Studio YAMAKOで“ミツバウツギ”タグの付いているブログ記事

2018年6月 2日

長池公園 4月28日

少し時期的に早いかなと思いながら、アオバセセリを撮りたくて八王子市郊外の長池公園へ出かけた。連休前の土曜日なので駐車場が空いているかちょっと心配だったが、午前9時に着いたときはまだ余裕があった。
 さっそくミツバウツギのある所へ行ってみた。日当たりの良いところにあるミツバウツギは、三分咲きというところだった。アオスジアゲハが絡んでいる。
 午後1時まで粘ってみたが、とうとうアオバセセリは現れなかった。やはり、まだ時期的に早かったのかもしれない。新調したSONY Syber-shot RX10M4の習熟のために、チョウや花を撮った。まだまだ、望遠に繰り出したファインダーで被写体を捉えるのに手間取ることが多い。しばしば、シャッターチャンスを逃していた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.アオスジアゲハ -1
初々しいミツバウツギの花にアオスジアゲハが絡む。チョウまでは4?5mほど離れていて、望遠端(220?・35?換算600mm)で撮っているが、RX10M4は結構重たくて、肘が離れた状態で構えるとブレる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ヤブデマリ 藪手毬 -1
ノリウツギのようだが違う。昨年も撮ったのだが、忘れてしまっていて、後で長池公園自然館の方にモニターの画を見せて聞いたところ、「あっ、そうだ、ヤブデマリだ」と思いだした。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 10mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3. ヤブデマリ 藪手毬 -2
やや黄色を帯びた小さな両性花が集まる花序のまわりに、白色の大きな5枚の花弁の広がった装飾花が縁どる。 白い花弁は4弁のようだが、実は小さい花弁がもう一つあって、5弁である。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 35mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4、ダイミョウセセリ
ヤブデマリの花でダイミョウセセリが吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.クロヒカゲ -1
クロヒカゲが発生していた。意外と敏捷に飛翔する。ベンチで一休み。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.コミスジ
日の当たるミツバウツギの花にはコミスジがいた。近づけないので、望遠端で撮る。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.コチャバネセセリ -1
新品のコチャバネセセリがヤブデマリの花に来て吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO500 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.コチャバネセセリ -2
コチャバネセセリは数頭いた。これも3?4mほどの距離があり、望遠端の220mmで撮るが、チョウも小さいので精いっぱいだ。羽化したばかりのようで、擦れていなくてきれいだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.トラフシジミ
ミツバウツギの花でコチャバネセセリと仲良く吸蜜していたトラフシジミが、いったん、花から離れて、近くに止まった。さすがにボロボロだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.クロヒカゲ -2
花に来たクロヒカゲはあまり見たことがない。ミツバウツギの花にストローを伸ばして吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.アオスジアゲハ -2 花から花へ
アオスジアゲハが元気だった。花から花へ敏捷に移動すいる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 210mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.アオスジアゲハ -3
アオスジアゲハは、どの個体も新鮮だった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
180601_013.jpg 13. アオスジアゲハ -4
コントラストが強く、もっとアンダーにして撮ったほうが良かった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 210mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
; 14.タイザンボク  泰山木
タイサンボクの花が咲いていた。大きな花だ。モクレンの仲間らしい。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 213mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.越冬したテングチョウ
ボロボロになって年を越したテングチョウが元気だった。もう少しすると、今年生まれの新しい世代が初々しい姿を見せるはずだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 218mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2018年3月22日

蝶 自選年間ベスト10 (?15) 2017年

十分なチョウの撮影ができない1年だったが、そんな中でも、春には久しぶりにアオバセセリに会うことができた。また、一度は撮っておかなければいけないと思っていたホソオチョウも撮ることができた。
 昨年と同じく、クジャクチョウやキベリタテハといった高原のタテハチョウたちは極めて少なかった。インターネットでチョウ愛好家の方々のブログを閲覧しても、これらのチョウの不作が伝えられた。7月に、オオムラサキセンターへ行った帰りに、勝沼から日川渓谷沿いに、大菩薩嶺の山麓を走る林道に入ってみた。この時に新鮮ななフタスジチョウを撮れたことは収穫だった。 9月5日にも、今度はキベリタテハを狙って同じ所へ行ってみたが、 チョウ愛好家がよく利用するペンションのかたに伺ってみても、キベリタテハはわずかしか見られないとのことだ。アサギマダラとくたびれたミドリヒョウモンの♀がマルバダケブキの花に来ているくらいで、めぼしいチョウは何もいない。
  7月の20日ごろ、友人御夫婦とドライブ旅行で、鹿沢、湯ノ丸、池之平へ行ったが、そこでは少し最盛期を過ぎていたものの、ミヤマモンキチョウも撮影できた。また、アイノミドリシジミの乱舞に遭遇したことも収穫だった。

クリックすると大きくなります。 1.トラフシジミ 春型 2017年4月4日 神奈川県相模原市
この年もギフチョウを撮りにいつものところへ出かけたが、ギフチョウは発生が遅れているようで、個体数が少なくて、よい写真は撮れなかった。これは梅の花に来たトラフシジミ。春型は裏面の白帯が鮮やかである。トリミングしている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/800秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 2.ホソオチョウ ♀ 2017年4月28日 埼玉県嵐山??
韓国からの人為的な移入種だが、一度は撮ってみたいと思っていた。♂も飛んでいたが痛んでいる個体が多い。弱々しく飛んでは止まる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro??
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 3.アオバセセリ 2017年5月2日 八王子市郊外??
連休の合間にアオバセセリを撮りに行った。ここでアオバセセリに会えたのは5年ぶりだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/250秒 300mm ISO220) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 4.クロアゲハ 2017年5月8日 八王子城跡????
羽化したばかりと思われるクロアゲハの♀が、ミツバウツギの花に絡んでいた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
?? プログラムオートで撮影(f6.3 1/250秒 300mm ISO1400)露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 5.ミヤマカラスアゲハ 2017年5月11日 南足柄夕日の滝付近????
南足柄の夕日の滝の駐車場で、ここでは久しぶりにミヤマカラスアゲハにあった。しかし、大きく破損していて、そのまま画にするのは可哀そうだ。トリミングして破損しているところを切り取った。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/320秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
180322_006.jpg 6.ウスバシロチョウ 2017年5月22日 八王子城跡
この年は南足柄では、その個体数が少なく、ウスバシロチョウを撮ることができなかった。八王子城跡でシーズン最後にリベンジだ。300mmの望遠端開放で近づいて撮ったが、何とかシャープに撮れた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/800秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 7.ウラゴマダラシジミ 2017年6月5日 舞岡公園??
舞岡公園を歩いていて、目の前の池の端で咲くウツギの花でウラゴマダラシジミが吸蜜しているのを見つけた。夢中で吸蜜していて近づいても動かない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro??
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 8.フタスジチョウ 2017年7月8日 日川林道??
オオムラサキセンターへ行った帰りに、キベリタテハが多いという大菩薩嶺山麓の日川峠へ、偵察に行ってみた。キベリタテハ発生には時期的にまだまだ早いので会えないのは当然である。ここ数年、キベリタテハなどタテハが少なかったが、2017年は回復しつつあるという情報もある。途中の日川林道でフタスジチョウのきれいな個体を撮影できた。9月5日にも今度はキベリタテハ狙いで同じ所へ行ったが、収穫はなかった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/250秒 300mm ISO360) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 9.ミヤマモンキチョウ♀ 2016年7月20日 長野県東御市????
ミヤマモンキチョウが確実に撮影できるところはわかったのだが、ただでさえ、敏捷に飛び回るのに、そこはなかなか撮影しにくい場所だ。♂は擦れてきていたが、♀は新鮮な個体が多かった。トリミングしている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18- 300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/640秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 10.パリのモンシロチョウ  2017年8月7日  バリ自然史博物館植物園??????
久しぶりのヨーロッパ旅行で、パリに寄ったとき、マダム・フルニエが1916年から52年にかけて収集した膨大なミイロタテハの標本を見ようと国立自然史博物館へ行った。残念ながら、ミイロタテハの標本の展示はなかったが、博物館の前に広がる植物園が楽しませてくれた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18- 300mm F3.5-6.3 DC MACRO????????
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/320秒 300mm ISO280) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 補1).アイノミドリシジミ  2017年7月21日  群馬県鹿沢高原????????
群馬県側から湯の丸高原の地蔵峠へ行く途中に鹿沢園地というところがあった。車を止めて歩いてみると、緑色の金属光沢に輝くゼフィルスの乱舞に出会った。アイノミドリシジミのようだ。トリミングしている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/160秒 161mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 補2). パリのモンシロチョウ  2017年8月7日  バリ自然史博物館????????植物園
日本のモンシロチョウに比べて、前翅先端が鋭角にとがっている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18- 300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/2000秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 補3).ツマグロヒョウモン♂ 2017年10月8日 舞岡公園??
今年は舞岡公園で、ツマグロヒョウモンが少ないと思っていたが、秋になると多く見られるようになった。普通種ではあるが見栄えのするチョウだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro??
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段


2017年5月24日

裏高尾と八王子城跡 散策 5月8日

長かったゴールデン・ウィークから抜けた5月8日は快晴だった。連休が明けたらと計画していた裏高尾へ行く。朝はゆっくり8時ごろ出発した。圏央道を使うと、1時間少々で日影沢林道入口に到着することができる。特に駐車場はないが、林道の広くなったところに路駐だ。
  歩き始めると汗が出るほどの暑さだが、新緑の林道を歩くのはさわやかだ。林道は小仏城山へと続くが、年配の方々がトレッキングをされている。歩くのが目的の方、探鳥が目的の方、道端に咲く花々を観察して歩かれる人などと会ったが、チョウの写真を撮りに来ている人は見かけなかった。
  私のこの日の目的はアオバセセリだ。沢沿いに咲くミツバウツギの花に来ていないか、目を凝らして探すが、姿はない。ミツバウツギはまだ三分咲きというところか。アオバセセリもまだ発生していないのかもしれない。路傍の可憐な花を撮りながら、城山への途中まで行って戻ってきた。
 昼前になって、持参したサンドウィチを車の中で食べたあと、中央線のガードをくぐって、木下沢へ行ってみた。ここは、網を持った採集者が多く、5?6人の人たちと出会った。ここもウスバシロチョウが飛んでいたくらいだったが、そのウスバシロチョウも採集者のネットに納まってしまった。
 最後に八王子城跡に寄った。ここの方が蝶が多かった。いずれも撮影できなかったが、ウスバシロチョウが飛び、クモガタヒョウモンも元気に舞っていた。咲き始めたミツバウツギの花に来た生まれたてのクロアゲハの♀が、とてもきれいだった。
  午後3時半、帰路に着いたが、帰りは町田街道から16号線に出る一般道を走った。幸い渋滞はなく1時間半で自宅に着いた。

1.タツナミソウ 立浪草 -1
オカタツナミソウかもしれない。シソ科のタツナミソウ属には種類が多い。和名は"波立つような"ということから由来しているそうだ・・・なるほど。素晴らしいイマジネーションと思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/125秒 4mm ISO900? )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
2.タツナミソウ 立浪草 -2
SIGMA 18-300 を付けたD5300 で撮る。花の咲き方と模様が泡立つ波を連想させる。花言葉は「わたくしの命を捧げます」だそうだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影(? ?f?6???????? 1/?250?秒 165mm ISO3?2??00???? ?)露出補正? ?なし
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3.クサイチゴ 草苺 -1
クサイチゴの純白の花が咲いていた。イチゴと付くと食べられるかなと思ってしまうが、はたして食べられるのか否か?毒ではないが、食べた方の話によると美味ではないようだ。全草や果実を乾燥させたものは漢方の生薬として利用されるという。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影(? ?f5.6???????? 1/?250?秒 52mm ISO10??00???? ?)露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。
4.クサイチゴ 草苺 -2??
P610でも撮っておいた。こういうところに生えているという環境が判る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels??
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/125秒 4mm ISO220? ) ? 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
5.八重桜??
小仏城山に向け登って行って、そろそろ引き返そうかと思っていたころ、こんな花が咲いていた。遠くから見るとエゴノキかなと思ったが、近くへ行ってみると八重の桜だった。wikipediaによると、ヤエザクラとは八重になる桜の総称という。ヤマザクラやサトザクラから変化したものと言われている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影(? ?f6.3???????? 1/?250?秒 300mm ISO280 ?)露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。
6.日影沢林道
八重桜のところで引き返す。日影沢林道を下っていく。左側は沢が近くなってくる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.8 1/200秒 6mm ISO100? ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
7.ムラサキケマン 紫華鬘
こんなきれいなムラサキケマンは初めて見た。wikipediaによれば、全草にプロトピンを含み有毒で、誤食すれば嘔吐・呼吸麻痺・心臓麻痺などを引き起こすという。 ウスバシロチョウの幼虫の食草であり、このためウスバシロチョウも有毒となる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3???????? 1/?800?秒 280mm ISO200 ?)露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。
8.シャガ 射干、著莪、胡蝶花
シャガは中国原産で、かなり古くに日本に入ってきた帰化植物だそうだ。色鮮やかな花だが、あまり好きではない。チョウもめったに寄ってこない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/125秒 4mm ISO360 )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
9.ミツバウツギ 三葉空木
写真のように葉が3枚、複葉で出てくるのでこの名がある。花は完全には開かない。しかし、チョウたちが好きな花だ。開花のころ、アオバセセリ、オナガアゲハ、カラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、クロアゲハ、サカハチチョウ、コミスジ、キタキチョウ、などが吸蜜している。茎はウツギと同様に中空となる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.2 1/320秒 30mm ISO100 )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
10.ヤブデマリ 藪手毬
長池公園で見たヤブデマリのようだ。、カンボクかとも思ったが、葉の形がヤブデマリのようである。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.5 1/125秒 45mm ISO560 )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
11.コハコベ 小繁縷
小さな可憐な花が咲いていた。 wikipediaによれば、日本では春の七草の一つとして古くから親しまれており、葉野菜として食用にされる。また家畜として飼われているニワトリの餌となることもある。ただし畑地では、他の穀物の成長を妨げる雑草として扱われ、オオムギの生産量を最大80%減少させることもあるとされる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3???????? 1/?500?秒 280mm ISO200 ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.セリバヒエンソウ 芹葉飛燕草 
小石川植物園や武蔵嵐山でもツマキチョウが吸蜜に来ていた花だ。中国から明治時代に観賞用に渡来したとされる外来種だそうだ。強い毒性があるという。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3???????? 1/?450?秒 300mm ISO200 ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.ホオジロ??
八王子城跡に初めて見る野鳥がいた。その場では何という鳥かわからなかった。10m以上向こうで、地面にいる虫を啄んでいるのだろう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels??
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/125秒 197mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
14.八王子城跡??
想定復元された冠木門。八王子城跡の虎口への石段を上がるとこの門がある。石垣は落城したあと土に埋もれていたという。通路の幅の広さから立派な城であったことが偲ばれる。この門の向こうが御主殿である。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels??
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/1250秒 4mm ISO100 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。


2017年5月20日

アオバセセリとミツバウツギ 5月2日

多摩丘陵の長池公園にアオバセセリを撮りに行く。長池公園を初めて訪れたのは、2012年5月7日だったが、その時思ってもみなかったアオバセセリに会えた。以来、この時期に2回ほど来ていたが、その後アオバセセリには会えていない。
 アオバセセリはミツバウツギの白い花に良く来る。裏高尾でもそうだ。だが、ミツバウツギの開花時期は毎年ずれる。それとアオバセセリの発生時期との兼ね合いだ。
 今回、ミツバウツギの花は三分咲きだった。やはり、アオバセセリを狙っていると思われる方がおられたので、「アオバセセリは出てますか?」と尋ねてみたところ、「今日、写真を撮られた方がいますよ」とのこと。発生していることが確認できた。
 しかし、ミツバウツギの花の咲くところでじっと待機するもなかなか現れてくれない。たまにカラスアゲハやコミスジがやってくる。
 1時間ほどたったころ、やっと本命のアオバセセリが現れた。気温が上がったのであろうか、活発になり、1頭がいなくなると、また、しばらくして次の個体が現れ、ミツバウツギの花にぶら下がって吸蜜する。こうして、ある程度の成果を得たが、アオバセセリは花や葉の日陰になることが多く、暗くなってしまった。画像ソフトで手を入れざるを得ない。

クリックすると大きくなります。 13.クロヒカゲ
翅の模様は舞岡公園にも多くいるヒメヒカゲに似るが、色は黒褐色だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f?5.6 1/1?25???秒 ?161?????mm ISO110)??露出補正 ?-????????0.3段
クリックすると大きくなります。 14.クロヒカゲ 裏面
羽化したばかりの新鮮な個体のようだ。眼状紋が鮮やかである。

Nikon D5000 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/?800秒 240mm ISO200???? ?)露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 15.ルリタテハ??
長池から「かんさつの道」という林の中の道を通って、田んぼのあるところへ下りてきた。越冬をしたルリタテハがいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels??
プログラムオートで撮影(f?6.3 1/500???秒 ?236?????mm ISO100)??露出補正 ?-????????0.3段
クリックすると大きくなります。 16.カラスアゲハ
ミツバウツギの咲くところで、アオバセセリが来るのを待っていると、ときどきカラスアゲハがやってくる。

Nikon D5000 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/?250秒 300mm ISO640???? ?)露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 17.カラスアゲハとコミスジ??
ミツバウツギの花に来ていたコミスジを撮ろうとカメラを向けると、その視野にカラスアゲハが飛び込んできた。

Nikon D5000 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/?400秒 300mm ISO200???? ?)露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 18.アオバセセリ現る????
ミツバウツギの花の下で待っていると、アオバセセリが機敏な動きで飛んできて、比較的近くの花にぶら下がった。久しぶりに見るアオバセセリだった。

Nikon D5000 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/?250秒 120mm ISO220???? ?)露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 19.アオバセセリ -1
少し吸蜜してはまた次の花に移る。

Nikon D5000 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/?500秒 120mm ISO200???? ?)露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 20.アオバセセリ -2??
こんどは別のミツバウツギにアオバセセリが来た。まだまだ発生初期のようできれいな個体だ。

Nikon D5000 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/?400秒 120mm ISO200???? ?)露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 21.アオバセセリ -3??
日が当たるところで吸蜜してくれている。だが、すぐに飛び立ち、次の花に移動する。

Nikon D5000 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/?250秒 300mm ISO220???? ?)露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 22.アオバセセリ -4????
少し離れたところに止まっている。

Nikon D5000 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/?400秒 300mm ISO200???? ?)露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 23.ミツバウツギとアオバセセリ??????
ミツバウツギの三つ葉でアオバセセリが陰になってしまった。トリミングしている。

Nikon D5000 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????????
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/?800秒 300mm ISO200???? ?)露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 24.アオバセセリ -5??????
口元のオレンジ色がアクセントになっている。美しいセセリチョウだ。トリミングした。

Nikon D5000 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
?? プログラムオートで撮影(? ?f6.3 1/?800秒 300mm ISO200???? ?)露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 25.キタキチョウ??????
?? ミツバウツギの花にキタキチョウも吸蜜に来た。チョウが好きな花なのだ。

Nikon D5000 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????????
?? プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/?500秒 300mm ISO200???? ?)露出補正? ?なし


2017年5月18日

多摩丘陵 長池公園 5月2日

今年のゴールデン・ウィークは、4月の29日(土)?5月7日(日)まで、9連休というが、そのうち5月1日、2日は一応平日であり、子供たちは学校へ行かなくてはならない。毎年、GWは人出が多く、車も混むので、出かけないようにしているが、5月2日にミツバウツギとアオバセセリの様子を見に、八王子市の長池公園へ行ってきた。 園内は子供たちは少なかったが、私たちのような年配のかたがたが、カメラを片手に、鳥、花、そして蝶の写真を撮りに来られている。最近はは一人で歩かれているご婦人も多い。
 まずは園内を一周する。武蔵嵐山の蝶の里でみたキンランも咲いていた。アオバセセリがやってくるミツバウツギの花は三分咲きといったところだろうか。この日の本命であるアオバセセリには、入園後1時間ほどして、やっと会うことができた。
 まず、園内の様子をご覧いただきたい。

1.ヤブデマリ 藪手毬
白い花の咲く樹に咲く花に、マクロレンズを付けたカメラを向けている方がいた。すわ、アオバセセリがいるのかと思い、近づいてみるが、チョウの姿はない。尋ねてみると、ミツバウツギと思っていたこの花は、ヤブデマリという花だそうで、毎年撮りに来ているのだと言われていた。ガクアジサイのような花だ。

Nikon D5000 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影 (? ?f6???? 1/?250?秒 130mm ISO200???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.オオアマドコロ 大甘野老??
Wikipediaによれば、人間との関りとして、茎や根茎には甘みがあり、山菜として食用にされる。根茎は特に晩秋が旬とされ、天ぷらにすると美味とされる。根茎を乾燥させたものは玉竹(ぎょくちく)または萎?(いずい)という生薬であり、滋養強壮に効果があるとされる。民間薬的なものであり、伝統的な漢方方剤ではあまり使われないし、日本薬局方にも収録されていない。また根茎を摺り潰して、打ち身の局部に塗ると記してあった。

Nikon D5000 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影 (? ?f6???? 1/?250?秒 155mm ISO1250???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.エビネ 海老根
近くにサイハイランと記された札が立っていた。ネットで花の画像を検索してみると、サイハイランとは少し違うようだ。どうやらエビネのようだ。

Nikon D5000 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影 (? ?f4.8???? 1/?250?秒 56mm ISO1000???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.ジュウニヒトエ 十二単
名前の由来は、花穂に花が重なり合う様子を、平安時代の女官の衣装「十二単」にたとえたものであるという説が一般的だそうだ。ただ、この名がつけられたのは鎌倉時代に入ってからであるという説があるという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f?3????????.3??? 1/1?25???秒 ?4?????mm ISO100)露出補正 ?-????????0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
5.田んぼ???
長池という池から、北東への林の中の道を登って、下ると、炭焼き小屋があり、田んぼがあった。オニタビラコの花が咲いている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f3.5??? 1/640秒 ?5?????mm ISO100)??露出補正 ?-????????0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
6.オニタビラコ 鬼田平子
道端や庭に自生する雑草である。Wikipediaによると、オニタビラコ(鬼田平子)は、大柄なタビラコの意と考えられ、タビラコはコオニタビラコのことである。コオニタビラコは春の七草の「ほとけのざ」のことなので、混同されてオニタビラコも七草がゆに使われることがあるそうだ。間違いではあるが、食べられるようである。300mmで撮るが、風で揺れるのでピントが合わせにくい。

Nikon D5000 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3???? 1/?640?秒 300mm ISO200???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.ヘビイチゴ 蛇苺
和名の由来については、実が食用にならずヘビが食べるイチゴ、ヘビがいそうな所に生育する、イチゴを食べに来る小動物をヘビが狙うことからなどの諸説があるそうだ。毒があるという俗説があり、ドクイチゴとも呼ばれるが、無毒だそうだ。

Nikon D5000 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影(? ?f6.3???? 1/?800秒 300mm ISO200???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.ミツバウツギ 三葉空木
この花はチョウの好きな花である。今の季節なら、アオバセセリや、クロアゲハ、カラスアゲハなどのアゲハ達が好んで訪れる。この日、ミツバウツギは三分咲きというところ。日当たりの良いところでは、咲いている花も多く、アオバセセリやカラスアゲハが、その白い花に飛来した。

Nikon D5000 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影(? ?f6.3???? 1/?640秒 300mm ISO200???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.キンラン 金蘭 -1
4月28日に武蔵嵐山の蝶の里公園へ行ったとき、林床に咲くキンランを見た。ここでは、さらに数多く咲いていた。ギンランはなかった。

Nikon D5000 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6???? 1/?250秒 102mm ISO200???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.キンラン 金蘭 -2??
立ち姿が美しい。

Nikon D5000 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3? 1/250秒 300 ISO1000 ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.長池見附橋
長池公園の北東側には公園最下の池、姿池があり、その池に長池見附橋が掛けられている。かつて新宿区四谷にあった四谷見附橋を移設復元したものだそうだ。平成5年に完成している。大正時代に造られた四谷見附橋の再建にともない、1993年にこの地に移設され新たな役割を担うことになった。大正ロマンを感じさせるものとなっていると、パンフレットに記されていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f?4.5? 1/?800?秒 ?12mm ISO100)??露出補正 ?-????????0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
12.築池
長池公園の中央にある築池(つくいけ)は3つある池のうち、もっとも大きな池だ。静寂だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f?4.5? 1/?640?秒 ?12mm ISO100)??露出補正 ?-????????0.3段
;クリックすると大きな写真になります。


2017年1月19日

蝶 自選年間ベスト10 (?10) 2012年

冬は撮れたてのチョウの写真が無く淋しいので、過去に撮った写真の中から、自選した写真を取り出してみている。昨年2月11日に「蝶 自選年間ベスト10 (?9) 2011年」をアップしたがその後滞っていた。
  2012年も相変わらず、1月にグァム島へ行き、4月は神奈川県でギフチョウを求め、5月には南足柄と裏高尾、6月には舞岡公園で平地産のゼフィルスを撮り、前半を過ごした。夏は信州だが、安曇野の烏川渓谷緑地でコムラサキの良い写真が撮れたこと、旧国鉄篠ノ井線の廃線敷でミヤマカラスシジミが撮れたことくらいだろうか?まずは平年並みの1年だった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.オーキッドツリーの花に遊ぶシロオビアゲハ 2012年2月6日 グァム島
この年のグァム島ゴルフツァーは第8回目となった。仲間で10回まではやろうと言っている。前の年と同じところに咲くオーキッドツリーの花にこの年もシロオビアゲハが来ていた。次から次へと花を移り飛び、まるで遊んでいるようだった。オーキッドツリーの花は見上げる高さに咲く。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.アセビとギフチョウ 2012年4月9日 神奈川県相模原市
ここではギフチョウは、その時に咲いている花で吸蜜をするが、この年はアセビの花が咲いていた。そのアセビの花に来たモデルに何人ものカメラマンがレンズを向けた。幸い私は良いポジションにいたので、しゃがみ込んでややローアングルで数ショット撮った。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.林道のサカハチチョウ 2012年5月14日 東京都下裏高尾
林道を進んでいくと、開けたところに出た。サカハチチョウがその林道に浸みだした水を吸っていた。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ミツバウツギの花とアオバセセリ 2012年5月14日 東京都八王子市
この年は裏高尾ではアオバセセリが撮れなかった。ごご3時、高尾駅の近くまで移動して、やっと撮れた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 100mm ISO900 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.白いアカボシゴマダラ 2012年6月4日 横浜市舞岡公園
春型のアカボシゴマダラは白い。初めて見たときは何が飛んでいるのだろうかと思った。この個体は♀だろうと思うが、後翅にうっすらと赤い斑紋が出ていて、なかなかの別嬪さんだった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 100mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ヒメシジミ 2012年7月13日 長野県八島が原湿原
見事な日の丸構図になってしまったが、反面、アカツメクサとのバランスも良く気に入った1枚である。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.テリトリーを守るコムラサキ 2012年7月14日 長野県安曇野 烏川渓谷緑地
渓谷沿いの梢にコムラサキの♂が止まって、睨みをきかせていた。他の♂に侵入させないように我がテリトリーを守っているのだろう。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 100mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ミヤマカラスシジミ 2012年7月14日 長野県 旧国鉄篠ノ井線廃線敷
廃線となった篠ノ井線の線路を撤去した砂利が敷かれた跡を歩いた。両側に咲くいろいろな野の花に蝶が来ている。ミヤマカラスシジミは箱根の湿生花園にもいるが、ここで見た同種は新鮮な個体が多かった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.ルリタテハ 2012年7月14日 長野県 旧国鉄篠ノ井線廃線敷
今まで撮ってきたルリタテハの写真は越冬した個体のものが多かった。ここで見たルリタテハは、とてもきれいな瑠璃色の帯をしていた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.翅を開いて休むクジャクチョウ 2012年7月14日 長野県 旧国鉄篠ノ井線廃線敷 廃線跡の砂利の上は暖かくて、気持ちが良いのだろう。クジャクチョウが翅を開いてくれた。なるべくローアングルにして、上から押さえつける摂り方にならないように配慮した。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.翅が透けるウスバシロチョウ 2012年6月18日 神奈川県南足柄 夕日の滝付近
ハルジオンの花で吸蜜するウスバシロチョウ。翅が透けてそのハルジオンの花が透けて見える。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO500 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.ミドリシジミAB型 2012年6月18日 横浜市舞岡公園
舞岡公園のミドリシジミのメスはAB型が比較的多いように思う。羽化したてなのだろうか、とても美しい個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO500 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補3.ウラジャノメ 2012年7月13日 長野県八島が原湿原
地味な蝶だが私は好きだ。金色に縁どられた黒い紋が粋だと思う。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 
;クリックすると大きな写真になります。 補4.飛び立つモンキアゲハ 2012年8月30日 横浜市舞岡公園
8月はクサギの花が咲き、その花の匂いに誘われて黒いアゲハたちがやってくる。

Nikon D300 SIGMA 70-300mm apo macro F4.5-5.6 
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 300mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段 
;クリックすると大きな写真になります。 補5.ベニヒカゲ 2012年9月3日 長野県池の平湿原
キオンの花でベニヒカゲが吸蜜していた。発生時期的には少し遅く、きれいな個体は♀が多くなっている。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F9 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 補6.キタテハ 2012年10月5日 横浜市舞岡公園
柿の葉に止まる秋型のキタテハ

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 補7.ゴイシシジミ 2012年9月3日 長野県地蔵峠
私が昆虫少年の頃は、ゴイシシジミはそれほど珍しい蝶ではなく、都内でもいくらでも見ることができたという記憶がある。しかし、最近はまったく見る機会がない。舞岡公園にもいると言われるが、10年以上通っているがまだあったことがない。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段


2016年7月28日

箱根湿生花園に咲く花々 7月19日

入園の際にいただいたパンフレットには、箱根湿生花園は、湿原をはじめとした川や湖沼などの水湿地に生育している植物を中心とした植物園であり、園内には低地から高地まで日本の各地に点在している湿地帯の植物200種のほか、草原や林、高山植物1.100種が集められ、その他珍しい外国の山草も含め約1,700種の植物が四季折々に花を咲かせているとある。
 この日は先に記したように蝶が少なかったので、花の写真を撮りながら歩いた。もちろん、撮った花のすべては網羅できないが、花の名前を添えて載せてみる。花の写真の撮り方の基本を知らないので、種が分かりにくいこともあると思うがお許しいただきたい。

18.箱根湿生花園を歩く
箱根湿生花園は箱根町仙石原にあって、「狭い」か「広い」かは人により感じ方が異なるが、広さはおおよそ17ヘクタールという。普通の足でゆっくり園内を一周するのに、40分ほどかかる。湿原が復元されている園内には木道が敷かれていて歩きやすい。もちろんその木道以外のところへ立ち入ることはできない。12月には閉園され、翌春の3月20日の開園日までは冬季休園となる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/160秒 10mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
19.マツムシソウ 松虫草
信州の高原でよく見かけるマツムシソウが咲いていた。信州の池の平湿原でマツムシソウにベニヒカゲが群がるのは8月に入ってからだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
20.ハクサンフウロ 白山風露
この花も夏の高原で多く咲いている可憐な花だ。花の写真の撮り方の基本を知らないが、構図とどこにピントを合わせるかということは、何の写真を撮るにも共通のことだろう。もう一つ大事なのは「光線」だ。この写真のように日の光をいっぱいに受けている花を撮るのは難しい。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
21.オオバギボウシ 大葉擬宝珠
ギボウシとは、蕾の形が日本の橋の欄干にある擬宝珠の形に似ていることによる。オオバギボウシの若葉はウルイと呼ばれ、山菜として賞味されるという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/1600秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
22.サワラン 沢蘭
湿原や湿った草原に生える多年草だ。オレンジ色が目を引く。手ぶれしてしまったのかピントが甘くなっているが、サワランを撮ったのはこのショットしかなく御容赦。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.5 1/125秒 48mm ISO250 ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
23.ヤマユリ 山百合
立派な花だ。カラスアゲハなど大形の黒いアゲハが頭を突っ込むようにして、このヤマユリの蜜を吸って、その黒い翅にオレンジ色の花粉を付けているのをしばしば見ることがある。 

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 64mm ISO140 ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
24.クガイソウ 九蓋草、九階草
この花は同定に迷った。ルリトラノオとよく似ているが、房にある小さな花の形がクガイソウのようだ。同定できない花を「この花の名は?掲示板」に投稿して教えていただくことがあるが、その際、しばしば、「葉が写っていないので確認できない」また、「茎の立ち上がりが見たい」などのご指摘を受けることがある。同定のための写真と、一般的な花の写真とは違うと思うが、同定の際には必要なポイントだ。クガイソウとルリトラノオも葉の付き方をはっきり撮っておけば後で同定しやすかったと思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4.5 1/400秒 14mm ISO100 ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
25.リアトリス 和名はキリンギク 麒麟菊
原産地は北米で日本には大正時代に渡来したそうだ。入園口近くの「外国の山荘と園芸種」というコーナーに植えられていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4.5 1/400秒 14mm ISO100 ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
26.タチギボウシ 立擬宝珠
前掲のオオバギボウシとよく似るが、背丈が低い。さらに小さいコバギボウシというのもある。暗いところで咲いていたのでP610のフラッシュを使った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/1600秒 4mm ISO100 ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
27.コオニユリ 小鬼百合 -1
山地の少し湿った場所に生える多年草とのことで、昨年、湯の丸高原へ行った時には、コオニユリに来たミヤマシロチョウを撮影できた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/1000秒 4mm ISO100 ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
28.コオニユリ 小鬼百合 -2
コオホネやヒツジグサの咲く池のほとりにコオニユリが咲いていた。気に入ったショットだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4.8 1/125秒 19mm ISO100 ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
29.エゾミソハギ 禊萩
近縁のミソハギより大型で、葉の基部が茎を抱き、毛が多いという。この写真では同定の役に立たないが、そばに種名の札が立っていたの確認できた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
30.ノカンソウ 野萱草
ニッコウキスゲの仲間。よく似たヤマカンゾウは舞岡公園でも見られる。ヤマカンゾウの花が八重なのに比べ、このノカンゾウは一重だ。カンゾウ(萱草)の意味はこの美しい花を見ていると物も忘れると言う故事からの漢名で、忘れ草とも言うとのこと。

  Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/800秒 4mm ISO100 ) ? 露出補正 -0.3段 
;クリックすると大きな写真になります。
31.キキョウ 桔梗 -1
日当たりのよい草原に見られるが、国内ではそのような場所が激減したため絶滅危惧種になっているそうだ。キキョウは舞岡公園で見かける。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/160秒 4mm ISO100 ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
32.キキョウ 桔梗 -2
湿原植生復元区にすっきりと伸びた一本が爽快な花を咲かせていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 64mm ISO125 ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
33.ミヤマアズマギク 深山東菊 
中部地方以北の高山帯の乾いた礫地や草地に生える高山植物でアズマギクの亜種とのこと。コマクサやクロユリなどの日本の代表的な高山植物が集められているところに生えていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/800秒 4mm ISO125 ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
34.シャジクソウ -1 車軸草
シャジクソウとは、葉が車輪の軸のように付くからで、夏の高原を彩る代表植物の一つという。マメ科のシロツメクサなどの仲間で英語ではクローバーと総称されるとのこと。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/125秒 4mm ISO125 ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
35.シャジクソウ -6 車軸草
90mmマクロで撮る。ピントの合わせどころが難しい。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/4000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
36.ハマナス 浜茄子
「知床旅情」の歌詞で聞くがどんな花なのか、よく知らなかった。みずみずしい美しい花が咲いていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
37.ハマナスの実
こんな実がなることも知らなかった。根は染料などに、花はお茶などに、果実はローズヒップとして食用になるそうだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
38.ホザキシモツケ 穂咲下野
涼しい気候の温地帯に生育するそうだ。円錐花序が密集して8?15cmの長い花穂となる。この花の特徴から「穂咲」と命名されたとのこと。日光の戦場ヶ原では群生する。

  Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5 1/400秒 21mm ISO125 ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
39.イタドリの実
何年か前、美ヶ原山麓の三城牧場に咲いていたイタドリの花にサカハチチョウの夏型が吸蜜に来ていた。ファインダーを通して見た、青空を背景にイタドリの花で吸蜜するサカハチチョウを忘れられない。

  Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
40.コウホネ 川骨、河骨
コウホネは、スイレン科の植物の1種である。湿生花園の池に咲いていた。 

  Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 108mm ISO160) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
41.オグラセンソウ 小倉仙翁 
ナデシコ科センノウ属の多年草。夏に引き裂いたような紅い色の花をつける。九州地方、岡山県以西の中国地方などの山間部の湿地帯に生育する。絶滅危惧種になっているそうだ。箱根湿生花園にはよく似たエンビセンノウの咲いているが、エンビセンノウに比べて花びらの裂け方が浅い。日が当たっている赤い花の色が飛んでしまった。

  Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/200秒 64mm ISO100) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
42.エゾリンドウ  蝦夷竜胆
葉の中に埋もれていて見つけにくく、上からしか見られなかったのでこんな写真になってしまった。この写真では同定に苦労する。 

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/320秒 64mm ISO100) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
43.オオマツヨイグサ 大待宵草
  花は夕方に開き朝にはしぼむ黄色い一日花だそうだ。ただいま、9時56分。まだ、朝のうちなのだろか。北アメリカ原産の植物をもとに、ヨーロッパでつくられた園芸種といわれ、明治のはじめに渡来し、現在では各地に野生化しているとのこと。そういえば、春にツツジを見に葉山国際村へ行ったときに、この花、あるいは近縁種を見た記憶がある。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
44.エンビセンノオ 燕尾仙翁 -1
花びらの裂けた形が燕尾形に長いところから 「燕尾」と名づけられている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/125秒 10mm ISO320) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
45.エンビセンノオ 燕尾仙翁 -2
90mmマクロで撮る。エンビセンノウは山地、高原に咲くナデシコ科の多年草であるというが、花の形がナデシコに似ている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
46.カライトソウ 唐糸草
唐の絹の紐糸に似ていることから、カライトソウ(唐糸草)という名前だが、純国産の高山植物で ワレモコウやシロバナトウウチソウの仲間だそうだ。ワレモコウとは似ていないように思うが。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 90mm ISO100) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
47.キリンソウ 麒麟草、麒輪草 -1 
想像上の動物である麒麟の胸が黄色であることから、という説と、黄色い花が輪になって咲くという説とで、漢字名が異なる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4.5 1/125秒 14mm ISO100) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
48.キリンソウ 麒麟草、麒輪草 -2
キリンソウの花は茎先に円錐花序を出し、10?30輪の黄色い小さな花をつける。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
49.キンロバイ 金露梅
標高の高い場所に自生する。 花は黄色でヘビイチゴに似た、花径2?3cm位の黄色い花が木に咲く。丈は低く15cmほどの高さで、 高山の岩場に生える落葉小低木。岩礫地や岩の間に咲く。葉は花より小さく毛が目立つ。白い花もあり、それをハクロバイともギンロバイとも言う。名の由来は花の形がウメに似ており、黄色であることからという。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
50.ニッコウキスゲ 日光黄菅
黄色の花を咲かせ、葉がスゲに似ていて、日光の山に多く咲くところからこの名がついたようだ。ニッコウキスゲ の名称の方が有名であるが、種の統合の結果、ゼンテイカ(禅庭花)の和名が適切との こと。この時期に蝶の写真を撮りに信州の高原に行くと咲いている。群落になって咲いていることが多いので一輪だけ咲いているのを見るとなにか違う花のように思える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/250秒 4mm ISO100) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
51.アミメヘイシソウ 網目瓶子草
サラセニア属の食虫植物の1種だそうだ。捕虫葉の先端部分に紅白の網目模様が入り、美しい。箱根湿生花園では、この8月1日から31日まで世界の食虫植物展が開催される。、世界各地に分布する食虫植物を約100 種700 点展示されるとのこと。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.1 1/125秒 54mm ISO110) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
52.ミツバウツギの実
春には蝶がよく集まる白い花を咲かせるミツバウツギの実は変わった形をしている。先のとがった軍配のようだ。長さ、幅とも2?3センチ。今はまだ緑色をしているが、9月になると熟して茶色くなる。中には4?5mmの種子が数個ずつ入っている。果肉を持たないこの実は、風に飛ばされることによって種子を運ぶのだろうか。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
53.シシウド 猪独活
信州の高原でもよく見かける。山地のやや湿った向陽地に生えるという。高さ2mほどで、小さな花が傘状に集まった花序はセリ科の特徴である。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.1 1/125秒 54mm ISO110) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
54.ヌマトラノオ 沼虎の尾
この花の名を調べるのにはずいぶん手間取った。箱根湿生花園でもあまり多く咲いていない。 オカトラノオ が高原や山に育つ植物なら、ヌマトラノオは湿地に育つことからその名があるようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/400秒 4mm ISO110) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
55.この花の名は?
この花は何という花なのだろうかとネットでいろいろ調べたが、とうとう確信を持てなかった。前のオカトラノオにも似ているのだが。同定のためには茎の立ち上がりや、葉の形状、つき方が判るように撮っておかねばならないことがよくわかる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/320秒 90mm ISO110) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2016年2月11日

蝶 自選年間ベスト10 (9) 2011年

この時期、沖縄・先島諸島か東南アジア、あるいは地球の反対側へでも行かない限り、蝶の写真を撮ることができない。ブログに蝶の写真が無いと淋しいので、蝶 自選年間ベスト10? の2011年分を見ていただくことにする。

? 2011年は娘?たち?夫婦と2回、海外旅行の機会が?あ?った。そのうちの1回は5月に行った台湾。?いち?日?、?私に付き合わせて台北郊外の蝶の名所、陽明山へ行った。ただ、蝶の季節に1か月ほど早く、蝶の種、個体数はあまり多くなかったのが残念だった。もう1回は秋に北イタリアへ行った。これはいわばグルメ・ツアーで、パルマ近郊の、ワイナリーへ行ったり、プロシュートやパルミジャーノ・レジャーノを楽しむのが娘夫婦の望みだった。蝶の数はそれほど多くはなかったし、蝶の写真を撮るために動くことはなかった。
?  年ごとに?段々と撮る?蝶の?写真が増えてきた。年間ベスト10を選び出すのも、どれにしようかと迷うことも多くなった。
? ? 特記すべきことは、この年のグァム島ゴルフ・ツアーの折に撮ったシロオビアゲハの写真が、翌年の「昆虫と自然」8月号の表紙に採用されたことだった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.シロオビアゲハ 2011年1月24日 グアム島
タロフォフォにあるゴルフ場でプレイを終わり、帰りのバスまでの時間が1時間ほどあったので、クラブハウスの周囲を歩いて?い?た。シロオビアゲハが多く飛んでいた。この写真は、翌年、ニューサイエンス社発行の「昆虫と自然」という昆虫雑誌の表紙に採用された。2012年2月18日のStudio YAMAKOにアップしたグアム島のマンギラオゴルフ場で撮ったコヒゲセセリの写真がそのきっかけとなった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/98秒 110.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.テイキンザクラで吸蜜するマルバネルリマダラ 2011年1月25日 グァム島
これもグァム島のマンギラオというゴルフ場で撮った。18番ホールからクラブハウスへ戻る道の途中に深紅のテイキンザクラが咲いていて、そこに数頭のマルバネルリマダラが飛んでいた。なかなか翅を開いて?くれず、?瑠璃色?の輝き?を見せてくれない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/60秒 24mm ISO64 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.トラフシジミ 2011年4月2日 横浜市三ツ沢公園付近 豊顕寺
少々上り坂がきついが?、?自宅から30分ほど歩くと三ツ沢公園に?行ける?。4月には桜がきれいなので、行ってみた。途中にある豊顕寺というお寺にお参りしたところ、その境内でトラフシジミを見つけた。地面に止まるので撮りにくかったが、コンデジのバリアングル・モニターを使ってロー・アングルで撮った。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3mm-39.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( F4 22mm 1/250秒 ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ギフチョウ 2011年4月6日 神奈川県相模原市
この年はまだ梅の花が咲いていた。ギフチョウの裏面を撮る。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ウラフチベニシジミ 2011年5月10日 台北近郊 陽明山
台北市内からタクシーで小1時間で陽明山に行くことができる。タクシーだったのでさらに少し奥の二子坪まで行き、そこのバス停の案内所で、どの道を歩けば蝶が多いかを訊ねてみた。選択肢は二つあり一つは左手の大屯山車道、もうひとつは二子坪歩道とのこと。大屯山車道を行くと、このウラフチベニシジミが花に来ていた。日本にいる蝶には見られない模様と色だった。?ここでは普通種のようだ。?

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.サカハチチョウ春型 2011年5月18日 神奈川県南足柄 夕日の滝付近
左の翅全体にピントが来てくれた。この年の1月に新調したTAMRON AF60mm f/2.0 Di macro で撮ったが、背景は?丸い?ボケがきれいだった。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.ウスバシロチョウ 2011年5月18日 神奈川県南足柄 夕日の滝付近
2008年以来、ほぼ毎年ここにウスバシロチョウの写真を撮りにくる。のっぺりした写真になってしまったが、ウスバシロチョウのポートレート的な写真になった。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/2500秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.オナガアゲハ 2011年5月19日 都下裏高尾
小学校時代のクラス会で、高尾山周辺のトレッキング・ガイドをしている友から、裏高尾のアオバセセリのポイントを?教えてもらった?。沢沿いに咲くにミツバウツギの白い花には、オナガアゲハ、ジャコウアゲハ、ミヤマカラスアゲハなど黒いアゲハも吸蜜に来ている。きれいな個体が多かった。ただ、60mmのレンズでは少々つらい。

  Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ミヤマカラスアゲハ♀ 2011年5月19日 都下裏高尾
見事なミヤマカラスアゲハの♀に出会えた。後翅裏面の白い帯が太いのが印象的だった。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.フチグロヒョウモンモドキ 2011年9月7日 イタリア パロマ郊外
  北イタリア旅行でパルマ郊外のグルメ・ツアーのコースになっていたエミリア地方の丘陵地帯にある Ariola ワイナリーで撮った。
この蝶もきれいだったが、このワイナリーのレストランでワインとともに食べたパルミジャーノ・レジャーノとプロシュートの味は忘れられない。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.シロオビアゲハ 2011年1月24日 グアム島
タロフォフォでのゴルフのプレー中に5?6mの高さの美しいピンクの花に来ていたシロオビアゲハ♀を撮った。COOLPIXのP90を携行していたので、引き寄せて撮ることができた。顔が見えないのが残念。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/622秒 86mm ISO64 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.アオバセセリ 2011年5月19日 都下裏高尾
川沿いに咲くミツバウツギの花に、この日の本命だったアオバセセリが吸蜜に来ていた。俊敏に飛ぶので、飛び立たれると目で追うのが大変だ。60mmマクロでは撮りにくい。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補3.ミヤマセセリ 2011年5月19日 都下裏高尾
?初夏、?ミヤマセセリがまだ生き残っていた。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/3200秒 60mm ISO 400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補4.アオバセセリ 2011年5月19日 都下裏高尾 
ミツバウツギに止まっていたアオバセセリにフォーカスしていたのだが、不意に飛び立った。ぶれてしまっているが、もう少し眼にピントが来ていれば良かった。お蔭で翅を開いたところが撮れた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO280 ) 露出補正 なし


2015年5月25日

南足柄 夕日の滝と最乗寺 5月11日


 今年は「寒い寒い」と思っていたら、急にあたたかくなり、桜の開花も早かった。そしてウスバシロチョウのシーズンになった。今年も南足柄へ行こうと思うのだが、タイミングがいまいち不安だった。しかし、5月はいろいろと他にも予定があったのと、好天に恵まれこの日に行くことにした。

 ウスバシロチョウはまず間違いなく飛んでいるだろうが、オナガアゲハやカラスアゲハなどの春型の黒いアゲハたちはツツジの花に来ているだろうか、ミヤマカラスアゲハに会えるだろうかと思いながら、東名高速を走る。

 大井松田で一般道に下りて、 足柄街道をのんびりと走り、夕日の滝への入り口を通り越して足柄城跡へ行く。車を停めて城址に上がってみると素晴らしい富士山の眺めに迎えられた。

 来た道を戻り、万葉公園で少し寄り道をして、夕日の滝へと右折する。地蔵堂の駐車場に車を停めて滝まで歩いた。ツツジの花には遅かった。黒いアゲハたちの姿は少ない。ウスバシロチョウは多く飛んでいるが、なかなか止まってくれず、シャッターチャンスが少ない。ウスバシロチョウは午前中は♂が♀を求めて飛び回る時間帯だ。初めてそのの交尾シーンを撮影できた。

 車へ戻って、持参のおにぎりで昼食にする。午後は大雄山最乗寺へ行った。境内のフジ棚のフジはまだ咲いていたが、シャクナゲは半数が花を落とし、ツツジにも遅かった。僅かに残ったツツジの花にオナガアゲハとカラスアゲハがやってくるのを待って、数カット撮った。

1.足柄城跡からの富士山の眺め -1
時間調整のつもりでここまで上がってきたが、来てよかった。御殿場の市街地の向こうに雄大な富士山が現れた。

?Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.2 1/1250秒 27mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.足柄城跡からの富士山の眺め -2
駿河湾に向かって美しい裾野が広がる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/1600秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.足柄城跡からの富士山の眺め -3
望遠端(258mm 35mm版換算1440mm)で山頂付近を撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/1000秒 258mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.足柄城跡からの富士山の眺め -4
ベンチに座ってこの雄大な富士の眺めを独り占めした。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 27mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.大涌谷の噴気
左の方(南側)に目を移すと、最近活発化している大涌谷の噴気が見えた。ここには二三回来ているが、もちろん初めてのことである。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 72mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.キセキレイ
地蔵堂の駐車場に車を停め、夕日の滝に向かって歩きはじめる。しばらく行くと甲高い鳥の鳴き声が聞こえた。どこかと思って見上げると電線に止まっている。何という鳥なのか素人の私にはわからない。後で調べてみるとどうやらキセキレイのようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/500秒 258mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.ウスバシロチョウ -1
11時20分、ウスバシロチョウは数多く飛んでいるがなかなか止まってくれない。やっと1頭がハルジオンの花に止まった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/1500秒 5mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.田んぼ
新緑に囲まれた田んぼは田植えのシーズンだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.ウスバシロチョウ -2
夕日の滝の近くまで来た。まっすぐ行くと金時山への登山道になっている。ウスバシロチョウが舞っている。メスを探している♂なのだろうか、飛んできては行ってしまうのでなかなか撮れない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.ウスバシロチョウ -3
まだまだきれいな個体が多い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.ウスバシロチョウ 交尾 -1
ふと目を落とすとウスバシロチョウが絡み合っていた。初めて見る交尾シーンである。左側が♂。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.ウスバシロチョウ -4
交尾から離れた前の写真のペアの♀。交尾嚢が形成されている。交尾嚢とは、障害物を作り他の♂に交尾をさせず、自分の遺伝子を残そうとする本能の中で、非常に直接的なものと考えられている。これはウスバシロチョウやギフチョウの仲間に限られたことではない。(参考 http://www.envr.tsukuba.ac.jp/~watanabe/japanese/08chourui/)

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.ジャコウアゲハ♂
頭上に垂れ下がっていたミツバウツギの白い小さな花でジャコウアゲハの♂が吸蜜していた。プログラムオートにして最低シャッタースピードを1/125秒に設定しておいたが、その結果ISO感度は280に上がっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 108mm ISO280 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.ウスバシロチョウ -5
12時を過ぎて少し葉上などに止まる個体が増えてきた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/200秒 54mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.ウスバシロチョウ 交尾 -2
さっきとは別のペアで、♂が♀に言い寄っている。しかし、このペアは交尾には至らず、離れて行ってしまった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.ウスバシロチョウ -6
これは♂のようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 116mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.ウスバシロチョウ -7
前の写真と同じ個体。P610で練習。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 116mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
18.ウスバシロチョウ -8
ウスバシロチョウは翅が透き通るように見える個体とこのように白く見える個体がいる。♀の方が黒っぽく見えることが多い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
19.新緑のパッチワーク
晴天のもと、木々が緑に輝く。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
20.ヒメキマダラセセリ
セセリチョウがいたのでチャバネセセリかなと思い撮っておいた。後でモニターで拡大してみるとヒメキマダラセセリだった。♀のようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/400秒 258mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
21.山に咲くフジの花
あちこちに野生のフジが咲いていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 72mm ISO140 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
22.大雄山最乗寺のフジ棚
地蔵堂の駐車場に止めておいた車に戻り、車の中でおにぎりをほおばった。かみさんがアイスボックスに入れておいてくれたオレンジが旨い。食べ終えていつものように最乗寺へ行く。フジ棚のフジは見事に咲いていた。しかし境内のツツジは終わっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/250秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
23.オナガアゲハ♂ -1
僅かに残っていたツツジの花にオナガアゲハの♂がやってきた。きれいな個体だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
24.オナガアゲハ♂ -2
花が残っているツツジはここしかない。ここでしばらく粘っていると、また、オナガアゲハが来た。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
25.オナガアゲハ♂ -3
花に顔を埋め口吻を伸ばして吸蜜している。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;
26.カラスアゲハ♂
最後にカラスアゲハがやってきた。あまり収穫はなかったが、2時半になったので帰路に着く。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2014年6月 5日

裏高尾と八王子城址 5月19日


  どうしてもアオバセセリと黒いアゲハ、特にミヤカカラスアゲハとオナガアゲハが撮りたかったので、今年も、裏高尾と八王子城跡に出かけた。
  蝶の数はあまり多くはなく、ミツバウツギの花もやっと咲き始めたばかりだった。今年は春先に雪が多かったので、花の開花時期や、蝶の発生時期がいつもの年と違うかもしれない。しかしながら、ミヤマカラスアゲハには会えなかったものの、オナガアゲハは飛んでいた。きれいなスミナガシも見ることができた。サカハチチョウの春型は多かった。そして、まだ、ツマキチョウの雄もたくさん飛んでいたのには驚いた。

ジャコウアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります。 1.ジャコウアゲハ♀
自宅から八王子を経由して裏高尾まで1時間半はかかる。目的地に着いたのは10時半だった。さっそく、沢に沿って歩き出す。沢沿いに咲くミツバウツギの花はまだ、蕾が多い。きれいな個体のジャコウアゲハの♀がシャガの花の上を飛んでいる。時々吸蜜するがすぐに次の花に移ってしまう。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO800 ) 露出補正 なし
カワトンボ;クリックすると大きな写真になります。 2.カワトンボ
トンボのことはよくわからないが、ここの沢にはイトトンボが多い。これは、トンボ目、イトトンボ亜目、カワトンボ科のアサヒナカワトンボと思われる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/300秒 160.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
ツマキチョウ♂;クリックすると大きな写真になります。 3.ツマキチョウ♂
白い蝶が飛んでいた。スジグロシロチョウかと思っていたが、注意してみるとツマキチョウだった。時期的には少々遅いのだが、この日はツマキチョウを多く見た。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
コミスジ;クリックすると大きな写真になります。 4.コミスジ
梢の上をコミスジが飛んでいた。少々遠いけどHS50の望遠側でなら何とか撮れる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/200秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
アオバセセリ;クリックすると大きな写真になります。 5.アオバセセリ
本日の本命であるアオバセセリをやっと見つけた。ミツバウツギの花はほとんどがまだ十分に開いておらず、数少ない開いた花で吸蜜している。一つ所にとどまらず、すぐ飛び回る。TAMRON 90mmマクロでは撮れない。結局、この日は別の場所でもう一度撮影チャンスがあっただけだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/450秒 106.8mm ISO800 ) 露出補正 なし
ミツバウツギで吸蜜するサカハチチョウ;クリックすると大きな写真になります。 6.ミツバウツギで吸蜜するサカハチチョウ
この日はサカハチチョウに多く会えた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 138.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
飛び上がるサカハチチョウ;クリックすると大きな写真になります。 7.飛び上がるサカハチチョウ
D5000の連写で撮っていたら、たまたま、こんなシーンが撮れた。幸いピントもまあまあだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
サカハチチョウ♂ 静止;クリックすると大きな写真になります。 8.サカハチチョウ♂ 静止 サカハチチョウの春型は、♀に比べ、♂のほうが黒い部分が多い。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
スミナガシ;クリックすると大きな写真になります。 9.スミナガシ
目の前を黒い蝶が横切り、向きを変えて、近くの葉の上に止まった。葉と茎の間から焦点を合わせて撮る。ピントが甘い。だが、すぐに飛び去ってしまった。ここでスミナガシに会うのは初めてである。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
ジャコウアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります。、 10.ジャコウアゲハ♂
まったく擦れていない羽化したての♂のようだ。ジャコウアゲハの♂の黒がこんなに微妙な色をしているとは驚きだ。首の赤い襟巻も良く似合う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/220秒 130.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
ジャコウアゲハ♂ 静止;クリックすると大きな写真になります。 11、ジャコウアゲハ♂ 静止
これもきれいな個体だった。沢に生えているミツバウツギの葉に止まっているので近寄ることができない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/210秒 148.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
クモガタヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 12.クモガタヒョウモン
ここで今までほとんど見ることがなかったクモガタヒョウモンだが、この日は元気に飛び回っていた。HS50でローアングルで撮ろうと近づくが、飛び立たれてしまう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/480秒 32.7mm ISO100 ) 露出補正 なし
クロヒカゲ;クリックすると大きな写真になります。 13.クロヒカゲ
八王子城跡に移動したのは、午後3時になってしまった。木々が茂る林道にクロヒカゲがいた。暗かったけど何とかピントを合わせられた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/140秒 185.0mm ISO800 ) 露出補正 なし
オナガアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります。 14.オナガアゲハ♀
アオバセセリも飛んでいたミツバウツギの花で、オナガアゲハの♀が吸蜜していた。しかし、暗い。私は後翅の赤い紋が好きだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO2200 ) 露出補正 なし
ルリタテハ;クリックすると大きな写真になります。 15.ルリタテハ
少し開けた明るいところがあるが、昨年と同じようにルリタテハがテリトリーを張っていた。ウスバシロチョウも飛んでいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/210秒 79.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
鳥撮りの人たち;クリックすると大きな写真になります。 16.鳥撮りの人たち
大勢の鳥を撮る方々が集まっていた。レンズの先は同じ方を向いている。何か来るのを待っておられるのだろう。しかし、Nikon D4S をはじめ、みなさん、すごい装備だ。レンズは600mmくらいだろうか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/100秒 17.3mm ISO400 ) 露出補正 なし
ボルゾイ;クリックすると大きな写真になります。 17.ボルゾイ
駐車場に向かって歩いていると、腰高の大きな白い犬を散歩させている女性に出会った。思わず「かっこいいですね」と声をかけたところ「ありがとうございます」と言われた。犬の種類を訪ねてみると、ロシア原産のボルゾイ種とのことだった。大型だけど、とてもおとなしいそうである。写真を撮らせていただいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/300秒 7.9mm ISO200 ) 露出補正 なし


2014年5月15日

長池公園 5月2日


 実はこの日は別の予定があった。いや、あったと思っていた。ところがその予定は、私の記憶違いで、5月2日ではなく、4日の間違いだった。
  予定が無くなったこの日は、天気が良く気温も上がりそうだ。じっとしていられない。一昨年の5月7日に、ここ長池公園を訪れて、思いもかけずにアオバセセリに出会った。ミツバウツギの白い花に絡むようにアオバセセリが吸蜜に来ていた姿を思い起こす。その時に比べ、この日は5日ほど早いが、アオバセセリに会えるだろうか。
 結果、ミツバウツギの花は咲き始めで、そこにアオバセセリの姿はなかった。(ところが翌日、長池公園生き物図鑑というサイトを見ると、この日5月2日にアオバセセリを撮影されていた方がおられた。発生していたのだ。会えなかったのは粘りが足りなかったか)
  この日はとても暖かい日だったのに、蝶の数は少なかった。見かけた蝶は、クロアゲハ、アオスジアゲハ、アゲハ、スジグロシロチョウ、キタキチョウ、あとは越冬したキタテハ、テングチョウくらいだった。
 もちろん、D5000+TAMRON 90mm も首から下げていたが、この日は、これを使うチャンスが全くなかった。

長池公園自然館;クリックすると大きな写真になります。 1.長池公園自然館
11時半、長池公園の駐車場に車を止め、まず自然館へ行った。たまたま展示室で、19994年に公開されたスタジオジブリ制作のアニメ「平成狸合戦ポンポコ」の原画・背景画展が行われていた。このアニメは、高畑勲監督が、人間による自然破壊から自分たちの住処を守ろうと奮闘するタヌキたちの姿をユーモラスに描いたファミリー・アニメであった。かっての自然の恵み多き東京の多摩丘陵で、そこに住むタヌキたちはのんびりとひそやかに暮していた。しかし、宅地造成による自然破壊によって、タヌキたちのエサ場が次第に少なくなっていた。自分たちの住処を守るため、タヌキたちは先祖伝来の"化け学"で人間たちに対抗することにするが、作戦は失敗に終わり、わずかばかりの手つかずの自然が残してもらえる道を選んだ。狸たちも生き続けるというお話。展示されていた、その原画・風景画はとても素晴らしかった。残念ながら(当然)「撮影はご遠慮ください」の札が出ていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/640秒 8.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
浄瑠璃姫の碑;クリックすると大きな写真になります。 2.浄瑠璃姫の碑
一昨年の経験で、アオバセセリが見られたミツバウツギの咲く道を長池まで歩いてみた。蝶の影はない。長池のそばには、 戦場で討ち死にした主君の後を追い、相模の国大磯の海から引き揚げられた薬師如来像を背負って、侍女13人とともに長池に身を投じたという瑠璃姫の伝説を伝える碑が建てられていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/480秒 6.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
エビネ;クリックすると大きな写真になります。 3.エビネ
名前は聞いたことがあるが、見たことはなかった。wikipediaによれば、日本の大多数の都道府県で、レッドリストの準絶滅危惧の種に指定されているという。日本の野生ランで漢字では海老根と書く。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/220秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオアマドコロ;クリックすると大きな写真になります。 4.オオアマドコロ
和名の「オオアマドコロ」は漢字では大甘野老と書く。根茎がヤマノイモ科のトコロ(オニドコロ)に似て、甘味があるということから付いたもののようです。学名 Polygonatum odoratum (Mill.) Druce はヨーロッパからロシア、中国を経て日本までと、広範囲に分布する種で、形態的にも変化に富み4変種に分化している。そのうちの3変種 オオアマドコロ(var. maximowiczii)、ヤマアマドコロ(var. thunbergii)、アマドコロ(var. pluriflorum)が日本に生育している。(参照:http://www48.tok2.com/home/mizubasyou/91amadokoro.htm)

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/85秒 130.0mm ISO800 ) 露出補正 なし
ミツバウツギ;クリックすると大きな写真になります。 5.ミツバウツギ
毎年5月初めから白い花を付けはじめ、多くの蝶が吸蜜に来る。本家ウツギのユキノシタ科ではなく、ミツバウツギ科ミツバウツギ属である。ウツギと花が似ていることや、葉が3つに分かれているので、この名前がついた。この写真でも三つに分かれた葉を確認できる。一昨年はアオバセセリもこの花に吸蜜に来た。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/900秒 6.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
ミツバウツギの花に来たコミスジ;クリックすると大きな写真になります。 6.ミツバウツギの花に来たコミスジ
コミスジが3頭飛んでいた。半径50mくらいの範囲を飛び回り、時々花に止まって吸蜜する。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/280秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
静止するコミスジ;クリックすると大きな写真になります。 7.静止するコミスジ
まだ出始めのコミスジである。もちろん今年初めて見る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 130.0mm ISO125 ) 露出補正 なし
アオスジアゲハ -1;クリックすると大きな写真になります。 8.アオスジアゲハ -1
午後になってアオスジアゲハがミツバウツギを訪れるようになった。今年初めて見る。なかなか近くに来てくれない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 56.9mm ISO320 ) 露出補正 なし
アオスジアゲハ -2;クリックすると大きな写真になります。 9.アオスジアゲハ -2
まだまだ個体数は少ないが、1頭がミツバウツギの花から花へ、さらに木から木へ飛び回る。なかなか落ち着いて吸蜜してくれない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 130.0mm ISO500 ) 露出補正 なし
クロアゲハ -1;クリックすると大きな写真になります。 10.クロアゲハ -1
ふと見るとミツバウツギの花に黒いアゲハが絡んでいるのを見つけた。カラスアゲハか、ジャコウアゲハかと思ったが、クロアゲハの雄だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 68.5mm ISO500 ) 露出補正 なし
クロアゲハ -2;クリックすると大きな写真になります。 11.クロアゲハ -2
しばらく、花から花を飛び回っていたが、すぐ飛んで行ってしまった。ミツバウツギの花はまだ咲き始めで、あまり蜜が出ていないのかもしれない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/640秒 85.5mm ISO640 ) 露出補正 なし
ガビチョウ;クリックすると大きな写真になります。 12.ガビチョウ
突然、3m位先の枝にガビチョウが飛んできて止まった。この鳥は一昨年ここへ来たときにも出会った。中国南部から東南アジア北部にかけて広く生息する鳥で、日本では、ペットとして輸入された個体が篭脱けにより定着したらしい。特定外来種だそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/160秒 47.3mm ISO250 ) 露出補正 なし