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2024年9月15日

暑さ猛烈! 舞岡公園 2024年9月6日 横浜市戸塚区

8月23日にも舞岡公園へ行った記事を「残暑厳しき舞岡公園」として記したが、この日もむしろそれ以上に暑い日だった。
 午前10時、既に強い日差しが降り注ぎ、飛んでいるチョウは少ない。舞岡探鳥団のメンバーのかたとお会いし、挨拶を交わす。南門のクスノキの傍の下草にアオスジアゲハの幼虫がいたのを教えていただいた。
 この日も蝶は少なかったが、唯一、アカボシゴマダラが多く見られた。エノキの若木の日陰になる所に潜り込んでいる。産卵は確認できなかった。
 クサギの花は勢いがない。花には来なかったが、その周りをモンキアゲハ飛んでいて、近くの小枝の葉に止まった。それほど傷んではいないが鱗粉はだいぶ擦れていた。
 ウマノスズクサの傍に、ジャコウアゲハの幼虫と蛹がいたが、成虫は見かけなかった。
 そのほかは見かけたのは、アゲハ、キタテハ、ヒメウラナミジャノメくらいだった。

000_240906154 X700 ◎舞岡公園 アカボシ RX10M4.jpg
唯一多くの個体を見たアカボシゴマダラ 2024年9月6日 横浜市戸塚区舞岡公園

001_240906020 X900 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 1.アゲハ♀
産卵場所を探しているのだろうか。ゆっくりと旋回していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 78mm ISO1600 )
002_240906029t X900 〇舞岡公園 アオスジ幼虫 RX10M4.jpg 2.アオスジアゲハ幼虫
舞岡探鳥団の写真展などでお見掛けした方々がおられ、一人のかたが手を上げてくれた。傍へ行って見ると「これ何でしょう」と聞かれた。私はアゲハの幼虫かなと思ったが少し違う。そこにいた方が「アオスジアゲハの幼虫でしょう」と言われた。傍に食樹であるクスノキがある。まもなく蛹となって、蛹で冬を越す。アオスジアゲハの幼虫を始めて見た。大日本図書のサイトには「4回の脱皮を終えた5齢幼虫は、5日ほどで4cmを超える大きさにまで育ちます。その後、蛹になる場所を決めて糸かけをします。葉のうら側で蛹になることが多く、糸かけをしてから2日目に脱皮して蛹になります。」と記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 78mm ISO100 )
003_240906008 X900 ▲舞岡公園 ジャコウアゲハ蛹 WG7.jpg 3.ジャコウアゲハの蛹
ウマノスズクサが生えている所へ行って見た。8月23日に来た時と同じところに蛹が2つ付いていた。それから2週間たっている。8月23日に見た蛹は無事羽化したのだろうか。

RICOH WG-7 5-25mm f/3.5-f5.5 約20 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/60秒 8mm ISO500 )
004_240906010 X900 ◎舞岡公園 ジャコウアゲ幼虫 WG7.jpg 4.ジャコウアゲハ幼虫
大きな幼虫もいた。

RICOH WG-7 5-25mm f/3.5-f5.5 約20 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/60秒 8mm ISO250 )
005_240906034t X900 ◎舞岡公園 モンキ RX10M4.jpg 5.モンキアゲハ♂
クサギの周りを何回か旋回して、近くの小枝の葉に止まった。形は小さい。幼虫時代の食糧事情が悪かったのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/320秒 220mm ISO1600 )
006_240906041t X900 ◎舞岡公園 ヒメウラナミジャノメ RX10M4.jpg 6.ヒメウラナミジャノメ
しばらく見かけることのなかったヒメウラナミジャノメがいた。この種も年3回発生する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO1600 )
007_240906049m X900 ◎舞岡公園 アカボシ RX10M4.jpg 7.アカボシゴマダラ -1
この日に見かけたアカボシゴマダラは多かったが、そのほとんどがエノキの幼木に絡むようにして飛んでいた。♀が産卵場所を探しているのだろう。後翅外縁の赤い紋が鮮やかだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 117mm ISO1600 )
008_240906067t X900 ◎舞岡公園 アカボシ RX10M4.jpg 8.アカボシゴマダラ -2
後翅外縁が破けていたのでトリミングしてやった。同じ仲間 hestina に同じエノキを食樹とするゴマダラチョウがいるが、舞岡公園でほとんど見られなくなってしまった。ここにいるアカボシゴマダラは中国原産の外来種であるのはご承知の通り。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 143mm ISO1600 )
009_240906071 X900 〇舞岡公園 アカボシ RX10M4.jpg 9.アカボシゴマダラ -3
この個体は大きかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 143mm ISO1600 )
010_240906090 X900 〇▲舞岡公園 アカボシ RX10M4.jpg 10.アカボシゴマダラ -4
エノキのある所で絡らようにゆっくりと翔ぶ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 121mm ISO1600 )
011_240906097 X900 ◎舞岡公園 アカボシ RX10M4.jpg 11.アカボシゴマダラ -5
産卵しているように見える。今日はこのようなシーンばかりを見る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 129mm ISO1600 )
012_240906119tm X900 ◎舞岡公園 アカボシ RX10M4.jpg 12.アカボシゴマダラ -6
この個体は赤い星が極めて鮮やかだった。後翅が少し破れていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO1600 )
013_240906168 X900 〇舞岡公園 カラタチ RX10M4.jpg 13.カラタチの実が色づく
瓜久保の家の入り口で白い花を咲かせていたカラタチの実が黄色く色づいていた。カラタチの実は生では食べられないが、果実酒の材料として利用されるそうだ。また、カラタチの実を砂糖やはちみつでジャムにすることもできるという。カラタチの果実は枳実(きじつ)と呼ばれ、健胃作用などがあるとされている。また、成熟直前の果実を輪切りにしたものを枳殻(きこく)、未熟果を乾燥したものを枸橘(くきつ)と呼び、薬用として利用されるという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO160 )
014_240906170 X900 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 14.瓜久保の田んぼ
古代米などが実る瓜久保の田んぼには、今年も案山子が作られた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4 1/1250秒 9mm ISO500 )
015_240906017 X900 〇舞岡公園 フヨウ WG7.jpg 15.フヨウ(芙蓉)
フヨウ、ムクゲ(木槿)、オクラ(秋葵)は同じアオイ科で、同じような形の大きな花を咲かせる。ハイビスカスも同じ科だ。ハス(蓮)はハス科である。

RICOH WG-7 5-25mm f/3.5-f5.5 約20 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/125秒 5mm ISO125 )
016_240906171 X900 舞岡公園 RX10M4.jpg 16.コスモス(秋桜)
狐久保へ入る道の手前には、コスモスやヒマワリが植えられている。ところが今年は、ヒマワリも僅かしか咲いていなかったし、コスモスも茎ばかりが伸びて花の数は少なく、元気がない。暑さの為だろう。Chat GPTに尋ねてみたところ、コスモスは比較的涼しい気候を好む花で、通常は秋の涼しい時期に見ごろを迎える。しかし、暑さが長引くと、成長や開花にストレスがかかり、花が少なかったり元気がなかったりすることがあるとのこと。これから秋が深まっていくと元気を取り戻すのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO320 )
017_240906172 X900 舞岡公園 ハス RX10M4.jpg 17.ハスの蕾
古民家と古谷戸池の間で、ハスの蕾が大きくなっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 51mm ISO500 )
018_240906175 X900 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 18.キタテハ夏型♂ -1
羽化したてのようなきれいなキタテハが現れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO1600 )
019_240906176 X900 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 19.キタテハ夏型♂ -2
裏面も夏型の特徴そのもである。私は普通種であるこのキタテハの赤銅色の秋型が好きだ。AIに尋ねてみると、「暑さが続くと、食草や花も乾燥してしまい、チョウが食べる蜜や幼虫が育つ植物が減少することが、チョウの数に影響を与えている可能性もあります。さらに、チョウの幼虫が成長するためには適度な温度と湿度が必要です。高温が続くと幼虫が育ちにくくなり、成虫のチョウの数が減少する原因になることもあります。」という回答があった。11月にかけて、私の好きな赤銅色の精悍な秋型が昨秋同様に多く見られるかどうか気がかりである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO1600 )
020_240906177 X900 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 20.谷戸の案山子
谷戸の田んぼに新しい案山子が立った。ミツバチをテーマにしたなかなか良く作られた案山子だと思う。今年も案山子祭りが行われるが、今週の土曜日9月8日までに作成して、9月14 日(土)~10 月 13 日(日)に人気投票が行われる。今年は暑さのため案山子の作成作業が滞っているのではなかろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 13mm ISO250 )