2013年4月29日

隠居の自然散策:春の堺自然ふれあいの森を訪ねてみる

 先日、毎日新聞の余録だった思うが、蝶の足は何本か?ということを取り上げていた。それを題材に何を言わんとしていたかは忘れてしまったが、そこで紹介されていた河合雅雄さん(元文化庁長官河合隼雄さんの兄さん)が編集した【ふしぎの博物誌】を面白そうだったので、Amazon で探した。2003年1月に中公新書として出版されているのだが、何と1円の中古本としてヒットした。送料が250円であるから、251円である。

 早速注文して、読み始めた。この本は、科学の各専門分野の20人が執筆している。冒頭の序文河合雅雄が書いている「はじめに」を読んだけで、我が意を得たりといたく感動した。長い引用となるが、下記に記したい。
 ウオーキングが流行っている。万歩計をつけ、背すじを伸ばし、大股でスピードを少し上げ、一日一万歩という身体運動である。生活習慣病予防のための健康法として推奨されている。
 健康といえば、身体的な健康とともに、精神的な健康を忘れてはいけない。古来からわが国には散歩、散策、逍遥、漫歩、遊歩など、伝統的な歩きの文化がある。それは身体の健康とともに、浮世の些事を忘れて心を自然に解き放ち、四季折々の変化の美を楽しみ、花鳥風月の世界に遊ぶ文化的な行為である。そのうえ、自然が隠し持っているふしぎや謎を知り、自然への理解を深めることが加われば、散歩の次元が高まり、いっそう世界が開かれるだろう。
 自然に親しむための入門は、まずは身近な自然物の名を覚えることである。動物は五官によって外界を認識するが、人間は名をつけることによって外界の事物と関係づけ、認識し、それによって安心な世界をつくる。たとえば、御飯、漬物、箸などの名称がまったく消えた食卓での食事は、食べた気がするだろうか。初対面の人が名刺を交わす、あるいほ名乗るというのほ、お互いの関係づけのためである。
 道端に黄色い花が咲いていると目をとめるのではなく、タンポポとかかわいいカタバミの花が咲いたと心に刻むほうが、ずっと自分の世界が広がり豊かになるだろう。「朱色の花に黒い蝶がとまっていた」というのではなくて、「オニユリの花にクロアゲハがとまって蜜を吸っていた」、あるいは、「今朝、庭にたくさんの小鳥がやって来た」 の代わりに、「たくさんのシジュウカラの群れがやって来た」という会話ができるようになりたいものだ。
 周りの動物や植物だけではなく、雨、風、雲といった気象に関する諸事象や、石や土などの地学に関わる事物など、私たちを取り巻く自然物の名も知っておきたい。風や雨など、気象関係の言葉は、そよ風、木枯らし、野分、五月雨、時雨など、日常的によく使われるが、雲の名はぐっと知名度が落ちる。周りに転がっている石ころや岩石、鉱物になると、かなり縁遠くなる。
 こうした取り巻く自然物や事象の名を覚えるだけで、散歩はもとより人生の内容がどんなに豊かになり楽しくなることか。精神の健康には極上の処方箋といえるだろう。都会にいると、自然とふれあう機会がないという声が聞こえるが、少し注意をすれば、多彩な自然が散在していることに気がつく。街路樹は三〇〇種以上あるという。主な植物は五〇種くらいだが、四季の移り変わりに従ってさまざまな姿を見せてくれる。敷石の隙間にも、オオイヌノフグリやタビラコ、スズメノカタビラなどの雑草が小さな居を構えている。雑草たちのしぶとい生の主張に感心する。
 名を覚えれば、次に「なぜ」という好奇心を注ぐと、意外な新しい世界が開けてくる。自然の花園にほ、ふしぎや驚き、神秘の花が咲き誇っている。人類が自然と接してからも、長い間その秘密の扉は閉ざされていた。しかし、科学という鍵を手に入れてから、秘密の扉を開け、ふしぎの花園へ入ることができるようになった。
 亭々とそびえる杉の木、あのてっぺんまでどうして水を上げているのか? 昆虫はなぜ六本足なのか? ダイヤモンドはどうしてできるのか? 動物園のオランウータンは一頭で淋しくないのか? 等々、日常ふと頭に浮かぶ疑問に、この本は答えてくれるだろう。そして、この小著を通して博物誌という花園に遊ぶおもしろさ楽しさを知っていただければ、これほどうれしいことほない。  この本を読んで、おもしろいと思ってくださった方にお願いしたい。それは子どもたちにこの本の内容やおもしろさを話してあげてほしいことだ。子どもの理科ばなれが云々されるが、もっと憂慮すべきことは自然ばなれである。ケ一夕イやゲーム、テレビ漬けの世界から野生の息吹が満ちた世界へ、子どもたちをぜひ連れ戻したいと思う。
                                 
河合雅雄


 この文章に元気づけられて、しばらく足を運んでいない「堺自然ふれあいの森」を訪れた。連休前半の日曜日であるが、1時間半ほどの間にお会いしたのは、小学生くらいの子供を連れたファミリー二組に会っただけだった。
 鳥に出会えるかもしれないと、Nikon D7000 にシグマ50-500mm を着けた。これなら、マクロレンズで花を撮るようなわけには行かないが、近くから遠くまでカバーできる。
 ウグイスと多分シジュウカラ(追記:録音したさえずりを、【鳴き声と羽根でわかる野鳥図鑑】の音声を担当されている岩下緑さんに、同定していただくとキビタキということであった。)はさえずっているが、写真には収められなかった。その代わりに、いままで出会ったことのなかったテングチョウといった蝶と出会うことができた。ムギワラトンボ(シオカラトンボの♀)にも、今年はじめて出会った。

堺自然ふれあいの森で出会った野の花
ヤナギの花:自然ふれあいの森;クリックすると大きな写真になります 野いちごの花:自然ふれあいの森;クリックすると大きな写真になります シハイスミレ:自然ふれあいの森;クリックすると大きな写真になります ヘビイチゴ:自然ふれあいの森;クリックすると大きな写真になります
ヤナギの花:自然ふれあいの森(堺)
2013/4/28
Nikon D7000+∑50-500mm
116mm(35m換算174mm)
シャッター優先オート
1/640s F5.3 ISO800
露出補正 -1/3
野いちごの花:自然ふれあいの森(堺)
2013/4/28
Nikon D7000+∑50-500mm
340mm(35m換算510mm)
シャッター優先オート
1/640s F6.3 ISO1250
露出補正 -1/3
シハイスミレ:自然ふれあいの森(堺)
2013/4/28
Nikon D7000+∑50-500mm
420mm(35m換算630mm)
シャッター優先オート
1/640s F11.0 ISO200
露出補正 -1/3
ヘビイチゴ:自然ふれあいの森(堺)
2013/4/28
Nikon D7000+∑50-500mm
290m(35m換算435mm)
シャッター優先オート
1/640s F6.3 ISO450
露出補正 -1/3


堺自然ふれあいの森で出会った蝶
サトキマダラヒカゲ:自然ふれあいの森;クリックすると大きな写真になります >ツバメシジミ:自然ふれあいの森;クリックすると大きな写真になります テングチョウ:自然ふれあいの森;クリックすると大きな写真になります ヒメウラナミジャノメ:自然ふれあいの森;クリックすると大きな写真になります
サトキマダラヒカゲ:自然ふれあいの森(堺)
2013/4/28
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35m換算750mm)
シャッター優先オート
1/640s F6.3 ISO360
露出補正 -1/3
ツバメシジミ:自然ふれあいの森(堺)
2013/4/28
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35m換算750mm)
シャッター優先オート
1/640s F6.3 ISO200
露出補正 -1/3
トリミング
テングチョウ:自然ふれあいの森(堺)
2013/4/28
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35m換算750mm)
シャッター優先オート
1/640s F6.3 ISO400
露出補正 -1/3
トリミング
ヒメウラナミジャノメ:自然ふれあいの森(堺)
2013/4/28
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35m換算750mm)
シャッター優先オート
1/640s F6.3 ISO1000
露出補正 -1/3
トリミング
コミスジ:自然ふれあいの森 ルリタテハ:自然ふれあいの森;クリックすると大きな写真になります ルリタテハ(開翅):自然ふれあいの森;クリックすると大きな写真になります シオカラトンボ♀:自然ふれあいの森;クリックすると大きな写真になります
コミスジ:自然ふれあいの森(堺)
2013/4/28
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35m換算750mm)
シャッター優先オート
1/640s F6.3 ISO220
露出補正 -1/3
ルリタテハ:自然ふれあいの森(堺)
2013/4/28
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35m換算750mm)
シャッター優先オート
1/640s F6.3 ISO1600
露出補正 -1/3
トリミング
ルリタテハ(開翅):自然ふれあいの森(堺)
2013/4/28
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35m換算750mm)
シャッター優先オート
1/640s F6.3 ISO2500
露出補正 -1/3
トリミング・レタッチ
シオカラトンボ♀:自然ふれあいの森(堺)
2013/4/28
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35m換算750mm)
シャッター優先オート
1/640s F7.1 ISO200
露出補正 -1/3


  
ふしぎの博物誌―動物・植物・地学の32話 (中公新書)

中央公論新社
売り上げランキング: 368,141


  
野鳥図鑑 鳴き声と羽根でわかる

池田書店
売り上げランキング: 68,405


2013年4月27日

隠居の散策:鉢ヶ峯に春を訪ねる


 ゴルフ場などで、キジの鳴き声をよく聞くようになった。泉北ニュータウン近辺では、鉢ヶ峯で出会うことが多い。久しく足を向けていなかったので、キジとの遭遇を期待して車を走らせた。

 天気は快晴であったが、残念ながらキジには会えなかった。その代わりに、いろいろな草花や蝶が迎えてくれた。ホオジロ・ウグイス・モズとも出会えた。ケリやヒバリのさえずりも田起こしが終わった畑から聞こえてきたが、姿は見損なった。
 いつもウグイスが姿を見せてさえずる少し高台にあるお宅の庭木に足を向けてみると、今回はモズのメスが留まっており、これを目当てに虫を口に咥えたオスが近くの木に留まって、さかんに気にしている。ネットでサーチしてみると、モズにも求愛給餌はあるようだ。

 この鉢ヶ峯には、いままであまり注意を払わなかったせいもあるかもしれないが、いままで見たことのない野の花が咲いている。撮った花の名前をネットで調べるが、なかなかわからない。このようなときには、いつも【この花の名は? 掲示板】に、問い合わせる。この掲示板は、ルールには厳しいが、即座に返答がくる。 今回も、ノヂシャ、 ヤワゲフクロウ という花の名を教えていただいた。

 蝶の名前は、当サイトの YAMAKO さんに教えを乞う。私から見れば似たような蝶の判別は難しい。暖かくなって、モンシロチョウ以外の蝶も飛び出した。
 鳥が少なくなるこれからの時期は、望遠レンズよりも単焦点マクロを着けたほうが、いい写真が撮れるかもしれない。

春の鉢ヶ峯:野鳥
ウグイス:鉢ヶ峯;クリックすると大きな写真になります ホオジロ:鉢ヶ峯;クリックすると大きな写真になります モズ♀:鉢ヶ峯;クリックすると大きな写真になります モズ♂:鉢ヶ峯;クリックすると大きな写真になります
ウグイス:鉢ヶ峯(堺)
2013/4/25
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35m換算750mm)
シャッター優先オート
1/800s F6.3 ISO280
露出補正 なし
トリミング
ホオジロ:鉢ヶ峯(堺)
2013/4/25
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35m換算750mm)
シャッター優先オート
1/800s F7.1 ISO200
露出補正 なし
トリミング
モズ♀:鉢ヶ峯(堺)
2013/4/25
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35m換算750mm)
シャッター優先オート
1/800s F6.3 ISO800
露出補正 なし
トリミング
モズ♂:鉢ヶ峯(堺)
2013/4/25
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35m換算750mm)
シャッター優先オート
1/1000s F6.3 ISO800
露出補正 なし
トリミング


春の鉢ヶ峯:蝶
サトキマダラヒカゲ:鉢ヶ峯;クリックすると大きな写真になります ウマノアシガタにヒメウラナミジャノメ:鉢ヶ峯;クリックすると大きな写真になります ヒメアカタテハ:鉢ヶ峯;クリックすると大きな写真になります タンポポにキタキチョウ:鉢ヶ峯;クリックすると大きな写真になります
サトキマダラヒカゲ:鉢ヶ峯(堺)
2013/4/25
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35m換算750mm)
シャッター優先オート
1/800s F6.3 ISO1000
露出補正 なし
トリミング
ウマノアシガタにヒメウラナミジャノメ:鉢ヶ峯(堺)
2013/4/25
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35m換算750mm)
シャッター優先オート
1/800s F6.3 ISO280
露出補正 なし
トリミング
ヒメアカタテハ:鉢ヶ峯(堺)
2013/4/25
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35m換算750mm)
シャッター優先オート
1/800s F6.3 ISO280
露出補正 なし
トリミング
タンポポにキタキチョウ:鉢ヶ峯(堺)
2013/4/25
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35m換算750mm)
シャッター優先オート
1/800s F6.3 ISO200
露出補正 なし
トリミング
ヤワゲフクロウにツバメシジミ♀:鉢ヶ峯;クリックすると大きな写真になります ツバメシジミ♂:鉢ヶ峯;クリックすると大きな写真になります ツバメシジミの交尾:鉢ヶ峯;クリックすると大きな写真になります
ヤワゲフクロウにツバメシジミ♀:鉢ヶ峯(堺)
2013/4/25
Nikon D7000+∑50-500mm
460mm(35m換算690mm)
シャッター優先オート
1/800s F6.3 ISO450
露出補正 なし
ツバメシジミ♂:鉢ヶ峯(堺)
2013/4/25
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35m換算750mm)
シャッター優先オート
1/800s F6.3 ISO360
露出補正 なし
ツバメシジミの交尾:鉢ヶ峯(堺)
2013/4/25
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35m換算750mm)
シャッター優先オート
1/800s F6.3 ISO450
露出補正 なし
トリミング


春の鉢ヶ峯:野の花
ホトケノザ:鉢ヶ峯;クリックすると大きな写真になります コメツブツメクサ:鉢ヶ峯;クリックすると大きな写真になります クサイチゴの花:鉢ヶ峯;クリックすると大きな写真になります ノヂシャ:鉢ヶ峯;クリックすると大きな写真になります
ホトケノザ:鉢ヶ峯(堺)
2013/4/25
Nikon D7000+∑50-500mm
460mm(35m換算690mm)
シャッター優先オート
1/800s F6.3 ISO500
露出補正 なし
コメツブツメクサ:鉢ヶ峯(堺)
2013/4/25
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35m換算750mm)
シャッター優先オート
1/800s F6.3 ISO640
露出補正 なし
クサイチゴの花:鉢ヶ峯(堺)
2013/4/25
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35m換算750mm)
シャッター優先オート
1/800s F6.3 ISO1600
露出補正 なし
ノヂシャ:鉢ヶ峯(堺)
2013/4/25
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35m換算750mm)
シャッター優先オート
1/800s F6.3 ISO1600
露出補正 なし


2013年4月24日

隠居の探鳥・蝶ウォーク:ツマキチョウ 留まる菜の花 陽を浴びて 


 4月22日、いい天気である。今回は、栂地区北部コースを歩いて見ることにした。携帯気象計Kestrel4000 の電池がなくなっていて、温度・湿度などが計測できなかったが、4月下旬にしては晴れているが寒い日であった。だが、水鳥はみんな北へ帰ってしまったので、溜池への訪問は取りやめたが。

 水鳥の代わりに蝶を期待したが、モンシロチョウは多く飛んでいるが、その他の蝶はベニシジミとツマキチョウを1頭ずつ見かけただけだった。
 土が掘り起こされた野々井の田んぼでは、ケリが2羽、甲高い警戒音を発しながら上空を旋回した。子育て中なのだろうか、何回かこのような状況に合っているが、ケリの巣を見かけたことはない。小宮輝之さんの【日本の野鳥】には、次のような解説がある。いつかケリの巣を見つけたいものだ。

水田、畑、川原の草地に生息し、群れで見られることが多い。畑や草地の中の小高い場所にわらや枯れ草で皿状の巣をつくる。草地や湿地で虫やミミズ、カエルを食べる。ケリという名は声に由来し、繁殖地に人や犬、カラスなどが近づくとキリリリリとかケリッという鋭い警戒音をだして追い払う。分布が局地的で東海、近畿、東北地方で繁殖し、北のものは冬期暖かい地方へ渡り越冬する。


ベニシジミ:野々井;クリックすると大きな写真になります ツマキチョウ:桃山台;クリックすると大きな写真になります ケリ:大森;クリックすると大きな写真になります ケリ(飛翔):野々井;クリックすると大きな写真になります
ベニシジミ:野々井(堺)
2013/4/22
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35m換算750mm)
プログラムオート
1/800s F6.3 ISO200
露出補正 なし
  
ツマキチョウ:桃山台(堺)
2013/4/22
Nikon D7000+∑50-500mm
140mm(35m換算210mm)
シャッター優先オー
1/640s F6.3 ISO200
露出補正 なし
トリミング
ケリ:野々井(堺)
2013/4/22
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35m換算750mm)
シャッター優先オート
1/800s F6.3 ISO280
露出補正 なし
トリミング
ケリ(飛翔):野々井(堺)
2013/4/22
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35m換算750mm)
シャッター優先オート
1/800s F6.3 ISO200
露出補正 なし
トリミング


 当然のことながら、栂地区北部の野々井の畑畦で咲いている野の花は、南部の畑畦で咲いている花とほぼ同じである。カラスノエンドウ、ウマノアシガタ、トキワハゼ、シロツメクサなどだ。 桃山台の公園には、フジや花水木の花が満開である。畦の花は、コンデジでとると茎や葉の詳細がよく分かるようだ。木の上の花をUPで撮るのはやはり望遠のほうがいい。背景もうまくボケるようだ。

ウマノアシガタ:野々井;クリックすると大きな写真になります
DSC03116.JPG 藤の花:桃山台;クリックすると大きな写真になります ハナミズキ:桃山台;クリックすると大きな写真になります
ウマノアシガタ:野々井(堺)
2013/4/22
SONY DSC-W300 22.8mm
プログラムオート
1/200s F5.5 ISO100
露出補正 -0.3
  
カラスノエンドウ:野々井(堺)
2013/4/22
SONY DSC-W300 22.8mm
プログラムオート
1/160s F5.5 ISO100
露出補正 なし
  
藤の花:桃山台(堺)
2013/4/22
Nikon D7000+∑50-500mm
420mm(35m換算630mm)
>シャッター優先オート
1/800s F6.3 ISO1600
露出補正 なし
ハナミズキ:桃山台(堺)
2013/4/22
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35m換算750mm)
>シャッター優先オート
1/800s F10.0 ISO200
露出補正 なし


 
日本の野鳥 (フィールドベスト図鑑)
小宮 輝之
学習研究社
売り上げランキング: 755,163

2013年4月21日

隠居の散策:春の野に咲く花を単焦点マクロレンズで撮ってみる


 4月19日、風は少々強いが、いい天気となった。午後になって、Nikon D7000 に新しく求めたレンズ Sigma105mm Macro をつけて、野の花を撮るつもりで近所に散策にでかけた。もし蝶が飛んでおればラッキーである。

 泉北ニュータウンの栂地区には、徐々に建託業者によって遊休の農地が賃貸住宅が建てられてきているが、まだ畑や田圃が残っている。畦には、いろいろな野草が花をつけいて、蝶が舞っていたりする。空には、ケリが賑やかな声をあげながら白い羽を広げて滑空したりしているが、残念ながらカメラには望遠レンズがついていない。

 大阪府には、河川環境を美化するためのアドプトリバーという制度があり、私の散策コースである和田川・檜尾地区でも小規模ながら堤に小さな休憩所や花壇を作って花を植えたりしている。この時期には、はなみずきの白い花が満開で、花壇にはパンジー、ノジギク、芝桜などが彩っている。

トキワハゼ:大森;クリックすると大きな写真になります オオワラセイトウ:大森;クリックすると大きな写真になります ゲンゲ:大森;クリックすると大きな写真になります カンサイタンポポ:大森;クリックすると大きな写真になります
トキワハゼ:大森(堺)
2013/4/19
Nikon D7000
∑105m macro
プログラムオート
1/3200s F4.5 ISO200
露出補正 なし
オオワラセイトウ:大森(堺)
2013/4/19
Nikon D7000
∑105m macro
プログラムオート
1/1600s F6.3 ISO200
露出補正 なし
ゲンゲ:大森(堺)
2013/4/19
Nikon D7000
∑105m macro
プログラムオート
1/640s F8.0 ISO200
露出補正 なし
カンサイタンポポ:大森(堺)
2013/4/19
Nikon D7000
∑105m macro
プログラムオート
1/250s F16.0 ISO200
露出補正 なし

花水木の若木:檜尾アドプトリバー;クリックすると大きな写真になります 芝桜:檜尾アドプトリバー;クリックすると大きな写真になります アネモネ:大森の家庭菜園;クリックすると大きな写真になります パンジー:檜尾アドプトリバー;クリックすると大きな写真になります
花水木の若木:檜尾アドプトリバー(堺)
2013/4/19
Nikon D7000
∑105m macro
プログラムオート
1/2000s F5.6 ISO200
露出補正 なし
芝桜:檜尾アドプトリバー(堺)
2013/4/19
Nikon D7000
∑105m macro
プログラムオート
1/100s F14.0 ISO200
露出補正 なし
アネモネ:大森の家庭菜園(堺)
2013/4/19
Nikon D7000
∑105m macro
プログラムオート
1/640s F6.3 ISO200
露出補正 なし
パンジー:檜尾アドプトリバー(堺)
2013/4/19
Nikon D7000
∑105m macro
プログラムオート
1/200s F3.5 ISO200
露出補正 なし

 蝶々は、モンシロチョウが多く飛んでいたが、後はヒメウラナミジャノメとヤマトシジミが見られるだけだった。
ノジギクにモンシロチョウ:大森;クリックすると大きな写真になります >ヒメキンセンカにヤマトシジミ;クリックすると大きな写真になります ヒメウラナミジャノメ:大森;クリックすると大きな写真になります ベニバナマンサク:大森;クリックすると大きな写真になります
ノジギクにモンシロチョウ:大森(堺)
2013/4/19
Nikon D7000
∑105m macro
プログラムオート
1/2000s F7.1 ISO200
露出補正 なし
ヒメキンセンカにヤマトシジミ:大森(堺)
2013/4/19
Nikon D7000
∑105m macro
プログラムオート
1/2000s F7.1 ISO200
露出補正 なし
ヒメウラナミジャノメ:大森(堺)
2013/4/19
Nikon D7000
∑105m macro
プログラムオート
1/800s F5.6 ISO200
露出補正 なし
ベニバナマンサク:大森(堺)
2013/4/19
Nikon D7000
∑105m macro
プログラムオート
1/800s F5.6 ISO200
露出補正 なし

 

2013年4月20日

隠居の庭に咲く花:いろいろなカメラで撮ってみる


 24節気の穀雨となるころになって、家内が世話をしている花々が、一斉に咲き出した。

 いつも望遠レンズで遠くの被写体を撮るばかりで、身近の花たちを撮ることは少ないが、旅行用となんとか、いろいろな理由をつけてカメラやレンズを揃えてきた。今回、花や蝶を被写体として少しはましな写真が撮りたくなって、単焦点マクロのレンズを求めることにした。当サイトの素晴らしい写真を公開していただいている YAMAKO さんに相談してみると、TAMRON90mmかSIGMA105mm がいいのではないかと薦めていただいたので、手持ちのNikonD7000 に付けられるSIGMA MACRO105mmF2.8EXDG というレンズを求めた。アベノミクスのお陰で、所有していた株が少々上がってくれた。

 庭の花を題材に、新しいレンズと従来のカメラ・レンズとの比較をしてみた。試したカメラ・レンズは次のようなものである。
  • Sony Ericsson SO-02C :スマホについているカメラ
  • Sony DSC-W300 :デジスコ用に求めたコンデジ
  • NIKON Coolpix P510 :軽量の望遠カメラ、焦点が合わせにくい
  • NIKON D7000+Nikkor 18-200mm :旅行用レンズ
  • NIKON D7000+Sigma 50-500mm :野鳥撮影用
  • NIKON D7000+Sigma 105mm Macro :今回求めたレンズ

垣根のカロライナジャスミン
Sony Ericsson SO-02C;クリックすると大きな写真になります Sony DSC-W300;クリックすると大きな写真になります NIKON Coolpix P510;クリックすると大きな写真になります D7000+Nikkor 18-200mm D7000+Sigma 50-500mm;クリックすると大きな写真になります D7000+Sigma 105mm Macro;
Sony Ericsson SO-02C
2013/4/17 AM
4.1mm
1/125s F2.4 ISO80
露出補正 不可
Sony DSC-W300
2013/4/17 AM
7.6mm
1/250s F2.8 ISO100
露出補正 -0.3
NIKON Coolpix P510
2013/4/17 AM
15.1mm(35相当85mm)
1/100s F4.0 ISO100
露出補正 -0.3
D7000+Nikkor 18-200mm
2013/4/17 AM
70mm(35相当105mm)
1/200s F5.0 ISO200
露出補正 -0.3
D7000+Sigma 50-500mm
2013/4/19 PM
170mm(35相当255mm)
1/100s F5.6 ISO220
露出補正 なし
D7000+Sigma 105mm Macro
2013/4/19 PM
105mm(35相当157mm)
1/400s F13.0 ISO200
露出補正 なし

 これらの写真は、すべてプログラムオートで撮ったが、Nikon D7000 のプログラムシフトの扱いをまだ十分習得していないので、Sigma 105mm Macroで撮った時の絞り値が大きくなっている。もう少し、絞れば背景をもっとぼかすことができたであろう。

 4月中旬に我が家の庭に咲いた花たちを、Sigma 105mm Macro で撮った写真を記録として掲載しておきたいと思う。地植えしている花は毎年、同じだが、鉢に咲く花はその年によって異なる。園芸種の花がいろいろ開発されていて、買った本人も名前はさっぱりわからない。

インブリゲータ?;クリックすると大きな写真になります ヒメウツギ;クリックすると大きな写真になります モッコウバラ;クリックすると大きな写真になります サクラソウ;クリックすると大きな写真になります デージー?;クリックすると大きな写真になります ひむか サギソウ?;クリックすると大きな写真になります
インブリゲータ?
2013/4/18 PM
105mm(35相当157mm)
1/500s F5.6 ISO200
露出補正 -1/3
ヒメウツギ
2013/4/18 PM
105mm(35相当157mm)
1/400s F5.0 ISO200
露出補正 -1/3
モッコウバラ
2013/4/18 PM
105mm(35相当157mm)
1/320s F4.5 ISO200
露出補正 なし
サクラソウ
2013/4/20 AM
105mm(35相当157mm)
1/250s F4.0 ISO200
露出補正 -1/3
デージー?
2013/4/18 PM
105mm(35相当157mm)
1/125s F4.0 ISO200
露出補正 なし
ひむか サギソウ?
2013/4/19 PM
105mm(35相当157mm)
1/1000s F8.0 ISO200
露出補正 なし




 

2013年4月16日

隠居のDIY:エクステリアのメンテナンス:デッキの塗装、テーブルの修繕

 
 桜の時期も過ぎて、屋外の作業をしていても快適になった。庭や垣根の花もいろいろと咲き出した。
2003年に、プロに作ってもらったウッドデッキを10年以上使ってきた。床板の材料は、アイアンウッド(多分ウリン)を使っているので、耐久性に問題はないと思うが、塗装が少し剥がれてきたので、防腐を目的に塗装することにした。
 エクステリアの清掃は、高圧洗浄機のケルヒャーの出番が多い。今回も、デッキの汚れをケルヒャーで洗浄した。古い塗装が剥がれて、地が見えているところもあるが、綺麗に塗装するのが目的ではないので、ペーパーは書けないことにした。
 水気がなくなるのを待って、リビングに続くアルミサッシ下部やデッキ中に立っているベランダを支える鉄柱などに、養生テープを貼った。
 ホームセンターで買い求めた1.6L(デッキは六畳ほどの広さがある) のオリーブ色防腐塗料ウッドスティンを刷毛で塗った。塗装作業は家内が自分でするというので任せた。中腰で移動しながらの作業は辛い。塗料は良くかき混ぜたつもりであったが、残量が少なくなるにつれて濃厚になってきので、最後に上塗りした部分はむらになってしまった。まあ、これで何年かは持つだろう。

ウッドデッキの塗装
ケルヒャーで洗浄;クリックすると大きな写真になります ケルヒャーで洗浄後;クリックすると大きな写真になります" 刷毛で塗装;クリックすると大きな写真になります 塗装後;クリックすると大きな写真になります
ケルヒャーで洗浄 ケルヒャーで洗浄後、塗装が剥げている。 刷毛で塗装、最近は便利な養生テープを売っている。 塗装後、少しむらになっている。


 もう一つ、手を入れたい場所は梅の木の下に作ったテーブルである。DIYをやり始めた2004年に、一生懸命に作ったものを、2009年に塗装しなおした。この天板の一部が腐ってきた。もともと、一般的な2X4材で作ったものだから、耐久性には問題がある。
 今回の修復は、この腐っている部分を、新しい部材と張り替える作業である。昔作ったものは、10年も経つと修復しなければならないものが増えてきた。
 天板はすのこのように角材にビスで止めている。この角材を脚部(ソーホースを応用したもの)に、ボルトで固定しているので、天板を外すのは、このボルトをインパクト・ドライバーで緩めるだけだから簡単な作業である。だが、天板はビスで止め、おまけにビス頭を隠すために、埋め木をしていた。
 この埋木を外して、中のビスをインパクト・ドライバーで抜けば簡単と考えていたが、10年も経つとネジ頭が錆びてもろくなっており、インパクト・ドライバーで抜けたのは2~3本であった。こんな時のために、メカアリゲータという治具を持っていたのを思い出し、これに付属している補助座掘錐でビスの周りを掘り下げ、プライヤーで抜くなどして、天板を取り外した。今回の作業で、最も時間を要した作業だった。
 ホームセンターで新しく求めた 1X8(コーナンでは売っていなくて、ロイヤルホームセンターで求めた。)と 1X6 を元のテーブルの曲線に合わせて、ジグソウでカットして、天板の横木としている元の角材にビス止めした。今回は、ビスの頭を隠すのはやめた。
 まだ、塗装はしていないが、塗装が剥がれてきているガーデンチェアと一緒に、塗装するつもりである。

腐ってきたガーデンテーブルの天板;クリックすると大きな写真になります ビスの頭は、埋め木で隠れている;クリックすると大きな写真になります 補助座掘錐を使う;クリックすると大きな写真になります 後日ペンキを塗るつもり;クリックすると大きな写真になります
腐ってきたガーデンテーブルの天板 ビスの頭は、埋め木で隠れている 補助座掘錐を使う 後日ペンキを塗るつもり


2013年4月12日

Greeting e-cards presented by Jacquie Lawson


 【Rustle of Spring】というタイトルのGreeting E-card が、契約している Jacquie Lawson という E-cards 制作サイトから、新たに提供された。
 birds watcher には、たまらない E-card なので紹介したい。下の画面をクリックするとアニメが始まる。BGM として流れているピアノ曲は、ノルウェーの Christian Sinding が作曲した、"The Rustle of Spring" である。

JL_130412birds-O.jpg


 ちなみに、終わりのシーンに出てくる鳥図鑑をクリックし、画面上の鳥にカーソルを合わせると現れるポップアップ画面に鳥の名前と説明が英語ででてくる。
Kingfisherカワセミ
Dipperカワガラス 残念ながら、まだ見たことがない。
Grey Wagtailキセキレイ
Blue Titアオガラ  日本にはいない?
Mallard マガモ
Robin  コマドリ 絵から推定して Europian Robin とおもわれる。
Great Spotted Woodpeckerアカゲラ


2013年4月11日

隠居の探鳥・蝶ウォーク:桜散り レンゲ群れ咲き ヒバリ啼く


 花見客をはぐらすかのように土日は風雨となり、4月8日月曜日には桜はわずかに花を残すだけになった。10日は、24節気72候の、清明ー鴻雁北(こうがんかえる)である。
 それでも、散策にでかけた泉北ニュータウン栂南部コースの和田川では、コガモがせっせと餌を求めていた。まもなく北へ帰るのだろう。

 田起こしが終わった田んぼの畦には、レンゲ、カラスノエンドウ、シロツメクサ、タンポポなどが彩り鮮やかになってきた。そんな中に姿を溶け込ませているヒバリは、存在を示すかのようにピーチクパーチクとかしましい。
 モンシロチョウは数多くひらひらとしており、羽化したばかりとおもわれるアゲハチョウが枯れ草に留まって翅を乾かしていたりする。
農地が新築の家に姿を変えていくニュータウンにも、こんな春が残っている。

 桜の見頃を逃した鴨谷池には、カワウが3羽、羽を乾かせているだけで、カモたちはすっかり姿を消してしまった。葉桜になってきている鴨谷池・甲斐田川の周辺には、来年満開の時には訪れたいものだ。それにしても花の命は短い。それでもヒヨドリたちが残った花にぎやかに啄みにきている。

 鴨谷池の周りには、3種のツツジが咲いている。丸く刈り込まれたドウダンツツジ、池畔に咲くミツバツツジ、それに1~2輪咲き出した平戸ツツジである。さつきが咲き出すのは、5月になってからだろう。

野の花とツツジ
レンゲ:大森;クリックすると大きな写真になります シロツメクサ:大森;クリックすると大きな写真になります オオハラセイトウ:大森;クリックすると大きな写真になります アゲハチョウ:檜尾;クリックすると大きな写真になります
レンゲ:大森
2013/4/8
SONY DSC-W300
11.5mm(35mm換算53mm)
プログラム・オート
(1/200s ISO100 F7.1)
露出補正 -0.3
シロツメクサ:大森
2013/4/8
SONY DSC-W300
17.2mm(35mm換算79mm)
プログラム・オート
(1/500s ISO100 F4.5)
露出補正 -0.3
オオハラセイトウ:大森
2013/4/8
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO200 F7.1)
露出補正 -0.33333
アゲハチョウ:檜尾
2013/4/8
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO360 F6.3)
露出補正 -0.33333
ミツバツツジ:鴨谷台;クリックすると大きな写真になります ドウダンツツジ:鴨谷台;クリックすると大きな写真になります ドウダンツツジ:鴨谷台;クリックすると大きな写真になります 平戸ツツジがちらほら:鴨谷台;クリックすると大きな写真になります
ミツバツツジ:鴨谷台
2013/4/8
Nikon D7000+∑50-500mm
340mm(35mm相当510mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO500 F6.3)
露出補正 -0.33333
ドウダンツツジ:鴨谷台
2013/4/8
SONY DSC-W300
7.6mm(35mm換算35mm)
プログラム・オート
(1/800s ISO100 F5.6)
露出補正 -0.3
ドウダンツツジ:鴨谷台
2013/4/8
SONY DSC-W300
19.8mm(35mm換算35mm)
プログラム・オート
(1/320s ISO100 F10.0)
露出補正 -0.3
平戸ツツジがちらほら:鴨谷台
2013/4/8
Nikon D7000+∑50-500mm
170mm(35mm相当255mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO640 F5.6)
露出補正 -0.33333



春の鳥たち
コガモ:和田川;クリックすると大きな写真になります ヒヨドリ:大森;クリックすると大きな写真になります バン:和田川;クリックすると大きな写真になります ヒバリ:大森;クリックすると大きな写真になります
コガモ:和田川
2013/4/8
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO900 F6.3)
露出補正 -0.33333
トリミング
ヒヨドリ:大森
2013/4/8
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO250 F6.3)
露出補正 -0.33333
トリミング
バン:和田川
2013/4/8
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1100 F6.3)
露出補正 -0.33333
トリミング
ヒバリ:大森
2013/4/8
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO320 F6.3)
露出補正 -0.33333
トリミング
カワウ:鴨谷池;クリックすると大きな写真になります ムクドリ:甲斐田川;クリックすると大きな写真になります ツグミ:甲斐田川;クリックすると大きな写真になります セグロセキレイ:和田川;クリックすると大きな写真になります
カワウ:鴨谷池
2013/4/8
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO900 F6.3)
露出補正 -0.33333
トリミング
ムクドリ:甲斐田川
2013/4/8
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO800 F6.3)
露出補正 -0.33333
トリミング
ツグミ:甲斐田川
2013/4/8
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO200 F7.1)
露出補正 -0.33333
トリミング
セグロセキレイ:和田川
2013/4/8
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO400 F6.3)
露出補正 -0.33333
トリミング


2013年4月 7日

泉北ニュータウン栂地区の桜地図


 泉北ニュータウンは開発されてから40年以上にもなって、開発当初に植えられた樹木も大きくなった。街路樹に、百日紅が植えられているようなところもあるので、時にびっくりすることもあるが、やはり桜が多い。
 特に栂地区には、泉北高速鉄道栂・美木多駅からすぐの西原公園を中心にして、多くの桜が植えられていて、4月のはじめには今年も賑やかに咲いた。西原公園の桜の下は芝生になっているので、多くの花見客で賑わった。

 探鳥ウォークのついでに撮った写真を、Google Maps API V3 を使って、地図にプロットしてみた。作成した地図は、右メニューにリンクボタンを置いた。



下は、昨年の桜地図である。

2013年4月 6日

隠居の探鳥・蝶ウォーク:清明や 田起こし畑に ツバメ飛び  


 4月5日、24節気の清明、72候の玄鳥至(つばめきたる)である。その前日、今年の桜も撮っておこうと泉北栂地区北部コースを歩いた。

 水鳥は、予想通り、わずかのキンクロハジロ、ハシビロガモを残して北へ帰ったようだ。ヒドリガモ、マガモなどはすっかり姿を消した。その入れ替わりのように、ツバメが飛び出した。いつもは空中で虫を捕らえるのに忙しいのに、珍しく田起こしの終わった田んぼに降り立った。その田んぼでは、ヒバリが囀り出した。

モズ:大森;クリックすると大きな写真になります バン:和田川;クリックすると大きな写真になります ツバメ:野々井;クリックすると大きな写真になります キンクロハジロ:尾美濃池;クリックすると大きな写真になります
モズ:大森
2013/4/4
Nikon D7000
∑50-500mm
500mm(35mm換算 750mm)
シャッター優先オート
(1/640s ISO560 F6.3)
露出補正 -0.3333
トリミング
バン:和田川
2013/4/4
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35mm換算 750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO720 F6.3)
露出補正 -0.3333
トリミング
ツバメ:野々井
2013/4/4
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35mm換算 750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO280 F6.3)
露出補正 -0.3333
トリミング
キンクロハジロ:尾美濃池
2013/4/4
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35mm換算 750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO280 F6.3)
露出補正 -0.3333
トリミング

 この時期に畦に咲くのは、ヒメオドリコソウ、カラスノエンドウ、シロツメクサ、レンゲ、トキワハゼ、ムスカリ、タンポポなどといった花である。川床には、西洋カラシナが満開となっている。すっかり春である。これら野の花の名前は、【里山の自然観察】の里山の野草を参照させていただいた。
 モンシロチョウ、キタキチョウも畦に咲くこれらの草花に、ひらひらと舞うようになった。
西洋カラシナ:和田川;クリックすると大きな写真になります レンゲ:野々井;クリックすると大きな写真になります トキワハゼ:野々井;クリックすると大きな写真になります ムスカリ:三木閉;クリックすると大きな写真になります
西洋カラシナ:和田川
2013/4/4
Nikon D7000+∑50-500mm
340mm(35mm換算 510mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO250 F6.3)
露出補正 -0.3333
レンゲ:野々井;1輪だけ咲いていた
2013/4/4
Nikon D7000+∑50-500mm
290mm(35mm換算 435mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO220 F6.3)
露出補正 -0.3333
トキワハゼ:野々井
2013/4/4
Nikon D7000+∑50-500mm
290mm(35mm換算 435mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO220 F6.3)
露出補正 -0.3333
ムスカリ:三木閉
2013/4/4
Nikon D7000+∑50-500mm
240mm(35mm換算 360mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO320 F6.0)
露出補正 -0.3333
カラスノエンドウ:三木閉;クリックすると大きな写真になります
130404_019.jpg
モンシロチョウの交尾;クリックすると大きな写真になります ヒメオドリコウソウにキタキチョウ;クリックすると大きな写真になります
カラスノエンドウ:三木閉
2013/4/4
Nikon D7000+∑50-500mm
340mm(35mm換算 510mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO280 F6.3)
露出補正 -0.3333
山吹と雪柳:栂緑道
2013/4/4
Nikon D7000+∑50-500mm
78mm(35mm換算 117mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO200 F5.0)
露出補正 -0.3333
モンシロチョウの交尾:三木閉
2013/4/4
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35mm換算 750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO200 F9.0)
露出補正 -0.3333
トリミング
ヒメオドリコウソウにキタキチョウ:三木閉
2013/4/4
Nikon D7000+∑50-500mm
500mm(35mm換算 750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO250 F6.3)
露出補正 -0.3333
トリミング
桜の花の写真は、泉北栂地区の桜地図にまとめようと思っている。

2013年4月 5日

隠居の花見:堺市大仙公園

 春休みで家でぶらぶらしている孫を堺市の大仙公園に連れて行ってやった。この公園は、日本最大の前方後円墳で有名な仁徳御陵の隣にあり、年々整備されてきている。

 公園の駐車場は2箇所あるが、隣接している堺市都市緑化センターの駐車場がいつも空いている。月曜日が休館ということで、本来の駐車場は開いていなかったが、近くの空き地を臨時駐車場として開けてくれていた。

大仙公園地図:堺市のページから拝借 daisenkoen_1.JPG

 広い芝生を横切る道の脇には、どこからか移植したと思われるしだれ梅が満開である。地図で「どら池」と書かれている周りには、まだ若木であるがソメイヨシノが満開だ。ここにレジャーシートを敷いて、コンビニで買ってきた、それぞれが好きなおにぎりなどを食べた。これだって、立派な花見である。

 この大仙公園に来たのは、他にも理由がある。上の孫が、なかなか自転車が乗れなくて、この公園内にある「自転車のり方教室」に参加して乗れるようになった。そのとき、その自転車広場の横を電車がひっきりなしに走った。公園の東側には、JR阪和線が走っているのだ。阪和線は、紀勢線とつながっており、特急列車なども走る。
 鉄道好きの孫二人は、これの方に大いに興味がある。この阪和線は、列車数が多く3分おきぐらいにいろいろな列車が走った。

芝生広場横のピンクしだれ梅;クリックすると大きな写真になります 芝生広場横の白しだれ梅;クリックすると大きな写真になります どら池周囲の桜;クリックすると大きな写真になります 催し広場横の桜;クリックすると大きな写真になります
芝生広場横のピンクしだれ梅
2013/4/1
芝生広場横の白しだれ梅
2013/4/1
どら池周囲の桜
2013/4/1
催し広場横の桜
2013/4/1
特急「くろしお」:阪和線;クリックすると大きな写真になります 天王寺行き普通電車;クリックすると大きな写真になります メジロ:大仙公園 オオシマザクラも満開;クリックすると大きな写真になります
特急「くろしお」:阪和線
2013/4/1
天王寺行き普通電車:阪和線
2013/4/1
メジロ:大仙公園
2013/4/1
オオシマザクラも満開:大仙公園
2013/4/1


 

2013年4月 1日

隠居の探鳥・蝶ウォーク:ヒヨドリも 花見の上で ひと騒ぎ


 彼岸近くなって、南紀への旅行など、いろいろなイベントが続き探鳥ウォークに出かけられないでいた。 この時期の季節の変化は早い。特に、今年はいつまでも寒かったせいか彼岸を過ぎて暖かくなると一斉に桜も咲き出した。

 3月29日、今年の桜の様子も見たくて栂南部コースを歩いて見ることにした。ただし、和田川から桜の多い庭代台公園回りである。
 和田川そばの公園の桜では、アオジが盛んに花をつついている。川では、まだコガモが餌を探して動き回っていた。何となくホッとする。昨年の記録を見ると、4月中旬に観察したのが最後のようだ。ただ、昨年も他のことに忙しかったのか、探鳥ウォークの記録が少ない。

 泉北1号線そばの小さな畑地に、同じ幹から分かれた枝に、赤い花と白い花を別々につけている木がある。桜の一種のように思えるが、ネットとでサーチしても種類がわからない。珍しいと思うのだが、コミュニティ紙に紹介されているのも見たことはない。その傍らには、アセビの白い小さな花がたわわに咲いていた。

 庭代台公園に回ってみると桜の下で、ご婦人方が太極拳を楽しんでいる。栂緑道横の植え込みには、雪柳やレンギョウに混じってミツバツツジがアチラコチラで花をつけていた。今年はなんだか一斉に花開いているようだ。

同じ幹の赤と白の桜?:檜尾;クリックすると大きな写真になります アセビ:檜尾;クリックすると大きな写真になります 太極拳?:庭代台公園;クリックすると大きな写真になります ミツバツツジ:栂緑道;クリックすると大きな写真になります
同じ幹の赤と白の桜?:檜尾
2013/03/29
Sony Ericsson SO-02C
4.1mm
プログラム・オート
(1/400s ISO80 F2.4)
露出補正 なし
トリミング
アセビ:檜尾
2013/03/29
Nikon D7000
78mm(35mm換算 117mm)
シャッター優先オート
(1/640s ISO200 F7.1)
露出補正 -1.3333
太極拳?:庭代台公園
2013/03/29
Nikon D7000
500mm(35mm換算 750mm)
シャッター優先オート
(1/640s ISO1000 F6.3)
露出補正 -0.3333
トリミング
ミツバツツジ:栂緑道
2013/03/29
Nikon D7000
240mm(35mm換算 360mm)
シャッター優先オート
(1/640s ISO720 F6.0)
露出補正 -0.3333


アオジ:大森;クリックすると大きな写真になります コサギ:和田川;クリックすると大きな写真になります メジロ:栂緑道;クリックすると大きな写真になります ヒヨドリ:西原公園;クリックすると大きな写真になります
アオジ:大森
2013/03/29
Nikon D7000
500mm(35mm換算 750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO200 F6.3)
露出補正 -0.3333
トリミング
コサギ:和田川
2013/03/29
Nikon D7000
500mm(35mm換算 750mm)
シャッター優先オート
(1/640s ISO280 F6.3)
露出補正 -0.3333
トリミング
メジロ:栂緑道
2013/03/29
Nikon D7000
500mm(35mm換算 750mm)
シャッター優先オート
(1/640s ISO200 F11.0)
露出補正 -0.3333
トリミング
ヒヨドリ:西原公園
2013/03/29
Nikon D7000
500mm(35mm換算 750mm)
シャッター優先オート
(1/640s ISO200 F10.0)
露出補正 -0.3333
トリミング