?f?6.3 1/25?0?秒 300mm ISO450???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.ミヤマカラスアゲハ -3??
?? 出来るだけきれいな姿を撮ってやりたい。トリミングもしたがこれが精いっぱいだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
?? プログラムオートで撮影 (? ?f?6.3 1/25?0?秒 300mm ISO220???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.ミヤマカラスアゲハ -4????
?? ジャコウアゲハの♂もやってきた。トリミング

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
?? プログラムオートで撮影 (? ?f?6.3 1/25?0?秒 300mm ISO1000???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.ミヤマカラスアゲハ -5??????
?? 破損していなかったらどんない美しかったろうと思う。連休中くらいが適期だったのだろう。トリミング

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????????
?? プログラムオートで撮影 (? ?f?6.3 1/25?0?秒 300mm ISO360???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ミヤマカラスアゲハ -6
?? 右側の翅は尾状突起がないが、あとは破損していない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影(? ?f?6.3 1/25?0?秒 300mm ISO640???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.ジャコウアゲハ♂ -1??
?? この個体は右の尾状突起のあたりが破損しているが、ジャコウアゲハはまだまだ傷のない個体が多かった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
?? プログラムオートで撮影 (? ?f?6.3 1/25?0?秒 300mm ISO360???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.ジャコウアゲハ♂ -2
?? これは完品だった。深紅のツツジの花に漆黒の翅と紅色の胴が良く似合う。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影 (? ?f?6.3 1/25?0?秒 300mm ISO400???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.ジャコウアゲハ♂ -3
?? 裏面後翅外縁の紅い紋、紅い胴が鮮やかである。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影 (? ?f?6.3 1/25?0?秒 300mm ISO360 ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 30.ジャコウアゲハ♂ -4
?? 大雄山最乗寺へ移動した。ここで飛んでいる黒いアゲハは、ジャコウアゲハとオナガアゲハだった。ジャコウアゲハはしばしばこのように翅を広げて静止している。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影 (? ?f?6.3 1/25?0?秒 300mm ISO360 ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
31.オナガアゲハ??
?? オナガアゲハの♂が境内に咲く白いツツジに顔を突っ込んで吸蜜している。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
?? プログラムオートで撮影 (? ?f?6 1/125?0?秒 175mm ISO200 ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.ジャコウアゲハ♂ -5????
?? ツツジで吸蜜して花を離れていくジャコウアゲハ♂。裏面を見せている。背面飛びだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
?? プログラムオートで撮影 (? ?f?6.3 1/25?0?秒 300mm ISO720 ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 33.ジャコウアゲハ♂ -6??????
?? 最乗寺境内のジャコウアゲハも、傷のないきれいな個体が多かった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????????
?? プログラムオートで撮影 (? ?f?6.3 1/25?0?秒 300mm ISO560 ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 34.ジャコウアゲハ♂ -7
?? 白いツツジの花でで吸蜜する。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影(? ?f?6.3 1/1000?秒 300mm ISO200 ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 35.フジの花に来たジャコウアゲハ -1??
?? 僧堂の前の藤棚に咲くフジの花に黒いアゲハが来ないかなと待っていたところ、まず、オナガアゲハがやってきた。しかし、撮影できなかった。次に来たのがこのジャコウアゲハだった。フジの花にぶら下がり、後翅裏面外縁の紅い紋を見せてくれている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影 (? ?f?6.3 1/80?0?秒 300mm ISO200 ?)露出補正? ?なし??


2017年1月19日

蝶 自選年間ベスト10 (?10) 2012年

冬は撮れたてのチョウの写真が無く淋しいので、過去に撮った写真の中から、自選した写真を取り出してみている。昨年2月11日に「蝶 自選年間ベスト10 (?9) 2011年」をアップしたがその後滞っていた。
  2012年も相変わらず、1月にグァム島へ行き、4月は神奈川県でギフチョウを求め、5月には南足柄と裏高尾、6月には舞岡公園で平地産のゼフィルスを撮り、前半を過ごした。夏は信州だが、安曇野の烏川渓谷緑地でコムラサキの良い写真が撮れたこと、旧国鉄篠ノ井線の廃線敷でミヤマカラスシジミが撮れたことくらいだろうか?まずは平年並みの1年だった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.オーキッドツリーの花に遊ぶシロオビアゲハ 2012年2月6日 グァム島
この年のグァム島ゴルフツァーは第8回目となった。仲間で10回まではやろうと言っている。前の年と同じところに咲くオーキッドツリーの花にこの年もシロオビアゲハが来ていた。次から次へと花を移り飛び、まるで遊んでいるようだった。オーキッドツリーの花は見上げる高さに咲く。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.アセビとギフチョウ 2012年4月9日 神奈川県相模原市
ここではギフチョウは、その時に咲いている花で吸蜜をするが、この年はアセビの花が咲いていた。そのアセビの花に来たモデルに何人ものカメラマンがレンズを向けた。幸い私は良いポジションにいたので、しゃがみ込んでややローアングルで数ショット撮った。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.林道のサカハチチョウ 2012年5月14日 東京都下裏高尾
林道を進んでいくと、開けたところに出た。サカハチチョウがその林道に浸みだした水を吸っていた。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ミツバウツギの花とアオバセセリ 2012年5月14日 東京都八王子市
この年は裏高尾ではアオバセセリが撮れなかった。ごご3時、高尾駅の近くまで移動して、やっと撮れた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 100mm ISO900 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.白いアカボシゴマダラ 2012年6月4日 横浜市舞岡公園
春型のアカボシゴマダラは白い。初めて見たときは何が飛んでいるのだろうかと思った。この個体は♀だろうと思うが、後翅にうっすらと赤い斑紋が出ていて、なかなかの別嬪さんだった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 100mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ヒメシジミ 2012年7月13日 長野県八島が原湿原
見事な日の丸構図になってしまったが、反面、アカツメクサとのバランスも良く気に入った1枚である。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.テリトリーを守るコムラサキ 2012年7月14日 長野県安曇野 烏川渓谷緑地
渓谷沿いの梢にコムラサキの♂が止まって、睨みをきかせていた。他の♂に侵入させないように我がテリトリーを守っているのだろう。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 100mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ミヤマカラスシジミ 2012年7月14日 長野県 旧国鉄篠ノ井線廃線敷
廃線となった篠ノ井線の線路を撤去した砂利が敷かれた跡を歩いた。両側に咲くいろいろな野の花に蝶が来ている。ミヤマカラスシジミは箱根の湿生花園にもいるが、ここで見た同種は新鮮な個体が多かった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.ルリタテハ 2012年7月14日 長野県 旧国鉄篠ノ井線廃線敷
今まで撮ってきたルリタテハの写真は越冬した個体のものが多かった。ここで見たルリタテハは、とてもきれいな瑠璃色の帯をしていた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.翅を開いて休むクジャクチョウ 2012年7月14日 長野県 旧国鉄篠ノ井線廃線敷 廃線跡の砂利の上は暖かくて、気持ちが良いのだろう。クジャクチョウが翅を開いてくれた。なるべくローアングルにして、上から押さえつける摂り方にならないように配慮した。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.翅が透けるウスバシロチョウ 2012年6月18日 神奈川県南足柄 夕日の滝付近
ハルジオンの花で吸蜜するウスバシロチョウ。翅が透けてそのハルジオンの花が透けて見える。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO500 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.ミドリシジミAB型 2012年6月18日 横浜市舞岡公園
舞岡公園のミドリシジミのメスはAB型が比較的多いように思う。羽化したてなのだろうか、とても美しい個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO500 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補3.ウラジャノメ 2012年7月13日 長野県八島が原湿原
地味な蝶だが私は好きだ。金色に縁どられた黒い紋が粋だと思う。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 
;クリックすると大きな写真になります。 補4.飛び立つモンキアゲハ 2012年8月30日 横浜市舞岡公園
8月はクサギの花が咲き、その花の匂いに誘われて黒いアゲハたちがやってくる。

Nikon D300 SIGMA 70-300mm apo macro F4.5-5.6 
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 300mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段 
;クリックすると大きな写真になります。 補5.ベニヒカゲ 2012年9月3日 長野県池の平湿原
キオンの花でベニヒカゲが吸蜜していた。発生時期的には少し遅く、きれいな個体は♀が多くなっている。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F9 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 補6.キタテハ 2012年10月5日 横浜市舞岡公園
柿の葉に止まる秋型のキタテハ

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 補7.ゴイシシジミ 2012年9月3日 長野県地蔵峠
私が昆虫少年の頃は、ゴイシシジミはそれほど珍しい蝶ではなく、都内でもいくらでも見ることができたという記憶がある。しかし、最近はまったく見る機会がない。舞岡公園にもいると言われるが、10年以上通っているがまだあったことがない。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段


2016年6月11日

日影沢、木下沢、八王子城跡 5月13日

昨年はアオバセセリを撮ることが出来なかったので、今年は何とか撮りたいと思っていた。
 5月16日の月曜日に日陰沢へ行こうと思っていたが、天気予報では雨が降るという。13日に快晴の朝を迎えた。前日の12日は小学校のクラス会で少々歩いているので、どうしようかなと思ったのだが、行こう!ときめた。
 圏央道が出来たので、自宅から日影沢まで1時間ほどで行ってしまう。9時半に日陰沢の林道入り口についてしまった。キャンプ場でふいに飛来したスミナガシを追いかけた。駐車してあった車に止まるが良い写真は撮れなかった。
 日陰沢林道を歩き始める。過去にミツバウツギの花が咲きアオバセセリが吸蜜に来ていたポイントに着くが、ミツバウツギの花は咲いていない。どうしたのだろうか。当然アオバセセリやオナガアゲハなどの姿もない。さらに進むが状況は変わらなかった。どうやら今年は花の進みが早く、ミツバウツギもヒメウツギも花が終わってしまっていたようだ。
 途中で、また、スミナガシが飛来した。そのスミナガシを撮りながら時間調整をし、再びキャンプ場の方へ戻る。途中でお目に掛かった白いボディの一眼レフをお持ちの方が、私を見て「カメラ2台持たれて、蝶ですか」と声をかけられた。しばらく立ち話をして、アオバセセリのことを尋ねてみると、先週の土曜日(5月7日)木下沢で撮ったという。カメラに収められていたミツバウツギで吸蜜するアオバセセリを見せていただいた。
  そこで、木下沢へ回ってみる。梅林の少し先で撮ったとの話だったが、アオバセセリの姿はなかった。
 最後の望みと、八王子城跡へ行ってみたが、ここでも会えなかった。ミツバウツギが咲いていない。
  この日は、スミナガシと、南足柄で撮れなかったウスバシロがとれたのが収穫だった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ニホンカワトンボ
林道の入り口からキャンプ場の方へ歩く。右側が沢になっているが、この辺りにはカワトンボが飛んでいる。これはニホンカワトンボの♀のようだ。姿は可憐だが、顔は怖い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6 1/200秒 215mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.コミスジ
ミスジチョウではないかと期待を持って近づいたが、コミスジだった。この日はミスジチョウとは会えなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/160秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.スミナガシ -1
駐車場にいたスミナガシは上手く撮れなかった。林道が少し広くなっているところでコミスジやサカハチチョウを撮っていると、突然現れた黒っぽい蝶がいた。スミナガシだった。なぜか下草に止まる。食草ではないと思うのだが。ストローを伸ばして葉に付いた露を吸っているようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.スミナガシ -2
このスミナガシは下草の周りを歩いて、その下草の中に潜り込むように入っていこうとする。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.スミナガシ -3
とうとう草の茂みの中に隠れてしまった。なかなか出てこないので、優しく草を動かしてみたら飛び出してきて、近くの梢に止まった。赤いストローが印象的だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/250秒 197mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.スミナガシ -4
しばらくしてこのスミナガシは飛び立ってしまったが、サカハチチョウなどを追ってその場にいたところ、10分くらいして、スミナガシがまた同じようなところにやってきた。さっきのスミナガシと同じ個体だったかどうかはわからないが、止まったところは同じ草の葉だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.サカハチチョウ春型 -1
この日はサカハチチョウは多く見ることが出来た。今年は発生が早いのか、すでに擦れている個体も多い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.サカハチチョウ春型 -2
こういうところによく止まる。保護色になって見つけにくい。不意に踏み込んで飛び立たれることが多い。これは比較的きれいな個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/1000秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.アオスジアゲハ -1
アオスジアゲハは多く見られ、元気だった。ハルジオンの花から花へと飛び回る。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.アオスジアゲハ -2
アオスジアゲハの多くはきれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.イチモンジチョウ
イチモンジチョウも発生し始めていた。ローアングルで撮ろうと近づくと逃げられる。とても敏感な蝶だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/640秒 236mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.サカハチチョウ春型 -3
ノリウツギの花が咲いていた。箱根や信州では7月に咲く花だと思うが、ここではもう咲いていた。今年は開花が早いのだろうか。そのノリウツギの花にサカハチチョウが来ていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/500秒 236mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.ウスバシロチョウ -1
日陰沢ではスミナガシを撮れたのは成果だったが、本命のアオバセセリには会うことだ出来なかった。アオバセセリが好きなミツバウツギの花も咲いていない。前述したとおり、途中でお目に掛かった同好の方が先週、木下沢でアオバセセリを撮ったと言ってカメラの中に入っていたファイルを見せていただいたところ、ミツバウツギの花で吸蜜するアオバセセリが見事に収まっていた。そこで車を移動させ、木下沢林道に行ってみた。だが、アオバセセリを見つけることはできなかった。あきらめて八王子城跡へ行こうと途中に停めておいた車に戻ると、そこにウスバシロチョウが飛んできた。飛び方が変なので良く見ると羽化不全のようだ。しかし、5日前、南足柄でウスバシロチョウの写真が撮れなかったので、カメラに収めた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ウスバシロチョウ -2
八王子城跡について、そのガイダンス施設から外に出ると、御主殿へ向かう入口に草原があるが、そこに咲くハルジオンの花で吸蜜するウスバシロチョウを我ながら目敏く見つけた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.ウスバシロチョウ -3
開翅してくれた。今年の貴重なウスバシロチョウの写真になるだろう。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.アオスジアゲハ -3
ここでもアオスジアゲハは元気だった。P610の望遠端(35mm版1440mm相当)で撮ったが、シャープに撮れた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.5 1/320秒 258mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ダイミョウセセリ -1
今年初めてのダイミョウセセリだ。アカツメクサの花で吸蜜する。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO600 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ダイミョウセセリ -2
前の写真と同じ個体。周囲の環境を写し込もうと思いローアングルで撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.5 1/320秒 258mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.コジャノメ♂
コジャノメが日向ぼっこをするように草の葉に止まって開翅した。前翅に性標があり♂であることがわかる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6 1/125秒 215mm ISO640? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.ハリエンジュの花にオナガアゲハ♂
御主殿の下の林道の途中に少し広くなっているところがあり、そこに10mくらいはあると思われる大きな木に白い花が咲いていた。初めて見るが、後で調べてみるとどうやらハリエンジュ(針槐・マメ科ソラマメ亜科) という木のようだ。北アメリカ原産、明治中頃に渡来したという。ニセアカシアともいうらしい。樹高は20-25mにもなるという。その高いところに咲く花にオナガアゲハが来ていた。撮影するのに首が疲れる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/320秒 108mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.サカハチチョウ春型 -4
同じく八王子城跡の御主殿の下の林道にもサカハチチョウがいた。そろそろ傾き始めた陽を浴びている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし


2016年2月11日

蝶 自選年間ベスト10 (9) 2011年

この時期、沖縄・先島諸島か東南アジア、あるいは地球の反対側へでも行かない限り、蝶の写真を撮ることができない。ブログに蝶の写真が無いと淋しいので、蝶 自選年間ベスト10? の2011年分を見ていただくことにする。

? 2011年は娘?たち?夫婦と2回、海外旅行の機会が?あ?った。そのうちの1回は5月に行った台湾。?いち?日?、?私に付き合わせて台北郊外の蝶の名所、陽明山へ行った。ただ、蝶の季節に1か月ほど早く、蝶の種、個体数はあまり多くなかったのが残念だった。もう1回は秋に北イタリアへ行った。これはいわばグルメ・ツアーで、パルマ近郊の、ワイナリーへ行ったり、プロシュートやパルミジャーノ・レジャーノを楽しむのが娘夫婦の望みだった。蝶の数はそれほど多くはなかったし、蝶の写真を撮るために動くことはなかった。
?  年ごとに?段々と撮る?蝶の?写真が増えてきた。年間ベスト10を選び出すのも、どれにしようかと迷うことも多くなった。
? ? 特記すべきことは、この年のグァム島ゴルフ・ツアーの折に撮ったシロオビアゲハの写真が、翌年の「昆虫と自然」8月号の表紙に採用されたことだった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.シロオビアゲハ 2011年1月24日 グアム島
タロフォフォにあるゴルフ場でプレイを終わり、帰りのバスまでの時間が1時間ほどあったので、クラブハウスの周囲を歩いて?い?た。シロオビアゲハが多く飛んでいた。この写真は、翌年、ニューサイエンス社発行の「昆虫と自然」という昆虫雑誌の表紙に採用された。2012年2月18日のStudio YAMAKOにアップしたグアム島のマンギラオゴルフ場で撮ったコヒゲセセリの写真がそのきっかけとなった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/98秒 110.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.テイキンザクラで吸蜜するマルバネルリマダラ 2011年1月25日 グァム島
これもグァム島のマンギラオというゴルフ場で撮った。18番ホールからクラブハウスへ戻る道の途中に深紅のテイキンザクラが咲いていて、そこに数頭のマルバネルリマダラが飛んでいた。なかなか翅を開いて?くれず、?瑠璃色?の輝き?を見せてくれない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/60秒 24mm ISO64 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.トラフシジミ 2011年4月2日 横浜市三ツ沢公園付近 豊顕寺
少々上り坂がきついが?、?自宅から30分ほど歩くと三ツ沢公園に?行ける?。4月には桜がきれいなので、行ってみた。途中にある豊顕寺というお寺にお参りしたところ、その境内でトラフシジミを見つけた。地面に止まるので撮りにくかったが、コンデジのバリアングル・モニターを使ってロー・アングルで撮った。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3mm-39.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( F4 22mm 1/250秒 ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ギフチョウ 2011年4月6日 神奈川県相模原市
この年はまだ梅の花が咲いていた。ギフチョウの裏面を撮る。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ウラフチベニシジミ 2011年5月10日 台北近郊 陽明山
台北市内からタクシーで小1時間で陽明山に行くことができる。タクシーだったのでさらに少し奥の二子坪まで行き、そこのバス停の案内所で、どの道を歩けば蝶が多いかを訊ねてみた。選択肢は二つあり一つは左手の大屯山車道、もうひとつは二子坪歩道とのこと。大屯山車道を行くと、このウラフチベニシジミが花に来ていた。日本にいる蝶には見られない模様と色だった。?ここでは普通種のようだ。?

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.サカハチチョウ春型 2011年5月18日 神奈川県南足柄 夕日の滝付近
左の翅全体にピントが来てくれた。この年の1月に新調したTAMRON AF60mm f/2.0 Di macro で撮ったが、背景は?丸い?ボケがきれいだった。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.ウスバシロチョウ 2011年5月18日 神奈川県南足柄 夕日の滝付近
2008年以来、ほぼ毎年ここにウスバシロチョウの写真を撮りにくる。のっぺりした写真になってしまったが、ウスバシロチョウのポートレート的な写真になった。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/2500秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.オナガアゲハ 2011年5月19日 都下裏高尾
小学校時代のクラス会で、高尾山周辺のトレッキング・ガイドをしている友から、裏高尾のアオバセセリのポイントを?教えてもらった?。沢沿いに咲くにミツバウツギの白い花には、オナガアゲハ、ジャコウアゲハ、ミヤマカラスアゲハなど黒いアゲハも吸蜜に来ている。きれいな個体が多かった。ただ、60mmのレンズでは少々つらい。

  Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ミヤマカラスアゲハ♀ 2011年5月19日 都下裏高尾
見事なミヤマカラスアゲハの♀に出会えた。後翅裏面の白い帯が太いのが印象的だった。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.フチグロヒョウモンモドキ 2011年9月7日 イタリア パロマ郊外
  北イタリア旅行でパルマ郊外のグルメ・ツアーのコースになっていたエミリア地方の丘陵地帯にある Ariola ワイナリーで撮った。
この蝶もきれいだったが、このワイナリーのレストランでワインとともに食べたパルミジャーノ・レジャーノとプロシュートの味は忘れられない。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.シロオビアゲハ 2011年1月24日 グアム島
タロフォフォでのゴルフのプレー中に5?6mの高さの美しいピンクの花に来ていたシロオビアゲハ♀を撮った。COOLPIXのP90を携行していたので、引き寄せて撮ることができた。顔が見えないのが残念。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/622秒 86mm ISO64 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.アオバセセリ 2011年5月19日 都下裏高尾
川沿いに咲くミツバウツギの花に、この日の本命だったアオバセセリが吸蜜に来ていた。俊敏に飛ぶので、飛び立たれると目で追うのが大変だ。60mmマクロでは撮りにくい。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補3.ミヤマセセリ 2011年5月19日 都下裏高尾
?初夏、?ミヤマセセリがまだ生き残っていた。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/3200秒 60mm ISO 400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補4.アオバセセリ 2011年5月19日 都下裏高尾 
ミツバウツギに止まっていたアオバセセリにフォーカスしていたのだが、不意に飛び立った。ぶれてしまっているが、もう少し眼にピントが来ていれば良かった。お蔭で翅を開いたところが撮れた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO280 ) 露出補正 なし


2015年5月25日

南足柄 夕日の滝と最乗寺 5月11日


 今年は「寒い寒い」と思っていたら、急にあたたかくなり、桜の開花も早かった。そしてウスバシロチョウのシーズンになった。今年も南足柄へ行こうと思うのだが、タイミングがいまいち不安だった。しかし、5月はいろいろと他にも予定があったのと、好天に恵まれこの日に行くことにした。

 ウスバシロチョウはまず間違いなく飛んでいるだろうが、オナガアゲハやカラスアゲハなどの春型の黒いアゲハたちはツツジの花に来ているだろうか、ミヤマカラスアゲハに会えるだろうかと思いながら、東名高速を走る。

 大井松田で一般道に下りて、 足柄街道をのんびりと走り、夕日の滝への入り口を通り越して足柄城跡へ行く。車を停めて城址に上がってみると素晴らしい富士山の眺めに迎えられた。

 来た道を戻り、万葉公園で少し寄り道をして、夕日の滝へと右折する。地蔵堂の駐車場に車を停めて滝まで歩いた。ツツジの花には遅かった。黒いアゲハたちの姿は少ない。ウスバシロチョウは多く飛んでいるが、なかなか止まってくれず、シャッターチャンスが少ない。ウスバシロチョウは午前中は♂が♀を求めて飛び回る時間帯だ。初めてそのの交尾シーンを撮影できた。

 車へ戻って、持参のおにぎりで昼食にする。午後は大雄山最乗寺へ行った。境内のフジ棚のフジはまだ咲いていたが、シャクナゲは半数が花を落とし、ツツジにも遅かった。僅かに残ったツツジの花にオナガアゲハとカラスアゲハがやってくるのを待って、数カット撮った。

1.足柄城跡からの富士山の眺め -1
時間調整のつもりでここまで上がってきたが、来てよかった。御殿場の市街地の向こうに雄大な富士山が現れた。

?Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.2 1/1250秒 27mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.足柄城跡からの富士山の眺め -2
駿河湾に向かって美しい裾野が広がる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/1600秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.足柄城跡からの富士山の眺め -3
望遠端(258mm 35mm版換算1440mm)で山頂付近を撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/1000秒 258mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.足柄城跡からの富士山の眺め -4
ベンチに座ってこの雄大な富士の眺めを独り占めした。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 27mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.大涌谷の噴気
左の方(南側)に目を移すと、最近活発化している大涌谷の噴気が見えた。ここには二三回来ているが、もちろん初めてのことである。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 72mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.キセキレイ
地蔵堂の駐車場に車を停め、夕日の滝に向かって歩きはじめる。しばらく行くと甲高い鳥の鳴き声が聞こえた。どこかと思って見上げると電線に止まっている。何という鳥なのか素人の私にはわからない。後で調べてみるとどうやらキセキレイのようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/500秒 258mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.ウスバシロチョウ -1
11時20分、ウスバシロチョウは数多く飛んでいるがなかなか止まってくれない。やっと1頭がハルジオンの花に止まった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/1500秒 5mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.田んぼ
新緑に囲まれた田んぼは田植えのシーズンだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.ウスバシロチョウ -2
夕日の滝の近くまで来た。まっすぐ行くと金時山への登山道になっている。ウスバシロチョウが舞っている。メスを探している♂なのだろうか、飛んできては行ってしまうのでなかなか撮れない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.ウスバシロチョウ -3
まだまだきれいな個体が多い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.ウスバシロチョウ 交尾 -1
ふと目を落とすとウスバシロチョウが絡み合っていた。初めて見る交尾シーンである。左側が♂。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.ウスバシロチョウ -4
交尾から離れた前の写真のペアの♀。交尾嚢が形成されている。交尾嚢とは、障害物を作り他の♂に交尾をさせず、自分の遺伝子を残そうとする本能の中で、非常に直接的なものと考えられている。これはウスバシロチョウやギフチョウの仲間に限られたことではない。(参考 http://www.envr.tsukuba.ac.jp/~watanabe/japanese/08chourui/)

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.ジャコウアゲハ♂
頭上に垂れ下がっていたミツバウツギの白い小さな花でジャコウアゲハの♂が吸蜜していた。プログラムオートにして最低シャッタースピードを1/125秒に設定しておいたが、その結果ISO感度は280に上がっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 108mm ISO280 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.ウスバシロチョウ -5
12時を過ぎて少し葉上などに止まる個体が増えてきた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/200秒 54mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.ウスバシロチョウ 交尾 -2
さっきとは別のペアで、♂が♀に言い寄っている。しかし、このペアは交尾には至らず、離れて行ってしまった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.ウスバシロチョウ -6
これは♂のようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 116mm ISO100 ) 露出補正 なし
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17.ウスバシロチョウ -7
前の写真と同じ個体。P610で練習。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 116mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
18.ウスバシロチョウ -8
ウスバシロチョウは翅が透き通るように見える個体とこのように白く見える個体がいる。♀の方が黒っぽく見えることが多い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
19.新緑のパッチワーク
晴天のもと、木々が緑に輝く。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
20.ヒメキマダラセセリ
セセリチョウがいたのでチャバネセセリかなと思い撮っておいた。後でモニターで拡大してみるとヒメキマダラセセリだった。♀のようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/400秒 258mm ISO100 ) 露出補正 なし
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21.山に咲くフジの花
あちこちに野生のフジが咲いていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 72mm ISO140 ) 露出補正 なし
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22.大雄山最乗寺のフジ棚
地蔵堂の駐車場に止めておいた車に戻り、車の中でおにぎりをほおばった。かみさんがアイスボックスに入れておいてくれたオレンジが旨い。食べ終えていつものように最乗寺へ行く。フジ棚のフジは見事に咲いていた。しかし境内のツツジは終わっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/250秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
23.オナガアゲハ♂ -1
僅かに残っていたツツジの花にオナガアゲハの♂がやってきた。きれいな個体だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
24.オナガアゲハ♂ -2
花が残っているツツジはここしかない。ここでしばらく粘っていると、また、オナガアゲハが来た。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
25.オナガアゲハ♂ -3
花に顔を埋め口吻を伸ばして吸蜜している。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;
26.カラスアゲハ♂
最後にカラスアゲハがやってきた。あまり収穫はなかったが、2時半になったので帰路に着く。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2014年5月19日

南足柄 ウスバシロチョウ飛ぶ 5月8日


  ここ2、3日肌寒い日が続いたので、狙いのウスバシロチョウと黒いアゲハたちは飛んでくれるのかどうか、ちょっと心配だったが、5月はいろいろと所用もあって、毎年行っている南足柄へ行くのは、この日しかなかった。午後から風が強くなるというが、気温は上がるとの予報。朝8時に自宅を出発した。東名高速を走ると、この時期には珍しく富士山がとてもきれいに見えたので、夕日の滝へ行く前に足柄峠まで上った。昨年に続き、今回も遮るもののない富士山を眺めることができた。
  地蔵堂の駐車場に車を止め、夕日の滝まで、1km弱を歩くことにした。毎年ウスバシロチョウが飛んでいるヒメジオン(ハルジオンかもしれない)が咲く平地へ行くと、今年は草刈りがされていて、ヒメジオンはひとつも咲いていない。ウスバシロチョウの姿は見えるがなかなか撮れるところに来てくれない。そして、毎年この近くの民家のツツジの花に来ている黒いアゲハたちに期待していたが、まったくいなかった。
  ここではD5000+TAMRON 90mm マクロ でもウスバシロチョウを撮ったが、迂闊にも、いつも f5.6 か f6.3 にしている絞り優先オートの絞りが f22 になってしまっていた。これは自宅に帰ってから気が付いたこと。お始末なエラーだ。気をつけなくてはいけない。
  夕日の滝近くのキャンプ場のそばで、何頭かのウスバシロチョウが飛ぶところがあった。そこでしばし時間を費やす。飛んでいる黒いアゲハはジャコウアゲハの♂のみ。
  11時半に、大雄山最乗寺へ移動する。最乗寺の駐車場で、車の中でおにぎりを食べて、境内に入る。フジ、シャクナゲは咲いている。つつじも咲いているが、ここにも黒いアゲハはいない。オナガアゲハの雄を1頭見かけただけだった。過去の記録を見てみると、黒いアゲハは5月中ごろ以降のほうが多くなるようだ。その年の発生時期が遅い年もあるだろうし、早い年もあるだろうとは思うが。
  そのうち日が陰ってきて、風も出てきた。午後1時に引き揚げてしまった。

足柄峠から富士山を望む -1;クリックすると大きな写真になります。 1.足柄峠から富士山を望む -1
9時20分、神奈川県と静岡県の県境になっている足柄峠に着いた。道の脇にある駐車場に車を止めて、高台にある足柄城跡にあがる。目の前にまだ白い雪をいっぱい被った富士山が現れた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/900秒 33.9mm ISO100 ) 露出補正 なし
足柄峠から富士山を望む -2;クリックすると大きな写真になります。 2.足柄峠から富士山を望む -2
御殿場市を挟んで遮るものが何もない富士山を眺めた。右の方へ行くと富士五湖方面になる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/850秒 13.3mm ISO100 ) 露出補正 な
足柄峠から富士山を望む -3;クリックすると大きな写真になります。 3.足柄峠から富士山を望む -3
HS50の望遠域で山頂を撮った。ここ足柄峠は箱根外輪山から北に延びた尾根上にある。金時山も近い。標高は759m。交通の要衝であるため、899年に関所が、戦国時代には足柄城が築かれた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/950秒 160.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
モンキチョウ;クリックすると大きな写真になります。 4.モンキチョウ
富士山を眺めた後、夕日の滝へ向かう。今日はその入り口である地蔵堂の大きな駐車場に車を止め、歩いて滝へ向かうことにした。駐車場の周りもヒメジオンなどが咲き、ツツジも咲いている。ヒメジオンで吸蜜するモンキチョウの♂を撮った。この蝶は吸蜜するときは翅を閉じていて開かない。前述したとおり、D5000でいつも通り、絞り優先オートに設定しているが、その絞りがなぜか f22 になってしまっていた。カメラバッグから出し入れするときに、ON の状態でダイアルが回ってしまっていたのだと思う。初歩的なミスをしてしまった。しかも、今日一日、家に帰って撮った写真を確認するまで気が付かなかったのもお粗末極まりない。大反省。その結果、シャッタースピードは1/250秒以上と設定してあったため、ISOが上がってしまった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F22.0 1/250秒 90mm ISO500 ) 露出補正 なし
スジグロシロチョウ♂ -1;クリックすると大きな写真になります。 5.スジグロシロチョウ♂ -1
スジグロシロチョウが多く飛んでいた。春型はスジグロのそのスジが夏型より、細く、翅表は白が目立つ。裏面後翅は夏型より黄色味を帯びる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F22.0 1/250秒 90mm ISO720 ) 露出補正 なし
ジャコウアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります。 6.ジャコウアゲハ♂
ウスバシロチョウを追いかけていたら、黒いアゲハがスーっと飛んできて、近くの植え込みに翅を休めた。もう少し近づこうとしたら逃げられてしまった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/160秒 50.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ;クリックすると大きな写真になります。 7.ウスバシロチョウ
花に寄らずに飛び回ってばかりいたウスバシロチョウだったが、初めての撮影チャンスがこれだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/350秒 160.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
140518_008.jpg 8.ヒメジオンに来たウスバシロチョウ
やっと、ヒメジオンの花で吸蜜を始めてくれた。落ち着くのを待って、90mm マクロ で近寄る。f22 なので後ろがきれいにボケない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F22.0 1/250秒 90mm ISO450 ) 露出補正 なし
広角で撮ったウスバシロチョウ;クリックすると大きな写真になります。 9.広角で撮ったウスバシロチョウ
落ち着いて吸蜜してくれているので、今度はHS50の広角端で、レンズの先20cm位まで近づき、背景が入るように撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/800秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
夕日の滝 落ち口;クリックすると大きな写真になります。 10.夕日の滝 落ち口 
ウスバシロチョウの居場所もわかったので、夕日の滝へと進む。途中、サカハチチョウが飛んでいたが、撮れなかった。夕日の滝はこの落ち口から、まっすぐ滝つぼに落ちるいわゆる「直瀑」だ。落差23m、幅5mの滝で金太郎が産湯をつかった滝と伝えられている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/500秒 26.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
夕日の滝 滝壺;クリックすると大きな写真になります。 11.夕日の滝 滝壺
瀧の撮り方はシャッタースピードを遅くして、流れる水がつながるように撮るのが良いとされていることは知っていた。そこでシャッタースピード優先にして1/50で撮ってみた。しかし、写真の指南書を見ると、三脚を使って、もっと遅いシャッタースピードで撮り、水の流れをシルキーな感じにとある。1/50秒では、まだ滝を流れる水が途切れて見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/50秒 20.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ 90mmマクロで;クリックすると大きな写真になります。 12.ウスバシロチョウ 90mmマクロで
夕日の滝の写真を撮って、ふたたび、さきほどウスバシロチョウがいたポイントへ戻る。2頭が菜の花とヒメジオンを行き来していた。少し遠かったけど菜の花に止まったウスバシロチョウを90mmマクロで撮った。絞りが f22 になっていたのでボケが少ない。でもここはうるさいボケでなく、菜の花が咲く原っぱを写せた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F22.0 1/250秒 90mm ISO800 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ HS50で -1;クリックすると大きな写真になります。 13.ウスバシロチョウ HS50で -1
段差があって近寄れないので、HS50に持ち替えて撮った。翅が透けて後ろの菜の花の黄色が滲んで見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/300秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ HS50で -2;クリックすると大きな写真になります。 14.ウスバシロチョウ HS50で -2
焦点距離160mm。背景の地面がうまくボケてくれた。今飛んでいるウスバシロチョウは♂が多く、きれいな個体が多い。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/550秒 160.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
スジグロシロチョウ♂ -2;クリックすると大きな写真になります。 15.スジグロシロチョウ♂ -2
90mmマクロを使うときは常に、f5.6 か f6.3 の絞り優先オートであり、f22 で撮ることはなかった。間違いで f22 で撮っているが、このようなボケも面白いなと思った。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F22.0 1/250秒 90mm ISO1400 ) 露出補正 なし
地蔵堂の石地蔵;クリックすると大きな写真になります。 16.地蔵堂の石地蔵
そろそろ最乗寺へ移動しようと、車を止めておいた地蔵堂の駐車場へ戻ってきた。地蔵堂のわきに何体かの石の地蔵仏がある。石の色がそれぞれ異なって見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/210秒 13.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
大乗寺のシャクナゲ;クリックすると大きな写真になります。 17.大乗寺のシャクナゲ
大乗寺のシャクナゲはちょうど見ごろだった。フジの花はまだ咲き始めで、つつじも五分咲きというところか。ところが黒いアゲハたちは姿を見せない。過去の記録を見てみると、2011年5月18日に来た時が、最も多くの黒いアゲハたちが飛んでいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/170秒 13.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
140518_018.jpg 18.大雄山最乗寺 境内参道
本堂に上がる碧落門の石段の下から、三門を見る。大きな木々に囲まれた静寂な参道だ。時間はまだ、午後1時であるが、雲が広がり、日差しもなくなったので、引き揚げることにした。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 66.0mm ISO400 ) 露出補正 なし


2013年5月24日

裏高尾と八王子城跡 -2 八王子城跡 5月15日


 日影沢林道の入り口付近に停めておいた車に戻り、持参したサンドウィッチで腹ごしらえをし、八王子城跡へ向かった。JR高尾駅を右手に見て左折し、八王子城跡の駐車場に着いたのは、午後1時半頃だった。

 八王子城は、小田原に本拠を置いた後北条氏の三代目氏康の三男、北条氏照が築いた山城で、天正年間(1573-1592)に築城が開始され、天正12年から15年の間に、氏照が滝山城(八王子市丹木町)から拠点を移した。そして、豊臣秀吉の関東制圧の一環で、天正18年(1560)6月23日、前田利家、上杉「景勝軍に攻められ、落城したという。
  駐車場の手前に、八王子城跡ガイダンス施設というのが出来ていた。昨年秋に竣工したそうだ。八王子城跡ガイダンス施設は、八王子城跡見学の拠点として、広大な山城である八王子城と、城主の北条氏照について学べる施設になっている。
 そこからエントランス広場を通って、以前からある管理棟から、昨年アオバセセリが飛んでいた城山林道の入り口まで歩いた。途中にある御主殿跡も昨年来た時より、さらに整備されていた。 ここでもアオバセセリには会えなかったけど、最後にねばって南足柄で撮れなかったウスバシロチョウを撮ることができた。

八王子神社鳥居;クリックすると大きな写真になります 14.八王子神社鳥居
間違えて山の上にある八王子城跡の方へ歩き始めてしまった。入口に八王子神社の鳥居がある。八王子城跡本丸は標高460mあり、約40分で行けるが、日が差し込まない林の中の道のようなので、ここからいったん管理棟まで引き返し、昨年と同じように、管理棟の南側から御主殿跡への道を歩く。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/50秒 9.2mm ISO400 ) 露出補正 なし
曳橋;クリックすると大きな写真になります 15.曳橋
大手門跡から城山川左岸の古道を進むと、その城山川を再び右岸へ渡る曳橋が架かっている。御主殿への導入路として、戦国時代当時の雰囲気を考えて架けられている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/72秒 9.2mm ISO138 ) 露出補正 なし
虎口;クリックすると大きな写真になります 16.虎口
虎口とは曲輪の出入り口のことをいう。石垣や石畳はなるべく当時のものを使い、忠実に復元されているという。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/160秒 7.3mm ISO64 ) 露出補正 なし
御主殿跡;クリックすると大きな写真になります 17.御主殿跡
御主殿跡とは北条氏照の館などがあったとされている。落城後は幕府直轄領や国有林であったため、当時のままの状態で残っていたという。発掘調査の結果、建物の礎石、水路跡、多数の遺物が出土した。平成24年度には、御主殿跡の復元的整備工事が 完了した。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/218秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 なし
野鳥の森;クリックすると大きな写真になります 18.野鳥の森
御主殿跡の向こう側は深い森がある。野鳥を撮る方々の、この森に向けた長い望遠レンズを付けたカメラを据えた三脚が並んでいた。新緑が美しい。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/76秒 11.8mm ISO64 ) 露出補正 なし
城山林道;クリックすると大きな写真になります 19.城山林道
昨年アオバセセリがいたところを目当てに、城山林道をさらに進む。新緑に注ぐ陽が、木漏れ日となってすがすがすがしい。この先に少し開けたところがあり、昨年はそこでアオバセセリやウスバシロチョウルリタテハ、カラスアゲハなどが飛んでいたが、この日は見かけることもできなかった。そこから引き返したが、この林道は圏央道の八王子城跡トンネルのあたりで行き止まりになってしまうようだ。     

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/65秒 10.3mm ISO64 ) 露出補正 なし   
モンキアゲハ;クリックすると大きな写真になります 20.モンキアゲハ
御主殿の滝というところへ下りて、城山林道を先に進む。路傍に咲いていたシャガの花にモンキアゲハが吸蜜に来ていた。シャガの花に来る蝶はあまり見たことがない。トリミングしている。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ウスバシロチョウ -1;クリックすると大きな写真になります 21.ウスバシロチョウ -1
午後3時近くなったので、そろそろ帰路に着こうと車にいったん戻ったが、渋滞するといけないのでトイレに行っておこうと八王子城跡ガイダンス施設へ寄った。トイレから出てくると、駐車場へ戻る道の右側にある原っぱにウスバシロチョウが舞っていた。先日、南足柄で撮れなかったので、ねばってハルジオンに止まるのを待った。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ウスバシロチョウ -2;クリックすると大きな写真になります 22.ウスバシロチョウ -2
-1 と同じ個体である。顔と黄色い襟巻を撮った。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
130523_023.jpg 23.ウスバシロチョウ -3
これも同じ個体。今度は上から狙う。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ウスバシロチョウ -4;クリックすると大きな写真になります 24.ウスバシロチョウ -4
少し余裕ができたので、こんどはP90の広角端で環境を入れて撮った。ここでコンデジを持ったご婦人が「撮らせてください」と来られた。「どうぞ」とお譲りして、私は車へ戻った。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/160秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 なし

2012年6月25日

田貫湖(富士山西麓)で撮った蝶たち 6月2日


 5月31日?6月2日に伊豆、富士五湖を巡るドライブ旅行をしたが、その最後の行程で、富士山の西麓にある田貫湖に寄った。最終日の6月2日は河口湖を出発して、本栖湖を見て、139号線で朝霧高原を走り、田貫湖へ着いた。田貫湖の北側の湖畔にキャンプ場があり、釣りをしている人たちがいた。その駐車場に車を停め、蝶はいないかと少し歩いてみた。すると、キャンプ場のバンガローがあるところで、ツマキチョウの♀を発見。そこにはノアザミの花もたくさん咲いていて、ウスバシロチョウや、ヒメキマダラセセリ、オナガアゲハ、ウラギンヒョウモンなどが飛んでいた。同行者を待たせているので、ほんの20分ほどだったが、蝶の写真を撮ることができた。

コウゾリナで吸蜜するツマキチョウ♀;クリックすると大きな写真になります 1.コウゾリナで吸蜜するツマキチョウ♀
この春はあまりツマキチョウを撮るチャンスに恵まれなかったが、もう、6月というのに、ここではツマキチョウが飛んでいた。これは♀だが、♂もまだ飛んでいる。実はこの黄色い花の名前が解からなかった。n-shuhei さんに教えていただいた 「この花の名は?掲示板」というサイトにこの写真を投稿したところ、10分も経たぬうちに返事をいただくことができた。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
ウスバシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 2.ウスバシロチョウ
いまだにハルジオンかヒメジオンか良くわからないが、これはどうやらヒメジオンのようだ。ウスバシロチョウはこの花が好きだ。はじめは目に着かなかったが、数頭のウスバシロチョウが、あちらこちらで花に止まり吸蜜していた。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
ヒメキマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります 3.ヒメキマダラセセリ
ノアザミには沢山のヒメキマダラセセリがいた。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F4.5 1/1600秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
ダイミョウセセリ;クリックすると大きな写真になります 4.ダイミョウセセリ
きれいなダイミョウセセリだった。このレンズ(SIGMA 17-70mm macro)、開放でもなかなか写りが良い。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F4.5 1/2500秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
ウラギンヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります 5.ウラギンヒョウモン♂
新鮮なウラギンヒョウモンがノアザミに来ていた。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F4.5 1/2000秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
ウラギンヒョウモン開翅;クリックすると大きな写真になります 6.ウラギンヒョウモン開翅
5.と同じ個体。ウラギンヒョウモンも、ノアザミもピカピカだ。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
ヒメキマダラセセリ♂;クリックすると大きな写真になります 7.ヒメキマダラセセリ♂
コキマダラセセリと良く似ているが、本種は表の前翅外縁が幅広く、鮮明なので区別できる。また、コキマダラセセリは分布が限られている。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F4.5 1/2500秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
ニガナで吸蜜するウスバシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 8.ニガナで吸蜜するウスバシロチョウ
ツマキチョウが止まっていた黄色い花と同じように見えたが、良く見ると違う。そこで、この花の名も「この花の名は?掲示板」で教えていただいた。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F4.5 1/2000秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
ウスバシロチョウ♀;クリックすると大きな写真になります 9.ウスバシロチョウ♀
この位置から見ると、なかなか♂と♀の区別がつきにくいが、♀のような気がする。まだまだ傷んでないきれいな個体だ。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F4.5 1/1600秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
ウスバシロチョウ♂;クリックすると大きな写真になります 10.ウスバシロチョウ♂
ウスバシロチョウは多くの個体がいた。余裕があったので、G12でなんとか湖を背景に撮ろうと思った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISO200 ) 露出補正 なし

2012年6月 4日

南足柄でウスバシロチョウと黒いアゲハ達を狙う 5月16日 1/2 夕日の滝あたり


 5月16日、今年もウスバシロチョウと黒いアゲハを撮ろうと南足柄へ出かけた。ポイントに着くとさっそくフワフワ、スーとその特徴のある飛びかたで、ハルジオンの咲く草原にウスバシロチョウを見つけることができた。しかし、ほとんど吸蜜をしないで飛びまわるので、なかなか写真が撮れない。
 一方、ツツジはすでに盛りを過ぎていた。黒いアゲハは、そのほとんどがジャコウアゲハの♂である。しばらく撮影して、夕日の滝のキャンプ場へ行き、持参したおにぎりを食べる。夕日の滝は、いつもより水の量が多かった。午後は、昨年と同じく大雄山最乗寺へ廻った。

ジャコウアゲハ♂ -1;クリックすると大きな写真になります 1.ジャコウアゲハ♂ -1
夕日の滝の入口にあたる地蔵堂の駐車場に車を停める。花が少なくなったツツジにジャコウアゲハが来ていた。腹部の赤が鮮やかだ。近くにお茶の工場があり、見学もさせてくれるという。3.11の原発被害で、一時話題となった南足柄の放射能などに付いて話をしてくれた。全く問題はないとのこと。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
オナガアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります 2.オナガアゲハ♂
時間はまだ9時半になっていない。今度はオナガアゲハの♂がツツジを訪れた。花から花へ、タッチ・アンド・ゴーを繰り返す。連写で撮った中の1枚。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ジャコウアゲハ♂ -2;クリックすると大きな写真になります 3.ジャコウアゲハ♂ -2
同じく地蔵堂の駐車場で撮影。1.とは別の個体である。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
モンキチョウ♀;クリックすると大きな写真になります 4.モンキチョウ♀
さて、ウスバシロチョウのポイントに着いた。ウスバシロチョウは飛んでいるが、なかなか止まってくれず撮影のチャンスがない。取りあえず、傍のハルジオンに止まったモンキチョウ♀を撮る。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ -1;クリックすると大きな写真になります 5.ウスバシロチョウ -1
やっとウスバシロチョウが写真を撮らせてくれた。翅がやや黒ずんだ個体である。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ -2;クリックすると大きな写真になります 6.ウスバシロチョウ -2
5.と同じ個体。前翅の中室にある黒い縞模様の幅が太く、より黒く見える。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ♀ -1;クリックすると大きな写真になります 7.ウスバシロチョウ♀ -1
ハルジオンの花に止まるウスバシロチョウは♀が多かった。交尾済みの♀の腹端には茶色っぽい交尾嚢が見られる。これは交尾中に雄が粘液を出して、自分の尾端の毛とともに塗り固めて、他の♂と交尾ができないようにするためのものだ。この写真では交尾嚢が良くわかる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ♀ -2;クリックすると大きな写真になります 8.ウスバシロチョウ♀ -2
7.とは別の個体だが、この♀にも交尾嚢がある。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
コツバメ;クリックすると大きな写真になります 9.コツバメ
コツバメが、近くの民家のツツジの周りを飛んでいた。落ちたツツジの花に止まって、露を吸ってているようだ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ジャコウアゲハ♂ 裏面;クリックすると大きな写真になります 10.ジャコウアゲハ♂ 裏面
コツバメがいた民家のツツジにジャコウアゲハの♂が訪れた。後翅の赤い紋と、腹部の赤が毒々しく見えるが鮮やかだ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ♂;クリックすると大きな写真になります 11.ウスバシロチョウ♂
この個体はどうやら♂のようだ。右側前翅が透けて後ろにあるピンクのハルジオンの花が見える。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ツバメシジミ♀;クリックすると大きな写真になります 12.ツバメシジミ♀
ツバメシジミはマメ科の植物を食草とするが、このツバメシジミも産卵をしようとしているのだろうか。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
夕日の滝;クリックすると大きな写真になります 13.夕日の滝
酒匂川の支流、内川に架かる高さ約23mの滝で、足柄山の金太郎はこの滝の水を産湯の使い、育ったと伝えられる夕日の滝は昨年来た時より、水の量が多かった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/30秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段


2011年6月 9日

南足柄 1/2 夕日の滝 5月18日


 ここ数年、ゴールデンウィークの終わったころ、春のアゲハたちに会いにここを訪れている。今年は5月18日になってしまい、例年より10日ほど遅い。しかし、今年は咲くのが遅かったツツジはまだ花を付けていて、アゲハたちが訪れていた。
 ここは自宅から東名高速を利用すれば1時間ちょっとでつく。大井松田で降りて、県道78号線を足柄峠へ向けて走ると、途中に地蔵堂というところがある。ここを左に入ると夕日の滝に出る。
 先日、5月28日(土) 19時? 12チャンネルの「にっぽん名山紀行」という番組で、ボクシングの内藤父子が、金時山の登山口ということで、ここを紹介していた。今年は足柄峠へは行かずに夕日の滝に直行した。茶畑もある。つい先日、南足柄産の茶葉で放射能が検出されたと報道されていたが、この辺りはどうなのだろうか。

地蔵堂;クリックすると大きな写真になります 1.地蔵堂
ここが金太郎の伝説に伝えられる地蔵堂である。ここは金時山や矢倉岳への足柄側からの登り口にあたり、近くには「万葉うどん」という店もある。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/200秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
コツバメ;クリックすると大きな写真になります 2.コツバメ
足柄峠への道を地蔵堂のところで左に入ると夕日の滝のキャンプ場に行くが、その途中に集落がある。立派な構えの農家の空き地に車を停めさせていただき、しばし蝶を追う。これはコツバメだが、シーズン的には少し遅い。しかし、元気に飛び回っていた。60mmのレンズだと小さな蝶はより接近しなくてはならないので少々きつい。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
オナガアゲハ;クリックすると大きな写真になります 3.オナガアゲハ
白いツツジの花が満開だった。あまり白いツツジに来る蝶は見たことがなかったが、ここでは次から次とやってきた。オナガアゲハ裏面の赤い紋がきれいだった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2500秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
クロアゲハ;クリックすると大きな写真になります 4.クロアゲハ
白いツツジの次の客はクロアゲハだった。どうやら♀のようだ。この日見る蝶はほとんど傷んでいないきれいな個体が多い。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ジャコウアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります 5.ジャコウアゲハ♂
尾状突起はオナガアゲハに似ているが、腹が赤いので容易に区別できる。ツツジの花に頭を突っ込むようにして吸蜜している。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 6.ウスバシロチョウ -1
白いツツジにウスバシロチョウが飛来した。ウスバシロチョウはハルジオンなどで吸蜜することが多いが、ツツジの花で吸蜜するのは初めて見た。見ごたえのあるシーンと思う。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 7.ウスバシロチョウ -2
さらに奥へ進み、夕日の滝の駐車場に車を停めた。ウスバシロチョウが飛んできて葉上に止まり日光浴を始めた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2500秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
カラスアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります 8.カラスアゲハ♀
駐車場の傍のツツジにも黒いアゲハが訪れる。これはカラスアゲハの♀だ。後翅の緑色が美しい。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
サカハチチョウ春型;クリックすると大きな写真になります 9.サカハチチョウ春型
久しぶりにサカハチチョウの春型に会った。初夏を代表する蝶の一つと思う。このレンズ(TAMRON 60mm macro)はきれいな背景のボケを作る。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
夕日の滝;クリックすると大きな写真になります 10.夕日の滝
酒匂川の支流内川にかかる夕日の滝。高さは23m、幅約5m。金太郎の伝説と深い関係があり、金太郎はこの瀧の水を産湯に使い足柄山で育ったとされている。夕日に映える美しさから夕日の滝と呼ばれているとのこと。滝の写真は三脚を使ってシャッタースピードを1秒とか2秒にして、滝つぼに落ちる美しい水の流れを表現するというのが、撮り方のようだが、頓着せずに撮ってしまっている。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 60mm ISO1600 ) 露出補正 なし


2010年5月22日

夕陽の滝と大雄山最乗寺


 5月8日 この時期にここを訪れるのは3度目になる。一昨年、初めて行ったときに、ミヤマカラスアゲハとオナガアゲハの春型が撮れたので、昨年も行ってみたが、時期が少し早かったのか、ジャコウアゲハの♂を見たのみだった。そこで今年は行くのを少し遅らせたのだが、定番のウスバシロチョウはいたもののミヤマカラスアゲハやオナガアゲハは見ることができなかった。
ウスバシロチョウ 開翅;クリックすると大きな写真になります 1.ウスバシロチョウ 開翅
東名高速を大井松田で下りて、伊豆箱根鉄道の大雄山駅の手前を右に曲がって、足柄峠へ向かった。今回は峠まで登らず、夕陽の瀧方面へ直行。イノシシの皮が干してあるお宅の駐車場に車を停めさせていただき、ひらひらと飛び始めたウスバシロチョウを撮った。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒  ISO400 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ 休止;クリックすると大きな写真になります 2.ウスバシロチョウ 休止
しばらく飛び回っていたこのウスバシロチョウは葉の上に止まった。首の周りの黄色が鮮やかである。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒  ISO400 ) 露出補正 なし
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 3.ベニシジミ
おなじみの蝶であるが、色鮮やかであった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒  ISO400 ) 露出補正 なし
スジグロシロチョウ 求愛;クリックすると大きな写真になります 4.スジグロシロチョウ 求愛
農家の庭先にスジグロシロチョウが止まっていた。きれいな個体なので撮ろうとしたところ、♂がアプローチしてきた。スジグロシロチョウの襟の周りの黄色もなかなか美しい。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/400秒  ISO400 ) 露出補正 なし
菜の花とジャコウアゲハ;クリックすると大きな写真になります 5.菜の花とジャコウアゲハ
瀧のほうへ歩いて行くと、畑一面の菜の花でジャコウアゲハの♂が吸蜜していた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/400秒  ISO400 ) 露出補正 なし
大雄山最乗寺のジャコウアゲハ;クリックすると大きな写真になります 6.大雄山最乗寺のジャコウアゲハ
夕陽の滝を見た後、大雄山最乗寺へ行った。モンキアゲハもオナガアゲハもいない。300段以上ある階段を上って奥ノ院へお参りしてきた。黒いアゲハをあきらめて、車に乗って駐車場を離れようとするとつつじの石垣にジャコウアゲハ♂が2頭来ていた。腹の紅色がいかにも「俺には毒があるぞ」と脅している。

Nikon D300 SIGMA 70-300mm F4-5.6D
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒  ISO400 ) 露出補正 なし

2009年5月 5日

ウスバシロチョウ

 5月1日 この日も天気が良いので、出掛けたくなった。横浜市緑区に三保市民の森というのがあり、まだ行ったことがないので行ってみようと思った。ところがネットで調べてみると、平日は駐車場が使えない。バスもあるが恐ろしく時間がかかりそうなので、そこへ行くのは後日にし、この日は、昨年も行った南足柄へ行くことにした。東名高速を大井松田で下りたが、スイスイと渋滞などまったくない。撮りたかった黒いアゲハ達は、時期的にまだ少し早いのか、ジャコウアゲハを見たくらいで少なかった。
1.足柄峠
まずは、大井松田から神奈川県と静岡県の県境にある足柄峠へ行った。御殿場の町の向こうに大きな富士山が見えた。富士山までは近いのだが、春霞のためか霞んで見える。足柄峠には足柄城址や関所跡がある。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/270秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
足柄峠:クリックすると大きな写真になります
2.ウスバシロチョウ 広角撮り
足柄峠で富士を見た後、上ってきた道を戻って、地蔵堂の奥にある夕日の滝へ向かった。昨年の春もウスバシロチョウが飛んでいたところに行くと、今年も待っていてくれた。Nikon P90 のズームを広角端にし、ローアングルからマクロで撮った。このカメラはマクロでピント合わせが難しかったが、だいぶ慣れてきた。

COOLPIX 90
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/780秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
ウスバシロチョウ 広角撮り:クリックすると大きな写真になります
3.連写
ハルジオンで吸蜜するウスバシロチョウを、Nikon P90 の1秒間に最大11駒撮影できるというスポーツ連写機能を使って撮ってみた。シャッターを押し続け、飛び立った瞬間にシャッターボタンから指を離す。上の写真がその32駒目で、何かに驚いてのけぞって飛び立ったところが下の33駒目の写真。シャッターを半押しにし、飛び立ったときにシャッター全押しにして、すぐシャッターボタンから指を離すという方法で、パスト連写機能を旨く使うと良かったが、操作に慣れていなかったので無駄な駒が多くなった。説明はすでにしているが、パスト連写ではシャッター半押しで、全押しする前の10駒のみが記録され、シャッター全押しにすると、押している間はそのまま最大35駒まで記録を続ける。

COOLPIX 90
スポーツ連写 ( F8 1/1340秒 ASA640 ) 露出補正 なし
連写:クリックすると大きな写真になります
4.マクロレンズ
Nikon D300 で Tokina 100mm で撮った。バックがきれいにボケる。

Nikon D300   Tokina 100mm macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/3200秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段 
  アクティブD-ライティング標準
マクロレンズでウスバシロチョウ:クリックすると大きな写真になります
5.さらに接近
Tokina 100mm さらに寄って撮った。このウスバシロチョウは吸蜜に夢中で、ストローを伸ばしている。 黄色い襟巻きがきれいだ。

Nikon D300   Tokina 100mm macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
   アクティブD-ライティング標準
さらに接近:クリックすると大きな写真になります
6.開翅
吸蜜中はなかなか翅を開いてくれないが、一度だけチャンスがあった。

Nikon D300   Tokina 100mm macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/3200秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段 
  アクティブD-ライティング標準
開翅:クリックすると大きな写真になります
7.夕日の滝
ウスバシロチョウを撮り終えて、夕日の滝へ行った。シャッタースピードを遅くして、滝つぼに落ちる滝の流れを滑らかにして撮ってみた。

COOLPIX 90
シャッター優先オートで撮影 ( F4.5 1/25秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
夕日の滝:クリックすると大きな写真になります
8.ヒメウラナミジャノメ
最後に伊豆箱根鉄道の大雄山駅までもどり、最乗寺へ行ってみた。昨年はシャクナゲに来たオナガアゲハを撮ることが出来たので、期待したが、やはり、少し時期が早かったようだ。道端に止まるヒメウラナミジャノメを P90 の広角端マクロで撮った。ピント合わせも慣れてきた。

COOLPIX 90
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/60秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
ヒメウラナミジャノメ:クリックすると大きな写真になります