2011年7月26日

隠居の読書:「チョウはなぜ飛ぶか」(日高敏隆、写真:海野和男)


新編 チョウはなぜ飛ぶか フォトブック版
日高 敏隆
朝日出版社
売り上げランキング: 2317

 毎日新聞の日曜日朝刊には、【今週の本棚】というページが3ページある。最近購入している本は、たいてい、これらのページに載っている書評から選んだ本である。本屋には行かず、もっぱら自分のブログに アフリエートしている Amazon からであるが。

 7月24日の朝刊【今週の本棚】に、村上陽一郎さんの次のような書評が載った。長いが全文引用させてもらう。
新編 チョウはなぜ飛ぶか   日高敏隆・海野和男著(朝日出版社・1995円)

虫好き少年の目が動物行動学を開いた
 だいぶ前の話である。さる地方大学に講演にいったとき、その後おきまりの懇親会になった。生物学の助教授(当時の呼称)という方が寄ってこられて、ささやくように、こうおっしゃる。「実は、私、日本鱗翅(りんし)学会に入っていますが、学内ではそのことは内緒にしています、昇進に差し障りがあると思うからです」。
鱗麹類というのは身体に鱗粉を付けた昆虫、つまりチョウやガのことである。昭和20年に誕生したこの学会は、「学会」と言っても、ハードな研究者だけの集まりではなく、アマチュアの虫好きにも開かれた自由なコミュニティなのだが、現代の科学の世界では、レフェリー付き論文が何本あるか、だの、それらが掲載された学術雑誌のインパクト・ファクターはどれだけか、だのという基準で、研究「業績」なるものがもっぱら評価される。とすれば、そうした要素とは少し距離がある鱗翅学会員であることは、業績評価のマイナスにさえなる、という判断であったのだろう。
 確かに、現代、隠れもなき虫好きをもって世に知られる方々、たとえば養老孟司氏や奥本大三郎氏らの本職は、生物学ではなく、虫好きは専門の研究領域とは関係がない。私自身、子供の頃は、虫好きを任じ、特に皆がきれいだと集めたがるチョウに背を向けて、割合に嫌われることの多いガの採集や飼育に心を奪われて過ごしたが、そのことは、現在の専門とは基本的には無縁である。しかも、私は、成人まで、その好みを持ち続けることができなかった。
 しかし、そうでなかった希有(けう)の人がいる。少年時代の虫好きを持続しながら、最前線の研究にまで繋(つな)げた達人、それが本書の著者である日高敏隆さんである。当初日高さんは、通常の生物学者として、動物の生理学的研究に携わられたようだが、次第に「動物行動学」の領域に自らの方向を定めることになった。それはちょうど、世界的に見て、「動物行動学」というカテゴリーが確立されようとしている時期に重なっていた。その意味では、日高さんは、まさしく日本の動物行動学の創始者の一人である。
 そうした日高さんが、研究論文ではなく、一般向け、あるいは青少年向けに発表された最初の話題作が、<岩波科学の本>の一冊になった、1975年の『チョウはなぜ飛ぶか』である。この書物は翌年の毎日出版文化賞に輝いた。
 ここで本書の解説をしておくと、本書は、その旧版の内容に、日高さんに触発されて昆虫写真家になったと言われる海野和男氏撮影の、みごとなチョウの生態写真が、ふんだんに配されて編集された、まことに嬉(うれ)しい本である。
 少年時代から持ち続けていた、チョウはなぜ、どのように飛ぶか、という疑問を、学問研究のテーマにまで高め、実際に繰り返し調査を重ねて、そこに成立しているルールの発見に至る本書の前半部分は、こうした動物行動学研究の見本のような、スリルと味わいがあり、今読んでも、いっこうに古さを感じない。念のために書いておくが、ここで言うチョウは、、チョウ一般ではない。明確なルールに従って飛ぶ(いわゆる「チョウ道」を持つ)のは、アゲハチョウの仲間だが、そのなかでもキアゲハには、そうした固定したルールはなく、モンシロチョウなども同様だという。
 さて、本書が今も新鮮に受け取られる理由の一つは、後半の部分で、日高さんが終生追い続けた、動物の「認識」の問題が、すでに扱われているからでもある。チョウの目に映る世界の姿は、チョウでない限り判(わか)らないはずだが、幸い人間には想像力があるから、それに近づくことは不可能ではない。そして、そうした観点を持つことで、逆に、人間の持つ認識の特徴が、逆照射されることにもなる。これが日高さんが多くの著書のなかで、説き続けた主題であった。たとえば本書132ページは「同じ世界が、ちがって見える」というタイトルで始まる。その内容は、相対主義的認識論と哲学者なら言うだろう。しかし、ここでは、チョウの生態を基盤にした、小賢(こざか)しい机上の議論を許さないような、明確なメッセージが伝わってくる。
 海野氏の写真のすばらしさも特筆すべきであろう。大型でとくに美しいミヤマカラスアゲハはもちろん、まあ普通に見られる(といっても、最近の都会地では、なかなかお目にかかれなくなったが)ナミアゲハやキアゲハも、なんと美麗に見えるだろうか。
 残念なことに日高さんは、2009年に他界されている。しかし、亡くなった後も日高さんの著書は、次々に出版されている(『世界を、こんなふうに見てごらん』集英社、『ぼくの生物学講義-人間を知る手がかり』昭和堂など)。どれほど多数の読者がついているか、それだけでも判る。
 これから夏休みに入る。この書物は、子供たちが自然とのコミュニケーションの方法を学ぶための、絶好の手引きになるだろう。
註: 本文は縦書きであるが、横書きとし、また、文中の漢数字は、アラビア数字に変換した。

 最近、Studio YAMAKO のオーナーの影響を受けて、蝶の写真を撮ることが多くなっていたので、すぐその日に、Amazon で注文した。翌日届いた。最近このようにして購入してもツン読になっている本が多かったが、この本は内容が子供も読めるように平易な記述になっているせいもあるが、一気に読んでしまった。
 最近撮っている蝶の写真は、この本に出てくるアゲハチョウ類やモンシロチョウばかりでなく、タテハチョウ・シジミチョウなど他の種の蝶も被写体としている。 が、蝶の生態もよく知らずに、行き当たりばったりに撮っている。写真で共著となっている海野和男さんは日高敏隆さんの弟子ようであるが、その写真はにはため息がでるばかりである。まあ、そんな写真をとるという野望は諦めたほうがいいと思っている。

 それでも、次の一文を頭に入れておけば、もう少しましな写真が撮れるかもしれない。
 チョウは「なぜ飛ぶか」といったら、「ものを探している」が答えだ。探すものは三つあって、食べものであるミツをもつ花と、卵を産む場所と、それからメス。(106ページ)

2011年7月25日

隠居の探鳥・蝶ウォーク:キタテハは フウセントウワタ 白き花 

クマゼミ;クリックすると大きな写真になります
 土用一の丑の日の翌々日7月23日、久しく歩いていない自宅から南の美木多上地区を歩いてみることにした。鳥はあまり期待できないが、蝶には会えるかもしれない。

 散策の出発点である自宅からすぐ近くの児童公園では、クマゼミが大合唱している。このブログのためキーボードに向かっている今も、窓の外ではクマゼミがかしましい。いつもの夏である。

  多くの蝶が観察できる美木多上地区の田んぼの畦をたどると、青い花を房状につけた草にシジミチョウとセセリチョウ、それにハチが蜜を吸いにきている。この花の名前をネットなどでサーチしてみたがよく分からない。このようなときは、いつも【K'sBookshelf】の【この花の名は?掲示板】にお世話になる。投稿して30分も立たないうちに、setton8 さんという方が、次のように教えてくれた。
 萼の付属片(付属体)が開いているように見えるので、ミソハギ科のミソハギ ↓ ではないかと思います。が、ミソハギとエゾミソハギの雑種のメミソハギがよく似ているので、そちらの可能性もあります。
http://homepage.mac.com/n_yoshiyuki/hana/misohagi.html   ↑ の説明文中の『エゾミソハギ』や『メミソハギ』をクリックするとそのページに飛びます。

 この掲示板では、この日に撮ったキタテハが留まった白い花の名前も、サボテンさんという方がフウセントウワタだと教えてくれた。ネットの世界では、新しい知識を獲得するのがずいぶん楽になった。でも、古希になっても、まだまだずいぶん知らないことだらけである。

ベニシジミ;クリックすると大きな写真になりますヤマトシジミ;クリックすると大きな写真になりますイチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になりますサトキマダラヒカゲ;クリックすると大きな写真になります
ベニシジミ:檜尾(堺)
2011/7/23
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO360 1/750s F6.3
ヤマトシジミ:ヤマトシジミ(堺)
花:メミソハギ
2011/7/23
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO560 1/750s F6.3
トリミング
イチモンジセセリ:美木多上(堺)
花:メミソハギ
2011/7/23
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO900 1/750s F6.3
トリミング
サトキマダラヒカゲ:美木多上(堺)
2011/7/23
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 210mm
(35mm相当 315mm)
ISO3200 1/750s F6.3
レタッチ
ツバメシジミ;クリックすると大きな写真になりますツバメシジミ;クリックすると大きな写真になりますアゲハチョウ;クリックすると大きな写真になりますキタテハ;クリックすると大きな写真になります
ツバメシジミ♀:美木多上(堺)
2011/7/23
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO280 1/750s F6.3
トリミング
ツバメシジミ♂:美木多上(堺)
2011/7/23
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO280 1/750s F6.3
トリミング
アゲハチョウ:美木多上(堺)
花:ヤブガラシ
2011/7/23
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 50mm
(35mm相当 75mm)
ISO200 1/750s F6.7
キタテハ:檜尾(堺)
花:フウセントウワタ
2011/7/23
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 50mm
(35mm相当 75mm)
ISO360 1/750s F4.5
トリミング


 この時期の鳥の種類は限られている。カワラバトがいてもあまり仔細に見たことはないが、雑草を刈り取った跡に真っ黒の羽をしたカワラバトがいる。このようにカラスのようなカワラバト(ドバト)はあまり見たことがない。二級河川の和田川では、カルガモが水浴びをしていたり、護岸のコンクリートの上でツバメがおしゃべりをしているようだ。アオサギは、暑い中、直立不動を崩さないが、この川で餌をくわえたのは見たことがない。それにしても、あの賑やかなオオヨシキリはどこに行ってしまったのだろう。
黒いカワラバト;クリックすると大きな写真になります水浴びをするカルガモ;クリックすると大きな写真になりますツバメ;クリックすると大きな写真になりますアオサギ;クリックすると大きな写真になります
黒いカワラバト:美木多上(堺)
2011/7/23
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO450 1/750s F6.3
水浴びをするカルガモ:美木多上(堺)
2011/7/23
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO400 1/750s F6.3
ツバメ:美木多上(堺)
2011/7/23
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO450 1/750s F6.3
トリミング
アオサギ:檜尾(堺)
2011/7/23
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO220 1/750s F6.3


2011年7月24日

隠居のDIY:節電用のエアコン室外機カバーを作製する


 今年の夏は、東北大震災に起因する福島原発事故によって節電がTV などで話題になっている。その中で、エアコンの温度設定とか効率性をあげる方法が色々と紹介された。効率をあげるひとつの方法として、室外機の上に板のようなカバーを置いて、直射日光を遮るだけで節電になるということが説明された。

 私の寝室兼書斎のベランダに置いてある室外機は、ほぼ一日中直射日光が当たっている。前から、室外機カバーを作りたいと思いながらほおってあった。この際節電に協力する意味からも、端材を利用してカバーを作ってみようと思い立った。長いこと、DIY から遠ざかっている。
 室外機カバーは、DIY の初期の作品として、一階居間のエアコン室外機カバーを作っている。ドゥーパか何かの雑誌に出ていた 2X4 材をふんだんに使った重い作品である。ウッドデッキの上で鉢植えを置くなど、重宝している。
 だが、今回は何かのときに使うのではないかととってあった端材を使って、できるだけ軽いものを作りたいと思った。はじめは、室外機にスッポリかぶせる W850xD400XH700 の枠を作り、遮光ネットでも張ればよいと思ったが、そうでもなかった。室外機と室内機を結合しているパイプや電気コード類が邪魔して、スッポリとはいかない。銅製のパイプはあまり強引に曲げたりすると折れてしまう。やむを得ず、作った枠の底に、10cm の長さで切った 2X4 材を下駄として接合した。接合はあまり面倒でないだぼボ接ぎをした。その分、高さが10cm 高くなったが、熱がこもらないからかえっていいかもしれない。
 張った遮光ネットは、コーナンで幅3m くらいのものが 1m 248 円で切り売りしていた。端材だけでは足りず、天板用に 1X4 6フィートを2枚買った。天板は、コンパネなどでもいいのだが、 1X4 を切って並べれば安くできるし、カッコがいい。結局買った材料は、604 円ですんだ。

裸の室外機;クリックすると大きな写真になります木枠の材料;クリックすると大きな写真になります作成した枠;クリックすると大きな写真になります完成;クリックすると大きな写真になります
裸の室外機
早朝なので、日が少ししか当たっていない。
木枠の材料
軽くするために、幅広の材は、縦に分割した。
作成した枠
接合はすべて木ねじで行った。
完成
遮光ネットとのコントラストがいい。

2011年7月22日

隠居のJazz:Live365 RadioSenboku でのプログラムを bebop 特集に変更した


 Radio Senboku で、この4月から流してきた曲は、Great American Songbook に収載されている曲の中からJazz artists が演奏しているものだった。パソコンに向かうときは、ほとんど毎回アクセスして、BGM として楽しんできた。でも、3ヶ月以上も同じプログラムを聞いていると、1クールが13時間くらいとはいえ飽きてきた。
 このプログラムは、聞きなれたテーマの曲が続くので、きっと多くの listener がチャネルを合わせてくれるだろうと思ったのだが、そうでもなかった。特に今まで一番多く聞いてくれていたUnited States の listener の接続時間が少なくなった。日本の方々の接続時間が多いのを見ると、どうやら日本人のJazz愛好家の方が、Great American Songbook に収載されている曲には、馴染みがあるのかもしれない。
 6月21日から30日間のRadio Senboku への国別アクセス数を見ると次の表のようになっている。 Streams とは、延アクセス数であり、TLH とは、Total listening hours (hours:minutes). のことで、チャネルを合わせ、どれぐらい持続して聴いてくれているかが判読できる。
110720_01.JPG
 そんなことやBebop の曲が聞きたくなったこともあって、昨年夏に流した Notable Bebop Musicians をもとに編成したプログラムを、ほぼそのまま流すことにした。
 現在流しているプログラムは、右メニューの【Radio Senboky Playlist】で得られる。 electric guitar を初めて Jazz に導入した Charilie Christen 、Sax 奏者で有名な Charilie Parker, Sonny Rollins、Pianist の Thelonious Monk、guitor の Herb Ellis, trumpet の Miles Davis などの artists が演奏している bebop が、14時間・135曲をワンクールとして24時間繰り返し流れる。一度、インターネットラジオの Live365 にアクセスし、Genre(ジャンル)にある Jazz から Radio Senboku を選んで欲しい。VIP 登録すると CM なしで楽しむことができる。

2011年7月19日

隠居の探鳥・蝶ウォーク:クマノギク 二頭の蝶の 戯れり

鉢ヶ峯;クリックすると大きな写真になります
 ΣAPO 50-500mm をもう少し試したくて、高温注意報が出ている7月17日(日)に車で10分ほどの鉢ヶ峯地区を歩いてみた。この地区は泉北ニュータウン御池台のすぐ隣にある。ここには、鳥がいなくても被写体になるトンボや蝶が豊富である。

 前回チョウトンボが飛んでいた 10m 四方位の蓮池は水がほとんどない。水がなくなったせいか、チョウトンボは姿を消して、イトトンボが飛んでいる。イトトンボの識別は難しい。こんな時には、前回にも触れた、まだ試験運用中だが、【神戸のトンボ】というサイトの掲示板(id:kobe pw:tombo)に教えを乞う。管理者の odonata さんが、モノサシトンボだと親切に教えてくれた。管理者の名前は、odonata さんと思っていたが、どうやら odonata とは、トンボの学術的総称らしい。本名は、メールアドレスから推測して、Aoki さんのようだ。

シオカラトンボ;クリックすると大きな写真になりますモノサシトンボ;クリックすると大きな写真になりますハラビロトンボ;クリックすると大きな写真になりますシオヤトンボ;クリックすると大きな写真になります
シオカラトンボ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/17
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO500 1/1000s F6.3
モノサシトンボ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/17
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO640 1/1000s F6.3
トリミング
ハラビロトンボ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/17
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO640 1/1000s F6.3
シオヤトンボ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/17
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO500 1/1000s F6.3
トリミング


 トンボがたくさん飛んでいる蓮池のすぐ近くの坂道を上がった庭の桜の枯れ枝に、ウグイスがよく姿をあらわす。この日も留まってヒヨドリの啼声に混じってさえずりを繰り返した。枯れ枝なので、姿をファインダーに収めることができる。
田んぼの畦道には、いつも一羽でじっとしているアオサギが、5羽も点々と間隔をおいて留まっていた。水気のない畑の畝に、鳥が動いている。スズメとおもったが、よく見るとホオジロが 2羽飛んできていた。

ウグイス;クリックすると大きな写真になりますアオサギ;クリックすると大きな写真になりますホオジロ;クリックすると大きな写真になりますヒヨドリ;クリックすると大きな写真になります
ウグイス:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/17
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO500 1/1000s F6.3
トリミング
アオサギ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/17
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO1600 1/1000s F6.3
トリミング
ホオジロ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/17
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO320 1/1000s F6.3
トリミング
ヒヨドリ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/17
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO1400 1/3000s F6.3
トリミング


 この地区は、適当に野草が残っていたり、畑には自家用だろうか花も果樹も植えられているので、結構蝶が多い。このことに気がついたのは、YAMAKOさん(Studio YAMAKO のオーナー)に刺激を受けて蝶々に眼が行くようになってからである。
 蝶は、ほとんどの場合、花に飛来してくるから、蝶を撮った写真では花の名前を知りたくなる。花は園芸種も多くあるから、名前を調べるのは大変だが、ネットの世界での巨大な百科事典があるから古希の手習いでも助かっている。私がもっぱら愛用させてもらっているのは、【K'sBookshelf】の花の辞典である。ネット上には、それ以外にも有用なサイトがたくさんある。
 畑横に刈り残されている夏草では、キリギリスの仲間だろうか、虫がギィー・・・ギィー・・・チョンと鳴いていた

ウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になりますツバメシジミ;クリックすると大きな写真になりますヒメウラナミジャノメ;クリックすると大きな写真になりますイチモンジセセリ
ウラギンシジミ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/17
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO1000 1/1000s F6.3
トリミング
ツバメシジミ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/17
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 170mm
(35mm相当 255mm)
ISO360 1/1000s F5.6
ヒメウラナミジャノメ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/17
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO400 1/1000s F6.3
トリミング
イチモンジセセリ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/17
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 290mm
(35mm相当 435mm)
ISO1000 1/1000s F6.3
ジャノメチョウとツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になりますベニシジミ;クリックすると大きな写真になりますアゲハチョウ;クリックすると大きな写真になりますヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります
ジャノメチョウとツマグロヒョウモン:鉢ヶ峯(堺)
花:クマノギク
2011/7/17
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO500 1/1000s F6.3
トリミング
ベニシジミ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/17
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 340mm
(35mm相当 510mm)
ISO500 1/1000s F6.3
トリミング
アゲハチョウ:鉢ヶ峯(堺)
花:アレチノハナガサ
2011/7/17
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO640 1/1000s F6.3
トリミング
ヒメアカタテハ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/17
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO1800 1/1000s F6.3
トリミング


 

2011年7月16日

隠居の探鳥・蝶ウォーク:姫女菀 咲きて群れる モンキチョウ


 小暑と大暑の間、夏の土用である。今年は、梅雨明けが早かったからか、日差しは強いが日陰に入るとべとつくことはない。だが、熱中症に気を付けないといけない歳である。腰にペットボトル、首からタオルをぶら下げて、川の土手と田んぼの畦道を歩いた。

 昨日(7月14日)、ヨドバシカメラから、シグマ APO 50-500mm の望遠レンズが届いたので、早く試しみたいこともある。このレンズ、手持ちで撮影できる望遠としては最長のものであろう。重量は 2kg あるから確かに重たいが、シグマ APO 120-400mm に慣れているので前より少し重たいかなという感じである。OS(optical stablizer) がよく効くので、なんとか手持ちで撮影ができる。これをイチデジD90 に一本付けていると、最短 50cm の被写体から焦点が合うので、近くから遠くまで撮ることができるのが魅力で買ってしまった。

クマゼミ;クリックすると大きな写真になります 川の横のコナラの木立では、クマゼミの合唱が始まっている。今年はじめてである。セミの姿は、樹の幹に溶けこんでしまって見ることが難しい。

 ついこないだ植えたばかりの稲は、もう青々と茂ってきている。米というのはもっとも効率のいい作物なのかもしれない。葦原にぎょしぎょしぎょぎょしと啼いていたオオヨシキリはすっかり姿を潜めたが、ケリ・ヒバリは畦道を飛び回っている。ムクドリとスズメは元気だ。

 野草は、多くのところで姫女菀(ヒメジョオン)で咲いていて、蝶類が飛来してきている。眼を凝らすと畦道の草には、シジミチョウが青い翅を見せながらヒラヒラとしている。

 畑では自家消費かもしれないが、かぼちゃやなすが栽培されている。これらの花はきれいである。
泉北野々井の田んぼ;クリックすると大きな写真になりますかぼちゃの花;クリックすると大きな写真になりますかぼちゃの花;クリックすると大きな写真になりますなす:野々井;クリックすると大きな写真になります
泉北野々井の田んぼ
2011/7/15
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 50mm
(35mm相当 75mm)
ISO200 1/1500s F4.5
かぼちゃの花:野々井
2011/7/15
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 170mm
(35mm相当 255mm)
ISO320 1/1000s F5.6
かぼちゃの花:野々井
2011/7/15
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO200 1/1000s F6.7
なす:野々井
2011/7/15
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 170mm
(35mm相当 255mm)
ISO560 1/1000s F5.6


ハクセキレイ;クリックすると大きな写真になりますコサギ;クリックすると大きな写真になりますヒバリ;クリックすると大きな写真になりますムクドリ;クリックすると大きな写真になります
ハクセキレイ:野々井(堺)
2011/7/15
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 460mm
(35mm相当 690mm)
ISO1600 1/1500s F6.3
トリミング
コサギ:野々井(堺)
2011/7/15
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO560 1/1000s F6.3
トリミング
ヒバリ:野々井(堺)
2011/7/15
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO280 1/1000s F6.3
トリミング
ムクドリ:野々井(堺)
2011/7/15
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO1600 1/1000s F6.3
トリミング


ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります姫女菀にモンキチョウ;クリックすると大きな写真になりますツバメシジミ;クリックすると大きな写真になりますナガサキアゲハ;クリックすると大きな写真になります
ベニシジミ:野々井(堺)
2011/7/15
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO450 1/1500s F6.3
トリミング
モンキチョウ:野々井(堺)
花:姫女菀(ヒメジョオン)
2011/7/15
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO400 1/1500s F6.3
トリミング
ツバメシジミ:野々井(堺)
2011/7/15
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO1250 1/1000s F6.3
トリミング
ナガサキアゲハ:桃山台(堺)
2011/7/15
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 210mm
(35mm相当 315mm)
ISO3200 1/1000s F6.3
トリミング
(追記:2011/7/17)クロアゲハとしていた蝶は、Studio YAMAKO のオーナーが、ナガサキアゲハだと指摘してくれました。なかなか撮れない蝶だそうです。ビギナーズラックでしょうか。

2011年7月12日

隠居の探鳥・蝶ウォーク:セセリチョウ 帰化バーベナに 翅ひろげ


 今年は近畿地方の梅雨入り(5月25日)はも早かったが、梅雨明けも小暑の翌日、7月8日で、また早かった。快晴となった7月10日(日)、鉢ヶ峯に車を走らせた。8時10分すぎで、気温32.5℃ 湿度 52.5% である。風もないから、田んぼのなかに続く農道を歩くとすぐに汗が吹き出してきた。これだけ暑いと野鳥の期待は少ない。

 木陰を求めて、栗の木の下にいくとウグイスがさえずっている。どこかのお宅の庭に植わった樹木であるが、このあたりでは、ウグイスの姿を何度ともなく見かけている。足元をみると、あまり目立たない羽の蝶が飛んでいる。
 小さな谷の奥に進むと10m四方くらいの小さな蓮池がある。夏の光を浴びて、トンボが飛び回っている。トンボを注意深く観察したことがなかったので、撮ったトンボの名前が分からない。このような場合でも、ネットの世界は便利である。まず、【とんぼ観察図鑑】で似たようなとんぼ名を探してみる。自信が持てない場合には、まだ試験運用中だが、【神戸のトンボ】というサイトの掲示板(id:kobe pw:tombo)に投稿すると、管理者の odonata さんが親切に詳細な識別方法を教えてくれる。

 腰にぶら下げたペットボトルで水分を補給しながら、陽の照りつける農道をブラブラとすると、植樹された小さなみかんの木の上で、ホオジロがさえずった。どうも、この時期はスズメ・ムクドリ・ヒヨドリを別にすれば、遠くにホトトギスの特徴ある啼声が聞こえるものの、観察できるのはウグイス・ホオジロが主たるところである。

 先日、キジの雌を見かけた夏草が繁る池のそばに出てくると、セセリチョウとモンキチョウがヤナギハナガサで吸蜜していた。ヤナギハナガサをネットで調べると、別名三尺バーベナでアメリカからの帰化植物らしい。

ウグイス;クリックすると大きな写真になりますウグイス:鉢ヶ峯;クリックすると大きな写真になりますムクドリ;クリックすると大きな写真になりますホオジロ;クリックすると大きな写真になります
ウグイス:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/10
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 360mm
(35mm相当 540mm)
ISO1100 1/1000s F5.6
トリミング
ウグイス:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/10
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO2800 1/1000s F5.6
トリミング
ムクドリ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/10
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO200 1/1000s F6.7
トリミング
ホオジロ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/10
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO500 1/1000s F5.6
トリミング


ショウジョウトンボ;クリックすると大きな写真になりますシオカラトンボ;クリックすると大きな写真になりますチョウトンボ;クリックすると大きな写真になりますハラビロトンボ;クリックすると大きな写真になります
ショウジョウトンボ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/10
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO320 1/1000s F5.6
トリミング
シオカラトンボ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/10
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO280 1/1000s F5.6
トリミング
チョウトンボ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/10
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO250 1/1000s F5.6
トリミング
ハラビロトンボ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/10
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO640 1/1000s F5.6
トリミング


ヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になりますジャノメチョウコチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になりますモンキチョウ;クリックすると大きな写真になります
ヒカゲチョウ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/10
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO3200 1/1000s F5.6
トリミング
ジャノメチョウ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/10
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO360 1/1000s F5.6
トリミング
コチャバネセセリ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/10
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO280 1/1000s F5.6
トリミング
モンキチョウ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/10
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO200 1/1000s F5.6
トリミング


隠居の散策:和歌山県植物公園緑花センター

 
 多分、TV のニュースかなんかで見てメモしていた和歌山県植物公園緑花センターに行ってみることにした。ハスの花が綺麗に咲いているという。カーナビで場所を確認してみるとみると、大阪と和歌山の県境を越えた山間にあるようだ。
 阪和自動車道を泉南IC でおりて根来寺をすぎるとすぐに着く。約1時間である。駐車場は無料、65歳以上は入園料(¥250)も無料である。

 駐車場近くの電線で、ホオジロが啼いていた。ウグイスのさえずりも聞こえる。鳥が濃いのかと期待したが、スズメは別にして見かけたのは、この2種だけだった。お目当てのハスの花は、蓮池には咲いたものはなく、大きなプランターの植えられたハスが花をつけていた。4~5人のカメラマンが、三脚を立てていたが、期待はずれであった。

 それでも、庭の手入れは行き届いており、温室では、さまざまな花が咲いていた。公園に隣接する大きな新池は、冬のシーズンには水鳥が現れるにちがいない。それほど、大きな公園ではないので、1時間でゆっくりと回れた。

ホオジロ;クリックすると大きな写真になりますハスの花;クリックすると大きな写真になりますツマグロヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になりますコミスジ;クリックすると大きな写真になります
ホオジロ:駐車場にて
2011/07/10
和歌山植物公園緑花センター
ハスの花:蓮池
2011/07/10
和歌山植物公園緑花センター
ツマグロヒョウモン♀
2011/07/10
和歌山植物公園緑花センター
コミスジ:つばき園付近
2011/07/10
和歌山植物公園緑花センター
コシヌキトンボ;クリックすると大きな写真になりますシオカラトンボ;クリックすると大きな写真になりますアキアカネ;クリックすると大きな写真になりますスズメバチのトラップ;クリックすると大きな写真になります
コシヌキトンボ:蓮池
2011/07/10
和歌山植物公園緑花センター
シオカラトンボ:蓮池
2011/07/10
和歌山植物公園緑花センター
アキアカネ:蓮池
2011/07/10
和歌山植物公園緑花センター
スズメバチのトラップ:新池
2011/07/10
和歌山植物公園緑花センター

2011年7月 7日

隠居の探鳥・蝶ウォーク:アゲハチョウ ネズミモチ花に 飛び歩き


 明日は24節季の小暑という7月6日、メッシュ天気予報をみると午前中は晴れらしい。

鯉;クリックすると大きな写真になります 腰にペットボトルをぶら下げて外に出ると、快晴である。7時20分、Kestrel4000 は、気温 27.3℃ 湿度 66.3% を表示している。木陰に入ると風が涼しい。二級河川和田川の堰のよどみには、たくさんの鯉が浮かび上がってきていた。だが鳥はスズメは元気だが、いつも啼いているオオヨシキリの声も聞こえない。蝶はモンシロチョウがアチラコチラで飛んでいるが、その他の蝶の姿は少ない。急いで歩きまわるのと大量の汗をかくようなので、日陰を求めながら同じ地区をブラブラと散策してみた。

 鳥の姿は、ツバメ・ケリ・ムクドリが目立つくらいで、いつもぎょしぎょしぎょぎょしとうるさくさえずるオオヨシキリの声が聞こえない。ぼんやりと畑のナスを見ていると、そばの枯れ木にモズが1羽留まった。田んぼの畦道では、虫でも探しているのかヒバリが、チョコチョコと歩いていた。この時期、ヒバリのさえずりは聞こえない。さえずりは、どうも巣作り・子育て中のものらしい。
ツバメ;クリックすると大きな写真になりますスズメ;クリックすると大きな写真になりますモズ;クリックすると大きな写真になりますヒバリ;クリックすると大きな写真になります
ツバメ:野々井(堺)
2011/7/6
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm) ISO200 1/1000s F8.0
トリミング
スズメ:野々井(堺)
2011/7/6
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm) ISO220 1/1000s F5.6
トリミング
モズ:野々井(堺)
2011/7/6
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm) ISO640 1/1000s F5.6
トリミング
ヒバリ:野々井(堺)
2011/7/6
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm) ISO200 1/1000s F5.6
トリミング


 蝶の種類も少なかったが、眼を凝らしながら歩いてみると、シジミチョウやタテハチョウが舞っていた。帰りに、白い房の花を咲かせているネズミモチ(ネットで調べたのであるが)に、アゲハチョウが飛び歩いていた。撮った写真を自宅でよくよく確認してみると、(ナミ)アゲハとアオスジアゲハと思われる。
ヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になりますツバメシジミ;クリックすると大きな写真になりますネズミモチにアゲハチョウ;クリックすると大きな写真になりますアオスジアゲハ;クリックすると大きな写真になります
ヒメアカタテハ:野々井(堺)
2011/7/6
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm) ISO320 1/1000s F5.6
トリミング
ツバメシジミ:野々井(堺)
2011/7/6
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm) ISO320 1/1000s F5.6
トリミング
アゲハチョウ:野々井(堺)
花:ネズミモチ
2011/7/6
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm) ISO720 1/1000s F5.6
トリミング
アオスジアゲハ:野々井(堺)
花:ネズミモチ
2011/7/6
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm) ISO200 1/1000s F5.6
トリミング


2011年7月 4日

隠居の探鳥・蝶ウォーク:ハナニラに 蜜を求めて ベニシジミ


 今年もはや半年が過ぎた。7月2日、NHK データ放送の天気予報メッシュ情報(地デジに、LANケーブルを接続すると得られる。:郵便番号、一時間毎の天気予報のメッシュになっている)をみると晴れのマークはないが、雨は降らないようだ。

 野鳥は期待薄だが、蝶やトンボなどの虫はいるかもしれないと歩き出した。運動不足で体重が増え気味である。汗をかいてみるのも悪くはない。

 よく眼を凝らしながら歩いてみると花も色々と咲いている。蝶はこのような花々に飛んでくるから、撮った蝶の写真は、ほとんど同時に花が写っている。これらの花の名前を調べるのも大変だが、ネットの世界では、パソコンの前で調べられるサイトがたくさんあるので、古希の手習いでも助かっている。

チャバネセセリ;クリックすると大きな写真になりますキタテハ;クリックすると大きな写真になりますヒメウラナミジャノメ;クリックすると大きな写真になりますヤマトシジミ;クリックすると大きな写真になります
チャバネセセリ:檜尾(堺)
2011/7/2
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO900 1/1000s F5.6
トリミング
キタテハ:美木多上(堺)
2011/7/2
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO560 1/750s F5.6
トリミング
ヒメウラナミジャノメ:美木多上(堺)
2011/7/2
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO1400 1/750s F5.6
トリミング
ヤマトシジミ:美木多上(堺)
花:ヤナギハナガサ
2011/7/2
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO280 1/750s F5.6
トリミング
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になりますクロアゲハ;クリックすると大きな写真になりますツマグロヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になりますアゲハチョウ;クリックすると大きな写真になります
ベニシジミ:美木多上(堺)
花:ニラノハナ
2011/7/2
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO220 1/750s F5.6
トリミング
クロアゲハ:美木多上(堺)
花:ざくろの花
2011/7/2
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO220 1/1000s F5.6
トリミング
ツマグロヒョウモン♀:檜尾(堺)
花:バーベナ
2011/7/2
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO200 1/1000s F8.0
トリミング
アゲハチョウ:檜尾(堺)
花:クサニワトコ
2011/7/2
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO200 1/1000s F6.7
トリミング


 野鳥の姿はやっぱり少ない。それでも、畑の畝や畦にヒバリが姿を見せた。畑の土が保護色みたいになるので、なかなか見つけにくい。ヒバリは留鳥ということだが、見ることが多いのは、縄張りを主張して存在をアピールする春先である。子育てが終わるとおとなしくなるのかもしれない。
 二級河川の和田川は汚い川であるが、それでも野生の鯉が沢山泳いでいる。そのよどみあたりに、カワウが餌を狙っていた。
 小さいシジミチョウを追っかけていると、小さな川の対岸に生える樹のてっぺんにホオジロと思われる鳥が留まった。逆光で良く見えない。撮った写真をレタッチしたが、ホオジロかどうかは自信がない。
ヒバリ;クリックすると大きな写真になります畑の畦のヒバリ;クリックすると大きな写真になりますカワウ;クリックすると大きな写真になりますホオジロ?;クリックすると大きな写真になります
畑の畝のヒバリ:檜尾(堺)
2011/7/2
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO1000 1/1000s F5.6
トリミング
畑の畦のヒバリ:美木多上(堺)
2011/7/2
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO2500 1/1000s F5.6
トリミング
カワウ:美木多上(堺)
2011/7/2
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO200 1/750s F9.5
トリミング
ホオジロ?:美木多上(堺)
2011/7/2
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO200 1/750s F9.5
トリミング レタッチ


 鳥や蝶を観察していると、トンボや他の虫にも眼が行く。写真は撮ったものの名前がわからない。それでもパソコンに向かえば、巨大な百科事典がある。撮ったイトトンボの名前が分からなかったので、神戸のトンボというサイトにある掲示板に投稿(id:kobe pw:tombo) すると管理者の odonata さんが、このイトトンボはアオイトトンボであると見分け方も解説して詳しく教えてくれた。カミキリムシも、バッタについても、多くのサイトがある。
アオイトトンボ;クリックすると大きな写真になりますトノサマバッタ;クリックすると大きな写真になりますハグロトンボ;クリックすると大きな写真になりますゴマダラカミキリ;クリックすると大きな写真になります
アオイトトンボ:美木多上(堺)
2011/7/2
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO1000 1/750s F5.6
トリミング
トノサマバッタ:美木多上(堺)
2011/7/2
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO280 1/750s F5.6
トリミング
ハグロトンボ:美木多上(堺)
2011/7/2
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO400 1/750s F5.6
トリミング
ハグロトンボ:美木多上(堺)
2011/7/2
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO450 1/1000s F5.6
トリミング


 

2011年7月 1日

隠居のパソコン備忘録:壁紙しか表示されなくなった


 今もっぱら使っているパソコンは、もう10年以上も前に部品を買ってきて作った、いわゆる自作パソコンである。現在までに、システムデスクの交換主電源の交換などもしている。外付けのUSBデバイスやアプリケーション・ソフトもいろいろと導入している。それで、いろいろと垢が溜まっていたのか、先日来WindowsXP(SP2) の立ち上げで、壁紙が表示されるのみで、ディスクトップ・アイコンやツールバーが表示されなくなった。

 原因をネットでサーチしてみると、このような症状が出ている人はかなり多いらしく、さまざまな Q&A がやり取りされている。これらの Q&A を参考に、私が実施してみた対処法は、以下のような項目である。OS とかレジストリに関しては詳しくはないので、とんちんかんな項目を挙げているかもしれない。
  1. 画面上で右クリックし、アイコン整列⇒ディスクトップアイコンの表示にチェックを入れる。
  2. ウイルス定義ファイルを更新して、ウイルス検査してみる。
  3. タスクマネージャーを起動(Ctrl+Alt+Delete キーを同時に押す)して、【シャットダウン】タブで再起動をしてみる。
  4. セーフモードで立ち上げる。(3. で再起動をするときに、【F8】キーを押し続ける。)
  5. システム構成ユーティリティを起動(スタート]-[ファイル名を指定して実行」をクリックし、[msconfig]と入力する)して、【全般】タブで、以下の画面のように、設定する。
    System_kousei_2.JPG
  6. 次に、【スタートアップ】タブで、スタートアップに最小限必要と思われる項目のみチェックをいれて、再起動する。私の場合、ウィルス関連の項目のみにチェックをいれた。¥windows¥Systeme32¥・・フォルダーにある項目(私の場合は、ezSP_Px.exe, ctfmon.exe という項目)は、無効にしないほうが良いという Q&A もあったが、良く調べてみると削除してもかまわない項目もあった。ezSP_Px.exe は、以下を参考に削除した。
    • ezSP_Px.exe:http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2311654.html
    • ctfmon.exe:http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/630ctfmon/ctfmon.html
         この項目は言語バーを表示するものであり、削除しないほうがよい。
    このスタートアップにリストされている項目は、レジストリにパソコンの起動と共に起動するよう書かれているらしい。だから立ち上げ項目が多くなって、症状が出ていたのかもしれない。
    System_kousei_1.JPG
  7. 以上のように設定すると、壁紙しか表示されないという症状は解消された。ただ、、スタートアップ【全般】タブで、通常スタートアップを選択すると、もとの設定に戻るので、再起動して時にでる次の画面で、「Windows開始時にこのメッセージを表示しない、またはシステム構成ユーティリティを起動しない」にチェックを入れておいたほうがよい。 System_kousei_3.JPG
  8. さらに、もし、不都合が起こったときのために、【システムの復元】(「スタート」⇒「プログラム」⇒「アクセサリ」⇒「システムツール」⇒「システムの復元」) で、システムの復元ポイントを設定しておいたほうが良い。System_kousei_4.JPG


修復するのに相当の時間がかかったが、お陰で【システム構成ユーティリティ】や、レジストリ・システムの復元など、いろいろと学習させてもらった。痴呆にならないために、パソコンはいろいろとトラブルを起こしてくれるようだ。
 ちなみに、私のパソコンのOSは、WindowsXP SP2 である。SP3 がどうしてもインストールできないという悩みもかかえているのだが。