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2022年3月10日

クロマダラソテツシジミ その33 (終) 11月20日 2021年最後のクロマダラソテツシジミ

2021年11月20日 昨年クロマダラソテツシジミを見た最後の日となった。そして、これが最後の観察記だ。
 寒さ厳しい日が多くなり、周りに見られるチョウが少なくなっていた。11月18日、19日の両日は帷子川へも行って見たが、チョウの姿は全く見られない。今までクロマダラソテツがいたいくつかのポイントにも、また、私が住む集合住宅の玄関わきの植栽にもいなかった。2021年は終わったのだなと思っていた。
 その翌日の11月20日、家の窓から差す陽の光があまりにも暖かいので、下へ降りてみた。小さなククロマダラソテツシジミが1頭いた。道路に止まって開翅する。体を温めているのだと思う。ローズマリーにも来るが、長くは止まらず、飛び立っては植栽の石囲いに止まったりしている。
 11月に入ってからは、ローズマリーの花に来ることが多かった。この日以降もしばらくは毎日、ローズマリーの花を見に行ったが、この日の写真が2021年のクロマダラソテツシジミの最後だった。ちなみに一昨年、2020年の最後に見たクロマダラソテツシジミは、小さな公園のセンニチコウの花で吸蜜する雄だった。

000_211120082 X700 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg
ランタナの花で吸蜜するクロマダラソテツシジミ雄 2021年11月20日 横浜市保土ヶ谷区

001_211120016 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 1.玄関前の道のクロマダラソテツシジミ 雄 -1
低い高さで道路の上を飛び回り、やがて止まる。お日様で温められた暖かいところを求めているのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_211120008 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 2.玄関前の道のクロマダラソテツシジミ 雄 -2
道路に止まっているが、口勿は伸ばしていない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 217mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_211120023 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 3.ローズマリーのクロマダラソテツシジミ 雄 -1
クロマダラソテツシジミは玄関前の植栽の周囲でしか見られなくなった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 183mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_211120034 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 4.ローズマリーのクロマダラソテツシジミ 雄 -2
擦れて鱗粉は落ちてはいるが、翅にほとんど破損がない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_211120042 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 5.ローズマリーのクロマダラソテツシジミ 雄 -3
尾状突起もしっかり付いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_211120051 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 6.植え込みの石囲いに止まるクロマダラソテツシジミ 雄 -1
陽の光をいっぱいに浴びようとしているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_211120056 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 7.植え込みの石囲いに止まるクロマダラソテツシジミ 雄 -2
本種の尾状突起はほんとに長い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_211120071 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 8.植え込みの石囲いに止まるクロマダラソテツシジミ 雄 -3
この場所の周囲から離れようとしない。安住の場所なのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 219mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_211120100x X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 9.ランタナの花で吸蜜するクロマダラソテツシジミ 雄
植栽に植えられたランタナの花にも来る。ランタナ(七変化)はチョウが好む花で、バタフライ・ガーデンにも植えられている。初夏から秋まで花を付ける。これはランタナ・タマラという品種のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_211120102 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 10.ランタナの葉に止まるクロマダラソテツシジミ雄 -
1 少し飛んでは、元の場所から離れずに止まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_211120107 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 11.ランタナの葉に止まるクロマダラソテツシジミ雄 -2
道路の上、石囲い、ローズマリー、ランタナと移動はするが、半径5mくらいのところから離れようとしなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_211120114 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 12.ランタナの葉に止まるクロマダラソテツシジミ雄 -3
このクロマダラソテツシジミが2021年に見た最後の個体だった。さて、今年の秋はまた姿を現してくれるのだろうか? 自宅のある集合住宅の管理人さんに、植栽の、特にローズマリーは大事に欲しいとお願いをした次第である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_201201033 X800 補◎峰岡公園 D5300 TYAMRON 90.jpg 13.前年(2020年)最後に見たクロマダラソテツシジミ -1
前の年に最後に本種を見たのは、12月1日だった。この時はセンニチコウがまだ咲いていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro 絞り優先オートで撮影 ( f5 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_211201040 X800 補◎峰岡公園 D5300 TYAMRON 90.jpg 14.前年(2020年)最後に見たクロマダラソテツシジミ -2
12月1日に見たこの個体は、鱗粉も落ちていなく、ほとんど傷がないきれいだった。今年も是非、3年連続で逢えることを楽しみにしている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro 絞り優先オートで撮影 ( f5 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし


2022年2月21日

クロマダラソテツシジミ その31 11月10日~13日 少なくなるチョウ 

11月10日は良い天気だったが、ローズマリーの花にクロマダラソテツシジ1頭と、ウラナミシジミが1頭いたが、ほかにチョウは見られなかった。
 翌日は久し振りに成田の先のオークヒルズ・カントリーでゴルフだったので、自宅付近のチョウの観察はお休みである。12日は快晴だったが風が強く、気温もあまり上がらない。再度、ヤマトシジミの低温期型を観察しに帷子川公園へ行くが、1頭も見られなかった。
 11月13日の朝は一番の冷え込みだったそうだが、快晴で昼頃には20℃近くになっていた。ローズマリーの植え込みに、小さいがほとんど傷のないきれいなクロマダラソテツシジミが来ていた。チョウの数は段々と少なくなってくる。

000_211113031x X700 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg
ローズマリーの花で吸蜜するクロマダラソテツシジミ雄 2021年11月13日 横浜市保土ヶ谷区

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001_211110005 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 1.ローズマリーの花に来たウラナミシジミ
昼近くなり気温が上がってきた。自宅のある建物の下へ降りると、玄関わきの植栽にウラナミシジミが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_211110012x X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 2.ローズマリーで吸蜜するクロマダラソテツシジミ 雄
この時期にしてはとてもきれいな個体だった。ローズマリーの花も元気である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_211110014 X800 〇集会所裏空き地 RX10M4.jpg 3.モンシロチョウ 雄
小さな公園の裏の空き地にはモンシロチョウがいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_211110020 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 4.キバナコスモスにキタテハ
咲き残っていたキバナコスモスにキタテハがきた。このキタテハは成虫で越冬する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_211112044t X800 ◎星川界隈 RX10M4.jpg 5.日の当たる常緑樹にウラギンシジミ 雄
11月12日は帷子川公園を歩いた。目当てのヤマトシジミは1頭もいない。どうしたのだろう。日当たりの良いところにウラギンシジミがいた。この種も成虫で越冬する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_211112060 X800 ◎星川界隈 帷子川 RX10M4.jpg 6.日向ぼっこをするウラギンシジミ 雄 -1
しばらく常緑樹のまわりを飛び回っていたが、温められたコンクリートの路上に止まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_211112063 X800 ◎星川界隈 帷子川 RX10M4.jpg 7.日向ぼっこをするウラギンシジミ 雄 -2
そろそろ越冬の準備をするのだろう。常緑樹の葉蔭でひと冬を過ごす。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_211112078 X800 星川界隈 帷子川 RX10M4.jpg 8.帷子川の鯉
帷子川には大きな黒い鯉が群れを成して泳いでいた。いつもはもっと上流の星川駅の辺りで見ているのだが、ここは少し下流の常盤橋の辺りである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO160 ) 露出補正 なし
009_211112084 X800 ◎星川界隈 ヒナギク 峰岡公園 RX10M4.jpg 9.キタテハ
自宅近くの小さな公園人戻ってきた。小さな公園のセンニチコウが植えられていたところからグランドを挟んで反対側の花壇に咲く小さな白い菊(ヒナギク)にキタテハが来ていた。ここにはツマグロヒョウモンもしばしばやってくる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f34.5 1/1000秒 136mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_211113008 X800 ◎集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg 10.ウラナミシジミとコセンダングサ
翌13日、町会集会所奥の空き地へ行って見るとウラナミシジミがコセンダングサで吸蜜していた。コセンダングサの花が咲き終わると、その先端に棘がある種子が残り、そんなところに踏み込んでしまうとズボンにいっぱい、ひっつき虫と呼ばれるその種子が刺さるように付き、取るのに苦労する。wikipediaを見てみると、コセンダングサは、「日本では明治時代に確認された帰化植物。関東地方以西の河原や荒地などに広く分布する。環境省による外来生物法により、生態系被害防止外来種に指定されている。」と記されていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
011_211113026 X800 ◎集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg 11.ウラナミシジミ雌 開翅
きれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
012_211113037 X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 12.クロマダラソテツシジミ 雄 -1
自宅のある建物に戻ってきたら、ローズマリーの植え込みにクロマダラソテツシジミの雄がいた。比較的傷のない個体である。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
013_211113049x X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 13.クロマダラソテツシジミ 雄 -2
尾状突起もしっかり付いている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO180 ) 露出補正 なし
014_211113066 X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 14.クロマダラソテツシジミ 雄 -3
ここのところクロマダラソテツシジミは、このローズマリーの咲く植栽でしか見られなくなった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO180 ) 露出補正 なし


2022年2月17日

クロマダラソテツシジミ その30 11月6~8日 陽だまりのチョウ / 公園裏の空き地

11月6日は暖かい日だった。しかし、自宅のある集合住宅の植栽のローズマリー、ソテツの鉢植えのあるお宅、そして、小さな公園の小さな花壇には、クロマダラソテツシジミは居なかった。花壇は、センニチコウが抜去され、何か新しい種を植えるのか土を整える作業が行われていた。ここの今年のクマソは終わってしまったようだ。
 一方、日当たりの良い公園裏の空き地には、この時期にしては多彩なチョウが飛んでいた。
 クロマダラソテツシジミに夢中になった昨年(2021年)の秋、自宅の近所で、20種の蝶を見かけた。アゲハ、キアゲハ、クロアゲハ、アオスジアゲハ、モンシロチョウ、キタキチョウ、モンキチョウ、そして、クロマダラソテツシジミ、ツバメシジミ、ヤマトシジミ、ウラナミシジミ、ウラギンシジミ、珍しいところでは、この辺りで初めてムラサキツバメを見た。タテハチョウ科ではツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハ、キタテハ、コミスジがいた。アカボシゴマダラやアカタテハがいてもおかしくない。そしてヒカゲチョウ、イチモンジセセリ、不確実ながらオオチャバネセセリも加えて、20種のチョうがいたのだ。チョウたちはその時その時で違う場面で、違う姿を見せてくれる。これからも楽しむことが出来ると思う。

000_211106011 X700 ◎集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg
コセンダングサの花で吸蜜するウラナミシジミ雄 2021年11月6日 横浜市保土ヶ谷区

001_211106007 X800 ▲集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg 1.ウラナミシジミ 雄 -1
コセンダングサにウラナミシジミが来ていた。舞岡公園でも秋にはよく見られるシーンであるが、これはきれいな雄だった。この日(11月6日)は90mmマクロレンズで撮ったが、被写界深度が少し深くなるように、絞りをF8にしてみた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
002_211106008x ◎集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg 2.ウラナミシジミ 雄 -2
コセンダングサは雑草中の雑草であるが、チョウたちはこの花を好む。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
003_211106013 X800 ◎集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg 3.モンシロチョウ 雄
最近モンシロチョウが少なくなったように感じる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO160 ) 露出補正 なし
004_211106020x X800 ◎集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg 4.ヒメアカタテハ 雄 -1
公園裏の空き地に、羽化したてのような、ほぼ完全なヒメアカタテハがいた。フィルム時代には、装填したフィルムによってISO感度は固定されるが、デジタルでは絞りとシャッタースピードが固定されるとISO感度が露出決定の決め手になる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO180 ) 露出補正 なし
005_211106029 X800 ◎集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg 5.ヒメアカタテハ 雄 -2
コセンダングサにはヒメアカタテハも来る。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
006_211106032 X800 ソフィア横浜 ウラナミ D5300 TAMRON90.jpg 6.ウラナミシジミ 雄 -3
ローズマリーにもウラナミシジミの雄が来ていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
007_211106033 X800 ◎ソフィア横浜 ヤマト D5300 TAMRON90.jpg 7.ヤマトシジミ 雄 -1
ローズマリーの葉に止まるヤマトシジミ雄。低温期型だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
008_211106035 X800 ◎ソフィア横浜 ヤマト D5300 TAMRON90.jpg 8.ヤマトシジミ 雄 -2
前の写真と同じシーン。翅が陽の光に透けて見える。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
009_211107002 X800 ◎峰岡 集会所裏空き地 D750 TAMRON 35-150.jpg 9.クロマダラソテツシジミ 雄 -1
11月7日 公園裏の空き地で、地面の枯れ始めた草に、クロマダラソテツシジミを見つけた。ウラナミシジミ紛らわしい。擦れてはいるが、尾状突起はしっかりと付いていた。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_211107003t X800 ◎峰岡 集会所裏空き地 D750 TAMRON 35-150.jpg 10.クロマダラソテツシジミ 雄 -2
前の写真と同じ個体。寄ってみた。左後翅の一部が切れているが、まだまだ元気な姿である。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_211107008 X800 ◎峰岡 集会所裏空き地 D750 TAMRON 35-150.jpg 11.ヤマトシジミ 雄 -3
町会集会所奥の空き地で見られるチョウは、ウラナミシジミの他、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、それにクロマダラソテツシジミが加わった。ベニシジミは見かけない。 

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/640秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_211108005 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 12.クロマダラソテツシジミ 雄 -3
10月8日、ローズマリーの植え込みにクロマダラソテツシジミがいた。まだまだ、鱗粉もしっかり付いていて、傷もほとんどない。元気だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
013_211108009x X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 13.クロマダラソテツシジミ 雄 -4
前の写真と同じ個体。ズームを広角側にして撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 24mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
014_211108021 X800 峯小学校  RX10M4.jpg 14.渋柿
この渋柿の実が赤くなってから何日か経つ。ヒヨドリがたまに枝に止まっていることがあるが、鳥も食べに来ない。よっぽど渋いのだろうか。柿の品種は多く、地方品種を含めると1,000種を超えるそうだ。品種により果実の大きさも大小あり、写真の柿は楕円形であるが、形状も角張っているもの、丸いもの、長いもの、平たいものなど多様であるという。また、甘柿よりも渋柿の方が原種に近く、病虫害に強い。渋柿は、実が熟しても果肉が固いうちは渋が残る柿である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
015_211108031 X800 ◎高橋邸 クマソ RX10M4.jpg 15.クロマダラソテツシジミ 雄 -5
鉢植えのソテツがあるお宅の玄関のハナキリン(花麒麟)にも、クロマダラソテツシジミがいた。鱗粉は落ちてはいるが、翅に損傷はほとんどない。このところここでソテツの葉に止まることが少なくなったように思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
016_211108047 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 16.クロマダラソテツシジミ 雄 -6
再びローズマリーの咲く植栽に戻ってきた。先に撮った雄がまだいてくれた。比較的きれいな個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 29mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
017_211108050 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 17.クロマダラソテツシジミ 雄 -7
午後1時15分、前の写真と同じ個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 34mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2022年2月13日

クロマダラソテツシジミ その29 11月4~5日 自宅付近のクロマダラソテツシジミ

クロマダラソテツシジミ観察記をもう少し続けたい。  11月4日、クロマダラソテツシジミはまだまだ頑張っていた。
 雌で低温期型個体の裏面を観察できた。しかし、すでに傷のある個体である。なかなか羽化したてのきれいな雌に会うことが出来ない。公園裏の空き地で、ヤマトシジミの低温期型の雌がいた。

000_211104045 X700 ◎高橋家 RX10M4.jpg
ツワブキの花で吸蜜するクロマダラソテツシジミ雌 低温期型 2021年11月4日 横浜市保土ヶ谷区

001_211104011 X800 ◎高橋家 RX10M4.jpg 1.ツワブキの花に来たクロマダラソテツシジミ雌 -1
ソテツの鉢植えが玄関前に置かれているお宅へ行く。しばらく前までは、そのソテツにクロマダラソテツシジミが止まっていたが、ここのところほとんど見ない。だが、この玄関の周りに植えられているほかの花などに来るようになった。このエリアにクロマダラソテツシジミが棲んでいるという感じである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
002_211104012 X800 ◎高橋家 RX10M4.jpg 2.ポトス?の葉に止まるクロマダラソテツシジミ雌 -1
前の写真と同じ個体である。左側の前翅の前縁部翅頂付近に欠損がある。他はきれいなので、惜しい。止まっている植物がポトスかどうかちょっと自信がない。ポトスの葉は葉先が尖っているのだが。ツルニチニチソウなのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
003_211104024 X800 ◎高橋家 RX10M4.jpg 3.ポトス?の葉に止まるクロマダラソテツシジミ雌 -2
前の写真とほぼ同じ位置だが、低温期型のり後翅裏面が見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
004_211104035x X800 ◎高橋家 RX10M4.jpg 4.ポトス?の葉に止まるクロマダラソテツシジミ雌 -3
この角度で撮ると、左側前翅の傷が隠れてくれる。出来るだけきれいに撮ってやりたい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
005_211104060 X800 ◎高橋家 RX10M4.jpg 5.ツワブキの花に来たクロマダラソテツシジミ雌 -2
彼女は再びツワブキの花に移った。ツワブキは漢字で石蕗、または艶蕗と書く。初冬に黄色い花を咲かせる 。 裏面後翅の模様が良く分かる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 168mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
006_211104081 X800 ◎集会所裏空き地 RX10M4.jpg 6.コセンダングサ(小栴檀草)で吸蜜するヤマトシジミ雌 低温期型
公園の裏側の空き地へ行って見る。チョウは少なくなっているが、ヤマトシジミの雌の低温期型がいた。後翅の外縁から内縁にかけて斑点が鮮やかだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
007_211104085 X800 ◎高橋宅 RX10M4.jpg 7.ツワブキの花に来たクロマダラソテツシジミ雌 -3
かれこれ15分くらいツワブキの花に止まっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
008_211104100 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 8.ローズマリーのクロマダラソテツシジミ雄 -1
12時になって家に戻るとき、建物の玄関の植栽を見るとクロマダラソテツシジミの雄が来ていた。まだ頑張ってくれている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
009_211104106 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 9.ローズマリーのクロマダラソテツシジミ雄 -2
ほとんど破損はないし、鱗粉もそれほど落ちてはいない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
010_211105016t X800 ◎ソフィア横浜 D750 TAMRON 35-150.jpg 10.ランタナの葉に止まるクロマダラソテツシジミ雄
裏面を見るとやや低温期型の特徴が出ていた。ランタナは和名をシチヘンゲ(七変化)というそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 150mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2022年2月 1日

クロマダラソテツシジミ その28 11月1~3日 ヤマトシジミの低温期型が出現

例によって家から建物の玄関へ下りると、ローズマリーの花にヤマトシジミが来ていた。しばらくして開翅したところを見ると、青い鱗粉を装った待望の低温期型の雌だった。
 開翅シーンを撮って、次に近所の公園へ移動した。ここでも低温期型の雌がセンニチコウの花に来ていた。しばらくすると雄も来て吸蜜を始める。雄も外縁の黒い帯が細くなった低温期型である。ヤマトシジミはクロマダラソテツシジミに比べ、吸蜜中も落ち着きがない。近寄ると飛び立ってしまうことが何度かあった。雌は食草である、黄色いカタバミの花にも来る。
 翌11月2日は、ローズマリーの花にクロマダラソテツシジミの雄がいた。傷はないが、鱗粉は少し剥がれているようだ。
 次の11月3日は、ローズマリーにはヤマトシジミの雄と、ランタナの花にクロマダラソテツシジミの雄が来ていた。ここ何日かは、この集合住宅の玄関前の植栽が、最も確実に被写体を得られる場所になっている。

000_211101024x X700 ◎ソフィア横浜 ヤマト 雌 RX10M4.jpg
ローズマリーの花に来たヤマトシジミ雌の低温期型 2021年11月1日 横浜市保土ヶ谷区

001_211101004 X800 ◎ソフィア横浜 ヤマト 雌 RX10M4.jpg 1.ヤマトシジミ 雌 低温期型 -1
11月1日、午前11時過ぎ、気温が上がってきたのを見計らって、ローズマリ-の花壇へ下りる。見つけたのはヤマトシジミで、雌のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 27mm ISO250 ) 露出補正 なし
002_211101007 X800 ◎ソフィア横浜 ヤマト 雌 RX10M4.jpg 2.ヤマトシジミ 雌 低温期型 -2
開翅した。翅表は高温期型がそうであったような黒地に、前翅後翅とも青い鱗粉が入った低温期型の特徴が出ていた。やっと、低温期型の雌に会えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO125) 露出補正 なし
003_211101016 X800 ◎ソフィア横浜 ヤマト 雌 RX10M4.jpg 3.ヤマトシジミ 雌 低温期型 -3
広範囲に青い鱗粉が出ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125) 露出補正 なし
004_211101034 X800 ◎ソフィア横浜 ヤマト 雌 RX10M4.jpg 4.ヤマトシジミ 雌 低温期型 -4
ローズマリーの花も元気がある。wikipediaによると、和名はマンネンロウで、漢字表記は中国語表記と同一で「迷迭香」だそうだ。いま、ここは一番の"猟場"である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125) 露出補正 なし
005_211101047 X800 ◎峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 5.ヤマトシジミ 雄 低温期型 -1
近所の小さな公園へ移動する。ここの猫の額のような花壇には咲いている花頭(頭状花序)の数は少なくなったが、その白い花頭にヤマトシジミ雄が来ていた。この雄は外縁の黒い帯の幅が狭くなっている。低温期型だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO100) 露出補正 なし
006_211101052 X800 ◎峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 6.ヤマトシジミ 雌 低温期型 -5
小さな公園のセンニチコウの花に来ていたヤマトシジミも、低温期型であった。青色鱗の出かたはローズマリーにいたのとほとんど同じである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125) 露出補正 なし
007_211101064 X800 ◎峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 7.ヤマトシジミ 雌 低温期型 -6 裏面
ほぼ完全な個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100) 露出補正 なし
008_211101066 X800 ◎峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 8.ヤマトシジミ 雄 低温期型 -2
  翅表は空色に輝く。外縁の黒い帯が細くなった典型的な低温期型である。ほぼ完全な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100) 露出補正 なし
009_211101071 X800 ◎峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 9.ヤマトシジミ 雄 低温期型 -3
前の写真と同じ個体である。ヤマトシジミが雌雄とも最もきれいに装う季節だと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100) 露出補正 なし
010_211101077t X800 ◎峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 10.ヤマトシジミ 雌 低温期型 -7 裏面
食草であるカタバミの花に来た雌。後翅内縁部にかけての青色がよく出ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100) 露出補正 なし
011_211102097x X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 11.クロマダラソテスシジミ 雄 -1
翌11月2日も良い天気だった。10時20分に家を出て下に下りると、ローズマリーの茂みにクロマダラソテツシジミの雄を見つけた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 37mm ISO200) 露出補正 なし
012_211102104x X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 12.クロマダラソテスシジミ 雄 -2
前の写真と同じ個体だが、破損がほとんどない。裏面の模様を見ると、低温期型の特徴はなく、むしろ高温期型のようにも見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 38mm ISO160) 露出補正 なし
013_211102113 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 13.クロマダラソテスシジミ 雄 -2
これは前の写真と違う個体である。こちらの方は中温期型のようだ。なかなか開翅はしてくれなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 201mm ISO320) 露出補正 なし
014_211103276 X800 ◎ソフィア横浜 ヤマト RX10M4.jpg 14.ヤマトシジミ 雄 中温期型
次の日の11月3日は、「港の見える丘公園」へクロマダラソテツシジミの発生を確認に行ったが、残念ながら発生していないようだった。山下公園へ回ったあと「神奈川県民ホール」の「英一番館」で昼食をとって、2時半ごろ帰宅した。家に入る前に植栽のローズマリーにいたヤマトシジミを撮った。この個体は低温期型ではない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 160mm ISO100) 露出補正 -0.3段
015_211103294 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 15.クロマダラソテスシジミ 雄 -3
同じく植栽に咲くランタナの花に、珍しく、クロマダラソテツシジミの雄がいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160) 露出補正 -0.3段
016_211103303 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 16.クロマダラソテスシジミ 雄 -4
前の写真と同じ個体。昨日ローズマリーに来ていたのと同じ個体のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160) 露出補正 -0.3段
017_211103324 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 17.クロマダラソテスシジミ 雄 -5
前の写真と同じ個体。翅に破損はないが、鱗粉は落ちてきていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 213mm ISO125) 露出補正 -0.3段


2022年1月28日

クロマダラソテツシジミ その27 10月28~30日 自宅付近のクロマダラソテツシジミ と 帷子川のヤマトシジミほか

10月28日 朝まで降っていた雨も10時ごろには止み、青空が広がってきた。家を出て、ローズマリーの花をチェックした後、帷子川公園hへ行って見た。ヤマトシジミは高温期型と低温期型との端境期のようだ、帷子川付近にはクロマダラソテツシジミはいなかった。
 公園のセンニチコウの花は元気がなくなっている。集会場裏の住宅建設予定地は地質調査が開始された。
 10月29日 自宅のある建物の前のローズマリーの花に来たクロマダラソテツシジミを90mmマクロで撮ったが、前にも記したように、特に小さなシジミチョウを撮るときは被写界深度が浅いので気を付けなくてはいけない。

000_211028137 X700 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg
帷子川公園遊歩道のヤマトシジミ 2021年10月28日 横浜市保土ヶ谷区

001_211028005 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 1.クロマダラソテツシジミ 雄 -1
10時20分、自宅を出て下に下りてみるとローズマリーの花にほぼ完全なクロマダラソテツシジミ雄が来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
002_211028012 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 2.クロマダラソテツシジミ 雄 -2
前の写真と同じ個体。よく見ると、左前翅の翅頂付近にわずかな欠けがあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_211028022 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 3.クロマダラソテツシジミ 雄 -3
裏面を見ると少し低温期型の傾向が見られた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 36mm ISO160 ) 露出補正 なし
004_211028025tx X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 4.クロマダラソテツシジミ 雄 -4
後翅外中央部に並ぶ斑点が鮮明である。wikipedia クロマダラソテツシジミ 参照

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 35mm ISO200 ) 露出補正 なし
005_211028039 X800 ◎帷子川公園 ヤマト RX10M4.jpg 5.帷子川のヤマトシジミ 雄 -1
次に20分ほど歩いて帷子川公園へヤマトシジミを観に行った。ヨメナの花で雄が吸蜜する。黒い縁は夏型は太く、寒くなってくると細くなってくる。この個体は夏型と秋型の中間のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 42mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_211028046 X800 ◎帷子川公園 ヤマト RX10M4.jpg 6.帷子川のヤマトシジミ 雄 -2
ほぼ完全な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 203mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_211028054x X800 ◎帷子川公園 ヤマト RX10M4.jpg 7.帷子川のヤマトシジミ 雌 -1
ほぼ真っ黒な雄である。雌の夏型の翅表はこのようにほぼ真っ黒である。秋が深まるにつれて濃い青色が現れるようになり、美しい。そろそろ、その雌の低温期型を見たいと思っているのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_211028062 X800 ◎帷子川公園 ヤマト RX10M4.jpg 8.帷子川のヤマトシジミ 雌 -2
少し青味がかっているようにも見えるが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_211028072t X800 ◎帷子川公園 ヤマト RX10M4.jpg 9.帷子川のヤマトシジミ 雄 -3
まだまだ夏型に近い装いのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 43mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_211028079t X800 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 10.帷子川のヤマトシジミ 雄 -4
羽化したばかりのようなきれいな個体が多かった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 218mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_211028084 X800 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 11.帷子川のヤマトシジミ 雄 -4
この雄は亜外縁にはっきりとした白い班が出ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_211028093 X800 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 12.帷子川のヤマトシジミ 雌 -3
この雌は後翅に少し青い鱗粉が現れている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_211028116 X800 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 13.帷子川のヤマトシジミ 雄 -5
この雄は10月下旬というのに外縁部の黒帯が広くなっているようだ。なかなかきれいな低温期型を見ることが出来ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 219mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_211028145 X800 ◎峰岡 高橋宅 RX10M4.jpg 14.クロマダラソテツシジミ 雄 -5
ソテツの鉢植えのあるお宅へ戻ってきた。ソテツの葉に鱗粉が落ちてしまっている雄が止まっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_211028165 X800 ◎ソフィア横浜 ローズマリー 破損雌 RX10M4.jpg 15.クロマダラソテツシジミ 雌 -1
11時半、ローズマリーのところへ戻ってきた。朝出かけるときは雄がいたが、今度は雌が吸蜜していた。比較的きれいな個体である。この個体も高温期型と低温期型の中間のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
016_211028173 X800 ◎ソフィア横浜 ローズマリー 完品雄 RX10M4.jpg 16.クロマダラソテツシジミ 雌 -2
前の写真と同じ個体の裏面。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 35mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
017_211029008 X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 17.クロマダラソテツシジミ 雌 -3
翌10月29日、11時20分ごろ下へ下りて来ると、前日いたのと同じ個体と思われる雌が、植栽にいた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_211029011 X800 〇ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 18.クロマダラソテツシジミ 雌 -4
中温期型だ。外縁の絨毛も付いていて比較的きれいな雌である。もう少し良い写真を撮りたかったが、逃げられてしまった。90mmマクロで撮ると、被写界深度が浅くなってしまう。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_211030041 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 19.ツマグロヒョウモン 雌
翌10月30日、公園裏の住宅建設予定地で撮る。この日は地質検査のためかパイプで掘削が行われていた。羽化したてであろう、ほぼ完全な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 20mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_211030059 X800 ◎ソフィア横浜 完品雄 RX10M4.jpg 20.クロマダラソテツシジミ 雄 -6
ローズマリーの咲く植栽で撮った。破損もなく、鱗粉も落ちていない。ローズマリーは、地中海沿岸地方原産で、シソ科に属する常緑性低木。和名はマンネンロウ(迷迭香)と云い、生葉もしくは乾燥葉を香辛料、薬(ハーブ)として用いられると。 暑く乾燥した気候を好むが、耐寒性も高い。縁が厚くなった細長い葉を付け、こするとマツに似た香りがする。冬から春にかけて青や紫がかった白い花が咲き、観賞用としても人気がある常緑灌木である。ここの植栽に植えられているのは高さは1mほどもない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 26mm ISO100 ) 露出補正 なし
021_211030072tx X800 ◎ソフィア横浜 完品雄 RX10M4.jpg 21.クロマダラソテツシジミ 雄 -7
前の写真と同じ個体の裏面。ローズマリーの枝が良かった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 34mm ISO100 ) 露出補正 なし


2022年1月24日

クロマダラソテツシジミ その26 10月24・26日 ローズマリーのクロマダラソテツシジミほか

しばらく昨年のクロマダラソテツシジミ観察記から離れていたが、一応、昨年最後に観察した11月20日までフォローしておきたい。私にとっての2021年のクロマダラソテツシジミのシーズンは9月10日から11月20日までだった。
 その頃、私の自宅のある集合住宅の玄関脇に植えられたローズマリーの花に、クロマダラソテツシジミが良く来る。10月24日も11時過ぎに下へ降りてみると、待っていてくれた。

000_211024053x X700 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg
ローズマリーの花で吸蜜するクロマダラソテツシジミ 雄  2021年10月24日 横浜市保土ヶ谷区

001_211024002 X800 ◎ソフィア横浜 ヤマト D5300 TAMRON90.jpg 1.ヤマトシジミ
10月24日、家から建物の玄関へ下りてみると、さっそくローズマリーの花に小さなブルーが飛んでいる。やがてローズマリーの花に止まったが、これはヤマトシジミだった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_211024015 X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 2.クロマダラソテツシジミ 雄 -1
しばらく様子を見ていると、今度はクロマダラソテツシジミがどこからともなく飛来し、ローズマリーの花に来た。雄のきれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_211024014m X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 3.クロマダラソテツシジミ 雄 -2
長い尾状突起もしっかり付いている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_211024019 X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 4.クロマダラソテツシジミ 雄 -3
翅表の鱗粉もほとんど落ちていないし、外縁部の絨毛もある。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_211024024x X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 5.クロマダラソテツシジミ 雄 -4
ほぼ完ぺきな姿だった。ブルーも鮮やかだった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_211024036 X800 ◎高橋宅 D5300 TAMRON90.jpg 6.クロマダラソテツシジミ 雄 -5
ソテツのあるお宅へ移動した。大分鱗粉が擦れてしまっている雄が1頭、ソテツの葉に止まっていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_211024045 X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 7.クロマダラソテツシジミ 雄 -6
再び集合住宅の玄関わきへ戻ってきた。その植栽のローズマリーの花で、30分くらい前に見たきれいな雄がまだ吸蜜していた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_211024049 X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 8.クロマダラソテツシジミ 雄 -7
これも同じ個体である。好きな写真の1枚だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_211024059t X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 9.クロマダラソテツシジミ 雄 -8
同じ個体。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_211024071x X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 10.クロマダラソテツシジミ 雄 -9
これも同じ個体。マクロ撮影するときは、被写体と平行になるようにしないと、ピントが合わないところが出てくる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO125 ) 露出補正 なし


000_211026068 X700 ◎峰岡 高橋宅 RX10M4.jpg
サクランボの木に止まるクロマダラソテツシジミ 雌  2021年10月26日 横浜市保土ヶ谷区

011_211026002 X800 ◎ソフィア横浜 ヤマト RX10M4.jpg 11.ヤマトシジミ 雌 低温期型
前の日は小雨模様の1日で気温も低かったが、10月26日、朝のうちは雨が残っていたが、10時過ぎには晴れてきて、昼頃には気温も20℃歩になった。下へ降りてみるとローズマリーの花にヤマトシジミの雌が来ていた。青い鱗粉が散りばめられた低温期型である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
012_211026011 X800 ◎峰岡 高橋宅 クマソ RX10M4.jpg 12.クロマダラソテツシジミ 雄 -10
ソテツの鉢植えがあるお宅へ伺った。何頭か飛んでいる。これは一昨日も見た雄のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
013_211026014 X800 ◎峰岡 高橋宅 クマソ RX10M4.jpg 13.クロマダラソテツシジミ 雄 -11
ツルニチニチソウの葉に止まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
014_211026028t X800 ◎峰岡公園 集会所裏 RX10M4.jpg 14.キタテハ 秋型
近くの公園の裏手の空き地へ行って見る。ここは住宅が建てられる予定であるので、来秋はどうなっているかわからない。キタテハが元気に飛んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
015_211026037 X800 ◎峰岡公園 集会所裏 ウラナミ RX10M4.jpg 15.ウラナミシジミ 雄
ウラナミシジミも擦れた個体が多くなってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
016_211026056m X800 ◎峰岡 高橋宅 RX10M4.jpg 16.クロマダラソテツシジミ 雌 -1
再びソテツの鉢植えのあるお宅の玄関先で撮らせていただく。この雌は右前翅後角あたりに欠損があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
017_211026059 X800 ◎峰岡 高橋宅 RX10M4.jpg 17.クロマダラソテツシジミ 雄 -12
13.の写真と同じ個体のようだ。鱗粉は落ちてしまっているが、翅の欠損は目立たない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
018_211026074 X800 ◎峰岡 高橋宅 RX10M4.jpg 18.クロマダラソテツシジミ 雌 -2
16.の雌とは違う個体である。翅を閉じているときに鳥にでもちょこっと啄まれたのだろうか。余談になるが、この雌が止まっている古木の名前が分からなかった。最近になってスマホに「Picture This」というアプリをインストールした。検索したい植物の写真をスマホで撮ると、それが何であるかを示してくれる。この古木は葉も付いてないし、もちろん花は咲いておらず、実も付いていない。仕方なく幹を撮って検索してみた。すると「ブラックチェリー」「アメリカンチェリー」と答えてくれた。サクランボの木である。この次にここにお住いのかたにお目に掛かった時に、「この木は何ですか」と伺ってみようと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
019_211026093 X800 ◎峰岡 高橋宅 RX10M4.jpg 19.クロマダラソテツシジミ 雌 -3
これは16.と同じ個体だ。キオンの仲間のサワギクと思われる苞に産卵するような姿勢だ。薄い浅黄色をした卵のようなものも見えるが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
020_211026099 X800 ◎峰岡 高橋宅 雌雄 RX10M4.jpg 20.クロマダラソテツシジミ 雄と雌
玄関の石畳に雌雄が並んで静止した。珍しいシーンだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
021_211026121 X800 ◎峰岡 高橋宅 RX10M4.jpg 21.クロマダラソテツシジミ 雄 -13
この時、玄関わきの植え込みには、4頭~5頭ほどのクロマダラソテツシジミがいた。だが、ソテツの葉に止まる個体は見られない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
022_211026128 X800 ◎峰岡 ソフィア横浜 RX10M4.jpg 22.クロマダラソテツシジミ 雄 -14
正午を過ぎた。そろそろと思い、鉢植えのソテツのあるお宅を後にした。我が家のある建物に入る前に、玄関わきの植栽でクロマダラソテツシミが迎えてくれた。これは比較的傷のない、鱗粉も落ちてないきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
023_211026140tx X800 ◎ 峰岡 ソフィア横浜 RX10M4.jpg 23.クロマダラソテツシジミ 雄 -15
ここのところ、ここのローズマリーの花には毎日のように、クロマダラソテツシジミが来ている。いつまで続くのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 36mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2021年12月 4日

クロマダラソテツシジミ その25 10月23日 自宅付近のクロマダラソテツシジミ

前の日(10月22日)は一日雨模様の天候だった。この日も午前中は気温が低かったが、11時ごろからは日も照り、暖かくなってきたので、カメラをぶら下げてクロマダラソテツシジミを探しに出かける。
 まず、我が家のある集合住宅の玄関へ出ると、さっそく花壇を囲う石垣にクロマダラソテツシジミが止まっていた。体を温めているのだろうか? 傷のない比較的きれいな雄である。ローズマリーにも絡んでいる。10分ほど撮影して、ソテツの鉢植えのあるところへ移動し、観察する。ここにもクロマダラソテツシジミはいた。高温期型の雌がいたがこの個体は一昨日、ローズマリーにいた雌と同じく、右前翅の肛角部がちぎれている。同じ個体だろうか? とすると200mほど移動したことになる。
 さらにセンニチコウの咲く花壇へ行って見る。そこにもクロマダラソテツシジミがいた。

000_211023160 X700 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg
はっきりした青色鱗が現れている中温期型の雌 2021年10月23日 横浜市

001_211023004 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 1.石垣で日光浴するクロマダラソテツシジミ雄
気持ちよさそうに開翅しているように見えた。傷もなく、鱗粉もほとんど落ちていないきれいな雄である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_211023009 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 2.ローズマリーの葉に止まるクロマダラソテツシジミ雄 -1
日向ぼっこ?をしていた雄だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_211023015t X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 3.ローズマリーの葉に止まるクロマダラソテツシジミ雄 -2
前の2枚の写真と同じ個体である。この時はここにはこの1頭しかいなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_211023023x X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 4.ローズマリーの葉に止まるクロマダラソテツシジミ雄 -3
後翅表面の尾状突起の付け根にある黒斑は、小さいように思える。低温期型へ移りつつあるようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_211023030 X800 ◎高橋宅 RX10M4.jpg 5.高温期型の雌
ソテツの鉢植えがあるお宅の玄関先の鉢に植えられている、まだ蕾の黄色い野菊のような花に、クロマダラソテツシジミの雌がいた。ソテツには来ない。この個体は一昨日、ローズマリーにいた個体と同じ個体かもしれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 203mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_211023037 X800 ◎高橋宅 RX10M4.jpg 6.小さなクロマダラソテツシジミ雄
花の大きさと比べてみても、とても小さな個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 181mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_211023041 X800 ◎高橋宅 RX10M4.jpg 7.クロマダラソテツシジミ 雌 -1
5.の写真と同じ個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_211023051 X800 ◎高橋宅 RX10M4.jpg 8.クロマダラソテツシジミ 雌 -2
前の写真と同じ個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_211023065x X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 9.センニチコウで吸蜜する雄 -1
センニチコウの花壇がある公園にも行って見た。花の勢いは衰えているように見えるが、1頭の雄が吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 187mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_211023101 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 10.センニチコウで吸蜜する雄 -2
前の写真と同じ個体だが、破損もなく、鱗粉の剥離も少ないきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_211023133 X800 ◎峰岡 高橋宅 RX10M4.jpg 11.鉢植えのソテツに止まるクロマダラソテツシジミ雄
鉢植えのソテツのあるお宅へ戻るとソテツの葉に雄が止まっていた。この個体は少し擦れている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 196mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_211023156 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 12.中温期型の雌 -1
自宅のある集合住宅の階下の花壇に咲くローズマリーに、一昨日に見た雌とは違う、きれいな個体が止まっていた。前翅の黒帯の縁取りは広いが、青い鱗粉はきれいだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
013_211023172x X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 13.中温期型の雌 -2
この個体は翅の縁の白い柔毛も録れてない。この日は5頭のクロマダラソテツシジミを撮影した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 181mm ISO160 ) 露出補正 なし


2021年12月 1日

クロマダラソテツシジミ その24 10月21日 帷子川のヤマトイシジミと、ローズマリーのクロマダラソテツシジミ

この日は、ヤマトシジミとクロマダラソテツシジミに集中した。
 ヤマトシジミの良い写真が撮れていないので、帷子川公園へ行く。ヨメナの花盛りとなっていた。ただ、昨年より、個体数が少ないように思う。雄は高温期型と、低温期型が混在し、雌は低温期型の青い鱗粉をちりばめた個体こそいなかったが、ビロードのような光沢のある魅力的な個体に会えた。
 昨日初めて我が家のある集合住宅の玄関に咲くローズマリーでクロマダラソテツシジミを見たが、この日も雄2頭、雌1頭を観察できた。そのうちの雄の1頭は傷もなく鱗粉も落ちていないきれいな個体だった。ここへは何処で羽化した個体が飛来してくるのだろうか。

000_211021051tm X700 ◎帷子川公園 ヨメナ RX10M4.jpg
ヨメナで吸蜜するヤマトシジミ雄 2021年10月21日 横浜市

001_211021002 X800 ◎帷子川公園 ヨメナ RX10M4.jpg 1.ヤマトシジミ 雄 低温期型 -1
帷子川公園の辺りには、カタバミが自生し、昨年もこの時期にヤマトシジミたちを撮影した。今まで、ヤマトシジミを撮ろうと思って出かけたことはなかったが、そのとき、ヤマトシジミの美しさを改めて感じた。これは低温期型の雄だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 172mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_211021013 X800 ◎帷子川公園 ヨメナ RX10M4.jpg 2.ヤマトシジミ 雄
左手が帷子川で、川沿いを帷子川公園として、散策路がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_211021023 X800 ◎帷子川公園 ヨメナ RX10M4.jpg 3.ヤマトシジミ 雄2頭
高温期型と低温期型の中間のようだ。隣に咲くヨメナの隣の席が空いているとばかり、舞い込んできた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_211021027 X800 ◎帷子川公園 ヨメナ RX10M4.jpg 4.ヤマトシジミ裏面
一般的に裏面は雌の方が暗い色をしている。これは雌雄どちらだろうか?

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_211021033 X800 ◎帷子川公園 ヨメナ RX10M4.jpg 5.ヤマトシジミ 雄 高温期型 -1
最盛期のヨメナで吸蜜する。まだ、高温期型の個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_211021038 X800 ◎帷子川公園 ヨメナ RX10M4.jpg 6.ヤマトシジミ 雄 低温期型 -2
高温期型と低温期型が混在する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_211021065x X800 ◎帷子川公園 ヨメナ RX10M4.jpg 7.ヤマトシジミ 雄 高温期型 -2
今日は個体数が多く、一視野に3~4頭が飛び回る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_211021075 X800 ◎帷子川公園 ヨメナ RX10M4.jpg 8.ヤマトシジミ 雌 高温期型
少し擦れて鱗粉が落ちた個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_211021078xt X800 ◎帷子川公園 ヨメナ RX10M4.jpg 9.ヤマトシジミ 雌 -1
これはきれいな個体だった。青い鱗粉は目立たないが、低温期型のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 178mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_211021084x X800 ◎帷子川公園 ヨメナ RX10M4.jpg 10.ヤマトシジミ 雌 -2
前の写真と同じ個体が翅を開いてくれた。羽化したのようで、光の加減で見えるビロードのような光沢は初めて見る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_211021095 X800 ◎帷子川公園 ヨメナ RX10M4.jpg 11.ヤマトシジミ 雄 低温期型 -3
前翅外縁部の黒帯部分が狭く、典型的な低温期型だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 11mm ISO100 ) 露出補正 なし


000_211021190 X700 ◎ソフィア横浜 ローズマリー RX10M4.jpg
クロマダラソテツシジミ 植栽のローズマリーで吸蜜する雌 高温期型 2021年10月21日 横浜市

012_211021108 X800 ◎ソフィア横浜 ローズマリー RX10M4.jpg 12.クロマダラソテツシジミ 雌 -1
自宅のある集合住宅の玄関前に戻ってきた。クロマダラソテツシジミが飛んでいる。ローズマリーの花で吸蜜する。雌の高温期型のようだ。昨日いた雌とは違う個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_211021134m X800 ◎ソフィア横浜 ローズマリー RX10M4.jpg 13.クロマダラソテツシジミ 雄 -1
翅を閉じているのでわかり難いが、この個体は、右側前翅に欠損がなく、裏面尾黒点もはっきりしていて、雄のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
014_211021138 X800 ◎ソフィア横浜 ローズマリー RX10M4.jpg 14.クロマダラソテツシジミ 雌 -2
これは、写真12.と同じ個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
015_211021144 X800 ◎ソフィア横浜 ローズマリー RX10M4.jpg 15.クロマダラソテツシジミ 雌 -3
これも写真12.と同じ個体。右前翅の欠損部分が見えない位置になった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
016_211021153xm X800 ◎ソフィア横浜 ローズマリー RX10M4.jpg 16.クロマダラソテツシジミ 雄 -2
これはまた別の個体である。きれいな雄だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
017_211021155 X800 ◎ソフィア横浜 ローズマリー RX10M4.jpg 17.クロマダラソテツシジミ 雄 -3
前の写真と同じ個体だが、傷もなく、鱗粉もほとんど落ちてないきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_211021165 X800 ◎ソフィア横浜 ローズマリー RX10M4.jpg 18.クロマダラソテツシジミ 雄 -4
これも同じ個体だったと思う。裏面もきれいだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
019_211021179 X800 ◎ソフィア横浜 ローズマリー RX10M4.jpg 19.クロマダラソテツシジミ 雄 -5
前の写真に同じ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 210mm ISO125 ) 露出補正 なし
020_211021203x X800 ◎ソフィア横浜 ローズマリー RX10M4.jpg 20.クロマダラソテツシジミ 雌 -4
写真12、14、15 と同じ個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO320 ) 露出補正 なし


2021年11月28日

クロマダラソテツシジミ その23 10月20日 今年も我が家の下までやってきた

ここ何日か寒い日が続き、雨が降る日もあった。また、ゴルフに行ったり、所用もあったりで、クロマダラソテツシジミの動向を観察できなかった。
10月20日の朝は寒いほどだったが、昼前には20℃近くになった。センニチコウの花は元気がなくなってきたが、クマソの雄が1頭いた。この日は鉢植えのソテツに姿はなかった。
 しかし、自宅のある集合住宅の玄関の植え込みに咲く小さな青い花に、3頭クロマダラソテツシジミを見つけた。はじめの1頭はオンボロ、2頭目は雌、3頭目は雄だった。昨年もここで確認しているので、注意はしていたが、ここで見るのは今年初めてだ。何か帰ってきてくれたようで嬉しい。

000_211020079 X700 ◎ソフィア横浜 クマソ ローズマリー RX10M4.jpg
集合住宅玄関に咲くローズマリーの花に来ていた雌 2021年10月20日 横浜市

001_211020013 X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 1.クロマダラソテツシジミ 雄 -1
元気がなくなってきたセンニチコウ。それでも、正午過ぎには気温も上がってきて、その白い花頭に比較的きれいな雄が吸蜜に来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 210mm ISO125 ) 露出補正 なし
002_211020020 X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 2.クロマダラソテツシジミ 雄 -2
同じ個体。裏面は全くというほど擦れてはいなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_211020040 X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 3.クロマダラソテツシジミ 雄 -3
開翅してくれた。右後翅肛角部付近に欠損があるが、鱗粉はそれほど落ちてはいない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 206mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_211020044 X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 4.クロマダラソテツシジミ 雄 -4
まだまだ元気よく咲いているセンニチコウもある。センニチコウが咲く花壇には柵があって、足を踏み入れるわけにはいかない。シジミチョウのように小さな対象を狙うには、RX10M4の望遠は便利である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/1000秒 210mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_211020065 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ ローズマリー RX10M4.jpg 5.自宅近くに来たクロマダラソテツシジミ
この日は鉢植えのソテツがあるお宅の傍には、クロマダラソテツシジミは見られなかった。そろそろ昼飯にしようと自宅へ帰ると、集合住宅の玄関脇の植栽に植えられたローズマリーの花に絡む、複数のクロマダラソテツシジミがいた。昨年は11月14日に、偶然にここで発見した。その時は、用があって家を出たところだったので、カメラがなく、スマホで撮影したのを思い出す。ローズマリーは一般的に10月から5月に開花するという。まだ、いっぱいを蕾を付けていた。写真の右下に、ボロボロのクロマダラソテツシジミが見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/1000秒 210mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_211020077 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ ローズマリー RX10M4.jpg 6.ローズマリーに来たクロマダラソテツシジミ雌 -1
2頭目の個体は比較的きれいな雌だった。14日にソテツの鉢植えにいた雌は、翅表の前翅の青が淡く、高温期型のようだったが、この個体はその青が少し濃くなっている。中温期型(wikipedia参照)のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 201mm ISO160 ) 露出補正 なし
007_211020089 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ ローズマリー RX10M4.jpg 7.ローズマリーに来たクロマダラソテツシジミ雌 -2
今年見てきた雌の中では、いちばんきれいかもしれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO160 ) 露出補正 なし
008_211020109 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ ローズマリー RX10M4.jpg 8.ローズマリーに来たクロマダラソテツシジミ雌 -3
翅表は擦れてきているが、細長い尾状突起は付いていて、翅に欠損はない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 201mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_211020127 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ ローズマリー RX10M4.jpg 9.ローズマリーに来たクロマダラソテツシジミ雄 -1
3頭目は雄だった。鱗粉もほとんど落ちてなく、翅に傷もない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし


2021年11月16日

クロマダラソテツシジミ その17 10月3日 秋のチョウたち

新規感染者数が、その理由が判らぬほど急速に減少し、緊急事態宣言も10月1日に全面解除になった。ワクチンの2回目接種を終えた人の全人口に占める割合は60%を越えた。この日、10月3日も素晴らしく良い天気だった。行楽地の人出も多くなってきている。
 日曜日なので、センニチコウの花が咲く公園も、子供たちが多い。魚を掬う網を振ってチョウを追いかける子供たちもいる。この日もセンニチコウの花壇にはクロマダラソテツシジミはいなかった。2日見ていない。
 ソテツの鉢植えが置かれているお宅の玄関前では、擦れた雌が1頭いた。私が住む集合住宅の玄関前の植栽に植えられたローズマリーにはウラナミシジミがいた。

000_211003126tm X700 〇峰岡公園 ソフィア玄関前 ランタナ RX10M4.jpg
集合住宅玄関前の植栽で咲くランタナに来たツマグロヒョウモン雌 2021年10月3日 横浜市

001_211003008 X800 ◎峰岡公園 ウラギン RX10M4.jpg 1.ウラギンシジミ 雄 -1
公園の裏手で、ウラギンシジミが勢いよく飛び回っていた。そろそろ越冬のねぐらを探しているのだろうか?雄が縄張りを張っているようにも見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
002_211003018m X800 ◎峰岡公園 ウラギン RX10M4.jpg 2.ウラギンシジミ 雄 -2
もう1頭飛んできて、追尾して飛び回っていたが、1頭が残って、また梢に止まり、こちらを睨んでいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
003_211003026x X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 3.アゲハ 雄 -1
コセンダングサに比較的傷のないアゲハが飛来し、吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
004_211003030x X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 4.アゲハ 雄 -2
今度はキバナコスモスに移る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_211003044 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 5.ツマグロヒョウモン 雄
ツマグロヒョウモンも元気に飛び、キバナコスモスで食欲を満たす。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 143mm ISO160 ) 露出補正 なし
006_211003071 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 6.ツマグロヒョウモン 雌
雌もきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_211003095 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 7.キタテハ 秋型
黄褐色だった夏型から赤褐色に衣替えた秋型も最盛期のようだ。セイタカアワダチソウの黄色い花にもよく来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 190mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_211003112 X800 〇峰岡公園 高橋宅 RX10M4.jpg 8.クロマダラソテツシジミ 雌 -1
公園を離れて、ソテツの鉢植えのあるお宅へいく。9月の19日にこのお宅の奥様にお目にかかり、訳をお話しして、玄関前での撮影の許可をいただいている。この日、最初に見たのは、擦れてしまって鱗粉の落ちた雌だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
009_211003113 X800 〇峰岡公園 高橋宅 RX10M4.jpg 9.クロマダラソテツシジミ 雌 -2
その雌が、鉢植えされたソテツの根元に、潜るようにして止まった。産卵しようとしているのだろうか。ここでは産卵してもその卵が成虫になることは出来ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
010_211003123 X800 ◎峰岡公園 ソフィア玄関前 RX10M4.jpg 10.ウラナミシジミ
自宅のある集合住宅の玄関の植栽で咲いているローズマリーに、ウラナミシジミが来ていた。昨年、ここでもクロマダラソテツシジミを見ているので、「もしや」と期待したのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし


2020年11月20日

ご近所公園カメラ散歩(1) 峰岡公園 11月15日

11月13日以降、暖かい日が続く。
 11月1日に近所の峰岡公園で、クロマダラソテツシジミを発見し、翌日には、前日のと同じ個体のようだったが比較的きれいな♂1頭の、多くのシーンを撮影し、これで最後だろうと思っていた。
 それから10日以上たった11月14日に、買い物に出かけようして家を出た。私が住む集合住宅の玄関を出ると、管理人さんと会った。挨拶をかわしていたところへ、どこからか敏捷な小さなシジミチョウが飛んできて、玄関先の花壇に咲くローズマリーに止まった。ヤマトシジミかなと思って覗き込むと、なんとクロマダラソテツシジミだ。今年の秋は、9月30日に、保土ヶ谷公園付近で"ばったり"出会ったのを皮切りに、今回のこの自宅から徒歩圏内で会ったのが3か所目である。今回は自宅まで訪ねてきてくれた。
 翌日は、保土ヶ谷公園にイチョウとカエデの紅葉がどこまで進んだか見に行こうと思っていたので、前回9月末に、初めてクロマダラソテツシジミに出会った場所に行ってみたが、残念ながらその姿を見ることは出来なかった。
 ところがその行き帰りに立ち寄った峰岡公園では、行きはヤマトシジミとウラナミシジミしかいなかったものの、帰りには大分擦れてきてはいるが、元気にセンニチコウで吸蜜している♂1頭を見つけた。

001_201114004 X800 〇ソフィア横浜玄関 ローズマリー 705KC.jpg 1.玄関先に飛来したクロマダラソテツシジミ
11月14日、私が住む集合住宅の玄関先には小さな花壇がある。そこで管理人さんと話をしていたら、ローズマリーの花に小さなチョウが飛来した。ヤマトシジミかと覗き込むとなんと、クロマダラソテツシジミだった。この時、カメラを持っていなかったのでスマホで撮った。

KYOCERA かんたんスマホ 705KC 約1300万画素
オートで撮影 ( f2.2 1/621秒 3mm ISO38 ) 
002_201115007 X800 峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 2.ヤマトシジミ
11月15日、保土ヶ谷公園への行きがけに寄った峰岡公園は、面積 3,896㎡という小さな公園である。その小さな花壇で、クロマダラソテツシジミがいるかと探した。センニチコウの白い花に来ているのはヤマトシジミだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_201115019 X800 〇峰岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 3.ウラナミシジミ
同じく峰岡公園の花壇のセンニチコウにボロボロに破損したウラナミシジミがいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 217mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_201115026 X800 〇峰岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 4.新鮮なウラナミシジミ
峰岡公園の反対側の花壇に咲く花では傷のない、とてもきれいなウラナミシジミが吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_201115191 X800  〇峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 5.クロマダラソテツシジミ♂ -1
愛好家の間ではクロマダラソテツシジミという名前が長いので「クマソ」と省略されることが多い。折角意味を持たせた和名を「クマソ」にしてしまうのも可愛そうなので、クロマダラソテツシジミでいく。保土ヶ谷公園でイチョウやカエデの紅葉の様子を見た帰路、再び峰岡公園に寄った。白いセンイチコウの花でクロマダラソテツシジミの♂が待っていてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 213mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_201115203t X800 峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 6.クロマダラソテツシジミ♂ -2
白いセンニチコウの花から離れ、花壇を仕切るロープに止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_201115213 X800 〇峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 7.クロマダラソテツシジミ♂ -3
左後翅の破損位置から、今月2日に撮影した♂と同じ個体のようだ。2週間がたち、右の尾状突起はとれてなくなり、翅表のブルーも褪せてきているが、まだ元気にしていた。今朝、家の前でスマホで撮った個体とは異なる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 143mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_201115230 X800 〇峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 8.クロマダラソテツシジミ♂ -4
こんな環境にいるこのクロマダラソテツシジミは、いったいどこから飛んできて、2週間も住み着いていたのだろうか? 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_201115238 X800 〇峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 9.クロマダラソテツシジミ♂ -5
白いセンニチコウの花で落ち着いて吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_201115239 X800 峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 10.クロマダラソテツシジミ♂ -6
翅を開いたり、閉じたりして吸蜜を続けていた。ここにいたのはこの個体だけだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし