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2017年4月 9日

水戸偕楽園と弘道館(2) 好文亭 3月14日

不十分ながら東西梅林の散策を終え、好文亭に来た。好文亭は、水戸藩の第9代藩主 徳川斉昭により、偕楽園内に詩歌の会や茶会などを催すために建てられたそうだ。1945年の水戸空襲により焼失したが,1955年から3年かけて復元されている。「好文亭」という名前は、中国の故事 「文を好めば則ち梅開き、学を廃すれば則ち梅開かず」により、梅の異名を「好文木」(こうぶんぼく)といったことから、命名されたという。さらにwikipediaによれば、 「​​好文亭は、徳川斉昭自身により1840年(天保11年)4月に設計された水戸偕楽園内の施設。設計は二度の改定をうけ、当初平屋建ての構造だったものから木造二層三階建てに拡張されている。完成後、偕楽園内での居所、休憩所・敬老会・宴会など各種催しに利用された。偕楽園開園後も少しずつ手が加えられ、水戸城下柵町の中御殿の建物を移築増築し規模を拡大した他、1869年(明治2年)には奥御殿の一部を増築している。1873年(明治6年)12月に太政官布告により、庭園及び建物は常磐公園とされたが、その際には管理上の都合で一部縮小された。その後、大正元年に東宮行啓の際に、当初はなかった玄関が設置された。1945年(昭和20年)の水戸空襲で大部分が消失したが、1955年(昭和30年)から当初、創建時の状態を出来るだけ復元する方向で再建工事が開始され1958年(昭和33年)に完成した。藩主の居所としてではなく庶民とともに利用することを目的とした広い濡縁の間、飲食の類を三階まで運搬するために木製滑車を利用した昇降機の設置、物見引き手と称する建具連動式障子、色紙・短冊・懐紙を用いた板戸、漢詩作詞用に辞書としての韻字を書いた板戸など工夫をこらした建物であり、玄関がないことなどを含め徳川斉昭の進取の気質が見てとれる。」​と記述されている。
 好文亭の名は梅の別名公文木に由来し、2層3階建ての好文亭本体と平屋建ての奥御殿から成る。

19.好文亭中門
孟宗竹林を見たところを左に折れて、好文亭の中門に出た。孟宗竹林、大杉森という杉木立、クマザサが茂る幽遠閑寂な「陰の世界」を過ぎると、好文亭中門が見えた。ここを右に入ると好文亭がある。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4 1/​250​秒 31mm ISO2800​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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20.好文亭入口​​
この写真の右側に受付があった。入館料は大人200円だが、年齢を告げると無料とのこと。今日は料金を払ってもらえる入館者は少ないのではないか。写真の門の先右側に薄紅色のたくさんの花を付けた梅が見て取れる。「御所紅」という梅であろう。 ​​​

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.8 1/​250​秒 48mm ISO400​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
21.「御所紅」​​​​
八重咲きの中輪(花径20mmから25mm)である。花期は中咲きと言われる2月下旬から3月上旬である。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250​秒 48mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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22.「寒緋桜」
先日小田原城でも見た。深紅の房のような花が下を向いて咲く。旧暦の元旦に咲くのでガンジツザクラとも呼ばれているそうだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250​秒 220mm ISO1250​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
23.「白滝枝垂」
好文亭の料金所を通過してすぐの左側に咲く「白滝枝垂」。「白滝枝垂」も中咲きである。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.8 1/​250​秒 24mm ISO250​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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24.「高砂枝垂」と好文亭3階部分
中咲きの「高砂枝垂」が好文亭の2層3階部分を背景に咲いていた。好文亭の建物屋根には三つ葉葵の鬼瓦が見える。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5 1/​250​秒 66mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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25.好文亭入口
靴を脱いで好文亭に上がる。入口の前は廊下になっていた。この廊下には進まず、左回りに平屋部分を巡る。私はこのD5000では、最低シャッタースピードを1/250秒にし、ISO感度は200~3200のオートでISO3200でも露出が足りない場合は、シャッタースピードが遅くなるようなプログラムオートに設定してある。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​80​秒 18mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
26.廊下から
廊下を歩きながら外が眺められた。「菊の間」のあたりから見えているのは、「松の間」と思う。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​250秒 38mm ISO360​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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27.「菊の間」​​
入口から入って最初に見る部屋が「菊の間」だった。「菊の間」と次の「桃の間」は総板敷で厨として使用されたいう。襖絵は田中青坪画伯筆とあった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​50秒 38mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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28.「桃の間」
「菊の間」と同じく襖絵は田中青坪画伯筆である。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​80秒 22mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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29.「つつじの間」
この「つつじの間」およびこれに連なる「桜の間」「萩の間」は藩主婦人来亭の際など、お付きの婦人たちの詰所、休息室として使用されだそうだ。これも田中青坪画伯の筆である。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.5 1/​40秒 46mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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30.「柳川枝垂」が咲く庭
「桜の間」「萩の間」からは東側の庭が眺められる。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250秒 38mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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31.「萩の間」​​
前述したとおり、「萩の間」も「つつじの間」「桜の間」と同じく、藩主婦人来亭の際など、お付きの婦人たちの詰所、休息室として使用された。襖絵の作者の名はなかったが、これも田中青坪画伯の筆のようだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.8 1/​80秒 26mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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32.「楽寿楼」からの眺め​​​​
「紅葉の間」「松の間」「竹の間」「梅の間」と見て、平屋部分(奥御殿)を一回りし終え、入口から見た廊下の右側にある太鼓廊下を渡り、2層3階の好文亭本体へ。「華燈口」から階段を上がって2階、3階へ上がる。2階は「武者控」というほんの小さな部屋しかない。幅の狭い階段で体を横にし、足を横向きにしないと足の裏半分が外れてしまい、うまく上がれない。これは3階の「楽寿楼」というところから見晴広場と千波湖の眺めだ。「楽寿楼」では茶や酒を楽しんだのであろう、階段脇に配膳室がある。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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33.「楽寿楼」
3階の「楽寿楼」は3室ある。南に面したこの8畳が正室で、烈公(徳川斉昭)が出座されたところ。ここの勾欄(廻り縁)から、東、南、西の眺めに趣がある。西側の丸窓は富士見窓といい、烈公が作った陣太鼓の余材が用いられたという。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250秒 22mm ISO800​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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34.好文亭の梅
好文亭に植えられている梅は枝垂系が多いように思う。枝垂系の花はまだまだ咲き残っている。もう一度梅を眺めながら、好文亭を後にした。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5 1/​250秒 60mm ISO320​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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35.吐玉泉
バスへ戻らなくてはいけない時間まで、あと、20分くらいしか残っていなかったが、中門を出て、もう一度孟宗竹林の方へ戻り、少し下って「吐玉泉」を見に行った。この辺りは昔から湧き水の多いところで、徳川斉昭は偕楽園造成にあたり、地形の高低差を利用して集水し、造園上の景観を考慮した白色の井筒を据えた湧水泉を設けた。井筒は茨城県常陸太田市真弓山から採掘した大理石(寒水石)だそうだ。水戸藩領の特産物であった寒水石は、白く硬い大理石の間に柔らかい黒い部分が縞模様になっており、水の浸食により縞の部分が溝になり時の経過とともに変化していく。ある時期になれば取り替えられ、現在のものは4代目とされている。夏なお冷たく、玉のような澄んだ水をたゆまなく吐くので吐玉泉と名づけられたという。その湧き水は茶室「何陋庵(かろうあん)」の茶の湯に用いられた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250秒 18mm ISO800​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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36.「柳川枝垂」 -1
東門の方へ戻る。枝の張る形が良く、薄紅色の花のきれいな梅の木があったので走り寄って撮った。「水戸の六名木」のひとつ、「柳川枝垂」だ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5 1/​250秒 24mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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37.「柳川枝垂」 -2​​
「柳川枝垂」の花は淡い桃色の一重咲きの中輪(花径220mm~25mm)である。若干見えている蕾は濃い紅色の萼に包まれているが、開花すると萼は反り返り淡い桃色の花弁が現れるという。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250秒 24mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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38.梅まつり 「梅大使」
今年は2月18日から3月31日まで梅まつりが開催されている。向こうから、その「梅大使」のお嬢さんが2人歩いてきた。「写真撮らせてください」と声を掛けた。「梅大使」は10人いるようだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250秒 35mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
39.売店​​
東門を出ると模擬店が出ていた。先日、富士山本宮浅間神社前で賞味してきた富士宮やきそばもある。けむりとにおいが食欲をそそる。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5 1/​250秒 62mm ISO280​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
40.JR臨時駅
模擬店の脇を通って常盤神社の境内に出た。お参りをして、参道になっている階段を下りる。バスの駐車場の通りを挟んで向かい側にJR偕楽園駅があった。この駅は偕楽園の梅まつりの時期に合わせて営業する臨時駅である。下り列車のみ停車し、営業時間中(当該期間の土曜・休日の9時10分頃 - 15時30分頃)は特急「ひたち」「ときわ」も停車するほか、水戸駅方面に直通する水戸線の列車も停車するそだ。同駅改札口付近にて「水戸の梅大使」の出迎えがあるという。この日は火曜日で停車する列車はない。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f9 1/​320秒 26mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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2017年4月 6日

水戸偕楽園と弘道館(1) 水戸偕楽園梅園 3月14日

私がまだ入社間もない頃だった。製薬会社の営業だったので、病院や開業医の先生方を訪れ、自社開発の医薬品の適応疾患、特徴、用法用量、副作用などを説明するのが仕事だった。その頃は、都内の病院、開業医の担当を持ちながら、月に1回、1週間だけ、茨城県を回るのが仕事だった。水戸には2泊する。とても懐かしい。
 過日、某旅行社の日帰りバスツアーで「日本三名園 水戸偕楽園の梅まつり 旧水戸藩の藩校 国の重要文化財 弘道館の梅」というのがあったので申し込んでおいた。
 あいにく曇り時々雨という天候だったが、水戸偕楽園を歩くときは雨は止んでいてくれた。
  常磐自動車道の水戸インターで降りてすぐのドライブインで昼食の「はまぐり弁当」が積み込まれたが、ツアコンの説明ではバスの中か、偕楽園で食べて欲しいという。偕楽園に到着するまでの15分間のバス走行中に車内で食べてしまった。偕楽園での時間は約1時間しかとられていない。水戸藩の第9代藩主・徳川斉昭により、偕楽園内に詩歌の会や茶会などを催すために建てられたという好文亭の内部も見たかったので、時間は足りなかった。
 12時40分に偕楽園を後にし、次の目的地である弘道館には5分ほどで着いた。
 仕事で水戸に来ていた時は、偕楽園も弘道館へも行っていない。その時間がなく、興味もなかったのだろう。
  バスは午後1時半に弘道館を出発し、30分ほど走って、那珂湊漁港の海産物市場へ連れて行ってくれた。降りて海産物の店で物色をしていると突然夕立のように激しい雨が降り出した。偕楽園、弘道館滞在中に降られなくて幸いだった。
 帰路に予想された渋滞もなく、夕方5時に横浜に到着した。これならもう少し、偕楽園でゆっくりできたらよかったと思った。

  まず、偕楽園のいわば本園である東西梅林を散策した。

1.常盤神社
わたくしたちが乗ってきたバスは、しばしば満杯になりとめられなくなるという偕楽園東門下の駐車場に入ることができた。ここからが一番近いらしい。偕楽園は北側の高台に広がる。駐車場を出てすぐ右側に常盤神社へ上がる階段があった。ここを上がるのが最も近いらしいが、ツアー客は高齢者が多く、ツアコンさんは折り返しながらゆっくり上るスロープの道を選んだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.5​​​ 1/​250​秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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2.偕楽園東門
門を入って右側に東西梅林がある。少し遅いとはいうものの、まだまだいっぱい花をつけた梅の木々が迎えてくれた。偕楽園は金沢の兼六園、岡山の後楽園とならぶ「日本三名園」のひとつで、天保13年(1842年)に水戸藩第九代藩主徳川斉昭によって造園された。斉昭は、千波湖に臨む七面山を切り開き、領内の民とともに楽しむ場にしたいと願い、偕楽園を造ったという。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5​​​ 1/​250​秒 26mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.東西梅林​​
いわば偕楽園のメインの梅園である。偕楽園にはこの東西梅園のほかに、本園から常磐線の線路の反対側に下ったところの公園拡張部に田鶴鳴梅林、猩々梅林、窈窕梅林という3っの梅林がある。約100品種、3,000本の梅が植えられているという。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4​​​ 1/​250​秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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4.「白加賀」
「白加賀」は徳川時代から栽培されていた梅の品種だそうだ。果実の品質の良い梅で、観賞用としてよりも食用として栽培されいることが多い。まだ白い一重の花が咲いていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.3​​​ 1/​320​秒 78mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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5.「旭鶴」 -1
これは「旭鶴」という品種。早咲きだそうだが、まだ花が残っている。白と紅の微妙な花色が美しく、明治時代の三鶴名花の一つとのこと。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6​​​ 1/​250​秒 28mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.「旭鶴」 -2​​
真直ぐ上に伸びた枝に同じような間隔で花を咲かせていた。名前の由来が知りたかったが判らなかった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3​​​ 1/​320​秒 250mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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7.「藤牡丹枝垂」​​​​
八重の薄紅色の花で、枝垂梅系である。花期は2月下旬~3月上旬と言われる。園内の枝垂れ系の梅はまだ花が残っているものが多かった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f7.1​​​ 1/​250​秒 28mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.「春日野」
花は八重で白花、紅白絞りがでるとのこと。花期は2月下旬~3月上旬である。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5 1/​320​秒 70mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.薄紅色の八重の梅​​
品種が判らなかったが、いっぱい蕾を付けた遅咲きと思われる梅だった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250​秒 300mm ISO230​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.「巻立山」 -1
今は見ごろと咲いている梅があった。白い花をたくさんに付け、その中に薄紅色の花が混じる。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f8 1/​250​秒 31mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.「巻立山」 -2​​​​
園芸品種図鑑 というサイトには、「​​巻立山(マキタチヤマ)は梅(ウメ)の栽培品種の​1​​​​​つである。読み方は「マキタツヤマ」とするものもある。樹高は​3​​​​​メートルから​6​​​​メートルくらいである。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。開花時期は​2​月から​3​月である。葉の展開に先立って花を咲かせる。豊後系・豊後性の一重咲きの中輪(​20​から​25​ミリ)である。花の色は白い。裏弁は爪紅絞りとなる。」​と説明されていた。​​​

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​500​秒 86mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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12.梅にヒヨドリ
せめてメジロだったら絵になったのだろうが、少々地味である。ヒヨドリさんには申し訳ない。レンズの焦点距離が300mmまであると、こういう時に重宝だ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250​秒 300mm ISO360​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.東西梅林の遊歩道​​
東西梅林には何本もの遊歩道が交差している。限られた時間ではすべてを見て回れない。この日の観光客は少ない方だったと思う。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250​秒 300mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.地に垂れて咲く梅​​
​​ 品種名はわからない。臥龍梅という品種があるが、臥龍梅は「幹が低く枝が地上をはった所に根を生じ、竜のふす姿を思わせるもの」というが、この木は低く垂れた枝には根を生じていない。線香花火のように花をつけていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5 1/​400​秒 60mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.「水戸の六名木」のひとつ「虎の尾」
​​ パンフレットによると、偕楽園と弘道館にあるすべてのの梅の品種を調査、研究して、その中でも花の形、香り、色などが特に優れている6品種を選び、昭和9年(1934年)に「水戸の六名木」としたそうだ。その六名木とは、この「虎の尾」のほか、「烈公梅」、「柳川技垂」、「白難波」、「月影」、「江南所無」がある。しかし、この六名木があるということを事前学習していなかった。半分しか撮っていない。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250​秒 38mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.遅咲きの梅
​​ まだ蕾をいっぱい付けた八重の薄紅色の梅が愛らしく咲いていた。品種の札がついていたのだろうが、確認を怠った。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f4 1/​250​秒 31mm ISO280 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.「江南所無」​​
​​ 「水戸の六名木」のひとつである「江南所無」が深紅の蕾を付けていた。花期は3月中旬というから、遅咲きの梅で、これから花が開くのだ。深紅の花は八重咲で大型。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250​秒 98mm ISO320 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
18.孟宗竹林
​​ 「江南所無」を見て、東西梅林の散策も切り上げようと思う。すべては観察できなかったが、時間の制約もあるし、これから好文亭も見たい。西へ歩くと孟宗竹林が見えた。そこを左に曲がって、好文亭の中門へと進む。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f4 1/​250​秒 28mm ISO640 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
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