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2018年2月 7日

蝶 自選年間ベスト10 (​13) 2015年

2015年は南の蝶を撮る機会が2度あった。1月には2度目のバリ島旅行をした。もちろん純粋な撮影旅行ではないが、2013年に初めてバリ島を訪れた時とほぼ時期的には変わらいものの、その時に撮った蝶と違う種も多く撮ることができた。
  もう一つは、3月に石垣島、竹富島へ行ったことだ。これは蝶の撮影を目的とした一人旅だったが、あいにく天候が悪く、気温も20℃にならないというコンディションだった。目的はミカドアゲハ、コノハチョウだったが、コノハチョウは飛んでくれなかったもののミカドアゲハは最初に現れた個体をただ一度のシャッターチャンスで何とか仕留めた。天候が悪く、期待した多くの蝶に会うことができなかったのが残念であった。次回来ることができるならば10月の終わりか11月に訪れたいと思う。
  夏には、湯の丸へ行き、烏帽子岳にも登った。八島が原湿原にも行った。近場では相変わらず、相模原市のギフチョウを撮り、横浜市の舞岡公園では平地産ゼフィルスをはじめ四季の蝶を撮リ歩き、文京区の小石川植物園ではナノハナに集うツマキチョウに楽しませてもらった。
 2013年秋からFINEPIX HS50EXR​という35mm版換算で24mm~​1000mmというコンデジを使っていた。撮像素子が小さく画質は期待できないものの、サブカメラとして愛用していた。首にNikon D5300を掛け、右手にハンド・ストラップでこのHS50EXRを持ち歩いていて、広角端でのマクロ撮影や、離れたところに止っている蝶を撮るのに重宝していた。そこえ、今はもう古くなってしまったが、NikonからCOOLPIX P610という​24mm~​​1440mm(35㎜版換算)というのが発売された。しばらく様子を見ていたが、HS50EXR​のマクロ切り替え動作などが少々鈍くなったので、これに買い替えた。​​手振れ補正機能が良く出来ていて、望遠端でとっても何とか止まっている。しかもCOOLPIX​ ​ P610​はHS50EXR​より一回り小さい。​​HS50EXR​と同じように使っている。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ルリモンジャノメ♀ 2015年1月11日 バリ島
ウブドで泊まったホテルの敷地は広かった。ウブドの街に出掛ける前の小一時間、このホテルの敷地内で蝶の影を追った。バリ島でルリモンジャノメは見慣れた蝶だが、大きな白い紋のある蝶が飛んだので何かと思ったところルリモンジャノメの♀だった。開翅はしてくれない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒 140mm ISO250 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ウスイロコノマチョウ 2015年1月12日 バリ島
日本に帰る日だったが、夕方の飛行機だったので、午前中かみさんと娘たち夫婦はウブドの街へまた行ってくるという。私はホテルに残って、昨日と同じところで蝶を探した。小さなスコールがきて、雨宿りをしていたら、雨がやむと同時にこの蝶が飛来した。初めて見るウスイロコノマチョウだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5 1/​120秒 ​89​mm ISO​4​00 ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。 3.ミカドアゲハ 2015年3月9日 石垣島真栄里林道
憧れのミカドアゲハに初めて会えた。これはその最初にシャッターを切ったショットだ。ほんの少しだけ陽の光が差し込んだ時だった。​D5300に持ち替えて撮る余裕はなかった。この時期​「コールデンミカド​」と呼ばれる裏面が金色に輝く​ミカドアゲハが現れるとのことだが、この個体はそこまではいかなかったようだ。このあと、ミカドアゲハを撮影できるチャンスはなかった。 ​

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5 1/​640秒 ​47mm ISO​640 ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。 4.アサギマダラ♂​ 2015年3月9日 石垣島真栄里林道
石垣島ではアサギマダラがとても多かった。気温が低く、蝶の個体数は少ないのにアサギマダラだけ目立って多かった。暖かくなるにつれ北へ移動を始めるのだろう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f5​.6​ 1/​320秒 ​144mm ISO​400 ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。 5.アオスジアゲハ 2015年3月11日 バンナ公園
曇っていて​気温も低い。バンナ公園の北口に車を停めて石垣ダムの方へ橋を渡っていくとリュウキュウアセビ​​が咲いていた。見た目はこちらで見るアセビと区別がつかない。そこえアオスジアゲハがやってきた。ミカドアゲハならもっと嬉しいのだが。​

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR​​
絞り優先オートで撮影 (f5.6 1/400秒 116mm ISO200)露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ギフチョウ 2015年3月31日 神奈川県相模原市
この年も2004年から毎年訪れているところへギフチョウの写真を撮りに行った。ギフチョウの個体数も比較的多かったが、カメラを持った愛好者の方々も​20名近くはおられたと思う。蝶に近寄って撮ることもはばかられる。ここでは毎年花の咲く時期が少しずつずれて、今年はまだ白い梅の花が満開だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels​​
プログラムオートで撮影(f​6.4​ 1/​850秒 ​185mm ISO​100 )露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.モンシロチョウの塊 2015年4月16日 小石川植物園
暖かい春の好日だった。ナノハナの咲く小石川植物園のくさはらでモンシロチョウが5頭塊になって飛んでいた。さすがにこの塊の中にツマキチョウは混じらない。 ​

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影(f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ツマキチョウの求愛​ 2015年4月16日 小石川植物園
​ナノハナに産卵しようとしている♀に、♂が求愛している。可憐な蝶だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影(f5.6 1/​8​00秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ギンイチモンジセセリ 2015年4月​28​日​ 多摩川河川敷
京王線の聖蹟桜ヶ丘から南武線の南多摩まで多摩川河川敷を歩く。午前中はなかなか止まってくれないが、昼ごろになるとハルジオンの花に来て吸蜜している。表翅はブラックコーヒーのような色をしているが、なかなか開いて見せてくれない。飛んでいる時は速くて追えないので、翅表を撮るには、花から飛び立つ瞬間を狙わなくてはならないが、この時は叶わなかった。​ ​

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​5​ 1/​900秒 ​4mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ウスバシロチョウ 求愛 2015年​5​月​11​日​ 南足柄夕日の滝
正午を過ぎてウスバシロチョウが活発に活動するようになった。飛翔する個体数も増えてくる。この日はこのような求愛シーンを何回か目撃した。このペアは残念ながらしばらくして離れてしまった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影(f5.6 1/​16​00秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.ミヤマモンキチョウ♀ ​2015年​7​月​21​日​ 湯の丸高原
ミヤマモンキチョウとミヤマシロチョウを撮りたくて、日帰りで、マイカーで​、​湯の丸高原へ出かけた。​湯の丸キャンプ場への入り口には、「ミヤマシロチョウ、ミヤマモンキチョウ、ベニヒカゲ 捕獲禁止」の看板が出ている。ミヤマモンキチョウは標高の比較的高いところで舞っていた。少し時期的に遅いのか♀が多い。モンキチョウの♂がハクサンフウロで吸蜜するミヤマモンキチョウの♀にアプローチしていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f5.6 1/​40​0秒 ​161​​mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.ミヤマシロチョウとコオニユリ 2015年​7​月​21​日​ 湯の丸高原
ミヤマシロチョウは少なかった。この年は特に発生が少なかったようだ。​2度ミヤマシロチョウに会えたが、最初の個体は羽化不全で翅が異常だった。これはその後、ミヤマモンキチョウを撮った後の帰路で、ラッキーにもコオニユリに吸蜜に来た個体だ。翅がうすい浅黄色に透けたように見えるところは多分♀だと思う。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒​ ​100mm ISO560 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。 補3.ゴイシシジミ 2015年​7​月​21​日​ 湯の丸高原
湯の丸高原キャンプ場から地蔵峠へ戻るところに、ちらちらと小さな蝶が何頭か飛んでいた。近づいてみるとゴイシシジミだった。最近ではすっかり見ることが少なくなった蝶だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒​ ​140mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。 補4.コヒョウモンモドキ ​2015年7月27日 ​長野県八島が原湿原
この時期、蓼科と美ヶ原の間にある八島湿原ではヒョウモン蝶達が多い。しかし、大型のヒョウモンはギンボシ、ミドリ、ウラギン、オオウラギンスジで小さめのヒョウモンはヒョウモンチョウしか会ったことがなかった。遠くのノリウツギの花に止った小型のヒョウモンをP610のファインダーで覗いたらコヒョウモンモドキだった。この蝶も最近、夏の信州の高原で見ることが少なくなった。手振れ防止機能がよく効いてくれている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f6 1/​40​0秒 ​215mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補5.会議中のコヒョウモン ​2015年7月27日 長野県八島が原湿原
ヨツバヒヨドリの花にコ​​ヒョウモンが集まって吸蜜していた。何やらランチョン・ミーティング​をしているようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f6 1/​250秒 ​108mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補6.アカボシゴマダラと柿の実 2015年9月12日 横浜市舞岡公園
水車小屋の近くに何本かの柿の木があるが、良く実を付けて熟れていた。甘い匂いに誘われてかアカボシゴマダラが数頭飛び回っている。アカボシゴマダラに混じって、コムラサキとゴマダラチョウもいた。

  Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f5.6 1/​800秒 ​116mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補7.アカボシゴマダラ♀ 2015年9月12日 横浜市舞岡公園
このアカボシゴマダラも柿の実で吸汁していたが、満足したのか、下りてきて木の幹に止った。大きい♀だった。

  Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5 1/500秒​ ​75mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。 補8.キアゲハと彼岸花 2015年9月21日 埼玉県日高市巾着田
日帰りバスツアーで彼岸花の名所である巾着田へ行った。彼岸花は満開で、観光バスもたくさん来ていた。びっしりと花が付いた巾着田の群落の周りの遊歩道を大勢の見物客がぞろぞろと歩く。そんな環境の中でひときわ鮮やかなキアゲハが吸蜜していた。少々蝶まで距離があるのでP610の望遠で狙うが、花から花へ動き回り捉えにくかった。トリミングしている。

  Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f5.6 1/​125秒 ​116mm ISO180 ) 露出補正 なし


2018年2月 1日

蝶 自選年間ベスト10 (​12) 2014年

これと言った写真を撮らないまま、今年もはや1か月が過ぎてしまった。地球温暖化と言われる昨今だが、最近では珍しく寒波が押し寄せ、気温が低い日が続いている。春以降のチョウのことが気になる。
 さて、2014年、この年は海外で撮った写真はなかったが、国内では、今まで行っていなかったところでの写真もある。春はツマキチョウ狙いで目黒自然教育園や小石川植物園へ、また、ギンイチモンジセセリとミヤマチャバネセセリを撮ろうと多摩川河川敷を歩いた。夏は赤城山へも行ってみた。
 信州は日帰りバスツアーで上高地へ行った。上高地滞在時間は3時間ちょっとだが、それなりに楽しめるお手軽さだ。

;クリックすると大きな写真になります。 1.スギタニルリシジミ 2014年4月9日 神奈川県相模原市
早春にこの地へ来るのは、もちろんギフチョウが主な目的なのだが、スギタニルリシジミもこの時期にしか現れない小さな蝶で見逃せない。向こう側に止まっているルリシジミに比べて色浅黒く、表のブルーも濃い。だが、なかなか翅表を見せて止まってくれない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影(F7.1 1/800秒 90mm ISO400 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.トラフシジミ春型 2014年4月9日 神奈川県相模原市
梅の花でトラフシジミが吸蜜していた。2m以上離れたところにいる小さなシジミチョウは90mmマクロでは撮れない。COOLPIXP90の後継として昨年9月に購入したFUJIFILM FINEPIX HS50 で撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f5.6 1/​500​秒 1​24​mm ISO​1​00 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ツマキチョウ 2014年4月15日 小石川植物園
舞岡公園では春の花が少なく、なかなかツマキチョウの良い写真が撮れない。昨秋、初めて行ってみて蝶が多かった文京区の小石川植物園へ行ってみた。ナノハナにツマキチョウが舞っていた。 ​

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影(F5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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4.ギンイチモンジセセリ 2014年4月26日 東京都日野市
春になると蝶愛好者のブログの写真に多摩川上流で撮られたギンイチモンジセセリの写真が登場する。生息しているのはこの辺だろうと見当を付けて、歩いてみた。初めて見るギンイチモンジセセリを撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f5.6 1/​800​秒 5mm ISO​1​00 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.コチャバネセリ 2014年5月17日 横浜市舞岡公園
コチャバネセセリは、良くハルジオンの花で吸蜜している。こんな時は近寄って撮ることができるほどだが、その飛翔は敏捷だ。この時期を逃すと擦れてしまって、きれいな個体は撮れない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影(F5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.飛び立つサカハチチョウ 2014年5月19日 東京都下裏高尾
偶然にこんな写真が撮れた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影(F5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.半分翅を開いたウラゴマダラシジミ 2014年6月10日 横浜市舞岡公園 
この年はウラゴマダラシジミが多く見られた。この蝶もなかなか翅を開いて見せてくれないが、じっと待っていたら半分開いてくれた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影(F5.6 1/250秒 90mm ISO500 )露出補正 -1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ムラサキシジミ 2014年5月17日 横浜市舞岡公園
ムラサキシジミが住み着いているところがある。アラカシだろうか?食草であるに違いない。擦れていない、とてもきれいな♀だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 (F8.0 1/250秒 90mm ISO500) 露出補正 -1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 9.ミヤマカラスアゲハ 2014年8月1日 長野県上高地
梓川が流れる散策路を歩いていると、ホテルの玄関の脇に植えられているシナノナデシコの花にミヤマカラスアゲハが来ていた。6月に入手したD5300に18-140mmのズームレンズで撮った。最短撮影距離はズーム全域で45cmだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影 (f6.3 1/320秒 140mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.コヒョウモン 2014年8月1日 長野県上高地
上高地には多くのコヒョウモンが飛んでいて、クガイソウの花にも集まっていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影 (f6.3 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
180131_011.jpg 補1.ハチスの花とクロアゲハ 2014年8月15日 横浜市舞岡公園 
ハチスの花に一瞬、クロアゲハが立ち寄った。上手く撮れたのだが、フラットな写真になってしまった。たまたま、Amazonの広告を見て、「写真の学校 デジタル写真の色を極める!」を購入したばかりだった。そこでは、画像ソフトはAdobe Photoshop シリーズを使用して説明されているが、Nikon Capture NX2でレタッチを試みる。JPEGで撮っているのでレタッチには適さないのかもしれないが、なんとか見られるようになった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/320秒 140mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.散歩道に休むヒカゲチョウ 2014年9月29日 横浜市舞岡公園 
自転車に引いて散歩されていた人が、立ち止まって撮り終わるのを待っていてくださった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/​900​秒 4​mm ISO​400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補3.翅を開くムラサキツバメ♂ 2014年11月19日 高知県桂浜
晩秋に3泊4日で四国一周駆け足旅行をした。桂浜に寄った日はとても良い天気だった。陽当たりの良いマテバシイ?の植え込みで、ムラサキツバメとムラサキシジミが飛び回っていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影( f​5.6​ 1/​640​秒 140mm ISO200 ) 露出補正 な
;クリックすると大きな写真になります。 補4.ヒョウモンチョウ 2014年7月24日 群馬県赤城山 白樺牧場付近
コヒョウモンなのか、ヒョウモンチョウなのかと思いつつ撮ったが、どうやらヒョウモンチョウのようだ。​

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/​160秒 74mm ISO​160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補5.ミヤマチャバネセセリ  2014年4月26日 東京都日府中市
この蝶に会うのもこの日が初めてだった。生息地は限られるようだ。クリッとした眼がかわいらしい。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影( F5.6 1/1600秒 90mm ISO200) 露出補正 なし


2017年5月14日

ホソオチョウを狙って 4月28日

ホソオチョウは、何年も前に韓国へ旅行した時、ソウルから南に走る高速道路のSAで飛んでいるのを見たことがあった。とても魅力的なチョウだった。そのホソオチョウが埼玉県の都幾川河岸にも発生していると知り、一度、撮りたいと思っていた。
  ホソオチョウは、韓国から持ち込まれたようだ。国外からの持込も、国内での分布拡大も、"放蝶ゲリラ"による人為的な放蝶によると考えられているという。いわゆる要注意外来生物だ。
 国内での初記録は1978年の東京都日野市、この時点で既に定着していたと考えられているという。放蝶しない、保護しない、という立場から1980年代に東大構内で発生した際には、成虫の駆除により根絶された。幼虫はウマノスズクサを好んで食するためジャコウアゲハの幼虫と競合する。
 この日の狙いはホソオチョウだ。チョウの里公園、都幾川河岸を歩き回って、やっとホソオチョウの舞うところを探し当てた。

;クリックすると大きな写真になります。 13.ツバメシジミ♀
道に迷ったりしたので、到着予定時間より、1時間ほど遅くなってしまった。オオムラサキ管理センターの駐車場に車を停めて、さっそく、蝶の里公園を歩き始めた。最初に撮ったツバメシジミ♀は、翅表に現れたブルーが鮮やかだった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ツバメシジミ♀ 裏面
前の写真と同じ個体。低いところに止まるので撮りにくい。モニターでローアングルで撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f4.2 1/500秒 12mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.スジグロシロチョウ
この白い花はクサイチゴ(草苺)の花ではないだろうか? ヘビイチゴの花は黄色い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 90mm ISO500 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.スジグロシロチョウ求愛
下草に止まった♀に、♂が求愛している。♀は尾端を上げて交尾拒否の体制。♂の愛は受け入れられなかった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ギンイチモンジセセリ -1
河川敷を歩いていると思わぬチョウが飛び出して、近くの葦の葉に止まった。ギンイチモンジセセリだ。3日前には多摩川河川敷でこのチョウを追った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/8​0​​​0秒 90mm ISO​2​00 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ギンイチモンジセセリ -2
お腹が太いので♀のようだ。反対側に回り込んで撮る。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/10​0​​​0秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ヤマトシジミ
ヤマトシジミの第1化も多く飛んでいた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1​250秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.ツマキチョウ
再び蝶の里公園へ戻る。数は多くないがツマキチョウが飛んでいる。この個体は右下翅が羽化不全のようで縮んでしまっていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1​250秒 90mm ISO​2​00 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.ベニシジミ
春のチョウの定番ともいうべきオレンジ色も艶やかなベニシジミも多かった。蝶の里公園では、ウスバシロチョウが飛ぶ姿を目撃したが、撮影できなかった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1​000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.ホソオオチョウ♂ -1
都幾川沿いの堤防を歩いていると、白いチョウが弱々しく、フワフワと飛んできて、地面に止まった。飛び立たれないようにゆっくりと距離を詰めて、シャッターを切っていく。やっと、本日の本命であるホソオチョウに会えたのだった。詳しいポイントが判らなかったので、会えるまでに時間がかかってしまった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.ホソオチョウ♀ -1
大きさがヒメウラナミジャノメほどの黒っぽいチョウが飛び立った。飛び方はヒメウラナミジャノメと全く違うので、ホソオチョウの♀だろうと見当がついた。これがアゲハチョウ科のチョウかと思うほど小さい。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.ホソオチョウ♀ -2
同じ個体。少し飛んでまた止まった。翅を閉じ、裏面を見せてくれる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.ホソオチョウ♂ -2
周囲を見回すと数頭のフワフワと飛んでいるホソオチョウがいる。しばらく飛んでは止まるのだが、堤防の傾斜地に止まるので撮りにくい。この個体は少し擦れていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ホソオチョウ♂ -3
これは比較的きれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.ホソオチョウ♂ -4
これは大分傷んでいた。 ​​

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/5​0​​​0秒 90mm ISO​2​​​​​​​00 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.ホソオチョウ♂ -5
これはきれいな個体だったが、なかなか良いところに止まって撮らせてくれない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/80​​​0秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.ホオオチョウ♂ -6
最後にP610で環境を入れて撮ろうと試みた。草の背が高くて背景を遮ってしまう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/500秒 4mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 30.ジャコウアゲハ 吸蜜
再び、蝶の里公園を歩く。ウスバシロチョウが飛んでいた辺りに咲いていたツツジの花に黒いチョウが絡んでいた。ジャコウアゲハの♂だ。胴体の紅色が鮮やかだ。食草のウマノスズクサは、ホソオチョウと競合する。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 31.ジャコウアゲハ 休憩
同じ個体。ジャコウアゲハはしばらく飛んでは、このような姿勢で葉上などに止まることが良くある。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.ツマキチョウ♀
そろそろ引き上げようかと歩いていると、セリバヒエンソウでツマキチョウの♀が吸蜜しているのを見つけた。しかし、ロープが張ってあって近づけない。P610で撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f6.3 1/125秒 236mm ISO200​ )露出補正 -0.3段


2017年5月 8日

ギンイチモンジセセリとミヤマチャバネセセリ 4月25日

昨年は何かと所用があり、この時期に多摩川の河川敷を歩くことができなかった。一昨年は4月28日に、今日歩いたのとほとんど同じコースを歩いて、ギンイチモンジセセリを多く見ることができたが、その時は♀の新鮮な個体が多く、♂はすでに、少し擦れているのが多かった。それに比べ、今年は♂が多く、♀はまだ羽化したばかりと見える1頭だけしか撮っていない。
 一方、ミヤマチャバネセセリは一昨年に比べて極めて数が少なかった。今回、目撃したのはわずか2頭で、撮影できたのは1頭のみだった。
 ギンイチモンジセセリやミヤマチャバネセセリ、そして、ベニシジミやヤマトシジミなどは、いずれも翅を開いても2cmそこそこの小さなチョウで、しかも、地面近くに咲く小さな花や食草を求めて飛ぶので、撮影するのに骨が折れる。

;クリックすると大きな写真になります。 1.カタバミの花に来たギンイチモンジセセリ
聖蹟桜ヶ丘駅を降りて、多摩川へと歩く。河川敷にある公園を歩き、小さな花を撮っていると、偶然そこにギンイチモンジセセリが来て吸蜜を始めた。多摩川の右岸では、初めて見るギンイチモンジセセリだった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.次はオオイヌノフグリへ
そのギンイチモンジセセリは、こんどはすぐ近くに咲くオオイヌノフグリへ移った。小さな躰に比べると大きな目だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ミヤマチャバネセセリ
多摩川にかかる長い橋を渡って、多摩川左岸に出て、河川敷に下りる。ギンイチモンジセセリやミヤマチャバネセセリの食草であるススキの原を探る。目にも止まらぬ速さで飛んできたミヤマチャバネセセリが目の前の枯れたヨシの葉に止まった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ヤマトシジミ♂
翅表のブルーが輝く。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;
5.ギンイチモンジセセリ -1
12時を過ぎてギンイチモンジセセリが多くみられるようになった。落ち着いて吸水している。地面に両肘をつくようにして撮る。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ギンイチモンジセセリ -2
こんどはP610に持ち替えて、接近して、その広角端でとる。この蝶は年に2~3回成虫が現れるが、夏型が発生する季節は草いきれで、熱中症になってしまいそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/1250秒 4mm ISO100​ ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ギンイチモンジセセリ -3
この個体は翅を半分開いて、黒褐色のビロードのような表を見せてくれた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ギンイチモンジセセリ -4
前の写真と同じ個体。反対側に回り込んで撮った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ギンイチモンジセセリ -4
これも前の写真と同じ個体。もう一歩前進して撮る。擦れのないきれいな個体だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ギンイチモンジセセリ -5
これまで現れるのはすべて♂だったが、この個体は腹が太く、♀のようだ。ピントを外してしまったのが残念。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ギンイチモンジセセリ -6
これも♂のようだ。♂が多いということは、まだ、発生初期なのだろうか。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
170506_012.jpg
12.ツマグロヒョウモン -1
ツマグロヒョウモンがもう発生していた。一昨年4月28日に来た時も、同じところでツマグロヒョウモンが飛んでいたように思う。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.ツマグロヒョウモン -2
前の写真と同じ個体。テリトリーを張っているのか、飛び立っては、また戻ってきて、近くに止まる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1200秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ヒメウラナミジャノメ
河川敷全域にヒメウラナミジャノメは多かった。P610を使う時は、広角端か、望遠端が多い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f6.5 1/320秒 258mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.ベニシジミ
ベニシジミも多かった。河川敷を歩いていると、パッと飛び立つ。はじめは何だろうかと、止まるのを待って確認していたが、慣れてくると、飛び立った段階で、ベニシジミだと判るようになった。地面に止まった時は、こういう撮り方しかない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/1250秒 4mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.一ノ宮公園あたり
この日の多摩川河川敷は陽春という言葉がぴったりだった。歩きながら撮った写真を載せる。向こうに見えるのは野猿街道の橋だ。手前に広がるのは一ノ宮公園だ。この日もここからスタートした。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f4.2 1/1600秒 11mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 17.多摩川右岸
釣り竿が何本も川に投げられていた。しかし、釣り人の姿は見えない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f4 1/1600秒 9mm ISO100​ )露出補正-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.ススキの原
河川敷にはススキがたくさんあるが、今は枯れている。このススキの原がギンイチモンジセセリや、ミヤマチャバネセセリの住み家なのだ。顔をのぞかせたススキの新芽に、新しい生命が産み付けられる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4 1/1600秒 9mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.河川敷の菜の花
枯れたススキの向こうには、菜の花がきれいに咲いている。先日、TVで河川敷や堤防に咲く菜の花が問題になっていると報じていた。河川敷に生える菜の花のほとんどは、セイヨウアブラナ、セイヨウカラシナのようだ。そして河川敷に菜の花が生えだしたのは、そんなに昔ではなく、1960~70年代ごろからとのこと。日本では、江戸時代からナタネ栽培は一大農業作物だったのである。ただ明治になると、在来種のアブラナより油の採れるセイヨウアブラナが取って代わった。昭和に入る頃には、ほとんど西洋種に置き換わったようだ。 そして、戦後になると、わざわざ栽培して種子を採取し、そこから油を絞ることはほとんどなくなったという。最初から種子を輸入した方が安くて簡単だからである。ところが栽培されなくなった時期から、各地の河川敷や堤防に菜の花畑が登場してきた。かつて栽培されていた菜の花が放棄される過程で種子が河川に流れ出して流域に拡散したと想像される。自然界で繁茂している菜の花はほとんどが外来種であるとのこと。加えて雑種化が進んでいるそうだ。 セイヨウアブラナは遺伝子組み換え種子の可能性が高いとのこと。カナダなとでは普通に使われている。菜の花が生える富栄養化した土にはミミズなどが増え、それがモグラやノネズミを増やす。そうすると堤防が弱くなるという問題が指摘されている。(森林ジャーナリスト田中敦夫氏の記述に基づいた)

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.5 1/500秒 44mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20.魚を獲るサギ
橋の上から、白いサギが川の流れにくちばしを突っ込んで、何か捕獲したようだ。肉眼では見えないが、後で画像を見てみると、魚だった。くちばしが黒いのでコサギのようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f6.5 1/320秒 258mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.ゆうゆうと飛ぶ白いサギ
白いサギは見える範囲に3頭いた。1頭が飛び立つと他も飛ぶ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/500秒 90mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.中州
ところどころ、中州になっているところがあるが、その中洲にも菜の花が広がっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.2 1/400秒 30mm ISO100​ )露出補正 -0.3段


2015年5月10日

多摩川河川敷を歩く(2) ギンイチモンジセセリ編 4月28日


 野猿街道が多摩川を跨ぐ橋を渡りきるのに約6分かかった。渡り終えて、少し上流へ移動し、河川敷に下りた。ススキのあるところでは、ギンイチモンジが飛んでいる。数も多い。しかしなかなか、シャッター・チャンスを与えてくれない。ここでもミヤマチャバネセセリを撮った。

  河川敷を歩くと、さっき電車で渡った京王線の鉄橋が近くなってきた。昼近くになってやっとギンイチモンジセセリが静止するチャンスがあり、撮れるようになった。多くは草の茎に止まる。

 やがて、京王線の鉄橋をくぐって、都道18号線(鎌倉街道)にかかる橋へ出る。この手前にでは、ギンイチモンジセセリも見られ、また、生まれたばかりのツマグロヒョウモンが飛んでいた。橋をくぐる。ここから先の河川敷にはススキの林の中にハルジオンが咲く道があり、ギンイチモンジセセリがそのハルジオンに吸蜜に来ていた。

  さらに下流に進むがあまり良いポイントはなく、南武線の南多摩駅までの道のりは長かった。南多摩駅の駅前の蕎麦屋で冷たいビールでのどを潤し、ざるそばを食べたのは、午後3時だった。

;クリックすると大きな写真になります。 17.ギンイチモンジセセリ -1
やっと草の茎に止まってくれたギンイチモンジセセリが撮れた。きれいな個体だった。ギンイチモンジセセリは1属1種、「鼻」が突き出た感じで他のセセリチョウ科の蝶とは少し様子が違う。後翅の銀色の線は夏型よりこの春型の方が目立つという。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ギンイチモンジセセリ -2
オオイヌノフグリに止まった。しかし、長くは止まっていない。蝶たちは私の膝より低いところを飛び回り、止まることが多い。どうしても屈みこんで撮るが、屈んだり立ったりで足腰に負担がかかる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ギンイチモンジセセリ -3
この個体はお腹が太い。♀のようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.ナガミヒナゲシ
道端にナガミヒナゲシの花が咲いていた。日本では帰化植物として自生している。日本の在来動植物を駆逐するかもしれない恐ろしい宿敵とも言われる。繁殖力が強く、その威力は、膨大な数の種子によるもので、花の後には必ず結実し、1,000~2,000個もの微粒の種子をばら撒くそうだ。花弁の上にいる緑色のものは何かの幼虫だろうか。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.ギンイチモンジセセリ -4
このような姿勢で草の茎に止まることが多い。この個体もお腹が太く♀のようだ。午前中は止まらなかったギンイチモンジセセリが、午後になってこのように止まることが多くなった。羽化して間もない♀なのだろうか。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.生まれたばかりのツマグロヒョウモン -1
鎌倉街道の端の手前でオレンジ色も鮮やかにツマグロヒョウモンが飛んでいた。葉の上に止まって撮らせてくれる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.生まれたばかりのツマグロヒョウモン -2
HS50に持ち替えて、広角端で同じ個体を撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.ススキの群落
都道18号線(鎌倉街道)にかかる橋を超えるとススキの群落があった。その中に開かれた小道を歩く。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/900秒 30mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.ギンイチモンジセセリ -5
ギンイチモンジセセリがハルジオンの花に吸蜜に来た。昨年も同じような光景に出会っている。胴が細くどうやら♂のようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ギンイチモンジセセリ -6
前の写真と同じ場面であるが、連写で撮っていたら、ピントはその分外れてしまったが、花から離れようと飛び上がったところが撮れた。表面は黒褐色だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.ギンイチモンジセセリ -7
♂は発生時期が早いのか少し擦れてきている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.ギンイチモンジセセリ -8
裏面は黄褐色だが、前翅の下側、後翅と重なるところは黒褐色だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.ギンイチモンジセセリ -9
HS50に持ち替えてこんな写真が撮れた。手前に1頭と、奥のハルジオンの花でも1頭が吸蜜している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 30.ギンイチモンジセセリ -10
ちょっと待っていると入れ代わり立ち変わりハルジオンの花にギンイチモンジセセリが止まりに来る。どうやらハルジオンにくるのはみんな♂のようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/3200秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 31.ギンイチモンジセセリ -11
♂の比較的きれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.ミヤマチャバネセセリ
ミヤマチャバネセセリもハルジオンに来た。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 33.ベニシジミ
ベニシジミも元気に飛んでいる。飛び方は素早く、私の動体視力では捕捉するのが難しい。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 34.モンキチョウ
襟回りのピンクがきれいだし、眼がとても大きい。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 35.ツバメシジミ♂
先日、舞岡公園でうまく撮ることができなかったツバメシジミを、止まって落ち着くのを待ってやっと撮った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 36.南武線鉄橋
ようやく多摩川に架かる府中街道の府中市と稲城市を結ぶ橋を渡る。渡りきるのに約7分かかった。この橋をまっすぐ進むと南武線の南多摩駅。その南多摩駅へ向かう南武線の電車が鉄橋を渡っていく。時刻は2時半、喉も乾いて、腹も減った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし


2014年5月10日

多摩川河川敷を歩く 4月26日


 東京都と神奈川県を分けて流れる多摩川は、永年、神奈川県に住みついている私にとっては、通勤や何かの用事で都心に出るのに、東海道線、横須賀線、東横線などで、ほとんど毎日のように渡っていく川だった。
  ゴールデン・ウィークの初日、快晴で気温も上がりそうだ。電車に乗って多摩川の上流へ行ってみようと思う。目的は2種のセセリチョウ科の蝶。ともに今まで撮ったことがない。
  JR南武線で分倍河原へでて、京王線に乗り換えた。目的の2種のセセリチョウがいそうなところは、ネット上でいろいろと検索して調べておいた。それほど特定的な場所ではなく、条件さえ整えば、広範囲に生息しているようだ。取りあえず、乗り換えた京王線が多摩川に架かる鉄橋を渡ったので、その次の駅で降りてみることにする。多摩川が流れる方向に見当を付けて歩き始めた。500mほど歩くと大きな橋が見えてきた。河川敷を歩くには対岸の方がよさそうなので、その大きな橋を渡り、橋のたもとで河川敷に下りた。
 下流の方へ歩いていく。さっそく、目的のセセリチョウのひとつが飛び出した。個体数も多い。しかし、なかなか止まってくれない。ほとんどが私の膝から下の位置を飛び回る。止まってくれても、良い写真を撮るのが難しい。
 さらに下流に進む。目的としたもう一方のセセリチョウも現れた。2種のセセリチョウを交互に撮りながら、河川敷を歩く。キタテハ、キタキチョウ、モンキチョウ、ツマキチョウ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、そして羽化したてのとてもきれいなツマグロヒョウモンにもであった。途中、ノビルを採っている方に出会った。ノビルは焼いて味噌を付けて食べると酒の肴に美味いとのこと。籠の中はいっぱいになっていた。
 河原でバーベキューなどをして楽しむ家族連れの脇を通って、4~5kmほど歩いたであろうか。この日は、同好の方に会うこともなかった。蝶も少なくなってきたので、そこから一番近い南武線の駅を目指す。少し疲れたけれど、目的を果たすことが出来、満足して帰路に着いた。

府中四谷橋;クリックすると大きな写真になります。 1.府中四谷橋
京王線を聖蹟桜ヶ丘で降り、地図で見当を付けて、府中四谷橋に出る。歩いていると汗ばむようになってきた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/850秒 7.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
府中四谷橋から多摩川下流を望む;クリックすると大きな写真になります。 2.府中四谷橋から多摩川下流を望む
大きな川は眺めていると気持ちがいい。福岡に勤務していた頃、時々訪れた久留米の近くを流れる筑後川を懐かしく思い出す。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/900秒 7.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
河川敷のススキ;クリックすると大きな写真になります。 3.河川敷のススキ
河川敷にはススキの群落がある。ススキは今日の狙いであるギンイチモンジセセリとミヤマチャバネセセリの食草である。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/950秒 16.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
ギンイチモンジセセリ♀ -1;クリックすると大きな写真になります。 4.ギンイチモンジセセリ♀ -1
多摩川にかかる府中四谷橋を対岸(左岸)に渡って、上流に向かって歩く。下りやすいところから河川敷に下りた。さっそく初めて見るギンイチモンジセセリが飛ぶ。これはお腹が太く、♀のようだ。飛翔中に見る翅表はコーヒーを煮詰めたような黒だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ギンイチモンジセセリ♀ -2;クリックすると大きな写真になります。 5.ギンイチモンジセセリ♀ -2
写真4.と同じ個体。落ち着いて止まっていてくれたのでHS50に持ち替えてバリアングルで撮った。こんな環境に生息する。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
ギンイチモンジセセリ♀ -3;クリックすると大きな写真になります。 6.ギンイチモンジセセリ♀ -3
羽化したばかりのようなきれいな♀だった。蝶の中ではちょっと変わった格好をしている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ギンイチモンジセセリ♀ -4;クリックすると大きな写真になります。 7.ギンイチモンジセセリ♀ -4
写真6.と同じ個体。HS50でローアングルで撮った。ススキの原で、私の膝より下を飛ぶ。撮影はし難い。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 5.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
樹液に来たキタテハ;クリックすると大きな写真になります。 8.樹液に来たキタテハ
ひらひらと赤褐色の蝶が飛んできた。いつものように直線的に敏捷に飛ぶ姿と違うので、ちょっと戸惑った。細い木だけど樹液が出ていて、その匂い?に寄ってきたのだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ヒメオドリコソウで吸蜜するモンキチョウ♀;クリックすると大きな写真になります。 9.ヒメオドリコソウで吸蜜するモンキチョウ♀
ストローをヒメオドリコソウの小さな花に伸ばして吸蜜している。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマチャバネセセリ -1;クリックすると大きな写真になります。 10.ミヤマチャバネセセリ -1
今日のもう一つのターゲットであるミヤマチャバネセセリは、最初にギンイチモンジセセリを撮ったところでも見つけていたが、そこでは撮りそこなった。今度は、逃げられないように、まず、慎重にHS50でやや遠目から撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/340秒 106.8mm ISO100 ) 露出補正 なし
ミヤマチャバネセセリ -2 開翅;クリックすると大きな写真になります。 11.ミヤマチャバネセセリ -2 開翅
飛翔は敏捷だが、ギンイチモンジセセリに比べると、あまり長く飛ばないで止まってくれるの、撮りやすい。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマチャバネセセリ -3;クリックすると大きな写真になります。 12.ミヤマチャバネセセリ -3
後翅裏面中央にある明瞭な白斑が、イチモンジセセリなど他の類似のセセリチョウとこの種を見分けやすい。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマチャバネセセリ -3;クリックすると大きな写真になります。 13.ミヤマチャバネセセリ -3
ミヤマチャバネセセリはギンイチモンジセセリとともに、このような河川敷の原にいる。しかし、こういう場所も開発され、だんだん少なくなってきているようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/900秒 6.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマチャバネセセリ -4;クリックすると大きな写真になります。 14.ミヤマチャバネセセリ -4
カラスエンドウの小さな花で吸蜜するミヤマチャバネセセリ。小さな蝶なので、大きく写すには、アゲハを撮るときなどに比べ、うんと近寄らなくてはならない。ファインダーを覗いて撮るのは、顔を近づけなくてはならないので、モニターを見て撮るより苦労する。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマチャバネセセリ -5;クリックすると大きな写真になります。 15.ミヤマチャバネセセリ -5
正午少し前になった。蝶たちも吸蜜することが多くなったようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ツバメシジミ♀;クリックすると大きな写真になります。 16.ツバメシジミ♀ 今年初めて撮るツバメシジミだったが、♀もだいぶ擦れている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ギンイチモンジセセリ♂ -1;クリックすると大きな写真になります。 17.ギンイチモンジセセリ♂ -1
今日は最初に撮ったあと、ギンイチモンジセセリは飛び回るばかりで、なかなか撮らせてもらっていなかった。やっとハルジオンの花で吸蜜する個体を撮ることが出来た。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ギンイチモンジセセリ♂ -2;クリックすると大きな写真になります。 18.ギンイチモンジセセリ♂ -2
小さな白い花で吸蜜するギンイチモンジセセリ♂の顔。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ギンイチモンジセセリ♂ -3;クリックすると大きな写真になります。 19.ギンイチモンジセセリ♂ -3 ツメクサの花で吸蜜する♂。もう、午後1時に近いが、午前中はなかなか止まってくれなかったギンイチモンジセセリが、花で吸蜜することが多くなった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
緑豊かな多摩川の河川敷;クリックすると大きな写真になります。 20.緑豊かな多摩川の河川敷
ほぼ目的を達成したので、そろそろ引き上げようと、堤をのんびりと歩く。都会の川だが、このあたりの河川敷は緑が豊かだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/600秒 19.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
家族連れの憩い;クリックすると大きな写真になります。 21.家族連れの憩い
今日は連休の初日となる土曜日。この近くは公園になっていて駐車場もある。家族連れでバーベキューなどを楽しめる絶好の場所だ。蝶の撮影は終了である。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/800秒 9.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
是政橋;クリックすると大きな写真になります。 22.是政橋
南武線の鉄橋の下を通って、是政橋に出た。4~5kmは歩いたであろうか。喉も乾いて、腹も減ってきた。長い是政橋を対岸に渡って、南武線の南多摩駅に出る。南多摩駅は新しい高架駅になっていた。駅前はまだ開発は進んでなく、冷たいビールも飲みたかったが、適当な飲食店もない。仕方なく、近くにあったコンビニで、牛乳とカレーパンを買って、駅ののホームのベンチで食べた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 8.8mm ISO100 ) 露出補正 なし