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Studio YAMAKOで“イロハカエデ”が含まれるブログ記事

2021年5月11日

タニウツギの花は咲いたか 舞岡公園 4月27日

新型コロナウィルスの変異型が複数現れ、なかでも感染力が強いというN501Y変異があるイギリス株ウイルスが増加してきている。インドではここ数日連日30万人以上の新規感染者が出ているが、そのインド型変異ウィルスも日本で見つかっている。大阪はもとより、東京の新規感染者数も毎日、前の週の同じ曜日の感染者数を上回ってきていて、関東では、先に令和3年4月20日から令和3年5月11日まで、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の指定地域で、まん延防止等重点措置が実施されていたが、とうとう東京都、京都府、大阪府、兵庫県で  令和3年4月25日から令和3年5月11日まで三度目の緊急事態宣言が発出された。私も5月の連休明けに北海道へヒメギフチョウの写真を撮りに行こうと、飛行機、宿、レンタカーの予約を済ませていたが、中止を決めた。
 そんな中だが、4月27日、舞岡公園へ、タニウツギの咲き具合や、モンキアゲハやナガサキアゲハは飛んでいるかどうかを見に出かけた。

1.カエデの実
竹トンボの形に似た小さな赤い羽根のようなものが見える。イロハカエデの花かと思ったが、花は既に終わっていて、これは実なのだ。実は翼果で、花が咲いた後にプロペラ付きの実ができる。翼はほぼ水平に開く。秋には茶色く色づく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO200 ) 露出補正 なし
001_210427001 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
2.タニウツギの花
4~5年前には、南門の手前に2本のタニウツギの木があり、ゴールデン・ウィークの頃には、花が咲き、モンキアゲハやナガサキアゲハが飛来していた。ところが数年前に2本とも花を付けなくなってしまった。大きい方の木は枯れてしまったが、小さい木の方は、昨年ごろから再び花を咲かせるようになった。しかし、まだ、黒いアゲハたちが飛来するのを見ていない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO250 ) 露出補正 なし
002_210427006 X800 タニウツギ 南門 舞岡公園 RX10M4.jpg
3.咲き始めのタニウツギ
長久保池の傍にもう1か所、タニウツギが咲くところがある。ここの木は高さが3mほどあり、見上げるところに花が咲く。まだ咲き始めたばかりばかりであるが、そこに小さなキアゲハが止まっていた。回り込んで撮ろうとしたところ逃げられてしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 26mm ISO160 ) 露出補正 なし
003_210427105 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
4.ガビチョウの夫婦
夫婦かどうかは定かではないが、2羽のガビチョウが飛んできて、茂みの枝に止まった。仲睦まじそうに見える。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1000 ) 露出補正 なし
004_210427017 X800 〇ガビチョウ 舞岡公園 RX10M4.jpg
5.古民家
小谷戸の里は端午の節句を迎える準備がされていた。前庭には鯉のぼりが泳ぎ、主屋には五月人形が飾られていた。ゴールデン・ウィークは、まん延防止等重点措置が実施されている。残念なことだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/200秒 12mm ISO3200 ) 露出補正 なし
005_210427022 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
6.カキツバタ(杜若)
古民家の裏庭に咲いているカキツバタだ。アヤメ(菖蒲)、ハナショウブ(花菖蒲)とよく似ている。アヤメとショウブ(正しくはハナショウブ)はユリ目アヤメ科だが、このカキツバタはキジカクシ目アヤメ科だそうだ。この3つの花が咲いているのを見ると、「アヤメが咲いている」と言ってしまう。しかし、花びらの付け根で区別できる。すなわち、アヤメは網目状、ハナショウブは黄色、そしてこのカキツバタは白い筋がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
006_210427027 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
7.アオスジアゲハ
これほど舞岡公園にチョウが少ないと思ったことはない日であったが、やっとカッパ池に入る道でヒメジオンにアオスジアゲハが飛来した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_210427035 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg
8.アオスジアゲハ 開翅 -1
道から休耕地を見下ろすように撮っている。たまたまだが見事に開翅したところを上から撮ることが出来た。発生初期なのだろうか、とてもきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_210427048 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg
9. アオスジアゲハ 開翅 -2
開いた翅に陽を浴びて、青緑色の模様が輝いて見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_210427049 X800 △舞岡公園 RX10M4.jpg
10.アオスジアゲハ
春の定番の場面だ。アオスジアゲハはヒメジオンの花が好きだ。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_210427055 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg
11.休耕地のツマグロヒョウモン
谷戸に広がる、蓮華の花やタンポポが咲く広い休耕地を、自由に飛び回るツマグロヒョウモン♂。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_210427071 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg
12.南の丘
ねむのき休憩所という小高いところがある。最近整備され、新しい木枠で固めた階段が出来ている。そのわきに1本のツツジの木があるが、その花に黒いアゲハの姿が見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO500 ) 露出補正 なし
012_210427102 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
13.ジャコウアゲハ♂ -1
ジャコウアゲハの♂がツツジの木の周囲を旋回していたが、いっこうに花に止まろうとしない。しばらくして、飛び疲れたのか近くの葉の上に静止した。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし  
013_210427094 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg
14.ジャコウアゲハ♂ -2
結局、この日見かけた黒いアゲハはジャコウアゲハの♂2頭のみだった。モンキアゲハ、ナガサキアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハは姿を見せなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
014_210427087 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg
15.モミジの新緑と紅葉
手前に見える紅葉はノムラモミジの新芽だ。新緑の時期に真っ赤な葉が目を引くノムラモミジは、春は暗紫色、夏は深緑色、秋は紫紅色と変化するのだ。周囲の新緑のモミジははイロハモミジで、別の株である。コロナが忌々しいが美しい季節だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 129mm ISO800 ) 露出補正 なし
015_210427108 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg


2021年5月 3日

ウスバシロチョウを撮りに 4月22日

南足柄へ行くのは例年は5月に入ってからであるが、今年はチョウの発生が早いようなので、4月22日に出かけた。晴れていて気温も高く、絶好のコンディションと思ったのだが、チョウの個体数は少なかった。ウスバシロチョウは、午前中5~6頭の個体を見るのだが、全く撮影のチャンスを与えてくれない。
 ツツジは咲いているのだが、そのツツジの花に来る黒いアゲハたちも少ない。カラスアゲハを見ただけだった。目撃したカラスアゲハは、新鮮な♂だったので、まだ発生最盛期には至っていないようだ。時期尚早だった。

1.ヤマガラ
地蔵堂の駐車場に着いた。歩き始めようとすると野鳥の鳴き声がした。樹上を見るとシジュウカラがみえた。もう一羽いた。それがこのヤマガラだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
001_210422008 X800 ◎ヤマガラ 地蔵堂 RX10M4.jpg
2.モンシロチョウ♂
めぼしいチョウは姿を見せない。アブラナにはモンシロチョウが多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 160mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_210422014 X800 ◎夕陽の滝 RX10M4.jpg
3.キュウリグサ(胡瓜草)
足元を見ると、直径約2mmの淡青紫色の花が咲いていた。日本全土の路傍や庭などに多い高さ15〜30cmの雑草である。和名は、葉をもむとキュウリのようなにおいがすることに由来するという。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_210422149 X800 キュウリグサ 夕陽の滝 D5300 TAMRON 90.jpg
4.カキドオシ(垣通し)
wikipediaによれば、和名のカキドオシは生け垣の下などで、隣接地から垣根を突き抜けるほど、勢いよく伸びてくる様子に由来するという。別称は、小児の癇の薬にする薬草にするところからカントリソウ(癇取り草)、カンキリソウ(癇切り草)といわれるそうだ。マクロで撮ったら、ピントの深度が浅くなり、下手な写真になってしまった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_210422155 X800 カキドオシ 夕陽の滝 D5300 TAMRON 90.jpg
5.ノムラモミジ
手前の赤い葉を付けたカエデは、その後ろに立つやや大きな黄土色の葉を付けたカエデの木の折れたところから、ひこばえのように生えている。この季節に紅葉したような葉を付けるのはノムラモミジといい、イロハカエデの園芸品種で、オオモミジの変種という説があるそうだ。赤い葉も、後ろの大きな木の黄土色の葉も、葉はオオモミジの葉に似ている。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 25mm ISO160 ) 露出補正 なし
005_210422030 X800 夕陽の滝 RX10M4.jpg
6.スジグロシロチョウ 春型♀
舞岡公園などへ行くとスジグロシロチョウはモンシロチョウより数が多いと思うのだが、ここではアブラナの花にモンシロチョウもスジグロシロチョウも同じようにやってくる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 143mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_210422039 X800 ◎夕陽の滝 RX10M4.jpg
7.ラビットアイブルーベリー
2日前に府中市郷土の森博物館(公園)で見たばかりだったので、種名の見当はついた。ツツジ科だそうだ。また紅葉が綺麗なことも特徴という。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_210422156 X800 ラビットアイ・ブルーベリー 夕陽の滝 D5300 TAMRON 90.jpg
8.ツマキチョウ♂
ツマキチョウが珍しい花に止まった。ジンチョウゲに似ているが、調べて見たところコショウノキのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
  プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190mm ISO250 ) 露出補正 なし
008_210422043 X800 夕陽の滝 RX10M4.jpg
9. ツマキチョウ♂ 飛散
次の瞬間、飛び去ってしまっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
  プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190mm ISO200 ) 露出補正 なし
009_210422044 X800 △夕陽の滝 RX10M4.jpg
10.カラスアゲハ♂
夕陽の滝の駐車場に植えられたツツジの花に、黒いアゲハが飛来した。落ち着かずに花から花へと飛び回っていて、なかなか捉えられない。破損のないカラスアゲハの♂だった。まだ、発生初期のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
  プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 76mm ISO1250 ) 露出補正 なし
010_210422045 X800 △夕陽の滝 RX10M4.jpg
11.ムラサキケマン(紫華鬘)に来たツマキチョウ♂
ウスバシロチョウのいそうなところを何回か、行ったり来たりして歩いていると、ツマキチョウはがムラサキケマンの花で吸蜜していた。ここいらで、ここは切り上げて、大雄山最乗寺へ移動する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
  プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_210422061 X800 〇ムラサキケマン 夕陽の滝 RX10M4.jpg