2016年7月31日

隠居のスマホ備忘録:ブルーレイレコーダーに録画した番組をスマホで見る。

NAS(Network Attached Storage)を衝動的に買った。台湾の Synology 社DS115j である。 Google Drive やブログを運用しているレンタル・サーバー(Xserver) でファイルのバックアップは、十分にできる環境はあるのだが、TV録画ファイルをバックアップできるのではないかと期待したが、現在のところそれはかなわずにいる。この試行錯誤の中で、我が家で使っているブルーレイレコーダー BDZ-EW510(2013年11月16日発売)に録画したファイルはタブレットやスマホで見ることやダウンロードすることが分かった。備忘録として記録しておこうと思う。

我が家のブルーレイレコーダーと連携する 2 つのアプリを試してみた。私は、Android 6.0.1 のスマホ(SO-04H)を使っている。

MDPlayerDTV を使う方法

 一つは、アルファシステムズという会社がリリースしている MDPlayerDTV というアプリである。
 <Play ストア>からインストールすればいい。インストール画面を左スライドして、操作手順と注書きを確認して最後の画面で「OK」ボタンをクリップすると使えるようになる。
 立ち上げると、ホームネットワークでつながっている機器が表示される。パソコンとブルーレイレコーダー(BDZ-EW510)と古いスマホ(SO-04E)が見える。ブルーレイレコーダーには、ルーターからのLANケーブルがつながっている。
 BDZ-EW510を選択すると変移する画面でビデオを選ぶと録画したものの分類が表示される。

スマホ SO-04H の画面(1)
Screenshot_20160727-154907.pngScreenshot_20160727-154920.pngScreenshot_20160727-154933.png

ここで、<すべて>を選ぶと、ブルーレイレコーダー BDZ-EW510 に残っている録画すべてが表示される。この中の見たいタイトルをタップすると、録画が読み込まれて再生が始まる。このようなことができるのは、ホームネットワークにつながっている時だけである。スマホとブルーレイレコーダーは、ルータを介してつながっている。
 このタイトルを外出先で見るためには、スマホ内メモリ(内部ストレージ)に持ち出して(転送)おかねばならない。方法は、持ちだしたいタイトルを右スワイプするとでてくる画面で<ムーブする>(番組を持ち出しすることをムーブするという)を選択すると、ムーブが始まる。
 ムーブされた番組は、録画タイトル一覧画面の右上のダンロードーアイコンicon01.JPGをタップすると「持ち出し番組」として表示される。当然のことながら、ムーブした番組の再生のほうが早く始まる。この画面の右上アイコンicon02.JPGをタップするとブルーレイレコーダー に残っている録画すべてが表示される。

スマホ SO-04H の画面(2)
Screenshot_20160727-154950.pngScreenshot_20160727-160832.pngScreenshot_20160727-160955.png

Sony Video&TV SideView を使う方法

 我が家のブルーレイレコーダーは、SONY 製であり、スマホもSony SO-04Hなので、このアプリに対応している。このアプリも、<Play ストア>からダウンロードできる。
 インストールしたこのアプリを開くと、上の MDPlayerDTV とは趣きが異なり、最初の画面は録画予約ランキングや現在放送中の番組などのタブが並ぶ。ちなみに、この原稿を書いている現在放送中の高校野球大阪予選の準決勝の放送は画面は小さいながら綺麗な画面である。
 この初期画面左上にあるリスト・アイコン?icon01.JPGをタップすると、このアプリで操作できる項目がリストされる。
 この画面で、<録画番組>をタップすると、ブルーレイレコーダーでの録画タイトルが、ジャンル別に表示される。複数の同じタイトルの録画は、件数が表示され、この折りたたみを開くと個別のタイトル内容が表示され、更にこの録画の「詳細情報」が表示され、下段の<モバイル視聴> をタップすると、再生が始まる。

Sony Video&TV SideView スマホの画面(1)
Screenshot_20160730-140306.pngScreenshot_20160730-060140.pngScreenshot_20160731-145602.png

 当然ではあるが、このアプリでも、録画をブルーレイレコーダーからスマホにダウンロードできる。
 手順は、再生<モバイル視聴>の詳細情報画面下にある転送アイコンicon02.JPGをタップすると転送するか?と聞いてくるので、OKをタップすればよい。(転送したファイルは、スマホの内部ストレージにあるようだが、どのフォルダーにあるかの解説はない。)
 転送された番組は、<おでかけ転送済み番組>に表示される。再生は、表示される番組タイトルをタップすればよい。

Sony Video&TV SideView スマホの画面(2)
Screenshot_20160731-152938.pngScreenshot_20160731-153534.pngScreenshot_20160731-153713.png

 最近のスマホ画面は、すこし大きくなり繊細になってきているので、ベッドに寝転んで個人で視聴するようなときには、十分である。

2016年7月22日

隠居のパソコン備忘録:Windows10 で、Windows Media Player が機能しなくなった時の対処

Windows10 にアップグレードしてから、Windows Media Player (WMP)が機能しなくなったという話をよく聞く。今までは、Windows で普通の設定をしておれば、音楽ファイル(殆どは、拡張子に .mp3 がついたファイルと思うが。)をダブルクリックするだけで、WMP が立ち上がり音が聞こえてきた。
 だが、Windows10 ではデフォルトの音楽プレイヤーソフトに「Grooveミュージック」という新しいアプリが設定されており、mp3 などの音楽ファイルをダブルクリックすると、Grooveミュージックが立ち上がり音が聞こえてくる。これでも音楽を聴くには困らないのだが、従来から WMP で聴いてきたし、 音楽CDから曲を mp3 ファイルとして取り込むことや、mp3 ファイルから音楽CDを作成することなどはGrooveミュージックではできない。
 既定の音楽プレーヤーを WMP にすることは、比較的簡単である。
 再生しようとする音楽ファイルを右クリックすると表示されるポップアップの一番下「プロパティ」をクリックすると表示されるポップアップ画面では、<プログラム>は初期ではGrooveミュージックとなっている。
この画面の、「全般」タブ→<プログラム>の項で「変更」ボタンをクリックすると表示されるポップアップ画面で「その他のオプション」→<Windows Media Player>を選択して「OK」する。
すると、<プログラム>は Windows Media Player に変わるのでので、画面右下の「適用」→「OK」で終了すると、すべての音楽ファイル再生プログラムは、WMP に変わる。

WMP.2-10.JPGWMP.2-12.JPGWMP.2-11.JPG

 

これで、Windows7 のときのように、音楽ファイルをダブルクリックすると、WMP で再生されるようになったので喜んでいると、、何の拍子かクリックしても2~3分反応がなく、次のような画面が出て、再生しなくなった。

WMP.2-01.JPG


 "Windows10 WindowsmediaPlayer サーバーの実行に失敗しました" というような検索語で、ネットでググってみたが、幾つかのページはヒットするものの、なかなか的確な解決策は得られなかった。
 その中で、ベガサイトというサイトに、「windows 8.1 media player サーバの実行に失敗しました」というページがあり、この方法を試みてみることにした。
 ここに書いてある「Windowsの機能の有効化または無効化」は、Windows10では、「コントロールパネル」⇛「プログラム」⇛「プログラムと機能」の一項目としてある。

WMP.2-03.JPG

 <Windowsの機能の有効化または無効化>をクリックし、表示される画面を下のほうにスクロールすると下の画面のように、「メディア機能」という項目が表示される。

WMP.2-05.JPG

 これを見ると、「メディア機能」→<Windows Media Player> にはチェックが入っているのだが、これを外して無効化して、再起動をかけてみた。再起動後、同じ画面を開いて、「メディア機能」→<Windows Media Player>にチェックを入れて有効化してみると、今度は音楽ファイルが再生できるようになった。
 ただ、「Windowsの機能の有効化または無効化」を開いて、メディア機能を、無効→再起動→有効→再起動 としてみてもうまくいかなかったという報告もあるので、万全の対応策ではないかもしれない。

2016年7月19日

隠居のパソコン備忘録:パスワードを省略して、Windows10にログインする

Microsoftアカウントを登録してWindows10へサインインすると、必ずログイン時にパスワード(アカウントの登録には、8桁以上のパスワードが求められる)を求められて煩わしい。パスワードが求められる前の初期画面は、アクセスするたびに変わる美しい画面(全画面写真)で楽しいのであるが。
 初期設定では、Windows10 へのサインインは、前回パソコンを閉じるときに、シャットダウンしたか、あるいはスリープで閉じたたかのどちらかでもパスワードを求められる。使っているパソコンは、自分だけしか使わないデスクトップ・パソコンだから、そこまでの厳密なセキュリティは必要ない。 

 これらのパスワードを省略する方法は異なるので、二つの方法について、備忘録として記録しておきたい。

シャットダウンした次のサインインでパスワードを省略する設定

  1. 画面下のツールバー左にある検索アイコンlogin-01.JPGをクリックすると出てくるボックス下の「WebとWindowsを検索」の枠に、「netplwiz」と入力し、検索結果上部に出てきた「netplwiz」を選択する。

    login-04.JPG

  2. すると下のように、「ユーザーアカウント」ウィンドウが表示されるので、「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」のチェックをはずす。

    login-02.JPG

  3. チェックを外して「OK」を選択すると、下のような「自動サインイン」というポップアップが出るので、指定された枠に、Microsftアカウントの「ユーザー名・パスワード」を入力する。

    login-03.JPG

  4. 「OK」を選択して、再起動をかけるとパスワード無しに、Windows10 が立ち上がる。

スリープで閉じた時の次のサインインでパスワードを省略する設定

  1. 画面下のツールバー左にある windows アイコンlogin-12.JPGを右クリックすると出てくるポップアップから「コントロールパネル」を選択する。(このポップアップ画面には、今まで実行した操作の履歴も出てくるようだ。例えば、ここでは「プログラムと機能」「電源オプション」)

    login-11.JPG

  2. コントロールパネルをクリックすると、出てくる画面から、「ハードウエアとサウンド」を選択すると下のような画面が出てくるので、ここで「電源オプション」の<スリープ解除時のパスワードの要求>を選択する。

    login-13.JPG

  3. 出てくる下のようなシステム設定画面で、<現在利用可能でない設定を変更します>をクリックする。

    login-14.JPG

  4. 出てくる画面で、<スリープ解除時のパスワード保護>の項で<パスワードを必要としない>を選択する。

    login-15.JPG

    このように設定しておくと、スリープ解除時にパスワードを求められることはない。


2016年7月18日

隠居のパソコン備忘録:Windows10 を使う:新しいブラウザ Microsft Edge で Google IME ユーザ辞書を使う

6月になって、しばらく無視していた Windows10 へのアップグレードへの誘いで、無料アップグレードは7月一杯で打ち切ると言ってきた。パソコンのOSは、Windows にしているから、いずれアップグレードはしなければと思っていたので、暇を見てアップグレードを実行した。なにやかやと支障は出るだろうと覚悟はしていたが、今回はいつものアップグレード(例えば、XP から 7 に)に比べて、何事も無くすんなりと終わった。
 Windows10 には、Windows7 にはない(ちなみに私は、Windows8 は経験していない)機能が多くあるが、Windows7 でしていたことは、少々手順は異なるもののできるようだった。
 例えば、見失ったファイルの検索は、Win7 では、スタートメニューの下に表示される検索ボックスにファイル名(フォルダー名)の一部を入れて探していたが、Win10 では検索ボックスはパソコン画面下にツールバーに表示され、検索対象も Web も含まれる広範囲になっている。自分のPC内を検索するには、エクスプローラを開いて、目指す場所(例えば PC ドライブ ) を選択して、画面右上部に表示される検索枠にファイル名(フォルダー名)の一部を入力しすると検索を始めてくれる。実は、Win10にアップグレード時に見失ったフォルダーはこのようにして発見した。(実は、Win7 でも同様の方法で検索できることを今になって知ったのだが。)
詳細な方法については、「Windows 10で、フォルダー内のファイルを検索する方法について教えてください。」を参照。

 Win10 になって最も大きな変化は、インターネットのブラウザが、従来の Internet Explorer に変わる Microsoft Edge が出現したことである。もちろん、InternetExplorer(11) も動くのであるが、どうやら Microsoft は Edge に移行していこうとしているようだ。
  早速、Microsoft Edge でネットサーフィンを始めた。操作方法は、Google Chrome とほぼ同じである。新しいタグページを開くと、Chrome と同じように画面中央に検索ボックスが表示される。検索エンジンは、マイクロソフトのBingということである。(新しいタブページでの検索エンジンを Google に変更することを試みたが、現在のところ上手くいっていない。)
 ネットサーチするときには、この検索ボックスに検索ワードを入力して目標とするページを探すのであるが、 MS Edge では Google IME による日本語入力ができない。
 Movable Type でのブログ記事作成は、ブラウザ Chrome で行う。 Chrome の作成画面の方が、Internet Explorer より何かと便利がいいからだ。それに、メールは専ら Gmail をつかっている。その結果として、Google IME のユーザー辞書にかなりの単語登録がされている。例えば、"さんくす"と入力し変換すると"ありがとうございます。"と表示される。また、ブログ作成では、しばしば HTML コードを入力するが、あまり使わないコード、例えば、フォントを青色にするときに使うコード "<font color="#0000ff">" は、"あお"と入力して変換すれば出てくるようにしておけば、6桁の番号を覚えていなくてもいい。だが、Microsoft Edge ではこの辞書が使えない。
 Google IME には、MS IME のユーザ辞書をインポートする機能はあるのだが、その逆はない。それで、ネットで方法を探ってみると次の方法で、できることが分かったので備忘録として記録しておきたい。

Google IME ユーザ辞書をMS IME にインポートする方法

  1. Google日本語入力の辞書をエクスポートする
    • Google Chrome を開き、使用辞書をGoogle IME にすると下のように画面下段ツールバー右に、Google IME のアイコンと文字種(ここでは"あ")が表示される。

      IME-01.JPG

    • この文字種"あ"(小文字の場合は"A")を右クリックして出るセレクトボックスから「辞書ツール」を選択すると出る画面で、上の「管理」タブをクリックすると、下のような画面になる。

      IME-02.JPG

    • このセレクトボックスから、ユーザ辞書1を選んで「選択した辞書をエクスポート」をクリックすると名前をつけて保存することを要求してくるので、デスクトップにでも、"Google-IME" とでも名前をつけて保存する。

  2. 辞書の文字コードを変更する
        
    • Google-IMEの辞書コードは、UTF-8 なので、MS IME の辞書コードである ANSI に変換する必要がある。この変換方法は、このエントリーを書くにあたって参考にさせてもらったTanweb.net というサイトの「Google日本語入力の辞書をMicrosoft IMEへ引き継ぐ方法」では、辞書保存の画面下部には、文字コードを示すボックスがあるが、私の環境では表示されない。表示する何か方法があるのかもしれないが、見つけられなかった。
       それで、愛用しているテキストエディターの「秀丸」で、UTF-8 を Shift-JIS に変換した。Microsoft の ANSI というコードは、Shift-JIS をベースにMicrsoft 独自の加工をしている。
    • Shift-JIS に変換したファイルは、同じくデスクトップに保存する。

  3. Microsoft IME ユーザー辞書へインポートする
    • 今度は、MS Edge を開いて、日本語入力を Microsft IME にすると下のように画面下段ツールバー右に、Microsoft IME のアイコンと文字種(ここでは"あ")が表示される。

      IME-03.JPG

    • この文字種"あ"(小文字の場合は"A")を右クリックして出るセレクトボックスから「ユーザ辞書ツール」を選択すると出る画面で、上の「ツール」タブをクリックすると、下のような画面になる。

      IME-04.JPG

    • ここで、「テキストファイルからの登録」をクリックし、さきほどコード変換したテキストファイルを読み込むとユーザ辞書に Google IME の辞書が読み込まれている。


このように、Microsft IME と Google IME に同じユーザ辞書を登録しておけば、ブラウザが Google Chrome でも、Microsft Edge でも同じユーザ辞書を使うことができる。 ただし、MicrosoftEdge では、Google IME 日本語入力はできない。 

2016年7月15日

隠居のパソコン備忘録:全ブログ記事リストを表示する

私と同じサイトでブログ投稿を続けている YAMAKOさんから、今まで投稿したブログ記事のタイトル一覧 があれば便利ではないかとの提案があった。
 このようなときには、このサイトのブログを立ち上げるのに導入した MovableType を Version3 から Version4 にアップグレードした時に採用した「小粋空間」さんのテンプレート一式を老人のわずかばかりの知識を総動員して、エキスパートのコードをコピペするなどして対応してきた。
 今回も、いつもの様にネットで解決策を求めたが、うまくヒットしない。ようやく 「小粋空間」さんのサイトで、「ブログ記事に同一カテゴリーのブログ記事リストを表示(MT4版)」というページを探し当てた。ここに示されているコードをコピペしょうとしたが、どのテンプレートに挿入するかの記載はない。試行錯誤で、テンプレート・モジュールである「サイドバー」のここではないかと思われる個所に挿入すると、メインに表示している記事を分類したカテゴリーと同じカテゴリーを持つ記事タイトル一覧が、サイドバーに表示された。

 だが、どうもすっきりしない。いろいろなブログサイトを見ても、過去記事の一覧を簡単に見るページはたくさんある。
 いろいろと試行錯誤してみると、私のサイト環境で望む表示を実現できる方法が分かったので、老人の備忘録として記録しておきたい。

 方法は意外に簡単なことであった。私のサイトでも、最新の10投稿リストを表示するボタンがあった。(現在は、「過去記事タイトルリスト」に置き換えている) これを表示するコードは、次のようになっていた。


<!-- 最新の10投稿  -->
<div class="sidetitle2" id="entryname">
 最新の10投稿
</div>

<div class="side" id="entrylist">
<MTEntries lastn="10">

<MTDateHeader><ul><$MTEntryDate format="%y/%m/%d"$>
</MTDateHeader>
<li><a href="<$MTEntryPermalink$>" title="<$MTEntryTitle$>"><$MTEntryTitle$></a></li>
<MTDateFooter>
</ul>
</MTDateFooter>
</MTEntries>
</div>

<script type="text/javascript">
<!--
FoldNavigation('entry','off',false);
//-->
</script>
<script type=\"text/javascript">
<!--
generateNormalTree("entrylist");
//-->
</script>

 このコードの青字部分 lastn="10" は、参考書などによると出力する記事の件数を制限するモディファイア(HTML でいう属性)である。これが、表示する件数に関係していると思われたので、10 から 0 に変えてみると、見事に、この11年間に投稿した全記事のリストが表示された。
 (上のコードで使用されている JavaScript は、小粋空間さんが作成された「Movable Type サイドバー・メニューの折りたたみ」を応用したものである。)

 乏しい知識で、これを応用してサイドバーのテンプレートなどの表示部分をいじってみた。これによって、投稿全記事リストを表示することができるようになり、おまけに副産物があることが分かった。
 副産物は、理屈はよく分かっていないのだが、サイドバーの「Category」ボタンをクリックすると展開されるカテゴリーの一つ(サブカテゴリーを含めて)を選択すると、そのカテゴリーに該当する過去記事のすべてのタイトルリストが、「過去記事タイトルリスト」ボタンをクリックすることで表示されることであった。
今までは、左メイン枠に、該当する記事の最新の10記事(表示するブログ記事の数は、ブログ管理画面ー設定ーブログ記事設定ーブログ記事の表示数 で増減できる)全文が表示されるだけであったので、修正によってタイトルを見て古い過去の記事全文を表示できるようになったので大変便利となった。
 要するに、Movable Type 固有のファンクション・タグなどが十分に理解できていないことが、色々の対応を困難にしている原因であるが、もうこの歳になっての学習は困難となっている。痴呆予防には、助けになるかもしれないが。

2016年7月 9日

隠居の庭:梅雨の時分のいきもの

梅雨に入ると咲く花も変わってくる。時々ハグロトンボなど珍客も現れる。
 このところ、ツマグロヒョウモンのオスとメスが、ラベンダーの花やギボウシの葉などにヒラヒラと飛び回ったりする。そうと思えば、アゲハチョウが、デッキの柱に留まったまま動かなかったりする。
 珍しい事であるが、隣接するお隣の庭の梅の木に、コゲラが飛んできた。そんな時には、庭にいることが多い家内がカメラを持って来いと小声で教えてくれたりする。

;クリックすると大きな写真になります。 2016/6/19 堺市桃山台
ヘメロカリス
花が開いている日数は短い。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90s f8.0 ISO1600 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/6/19 堺市桃山台
ギボウシ
ギボウシ属はわが国を中心に東アジアに分布しています。「ギボウシ」はそれを改良した園芸品種の総称です。わが国では古くから植栽され、改良されてきました。とボタニックガーデンにはある。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90s f8.0 ISO800 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/6/19 堺市桃山台
半夏生(ハンゲショウ)
ボタニックガーデンには、花期になると、花序に近い葉の下半分が白く変化します。名前はこのことから「半化粧」、またその時期が夏至から11日目の「半夏生」の頃にあたることから。とある。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90s f8.0 ISO320 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/6/19 堺市桃山台
半夏生(ハンゲショウ)
繁殖力は強く、ご近所から2株ほど頂いた株が狭い庭に増えている。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90s f8.0 ISO640 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/6/19 堺市桃山台
エケベリア・コッキネア
メキシコ北部のイダルゴ州が原産だそうだ。直径5mmほどのオレンジ色の花がが咲いたと家内は喜んでいた。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90s f8.0 ISO640 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/6/19 堺市桃山台
エケベリア・コッキネア
鉢植えである。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
クロップ 絞り優先AE 1/90s f8.0 ISO640 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/6/19 堺市桃山台
ヒメオウギスイセン
兵庫県養父市福定の山地で採取したものが庭で増殖している。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90s f8.0 ISO1000 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/6/19 堺市桃山台
ヒメオウギスイセン
南アフリカ産ではあるが、耐寒性に優れ、また繁殖力も旺盛。と、Wikipedia にはある。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
クロップ 絞り優先AE 1/90s f8.0 ISO800 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/6/23 堺市桃山台
ハグロトンボ
花が終わったバラに翅を休めていた。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90s f8.0 ISO320 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/6/16 堺市桃山台
コゲラ
何に迷いこんだか、お隣の梅の木に。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
クロップ 絞り優先AE 1/90s f13.0 ISO4000 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/6/26 堺市桃山台
ツマグロヒョウモン♂
小さな花壇に植えたラベンダーに。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/125s f4.5 ISO100 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/6/26 堺市桃山台
ツマグロヒョウモン♀
開翅。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/125s f5.6 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/7/3 堺市桃山台
ツマグロヒョウモン♂♀
ギボウシの葉で、給水か?
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
63.0mm 絞り優先AE 1/90s f8.0 ISO320 露出補正 0
;
2016/7/3 堺市桃山台
ツマグロヒョウモン♂♀
交尾態勢ではないようだが?
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom
72.0mm 絞り優先AE 1/90s f8.0 ISO160 露出補正 0


2016年7月 7日

隠居の訪花:兵庫県三田市永沢寺:花菖蒲園

関西花の寺二十五ヶ所の11番に挙げられている兵庫県三田市の永沢寺(正式には"ようたくじ"と読む)が前から気になっていた。この時期、花菖蒲園が見頃とTVなどで報じられている。
 三田なら、そんなに時間はかからないだろうと天気予報を見て、6月24日(金)に出掛けてみることにした。天気予報では、昼前まではなんとか雨が降らないようだった。
 カーナビに場所を設定して走リだした。新名神の工事事故の影響で通行止めになっている場所を避けて、中国自動車の神戸・三田ICからのルートを走った。三田のニュータウンを抜けて行くのだが、近づくにつれてだんだんと山道になる。三田市も広いのだ。思っていたより、30分ほど遅れて、標高550mにある菖蒲園についた。入園料¥800を払って入場。駐車場は無料だから、まあそんなものかというのが感想である。
 花の色は、青・紫・黄色・白といったものが、浅い池に種別に植えられていた。三宝のあじさい祭りの時のように品種を現す立て札は丁寧には立てられていなかった。Wikipedia によれば、花菖蒲の系統を大別すると、品種数が豊富な江戸系、室内鑑賞向きに発展してきた伊勢系と肥後系、原種の特徴を強く残す長井系(長井古種)の4系統に分類でき、古典園芸植物でもある。他にも海外、特にアメリカでも育種が進んでいる外国系がある。とある。

花柄はすぐに汚くなるのか、長靴を履いた女性が摘み取っていた。このイベントの最中には毎日続けられるのだろう。
 「いずれがアヤメかカキツバタ」という慣用句があるが、どれも素晴らしく優劣は付け難いという意味であるが、見分けがつきがたいという意味にも用いられる。とWikipedia にはある
 見学は、予報で雨が降り出す11時までには終わるだろうと思っていたが、到着が予定より遅れたので、最後の方は雨の見学になってしまった。
 曹洞宗の永沢寺にも参詣した。小学校6年のときの担任の先生が、このあたりの出身で、それの関係かキャンプか何かで訪れた記憶があるが、その頃は確かユースホテルをしていたように思う。
 帰りの高速道路では、危険を感じるほどの土砂降りの雨になった。

;クリックすると大きな写真になります。 2016/6/24 永沢寺
花しょうぶ園風景 -1
全体風景。池の中をめぐる木道が設けられている
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
プログラムオート 1/125s f4.5 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/6/24 永沢寺
花しょうぶ園風景 -2
全体風景。池の中をめぐる木道が設けられている
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
プログラムオート 1/125s f4.5 ISO100 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/6/24 永沢寺
花しょうぶ「華陽の舞」
肥後系の花菖蒲である。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
プログラムオート 1/125s f5.6 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/6/24 永沢寺
花しょうぶ「稲妻」
肥後系の花菖蒲である。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
プログラムオート 1/125s f4.5 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/6/24 永沢寺
花しょうぶ「笹川」
江戸系の花菖蒲である。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
プログラムオート 1/125s f4.5 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/6/24 永沢寺
花しょうぶ「紅小町」
肥後系の花菖蒲である。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
プログラムオート 1/200s f5.6 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/6/24 永沢寺
花しょうぶ「故郷の春」
江戸系の花菖蒲である。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
プログラムオート 1/200s f5.6 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/6/24 永沢寺
斑入りの花しょうぶ
ネットサーチしてみたが、系統は同定できなかった。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
プログラムオート 1/200s f5.6 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/6/24 永沢寺
黄しょうぶ
平行に走る葉脈の間に斑点があるのがキショウブらしい。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
プログラムオート 1/250s f4.5 ISO100 露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/6/24 永沢寺
花しょうぶ(名前は不明)
似たような種類はあるのだが・・・
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
プログラムオート 1/250s f4.5 ISO100 露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/6/24 永沢寺
花柄を摘む女性
開花日数は短いようで、萎れた花は汚いので、こまめに摘み取るそうだ。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
プログラムオート 1/90s f4.5 ISO160 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/6/24 永沢寺
花しょうぶ園風景 -3
水車などを配置している。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
プログラムオート 1/90s f11.0 ISO500 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/6/24 永沢寺
ホオジロ
山奥だが、野鳥を見かけたのはホオジロだけだった。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
クロップ絞り優先AE 1/90s f11.0 ISO500 露出補正 +0.7
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シオカラトンボ
池をめぐる木道に留まった。蝶の姿は見かけなかった。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90s f11.0 ISO500 露出補正 +0.7
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花しょうぶ園風景 -4
ボタンの時期は、牡丹園になるらしい。広い墓地も開発されていたから、なかなかしっかりしたマネジメントをされているようだ
SONY SO-04E
4.1mm プログラムオート 1/200s f2.4 ISO40 露出補正 0
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花しょうぶ園風景 -5
心配していた雨がふりだした。雨のしょうぶ園も風情はあるが・・・
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90s f11.0 ISO400 露出補正 +0.7
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永沢寺金鶏門
曹洞宗の古刹である。
SONY SO-04E
4.1mm プログラムオート 1/100s f2.4 ISO40 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/6/24 永沢寺
永沢寺本堂
本尊は釈迦如来・大日如来・阿弥陀如来である。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/6s f11.0 ISO6400 露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/6/24 永沢寺
おみくじ掛け
ちょっと変わったおみくじ掛けが境内にあった。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90s f11.0 ISO6800 露出補正 +0.7
160624_038.jpg 2016/6/24 永沢寺
吽形(うんぎょう)像
境内にある山門に立派な吽形・阿形の仁王像が左右に設置されている。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90s f11.0 ISO6800 露出補正 +0.7