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2022年5月 1日

小石川後楽園 4月11日

ここのところ良い天気が続いている。この日も悪くない。気温も上がりそうだ。
 東京大学大学院理学系研究科附属植物園である小石川植物園へツマキチョウの写真を撮りに行こうと、横浜から京浜急行、都営浅草線、都営三田線と乗り継いで白山で下車、10分ほど歩いて、門までたどり着く。ところが門は閉まっている。月曜日は休園日だったのだ。事前にチェックしておらず、失敗だ。それなら、目黒の都立自然教育園へ行こうと思い、念のためスマホで調べてみたところ、そこも月曜日は休園日である。
 しかたなくいったん白山駅まで戻り、どうしようかと考えた結果、この近くにある都立文化財庭園である、特別史跡・特別名勝の小石川後楽園へ行って見ることにした。都営三田線を一駅乗って春日で下りた。駅から白山通りに上がって、左を見たところ、蒟蒻閻魔(常光山源覚寺)が目に入った。お参りしていく。
 源覚寺の前の通りを南へ、東京ドームに向かって歩く。三叉路になっている後楽園駅前交差点を右(西)へ歩いて行くと、小石川後楽園の築地塀が見えてきた。塀に沿って、左に曲がると小石川後楽園の入り口があった。丁度12時になっていた。
 小石川植物園から小石川後楽園に変更したが、間違えてくる人もいるらしい。それこそ、月曜日だったためか園内は人は少なく静かだった。
 約1時間半歩いて、ひと汗かいた。ここはチョウの撮影は不向きである。キアゲハなども飛んでいたが、撮影できる状況ではない。庭園散策の一日になった。

000_220411098 X700 〇小石川後楽園 内庭 アオサギ Z50 18-140.jpg
小石川後楽園 内庭(うちにわ) 2022年4月11日 東京都文京区

001_220411010 X800 蒟蒻閻魔 常光山源覚寺 Z50 18-140.jpg 1.常光山源覚寺
都営三田線春日駅のすぐそばにあった常光山源覚寺。このお寺は再来年に開山400年になるそうだ。寛永元年(1624年) に定誉随波上人(後に増上寺第18世)によって創建された。本尊は阿弥陀三尊(阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩)。特に徳川秀忠、徳川家光から信仰を得ていたという。参拝者も多く見受けられた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 25mm ISO180 ) 露出補正 なし
002_220411002 X800 蒟蒻閻魔 常光山源覚寺 Z50 18-140.jpg 2.常光山源覚寺の焔魔堂
江戸時代には四たび大火に見舞われ、特に天保15年(1848年)の大火では本堂などがほとんど焼失したといわれている。しかし、蒟蒻閻魔像や本尊は難を逃れたそうだ。その後も、関東大震災や第二次世界大戦からの災害からも免れている。焔魔堂の手前左手にある現在の本堂は1979年に再建されたものである。閻魔堂に安置されている「えんま王木造坐像」(文京区指定有形文化財)は、文京区の調査によると運慶派の流れをくむ鎌倉時代の作と考えられ、銘文には寛文(1672年)に仏師により修復されたことが記されているそうだ(像高約1m・ヒノキ材の寄木造り)。かがみこむようにして閻魔像を拝むように手を合わせた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 20mm ISO720 ) 露出補正 なし
003_220411011 X800 小石川後楽園 Z50 18-140.jpg 3.小石川後楽園 北側の門
小石川後楽園の塀に沿って歩いて行くと、落ち着きのある門が見えた。後で園内図を見たが、この門の名前はなく、場所的には団体休憩所の辺りと思う。普段は使用されていないようである。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 23mm ISO320 ) 露出補正 なし
004_220411019 X800 小石川後楽園 西側築地塀の石垣 Z50 18-140.jpg 4.小石川後楽園の西側築地塀
角を曲がって、後楽園の西門入り口に向かって歩く。左側に石垣が積まれた築地塀が続く。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 23mm ISO320 ) 露出補正 なし
005_220411153 X800 小石川後楽園 石積 Z50 18-140.jpg 5.築地塀の覆いの瓦
築地塀の上部は瓦で覆われているが、そこにある家紋は徳川家の家紋である見慣れた三つ葉葵ではない。水戸徳川家であれば、当然、家紋は三つ葉葵だが、瓦の紋はそれとは異なる。これは六葉葵と呼ばれるもので、徳川家の裏家紋であるのだそうだ。なぜ裏家紋を使用したのか。一説に、2代光圀の時代といえば将軍は4代家綱、5代綱吉であり、政治の実権は幕府老中が握っていた。その老中たちが御三家の影響力を牽制するため、「御三家といえども、将軍家と同じ紋所を多用するは恐れ多い」と遠慮させたというが。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 41mm ISO1100 ) 露出補正 なし
006_220411017 X800 小石川後楽園 西側築地塀の石垣 Z50 18-140.jpg 6.築地塀の石垣
築地塀を支えている石垣を見ると、石に山という字を〇で囲った刻印があるのを見つけた。入り口である西門の前に来るとその説明板があった。それによると、小石川後楽園西側築地塀の石垣の一部は江戸城鍛冶橋北側外堀跡から出土した石垣の石材を使い、この後楽園が造られた江戸時代初期の「打ち込み接ぎ」と呼ばれる石積みの技法にて再現されている。石材には備中(岡山県)成羽藩主の(山) をはじめ、石垣を築いた大名を表す「刻印」や石割の際の「矢穴」が残っていると説明されていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 41mm ISO1100 ) 露出補正 なし
007_220411022 X800 小石川後楽園 西門 Z50 18-140.jpg 7.小石川後楽園西門 入り口
1629年(寛永6年)、水戸徳川家水戸藩初代藩主・徳川頼房が作庭家・徳大寺左兵衛に命じて築いた庭園を、嫡子(2代藩主)の光圀が改修、明の遺臣朱舜水(朱之瑜)の選名によって「後楽園」と命名して完成させた。名前の由来は中国の笵仲淹「岳陽楼記」の「(仁人は)天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から名づけられた。1869年(明治2年)の版籍奉還により水戸藩邸は新政府によって接収され、敷地の東側に軍需工場である東京砲兵工廠が建設された。西側の庭園部分は保存されることになり、戦後、1952年(昭和27年)に文化財保護法に基づく国の特別史跡および特別名勝に指定された。(wikipediaを参照)

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_220411031 X800 小石川後楽園 西門 Z50 18-140.jpg 8.小石川後楽園西門 入園受付
右手の受付で、入園料をお支払いする。65歳以上は150円だった。正午になっていた。左手に簡単な食事のできる店があった。空いてはいたが、入らなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO140 ) 露出補正 なし
009_220411133 X800 小石川後楽園 一つ松 Z50 18-140.jpg 9.一つ松
西門出入口を入って進むと、正面に大泉水という大きな池が広がっていた。そのほとりに立派な松が植わっている。この松は一つ松と呼ばれ、琵琶湖を模した大泉水に対し、近江大津の「唐崎の一つ松」を模したと伝わる。何度か植え替えられているが、二代藩主の光圀が大切にした松と言われるとの説明板があった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_220411036 X800 小石川後楽園 Z50 18-140.jpg 10.大泉水の徳大寺岩
大泉水は後楽園の中心ともいうべき池で、蓬莱島と竹生島を配し、琵琶湖を見立てて造られたとのこと。蓬莱島の右側(南)、池のほぼ中央に大徳寺岩があり、その岩にアオサギがいた。カワウらしき黒い鳥もいる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO400 ) 露出補正 なし
011_220411038 X800 小石川後楽園 Z50 18-140.jpg 11.大泉水のサクラ
一つ松の南側、大泉水のほとりに枝垂れ桜が咲いていた。南側は外堀通りだが、大きなビルディングが建ち並ぶ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 104mm ISO200 ) 露出補正 なし
012_220411045 X800 小石川後楽園 シャクナゲ Z50 18-140.jpg 12.白いシャクナゲ
北側の白糸の滝、愛宕坂の方へ歩いて行くと白いシャクナゲが咲いていた。白糸の滝は六代治保の時に造られたそうだ。その様子が千条の白糸が垂れているように見えることから、この名がつけられたと説明されている。さらに北に歩くと、京都愛宕山の坂にならって造られた四十七段の石段があった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 40mm ISO160 ) 露出補正 なし
013_220411048 X800 小石川後楽園 円月橋 Z50 18-140.jpg 13.円月橋
少し西側を流れる水に円月橋という石橋が見えた。水面に映る形が満月のように見えることから、円月橋という名称が付けられた。明の儒学者 朱舜水による設計と言われており、後で見た得仁堂とともに当時の姿をとどめる貴重な建造物であるとのこと。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 20mm ISO280 ) 露出補正 なし
014_220411059 X800 〇小石川後楽園 九八屋 カイドウ Z50 18-140.jpg 14.九八屋とハナカイドウ(花海棠)
この季節には見るべきものがない花菖蒲田や稲田を眺めながら、東の方へ歩く。九八屋という江戸時代の酒亭を復元した建物があった。もともとの建物は、江戸時代のもののようだったが、戦災により焼失し、昭和34年に復元され、現在に至っているそうだ。九八屋の解説文には、江戸時代の風流な酒亭の様子を備えていた。この名の由来は、「酒を飲むには、昼は九分、夜は八分にすべし。」と酒飲みならず、万事控えるを良しとする。との教訓による。と書かれていた。昼は九分、夜は八分の教訓から、九八屋とされているそうである。九八屋の脇に、ハナカイドウの花が咲いていた。ハナカイドウはカイドウとも呼ばれる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 24mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_220411101 X800 小石川後楽園 内庭 アオサギ Z50 18-140.jpg 15.内庭(うちにわ)
後楽園の東の端に、水戸藩の書院があったところに内庭がある。内庭は、回遊式の本格的な庭園に対して、あくまで御殿の部屋から眺めるための庭園であり、現代ではほぼ消滅している様式である。北側に見える東京ドームの横でひっそり佇む庭園は、実は江戸を今に残す奇跡の庭と言われる。アオサギが見えるが、先ほど大泉水からこちらに飛んできていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 34mm ISO125 ) 露出補正 なし
016_220411095 X800 小石川後楽園 内庭 唐門 Z50 18-140.jpg 16.唐門
唐門は、屋敷の書院から内庭を通り、後楽園に入る正式な入口であり、両脇には袖塀と脇塀が設けられていた。昭和20年(1945年)の空襲により焼失し、唐門基壇と石段、石積みが残されていたが、東京都では2019年3月から復元を進め、2020年12月19日、古写真や絵図をもとに井波彫刻協同組合(南砺市)が復元した欄間や妻壁6枚を組み込んだ唐門が完成している。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO180 ) 露出補正 なし
017_220411126 X800 小石川後楽園 得仁堂 Z50 18-140.jpg 17.得仁堂
大泉水の南側を廻って、得仁堂という建物のあるところへ出た。この建物は、光圀18歳の時、史記「伯夷列伝」を読み感銘を受け、伯夷、叔斉の木像を安置した堂だそうだ。得仁堂の名前は孔子が伯夷・叔斉を評して「求仁得仁」と語ったことによるという。関東大震災や戦災にも残った唯一の建物で、現在、伯夷・叔斉の木像は東京都が保管している。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/400秒 18mm ISO6400 ) 露出補正 なし
018_220411140 X800 小石川後楽園 西湖の堤 Z50 18-140.jpg 18.西湖の堤
得仁堂から西門出入口に向かって歩くと、小さな池があり、中国の杭州の西湖にかかる堰堤を模した石造りの直線的な堤があった。後楽園以降に造られた大名庭園の「西湖の堤」の先駆けとなったと説明されていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 30mm ISO400 ) 露出補正 なし
019_220411135 X800 小石川後楽園 通天橋 Z50 18-140.jpg 19.大堰川(おおいがわ)と通天橋
「大堰川の名は京都嵐山を想起して名付けられた。三代将軍家光の好みで造られたとされる。かっては神田上水の水を引き入れていた。両岸には蛇篭を伏せ、深山激流の趣を作っている。」と説明板にあった。その奥に朱色に塗られた通天橋が見えた。11月下旬の紅葉は朱塗りの橋を引き立てるという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 41mm ISO200 ) 露出補正 なし
020_220411144 X800 小石川後楽園 Z50 18-140.jpg 20.小蘆山
午後1時半になった。そろそろ引き上げよう。写真のような穏やかな丘があった。説明板には「中国の景勝地廬山に因み、京都東山の清水寺一帯は小廬山と呼ばれている。当園ではこの一帯を京都東山に見立てていることから小廬山と名付けられている。」と記されていた。何か気持ちが落ち着く眺めだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 20mm ISO110 ) 露出補正 なし
021_220411156 X800 小石川後楽園 Z50 18-140.jpg 21.東京ドームシティ サンダー・ドルフィン
地下鉄の後楽園駅の方に向かって歩いて行くと、ジェットコースターが見えた。来ないかなと思って見ていると、てっぺんから下りて来るのが見えた。連写で撮る。ホームページでは「最大傾斜角度80度、130km/hで観覧車の中心をくぐり抜けるスリル」と訴えている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/800秒 120mm ISO100 ) 露出補正 なし


2017年3月13日

河口湖へ1泊2日のドライブ旅行(1) 富士山本宮浅間大社、白糸の滝 3月3日

いつもご一緒する友人夫妻から、河口湖の「富士ビューホテル」がとれたのでドライブしようとお誘いをいただいた。春には、いま少し間があるが、天気が良ければ雪をかぶった富士山がきれいである。幸い、前日降った雨も上がり、良い天気となった。前の日は忍野八海あたりで雪が降ったとの知らせもあったが、この様子なら道路は問題ない。
 河口湖までなら距離的にもそれほど遠くなく、朝7時半にわたくしたちの家に来ていただくことになった。新東名を新富士宮で下りて、富士山の西側を走る。富士山本宮浅間大社、白糸の滝、田貫湖、朝霧高原、本栖湖展望台、青木ヶ原樹海の中を走って、西湖から河口湖に入った。保土ヶ谷から180kmほどである。ところが、自宅を出発して横浜新道に入るまでが渋滞となってしまった。横浜横須賀道路に入る車がつながっていて、私たちは保土ヶ谷バイパスを八王子方面に行くのだが、その渋滞を抜けるので30分近くかかってしまった。
 「富士ビューホテル」は3万坪の庭園があり、正面(南側)に富士山を仰ぎ、背には河口湖が広がる。ゴルフのショートコースもある。夕食はフランス料理が予約されていたが、さすが箱根の富士屋ホテルのチェーンホテルだけあり、美味しかった。すっきりした甲州の白ワインが良くマッチした。
  翌日のコース取りは特に決められていなかった。河口湖の近くにある「与 勇輝 館」を見て、御室浅間神社に寄り、もうひとつ富士山北口本宮浅間神社を参拝した。昼食は「ほうとう」を食べた。
 さて、そこからどうやって帰ろうか迷ったが、新しくなった小田原城を見て、西湘バイパスで帰ろうということになった。小田原城の見学を終わって、夕食をどうするかということになったが、一転、二転して、新横浜の近くに新しくできた、今話題の「スシロー」へ行ってみようということになった。途中、少々渋滞もあり、夕方5時半に着いた。広い駐車場に空きはあったが、店内に入るとなんと2時間待ちとのこと。あきらめざるを得ず、保土ヶ谷の自宅まで戻っていただくことになり、途中のコンビニで調達して、サンドウィチ・パーティーとなった。
 2日間の走行距離は342kmだった。

1.富士山本宮浅間大社
10時40分に富士宮の富士山本宮浅間大社に着いた。参拝者は多くなく、すがすがしくお参りができた。浅間大社は全国の浅間神社の総本社であり、富士信仰の中心地として知られる。境内は広大で、本宮社地で約17,000㎡になるほか、富士山の8合目以上の約385万㎡も社地として所有しているという(wikipedia)。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f10​​​ 1/​320​秒 32mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.楼門​​
これは楼門である。楼門の前にあるのは鉾立石といい、明治以前の春秋の大祭では、神霊を宿した鉾が本宮と山宮の間を往復したが、その神幸の途中の休息時に神鉾を安置した石と説明されていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f11​​​ 1/​500​秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.本殿​​​​
浅間造り(二重楼閣造り)と称し、国の重要文化財である。本殿は慶長9年(1604年)に徳川家康の造営によるものである。宝永地震(宝永4年(1707年))や安政東海地震(嘉永7年11月4日(1854年))などで崩壊した建物もあり、現在は本殿・拝殿・楼門が現存している。(wikipedia)

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f9​​​ 1/​320​秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.河津桜とヒヨドリ
本殿の右手に桜が咲いていた。河津桜と思う。その花にヒヨドリが来ていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3​​​ 1/​1000​秒 300mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.祈祷殿
本殿の左手にある祈祷殿へ、巫女さんの導きで祈祷を願う人たちが入っていく。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f9​​​ 1/​320​秒 40mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.第二大鳥居
参拝を終えて駐車場に戻った。そこからはこの大きな第二大鳥居と富士山本宮浅間大社と書かれた石柱と日の丸があり、白い雲と一緒になってわかりにくいが、写真のほぼ中央に白い雪に輝く富士山の頂が見えた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f11​​​ 1/​500​秒 31mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.お宮横丁​​
第二大鳥居の前の道路を渡ったところにお宮横丁と称する「富士宮やきそば」の店が7~8軒軒を連ねた横丁があった。「富士宮やきそば」は通称「う宮(うまゃー)」というらしい。富士宮やきそば学会とうたわれている。まちおこし団体だそうだ。4人でそれぞれ違う店からやきそばを買い求め、お宮横丁の中に設けられたテーブルで、それぞれの味を分け合って食べた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250​秒 40mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.音止の滝
11時を過ぎた。次は白糸の滝だ。カーナビに白糸の滝と入力し検索するとなんと17か所も出てきてしまい、そこから富士の白糸の滝を選ぶのが煩わしい。そこで白糸の先のすぐそばにある音止の滝を入力した。白糸の滝の土産物屋の駐車場に車を停めて滝の方へ歩いていくと、水が落ちる音が聞こえる。それがこの音止の滝だった。白糸の滝と大地を隔てた東側に位置する。落差約25mを流れ落ちる芝川の本流であり轟音を轟かせていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250​秒 48mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.白糸の滝へ下りる
土産物屋が並ぶ道を、白糸の滝を眺めながら降りていく。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​250​秒 38mm ISO450​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.白糸の滝 -1
白糸の滝から流れれ落ちた川を渡る「滝見橋」という橋が架かっている。この橋は、橋長39メートル、幅員2.5メートルで、東日本大震災後の3月15日に起こった富士宮での震度6の大きな地震をきっかけに具体的に計画され、風致景観の向上と適切な維持管理などを目的に架け替えられ、2013年12月21日に利用が開始された。その新しい橋の上から撮った。白糸の滝は高さ20m、長さ約150mにわたり馬蹄形に広がる崖面の各所から湧き出した水が、数多くの白い糸を垂らしたように流れ落ちている。全国的にも珍しい湧水から成る滝であり、見事な景観を持つことから、昭和11年(1936年)に国の名勝および天然記念物に指定されている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.3 1/​250​秒 78mm ISO450​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.白糸の滝 -2
白糸の滝は幾筋もの細い滝が幅広く流れ落ちているが、これは一番左に見える最も太く水が落ちるところである。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f9 1/​320​秒 46mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.白糸の滝 -3​​
一番左に見える上流につながっている川から流れる滝と、崖面(溶岩断層)からの湧水による無数の滝が並んでいる。水量は毎秒1.5トン。幅約150m、高さ20メートルの崖から絹糸を垂らしたように流れる様子からこの名があるのは言うまでもない。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO220​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。