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2024年4月20日

京都御所 参観 2024年3月22日 京都旅行(3/22-3/24) ③

京都御苑は、東西約700m、南北約1300mの範囲で、総面積は92ha(京都御所、京都大宮御所京都仙洞御所京都迎賓館を含む)ある。
794年に平安京が都となった際に建設され、以来約1200年にわたり、日本の皇室の歴史的な中心地として機能してきた平安宮(大内裏)があり、その内部の中央東寄りに南北約300m、東西約200mの内裏が存在した。
 現在の京都御所は土御門東洞院殿 の後身にあたり、元弘元(1331)年の光厳天皇即位時には、紫宸殿と清涼殿を兼用するような小規模な里内裏であったという。現在は東西で254m、南北で453mとなり中世の土御門東洞院内裏の数倍の広さになっている。築地塀に囲まれた中にある京都御所は、宮内庁の管轄で敷地面積が3万3,400坪(約11ha)ある。
 京都御所は、明治維新まで天皇の住居であり、桓武天皇が794年に平安京に都を移したのが始まりである。現在の京都御所の場所は、1331年光厳天皇がここで即位されて以降、1869年に明治天皇が東京に移られるまでの約500年間、天皇陛下の住まいとして使用された。この間、幾度となく火災に遭いその都度再建が行われたが現在の建物の多くは1855年に再建されたものだそうだ。(宮内庁ホームページ、wikipediaを参照)
 清所門が一般参観の入り口で入場は無料である。そこでいただいた案内図に参観順路が示されている。退出するまで約40分を要した。

000_240322423 X700 京都御所一般参観 Z50 Z18-140.jpg
承明門から見た紫宸殿と左近の桜 2024年3月22日 京都市上京区京都御苑

000_京都御所マップ X700.jpg
京都御所案内図

044_240322394 X900 京都御所 一般参観入口 清所門 Z50 Z18-140.jpg 44.清所門(せいしょもん) 一般参観入口
京都御所は事前申し込みがない通年公開が実施されていた。しかも、私たちが行った日は比較的すいていて待つことなく入ることが出来る。予定はしていなかったが、参観することにした。この清所門が一般参観入口である。入口で簡単な手荷物の検査があったが、面倒なことは何もなかった。番号の入った「京都御所入門証」を受け取り、首にかけて歩く。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 20mm ISO110 )
045_240322397 X900 京都御所一般参観 Z50 Z18-140.jpg 45.宜秋門(ぎしゅうもん)
築地塀の外側を見てきた宜秋門である。平安宮内裏外郭の西正面にあり、内郭の陰明門と相対する。東西3間、桧皮葺き、切妻屋根の四脚門。宮、摂家その他公卿が参内する時に用いられたそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 20mm ISO110 )
046_240322402 X900 京都御所一般参観 Z50 Z18-140.jpg 46.御車寄(みくるまよせ)の屋根飾り
儀式や天皇と対面するために参内した公卿や殿上人などの限られた者だけが使用した玄関。唐破風の屋根や金飾りに威厳を感じさせる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 34mm ISO200 )
047_240322405 X900 京都御所一般参観 Z50 Z18-140.jpg 47.諸大夫の間(しょだいふのま)
清所門一般参観入口からまっすぐ南へと歩き、御車寄と棟続きで「諸大夫の間」と呼ばれる建物があった。玄関から入った者の控えの間で、三間からなり、身分の高い順に東側の清涼殿に近いほうから、襖絵にちなんで「虎の間」「鶴の間(写真)」「桜の間」と呼ばれる各部屋に控える。部屋により畳縁の柄や色も違っている。御車寄から入りここで控えるのだが、「桜の間」に控える者だけは建物手前の沓脱石から上がらなければならない。三間の襖絵は写真が掲示されているが、ガラス越し見ることが出来た。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 68mm ISO4500 )
048_240322409 X900 京都御所一般参観 Z50 Z18-140.jpg 48.新御車寄
諸大夫の間のすぐ南に「新御車寄」が建つ。説明版には大正4年(1915年)、大正天皇の即位の礼が紫宸殿で行われるのに際し、馬車による行幸に対応する玄関として新設されたものである。天皇が御所の南面から出入りされた伝統を踏まえて南向きに建てられているとあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO160 )
049_240322406 X900 京都御所一般参観 Z50 Z18-140.jpg 49.紫宸殿を囲む塀
新御車寄を過ぎて左側を見ると、白壁に朱の柱があしらわれた紫宸殿を囲む塀があった。囲いの塀には3っの門があり、これはその西側の門である月華門。月華門から反対側の東側の門である日華門が見えた。紫宸殿の正面(南側)にあるのが大きな承明門(じょうめいもん)である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO160 )
050_240322414 X900 京都御所一般参観 Z50 Z18-140.jpg 50.承明門(じょうめいもん)から紫宸殿を見る -1
紫宸殿の正面に位置する承明門へ回り込む。ここからは紫宸殿へは行けない。さらに塀に沿って進む。紫宸殿の左(西側)に見えるのが右近の橘である。左近の桜右近の橘とは、左近とは左近衛府、右近とは右近衛府の略である。紫宸殿の東側には桜が、西側には橘が植えられており、儀式の際には桜の近くに左近衛が、橘の近くに右近衛が陣を敷いたことからその名が付けられたそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.0 1/500秒 32mm ISO110 )
051_240322420 X900 京都御所一般参観 承明門 Z50 Z18-140.jpg 51.承明門から紫宸殿を見る -2
承明門という扁額がある門の正面から、庭を挟んで正面奥に紫宸殿が見える。承明門は瓦葺き切妻屋根の十二脚の門で、天皇行幸や上皇御即位後の出入りに使われるという門で、下々の者は通れないようにロープが張られている。参観者が紫宸殿の前庭(南庭)に入っている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO125 )
052_240322427 X900 京都御所一般参観 Z50 Z18-140.jpg 52.雅楽会場
回廊を左に折れて北へ進む。右手(東側)の広場に蹴鞠会場、舞台のある雅楽会場があった。舞台の前に見えるのは春興殿(しゅんこうでん)という。京都御所で行われた大正天皇の即位礼に合わせて大正4年(1915年)に造営された。この日3月22日には午前10時、11時に雅楽の実演が行われた。明日23日には蹴鞠の実演も行われるようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 24mm ISO110 )
053_240322428 X900 京都御所一般参観 Z50 Z18-140.jpg 53.紫宸殿(ししんでん) -1
順路に従って日華門から紫宸殿南庭(だんてい)に入った。右手にまだ咲いていない右近の桜を見ながら、紫宸殿の正面に進む。紫宸殿(ししんでん、ししいでん)は、現在の京都御所である平安京内裏の正殿。天皇元服や立太子礼、譲国の儀、節会などの儀式が行われ、のちには即位礼の舞台となった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 24mm ISO140 )
054_240322431 X900 京都御所一般参観 Z50 Z18-140.jpg 54.紫宸殿 -2
紫宸殿の正面である。紫宸殿正面の前に18段の階段が設けられ、紫宸殿と南庭が一体となった、儀式のための空間となっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 53mm ISO360 )
055_240322438 X900 京都御所一般参観 Z50 Z18-140.jpg 55.清涼殿(せいりょうでん)
紫宸殿尾西側に回ると清涼殿があった。清涼殿は平安時代中期以降(10世紀中ごろ)、天皇の日常の住まいとして定着した御殿であり、政事や神事などの重要な儀式もここで行われた。天正18年(1590年)に御常御殿(おつねごてん:天皇が日常の住まいとして使用された御殿)に住まいが移ってからは主に御式の際に使用された。伝統的な儀式を行うために平安中期の建築空間や調度が古制に則って伝えられている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 21mm ISO200 )
056_240322444 X900 京都御所一般参観 Z50 Z18-140.jpg 56.大臣宿所(だいじんしゅくしょ) 装束の展示
人形を用いた束帯(そくたい)、十二単(じゅうにひとえ)の展示がされていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO320 )
057_240322445 X900 京都御所一般参観 Z50 Z18-140.jpg 57.春興殿(しゅんこうでん)
さきに雅楽舞台の前でみた春興殿。大正天皇の即位式の際、皇位とともに継承される三種の神器の一つ「御鏡」を皇居から移して泰安し、賢所大前の儀を行った建物である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 28mm ISO110 )
058_240322446 X900 京都御所一般参観 Z50 Z18-140.jpg 58.御池庭の欅橋( けやきばし)-1
大臣宿所の装束の展示を見て、北へ進むと、小御所と御学問所の右に御池庭が広がる。ここは石・橋・灯籠・池・樹木を巧みに使った庭園である。春は 新緑、秋には紅葉と中島にかかる欅橋が水面に映えるという。英国エリザベス女王陛下が、昭和50年(1975年)5月の来日の際、京都御所を訪問され、この欅橋の上から、鯉に餌をあげたそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.0 1/500秒 35mm ISO110 )
059_240322448 X900 京都御所一般参観 Z50 Z18-140.jpg 59.御池庭
池泉回遊式庭園の御池庭の池。石燈籠を配した中島などが王朝の庭に相応しく、池の映り込みの静けさが優雅な雰囲気である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 32mm ISO110 )
060_240322449 X900 京都御所一般参観 Z50 Z18-140.jpg 60.御池庭の欅橋 -2
先へ進んで北側から欅橋を眺める。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 53mm ISO400 )
061_240322458 X900 京都御所一般参観 Z50 Z18-140.jpg 61.御常御殿(おつねごてん)の御内庭
御常御殿は入母屋檜皮葺の書院造で、京都御所で最も大きな建物である。天皇が日常の住まいであった御殿である。その御常御殿の前に広がる庭である。遣り水が流れ、土橋や石橋、木橋が架かっている。また、庭の橋や灯籠、庭石などの多くは、天皇への献上品が使われているという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 32mm ISO180 )
062_240322461 X900 京都御所一般参観 Z50 Z18-140.jpg 62.御三間 御常御殿剣璽の間 -1
御内庭を見て、御常御殿の南側を行くと御三間(おみま)というところが公開されていた。御三間は宝永6年(1709年)に御常御殿の一部が独立したもので、七夕などの内向きな行事に使用され万延元年(1860年)の祐宮(さちのみや:のちの明治天皇)が8歳のとき、成長を願う儀式「深曾木」がここで行われた。と説明版に記されていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.0 1/500秒 62mm ISO2500 )
063_240322464 X900 京都御所一般参観 Z50 Z18-140.jpg 63.御三間 御常御殿剣璽の間 -2
部屋は上・中・下段と3間あり、中段の間の障壁画は「賀茂祭群参」 で、駒井孝礼 (きまいこうれい) が画いた。駒井孝礼は、円山派の吉村孝敬 (よしむらこうけい) に学び、人物画や花鳥画を得意とした。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO4000 )
064_240322465 X900 京都御所一般参観 Z50 Z18-140.jpg 64.御三間 御常御殿剣璽の間 -3
賀茂祭とはいわゆる葵祭のことで、下鴨・上賀茂両神社に向かう行列の様子が部屋の四方の襖に描かれている。通常では公開していないという御三間の障壁画を見て、京都御所の参観は終了し、入場した清所門から退出した。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.0 1/500秒 64mm ISO2000 )

2018年1月13日

2泊3日の京都紅葉狩り(7) 仁和寺 12月6日

12月6日、最後の日となった。仁和寺へ是非行ってみたかった。そして、私はまだ行ったことがない、石庭で有名な龍安寺へ行きたい。
 さて、どういうコースでいこうか。昨日は叡山電車に乗ったが、嵐電にも乗ってみたいと思い、京都駅からJR嵯峨野線で嵯峨嵐山まで行くことにした。嵯峨嵐山駅に隣接してトロッコ列車が発着するトロッコ嵯峨駅があった。その駅の中に入って見た。奥にジオラマがある。ちょっと見てみたいと思い、500円を払って中に入った。鉄道模型はHOゲージだが、京都の町や、清水寺、東寺といった建物の模型が良くできていた。
 一昨日と同じように嵐電の嵐山駅まで歩き、四条大宮行の電車に乗った。帷子ノ辻で北野白梅町行の電車(嵐電北野線)に乗り換える。10分足らずで御室仁和寺駅に着いた。駅を降りると、まっすぐに延びた広い道があって、180m先のきぬかけの道という通りの先に仁和寺の二王門が見えた。
 二王門をくぐって左側に御殿があり、そこから拝観する。

158.トロッコ嵯峨駅
JR嵯峨野線を嵯峨嵐山駅を降りると、右側にトロッコ嵯峨駅があった。トロッコ嵯峨からトロッコ亀岡まで7.3kmを保津川に沿って、 嵯峨野観光鉄道が運行されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​3.5 1/1​​​​​250秒 ​9mm ISO​200​ ) 露出補正 ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
159.ジオラマ京都 -1
トロッコ嵯峨駅の中に入って見た。右側にトロッコ列車の改札口があり、正面に「ジオラマ京都」の入り口があった。「ジオラマ京都」の入場料は500円。かみさんは駅構内にある土産物屋を見て、待っているという。原鉄道模型のジオラマとはスケールが違うが、HOゲージのジオラマとしては比較的大規模なものだった。京都の街並みや寺院の建物がうまく作られていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​2.5 1/250秒 ​15mm ISO​3200​ )露出補正 ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
160.ジオラマ京都 -2
これは梅小路の鉄道博物館を模した転車台のようだ。蒸気機関車が並んでいる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​2.8 1/250秒 ​37mm ISO​3200​ )露出補正 ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
161.トロッコ列車 発車
トロッコ列車は1時間に1本運行されている。発車しようとしている列車は、9:01発の1番列車だ。乗客はそれほど多くはない。車両はトキ25000形無蓋貨車の改造車5両編成で、トロッコ嵯峨寄りにDE10形ディーゼル機関車を連結し、プッシュ、プルする。2013年(平成25年)9月16日の未明からの大雨と台風18号により、倒木や線路への土砂の流入が見つかり18日まで全区間で運休したという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​2.8 1/1000秒 ​32mm ISO​800​ )露出補正 ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
162.嵐電嵐山駅
嵐電嵐山駅を出発する京福電気鉄道嵐山本線の四条大宮行の電車。嵐電も立派な標準軌道(1,435mm)の複線だ。この電車で帷子ノ辻まで行って嵐電北野線に乗り換える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​2.8 1/1000秒 ​25mm ISO​200​ )露出補正 ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
163.御室仁和寺
嵐電を帷子ノ辻で北野線に乗り換え、御室仁和寺駅で降りる。駅からはまっす直ぐな道が伸びて、その向こうに仁和寺の二王門が見えた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (f10 1/400秒 50mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
164.仁和寺二王門​​​​
駅から二王門までに道の両側には立派な住宅が多かった。この辺は高級住宅地なのだろうか。仁和寺二王門の門前には、まだ観光客の姿はなかった。重要文化財に指定されている立派な門である。徳川三代将軍家光の寄進によって、1641年(寛永18年)~1645 年(正保2年)頃に建立されたという。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​
プログラムオートで撮影 (f9 1/320秒 20mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
165.二王門 右の金剛力士像​​​​​​​​
二王門の左右には金剛力士像があるが、これは向かって右側の阿形像である。二王門の金剛力士像については作者などの詳細は不明だが、門の建立と同じ江戸初期と思われるという。迫力のある仁王の形相が凄い。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​​​​​
プログラムオートで撮影 (f5.6 1/250秒 32mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
166.二王門 左の金剛力士像
こちらは左側の吽形像だ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (f5 1/250秒 50mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
167.御殿(本坊) 表門から御殿へ
御殿とは、宇多天皇の御所があたあたりに建つ宸殿、白書院、黒書院、霊明殿などのことを言う。平安時代、第58光孝天皇が西山御願寺として着工し、仁和4年(888年)宇多天皇が先帝の意志を継ぎ、仁和寺を完成させた。宇多天皇は退位後仁和寺を住坊とし、真言密教の修業に励んだと伝えられている。まず、この御殿から拝観することになる。向こうに見えるのは​大玄関だ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (f9 1/320秒 28mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
168.大玄関​​​​
大玄関と称されるところから御殿に上がる。この大玄関は、御殿群南端に東面して建ち、桁行12メートル梁間7.0メートル、入母屋造桟瓦葺で、東正面に間口6.0メートル近い大きな唐破風造檜皮葺の車寄を構えている。仁和寺の御殿は、明治20年(1887)に焼失したが 、その後再建されて現在に至っているそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​
プログラムオートで撮影 (f3.5 1/250秒 18mm ISO400) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
169.金屏風といけ花
玄関にはまばゆいばかりの金屏風があり、そこに御室流いけ花が生けられていた。仁和寺のパンフレットに、仁和寺の文化活動のひとつに、御室流華道があるという。仁和寺の門跡を家元に、華道を通して芸術と宗教による人格の形成を目指しているとあった。毎年5月には、流祖宇多天皇への献華式が宸殿で古式ゆかしく行われるという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2000 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
170.皇族門と勅使門
白書院に続く廊下から、右側の塀に沿って皇族門、正面の大きな門が勅使門だ。御殿群の前庭と内庭を仕切る、大玄関から東にのびる塀の中間に構える門で、四脚平唐門、檜皮葺である木割の細い、繊細な姿の門が皇族門である。そして、向こう側に見える大きな門が、白書院正面に東面して建ち、四脚門、前後唐破風造側面入母屋、檜皮葺の勅使門だ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (f8 1/250秒 18mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
171.白書院の襖絵​​​​
大玄関の隣の建物が白書院だ。宸殿南庭の西側に建てられている。襖絵などは昭和12年に福永晴帆による松の絵が部屋全体に描かれている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels​​​​
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2500 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
172.南庭
御殿には南庭と北庭がある。南庭はこの奥の宸殿から眺めると右側に見られるが、白書院の縁からは正面に広がる。右手に見えるのが勅使門だ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (f8 1/250秒 35mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
173.南庭の白砂
白砂の掃いたあとを、まっすぐに見て撮った。正面に簡素に置かれた石と、名残りのモミジを見る。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (f9 1/320秒 46mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
174.宸殿
白書院から渡り廊下でつながった宸殿へと向かう。wikipediaによれば、宸殿は近世初期の皇居・常御殿を移築したものであったが、1887年(明治20年)に焼失。現在の建物は明治時代末-大正時代初期に亀岡末吉の設計により再建されたものである。宸殿の南北に配置された庭園とともにかつての宮殿の雰囲気を漂わせているとあった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (f9 1/250秒 38mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
175.宸殿廊下の杉戸に描かれた絵
渡り廊下に、木目がきれいに見える杉の1枚板戸に描かれた絵があった。明治時代末-大正時代初期の宸殿再建時に描かれたものであろうとのこと。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (f4 1/250秒 28mm ISO320) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
176.宸殿から見た白書院と南庭
宸殿から見ると南庭はこのような眺めになる。白書院は正面が吹放しの縁で、内部は表と裏の双方に3部屋あり合計6部屋の構造になっている。宸殿が完成するまでは宸殿の代わりをして使用されていたと伝えられている。宸殿の右近の橘樹が見える。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (f9 1/320秒 26mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
177.御殿回廊
白書院から御殿回廊を渡って、東側へ回る。格子から北庭が見える。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (f5.6 1/500秒 98mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
178.北庭と五重塔​​​​
宸殿の北側に北庭がある。南庭とは対照的な池泉式の雅な庭園だ。斜面を利用した滝組に池泉を配し、築山に飛濤亭、その奥には中門や五重塔を望む事が出来る。庭の制作年は不明だが、元禄3年(1690年)には加来道意ら、明治〜大正期には七代目小川治兵衛によって整備され現在にいたっているそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​
プログラムオートで撮影 (f7.1 1/250秒 35mm ISO200)露出補正 なし
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179.宸殿内部​​​​​​​​
仁和寺のホームページには、宸殿は「儀式や式典に使用される御殿の中心建物で、寛永年間に御所から下賜された常御殿がその役割を果たしていたが、明治20年(1887年)に焼失。現在は大正3年(1914年)に竣工されたもの。御所の紫宸殿と同様に檜皮葺、入母屋造。内部は三室からなり、襖絵や壁などの絵は全て原在泉(1849~1916)の手によるもので、四季の風物をはじめ、牡丹・雁などが見事に描かれている。」と説明されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels​​​​​​​​
プログラムオートで撮影( f1.8 1/250秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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180.黒書院​​​​​​​​
仁和寺HPによれば、黒書院は宸殿の西側に建立。京都・花園にあった旧安井門跡の寝殿を移して改造したもので、明治42年(1909年)竣工。設計は安田時秀。内部は竹の間・秋草の間など6室からなり、昭和12年(1937年)に堂本印象(1891〜1975)が描いた襖絵が室内全体を飾る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels​​​​​​​​
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2500 )露出補正 なし
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181.中庭​​​​​​​​
廊下から見る中庭には、まだ葉を残しているモミジがあった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​​​​​
プログラムオートで撮影 (f6.3 1/250秒 280mm ISO360) 露出補正 なし
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182.霊明殿​​​​​​​​​​​​
御庭拝観順路の一番奥(北側)に黎明殿があった。黎明殿は御殿内の唯一の仏殿で、仁和寺歴代門跡の位牌が祀られている。本尊は薬師如来坐像。秘仏のため実態が不明だったが、昭和63年の調査で貴重なものであることが判り、平成元年6月に重要文化財に、翌年6月には国宝に指定されたと説明されていた。もう少し前に来られたら、この北庭のモミジがきれいだったと思う。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​​​​​​​​​
プログラムオートで撮影 (f6.3 1/250秒 240mm ISO250) 露出補正 なし
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183.中門
御殿の拝観を終え、次に境内に向かう。北へ伸びる参道の奥には金堂があり、その手前に中門があった。中門は二王門と金堂の中間に位置し、五重塔や観音堂といった伽藍中心部に向かう入口ともいえる門。切妻造・本瓦葺・柱間三間の八脚門で、側面の妻部には二重虹梁蟇股が飾られている。また、向かって左側に西方天、右側に東方天が安置されているのだが、事前学習不足で気が付かなかった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (f10 1/400秒 38mm ISO200) 露出補正 なし
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184.御室桜
中門を入って西側一帯に「御室桜」と呼ばれる遅咲きで有名な桜の林がある。古くは江戸時代の頃から庶民の桜として親しまれ、数多くの和歌に詠われている。御室桜は遅咲きで、背丈の低い桜だ。近年までは桜の下に硬い岩盤があるため、根を地中深くのばせないので背丈が低くなったと言われていたが、現在の調査で岩盤ではなく粘土質の土壌であることが解ったそうだ。ただ、粘土質であっても土中に酸素や栄養分が少なく、桜が根をのばせない要因の一つにはなっているよという。いまは花も葉もないが、桜の咲くころにぜひ訪れてみたいと思う。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (f8 1/250秒 24mm ISO200) 露出補正 なし
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185.金堂​​​​
石段を上がると金堂があった。仁和寺は、真言宗御室派総本山の寺院。山号を大内山と称する。開基(創立者)は宇多天皇。そして、金堂は仁和寺の本尊である阿弥陀三尊を安置する御堂である。慶長18年(1613年)に建立された旧皇居の正殿・紫宸殿を寛永年間(1624年-1644年)に移築したという。宮殿建築を伝える貴重な建築物であり、国宝に指定されている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​
プログラムオートで撮影 (f10 1/400秒 18mm ISO200) 露出補正 なし
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186.金堂と灯篭
金堂の前に立派な、形の良い灯篭があったが、いつ頃のものかなど、その由緒はよく分からなかった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (f9 1/320秒 48mm ISO200)露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
187.金堂とモミジ
石段を下りて金堂を振り返る。まだ、少し紅葉した葉を残しているモミジの木の下には、落葉に風情がある。掃除をしないで残してくれているのだろうか。落葉が多くて掃除が追い付かないのかもしれない。この左側に観音堂があるのだが、工事中だった。平成30年春工事終了だそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (f9 1/320秒 18mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
188.五重塔​​​​
先ほど宸殿から北庭の向こうに見えた五重塔は境内の北東の位置にある。金堂から中門への途中を左に行ったところだ。まだ紅葉が残っていたモミジがあった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​
プログラムオートで撮影 (f6.3 1/640秒 86mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
189.五重塔 基部​​​​​​​​
仁和寺のHPによれば、五重塔は寛永21年(1644年)建立。塔身32.7m、総高36.18m。東寺の五重塔と同様に、上層から下層にかけて各層の幅にあまり差が見られない姿が特徴的とのこと。初重西側には、この​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​写真に写っている大日如来を示す梵字の額が懸けられている。塔内部には大日如来、その周りに無量寿如来など四方仏が安置されている。中央に心柱、心柱を囲むように四本の天柱が塔を支え、その柱や壁面には真言八祖や仏をはじめ、菊花文様などが細部にまで描かれているという。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​​​​​
プログラムオートで撮影 (f3.5 1/250秒 22mm ISO450) 露出補正 なし
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190.五重塔とモミジ​​​​​​​​​​​​
名残りのモミジが陽の光を浴びて美しく輝く。右側に見える、すっかり葉を落とした木は桜だろうか。春はまた違う美しさが見られるのだろう。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​​​​​​​​​
プログラムオートで撮影 (f8 1/250秒 18mm ISO200) 露出補正 なし
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2010年4月21日

春の京都 3/3 京都御所一般公開


 バスは知恩院から15分くらいで京都御苑に着いた。
 京都御苑の中に京都御所がある。春の一般公開は平成22年4月7日(水)から4月11日(日)までの5日間ということで、限られた日数しかない。参観者は京都御苑から、御所の中に入れるが、宣秋門から参入し、清所門から退出する。普段見ることができない御所の中、その数々の建物を見ることができた。
 12時に京都御所を後にして、名神高速、伊勢湾岸道、東名を走って午後7時前、横浜に到着した。名神-東名を走るより、伊勢湾岸道路を回ったほうが30分早く着けるという。バスに乗っている時間が長く窮屈ではあったが、満足のいく小旅行でった。
 
25.中立売御門
ここは京都御苑の門の一つで、バスはここから御苑の中の駐車場に入ることができる。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 65mm ISO400 ) 露出補正 なし
中立売御門;クリックすると大きな写真になります
26.「虎図」岸岱
宣秋門から御所の敷地に入り、順路に従って歩く。さすがに参観者は多く、ぞろぞろと歩く。御車寄の次に諸大夫の間がある。ここは正式に参内した者の控えの間で、身分の上下によって異なった部屋に控えたという。襖の絵にちなんで格の高い順に虎の間(岸岱筆)、鶴の間(狩野永岳筆)、桜の間(原在照筆)がある。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5 1/125秒 75mm ISO3200 ) 露出補正 なし
「虎図」岸岱;クリックすると大きな写真になります
27.承明門から紫宸殿
紫宸殿は朱塗りの塀で囲まれ、3か所に朱塗りの門がある。これは、紫宸殿の正面にある承明門から見たところ。参観者は紫宸殿に向かって右側にある日華門から入る。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 31mm ISO400 ) 露出補正 なし
承明門から紫宸殿;クリックすると大きな写真になります
28.左近の桜と右近の橘
紫宸殿に向かって右側に左近の桜、左側に右近の橘がある。桜はすでに散ってしまっていた。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
上:プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
下:プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
左近の桜と右近の橘;クリックすると大きな写真になります
29.紫宸殿 高御座
紫宸殿の中央に、即位の儀式に天皇の御座として用いられる高御座(たかみくら)がある。現在の高御座は古制に則って、大正天皇の即位式の際に造られたものである。高御座の右側には皇后の御座である御帳台(みちょうだい)がある。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 55mm ISO400 ) 露出補正 なし
紫宸殿 高御座;クリックすると大きな写真になります
30.小御所 五節舞
ここは小御所。御元服御殿ともいう。東宮御元服、立太子の儀式など皇太子の儀式が行われた所とのこと。この日は五節舞の人形が並べられていた。天武天皇が創設した舞と言われ、天皇が吉野宮で琴を弾いたときに天女が舞い降り、袖を5回ひるがえして待ったことを起源とするとの伝承があるとのこと。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/125秒 40mm ISO560 ) 露出補正 なし
小御所 五節舞;クリックすると大きな写真になります
31.御常御殿
御常御殿は室町時代以降、天皇が日常の住まいとして使用した御殿で内部は15室からなる入母屋桧皮葺きの書院造の建物である。この絵は原在照による「岳陽楼図」という襖絵である。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/125秒 36mm ISO800 ) 露出補正 なし
御常御殿;クリックすると大きな写真になります
32.御内庭
御常御殿の前に広がる庭で、曲折した遣り水を流して、土橋や石橋を架けた趣向を凝らした庭で、奥に茶室を構えている。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 34mm ISO400 ) 露出補正 なし
御内庭;クリックすると大きな写真になります
33.八重桜
御所の参観を終え、清所門より、御苑へ出た。駐車場へ歩く途中に八重桜が見事に花をつけていた。まだ、蕾も多い。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 36mm ISO400 ) 露出補正 なし
八重桜;クリックすると大きな写真になります
34.我々の乗ってきたバス
これから帰路につくバス。横浜から京都まで、往復14~15時間乗せていただくことになる。距離にして、1,000km程だろうか。

Nikon D300 NIKKOR 18-200mm F/3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
我々の乗ってきたバス;クリックすると大きな写真になります
35.伊勢湾岸道路
名神高速の草津JCTから新名神高速を走って、この伊勢湾岸道路に入った。ここは名古屋港の海に橋がかけられているところ。名港西大橋あたりだろうと思う。豊田で東名高速に行った。その後、浜名湖SA、足柄SAに寄り、午後7時前、順調に横浜駅西口に到着した。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/320秒 17.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
伊勢湾岸道路;クリックすると大きな写真になります